脚本:谷口純一郎 監督:和泉聖治
ゲスト:笛木優子
倉庫ビルの敷地で、転落死したと見られる男性の遺体が発見された。
死亡していたのは、山本(内浦純一)という気鋭のジャンクアーティストで、腹部には刺された傷が残っていた。
右京は、かねてから注目していた芸術家の不審死ということもあって、亘と共に捜査に乗り出す。
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前沢保美さん!久しぶりです。
う~ん?今回も微妙かな~?
同じ谷口脚本ならば、土曜ワイド「ショカツの女」の方が僕は好きかな。
ただ、ノスタルジーな感じは好きでしたが。
だけども将人少年が大の大人を後ろから彫刻刀で右脇腹?を刺しただけで、刺された玲奈の父親は死ぬかな?
刃先の短い彫刻刀で即死するわけないし。
あとは今回も小ネタですが、
・冠城VS 米沢のバトルが今後、加熱しそうかな?
・右京さんの初恋が21歳って、まさか相手はたまきさん?まさかね。
・久々の右京さんのピョンピョン、下にはやはり死体有り
・先の回で伊丹さんが冠城さんに忠告した件、今回持って来ましたね
・最後の「花の里」シーン、残り時間を埋めるためにわざと持って来たような感じがして、ちょっと必要無い感じがしました。
ぐらいですかね。
次回にまた期待します。
タイトルってまさか「幸子と幸子」じゃあ無いですよね。
双子もののストーリーはちょっと苦手かな。
失礼しました。
次回は「キモノ綺譚」だそうです。
今回は特に良くも無く、悪くも無くでしょうか。
見直すと何かしら気がつく点などが有るかもしれませんが、私も子供が彫刻刀で脇腹をひと突きしただけで大人が即死するのは疑問ですね。
米沢と冠城のやりとりや久々の前沢さんの出演が良かったです。
笛木さんがメインゲストなのに、何だか印象薄いような気もしました。
中原さんは前回出演の時とはまるで違うムカつくキャラクターでしたね。
今年もあと3本、元日スペシャルが気になる時期になりました!
次回の輿水さんも楽しみです。
エンディミオンさんへ
はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます。
小ネタとして書かれている「右京さんの初恋」ですが、自分が21歳と答える事で冠城くんと角田課長に反応と確認をさせたかったんでしょうね。21歳の初恋がちょっと不自然だよ、と言うことを。
流れ的に東野圭吾の「白夜行」を彷彿とさせた。
21年前の少年による殺人と現在の事件が交錯するという難しい話をよく1時間で収め切ったと感心しました。
ただ過去回想の出来が内容雰囲気子役演技と良かっただけに本筋の事件の面白さが極めて凡庸でもう少し小ネタでもなんでもアクセントが欲しかったところ。
終盤のチープな悪役犯人が出た時は「完全にとちったな」と思っていましたが芸術家の自殺という部分や彼の心理描写が密かにだけど丁寧に描写されていたという事は高い評価を与えたい。
そのお陰で唯の凡作から何度か観たくなるようなレベルにまで話を持って行けたと思う(前回はラスト以外見所が無かったので…
個人的な相棒ラブストーリー最高傑作である「待ちぼうけ」には及ばなかったものの高い部分には入れてあげたい(2位は「この胸の高鳴りを」です。
小ネタよりも事件を重要視してる自分ですが今回は初脚本の方なので小ネタにキレがなく少々飽きてきてしまう部分も多々ありましたが、終わり方が良かったのでドラマとしては好みです。
ただキチンと縦軸を意識した台詞があるのは有難い!
以下小ネタ&ツッコミどころ雑感
・会社員VS芸術家がカッコ良い
・ただ芸術家も結構な割合で自業自得だよね
・結局レナさんに罰は無いんかい!(時効だから仕方ないけど
・米沢VS冠城が面白い
・幼稚園で初恋→中学では漏らす→今はエリート冠城
・「はつ恋」のはつが漢字じゃ無いのは何でだ…
来週は輿水脚本だ!!
しかも幸子回だ!!
楽しみだ!!
