脚本:輿水泰弘 監督:橋本一
ゲスト:三津谷葉子 高橋洋 外波山文明 入来茉里
都内の老舗料亭の庭で芸者の小鹿こと皆子(三津谷葉子)の他殺体が発見された。
なじみ客の源(外波山文明)のトイレのお供に出たまま姿を消していたが、その間に殺害されたらしい。
被害者の皆子は、実は享とかつて結婚を約束した仲だったのだ。
いてもたってもいられず享は独自に捜査することに…。
Season12 第9話 「かもめが死んだ日」
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被害者の小西皆子も小さい頃は普通の少女だった。
でも、カイト君の知らないところで変わった。
遂には、殺されるほどの悪女と成り果ててしまった。
人間は良い人になるのはなかなか出来ないのに、悪い人には簡単になってしまうん事を痛感させられた話でした。
最後は両方とも、お似合いのカップルだったと思いますよ。
最後のシーンで、え????。いらなかったです。
近頃、右京キャラすらもブレてきて、全く引き込まれません。
水曜日は、再放送→シーズン12 となる訳で、どうしても違和感がうまれ、集中出来ない。もう見ません。
どうしようもなく救いようのない話で、かえって相棒らしかったですね。
それにしても、あのご贔屓の旦那さんは必要?カイトの幼なじみっていう設定も必要?最後の散歩のシーンは何がしたいの?
と、ところどころに違和感が拭えなかったですね。
正月に期待ですかね
今回の話は45分物のつもりではなかったような気がします。話の作りがいやにバランスが悪いし、本来もっと長時間で作るないようだった感じです。だからあちこち違和感たっぷり。もったいない作品と思います。blogにもその事書きました。
良かったんですよ。
良かったんだけどね・・・。
何なんだろう?
このモヤモヤは。
いつも思うんだけど、輿水さんってコメディ下手ですよね〜。
今回だったら若い芸者。
あんなの芸者A的に情報を話す程度の1シーン出演で良いでしょう。
あと、ラストの右京さんと幸子も不要!
カイトと彼女の二人だけだったら良いラストだったのに・・・。
相棒を立ち上げた輿水さんらしからぬエピソードだったな〜。
まぁ大ファンとやらの書き込みみたいに
「もう観ない」
みたいなスットコドッコイな真似はしませんがね(笑)
いつかブレも修正されるかもしれないのに
「もう観ない」
って・・・。
未来を予知できる超能力者か何かなんですかね?(笑)
待ちに待った元日スペシャルの予告編が!
久し振りにスケールの大きい元日スペシャルの予感!
宇崎竜童
中村橋之助
など実力派のゲスト!
名作
[バベルの塔]
に匹敵する作品を期待します。
今回はそこそこ面白かったのですが
何かモヤモヤする話だったと思います
ラストシーンもそうですが
必要ないシーンも多く
幼馴染み設定などはあまり必要性を感じず
シンプルな話を無理矢理引き延ばしというか
色々の設定を付けてややこしく
している印象があります
あと右京の一人ボケ突っ込み
あれは本当に必要がない
今年の相棒はもう終わりなので寂しいですが
次回は元旦恒例のスペシャル
期待しながら待ちましょう!
