脚本:徳永富彦 監督:橋本一
ゲスト:中村繁之
米沢が見ていた鉄道マニア向けDVDに5年前に自殺した国土建設省の官僚・三島に似た男が映っていた。撮影日は三島の遺体が都内で発見される前日。しかもDVDに映っていたのは東京から60キロも離れた間宮村の駅。疑問を感じた右京は尊とともに国土建設省へ。
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先週に続き実に相棒らしいエピソードでしたね。
多少の強引さはあったものの、よくできていたと思います。
来週も面白そ〜!
ミネッコと広大先生が…(涙)
米沢さん、いい鉄道ファン感が出ていましたね。
今回、初めて米沢さんが神戸さんに対して、若干怒りました。
次回も期待しています!!
後味の悪さは、「相棒」らしくて良かったです。中村繁之クンが官僚〜?と一瞬思ったものの、結構サマになってますた(笑)。ただこのところずっと感じるのは、なんか三バカ大将が不自然と言うか…。亀チャンの時は全然そんなふうに見えなかったのに。そんなふうに思うのワシだけ? あ、川原さんも大谷さんも山中クンも大好きですよ、念の為。あと変な名前ですが、ワシも公式サイトの方で、よく削除されちゃうので(泣)。
社会派の事件か?と、思いきや、犯人の動機は、私欲!でんでんさんの演技は、すごみがあったので、がっかりにはならなかったけど・・・。
遺体の擦り傷は、冒頭で、つっこんでいたから、狭いとこに、落とされたとは思っていたけど、あんなところに、枯れ井戸が、あったなんてね!
面白かったけど、なんとなく、物足りなさも、感じました。
思った事を2点ほど
・転落死した場合、どのくらいの高さから落ちたかってのは判らないものなのでしょうか?枯れ井戸とビルの屋上じゃ高さ違うのでは?と思ったもので。
・米沢さんのオタクっぷりが久々に炸裂したのが良かったw次は花の里が見たい。
問題作だし、相棒らしい。
でんでんさんもいい。
でも一話完結しない、敵役というか、北条並みの大物がいて長期化しそうな問題があると、もっと凄みが増して、面白いと思うから、悪の大企業の社長とかで北大路さんとか、松平さんとか、出して欲しい。
陣川くんvs神戸くんも、正月にはみたい!!
ミスグリーンの回と同じように、哀しいながらも深い余韻が残るお話しでした。三島さんの関係者は、真相が分かって救われたでしょうね。
今回、楽しい場面も満載でした。内村部長の気持ちを現すような長〜いテーブル! 絡むイタミン! 神戸クンをコーヒー係りに任命したヒマ課長!
極め付きは、マニアそのものの米沢さん(何が面白いのか…なんて、神戸クン、地雷を踏んじゃいましたね〜)
神戸クン、「無視かよ〜、帰っちゃおうかな」っていうのも笑いました〜
今回は個人的に尊君の愛車が見られなかったってのが
ちょっと寂しい。
毎回、何で??どうやって?って疑問点が多く残るのですが、
「相棒」ってドラマは、そんな事に重点を置いてないんですね。
犯人の哀しい心理描写がメインテーマっていうか…
初心者に近い私は今さら気付いたのでした。
次回からは、視点を変えて見ます。
何となくあの「間宮」って駅まで列車で行ったのだと思っていたのですが
見直したら、神戸のGT‐Rで行ったようです。
駅のシーンでGT‐Rのボディの一部が映っていましたから。
間宮駅はマニアから思いついた架空の駅名でしょうか?
米沢さんが神戸くんに不快感を持たれた気持ちは私にはよ~くわかります。私も車窓からの風景が大好きで鉄道に乗る時も大抵窓側の椅子に進行方向に向いて座ります。立つ場合もドア側に進行方向に向いて立ってしまいます。電車の事まではわかりませんが車窓好きとしては米沢さんの気持ちはわかりますね。
このサブタイトルも好きだなぁ!
