脚本:川﨑龍太 監督:権野元
ゲスト:山本舞香
ある日、伊丹(川原和久)のもとに、所轄時代に世話になった黒瀬という先輩刑事が訪ねてくる。現役時代、似顔絵捜査官だった黒瀬は、現在ボランティアで『冥婚絵』を描いているという。冥婚とは、未婚のまま亡くなった人の遺族が、弔いのため仮想の結婚式をあげる風習のこと。黒瀬は数か月前、多岐川という夫婦からの依頼で、13年前に行方不明になったままの、未来という名の娘の冥婚絵を描いたのだが、最近になって、その絵とそっくりの若い女性が、多岐川家にいるのを見たという。
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今回は非常に好みの回でした。テーマが冥婚だからオカルティックな話なのかなと思っていたのでいい意味で裏切られた感じでしたね。
なんというか、非常に重苦しく後味の悪い結末でありながら少しだけ希望を感じられるラストが胸につまされました。
例によって登場人物が少ないので事件の全容や犯人などはすぐに予想がつきますが、その少ない登場人物たちがそれぞれ過ちを犯しそれを隠しながら生きている感じが生々しくてよかったです。
しかし今回の犯人の身勝手さは歴代でも上位に入るでしょうね。
そしてこの回の最大のテーマは「冥婚絵にソックリの女性は何者なのか?」という部分だと思うのですが、殺害されたと思ってたら実は生きていて今まで記憶を失くしていた・あるいは「BIRTHDAY」のように幽霊だったというオチなのかな?とも思ったのですが、ただのバイトだったというのは驚かされました。
でもそれも悪い意味ではなく、当事者たちがきちんと心を通い合わせたうえでの芝居だったというのが納得できる展開でした。青木が得意分野とは別のジャンルで役に立ったのもよかったですね(笑)
うーん、まずまずかな〜今回は。
もう一度観たら、良い評価になるかも知れませんが、あまり印象に残りそうも無い気がしますよ。
山本舞香さん扮する遥香役はわりと良かったと思いますが、その正体は意外でしたね。
最後の伊丹さんの「こてまり」でのやり取りは、伊丹さんらしくて最高でしたよ。
来週は「ディアブロス」ですね、タイトルは。
岩下悠子脚本にかなり期待してます。
すみません、またやってしまいました。
訂正します。
「ディアボロス」ですね、来週は。
ごめんなさい。
実に興味深い内容で、とても良かったと思います。冥婚絵という切実な気持ちとその絶望感の気持ちがとても複雑な思いがあり、さらにその気持ちが強く伝わるようになりました。山本舞香さんの演技力は陰になり日向になりという設定がすごくよかったと思います。それぞれの登場人物が犯罪歴や前科があるなど、決して許されない行為などをそれぞれの家族に打ち明けるところが意外とびっくりしました。出雲麗音ちゃんと伊丹さんだけが写っていたけど、芹沢さんの姿があまり見られなかったです。特命係の2人のおせっかいと余計な捜査で事件解決したところも比較的面白かったです。小手鞠さんのお店で怖い顔して待っていた伊丹さんの姿にすごくびっくりしました。特命係の2人に感謝したいと思っていたかもしれませんね。もっと芹沢さんの出番多くなってほしいです。次回も楽しみに。
犯人のピアノ教師の女優さんのお名前がわかりません、お名前わかる方おられますか?
今期一番と言ってもいいくらい、個人的には、とてもとても心に残る回でした。
犯人の目星はついたのものの(手がなんだかいやらしいと思ったら案の定笑)、二転三転する展開に翻弄されました。「生まれ変わった男」もそうでしたが、川崎さんの脚本は、謎が謎を呼ぶ展開が持つ推進力がいいですね。「生まれ変わった男」も楽しい回でしたが、今回のエピソードは物語としての完成度がまた一段上がっていた気がします。山本舞香さん演じる女性の正体にも驚かされましたし、優しい嘘に結びつけられた「家族」というもう一つの真相も、お涙頂戴に流れることなく、素敵だったと思います(そして大珍作「殺人狂騒曲」を思い出しました笑)。
相変わらずのツンデレ伊丹、ちょろい青木も最高でした。
来週は岩下脚本…! 初めてリアルタイムで拝見するので、正座して見ようと思います!