船に例えると、こういう景色、場所に連れて行ってくれる船なのだろうと、客は選び、安心してその船に乗船したはず。それなのに、少しでも「あれ?違う場所に連れていかれてるじゃないか?」等と思うと、客は、不安だし、怖くて乗ってられない。途中で降りてしまうという事もあり得る。
修正出来るのなら、沢山の客が降りる前に、早く気づくべきだと思いますよ。
普段は、冷静沈着(しかし時折、知ってか知らずか、無礼言葉をいけしゃしゃあと言うから、面白かった)、私生活をも見せないミステリアス、断固と真実追求を追い求める杉下右京だからこそ、時折プルプル感情むき出しに「人間臭さ本心」を見せる姿に、他の刑事ドラマとは違い、ヒューマンドラマみたいで、心打たれましたがね。
「頭も良いけど、親しみやすい刑事さん」を表に出してしまった以上、どうミステリアスに戻れるのでしょうかね。
今回も楽しめました。
右京さんは若い未熟なカイト君をじっくり育てるつもり?今シーズンになってそんなよりそんな感触がしますね。
それと大信田礼子さんが料亭の女将役で出ていたのにびっくり。年相応の容姿と演技で嬉しく思いました。
先週の岩下さんの相応でない感じも良かったですけどね。半月以上も相棒がないのは本当に困るけど、橋之助さんとの共演は歌麿以来で楽しみに待ちたいです。
今回の話は、どこまでカイトに感情移入できるかで評価が分かれると思います。
「昔自分が好きだった女の子が、どう生きていたのか、何故殺されたのか?」
カイトの心情に思いを乗せられれば、この話はグッと面白くなります。
被害者の過去を辿るにつれ、「キレイな思い出」が壊れていく。(救いようの無いクズ女でしたね)
最初はお骨を引き取るとまで言っていたカイトの心情はフクザツだったでしょう。
「死体が見つからなければ、最初の殺人は立証できない」みたいなこと言ってましたからね。
今回は文句なく面白かったです。
元旦スペシャルも楽しみです。
女って怖い~~~
あんな奴殺されて当然!ざまぁ!
と思いたくなるような被害者像でしたが
カイト君の昔の思い出描写でそれが行き過ぎないように
していたのは上手いなと思いました
米沢さんが最初しか出てこないのは珍しかったような・・
来週はまだやると思ったんですがね。
次はもう元日スペシャル、しかもいつもの水曜日!
カイト君が犯人(事情はありそうですが)みたいな予告でしたね
楽しみにしておきます
今回は展開が少し読めてしまいましたが、それなりに楽しめました。よく「性善説」や「性悪説」という言葉を聴きますが、やはり人間は教育や環境によって人間になっていくのでしょうか。持っているものは「善」なのに、少し道をはずすと「悪」になってしまうのでしょうね。考えさせられました。また、杏樹さんの外ロケの願いが叶ったのは良かったのではないでしょうか。年内の放送は今回で最後のようですが、元日スペシャルと新年の放送を期待しています。
とりあえず「お前ら,たまきさんのことは早く忘れろよ」と言われているのは分かった。ただ,料亭はあげるからその恋人然としたポジションは奪わないでやって欲しい。
それこそ過去の思い出を忘れられない初期視聴者のために…
ところで誰も触れていないけど参事官…落ち着け。
今回のは違和感満載で、録画3回見て慣れて、やっと面白くなって来ました(;^_^A
犯人役はじめゲストの皆さん役作りはお上手ですよね。変り者の金持ちご隠居に仏頂面、悪女過ぎる被害者にゾッとするイタミンも良かったし。
この話を楽しむには、見る側が、カイトくんの初恋の人なんだから、いい娘のはずだ…、という思い込みを払拭する必要があるんですね…。
被害者の写真を見つめるカイトくんの複雑な表情で終わればまだ良かったかも
性格の良い悦ちゃんに甘えるのは分かるけど、画面がダレるし、カイトのショックが必要以上に軽く見えるから、「なんかさ〜」以降のセリフも右京幸子もホントいらなかった。
カイト嫌いじゃないからゴールデンボーイみたいなの期待してます。
名前入ってなかったすみません。
あの童顔の芸者はいらなかった、、、?
ここのコメントを読んで、確かに微妙なストーリーだったかも?と思いましたが、それでも私は十分楽しめました。
ポット さんに言われるまで女将役が大信田礼子さんだとは全く気づきませんでした。それから冒頭で右京さんが読んでいた青い表紙の本のタイトルを必死に読み取りました。「Literary criticism on sherlock holmes」(シャーロックホームズにおける文芸評論???)。某ネット通販書店のHPで検索しても出てこないので、ひょっとすると架空のタイトルの小道具なのかも。。違ってたらごめんなさい。
個人的には60点。まあ普通だなと思いました。輿水さんの人物描写(とくに被害者の女性の腹黒さ)は、相変わらずうまいなあとは思いましたが・・・。ただやっぱり輿水さんらしく「目撃者」や「新・Wの悲喜劇」のような奇抜な設定で、観る人を驚かせる作品を期待していたので、はっきり言って今回は肩透かしでしたね。あと米沢さん、出番が最初だけでしたね。それもちょっと意外でした。
やっと録画をみることが出来ました(^^;
面白かったけど、最後がね~。私はキャラとしてのたまきさん好きだったから、女優さんは代えても役は代えなくてよかったかもなと思うほうです。(ごめん~)
忙しい年末なので、お休みはちょっと有難い気がしますが(こっちも楽しみにしている人にごめん)、新年特番の番宣で、カイト君が30歳の設定って…ここで初めて気づいて、今年最後のびっくりでした。
新年号、楽しみですね!