中々面白かったと僕は思います。
元々アザミのような、ノスタルジックなお話が好みなのでそこだけでも高得点。また前回、前々回に比べミステリーの味も濃くなっており、かなり好みでした。
彫刻刀で大人が死ぬのか、という話ですが、失血死じゃないでしょうか?また最初の一刺しだけを演出しているだけかも、とあまり気になりませんでした。
脚本は谷口純一郎さん、相棒初登板ですが、他の戸田山さんとか櫻井さんとかどこいっちゃったんですかね?かそうけんかな?脚本書いてほしいです…
来週は久しぶりの月本幸子回、輿水脚本の幸子回って実は初めて?楽しみにしてます
はつ恋、という表記ですが
島崎藤村の詩のイメージなのかなと思いました。
こちらは林檎ではなく、苺が出てきましたが。
彫刻刀で人はまず死なないなとは思うものの
今期の相棒は、初期の雰囲気を彷彿させる回が多く
それはやはり嬉しいです。
シリーズも長くなると、原点回帰も大事ですね。
次はいよいよの輿水作品、
今のところキャラも立ってて、各話良い感じに来ているので
来週を非常に楽しみにしています♪
今日の相棒つまらなかったです。第6話の視聴率はどれくらいなのか?
予告を見たら、幸子編なので期待はもちろん”大”です!幸子編なので、暴力団関係の方々が出てくるのかな?と少し思いました。”ついてない女”や”ついている女” ”狙われた女”にも幸子さんと関わっていたヤクザ風の方々が出演されていたので。
零さんへ
はつ恋の表記はおそらくツルゲーネフから取っているかと思われます。
問題のある父を持つ少女への恋心、という点でそのまんまですからね。
個人的には今回の話が今期で一番楽しめました。
ただこの話の魅力の半分くらいは美しいBGMによるものだった気もしますが。
この曲っておそらく初めて使われるものですよね?
サントラには入っているのでしょうか?
ドラマの内容より通称「相棒・何でも屋おばさん」こと前沢保美さんの再登場が嬉しかったです。次は何屋さんかな?
冠城だけ超邪魔でしたが、他の全員に感情移入出来ました。役者さんたち全員素晴らしかった。
50分の相棒で端折ってやらないで、2サスでじっくりしっとり描いて欲しくなるテーマでした。今回冠城ホントに要らなかったし。花の里のシーンも邪魔。
敢えて相棒っぽかったところを探すとしたら、
粉々にまで壊れた青い鳥を直した右京の頭脳とこだわり。そこだけですものね。
粉々まで壊れずちょっと欠けた、曲がっちゃったぐらいで、2サスで普通の人に直してもらってもお話しは成り立ちますね。
好きなところ
・青い鳥と似た青い花が飾ったあったり、蜘蛛の糸の作品も素敵と、モノが良かった
・園長先生はじめ全員演技が素晴らしい
・ヒロインへの愛が二人とも本物
わたしも芸術家vs普通の会社員の対決シーン、すごく良かったと思いました。
ただの「普通の人」ということだけではなくて、尊敬出来る魅力があった。
まっすぐな愛で、誠実に女性の心が落ち着くのを待つ懐の深い上司。強さも感じられました。
ナイフを自分から握りしめる所も、芸術家でなく普通の男がやるからこそ、ハッと引き付けられます。
「幸せになってはいけない」という女性の言葉を男性二人とも、きちんと重視してくれて、なんだかわたしが嬉しくなりました。
そして芸術家のほうも、ただの依存でなく、もちろん支配欲でもなく、本当に女性を愛していた。だからこそ身を引くために自殺した。本当に良かった。
本来なら感動で涙ボロボロになれるはずだったのです。
でも感涙出来なかったのは、やはりドラマの作りの惜しさか。
残念なところ
・冠城雑誌買ってきただけ?