ここ数年で一番だと思いました。
1時間番組なのにそれを感じさせない、詰め込み過ぎで二転三転する相棒が好きなので。
今回はとても楽しめました。
やはり、あとになってあれが伏線だったのか!とか、あれはミスリードだったのか!と思わせる作品はいいですね。
1月26日22:45投稿の匿名さん
犯人のピアノ教師の女優さんのお名前は「街田しおん」さんです。
同脚本家の前作「生まれ変わった男」と雰囲気もテーマもかなり共通していましたね。
オカルト的導入、メインを担うのが若手俳優、犯人が中高生、衝動的な犯行、結末が家族の再生など…
特に強く感じるのは、「大人の身勝手によって運命を狂わされる子供達」というテーマ性でしょうか。前作だと翼くん親子及び店長親子の関係性で、今作だと犯人と西條の関係、及び犯人と遥香ちゃんの関係性。
前作だけだと「少年犯罪の描き方雑すぎない…?」と感じてしまったのですが、今作の内容と合わせて見ると、どちらも衝動的に犯行を犯してしまった少年が、大人の身勝手な自己保身によって更生の機会を失ってしまい、結果何十年も苦しみ続けるという残酷さという視点から少年犯罪を捉えようとしていたのかなということがわかって、納得がいきました。
今期の中でもズバ抜けて身勝手で憎むべき犯人でしたし、こんな犯人の情欲と自己保身で人生めちゃくちゃにされた遥香ちゃんも西條くんも哀れすぎる…
ラスト、「彩奈の”嘘”によって、彩奈も家族も救われた」という結末も非常に温かみがあって良かったです。
ただ、全体的にはやっぱり「生まれ変わった男」と同じく、イマイチ乗り切れなかったんですよね…衝動の犯行に頼る筋運びとか、オカルト風の導入の雑な片付け方とか、やっぱり展開の強引さや作為性が目についてしまって。
この脚本家さんと自分の相性が悪いのかも。
来週はまさかの岩下悠子さん脚本!何年振りだ!?
科捜研でも安定したクオリティを維持されてる岩下さんのことなので、今期一番安心感をもってみられるかもしれません笑
岩下さんの描く冠城や小手鞠がどんな感じになるのか期待大です!
(これを機に戸田山さんや櫻井さんの復活もなかったりしませんかね…?)
久々に書き込みます。
今回の話、バラエティやコミカルな要素がないミステリー一筋な回だったにも関わらず、何故かものすごく引き込まれるように見てしまいました。
ミステリーの完成度も高く、山本さん演じる女の子もああ、そういうことだったのかと非常に合点のいく結末で、犯人の分かりやすさほあったもののとても好みの回となりました。偽りの家族とはいえ、余命幾許もないお母さんが女の子とともに最期まで少しでも楽しく暮らせたらいいな、と思いました。
黒瀬さんの似顔絵も、一度は保身のために書いたものの、その後の冥婚絵が未来ちゃんやその一家を救うことになったと考えれば、なんだか不思議な因果だなぁと思えますね。今後もこういう相棒が見たいと思った次第です。
次回の岩下脚本が楽しみで楽しみで仕方ありません!!
