脚本:櫻井武晴 監督:大井利夫
ゲスト:渡辺哲 西田健 山口美也子 西尾まり 二瓶鮫一 大高洋夫
右京、薫、たまきは、美和子がどうしても来てみたかった、というレストランで食事をしていた。世界的なグルメガイドで唯一日本のレストランで三ツ星の評価を受けた高級店だ。味にはうるさい右京もさすがに感心しきりだったが、薫は黙々と食べるだけでイマイチの様子。そのとき男女2人ずつの客が店へやってきた。
なにやら生け花の次期家元をめぐって言い争っている様子だったのだが…。
脚本:櫻井武晴 監督:大井利夫
ゲスト:渡辺哲 西田健 山口美也子 西尾まり 二瓶鮫一 大高洋夫
右京、薫、たまきは、美和子がどうしても来てみたかった、というレストランで食事をしていた。世界的なグルメガイドで唯一日本のレストランで三ツ星の評価を受けた高級店だ。味にはうるさい右京もさすがに感心しきりだったが、薫は黙々と食べるだけでイマイチの様子。そのとき男女2人ずつの客が店へやってきた。
なにやら生け花の次期家元をめぐって言い争っている様子だったのだが…。
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これは傑作ですねえ… 凶器が意外でしたし、薫ちゃんの絡み方が面白かった。
先日再放送をみました。本当に面白かった!
今の「相棒」にはこういう面白味がないような気がしました。
しかしグルメ評論家はあんな感じなんですかねえ?そうでないと店の星を増やしたり減らしたり出来ないでしょうね。
この作品は「面白い」
薫ちゃんの神の舌!味覚の鉄人ですな。
こんばんは。今回も傑作だと思います。絶対音感を持っている人がいれば、今回の薫ちゃんみたいに絶対味覚(?)を持っている人もいるわけで結局それがヒントになって事件を解決に導いたから、右京さんには薫ちゃんみたいな相棒がやはり必要なんだと改めて思いました。まぁ私が言う事ではないですが個人的にグルメ評論家が評価するレストランにはあまり行きたくないですね。味はそこそこのくせにやたらと値段が高いし、それに評論家が評価した店じゃなくてもみなさん自分が美味しいと思う店は人それぞれあると思うし、グルメ評論家が三ツ星つけたからと言ってその店に行きたいとは私は思わないですね。
一見、場違いな人物がグルメ評論家だったとは、やられました^^;もしそうでなければシェフが犯人というストーリーは成り立たなくなる。そういう意味でも視聴者の裏をかいたなかなかいい作品だったと思います。
そういえば、シーズン2のオープニングの映像も音楽も大好きなんですが、やはり私の大好きな〝アイボー〟という野太い男性の声、シーズン1だけでしたか…残念…本題ですが、まさか冷凍イカとは…驚きました! 脚本家さんよく考えましたね。流石!そして薫ちゃん、そのイカ食べちゃった~(爆笑) 殺されたグルメ評論家、同情の気持ち沸きませんでした。食事の態度も悪いし、言葉使いも悪いし、シェフに同情しましたよ。私が一番笑えたのは、中盤、右京さんが華道家の人達一人一人聞いていくとき、右京さんがシツコいので、薫ちゃんが゙また!゙って言った所です。とにかく私ツボにハマりました。何度見ても大爆笑…是非見て下さい、見ればわかります、可笑しさが…此方の回シーズン2ではベスト3に入りますね~連投失礼しました。
いつもシェフは冷凍イカを持ち歩いているのかな?