ここに集う相棒ファンの皆様、良いお年をお迎え下さい。
輿水さん脚本は色々な立場からの見方ができるから、何度も観たくなりますね。
パトロンおじさんが保険をかけたお遊びは輿水さん自身?松本さん?お二人は今や天下の脚本家とプロデューサーですからね。若い娘と右京さんの下りもおじさんらしい着想で。カイトは複雑ですが、人生そんなことあるでしょうから、現実的です。
最後のシーンはただ歩いてただけと思いたいですが、カイトが肩を組むのはやり過ぎか。イマドキ肩を組むカップルあまりみない、むしろ手をつなぐなら、現実的か。
最近は何度も観たくなる回が減っていたし、再放送多すぎますが、1つの話てを何度も観たくなる工夫が欲しい点では今回はおふざけもあり、上出来な部類!
内容としては結構好きな話
幼馴染みが最初から最後まで悪女で終わり、犯人へ同情するカイトとそれも許さない右京さんが良かった(特に橋を壊す事を示唆するのが良い
芸者さんの女の子も可愛かった!!(重要
あとやっぱり輿水脚本だからか懐かしの相棒感や男を埋めるシーンのBGMも久しぶりに使われて印象に残った
ただ個人的にラストのカイト君と悦子は有りだけど右京さんと幸子さんはダメでしょ…
右京さんが罪を償ったのなら元犯罪者にも優しいっていうのは良いけど幸子さん今の状態だと愛人じゃん…
お正月はカイト君が無茶苦茶動きそうな、ようやく若さを利用した話が来そうでワクワクしてます!
予告を観る限りだとバベルとピエロの良いところを取った感じがして楽しみです!太田さん頼みますよ(期待
ビリーバーのように相棒がカイト君じゃなかったら解決が難しかったって話だと嬉しいです
初めて投稿します。今回の内容は1時間では描ききれないというか、消化不良というか、詰め込みすぎとういか、。。。彼女が「悪女」になった変遷や心理・享との関係性をもっと丁寧に描けばもっと面白くなったような気がします。
今思うとやっぱり死体がたとえ橋の下(地の底)だろうと海の底だろうとどこだろうと確証があるならちゃんと行政の許可をもらって見つけてあげるべきではないだろうか?死んだ人も浮かばれないでしょうし、できる限りはちゃんと葬ってあげないとね。あと皆さんご指摘の通り何故右京さんと幸子さんが外でデートする必要があったのか?ラストを締めるなら別にいつもの「花の里」でみんな集まって飲んでりゃいいじゃんと思いました。あえて野外で4人を会わせる必要はないでしょう、しかもカップルで。で影響されやすい私はこれを見た後すぐにあんみつが食べたくなってコンビニへと急いだのです。
甲斐くんが小学生のときに、小西皆子さんと婚約者だったところが印象的でした。亡くなったときはとてもシヨックを受けた。かわいそうでしかも婚約者だったことも忘れられないかもしれない甲斐くん。
重富穂奈美さんへ
差し出がましいようですがコメントを連投するのは如何なものかと思いますよ。
他の方の最新コメントが埋もれてしまうのでその辺を少しだけ配慮して頂けると助かります。
この話、先日再放送されてました。
結局橋の下に埋まった古畑の死体は今もそのままなのかな?