・花の里シーンは、だらだらしてるし、今回はしらけるだけだから、絶対不要
・最初の自殺のシーンも不要かも
「アートディレクターによる殺人かと思いきや、自殺だった・・・!」みたいに、
そこをハッキリと、右京によって解明してもらうほうが、
もっと「そうだったのか・・・!!(滝涙)」と感動出来たと思います。
右京が証拠を見つけるでも良いし、後からわかるひとだけにわかる、遺書めいた作品が見つかるとかでも良かったかと。
ちなみに、彫刻刀で人が死ぬか、ですが、
あの父親は無理心中したい心境であったため、ほんの些細な傷でも死ねたのではないかと。というより、傷は浅くて、餓死だったんだと思っています。
それも右京から一言あって欲しかった。
山小屋までの道が土砂崩れで封鎖された、とか、何か欲しかったです。
そういうきめ細やかさがあると、余計なところに気が行かないから、存分に感動出来るんですよね。
作りが惜しかった。感動しきれず欲求不満。
でもまたこの脚本家さんに書いていただけるのなら、期待します。
私は、近年の相棒は、何か忙しくて、犯人を捕まえる為だけみたいな、何か急がしいストーリー展開に感じて、余り楽しめなかったのですが、今回は、被害者やそれに関わる人物背景も、描かれていて、これぐらいの規模ストーリーの方が、私は好きです。
良かったです、自分が想像してたラストでなくて。それは女性の父親がまだ生きていて娘に手を出す男を殺した、思い出の大事な彫刻もこの父親が壊した、そして女性が父親を崇めた、という話しだったら吐き気がする程救いようがないな、と思ったからです。最後、取ってつけた様なかんじでしたが、彫刻家の愚直な、本当に恋愛に対しては奥手で、恥ずかしがり屋で愚直過ぎる性格がわかった時、少し泣きました。人間って外見だけでは分からない、純粋で子供の様な感情を大人になっても持ってる人って結構いるんじゃないか、と思いました。型にはまらない、こんなストーリーも相棒ではあり、かと。以上、個人の感想です、失礼いたしました。
山本さんの、死の真相よりも、玲奈さんとの幼少期の出来事の真相を解明する所がよかったです。ただ、彫刻刀で人を殺害できるのか疑問に残りますが。
相棒で、芸術家を題材にした作品は多々ありますが、あまり注目されないジャンクアートにスポットを当てた所はいいですね。
話は変わりますが前沢保美さん、久々8度目のご出演、印象に残る役処でした。
冠城さんと米沢さんのいざこざは、これからも続くのでしょうか?
今回良かったです花の里が出てきて嬉しい
私はあまり初恋はないけど、昨日見て良かったです。
冠城くんのあの忠告が伊丹さんを顰めた顔で笑いがありました。次回はなんと!幸子さんが出てくる。携帯で見たら、冠城くんが作業しているところを伊丹さんと芹沢くんが見たところが好きです
単なる男女間のもつれを予想させる出だしから、「青い鳥のオブジェ」を介してあそこまで叙情的な展開になるとは正直思いませんでした。
見終わって、ふわりとした余韻が残る良作であったと思います。
こういうのも「相棒」の味ですよね。
素直にこのプロットを1時間でまとめたスタッフさんと、子役さん含め好演された脇役俳優さん達を称賛したいかな。
好きな方には謝っておきます。
すみません。が、
冗長だと思いました。
真面目そうに見えて、非常に雰囲気先行の、雑な、大味な、不真面目な作りのドラマでした。
ドラマチックにありがちにありがちを重ねて(笛木さんはこういう役多いですね…)、途中からセリフが空転して居ました。
コアになるものがなくて、何が書きたいのかな、といった感じでした。
女性に例えると、雰囲気美人だけどガサツな人、という感じ…
しかし好きという人を否定する気はありませんので悪しからずで…
可もなく不可もなくというところでしょうか。
美術さん、大変だったでしょう。
敢えて言えば、前向きに飛び降りたのに、
仰向けになって死んでいるのはおかしい。
本当なら顔が潰れて死んでいるのでは?
season9に続き またはるちゃん(中原果南さん)犯人役⁈
ま直接の死因ではなかったけど…笑
今回は
青い鳥と公園で作っていた蝶?のジャンク・アートが印象的でした。
それと、前沢保美さん?
