Season14 第10話 「英雄~罪深き者たち」

64件のコメントがあります

脚本:真野勝成 監督:橋本一
ゲスト:古谷一行 内山理名 武田梨奈 橋本さとし 郭智博 西村和彦 木村佳乃

官房長官・音越栄徳(西村和彦)と官房副長官になった片山雛子(木村佳乃)による新会派結成と総裁選出馬宣言の記者会見場で、爆破事件が発生。そんな、国を揺るがす緊急事態でも、特命係は蚊帳の外で、右京(水谷豊)は休暇を取っていた。しかし、訪ねてきた元捜査一課の三浦(大谷亮介)から、極左グループ「赤いカナリア」の元幹部・本多(古谷一行)に関する気になる情報を聞く。

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64件のコメント・感想があります

  1. ネコ さん

    リアルタイムに真面目に見ました。
    ずっとファンしていて良かったです。
    私が感じる相棒っぽい雰囲気でした。
    この路線で行ってほしい。

  2. ともちあ さん

    正月SP、冠城最初のシリーズで、片山雛子や本多親子が出ることもあり楽しみにしていました。ストーリーとしてはとても面白かったし、さすが正月SPと思いましたがラストの後味の悪さは残ってしまいましたね。私的にはラストはハッピーに終わってほしいと思っているので。(バベルの塔のようなラストが一番だと思っています)
    武田梨奈演じる明梨が最後からんでくるなという展開も読めてしまいました。

  3. 北町奉行 さん

    久しぶりのコメです^^;
    で本題、変なの、変なの、今回の話とっても変なのよ@@。蛇毒って蛋白毒だから経口投与しても、胃で分解されて効果ないはず。議員は傷口に塗布して血管に直接入った(かまれたのと同じ)から分解されず死んだの分かるんだけど、毒を舐めた犯人(明梨)は生き残った?というか解毒剤の注射の必要すらないはずなのに入院?って何なんだ? それと犯人射殺されたけど外交官?それなら国際問題化するんじゃないの? 一人は射殺しなかったのに? 考証甘くない? 某法務大臣みたいに「知らなかったから罪になりませ~ん」って逃げるのかな? 最期にストーリー的には今シリーズ一番まし?かもね。

    PS.久しぶりのコメだからコテハンって言われても覚えてない^^ 多分あってると思うけどね^^;

  4. 最後にひとつだけ さん

    豪華客船上で繰り広げられるテロリストと特命係の手に汗握るサスペンスアクション!

    予告を見ていたときはそんな一大エンターテイメントを期待していたのですが、蓋を開けてみればそこにはまるで松本清張が描く冬の北陸の曇天と日本海を想起させるような陰惨な復讐劇でした。
    正月早々ここまで気分が重苦しくなったのは「聖戦」以来でしょうか。
    事前の情報からして「最終章」という単語が踊っていたので、あぁ篤人死ぬんだろうなぁとは予想していましたが、まさか物語開始時点で茉莉はすでに死亡しているのは以外でした。
    あと三浦元刑事が意味のない役回りだったのが残念です。伊丹たちとの絡みもありませんでしたし。
    各地を旅して回っている→あの足で?実は何か目的があって隠しているんじゃないの?と深読みしていたのですが…
    久々に小野田の名前やサルウィン、冠城が以前右京とニアミスしていた等のニヤリとする要素もちりばめられてはいましたが、視聴後にはそれらもすべて消し飛びただただ暗澹たる気分となっております。
    そして散々引っ張ってきた片山雛子との因縁も今回で一応の着地を見せたようですが、どうせならきちんとした形で決着をつけてほしかったような気もします。
    物語としては、音越はデマを流布し大黒を失脚に追いやったというのは事実でしょうが、大黒自身が押さない子供たちに復讐を託して自殺するという同情しにくいものであったためあまり感情移入はできませんでした。
    なのでただただ人々が無意味に死んでいっただけという印象が拭えません。
    犯人たちと大黒、そして篤人や鞘師との係わり合いを描いてもらいたかったですね。

  5. パディントン さん

    目が離せないあっという間の2時間半でした。
    season14の中でサイコーです。
    本多篤人が死ぬみたいなんはだいたい想像で
    きたけれどまさか片山議員が辞職するとは…
    あの秘書怪しいと思ったのに。
    私も、ともちあさんといっしょでハッピーエンドの話の方が好きですね~
    (面白かったけど)

    三浦さん出てきてくれて嬉しいー!!
    でもほんのちょっとでしたね、残念。
    もうでないのかな

    来週ないんですね
    次は、これ見たからかもしれないけれど、つまらなさそうだなぁ
    以上です

  6. 相棒犬 さん

    今回も、冠城のとってつけた演技がとても不愉快です! あのキャラクター設定に未だに慣れません。
    せっかく長い歴史がある相棒なのに、不自然に感じてしまうのは私だけでし
    ストーリーに軽さが出てしまい冠城のシーンだけ集中出来ませんでした。皆さん、どうですか?

    三浦さん、復活嬉しかったです!!

  7. 重富穂奈美 さん

    組織や国会の間で起きた事件でした。警察関係者やいろいろな人たちが集まって事件解決への正しい道でした。私はやはり好きなのは三浦さんが花の里に来てくれたことです(^^)最後まで諦めず粘り強く交渉した杉下警部と冠城亘くん、かっこいいです。複雑な思いがあったものです。年を超えてしまいましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。

  8. ビールっ腹 さん

    あのCMの瓦割り美少女 武田さんが登場してから犯人側しかもアクションもありなんだろうなぁと思ってましたが…アクションはありませんでした(>_<)
    三浦さん・片山議員…写真だけでしたが小野田官房長まで、オールドファンとしては涙モンですね。よかったです!

  9. エンディミオン さん

    改めまして皆さん、
    明けましておめでとうございます。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    今回はまさに衝撃的でした。
    本多篤人も娘の茉莉も死ぬなんて。
    また雛子嬢も最後は政界から退くなんてね。
    これで雛子嬢VS 右京さんの対決も終結した事になるのでしょうか?
    しかし音越を狙うトキオの相棒が明梨であった事には参りました。
    あの音越殺害シーンにはビックリしました。
    その二人の子供たちを守ろうとした本多篤人と、父親篤人に願いを託して先に死んだ娘の茉莉の想いが、ラストシーンで悲しく胸に残りました。
    トキオは死にましたが、明梨は生還して守れたわけだから。
    大黒を蹴落として自分が総裁選に出馬しようと企んだ音越のやり方には憤りを感じましたが、大黒も自分が面倒みていた子供たちにその復讐を託して自決するなんて酷すぎると思いました。
    それでは復讐の為にだけトキオと明梨が成長したようなもので、あまりにも可哀想過ぎましたね。
    真野さんだから書ける残酷なるストーリーなのかな?