興水氏作品には時々、中途半端なものが出て来ますね。
season11の即身仏の件もまだ解決してないし。
season13以降の悦子さんと赤ちゃんもどうなったか?まだですし。
話題を投げつけるだけ投げて、後は視聴者の想像におまかせしますみたいな身勝手な手法作品は、僕はあまり好きではありません。
さて感想としては、後味はあまり良くなかったと感じてます。
カイト本人も言ってますが、甘酸っぱい思い出に酔いしれていただけだと僕も思いました。
人間誰しもそう言うものはあると思いますし、「昔は昔で今は今、現実は昔と違って残酷である事に真っ正面から向き合いなさい」と右京さんが言ってるようでした。
小ネタ的には、
・「暇か」の課長や参事官を無視する右京さん、大いに笑いました。
・座敷を渡りまわる芸子さんを「カモメ」と呼ぶんですね、勉強になりました。
・いくら情報提供してもらうためだとしても、物品授与しては「贈収賄の罪」にならないかな?右京さん。(夢路さんにあん蜜・みたらし団子・おしるこ?ぜんざい?)
・殺害された小鹿姐さん(三津谷葉子さん)の悪女っぷりが怖かった。
・カイト君の「新潟ですよ新潟、わかります?」右京さん「あっその新潟ですか?と僕が言うとでも思ったのですか?」の件は、くだらなく必要無い部分だと思います。
・最後の幸子さんと右京さんのデート?シーン、僕も別に要らない気がします。
この一件も後の「ダークナイト」につながるカイト君の伏線の1つだったのかな?
Endymionさんがおっしゃるように、「ダークナイト」の伏線をうかがわせるシーンがありましたね。
中盤、特命係の部屋での右京さんとカイト君の会話で、このようなやりとりがありました。右京:「君は、心底愛した女性のために、人を殺すことができますか?」甲斐:「えっ」
終盤カイト君がおっしゃった、「古畑の遺体は橋脚の下にある可能性が高く、掘り返して探す事は事実上不可能、そうなると酒田さんの古畑殺害の立件はむずかしい」の発言も、皆子さんを古畑から守るためにとった行為を正当化するようにも聞こえます。
この頃には、カイト君はダークナイトとして活動していた頃です。何気ない事を何もかも関連付けるのは失礼かもしれませんが。
酒田さんですが、錦糸町のロイヤルで皆子さんと恋仲になったものの、皆子さんと古畑との再会から、将来を考え身を引く選択もあったのではと思います。
皆さんがおっしゃるように、ラストの右京さんと幸子さん、カイト君と悦子さんのダブルデートのシーンは必要ないですね。
古畑殺害は若社長で良かったけど、小西皆子殺害は別の人物で、しかもその殺害理由が若社長脅迫とは全く関係のないものとかだったりした方が相棒らしくどんでん返しで面白かったと思います。
今回の話で、自分なりに点数をつけると80 点ならいい話しがもっとありそうと思う。私たち人間でも恋をするのは大切であることを知りました。私が保育園にいた頃、ある友達から僕の将来の夢は、ほなちゃんと結婚すること!と言われてびっくりしました‼️この時はまだお互いに子供の頃だったので、今は全然覚えいません。カイトくんのことを考えてみると自分も同じようなことを思い出します。
過去にこの回は「面白くない」というようなコメントをしましたが改めて観てみると見応えがありました。
芸者という存在について深く描かれているのも興味深いものがありましたし、
源のご隠居さんも印象的な登場人物でした。
そして確かにストーリー・展開としては、カイト君視点で視聴すると面白さが倍増しますね。
小さな頃は純粋だった女の子が立派な女性に成長したときには何もかもが変わっていてしまっていた。
「彼がひどく哀れに思えて」まあこれに関しては共感できる部分があったりもします。
まあそれでも輿水さん脚本にしては「微妙」という印象が拭いきれませんが。
やはり所々に違和感があります。
犯人であった彼の「こう見えて僕は一途なんです。」というセリフ 言うタイミングも流れも不自然な感じがしましたし、
終わり方がどの話よりもすっきりしない感じということもあり、
最後もカイト君と悦子さんカップルのみで締めるか、遠くから右京さんがその様子を発見するという図にした方が絶対に良かった。
まあそれでもとても強く印象に残るエピソードの一つだと思います。
「君は心底愛した女性の為に人を殺す事ができますか」
愛するが故に犯した罪,輿水さんのS.2「教授夫人のその愛人」S.4「閣下の城」S.17「ボディ」の系譜に連なるもの.
