脚本:岩下悠子 監督:森本浩史
ゲスト:高橋長英、斉藤暁
柳瀬町の神社で白坂(白石タダシ)という男の他殺体が発見された。
偶然事件を聞きつけたたまきから連絡を受けた右京は薫とともに捜査に乗り出す。
聞き込みから白坂は殺される直前、同じ町内会のスズキと言い争っていたことが判明。
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実は隠れた名作だと思う。町内会の絆がすごい。
名作中の名作だと思います。本当に恐るべし町内住人たちの固い絆です。町内が結束すれば警察の捜査もごまかせるし、言わば完全犯罪も可能なわけですから。そしてモモカちゃん殺害の犯人も実は身近にいて気軽に町内の人たちと接していたというストーリー設定も現実の世界ではよくあるんですね。怖い世の中です。自分の隣にいる人は本当に大丈夫ですか?「隣は何をする人ぞ」を問いかけられてる気がしました。
この回のゲスト全員大好きです。まず、「踊る大捜査線」斉藤暁さん、相棒にたくさん出演している井伏豆腐店の奥さん、お茶屋を経営している奥さん。お茶屋を経営している奥さんってこの回とSeason7 第11話「越境捜査」にもご出演されていました。益岡徹さんゲストの回でしたね。益岡さんは偽刑事役でお茶屋を経営している奥さんは家政婦の役だったと思います。やぁ〜これは名作!Season5の中で一番好きな回です。前、相棒セレクションで再放送されてましたよ。関係ないんですけど、Season4第3話「黒衣の花嫁」とこの回って、ゲスト全員犯人でした。またまた関係ないんですけど、「黒衣の花嫁」第3話、「犯人はスズキ」も第3話。3話が一緒です。すいません。忘れて下さい。
最初はなかなか面白いと思って観ていましたが、
事件が真相に近づくにつれて、やるせない気分になりました。
ももよちゃんを殺害した犯人が実は身近にいて、地域住民たちと共に犯人捜しに何食わぬ顔つきで加担していたとは・・・。
それにしても堂本役の斎藤暁さん、最後は何かセリフが棒読みだったような?
あえてそうしてるのかな?
「科捜研の女」の日野役でも有名な方ですよね。
内藤剛志さんも風間トオルさんもゲストで相棒に出てましたね。
あとは沢口靖子さんがいつ相棒に出られるか気にはなります。
本題からそれましたが、最後の「花の里」でのスズキネタは結構、個人的には気にいってます。
追記、
「マジカルりりぃ」の変身ポーズをする美和子さん、
とってもお茶目で可愛いかったです。
町内会の団結力、その裏にある悲しい事件。
役者さんが皆上手な方ばかりで、すごく感情移入できるんですよね。
花の里も事件の一舞台になるし、マジカルりりいのような小道具の効果的な使い方も秀逸。
結末はつらいのですが、私もこのお話は好きです。
無事「犯人はスズキ」終わりました。これは名作ですね。
でも町内会の皆さんの絆、素晴らしい。私も柳瀬町が良い町になるように祈ってます。柳瀬町みたいな町行きたいです。亀ちゃんが子供たちに声をかけた瞬間、慌てて子供たちが防犯ブザーを鳴らして、焦った亀ちゃんの姿がかわいかったです。(笑)。もし子供たちに声をかけたのが亀ちゃんではなく右京さんだったら…でも右京さんは防犯ブザーを鳴らされても慌てず、落ち着いて対処するかな?(笑)。右京さんはどこへ行っても冷静なので、そこがまた凄いです。そして明日は「せんみつ」。うわー楽しみです。早く見たい!
一番最後のシーンであの男性が花の里に電話して予約していたので、
びっくりしました!右京さんと亀ちゃんのときにがくっときた。最高の名作品で私は大好きです。またいつか再放送してほしいです。
豆腐の好きな人に悪人はいない! のセリフがいい味出してますね!