ゲストが美形の笛木優子さんなのに、印象が薄暗くて、もっと麗しく撮られていたらなあと残念でした。せっかくの素材が勿体なかったです。
少年が仄かに想いを寄せる少女にプレゼントする作品は、何故得意の彫刻ではなかったのでしょう。
不規則な形の細かいガラスを繋ぐ高い技術と、全体的に締まりのない感じの素人っぽいフォルムのアンバランスさが何とも魅力的な、青い鳥のオブジェ。
多分少年は、青いガラスのきらきらした透明感と少女を重ねていたのではと思いました。木にガラスを象嵌で埋めても、透明感は出ませんから。ひかりを通して透明感を出すために、馴れない針金を使った立体を作ったのでしょう。恐らく彼のジャンクアート第一作目だったのでは。
彫刻を捨て、それでも捨てられない創作意欲がジャンクアートに向かったのは必然で、でもガラスは少女の為だけのものだから決して使わなかったのかと思います。
アートディレクターたるものが、球状に近い形態の作品の代用に脚立を使うなんて無神経もいいところだと思いますが、そうでないと右京さんの推理が成り立ちませんからね。
と言うか、右京さんなら最初の訪問時に覆いの布を片っ端からめくってみそうですけど。それやったら事件すぐ終わっちゃいますからね。
右京さんが勝手に覆いをめくり始めたら、
カイトくんだったら「いいんすか?」とか言いつつ静観、神戸さんだったら慌てて「ちょっと!」と止めに入るかな。冠城さんだったらどうするか、まだ想像できないです。両手広げて「oh no!」なんて?
私は右京さんの相棒が空気の回があっても全然いいと思うのですが、そういう時でもちょっとしたリアクションの積み重ねで、キャラが出来ていくのではと思っています。
車酔い位の設定は消えちゃってもいいけど、エリートの切れ者設定がスベったコミカルで消えちゃって、それは彼の存在意義を根底から覆していると思うのですが。
面白かった。私はノスタルジーが好きです。
あと、笛木優子さんが美しかった。
ああ、、、なんかすごく心に残る作品でした。
芸術家の彼の深い愛情と事務所の彼の真っ直ぐな愛情にジーンと来ました。
私もこれぐらいの規模のお話が好きです。
初参戦の脚本家の方だったのですね。
これからも期待出来ますね、嬉しいです。
こんにちは。今頃すみません。
はつ恋、というタイトルを聞いて、以前の゙待ちぼうげを想像しました。
少し違いました(゙待ちぼうげは特別、超名作)
でも良かったです。感動しました。
*ジャンクアート、知らなかった~
*笛木さん、美人ですね…再出演お待ちしています。
*前沢さん、お久しぶり、準レギュラーみたいですね!
*冠城さんと米沢さんの仲の悪い所、大好物(笑)
*やっぱオープニングが、カッコいい~(一番のお気に入り)
切ないラブストーリーですね!
今期は難しい内容が多い中、こういう作品は好きです。
今は相棒の再放送があって、幸運か不運と言われば私は幸運を選びます。でもおもしろいところは冠城くんと伊丹さんとの言葉を交わすところがおもしろかったです。
「はつ恋」が好きで検索した所、こちらのページに辿り着きました。
この回で流れていた音楽とストーリーが凄く好きです。
最後、泣きました。
また見たいです。
Season14 再視聴。 この話も普通かな? 父親から少女を助ける少年。幼い頃の犯罪行為と初恋で強い絆で結ばれた山本と玲奈さんの二人。だが彼女のそばにいると例の犯罪行為を思い起こさせてしまい彼女は幸せにはなれない。だったら….山本は自身を排除する。自殺しかない、と….。切なくて暗い話だ。 当時の呑のCMに出演してた苗木さんがとても綺麗でした。 ただやはり細かい描写に違和感があり、少し安っぽく見えてしまったのは残念です。 細かい描写というのは大体皆さまが指摘してるものと同じです。 由紀(中原果南 season9 11話 死にすぎた男以来の出演)のアリバイ崩し映像トリックもちょっと弱いけどまああれはあれでいいかな。と