ラストの右京の何気ない言葉は穏やかですが、咲いた花を見て初心を思い出すんですよっ!と恫喝してるみたいでした…
再コメです。今回もストーリーの内容分析ではなく個人的思考な意見感想です。改めて米沢さんの鉄道好きには感心しました。ある意味で「殺人セレブ」の回の新犯人の旦那さんの上を行っちゃってる気がしました。しかも国民の税金から成り立っている警視庁の建物の鑑識課という部屋の中を自分の趣味に合わせて私物化している米沢さん、すっ、凄~い!!、凄すぎます!!刑事部長や監察官などに見つかれば間違いなくお目玉食らうでしょうね(笑)、勇気がありますよ、米沢さん。他にも虫博士だったり落語マニアだったり、さすがオタクの鏡です。私も経験ありますが車窓からの外を眺めての駅弁ってなぜか絶妙に美味しいんですよね、家で食べりゃあ何て事ない味なんですが。それと個人的に大好きなヒマ課長、そんなに特命の部屋でコーヒー飲むのが美味しいのかな~?あの部屋で?。隅っこの超せま~いジメジメした朝陽や西日が入るとかなり暑苦しくなるような感じの部屋の中で?。どの回か忘れましたがインスタントと淹れたてのコーヒーの味の違いがわからなかったし、「Wの悲喜劇」で誰もが微妙と賛した美和子スペシャルの料理を1人だけ美味しいと言ったり、ヒマ課長って一体なんなのでしょう(笑)。この回で特命のコーヒーセット役は右京さんの相棒となる人が行う事になったのでしょうね、ヒマ課長のためだけに、御愁傷様です(笑)。
米沢守役の六角精児さんも、鉄道ファンとして有名ですが、鉄道関連の趣味はそれなりにお金が掛かるため、他の趣味の方には、神戸さんのような感想(「(車窓の映像に)どこが面白いの?」と発言)を述べる方もいるのかもしれません。かつてのSeason4の「殺人セレブ」の犯人も、鉄道ファンでしたが、奥さんに理解されず、買い集めたグッズ等が勝手に売られて、悔しさと腹立たしい表情が印象的でした。
本作は鉄道のDVDから、事件解決の手掛かりになり、容疑者逮捕に至ったお話ですが、最近の鉄道DVDでは特別な事情が無い限り、プラットホーム上の乗客や駅員の顔を映さないよう、可能な限りの配慮(駅員や乗客の顔にぼかしを入れている)をしているようです。
そういう意味では、プライバシー保護が厳格化される以前の映像ゆえ、事件解決の手掛かりになったのかもしれません。
国土建設省から警視庁に抗議される事件が起きた、何度も右京さんや神戸くんまで来たので、相手も警察の対応に困っていたことがわかったからですね〜おとなしく離れ小島に帰れと言った刑事部長。確かに私もそう思う。
一見、善人そうに見える人間が実は私利私欲で犯罪に手を染めていた大悪人だったパターンは刑事ドラマでは良くある事です。
今回も最初から施設長が怪しいのでは?と何かあると思って見ていたら、やっぱりでした。
ただ、あの大きな枯れ井戸が三島さん殺害の犯行現場で、すぐに取り壊してその上に三島さんが持って来た植木を植えるなんて、残酷だな~と思って見ていました。
いつの日にか同期の片倉さんに少しでも死んだ三島さんの心がわかり、彼の残した植木を観に行く器量ができればいいのにと思いました。
しかし今は降格人事を受けてもほとぼりが醒めればまた元に戻る片倉さんに、この当時の神戸くんのそのものを意味しているかのようでした。
あとは、
・二階級降格したら役職が無い伊丹さん(笑)。巡査部長→巡査→一般市民か?。
・悪意のある3人(捜一トリオ)の気配に脅える米沢さん(笑)。
・鉄オタ度満点の米沢さんの魅力が良いですね。
・神戸くんを無視する右京さん(笑)。
ぐらいかな。
いささか無理があっても、また後味の悪い内容でも、良く出来た作品だとは思います。
久しぶりにシーズン8が再放送され嬉しい日々。
このお話も相棒らしいお話です。
マニアックな情報から事件を掘り起こし(杉下警部の常套手段)、普通の警察官が近寄りたくない場所でもお構い無し(笑)
今は懐かしい米沢さんの絡みもたっぷり。(これはシーズン16でも観たい)
主人公は相棒の話は聞かず、でもつかず離れずの相棒。
バランスが良く思えるんですよね、長いシリーズの中でも。
鉄道好きなビギナーに特にオススメな作品です。
五年前の事件の、再調査をする、キッカケを作った米沢さんに、拍手!ですね。
酷い事件、ひどい殺され方、三島さんが可哀想…
巨大な組織に刃向かえば、消されてしまう。
消されたくなくて、黙認している人は、沢山いるんでしょうね!
三島さんのように、勇気ある人は少ない、世の中かも知れません…
右京さんの神戸さんに対する素っ気なさ、何時も(笑)
第2話は、草笛さんの名演が光る回!