今回もそこそこ面白かったです。小学生の女の子がつまらない事で(事故とはいえ)殺されたのは救いがありませんが、娘の身代わりをしてくれた女の子が、人生に対して前向きになって行く様は救いがありました。しかし、情事を見られた後、ズボンのチャックやベルトがしまってない様はみっともないですね、改めて思いました(笑)
個人的な好みなんでしょうが、私としては悪くはない、及第点くらいの回でした。謎の全てを解き明かしているし、それなりに意外性もあるんですけどねえ。
私の理解力が悪いのかもしれませんが、冥婚絵と似ている女性は、冥婚絵を見た父親が街で似ている女性を見かけたから成りすましを頼んだ、そういう時系列でしょうか? その辺、少しはっきりとは説明されてないように思いました。論理的にはそうなるのかと後で思い当たりましたが。
で、10数年前の似顔絵が犯人に似ていなかった件、これがどうにも納得いく理由ではなかったのが残念です。似顔絵担当の刑事がそんなことしますかねえ?
最後のこてまりでのシーン、伊丹刑事の表情から察するに、こてまりは決して安くないってことですよね。しょっちゅう通う財力が窓際部署にあるんでしょうか(笑)。最初に見た時は、伊丹刑事は特命の2人にありがとうと言いたかった、でも素直に言えなかった、そういうことかなとも思いましたが、勝手気ままな捜査をする特命係を認めることはできない、そんな葛藤もありそうですね。いつもなら特命を軽んじる伊丹刑事を見ると「少しは特命の活躍も認めてくれよ」と思うのに、今回のように少しだけ伊丹刑事が特命係に接近すると、「いやいや、イタミンは意地張って特命をこき下ろせよ」みたいに思ってしまいます。見る側も複雑な感情だったりして。
おもしろかったです。音楽も控えめだったし、よかった。青木の使い方も、出過ぎてなくてよかったと思います。いたみんは過去にも特命係の行きつけのお店にやってきたことがあったのを思い出しました。同じように「独り言」のオンパレードで。あのときは確か1万円だったかな、置いていって、「変わった人ですね」とたまきさんに言われてたかな。今回も同じ流れかと思いきや、こでまりさんはお代を示したのが大きな違いだったですね。はっきり見えなかったけど、今回は2千円ですか?未来ちゃんに成り代わっていた女の子、まさか最後に救いの役になるとは思いませんでしたが、ああいう救いが出せてよかったと思いました。
最後の伊丹さんのふるまいが、いかにも、彼らしくてよかったです。
一方、この番組はお子さんが見ている前提ではないのかもしれませんが、小学生ならまだ起きている時間です。
「女の子に見られてしまった」シーンは、ドアの前で女の子が驚きの表情を見せて通路を走った、そこからにしてほしかったです。後で通路に男子高校生が出てきたときの状態で、何があったのかは十分理解できます。
結局山本舞香さん演ずる女性は何者だったのか?という結論はちょっと想像つかなかったですね。
そしてその女性が最後に特命係に話した父親・母親に対する内容は、すごく打たれましたね。
山本舞香さんが人気がある理由がわかった気がしました。
本作を拝見して、「冥婚絵」なるものを知りました。
その一枚の「冥婚絵」は、ある者には贖罪の想いを、ある者には信じがたい出来事を見るわけですが、その絵のモデルなる人物の消息を改めて問うきっかけになったと思います。
冥婚絵の作者の黒瀬さん、かつては、似顔絵捜査官でしたが、捜査が進展しない焦りと、多岐川未来さんの母親の暗がりから一瞬しか見えなかった目撃情報では、似顔絵作成は不可能に等しい、それが似顔絵のねつ造につながり事件捜査を長期化させたのでしょうか。
作中気になったのは、黒瀬さんが、未来さんの事件の容疑者である西條さんと思しき青年からの、かつての過ちを反省する電話を受け取った事実を、なぜもっと早く知らせなかったのでしょうか?
