脚本:櫻井武晴 監督:和泉聖治
ゲスト:前田愛 内田朝陽 河原さぶ 小野武彦
美和子と待ち合わせていた薫は、男から金をもらってホテルへ行こうとする女性を拘束した。その女性は北海道警が売春と売春斡旋で逮捕、公判を前に逃亡していた女性だった。札幌地検へ沙雪を送り届けることになった薫だったのだが・・・。
脚本:櫻井武晴 監督:和泉聖治
ゲスト:前田愛 内田朝陽 河原さぶ 小野武彦
美和子と待ち合わせていた薫は、男から金をもらってホテルへ行こうとする女性を拘束した。その女性は北海道警が売春と売春斡旋で逮捕、公判を前に逃亡していた女性だった。札幌地検へ沙雪を送り届けることになった薫だったのだが・・・。
おもしろい。亀山が女性を札幌に連行した際、お礼に北海道警察からススキノでカニをご馳走になるが、あのような予算は道警にはないと思う。裏金はこういうことに使われたのではないか。また、札幌駅のプラットフォームのシーンで、列車の案内表示板が(新千歳空港行きの)快速エアポートと(学園都市線の)あいの里公園行きが並んで映っていたが、今はない。あんな時期もあったのかなあ。
訂正します。今回札幌駅で確認したところ、学園都市線と函館本線が並んで案内板に表示されていたことから、このシーンも問題ないと思います。考えてみれば、このシーンのためにありえない組み合わせの案内板の表示の組み合わせを作るなんて、そんな意味のないことするのはありえない。私としたことが迂闊でした。
この作品は「面白い」
久しぶりに札幌駅に行きました。この作品に出てくる見舞いに来た美和子を亀山薫が札幌駅で見送るシーンに間違いはありませんでした。札幌駅7番ホームからは、学園都市線あいの里公園駅行きも新千歳空港駅行きのエアポートライナーも函館行き特急大空も出ます。この作品と続編の白い罠は、シーズン2中の白眉ではないかと思います。(並んで神隠しも。)ゲストの小野武彦さんの演ずる工藤刑務官はすばらしい。主演の水谷豊氏が芦別出身のせいか、初期の相棒には北海道を舞台にした作品が多いが、これと続編はその中の最高峰かと思います。できは5/5です。
念願の北海道編、前編の再放送が先程終わりました。後編を観てみない事には何ともコメントしがたいですが、なかなか面白かった前編です。
小野武彦さんの演じる工藤さんが後編でどう絡むのか?また沙雪ちゃんと一緒にいた青年も何かありそうな感じですね。
明日も楽しみです。
若杉栄一くんもタクシー運転手役で登場してましたし、途中で浅倉さんの死刑宣告の回想シーンが出たり、随所の小業が嬉しいです。
あと余談ですが、沙雪役の前田愛さんてどこかで見た事あると思ったら、「はみだし刑事」の柴田恭兵さんの娘役の女性でしたね。忘れていました。
また明日、後編でコメントさせて頂きます。
エンディミオンさんへ
自慢になっちゃうと思いますが、お許しを。「はみだし刑事」スペシャル以外全てダビングしております。ものすごい大好きです。「はみだし刑事」。柴田恭兵さんの娘役で出演しておりました。なんか好きなドラマの名前を聞くとワクワクして、ついコメントしちゃいます。ここは相棒のコメント場所なのに。たまにはいいですね。違うドラマのコメントも。
明日の相棒(後編)楽しんで下さいね。
気を失った亀ちゃんを発見したのは、若杉栄一さんと右京さんだった。北海道に護送している女性を道警に身柄引き渡したときに起きた事件でした。びっくりしました。
気を失ったことで、内村部長が上司として責任があると指摘を受ける右京さん。
今年1月に録画したテレ朝の再放送を見ての感想です。
あれで父親が死刑はないだろうって思いました。
計画的じゃないし、銃を手入れするのに実弾入れたままって
そもそもありえません。
結果的に二人殺害したとしても、あれで死刑はなくて、
せいぜい懲役20年くらいだろうと思います。
前半のコミカルなタッチが楽しめました。出張から無断で帰ってこない、宿泊先に上司が赴いて調べてみると、ホテルから風俗店に片っ端から電話した形跡がある、「ああ、亀山薫もこれまでか・・・。夜の札幌の魔力に取り込まれてしまったか」と思わせるようなところが面白いです。美和子さんの「どういうこと?」という追及に、右京さんが薫の弁護をするかと思いきや、しないで放置するのも、右京さんの悪戯心ですね。
でも、この騒動のとっかかりはやっぱりいつもの薫の「信じたいんです」です。それが止まっていた加茂内追及、さらにその後の重い過去にけじめをつけていく話へとつながっていくわけですから。
そうそう、もう一つ。
エンディミオン さんが書かれている朝倉が回想シーンで登場するところ、たしか櫻井さんは朝倉ものは直接書いていないけど、さり気なくこういう他の脚本家の残してくれた印象的な人物やエピソードを混ぜてくれるところが嬉しいです。
北海道が舞台なので直接絡むことのない捜一トリオを顔見世で使ってくれたり、相棒ファンのことも考えてくれてるんですね。
本宮沙雪さんに関わる事件を解明するお話の第一弾ですが、売春斡旋の元締がホストの加茂内、黒幕が北川刑事でした。
美濃部刑事の自宅にて、北川刑事が同僚の美濃部刑事を自殺に見せかけた殺害に至ったシーン。おそらく、美濃部さんは、(加茂内殺害で)刑事の道を踏み外した事を説教し、せめてもの仏心から、別れの酒を酌み交わした後、自首する事を願ったのだと思います。それでも、反省せず(工藤さんにもけがを負わせた)、沙雪さんを傷つける言葉を浴びせる行為に、憤りを感じます。
kenさんがおっしゃった、病室での亀山さんが捜査のために集めた風俗店のチラシに、(浮気と錯誤して)怒る美和子さんと、何も弁護しない右京さんのやりとり、亀山さんが少し気の毒ですが面白かったです。
次作は工藤さんの「私は人を殺した」の意味と事実を知る事となりますが、どうなるのでしょうか。
若杉栄一さんがタクシーの運転手として再登場。
恩返しするように右京さんと亀山くんの二人に協力していました。
右京さんがタクシーの業界用語にはあまり詳しくない様子なのは意外でしたね。
そしてこの前編は本宮沙雪さんという少女の過去と遍歴が中心に描かれたエピソード。売春斡旋という問題もクローズアップされています。
長年 連れ添ってきた相棒 北川刑事が売春教唆を行っていた加茂内の裏で動いていた黒幕。
最後には北川刑事に殺害されてしまった美濃部刑事が
気の毒すぎました。
それでも反省せず、笑いながら沙雪さんに向けて傷つけるような言葉を次々と浴びせ続ける北川刑事は確かに人間としてひどすぎる。
工藤さんが死なずにすんだのが救いでした。
右京さんが来る前に単独で真剣に捜査していた亀山くんやはりとても人情深い優秀な刑事だと感じます。
沙雪さんの父親が死刑になってしまったという話を
浅倉と結びつけるのもとても上手い。
謎の男 工藤さんの正体が明かされるのは後編「白い罠」。
とても引き込まれる終わり方です。
最後に笑いどころとしてはやはり病室で複数ある風俗店のチラシを持つ亀山くんに怒る美和子さん。
そして右京さんが悪戯心で席を外し、美和子さんにアソコを攻撃されたっぽい亀山くんは確かに気の毒ですが笑ってしまった。