第3話は、錯覚のスペシャリスト自らが、人の心を錯覚してしまい、殺人!
S 8は、何度観ても、面白い…
失礼しました。
鉄オタでもある米沢さんが昼食しながら流していた車窓の映像が事件のヒントになる流れと
転落死が実は井戸で行われたものだったという部分が
とても印象に残っている回。
でんでんさん演じる施設長が三島さんを殺害した犯人というのは想像通りの流れ。
殺害動機も「三島さんのまっすぐな善意からくる行いで金を手に入れることができなくなってしまうから」というかなり酷いものだった。
施設に通っていた人たちも利用していたということで
右京さんももはや激しく軽蔑しているのかあまり激昂していませんでしたね。
真っ直ぐな正義感を持つ一人の人間が命を落とし、
不正を行う大勢の人間は生き残るという後味の悪いラスト。
組織と行動して変わってしまったとはいえ三島さんと親しかった片倉さんが右京さんに三島さんが持っていった花が間宮駅に植えられたことを伝えられて最後に見せた何ともいえない表情。
存分に引き出されている右京さんと神戸くんのキャラ設定。
などとても相棒らしい内容でseason8の第5話としてなかなか楽しめるエピソードです。
組織から睨まれ、部下にも裏切られながら、大義を成すために1人で動いていた三島さん。そんな彼を殺したのは、まさに彼が救おうとしていた市民だった。無残にも井戸の底へ落とされ、その上に自分が入居者のために持ってきた木を植えられる。どこにも救いようのないお話でした。官製談合による強硬な高速道路建設が今回のテーマでしたが、それに似た話として、国交省主導の不正な土地価格の操作と、それを告発しようとした役人の弾圧というのは、つい最近見られましたね。このお話はまさにそれを思わせるような内容で、さすが櫻井さんと感じました。
今の相棒にも、こういったキレのあるお話が欲しいものです。今のテレ朝では無理でしょうが……
↑
パラボナさんならきっと入力ミスにお気付きになるとは思いますが、櫻井さんではなく徳永さん脚本ですね。
再コメント失礼しました。
金沢さん
本当だ。櫻井さんと打ってしまっていました。社会問題を扱ったテーマだったので、観ていて櫻井さん担当のような印象が強かったのだと思います。申し訳ありませんでした。謹んで訂正させて頂きます。
再コメント失礼しました。ご指摘ありがとうございました。
この頃から徳永さんの話は面白いな~。徳永さんにはこれからも相棒メイン脚本家として活躍してほしいです。
「警察官A」にでんでんさんが出演していて思い出したのですが、でんでんさんがかつて演じた背信の徒花の犯人・江藤は本当に胸糞悪い奴だったのを思い出しました。老人ホームの立ち退き料で儲けようとした、相棒史上トップクラスの胸糞悪い犯人でしたね。彼は善人のふりをした極悪人の役が本当に巧いです。
以前もこの話に投稿したので書こうか迷いましたが、1つ致命的なミスがあります。
右京さんが「十日市線は単線です。つまり、1両の車両が往復する…」と言っていましたが、単線とは1本の線路で走っている路線のことで関東でいうと、八王子~高崎に行く八高線や橋本~茅ヶ崎に行く相模線などたくさんあります。しかしどの路線も駅ですれ違うので1両の車両が往復するわけではないですね。
管理人様、コメントの再投稿をお許しください。
右京さんによる十日市線のくだりですが、「十日市線は単線です」よりは「十日市線は盲腸線で単線です」の方がベターだと思うのですが、「盲腸線」(盲腸あるいは虫垂のように幹線から分岐した短い路線)という言葉を理解できるのは、地方出身あるいは地方在住の年配者に限られるかもしれません。盲腸線を現在ある路線で言うなら、関西にある「信楽高原鐵道」「紀州鉄道」になるのでしょうか。起点以外他の路線と接続せず、当該路線内に列車行き違い設備のない路線、本作の十日市線はこれに当たるわけですが、そこまで細かい説明が不要と判断されたのでしょうか。
そう言えば相模線にもかつては西寒川へ行く支線がありましたね。
亀リーマンさん、違った見解になりましたがどうかお許しください。
本作は、入省時の志を忘れなかった三島無念さ無念さよく表れた作品だと思います。犯人の江藤さんは、初対面の時と、犯人であることが判明した時の落差の大きさが、補償金への欲望もありものすごく感じました。