    あとは、気になる点をいくつか。
    ・今回は米沢さんと冠城さんは仲良しモードだった
    ・久々の三浦さん、哀愁たっぷりだった
    ・サルウィン情報があったので、亀山夫妻の情報が聞けると期待していたが残念!
    ・店でチョコレート食べる雛子嬢、前回登場からのおさらいか。
    ・伊丹さんの閃きで爆弾発見はお見事!
    ・船の客室での右京さんのアクションシーン、暗すぎてよくわからなかった。

    ぐらいかな?
    また再視聴してみて、思いついたら掲示板にて失礼させて頂きます。

    今回は本当に面白かったです。

  10. ひろろん さん

    ・秘書が犯人と思わせるミスリードもありましたが、梨奈ちゃんが前半に喋りすぎて犯人確定でしたね
    ・最初の右京さんの休暇(笑)で動機やら伏線(願い石とかヘビ毒とか)やらを描写したのはよかったですが、それでもちょっと長すぎますね。2時間にはまとめられたような気がします。
    ・大黒さんは子供達に「俺の復讐をしろ」と言って自殺するのは善人ではないので、復讐の動機としては弱い?
    ・本田親子、雛子全員退場にはちょとびっくり。相棒終わっちゃうの?笑

  11. さん

    適度な社会性があり、スリリングで、ロケもあり、久しぶりにはらはらしました。 難点は、未来ある子どもに復讐を委託して自殺するなんて。???
    立派そうな政治家だけに。

  12. ダイオウイカ さん

    最初のあたりは、おっ、今回は面白くなるかな、と思ったのですが。
    以下は個人的な好みによる事なので、ご容赦下さい。
    こういうシチュエーションでも相変わらず似合わないおちゃらけやってる冠城さん。何か裏があってバカやってるのかと善意の解釈しようと努力していたのですが、どうやらあれは彼の素みたい。普通にカッコよくしてればいいのに。
    大黒天が出てきて、また宗教テイストか。
    シヴァ神(?)の刺青の顔がコミックで萎えた。インド仏画丸写しでいいのに。宗教上の制約があるのでしょうか。
    ブレない雛子先生の徹底した嫌らしさは好き。議員辞職もパフォーマンスだと思いたい。
    子供に復讐を刷り込んで子供の目の前で火を放ち自殺するような人間を、命を賭して慕ってしまったトキオとアカリの不幸。
    アカリさんの命を助けて殺人犯として逮捕するのか…それもある意味残酷なような。
    少なくともあと二人居た官房長付がまだ居るなら、甲斐元次長と三人でかなりカオス。今の特命係より見てみたいかも。

    とりあえず散漫な感想です。

  13. sugeroku さん

    2時間半スペシャル、三浦さんの復活、本多篤人の豹変、片山雛子の再登場、大型客船に総裁選に爆弾、まあよく入れてきたものだと思います。そして、入れたのならば、相応の責任が伴うのではないでしょうか。
    本作でその責任をとっていたか、私はとてもそうは思えません。

    あまりに都合が良過ぎないでしょうか。
    なにより、超法規的措置によって本多篤人を野放しにした点が不可解です。
    あれだけ死刑囚だと騒がれ、しかも執行されたのに生きていたと大々的に報じられた人間を、地方の森の中とはいえ、生かしておくことは、戸籍を変えたからといって穏便に済むものでしょうか。現に、あの2人に出会ってこのようなことになってしまいましたし、早瀬茉莉を掴んでいればどうにかなる、と片山雛子が思っていたとは思えませんし、本気で片山雛子がそう思っていると書いたのだとしたら、この脚本には失望します。
    その他、毒の話、解毒剤の話、三浦さん放浪の話etc.書き出すとキリがありませんので、他の方に任せたいと思います。

    とかく思うのは、本作そのものが、再生なきシヴァ神の産物であり、その意味で総体として救われないお話だったということです。

  14. 温泉好き@元西巣鴨 さん

    長時間枠なのに敵と味方を分かりやすく対峙させたのは相棒らしくない、といえばそうかも知れません。2015年秋ドラマがどれも好調で煽りを食らった相棒という構図だったので制作側もそれに合わせたのかも?
    脚本家がハロプロ好きなのか登場人物の名前に当てすぎてそればかりが気になってしまいました。でもめげずに今後も続けていただければと思います。
    ストーリーは今の政治家の名前を宛ててみたくなるような感じでそこは現政府に批判的な視聴者にはガス抜きできたか?
    もう政治活動はしなかったはずの本多親子だったはずなので主犯の2人との間の葛藤があっただろうにそこへの描写というか心象がもっと描かれば、と思いました。

  15. ピエール さん

    初見の感想なので間違いがありましたらすいません。
    良かったと思います。本多親子がもう登場しないのは残念です。片山雛子は私も辞職ですら、次のステップアップの為のパフォーマンスと感じました。
    蛇毒の件は、架空の蛇なので劇中の描写で許されると思いますよ。
    武田梨奈ちゃんが得意のアクション無しでしっかりお芝居されていたのに感心。ただの役場のお姉さんでないのは皆さんと同じように感じてました。
    音越に潰された政治家は恐らくは精神的に病んでしまったのでしょう。だからこそ、子供に復讐を託し、目の前で焼身自殺という行為ができたと解釈しました。
    細かなニヤリとする描写もあり、二時間半楽しく見ることができました。
    後半や秋からも素敵な作品の数々に今年も出会える事を願っております。

  16. 匿名S さん

    今回はちょっと不愉快にさせられました。まず、早瀬茉莉がいきなり死んでいた事になっていた点。右京に興味津々の植村明梨が最初から怪しいと予想出来た事。甲斐官房付まで出して来たのならば、日下部事務次官も出て来て欲しかった事。何より大黒という男の器の小ささに怒りを覚えました。音越に悪評を流されたくらいで失脚するような政治家ならば、例え残ってても大した事は出来ないでしょうし、真の大物になるならば雛子のように、自分の周りの出来事をも吸収し利用し次へのステップアップにすればいい。それも出来ずに失脚させられたからと言って、その復讐を子供たちに託して死を選んだ事が何より腹が立ちます。やるならば自分でやれよ!と思いました。私ならば何年かかっても相手(音越)の弱点を見つけ出すとか(女性スキャンダルや政治資金裏金など)して、また時間かけて自分の味方を増やして時が来たら一斉攻撃しますね。とにかくトキオと明梨の復讐劇が哀しかったかな。本多篤人まで死んでしまい、雛子も自ら失脚。何とも後味が悪すぎました。

  17. あばれん坊 さん

    「相棒」というドラマではなく、「相棒っぽい何か」と思ってみれば、視聴に堪えられる話ですが、
    「相棒」としては最悪の出来、というかこんな話「相棒」としては認められないと思った回でした。

    今回、最も受け入れられないのは、脚本真野が勘違いしている片山雛子のキャラ。「苦い水」(S13-18)のときも地味な学生時代設定をくっつけたりしてひどかったけど、なぜここまで今回はこんな無能な指揮官みたいのような描かれ方をしているのかわからない。
    「双頭の悪魔」(S3-1~3)や「悪女の証明」(S6-16)のような「自分の手は汚さず、周りで起きていることを利用して力を得ていく片山雛子」ではなかったと思います。少なくともこんな自滅で失脚するようなキャラクターではなかったはずです。

    本多親子がいなくても成立する話ですし、というかせっかく「亡霊」(S9-最終回)できれいに輿水さんがまとめた本多親子のエピソードも完全に汚されましたね。

    あと、基本的に真野さんが書く「相棒」は、冠城をはじめとして台詞回しが気持ち悪い。
    もうこの人は「右京さんの友達」みたいな話だけ書いといて、二度と本筋に関わるような話は書いてほしくないと思った次第です。

  18. ポプラ さん

    本多親子をこんな風にして終わりにしてほしくなかった。蛇足としか言いようがない。片山雛子も議員辞職するということは今後の再登場はないってことかな。

    二時間半もかけてするような内容ではなかった気がする。
    これからの相棒に期待していいのかどうかも微妙なスペシャル回でした。

  19. ばかんす さん

    今回一番意外だなと思ったのは武田利奈さんの演技がうまかった事です。ただのアクション派ではなかったのですね。この後の感想は本当に私見です、気分を害されましたらお詫び申し上げます。三浦さんは今後もフラッと花の里に現れるのではないでしょうか。そしてチラッと気になる事を言い残して去って行く。最終的には一般人の立場で入り込み過ぎ犯人に殺害されイタミンが大激怒する回の誕生。何か今回を見ていたら過去置き去りにしてきたストーリーの終結に入るのではないかと。それはどういう展開で進むのか分かりませんが、強引に本多親子を抹消した件から思いました。そんな事を思う反面、冠城さんと陣川君の絡みを楽しみにしている自分もいます。う~ん書きたい事が多過ぎるのでこれで終わりにします、失礼いたしました。