京都や大阪でミシュランガイドに載ることを拒否または保留したお店が多かったのは、「星に振り回されたくない」という思いからなんだろうなとこの話を見て思いました。
実際にも三ツ星から二つ星に減らされたお店のシェフが自殺されています。銀行の貸付も星の数で左右されるとも聞きます。
料理人の方々にとって星とは料理人としての人生最高の称号であり、誇りなのでしょう。だからこそそれを失ったときの絶望が大きいのだと思います。
今回の舞台となったお店は被害者だけでなく他のインスペクターからも二つ星に下げたほうがいいという評価を受けていました。
ですが失った星をどんなに時間がかかっても取り戻せる可能性は、わずかでも残っていたのです。インスペクターを殺害してしまったことで、その可能性すらも、シェフは失ってしまったのです。
インスペクターはこじれてしまった家元問題を美味しい料理を食べてもらって円満に解決しようと、関係者たちをこの店に連れてこられました。彼個人としてはこの店の料理が好きだったかもしれません。
シェフが星にこだわりすぎたために、この事件が引き起こされたように感じます。
今日から始まったseason2再放送、まずはこの回からです。
初回、2回、これとDVD は以前に撮ってあったので今回は再試聴です。しかし何回観てもやはり面白かったです。
カモフラージュとは言うものの、絶対に違うだろうと思っていた人が実は評論家だったりと、また殺害した凶器が「冷凍イカ」だというのも斬新ですね。
あれで殺されたんじゃあ評論家のおじ様もさぞや無念でしょう。
しかもそれを亀山くん、食べていて味がわかるなんてね(笑)。
味覚の鋭さと男女の恋愛の事に鋭いのは右京さんのお墨付きでしたね。
あとは、たまきさんの弱点がカミナリだと言う事と、右京さん亀山くん以外のレギュラー警察関係者の出番がまったく無かったのもseason初でしたね。
それ以外の事は上記のくりんさんのおっしゃる通りだと僕も思います。
明日はまだ僕、持っていない「消える銃弾」ですね。
非常に楽しみにしてます。
season2は大好きな作品ばかりです。
それそれのキャラが確立されたseasonでもあると思います。
芹沢さんが登場されたのもこのseasonからではなかったでしょうか。
薫ちゃんの味覚の優秀さは、このあとも事件解決に繋がった話が多いですね。
明日の「消える銃弾」も面白いですよ。
意外な人が犯人でビックリでした。
>ポプラさん、本当に有り難うございます。
season2の頃の作品は僕もまだ全部は観ていませんが、
ほとんど名作ばかりだと聞いています。
楽しみですね。あと次の作品ぐらいから芹沢くんが出るそうな?
聞いたところ、女刑事とペアで行動しているそうですね。
エンドロールにも名前が無いと言う事らしい。
気になってしまいます。それから捜査一課がまったく出ない話はこの回の後は「消えた死体」もですね。なんかワクワクして来ました。
早く全部コンプリートしたいですね。
>追記、
氷点下の世界ではバナナで釘がうてると言いますが、
冷凍イカでも凶器として使えてまた、処分も簡単ですね。
食えばいいんだから(笑)。まさか体の中まではルミノール反応は出ないでしょうし。
血が混じってしまうから。
ファンの間では「イカ」で通用するこの作品ですが、これほどの本格ミステリーは相棒においても希有ではないでしょうか?前半に展開されたエピソードがすべて最後の答に収斂していく様、そしてすべての手がかりを前もって提示し後から加えないフェアネス。ベリーベストだと思います。
凶器のイカを食べた薫ちゃん!びっくりしました。後芹ちゃんも捜査一課に入りました。
おはようございます。
重富さん、
差し出がましい様で申し訳ありませんが、この回には芹沢君はおろか捜査一課すら登場しませんよ。
芹沢君は次の「消える銃弾」からの登場なので、何か勘違いをされたのではないでしょうか?
後、この場をお借りして。
ピエールさん。
その他の欄で生意気な事を言ってしまい、随分と不快な思いをされた事と思います。
大変申し訳ありませんでした。
過去にこだわり過ぎていた自分も変だったのかも知れませんね。
時代は変わって行くものだから、新しく違う世界の相棒を創り上げるのも一つの手段かも知れないでしょうね。
ただどうしても新規参入させるのであるならば、僕は僕の好きな脚本家の長坂秀佳さんが良いですね。
「特捜最前線」「快傑ズバット」は好きで良く観てましたから。
まぁあ、無理な話でしょうけど。
館モノが好きなのでおもしろかったです!
最後の夜空の星はインスペクターの星とかけてるんでしょうか。
はじめまして
はじめて、イカ回を見ました。(再放送では初回放送になるので、今迄見逃してました。)
意外な凶器&被害者の正体を楽しむ回と思います。
でも、今、この作品を放送したら・・・
・三ツ星シェフが冷凍イカなんか使うわけねぇだろ!
・ガイシャがなんで、店から電話かけたのよ?