大人になった未来さんであるかのような女性を多岐川邸で見かけた事実は(伊丹さんに)知らせただけに理解できません。
忘れもを取りに来た未来さん、未来さんの件で贖罪の想いを持った西條さん、結果的にこの二人に手をかける事になった、ピアノ講師の松尾紗月さんの身勝手さには、あきれるばかりです。
大人になった多岐川未来さんであるかのような、菅原遥香でしたが、偽りの娘とはいえ、残り少ない人生を全うしたい多岐川愛子さんに寄り添う事、愛子さんの夫からの依頼とはいえ、大切な事だと思います。
ラストのこてまりでの、伊丹さんからの特命係への感謝の振る舞い、Season5「剣聖」での出来事を思い出します。
すいません、菅原遥香さんじゃなくて梶本彩奈さんでしたね。ごめんなさい
相棒らしくて良い一本だったと思いました。
皆さんが書かれてるようになんとなくの予想は概ね当たってましたが、多岐川夫婦と山本舞香さん演じる仮の娘との互いを思い遣る心情がとても心地よく描かれてましたね。
街田しおんさん演じるピアノ講師から溢れ出る色香にこれは⁉︎と思っていたら案の定でした。
不幸な物語でしたが一筋の光が見える結末も良かったです。
次回、久しぶりの岩下さんの脚本が本当に楽しみです!
最後が良かったですね。
お母さんが気づいている、そこに女の子も気づいている。
見返すと母親が倒れたときの咄嗟の「お母さん」という台詞、苛立ちを黒瀬さんに見せる様子、彼女が本当に家族を大切にして「未来」でいるのが分かります。
ただ生まれ変わった男とほぼ一緒なのが気にかかります。
衝動的な殺人はあまり好きではありません。まして前回のお宝探しも本人は自首するつもりなのにそれを阻まれて、なので似ているストーリーが続くな、といった印象です。
最初に出てきた時から、妙に現役感のあるオバサンだなぁ、怪しいなぁと思ってたら、やっぱりそういうことだったか。
プライベートレッスンって、そっちもか(笑)
青木の黒歴史。伊丹の独り言。サブキャラの使い方が上手いですね。
ただ、黒瀬が似顔絵を捏造した、そのあたりの理由というか心情は、ちょっとわからなかったなぁ。
余命わずかな妻のために一芝居打つ夫とニセ未来。それに気づいているのに気づかないフリの妻。
なんという優しい世界!
せめて、お母さんを看取るまでは”家族ごっこ”を続けてほしい。そう願うばかり。
★★★★★
もしかすると今シーズンベストかもしれません。突然現れた娘は一体?という謎が終盤まで引っ張り、
しかもその理由が・・・。そして、その嘘を分かった上で。という深みにジーンときました。名作です。
ピアノ教室でバックにあの曲が流れていました。
いや、相棒の記念すべき第一回でも犯人。そして、今回は最悪の嘘をついたあの男。今更遺族に謝ってもねえ。
次週の岩下脚本、楽しみであります。 赤いリボンを超えるか!
今回はTHE刑事もの!というストーリーでしたが、単調そうに見えて物語は二転三転し、伏線も散りばめられ、登場人物みんなの思いが丁寧に描かれ(塩梅も丁度よく)、とても良質なお話しでした。
小さな子どもがいるので、こういった幼い子供が被害にあうお話しは中々しんどいですが…、そう思ってしまうくらいに俳優さん達の演技に惹き込まれました。
妖艶なピアノ教室の先生と男子高校生も、ドラマながら嫌悪感を覚えてしまう程に良い演技でした。
ゲストをわざわざ山本舞香さんにした必要性は全く感じられませんでしたが、一時間ほどの通常回にちょうどいい匙加減でかね印象に残る面白いエピソードだったと思います。
13年のときを経て多岐川未来ちゃんの生死がようやく判明し、みんなに見つけてもらえたのは少し救いがあって良かった。
とは言いつつ、後味悪さのほうが圧倒的に強い。
今回の流れとしては、まず伊丹刑事とその元先輩刑事である黒瀬さんが特命係と出くわすところから始まり