  20. hiroki さん

    まだ全部視ていない段階だが、片山雛子センセイは政界を引退するとは言っていないのに、議員辞職を持って引退という声が強いのは理解に苦しむ。議員辞職で失脚するようなやわな女ではないと思うし、むしろ議員辞職も、あの抜群の政局センスから狙いがあってあえて選んだカードではないか?しかも、生徒会選挙で負けて以来選挙に負けたことがない選挙巧者ですから、必ずカムバックすると思う。再登場すると信じていますよ。

  21. ころんぽ さん

    「相棒」っぽいストーリーではあったが期待外れ。
    以下思うところ:
    ・「親分」が外交官を務めているのは、サルウィンが軍政国家で、クーデターなど荒っぽいことでのし上がった人間を重用しているからだみたいな背景を予め説明すべきではないか。
    ・右京のアクションシーンが暗すぎるのは、水谷豊が演じていないことを隠すのが目的だが、右京が「ジェームズボンド」である必要はないのではないか。
    ・本多親子という貴重なキャラクターをこんなつまらない形で失ったのは惜しい。
    ・子供たちが復讐に駆られる動機付けが弱い。大黒のキャラクター設定が不十分な所為だろう。
    ・男の子だと思わせておいて実は、というのは、趣向こそ違うが、前作も前々作も「すりかえ」ネタだったので、これが本シリーズのテーマなのかと疑ってしまう(それならそれで面白いが)。
    ・折角のダブル金田一耕助の共演なのだから、石坂と古谷を絡ませてほしかった。

  22. ころんぽ さん

    (訂正)
    前作も前々作も→前々作も前々々作も

  23. ティモシーリトル さん

    お正月から5人も死んじゃった・・・。
    自殺と病死と自爆みたいなのと銃殺と毒殺かあー。そして助かった子がいちばん不幸と。
    相棒だから覚悟はしていたのですが、相変わらず暗いよなあー。
    最初、掛け軸と炎の映像が浅見光彦っぽくて、
    歴史ロマンなお話になるかと一瞬予想もしたけど、やっぱり暗い暗い現代社会の相棒でした。
    シンプルで分かりやすいお話しだったので、いろいろな場面で感涙する余裕がありました。
    本多親子が石のネックレスを首にかけるところとか、
    「なまえ・・・ない!」という泥だらけの少女の言葉、
    亡くなる少年(23歳だけど)、
    追いすがるような明梨の泣き叫び。
    根底に戸籍の無い子の存在や虐待があるのが本当につらいです。
    暗いだけじゃなくて根底に現実の社会問題がある。相棒らしかったですね。
    ボーダーライン並みに気分落ち込みました。
    でもボーダーラインのほうが好きだなー。
    「虐待もの」じゃなくて「毒親もの」(「かもめが死んだ日」とか「死命」とか「顔」とか、薫ちゃんのジャケットおそろいにする女の話とか)なら大好きなんだけどなあー。
    話がずれてゆくのでこのへんにします。
    相棒終わらないと良いなあと願います!

  24. 匿名の特命 さん

    コメントに困る出来。
    元日SPで三浦さんも本多も雛子も全員大集合状態なのに全員が全員見事に噛み合わずにフワフワした感じで終了。
    準レギュラーに重きを置きすぎた結果犯人である少年少女の人物描写がおざなりで解決した時も感慨が全く湧かなかった…
    つまらなくも面白くもなくて二次創作的な拒否感が強いというのが1番適切な表現な気がする。

    テーマとしては「英雄の光と影」だと考察。
    革命家でも父親でもない死んだ娘が尊敬した「英雄」である為に今回の事件を引き起こした本多篤人。
    身寄りの無い子供を育て彼等の「英雄」になるも最後は子供に罪を託してしまった大黒元議員。
    町民からは確かに慕われていたがその思いが強過ぎて無茶をして死に「英雄」として祭り上げられた音越議員。
    キーパーソン全員が誰かの「英雄」であり「英雄」になったという皮肉で救われない。
    自分としては犯人達の「光」の象徴でありながら「闇」を生み出してしまったという大黒元議員が1番興味深い。
    本来なら子供に罪を託さず彼等の幸せを願い自殺するなり新天地で生きるなり選択肢があったのにも関わらず罪しか託せない所に人間的不器用さと黒さが感じられた。
    まぁ大黒が託さず子供達が自分で奮起して行動したという感じでも良かっただろうが、そうなると犯人が大人になっても復讐心を捨てきれない愚か者となってしまうから彼等の株を落とさない為にも必要だったんだと思う。
    厳しい言い方だが噂一つで落選した人物なので彼のそういった危ない一面に薄々気付いていた人達が全員離れていったと捉える方が自然。
    狙われた音越議員も最終的に雛子に唆され欲に目が眩んだとは言え基本的に本多の反論が空虚と言われるレベルの大物だったから死ぬには惜しかった…
    本多と鞘師は時生達の想いを汲みつつも大黒の呪いを解く為に今回の事件に協力したが結局全部を解決しようとする右京に足を引っ張られ時生は死亡というエグい結末。
    雛子の介入も問題だったがそもそも「右京が関わったせいで最悪では無くともそれに近い悪い結末になった」というオチは彼の劇薬ぶりを暗に示しており面白かった。
    あとは邪推だが秘書は大黒元議員と過ごした経験があり尚且つ明梨に完璧なパスを出した事から途中から協力したという線を推したい。
    彼なら心の何処かに音越への恨みもあるはずだし明梨の性別を知っていた上で隠していたという事も考えられる。
    まぁ大黒元議員の「光」で更生した人がいたという考えでもそれはそれとして良いのかもしれない。

    以降ツッコミ所や雑感
    ・シリアス現場で冠城がふざけ過ぎてイラつく
    ・三浦さん再登場の意味なくね?
    ・雛子が小物過ぎる
    ・雛子VS峯秋は燃えた
    ・本多親子完全退場は予想範囲内
    ・真野氏は小ネタ使いだけは本当に上手い
    ・雛子は辞職したけどまた出馬する筈
    ・人質が時生って一発で分かる
    ・退屈な前半→よく分からん中盤→雑なラスト

    つまらないけど考察が楽しい箇所は結構あるという自分の中では不思議な回でした。
    冠城に関しては右京との頭脳戦という路線はもう諦めて女好き馬鹿が引っ付いて回ってるという認識で固まりました。(笑えないレベルで酷い
    来週は大御所回かな?
    初脚本初監督パターンは最近だと『サイドストーリー』が面白かったのと金井真野藤井よりはマシだと思うので楽しみにしてる。

  25. ユッキー さん

    正直もう、ストーリー的に相棒に期待するのは厳しいのかなと思わせる出来でした。
    皆さんが指摘されてるストーリーに強引に合わせたために起こった雛子や篤人のキャラクターのぶれ、客寄せパンダ的な三浦さんの使い方、捻る事を前提に逆算してストーリーを作ったためにただの前振り感が強すぎる凡庸な前半、それでもまとめきれず感動も納得もない後半、すべてが残念。
    これなら出てくるキャラクターはすべて新しい人物で、もっと自由に大胆に作った方が良かったかもしれませんね。

    今の相棒を観ていると、若い方々はご存知ないかもしれませんが必殺シリーズの晩年を見ているかのようです。
    製作、脚本、演出そして役者も既成概念にとらわれない新しい物を作ろうとして始めた黎明期から、人気が出て自信を持って作っていた充実期、その人気に囚われすぎて守りに入り新しい事が出来なくなった衰退期…中村主水と杉下右京がどんどん年をとってパワーを失っていく感じがそっくりです。
    その間に共演者も脚本家も入れ替わり、何で面白かったのかを見失い、バラエティー化が進み、コアなファンが離れ…(T_T)

    でも必殺シリーズの時もそうだったんですが、相棒が終わってしまったらその時はやっぱり寂しいです。劣化は仕方ないけど、ある程度のレベルで続けてくれればもう良しとした方がいいのかな…。