・結論、櫻井、衰えたな
って、なりそうな気がします。
最近、変に相棒のハードルが上がって、結果的に面白さでねじ伏せる回が減った
気がします。ウィンパテオルみたいな、強烈な回って、もう作れないのでしょうか。
「グラス・バニールご存知ですか?」
インスペクターというのは調査員の意味ですね。仕事の内容は違いますがたとえば帝国ホテルなどではゲストが利用した客室の清掃の後インスペクターという「掃除後の見聞役」が来て100以上のチェック項目にしたがって清掃のレベルが合格かどうかを検査するんだそうです。でもよりにもよって渡辺哲さんに英語喋らせることもないって思うんだけど。でもまさかこの人がって役にはぴったりでしたね。
「星ってあんなにきれいなんですね。」
星に人生をほんろうされた人のつぶやきでした。
ネタ回としてもミステリーとしてもよく出来ていて素晴らしい作品です。
ちょっとコナンっぽい雰囲気も感じる。
右京さんの博識ぶりが発揮されているのもとても良いですし、実はグルメ関係のインスペクターだったという大曲幸吉役の渡辺哲さんやシェフ役の大高洋夫さんなどもとてもハマリ役。
なぜシェフが冷凍イカを持ちながら歩いていたのかは
色々と謎ですが。
それでもその冷凍イカが凶器で亀山くんが口にし、味わいに違和感を覚えたことが事件解決のカギになったというのはとても斬新かつ衝撃的でありながら同時に笑ってしまいます。
とはいえ自分自身がもし亀山くんのように「ついさっき食したものが人を殺害した凶器を調理したものだと知ったらかなりトラウマになってしまいそう。」という恐怖感も覚えます。いくらシェフが血液を洗い流していたとはいえ。
他にも右京さん、亀山くん、美和子さん、たまきさん、そして他の方々とのやりとりもとても印象に残る。
最後も少し悲しい終わりかたでとても相棒らしく何度観ても面白いエピソードのひとつだと思います。
高級レストランに冷凍イカがあって、それをたまたま持ち歩いていたシェフがグルメ評論家を殺害とカオスな事件。薫ちゃん以外の誰かも凶器のイカを食べてたらさらに面白い反応が見れたろうに。
一種の伝説回、33分探偵も多分この話をネタにしていたと思われる回があります
ただ、普通に面白い話でもあると思います。初期相棒のガバさは確かにありますが
華道の当主争いというミスリードは初めて見た時はやはり引っかかりましたし
渡辺哲さんの「いや~今日の飯上手いよシェフ」と言うシーンとか、何気ない演技が凄く心に残ります
「二時間サスペンスみたい」「二時間で解決すればいいけど」みたいなネタもクスリと来ちゃいますね
冷凍イカが目立ちますが、形の無い物に翻弄された面々といったところが中々どうして面白い
色あせない名回だと私は思います
インスペクターというのは元来は「調査員」なんですね。帝国ホテルでは部屋のクリーニングの後インスペクターという人間が客を入れる前にその部屋に入り40項目からなるチェックポイントをチェックしていくんだそうです。そしてミシュランで一つ忘れられない話があります。現在はロンドンで成功されている荒木水都弘さん、銀座で「寿司あら輝」という店を出して初登場で三ツ星を取り話題になったお寿司屋さん。
ミシュランは最初いくつ星をとったかというのは明かさないようですね。荒木さんのところには「このたび貴店が星を獲得いたしました。つきましてはその表彰を含めたレセプションを開催いたしたく奥様同伴で参加ください」という通知がくるんだそうです。荒木さんも最初「星に振り回されたくない」という思い、そもそも外国人に微妙な白身の魚の味の差がわかるのかなどとどうも評価基準がはっきりしないような気がして返事を先延ばしにしていたら今度は催促がくるようになってしまった。それで銀座に出す前、上野毛でお店をしていたころからの常連の客に相談したんだそうです。そしたらその客が言うには「お前にいつも協力してくれている仲買が喜ぶんだからもらっとけ」って言われたんだとか。荒木さんは「僕は考え違いをしていた。この寿司やにくるマグロは家を何日もあけて遠くヨーロッパにまでマグロを追いかけている漁師さんがいて、その漁師さんが水揚げした港からマグロを築地に運んでくれるトラックの運ちゃんがいて、凍ったマグロの尻尾の断面だけからマグロの程度レベルを吟味してくれる仲買人がいてはじめてこの店にマグロがやってくるんだ。こんな大事なこと俺だけで判断していいわけなかったんだ」って思ったんだそうです。その客というのがあの北野武さんなんですが、武さんからはこうも言われたそうです。「人間育ててこそ一人前だぞ」って。