その黒瀬さんが「これは13年前に行方不明になった多岐川未来ちゃんが大人になって花嫁姿になるのを想像して描いたものだ。
この絵とそっくりの女性が現れた。多岐川未来ちゃん本人なのかどうか確かめたい。」
と伊丹刑事や特命係に差し出した
ひとつの「冥婚絵」がカギとなって
被害者家族の悲しみ、事件関係者が過去に犯した過ち、
犯人の動機
などそれぞれの思いや思惑が読み解かれていき
真相にたどりつく展開がなかなか見応えのあるものでした。
しかし過去のこととはいえ元似顔絵捜査官であり伊丹刑事の先輩でもあった黒瀬さんの暴走ぶりには
驚かされたと同時に怒りを覚えました。
何にしろ思い込みや決めつけで行うことは最悪の事態を招くこともある決してやってはいけない行為なのだと
改めて思わせられます。
犯人である女教師と元男子生徒に関してはもう愚かすぎて何も言えませんね。
誰もいないとは言えピアノ教室であのようなことをするし、
手袋を取りに来てその場面を目撃してしまった多岐川未来ちゃんを男子生徒のほうが必死で追いかけたうえに追い付いた先の階段で揉み合うし。
そこからは救急車を呼ぶなり、助けを呼ぶなりするべきはずなのに
多岐川未来ちゃんが亡くなっていることを確認したら
女教師はなかったことにしようと多岐川未来ちゃんの持ち物を処分してから多岐川未来ちゃん自身を山奥に埋めることを決意し、
そしてパニック状態だった元男子生徒もその言うなりになるという最悪という言葉ではすまされない事態。
まだ元男子生徒のほうはずっと強い罪悪感を抱えて、13年経った今になり罪を償おうとしていたので同情の余地は少しばかりありましたが、
その元男子生徒までも刺殺した女教師はもはや殺人鬼で同情の余地が微塵もないですね。
だからこそ、右京さんの激昂がかなり心に響くものとなっていて良かったと思います。
また山本舞香さん演じる女性の正体が
大人になった多岐川未来ちゃんのふりをすることになった
菅原遙香さんというガールズバーで働いている方で
その演じることになった理由が
「冥婚絵」に描かれた多岐川未来ちゃんの姿とあまりにも似ていて勘違いしてしまうほどだったから
多岐川未来ちゃんの父親である直樹さんに
病気によって先が長くない多岐川未来ちゃんの母親である愛子さんと共に過ごしてほしいとお金まで渡されて頼まれたから
という真相も驚くものであったと同時に、
本物の娘でないことには気付いていても、ひとときだけ
疑似家族として過ごすことにしていたのも
父親母親の思いと
菅原遙香さんの「役に立ちたい」という気持ちが、
伝わってきて
これでまた少し救われたような気がすると思えるラストで締めたのがいい感じでした。
最後、こてまりに来店してきて
また違うお礼の仕方を特命係にしていった伊丹刑事に
菅原遙香さんがまさかの青木年男にとって黒歴史の1人だったという事実
など小ネタも楽しめて、川﨑龍太さんの脚本回は選ぶ題材も面白く相棒らしさもあって
また担当することかあったらどんな話を書いてくるのか楽しみです。
皆様も思ってることかもしれませんが、真犯人であるエロピアノ教師が西條をハサミで刺殺するときの「やぁ!!やあ!!」という掛け声には思わず笑ってしまいます。
まず『お宝探し(20-12)』の藤堂沙耶香を演じてた人の名前が間違えていたのでお詫びします。
朝見心・・・○
朝倉心・・・×
朝見さん、すみませんでした。
気を取り直して個人的に笑えたシーンとあれ?って思ったシーンを今回は少ないですが幾つか。
(笑えたシーン)
・言動が右京化したわーくん
(ちなみにこのシーン)
(山本舞香さん演じる多岐川未来(演:加川心菜ちゃん)の従姉妹・菅原遥香ことぼったくりバー店員・梶本彩奈が勝部演之さん演じる元似顔絵捜査官・黒瀬和成宅に訪れた際)
黒瀬『(ノックを連発する彩奈、扉を開け彩奈を見るなり)き・・・君は・・・?』
彩奈『お母さんには犯人の顔がハッキリと見えなかった、なのに何であんな似顔絵が描けたの!?