  26. Terry さん

    西村さんも真夏さん同様に使い捨てですか
    新たな大物の登場無しに本田も殺してしまったし
    いよいよ相棒の持ち駒が少なくなってきたなと
    そう感じたお正月でした

  27. 平太 さん

    録画したものを見終わりました。
    スペシャル作品としてはちょっと冗漫だったように感じました。

    さて,一つ質問です。
    右京の客室にあらかじめサルウィン人の暴漢が潜んでいたのは,鞘師が右京を狙って送り込んだものですか。それとも送り込まれた部屋にたまたま右京が泊まることになったのですか。また,そもそもどうして暴漢が客室に隠れている必要があったのでしょうか。

    どの場面を見れば上記の疑問が解けるか,のご指示とあわせてお教えいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  28. F さん

    初めてコメントさせていただきます。あまりの出来に、言わずにはいられなくなりました。
    まさか、これほどに陳腐で荒唐無稽なドラマを、相棒の元日スペシャルで見ることになるとは、思いもしませんでした。
    開始40分たって「どうしよう、つまらない気がする」と不安になりはじめ、でもお正月スペシャルだから、これから面白くなるのかと見続け、あれ?あれ?と首をひねり、気持ちの悪い違和感が晴れないまま終わってしまいました。
    様々な違和感を、既に皆様が指摘されていますが。中でも一番は、片山雛子のキャラクターです。彼女、あんな安っぽい二流政治家じゃなかったと思うのですが?
    相棒という作品の中では、どちらかといえば悪役なのかもしれませんが、それだけではない深みのある小気味いいキャラクターで、個人的には彼女でスピンオフが作られたら面白いな、と密かに期待するほどでした。
    彼女の再登場はあるかもしれないが、今回のように別人の如く描かれるなら、この脚本家には書いてほしくない、と思ってしまいました。
    ドラマの筋自体も、ありえない事の連続で、そしてそれを登場人物たちが深刻にとらえて、発言したり行動したりするものだから、さらに気持ち悪かったです。
    こんな脚本にGOサインを出して、相棒の元日スペシャルとして作ってしまうとは。
    本当に、残念です。

  29. 青線企画 さん

    『相棒』に限らず、ドラマというのは、大体において「もののあわれ」か「勧善懲悪」か、そのどちらかだと自分は思ってます。で、歴代『相棒』の中で名作と言われている作品というのは、丁寧にもののあわれに目配せをしつつも勧善懲悪が(ネガも含めて)バチッとハマった時だと思うのですが、今回のだと、そもそもの話の動機からして、大黒元議員の焼身自殺で自分の恨みを子供達に託すという、あまりにあまりな殆ど感情移入し難いものだったから、そのどちらも成立し損なった感じでした。邪推すれば、脚本家の性として、そういうバッドテイストを意図的に志向しているのかも知れない。ただ、上の方でも散々指摘されてますが、どれだけ大黒議員の時代が良かったのか、ディテールが薄いのが話として弱いかなぁと・・、
    喩えて言えば、保守系の議員さんというのはですね、この音越議員ですらそうであるように、泥臭いことを常時平気でやる。地元の祭りっていったら必ず顔出すとか、自治会長の家族構成とか一々把握しているとか、そこで収集した情報量を元に、ここを締め上げたらヤバイ、ここを認めたらこいつらつけあがるぞとか分かってて、そういう人達に対して、人口統計取ったら駅前のこの辺のこの時間帯が人通りが多いからそこで演説しましょうなんてやってても永久に勝てないw・・どうもそれと同種の弱さを感じました。話の構造としてはとてもきれいにまとまってる。だけども、現実感に乏しい。少なくとも、大黒から音越に寝返った秘書がいたけど、そこは絶対に突っ込むべきだと思いました。
    そうは言っても、そんなボロクソ言われる程酷い作品ではなかったし、個人的には、輿水脚本の時よりは未だ先があるかな?(期待持てるかな?)と思いました。ただ、某漫画家Kがこの回に対して絶賛してるような「伝統が合理主義によって失われるときに、復讐のテロが起動する」といった知的評価(?)で終わらせてしまったら、『相棒』は勿体無いよなと。あと、本多親子が退場して、片山議員が身を引いて、だけどもサルウィンの変な奴は生き残って、まさかアレがまた出てくんのかな?とかw 余計な心配をしつつも、それなりに楽しんだ正月SPでした。

  30. hiroki さん

     相棒正月スペシャルを録画で拝見しました。確かにいろいろと要素が多かっただけに雑さは否めないけれど、その分いろいろと描かれていない部分をいろいろと妄想できるかなとも思います。描かれていない部分も含めるとストーリー構成はかなり良かったと思いますね。

     また、一部で指摘されているようなキャラクターのブレは、僕は特段感じなかったですね。むしろ本多篤人あたりはわざとぶれたように演じることで本音を隠していたのだと思いますし、片山雛子センセイも新たな高みに上っただけで、ブレたわけではないと思いますね。自信満々の目力と不敵な笑みは不変です。

     そして何より強烈なメッセージは不変だと感じました。音越栄徳官房長官という存在は、安倍政権への強烈な皮肉なんだと思う。本多篤人の言った本音を隠すための空虚な方便の中の合法的云々の部分は、そっくりそのまま、安倍政権に指摘できる批判です。しれっと権力批判をもぐりこませるのは、伝統的な相棒ストーリーだと思いますし、正月スペシャルの慣例を踏襲していると思います。

     片山雛子センセイは、議員辞職=卒業ではないという予感が強くなりました。やはり、政界を引退するとは言っていないですし、次へのステップアップのために一旦退却したんだと思いました。しかも片山雛子センセイの議員辞職には伏線がある。甲斐元次長は議事録を取っていることを確認して指揮を下りた。そして総裁選の情勢は、雛子センセイがあのような危険な賭けに出なければならない程、接戦且つわずかに劣勢だった。この状況下では、音越官房長官が死亡した時点で勝負ありでしょう。もはや、雛子センセイは総裁選に出ても現総理に勝ち目はない。まして音越陣営は会派離脱という反党行為をしている。さらに甲斐元次長に議事録を握られている。こんな絶体絶命の状況下で、総裁選に出ようものなら政治生命に傷を負うのは避けようもないでしょうし、先手を打って議員辞職というカードを切って、次の選挙で禊を済ませて、さらに強くなって完全復活するシナリオだと思いますね。議員辞職すら自らの糧にしてこと片山雛子センセイです。ある意味議員辞職したからこそ今回も無傷で逃げ切ったと言えるのではないかと思う。そして、雛子センセイを議員辞職に追い込む一因を作った甲斐元次長はあっぱれと言いたいですね。最終決戦はこれからだと信じたい。杉下右京警部VS片山雛子総理大臣を楽しみに待ちたいと思います。

     本多篤人が亡くなったのは残念ですが、決して雑な殺され方ではないと思いますね。娘から与えられた最後の死に場所で生き生きと動いていた。そして銃殺されて、娘の後を追う。革命戦士且つ早瀬茉莉の父親である本多篤人にふさわしい死に際だったのではないかと思います。そして小野田元官房長との変わらぬ友情を示したことは、本多篤人に更なる深みを与えたのではないでしょうか。

     ちなみに、サルウィン人が右京さんの部屋に潜んでいたのはたまたまでしょう。本多篤人は右京さんが嗅ぎまわっていることに気づいていなかったし、鞘師九一郎は右京さんの存在自体知らなかったんですから。それは船で対面した時の会話からわかります。

    上のコメントでも指摘されていますが、右京さんと雛子センセイが余計なことをしなければ、死人がでなかったかもしれないと思うと最後の電話での右京さんと雛子センセイの会話は自虐ネタでは済まされないところがありますね。小野田元官房長が言った「杉下の正義は時に暴走するよ」が今回も該当してしまったのでしょうかね。

  31. ユサ さん

    スペシャルにありがちな、公安やテロなど無暗に話を壮大にして、風呂敷を畳みきれなかった、という印象を受けました。相棒のシリーズが好きであり、最後の武田利奈さんの演技など良いシーンも沢山あるだけに、残念でなりません。はっきり言って面白くなかったです。以下、納得いかない点に関してまとめ。

    ・茉莉が狂信者に見える。
    確かに父に対して屈折した英雄像を見出してる感はありましたが……正直犯人二人に協力するよう父に頼むことに納得がいきませんでした。いきなり妙な思想にかぶれ、その結果父を巻き込んでるようにしか見えない。父が再び死刑になることは無いと踏んでいたとしても、今回のような結末になることに思い至らなかった、と考えるのは無理があります。父に英雄として死ねと呪いをかける悪女に見えました。英雄にこだわる彼女でしたが……そんなキャラでしたっけ?