皆さんがおっしゃるように、町内会の絆、その背景にある悲しい出来事、終盤の集会所内での、ももよちゃんの想い出話と、ももよちゃんの死から24年後に事件の真相にたどり付いた事、その結末が残念でなりません。
作中、お茶屋店主の田宮さんが、右京さんに案内をするシーンで、危うく自転車の二人乗りをしそうになりましたが、右京さんの「二人乗りはいけません」で、おおごとにならなくてよかったです。
それが本当だったらどんなにいいでしょう……が切ない
前回のコメントの時に詳しい内容を書かなかったので、今日はできるだけ率直な感想を書きます。今回の内容では、実に素晴らしい作品でよかったと思います。とくに、特命係の2人が地域密着型で捜査していくところがおもしろかったです。町内会を元気づけてくれた小学生の女の子が殺されたことで、町内会の人たちの心に大きな穴が空いたような気持ちでいっぱいでした。特に、犯人に対する気持ちが憎しみと悔しさと怒りが込められたものがたくさんありました。捜査一課の3人が途中のワンシーンで被害者の遺体を見つけてしまったところは、1番びっくりしました。普段なら先に特命係が被害者の遺体を見つけてしまうかと思ったら、よりによって捜査一課の3人が見つけてしまったのが、めずらしい光景を初めて見ました。ゲストに斉藤暁さんが出ていたけど、科捜研の女で有名な俳優が出ていることは、内藤剛志さんや風間トオルさんも出ていることも知っていました。とてもいい相棒の再放送の作品に恵まれて本当によかったです。
岩下悠子さんトップレベルの力作だと思う。
これは間違いなく隠れた傑作エピソードですね。岩下悠子さん脚本の回で一番すきかも。
まず何より架空の犯人をつくりあげることを提案した元警官でパトロール員役の斉藤暁さん、24年前に桃代ちゃんという娘の命を奪った白坂を殺害した町内会長役の高橋長英さん、豆腐屋主人役の丸岡奨詩さんにお茶屋主人役の田口主将さん、ドラマ相棒の常連である前沢保美さん、山本道子さんの女優コンビとベテラン俳優さんたちの演技が凄すぎます。
これだけでリアリティーが数段あがって視聴するたびこの話にひきこまれてしまいますね。
24年前の桃代ちゃんと町内会の人たちの微笑ましいやりとりや笑顔を見ると桃代ちゃんの命を自分勝手な理由で奪っておきながら何食わぬ顔で町内会の一員として犯人探しに協力していた白坂という男への怒りがさらに増幅されます。(白坂役の俳優さんの演技も絶妙に上手かった)
そんな白坂を桃代ちゃんの父親である町内会長が自らの手で殺害し、排除してしまったのは無理もないことだったでしょう。
しかしながら自分たちの住む柳瀬町をとても愛する町内会の人たちが結束して「スズキ」という人物が白坂を殺したのだと自己暗示をかけ
ることに必死になって、最後にはその作り出した想像が現実なのだと信じ込むようになってしまったのは、あまりにも切なかったです。
さらにはパトロール員の堂本さんまでもスズキという男として使った空き巣男を殺害することになってしまったのもまた悲しい。
とにかくやりきれない話ですが可愛い少女を守りきれなかった過去をもち、その後パトロール活動などで子供たちを見守りながら町を大切にしている人たちの心情を描いた秀作だと思います。
たまきさんと美和子さんのキャラ設定が存分に引き出されていたのもまた良かったですね。
ネタとしては「スズキ」という苗字が劇中でやたら連呼されたり(全員が言ったぶん合計で多分80回くらい?これは確かに頭がおかしくなってしまいそう)、
花の里でのオチでもお客様の名前として出てきたのがちょっと面白かったです。
「黒衣の花嫁」(Season4-3)のように、全員が共犯でしたみたいなストーリーかと思いきや、共犯ではあるけれど意外といい話。
本人は自首するつもりだったが、結局は罪を免れようとした町内会長、それに協力した町内会の人々に対して、右京も意外と優しい。
殺害動機には同情の余地はあるけども、罪は罪。もっと怒ってもよかったのではないかな。
皮肉なことに、白坂のおかげで町の平和は守られていたようです。
★★★☆☆
古畑任三郎の「灰色の村」と似てるようなトリック、でもこっちの方が好き。犯人は同情の余地があるから共同犯に対しむしろ感動的な一話だった(でも、江島さんは泥棒とはいえ殺されて可哀想)。
てっきり花の里は繁華街の裏路地にあると思ったら下町だった。