黒瀬『君は、本当に未来ちゃんなのか?』
彩奈『答えてよ!(逃げる黒瀬を追いかけながら)犯人はあの似顔絵の男じゃなかった、なのにアンタがあんな出鱈目な似顔絵を描いたせいで私は・・・(黒瀬の胸ぐらを掴んで揺らしながら)お母さんは・・・答えなさいよ!!!』
わーくん『やめなさいッ!!!』
(⬆同時にわーくんのこの言い回しでこのシリアスなシーンが台無しとさえも感じてしまった、この台詞はやはり右京が言うべきだったのでは?)
・青木くん、オマエは彩奈どころかそういう店で金をむしり取られるのが運命だよ!!!w(プライベートで結婚されてる浅利さん、すみません)
・小学生の未来にひっぱたかれた横井翔二郎さん演じるフリーター・西條雅弘(そのあとの展開は流石に胸クソ悪いが)
(あれ?って思ったシーン)
・特命係を疫病神呼ばわりする伊丹(今までの事件を解決に導いたのは誰だ、この悪党ヅラめっ!少しは素直になりやがれっ!!!)
・特命係と黒瀬との喫茶店での会話の時に流れてきたBGMと街田しおんさん演じる松尾紗月ピアノ教室講師・松尾紗月でのピアノ教室での未来の「エリーゼのために」のピアノ演奏が上手くシンクロしてたと感じるのは自分だけだろうか。
・宮田早苗さん演じる未来の母・愛子は末期ガンであるにも関わらず過呼吸なのは何故(ガンの部位にもよるが痛がる素振りすら見せなかったから気になった)?
以上、笑えたシーンとあれ?って思ったシーンでした。
筒井巧さん演じる未来の父・直樹の勘違いから彩奈の中にも良心というものが芽生えたということか、愛子は彩奈が未来じゃないと言うことに気付いていながらも、彩奈を未来として、従姉妹の遥香としても接していく、直樹と愛子との出会いが彩奈にとって良かったということなのか、それが前述の黒瀬宅に殴り込みをかけにいったということなんでしょうが。
最後に伊丹さん、珍しく特命係にこてまりで奢ってましたね、たまにはこういうことがあってもいいのかな。
山本舞香の大根演技を除けば、実によく出来てた完成度の高いエピソードだと思う。
まるで相棒ベテランの方が書いたような手堅く纏まっている素晴らしい脚本!
あらためてみてみても普通におもしろかったです。
青木年男の活躍のさせかたには笑いました。
今回の名場面は、最後に二人を奢るイタミン。とてもかっこいい。
内容的には微妙な点ばかり
・なぜ滝川母は犯人の顔を見ていないのに、黒瀬が似顔絵を描いたことに文句も何も言わなかったのだろう。旦那に相談するとかするだろ。どうみてもありえない。
・杉下さんが滝川母に似顔絵のことを問い詰めるのはまるで容疑者を問い詰めているよう。警察として問題のある行動。
・嘘の似顔絵を描いた黒瀬は罪にならないの?詐欺でしょ。
・梶本彩奈が、黒瀬のところへ行ったけど面識ないんじゃないのかな。
・杉下さんは、ピアノ松尾先生に対して被害者家族のことを考えたことありますか?とこの事件に限らず言うけど、犯人が考えるわけ無いよね。それを声を荒げて言われても犯人は何も響かない。
面白かったし泣けました。あの家族は偽りとはいえ最期まで幸せに過ごして欲しい。
犯人は身勝手すぎて…!
面白かったし泣けました!
あの家族は偽りとはいえ最期まで幸せに過ごして欲しい。
犯人は身勝手すぎて…!