    ・主犯二人に共感できない。
    慕っている相手が悪評を流され、目の前で自殺。更に、その相手が守ろうとしていたものが近々永久に失われる。確かに殺人の動機にはなり得ましょう。ですが、大黒議員を年端のいかぬ子供二人に復讐を託し、目の前で自殺するような人間として描いてしまった以上、犯人への共感性が薄くて仕方ありません。せめてもっと彼ら二人が大黒議員に肩入れするようなシーンを入れないと、ただの頭のおかしい男に復讐を頼まれ、実行してしまう頭のおかしい子供たち、でしかない。

    ・本田、鞘師の行動に違和感
    どちらもその道のプロである二人が、主犯二人を「彼らだけは守らなくては」と思い入れるだけの理由が薄い気がします。

    いくら娘に頼まれたからとはいえ本田が娘を看取ることなく、命がけで手を貸したりするのには違和感しかありません。まして、人死にが出ない方針とは言え、テロのむなしさを知る彼が爆弾を作り、実際に設置することに首を捻らざるを得ませんでした。
    鞘師の方も、時生がかつての自分に似ている、小屋で会っていた昔馴染み、行動に一分の義がある、という理由だけであそこまでの真似をする、という時点で暴力団組長であり、政情不安定なサルウィンに身を置いていたという彼のシビアな設定を薄める結果にしかならないと思います。

    そもそも堅気から遠く離れた存在である、この二人に犯人達が「たまたま」面識があり、協力をとりつけられたってのは、ご都合主義が過ぎましょう。

    ・右京さんのアクション
    要らなかったのでは? 頭脳明晰で売る杉下右京に格闘をさせる必要性を感じません。しかも相手が手加減したとは言え、一番腕の立つ男という看板をもつ存在を倒させてしまった時点で、右京さんがカッコイイと感じるよりも敵はその程度の相手なのかと盛り下がってしまった感があります。

  32. ゆっくり ゆどうふ さん

    相棒14元旦SP観ました。まさか、本多さんが死んでしまうとは..(もう少し出てきてほしかったんですけどね。)片山議員辞職!!衝撃でした。
    スト-リ-について
    上で述べた事ですが、元旦SPでよくあることではないかと。
    勝手に変えて申し訳ありませんが、タイトルは「英雄」ではなく、「願い石」
    などの方がいいのではないでしょうか。
    結局、音越議員は狙われてもおかしくなかったのではないか、と僕は思います。
    ですが、あかりさんが復讐はできたものの、時生君を殺さなくてもよかったんじゃないか。
    (時生君が音越の首を切ってしまうと、嫌な血が流れてしまうんですけどね。)
    どなたか述べられていますが、右京さんのアクションシ-ン、暗くてよくわかりませんでしたね、ほんと。親による虐待、怖いですね。そんな親のところに生まれた子供
    、かわいそうです。米沢さんと冠城君、案外ほのぼのしてましたね。イタミンと芹沢
    君も豪華客船に来てほしかったです。あと2つ。三浦さん!お久しぶりです。
    もう少し登場回数増やしてほしかったです。(髪型変わったね。)
    サルウィン!!って聞いててっきり、亀山夫妻がチラッと出るかな-と思いましたが、でませんでしたね。残念です。まあ、11話からも頑張っていってほしいです。以上。長文失礼しました。

  33. K さん

    冠城さんキャラ好きだな
    毎回楽しみに観てます
    最後の右京が何を言いたかったのかが気になるし次回を楽しみにしている

  34. sonic さん

    短い時間ながらも、三浦さんが登場された事がよかったです。
    三浦さんが不自由な足で、「気の向くまま旅をしている」とおっしゃっていましたが、富山県内での本田親子の目撃情報から、察するに三浦さんは、故郷の岐阜県に在住しているのでしょうか?
    三浦さんと右京さんのじっくり話し合うところと言うと、Season5の「せんみつ」を思い出しますが、「せんみつ」と同様に、自由に動ける事や、限られた条件下できちんと解決できるからこそ、三浦さんは右京さんに、本田親子の件を託したのだと思います。
    蛇毒の件ですが、日本の毒蛇(マムシ、ヤマカガシ、ハブ)は解毒剤ではなく、血清を用いる治療を行うので、違和感を感じました。

  35. とびうお さん

    多くの人に言われてしまったことですが。

    三浦さん,もう少し絡んでくださいよ。

    雛子さん,マジ小物。
    「今まで勝ててきたし,ま,今度も勝てるだろ」程度の勝算でしょ。
    このテロなくても負け戦。しかもあっさり引退しすぎ。
    橋下流のつもりか知らないが,こんなんじゃ国家と結婚する資格ナシです。

    大黒さん,一世風靡したんでしょ。
    時代の潮目を読んで消えろよ。手前の無念にガキを巻き込むなって。

    二人のガキ,正攻法したか?
    音越がデマを流した証拠でもあんの?
    「証拠があって,かつ握りつぶされた」くらいの事情が欲しい。
    思い込みが激しすぎる。
    (森戸が裏切り者でないとすれば)森戸に頼りすぎている。

    茉莉さん,煽んな煽んな。
    と言いつつ,自分は実は思想的には篤人以上の過激派と見ていた。
    (行動こそ起こさないが,篤人英雄視は十分異常)
    だから今回の行動自体は納得している。
    ただ,「パパはテロリストに戻ってくれるわよね(はぁと)」と言うのは
    「アンタ個人の意思などどうでもいい」と言ってるに等しい。
    篤人の苦悩に思いを致さないんだねー。

    てなわけで篤人さん,哀れなピエロでしたね。
    爆弾作らざるをえなかったパパの弱みはさておき,音越にびびっただろうな。
    びびったときは仕切りなおし。
    「一人じゃなきゃダメだ。あっちいけ」でよかったのに。

    音越さん,ひとかどの人物でしたね。
    そのせいでたくさん死傷者が出た。
    ドラマに突っ込むのは野暮だが,あの行動は政治家として褒められる行動?
    雛子同様,最初から負け戦でしたね。

    鞘師さん。
    大黒かガキに対する思い入れをあまり感じられなかった。
    あんまり義賊っぽくないなぁ。篤人と手を組むってよっぽどだと思うが。
    あんなガキの復讐心に底まで肩入れするかね。

    余談。
    サルウィンで亀ちゃん思い出したけど,こんな脚本なら絶対出さない方がいい。

    OPの冠城と右京のチェス。いいよねぇ。
    あんなに不遜に右京に挑む相棒は初めてだった。
    神戸の頭脳に亀山のフットワークを宿したような片腕であって欲しかった。
    しかし今の冠城はGTOの鬼塚を凡人化しただけだな。

  36. りうりう さん

    毎回録画しDVD保存しておりましたが
    三浦さんと捜査一課シーン以外削り
    削除してしまいました。
    物語は一度視ればいいかなと。

    キャラを活かすと言われている
    (私は全く思いませんが)脚本家さんやら
    制作やらの見せればいいんでしょな
    投げやりな感じやら
    捜査一課のシーンも劇場版の既視感があり
    うーんと言う感じでした。
    そのあと捜査一課の出番が多ければ
    ニヤリとしたかもしれませんが。