アップされた独特なカメラワークに始まり,新潟日本海の暗い海の空気をそのまま隅田川に持ち込み,更には向島界隈の雰囲気を保つためか挿入音楽を控え目にして何とも言えぬ不気味な静けさに包まれている.
胡蝶「気性が激しくて色々と問題も多い娘でしたけど仕事はきっちりしてしていましたよ」
右京「さすがにもう小西皆子に耐え切れなくなってしまいましたか」
伊丹「とんでもなく悪い女に魅入られたもんだな」
小西皆子の魔性については作品を見てもらうしかないが,50万踏み倒し500万帳消しにする一方,鉄工所の会長や夢路のような如何にも善人そうな人間からは慕われていることも彼女の怖い一面
バーのママ昌子「ロクな死に方しないと思ってたけどね…たち悪い女だものあの子,外面いいから客ウケは良かったけどね」
お遊び保険金1000万を端金と豪語する源のご隠居のような人だからあんな酔狂でいられるという面もあるが,それよりおそらく皆子は相手によってガラリと人格も変える術を持っていたんだろう.
(バーのママと対照的な料亭の女将の「オフレコ」の時のような刑事をあしらう手練を見てると自分とは無縁な世界ながら皆子が男を食い物にして華麗なる転身を遂げている最中というのも少し感じる事ができる)
「もし供述を翻すようならあらためて僕が対処します」
「杉下さんならあそこを打ち壊しそうですね」
暗澹とした曇り空の下,天空を走る湾岸道路.
高額マンションの購入した事実,再会にあたって皆子も酒田も古畑健介の事を口にしなかったというただそれだけを手掛かりに,
>古畑健介は既にこの世にいない
のみならず
>酒田と皆子の共犯ではない
>教唆犯と実行犯という関係でもない
>犯行は酒田の自発的行為
>恐らくこの下に古畑は埋まっている
>皆子も酒田が殺した
以上の推理を展開,結論付ける右京の台詞は今回のクライマックスであり恐ろしい箇所.
ワンカットでしかもここまで長尺の右京の一人語りは通常回ながら相棒全エピソードの中でも1,2を争うものではあるまいか?(※右京の長台詞はいつもの事だけど,これに匹敵するのはもっと怖いというか辛い作品S.7「特命」での電話越し福助の心を人質に福助の母が病死でも自殺でもなく無理心中の挫折を暴き区長を追い込むシーンとか.他にも特に長篇もので堪能できる)
酒田を演じる高橋さんの演技,皆子の最期,首を絞められていてどこか笑っているような表情.
Holmes本に没頭して角田課長に突っ込まれてからの「なるほど」
雪降る新潟,皆子の実家,顔を見せない母が窓からたった一通の葉書をポトリと落とすシーン.
何もかもどこか怖い.
というか輿水さんの脚本全般怖いの多いんだけど.
「死ぬまでずっと忘れないだろうなって予感がする思い出」に幼少期の婚約話,とはカイトらしいが,そうしたエピソードも,ご隠居と夢路による供養も,最後のカイトと悦子,右京と幸子のデートシーンも,すべてが淡い泡沫のように消える虚しさの感触のまま終わる.あまり見返したくない作品.
推理モノとしてはダメなパターンですね。”推理だけで追い詰める”ってやつ。
古畑が6年も消息不明だからといって、”すでに死んでる”ってのはちょっと強引すぎるのでは。
当時の住居だったり関係者とかちゃんと調べないと。手抜きしちゃいけないよ。
小鹿殺害についても物証はない。
後づけでもいいから、着衣などから指紋やDNAが出たくらいにしてくれればいいのに。
ドロドロとした人間ドラマとしては楽しめました。
とんでもない女に惚れてしまった酒田には同情できる気もするし、
初恋の相手がとんでもない女になっていて、あげく殺されるというということに
ショックを受けるカイトの気持ちもわかる気がする。
男性目線では共感できるストーリーだったけど、女性目線ではどうなんでしょうね。
”男って単純でバカ”ってことになるんでしょうか。
右京の”乗りツッコミ”、おもしろかったです。
★★★☆☆
関西の平日の夕方再放送の一発目はこれだった。
関東はボーダーラインだったそうな。
どちらにしても、やるせない話だね。