櫻井さんはこの後シーズン3でもワンシチュエーションを書いてますが、どちらもゲスト俳優さんたちがなぜか小劇場の舞台演技のようなやや大げさな演技をしています
相棒は基本的に毎回殺人を扱う重いドラマなので、たまにこういった軽妙な話も必要だということなのでしょうし、それに合わせた演出なのだと思います
そう思って軽い気持ちで見ると、ちょうど良い塩梅の内容です
右京さんが凶器になる冷凍イカを冷蔵庫に見つけたということは、晩餐会参加者の人数分以上のイカが揃っていたということなので、なんで凶器に使ったイカを料理に使ってしまったのか謎です。解凍が間に合わないと考えたのでしょうか?一流シェフが冷凍イカを使うかと言う疑問の方は、一旦冷凍するところに意味があるとか、冷凍ものを使ったところに味が落ちる原因があったとか、色々考えられます。薫ちゃんのイカの残し方が両端なのは、美味しくなかったので硬いところを残したと考えられますが、結果的に凶器の握りと刃先が証拠品として残ったわけですね。
たった10人の登場人物の中、右京さんの観察眼と推理がさえた作品だと思います。
エトワールなるグルメガイドはフランスの建設会社が発売しているグルメガイドで、日本のインスペクターの大曲幸吉さんは、建設会社勤務というのもよくできています。
まだ、日本版のミシュランガイドが発売される数年前の作品ですが、将来起こりえるかもしれない星(評価)の増減を問うお話ですが、作中、「星が減る(評価を下げる)事で自殺したシェフがいた」という話を聞くと、飲食店にとっては相当な死活問題なのですね。
本作の話の中心は、やはり、凶器のイカを食べた亀山さんでしょうか。下処理の不備で他の3人と違い、イカがおいしくなかった。美和子さんには怒られましたが、亀山さんの味覚の優秀さは、この先何度も事件解決のために役立つわけですが。とはいえ、凶器を食べた亀山さんのショックは大きいと思います。
ただ、シェフも大曲さんを殺害し、(店の評価を下げられた直後もあって)冷静さを失ったものと思います。それが、結果的に調理の不備を抱えたイカ料理の提供につながったのだと思います。
作中気になった事ですが、エトワールのグルメガイドに書かれている、オーベルジュ・ド・コーズカの項目に、総武流山電鐵(現:流鉄)流山駅からタクシーで20分と記載されているのに、住所は東京都青梅市になっています。
渡辺哲さん演じる建築会社勤務・大曲幸吉に不謹慎ながらハッキリ言わせてもらうが、英語を話せる日本人はアナタだけなのですか、そういう他人を見くびった考えだからああいう結末を迎えるのですよ(もっともこの場合は過失致死だが・・・というより犯人にはまず結果的に凶器になってしまった“ある食材”を置くべきだったと言いたい)。
考えてみたら薫と美和子の会話で出てきた建設会社が出してる世界的なグルメガイド、幸吉はここのインスペクターという意味ならまあ納得というべきなのかな。
だた薫には悪いがフランス語を読めないのは当たり前どころか傑作だったw。
Season21でイカ推しが続いたので再視聴してみた。
イカのインパクトが強すぎて、ちょっと「ネタ回」扱いされたりもしてるけど、
クローズドサークルのミステリーとして王道中の王道。傑作です。
関係者全員に殺害動機があり、犯行があったときにそれぞれが席を離れる思わせぶりな展開。
被害者の意外な正体と、意外な犯人。そして意外過ぎる凶器。
ネタ的には、
美味しいと無口になる亀山に対し、たまきの「うちのお店ではよくしゃべってるわね」。
そして皆が押し黙っちゃうところがツボ。
★★★★★
調理場でのシェフの行動見ていると犯人ぽいなぁと感じた。
その前の杉下さんの席を立った順の確認や、ギャルソンが移動したのは視聴者に、怪しませるためですね。
・椅子に左から座る
・グラス・ア・ラ・バニーユはアイスクリームのこと
初めて知りました。
たまに見たくなるイカの回。
まさかのseason23でもイカがちょっと出てきて笑ってしまいました。
初期の代表的迷作!