    右京のアクションですが、あれ冠城の方が
    よかったのでは?と思いました。
    右京さんが静動両方やってはねえ…
    という感じです。

    本編より次回予告の伊丹の扮装に
    滅茶苦茶興味持ってかれました(笑)

  37. tamacat さん

    ストーリー上の色々な齟齬や個々の問題点については、他の方がすでに書かれている通りなので今更指摘はしませんが。
    今の「相棒」が抱えているいちばんの問題が露呈したスペシャルでしたね。かっちりした「事件もの」のストーリーわ書ける脚本家の不在という。
    前のシーズンから脚本陣の主力になっている真野、金井の両氏は、登場人物の心の陰影を描くことには長けていますが、きっちりした謎解きや、手に汗握るサスペンスを描くことには、はっきり言って適正がないです。「相棒」は刑事ドラマなので、そういった「事件もの」のベーシックを書けない人がメインで書いていくのは無理がありすぎます。そういうタイプは、たまに変化球で出てくるから面白いのであって。
    今回のスペシャルも、「事件もの」のストーリーとして全体的に粗雑。文字通り粗くて雑い。だから印象がスカスカで穴だらけなんですね。
    櫻井、戸田山といういわばエースと四番が不在なのは痛いですが、両氏の登板が難しいならせめて徳永氏の登板を増やすとかしてほしい。あるいは「事件もの」をしっかり書ける新たな脚本家を発掘するか。いずれにしろ早く手を打たないと、けっこう末期的なところまで来てると思うんですよね。

  38. ビビ さん

    とりあえず皆さんのを全部読んだうえで、誰も指摘しなかったツッコミ所をひとつだけ。茉莉役の誰だっけ?なんとか理名という女優。余命わずかな人物演じるならそれなりの役作りするなり、メイクをどうにかしたら?登場人物の中で一番血色が良かったように見えたけど。

  39. とがわ さん

    初めて書き込みさせて頂きます。
    視聴後あまりの残念さにその場で録画を消してしまい、気になったことが後から確認出来ずモヤモヤしています‥´д` ;

    以下気になっていた点なのですが、
    ・本多親子は別戸籍を得て富山で暮らしていた筈ですが、本多邸を訪れた右京さんと植村さん「本多さ〜ん?いませんか〜」と言ってませんでしたか??その後、元大黒議員宅前で元秘書と会話してた時も本多さんって言っていた気がするのですが‥この辺りではキモト姓で通っていたのでは?記憶違いでしょうか‥。また、マリさんは
    早瀬のお墓に入ったとか。それも超法規的措置で戸籍を弄られているのに村役場の方ですぐに分かることなのかな?と疑問でした。無縁仏さんになっている方がしっくりきます‥。
    ・本多邸にわざとらしく飾られていた大黒天の置物には何か意味があったのでしょうか?ただ単にマリさんと主犯2人との関係を表すためだけに置かれていたのでしょうか??
    ・大黒邸の門前に掛けられていた掛け軸‥あれはなぜあんなところに飾られてたのでしょうか?雨風に晒されてすぐダメになっちゃいますよね‥´д` ;
    ・右京さん電車の中にマイカップ持参する程の紅茶好きでしたか?少しこだわり方が偏執的な気が‥
    ・雛子さんの本多犯人一点張りは何か根拠があったのでしょうか?
    ・伊丹さんが思い出と聞いてあの場所が思い浮かぶ根拠ありましたっけ?よく覚えていないのですが、官房長と本多さん2人であの場所で会っていたのを伊丹さんは知っていましたっけ?‥どちらにせよ思い出=官房長との思い出とするには(脚本的に)こじつけな気もしますが‥。
    ・船上で音越議員についていたのは警察官ですか?私的に雇っているSPだとしたら、あんな大勢で銃を携行できるものなのでしょうか‥。

    他にも皆様の書かれているように気になる点は多々あったのですが、とにかく今回のスペシャルは期待が大きかった分失望も大きかったです。
    以前から真野さんの作品はディープな相棒ファンが書いた二次創作物のような感じが苦手だったのですが、本当に今後登場人物の進退やキャラ設定に関わる部分には触れて欲しくないです‥。(特に苦い水からの雛子の描き方は小物感があり好きではありません‥。)小物や小ネタ使いに凝りすぎて、本来の相棒らしさやキャラクター、そして話の本筋自体を疎かにしている感が否めません。
    大黒議員や本多親子と主犯2人の関係性もあまり深く描かれることなく、音越議員も完全悪という訳ではなく‥とどこにも思い入れをすることが出来ず。
    脚の悪い三浦さんが富山のあんな所までぶらり旅に出る?雛子さんそんな優雅にチョコ食べてる場合か?冠城くんそんなおちゃらけキャラだっけ?(法務省の人間として動く時はもう少しキチンとしてるイメージです)甲斐さん「杉下右京からの推理が齎されました」って‥。いくら普段解毒剤持っていても船上パーティーで蛇出るわけないしパーティーバッグにまで入れて持って来ないだろう‥。え?そんな理由で主犯2人にサルウィンの人肩入れするの??っと見てる間中モヤモヤイライラ‥。
    これまでのほぼ全作品観ていますが、怒りのあまり録画を消したのは初めてです。
    多分この怒りは作品の話の整合性や良し悪し云々ではなく、今まで築き上げられてきたキャラクターイメージの崩壊にあるのかも知れません。
    初見で記憶違いも多いかと思いますが、どうしても一人では納得がいかず書き込みをさせて頂きました。長文失礼致しました。

  40. ゆか さん

    とがわさん、あたしも同じこと思いました。もう本田篤人はいないんですから・・・。

    マイポットで紅茶くらいで逆に右京さんも充分な演出だと思います。
    過剰な演出は逆にひいちゃいますよね。

  41. リッチー さん

    とがわ さん

    一点だけ。私的に雇ったSPが拳銃を携行するなんて日本では不可能です。
    そもそも音越は官房長官なのでSPはあのくらいいますよ。もちろん警察官です。

  42. 連邦軍警務隊総務部別室 さん

    出来る限り短く。
    ここ最近、タガか緩みっぱなしだった話の中では、相当に締まった出来だったと
    思います。これでここ数年のようなSPまでユルユルでは困りましたし。
    あと武田梨奈という伸びようとしている若い人を良く演出出来たと思います。
    彼女を酒場放浪女子に収めておくのはもったいない。
    Season5 第20話 「サザンカの咲く頃」もそうだと思いますが、何かしらの
    爽快感と引き換えの後味の悪さは「相棒」では悪く無いと思います。

  43. 鎌倉権三郎 さん

    テレビ朝日のオフィシャルスタッフブログに批判めいたコメントを書いても載せてもらえない。ここに書いてあるような厳しい指摘をスタッフはちゃんと受け止めているのだろうか。

  44. いせうこ さん

    批判が多いですが、僕は好きですね。多少の突っ込み所は気にりませんし、鞘師と篤人が何より格好良かった!右京さん、冠城くんとの交渉シーンも見応えがありました。冠城君のおちゃらけは、僕は気になりません。だって演技臭いじゃないですか、露骨に。だけどやるときはやるように見えます。名声を得ようとする音越を止めるシーン、序盤雛ちゃんの捜査方針に胃を唱え、本多親子について右京さんと話すシーン、雛ちゃんに鞘師と本多の共通点を説明するシーン。全体的にみると、あの雛ちゃんとも割合対等に張り合っていて、そうとうな曲者なんだなと改めて感じました。
    次回は豪華ゲストですね。脚本の坂上さんというかたは存じ上げませんでしたが、予告を見る限りおもしろそうなので期待大です。あと冠城くんがイタミンに大女優が見れる、と情報を漏らしてますね。もしかするとこれも最終回への伏線?と思ってしまいました。

  45. 凛太朗 さん

    今年も宜しくお願いします。

    フィクションのドラマとはいえ、あまりにリアリティが無く、全編を通して茶番に見えました。
    本多と鞘師と麻里があそこまで、若人二人に感情移入する動機が弱すぎる。

    今までは結構良い意味で「そう来たか!」と裏切られる事が多かった相棒ですが、今期は殆ど予測出来ちゃうのが哀しいです。

    そして私の大好きな雛子様、「雛子様がこんな下手打つなんて!」と哀しかったです。。。もっと隙のない、完璧な悪女で居て欲しかった。。

    他の方が書かれているように、面白く感じないのは脚本家のせいもあるのかもしれませんが、私の場合は最初から見てるので遂に飽きが来ちゃってるのかな。。。とも思いました。
    それでも見ますけどね!

  46. ファン さん

    船に乗るまでは面白かったです。

    前半の右京さんと植村明梨の会話もよかったです。

    内山理名も出番こそ少なかったがよかった。

    桑田潔プロデューサーはテレビドラマ「トリック」を意識して冠城をあんなキャラにしてしまったのだろうか?

    冠城のコミカル演技は1作品につき1回でいい。現状では冠城の演技の4割がコミカル演技になってる。

    今回は緊迫した場面でもコミカル演技をしていた。下手したら本多篤人が銃撃された直後もコミカル演技をするのかと思ったがそれはなかった。

    あと手で口を隠してコミカル演技をするのはもういい、止めてくれ。

    このままだったら、今シーズンで冠城は退場だな。

  47. ぴーまま さん

    面白かったけどな〜。
    ようやく観れて、今更ですが。
    みなさん厳しい。。。
    冠城さんのおちゃらけも好意を持ってみると楽しいですよ。
    せっかくの相棒は楽しく観たいですね。
    次回も楽しみです。
    いつか2人の石がまた登場するのですかねぇ。

  48. 匿名 さん

    大黒が本当に恵まれない子供の事を思ってるなら、そういうNPOを立ち上げるなり施設を作るなりするはずでしょ。
    山奥の新興宗教みたいな小屋に子供を入れてる時点でアヤシイ。
    明梨を女の子だと見抜いたのも、噂通りの変な下心があったからに違いない。
    と、思うのはワタクシの心根の貧しさ故か。

  49. ねこ さん

    初めて感想を投稿します。
    ひさびさに録画を観ました。

    改めてみると、タイトルが秀逸だなぁと。
    登場人物全員が誰かにとっての英雄であり、また一方で誰かにとっては罪深きものである。

    初見では正直、片山雛子や本多篤人の描かれ方が極端でストレートすぎる感じがしていたのですが。
    タイトルを意識したあえての分かり易い描写なのかな、と思うとしっくりきました。

  50. 浅見刑事局長 さん

    再放送のおかげで久し振りに観ることが出来ました。
    初見時もシーズン14の流れの中では良い印象でしたが、今回も十分楽しめました。
    気になった点は、やはり三浦さん登場シーン(笑)少し雑でしたね(笑)
    三浦さんには、警備会社や興信所で地道に働いていて欲しい。その辺りからつなげて欲しかったです。
    意見が別れる部分の私の解釈は
    ①片山議員は頂上が見えるなか、このままでは総裁選に負ける予想から少し賭けに出てしまっただけ。また復活ありますよ。
    ②大黒議員については、逆に趣味の小屋で偶然出会った子供達にボランティアしていただけなら恨むでしょうね。託した二人は他の子供達とは事情が違った二人ですから、結び付きが濃かったのでしょう。
    ③結末については悪くなかったと思います。誰が犯人かは出演者見れば分かることも、開始早々分かることもありますけど、それを言ってはドラマは観れません。後味の悪さは、初期も多かったですし懐かしいです。
    ④個人的には古谷氏が出ているだけで嬉しかったのかもしれません。彼も立派な金田一探偵を演じていてファンでしたので。
    最後に、冠城さんのコミカル演技も落ち着いてきましたが、シーズン16で3シーズン。やはり退場するのでしょうか?
    そこが気になってます。

  51. 金沢鵤 さん

    season14 再試聴中。ストレイシープはそれなりに練りに練って必死に書かれていた脚本だったと思いますが、この話は雰囲気は悪くないけども描写不足なところが目立ちました。 本多親子も大黒議員も音越議員も気づいたら死んでたみたいな。 それと早瀬茉莉には違和感ありまくりでした。 「え?こんなキャラだったっけ?」と。 ビビさんの言うように余命わずかにしてはやたら元気な印象があってその辺もリアリティーがなかったです。 片山雛子はまあちょっといきなり暴走しすぎ感があって、退場かどうなのか?とモヤモヤしましたがseason16「いわんや悪人をや」で再登場し、ちゃんと回収されたのでまだいいと思います。 本多篤人にもそこまで違和感はなかったです。 三浦さんはというと右京に情報を伝え、花の里で酒を飲み、別れる。というめちゃくちゃ短い出番ですが元気そうでしたね。 また再登場してくれないかな。 気になったポイント 武田莉奈さん 演技 上手ですよね。 「アクションあるの?」とリアルタイム試聴時、ソワソワしていましたが全くなかったですね。 少年が実は少女だというのは読めてしまった。(明梨さん 怪しすぎたし) 雛子さんは暴走どころかチョコを食べたりして余裕感もあり、もはや苦笑いレベルに変な感じだった。 相棒に出てくる田舎町はリアルだな。と思います。 確かに伊丹が思い出と聞き、あの場所だとわかったのには「え?なんでそんなすぐにわかるの?」 と思いました。 酒を飲みグラスを割り落とすシーン 不穏な出来事の前触れを象徴していように思えた。 蛇毒の伏線は悪くない。 豪華客船での銃殺シーン 何にしろちょっと撃ちすぎ とにかく暗すぎる話。(最後の明梨さんの悲痛な叫び声…) 願い石の使い方はよかった。 右京さんは最後冠城くんに何を話そうとしたのか? 気になります。

  52. 金沢鵤 さん

    下から6行目 象徴しているように思えた。です。るが抜けていました。

  53. 相棒少女 さん

    関東圏で、今日15:00 から17:30まで相棒の再放送で14シリーズの正月スペシャルが放送されました。すごく楽しみにしていたものだったので、最後まで見ました。木村佳乃さんを演じた片山雛子さんの演技力に魅了されました‼️珍しく冠城くんが捜査会議に出席するを見て、びっくりしました‼️私は見ていないけど、久しぶりに三浦さんが花の里に来てくれたシーンが一番感動しました

  54. 冠城亘の車はスカイラインハイブリッド さん

    物々しい雰囲気から始まった本エピソード、まさかの富山が主な舞台とはビックリです。劇中で出てきたかぶす汁も見てたら食べてみたくなっちゃいましたね。
    武田梨奈さん演じる町役場の人(明梨)が右京とともに行動をしてるときにふと思ったのが、何で解毒剤なんか持ち歩いてるのと疑問に思いながらも見てましたが案の定・・・。
    今回の話は周りから見たらその人は英雄なのかどうかって話ですかね。橋本さとしさん演じる鞘師は暴力団関係者であるにもかかわらずサルウィンの外交官ってむちゃくちゃすぎる気がしますがそれ以上に木村佳乃さん演じる片山官房副長官の行動もそうですが、言動が鼻につきすぎ!!!だから2年後に米蔵に怒られるんだよと突っ込みたくなった。
    あと西村和彦さん演じる音越官房長官を殺した犯人って死刑でしょうね、毒蛇を塗った刃物で切られた挙げ句さらにその傷口に毒を塗られて殺されたわけだから。
    あと明梨の最後の泣き方が号泣と言うより雄叫びですよね?あれは。

  55. テレスコ さん

    折角の富山日本海側の事件。
    でも、撮影場所は、太平洋側。
    北陸出身て、海見るだけで、
    わかるのよ。で、そこから、
    日本海の陰気、ほの暗さが伝わってこないので
    ゲンナリする。
    結構多いですよね。
    富山って言うて、太平洋の海沿い使うドラマ。
    北陸出身者から、したら全く北陸感ないら。

  56. アポロ さん

    本田篤人の退場回ですね。そういえば輿水さんは自分で生み出したキャラクターは自分で退場させるそうですが、複数登場キャラクターで退場回が輿水脚本じゃないのは初めてじゃないでしょうか。
    元日スペシャルとしては普通に面白いと思えました。ファン歴の浅い僕からしたら片山雛子の描写は違和感ゼロでした(むしろ片山議員が「二兎を追う者は一兎をも得ず」のことわざの如く辞職するシーン、また音越官房長官が明梨さんに毒殺されるシーンは勧善懲悪の清々しささえ覚えてしまいました。後者はそれよりも衝撃の方が大きかったですが)。日本海の陰鬱な雰囲気もこの話にマッチしていた気がしましたし、タイトルもなかなかに深くて良い。同じく後半の舞台が豪華客船だったノアの方舟の社会派テイストとの差別化ができていたのも称賛すべきポイントですね。
    ただ犯人に関しては右京さんにずっと付いていた辺りでなんとなく察せましたし、真野ワールド全開で人がバンバン死んでいったので元日らしさがあるかといえば微妙なところですが、これはこれでありなのではないかと思いました。真野さんもう少し相棒でバクハンのような脚本を書いて頂きたかったですね。

  57. シロ さん

    元日スペシャルらしいと言えば元日スペシャルらしい内容だが、何だかいろいろ雑で物語も暗すぎて微妙な印象を持ってしまうかも?
    真野勝成さんの場合、「右京さんの友達」が傑作すぎたのでどうしても比べてしまう。犯人も真相も分かりやすすぎる。
    それでもまあ面白いことは面白い。最近の相棒では緊迫感もあるし、ストーリーも悪くなかった。
    本多親子のあっけない最期、どこか思い上がっていったん姿を消す片山雛子、願い石に解毒剤などのアイテム、アクションに大がかりな発泡シーンと派手さもあって楽しんで見ることはできるかと思います。

  58. 品川陽子 さん

    中盤、みんながやたらと「無辜の民」を連発するのでげんなり。
    なんか終戦の詔勅の大安売りみたいだよ。
    たとえシナリオライターが無神経に連発させたにしても、下読みや
    読み合わせやリハーサルとか、いくらでも修正可能だったと思うんだけど、
    すべてノーチェック・スルーだったってこと? そんなの、信じられないな。

    しゃべるキャラが変わるたびに全部変えろ、とか、そんな馬鹿なことを
    言ってるんじゃないよ。せめて警視庁の対策ルームでは「一般市民」とかさ、
    とにかく、出てくるたびに、判で押したようにみんなで「無辜の民」は
    おかしいでしょうに、ってこと。右京さんだって、あの入れ墨男を決めつける
    ときは「カタギの人間を巻き込んで、何とも思わないのですか」とかさ、
    その方が会話のキャラ、個性が立ってよかったと思うんだけどな。
    別に、その点では賛成してくれなくてもいいけどさ、「無辜の民」の
    大安売りは、やっぱおかしいでしょ。現場プロデューサーも
    もう変わっちゃってるし、そういうことはもういいのかな?
    だとしたら残念だな。「神は細部に宿る」って言ってたばかりなのに。

    全体としてはまあまあかな(相棒内評価で「まあまあ」は一般的には高い方)。
    相棒5の元旦SPですでに『バベルの塔』が存在しちゃってるからね、
    自然にハードルは高くなってくるし、期待も高くなってくるから、
    作る方は大変だろうと思うけどさ。あれ、ひょっとして、本多篤人の
    最期は古谷一行の方からのリクエストとか、そういうの、ありうるかな?
    「出演依頼はありがたいが、あの役はこれで最期にしてくれないか」、みたいな。
    片山雛子のいやらしさは、どんどん薄っぺらく、表面上のものになってゆくね。
    議員辞職とか、いかにもの茶番劇で終わるとも思えないけど。
    (実際、そうなったし)

  59. 2304 さん

    明梨や森戸が、普通に「茉莉さん」とか「本多さん」って言ってることに違和感あったが、
    「本多って誰?なぜ偽名?」ってならないのは、”知ってた”ってことなんだろうなぁ。
    明梨たちと本多父娘が、どう知り合い、どう共感したのかの説明がもうちょい欲しかったかな。

    子供らに復讐を託す大黒はとんでもないヤツだが、大事なものを奪われた明梨と時生の復讐心はわかる。
    鞘師は時生との約束を守り、本多篤人は茉莉の願いを聞き入れる。
    音越と片山雛子は人気取りのスタンドプレーで自滅する。
    共感できる加害者、共感できない被害者という構図は、けっこう僕好み。
    やったことは犯罪だが、本多や鞘師の男気はカッコよかった。

    シヴァ神や大黒天をモチーフにしたのであれば、最後に右京が言っていたように、
    破壊だけではなく、豊穣につながる何か明るいものも見せてほしかったと思う。

    明梨と時生の願いと本多父娘の願いは、はじめから相容れないものだったというのが悲しい。
    ★★★★☆

  60. やっぱり4人とも大好き さん

    杉下右京の個性: 9/10
    冠城亘の個性: 9 /10
    その他キャラ: 8/10
    エンタメ度: 7/10
    小ネタ: 8/10
    セリフ: 9/10
    カット·撮影: 9/10
    構成·テンポ: 8/10
    音楽の使い方:    9/10
    ストーリー: 8/10

    総合         84/100

  61. さん

    うーむ、元日で放送するにしてはストーリーが暗すぎますがまあ相棒世界での完全なるエンタメ回として見ればそれなりに楽しむことはできる元日スペシャルだとは思えます。

    初回と続けて見ても何ら違和感のないように作られているのはいいですね。

  62. さん

    何度見ても脚本がおかしい箇所が二つあり気になっています。

    一つはサルウィン人の刺客。
    右京さんと鞘師達が船内でようやく初対面を果たした時、鞘師はもちろん本田篤人も右京さんが乗船していたことをまったく気に留めていませんでした。
    しかし、計画失敗後に鞘師は右京さんに対して強いの連れてきたけど右京さんのせいで使い物にならなかったというような発言。
    右京さん襲撃用ではなく、普通に戦闘用として連れてきたのがふらふらしていて、たまたま右京さんをわざわざ襲った?
    ならばこのシーンは、船内で本田達の戦いが起きる予兆を、右京さん襲撃によって視聴者に提示するという意味であれば分かります。
    しかし実際は、鞘師が拳銃を取り出すシーンが先にありますので、前触れのシーンはそれで充分。
    右京さん襲撃のシーンは何の意味も必要性もありません。

    そしてもう一つ、時生が人質になってから。
    三人きりで会話をするシーンで、まるで初対面かのように会話をしています。
    しかし、計画前に三人が集結するシーンがあり時生も普通に顔出ししています。
    あえて視聴者に、本田達と時生は初対面だと思い込ませるように三人きりでもよそよそしい会話をさせていますが、視聴者も既に三人が通じているのは分かっています。
    だから三人きりでも芝居をしているシーンの意味が分かりません。

    この整合性の無さはきっと、先に船内のシーンの脚本が出来ていたのに、後付けでわざわざ顔出しした集結のシーンを追加したのではと予想しています。
    そんなものを追加したせいで芝居のタネ明かしを先に行ってしまったのなら制作環境のずさんさに呆れます。

  63. 匿名K さん

    古谷一行さんが鬼籍に入られましたね。
    心よりご冥福お祈り致します。

    もしかしたら本多篤人シリーズが急遽再放送されたりするのかな・・・・・
    一気見してみたい気はするね

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