ユミン(笛木優子)さんがメイン回なのにあまり出てきてないのが違和感を感じますが、ストーリー性は土曜ワイドでよく出てきてそうなネタでしたね。むしろこのエピソードこそ特番でやった方がよかったのではないかと。
あと米沢さんどころか、他の人が亘さんに対する風当たりの強さが回を追うごとに強くなってる印象ですが、今後どうなることか、ある意味目が離せません。
この話だけにかかっていたサウンドトラックなのかはわからないが、この話に使われた曲が好きだ。そしてガラスの欠片を合わせて作られた青い鳥がすごく好きだ。2人の愛の象徴。大事に持っていてほしい。
劇伴凄く良かったですね。あくまで個人的な感覚で根拠も何もないのですが、いつもの池さんの曲調とは大分違う気がする(相棒以外の池さんの曲でも私の知る限りではこんな曲調は無かったはず)し、未だにサントラに収録されてもないので、どこかのフリー素材からとってきた曲なのかな〜と思っています。もしそうなら、この曲をチョイスした選曲担当さんのファインプレーですね。間違いなくこの回の一番の功労者だと思います。
(この回に限らず、S14はレギュラー曲・新曲共に選曲が非常に安定していて好き)
当時この曲を探したのですがなかなか見つからず。もし見つけた方がおられたら是非教えて下さいm(_ _)m
ストーリー面は、初見時は「ほぼ白夜行(東野圭吾作)まんまやん」という印象が先行して劇伴以外評価しにくかったのですが、再見してみると、構成(特に玲奈と将人の過去)はやはり白夜行まんまな部分が多くもうちょっとオリジナリティを見せて欲しかったと感じる一方、ジャンクアートという題材、普通のドラマでは恋路を邪魔するウザい上司として扱われがちな坂上みたいなキャラクターを「(将人と対になる)凡人なりのカッコよさ」として丁寧に描写した点、前沢保美さんはじめとする演者の熱演、梯子のトリックのさりげないうまさなど良い点もたくさんあると気付けました。
個人的に無闇に犯人(犯罪)や被害者を増やす作劇が嫌いなので、最後に自殺に持っていくことで事件による被害者側・犯人側双方の被害を最小限に抑え、小規模な愛の物語に着地させた点は特に好印象です。
可もなく不可もなく。切なくて嫌いな話じゃないけど相棒を見てる感覚がまるでなかった。インパクトはなくとも記憶に残るシーンもまるでないし何だか別のドラマみたい。笛木優子さんも出番が少なくてもったいない。
右京さんと冠城くんの関係性の変化とか緊張感とかもほんのすこしほしかった気もする。
普通かな。
「はつ恋」の表記は、ツルゲーネフだったのですか!勉強になりました。
冠城は、相変わらず態度悪いですね。
冒頭のシーンを見返すと、明らかに突き落とされたのではなく自ら飛び降りていますね。倒叙物として描いていない今回であれば、もう少し曖昧な演出にした方が良いと思いました。
あの細い刃の彫刻刀で、しかも背後から小学生の力で成人男性を殺害するのは難しいのでは?
それにもまして、杉下が白石にアリバイトリックを指摘するシーンにおいて、冠城の「昨日ここでなくなっていた脚立…」発言の「昨日」は明らかに時間経過が間違いですね。
細かいことが気になる僕なので、このような単純な誤りがあるとガッカリです。
「2045」と「キモノ奇譚」の間に位置する話ということでかなり重要なポジションなのに淡々としすぎて、そこまで印象に残らなくなってしまってる感は再視聴してみても拭えない。
右京さんと冠城くんの距離感やお互いの見方が変化している様子は少しでもはさんでほしかったというのが正直なところである。
まあこの二人の関係性はドライな感じなのでこれでいいといえばいいのかもしれないが。
杉下右京の個性: 8/10
冠城亘の個性: 7 /10
その他キャラ: 8/10
推理要素: 8/10
小ネタ: 8/10
セリフ: 8/10
構成·テンポ: 7/10
カット·撮影: 8/10
音楽の使い方: 9/10
ストーリー: 8/10
総合 79/100
いろいろとアラもあるし、ツッコミどころもあるけれど、雰囲気がとてもよくて印象的。
”隠れた名作”と言ったらさすがに言いすぎだけど、けっこう好きかも。
山本将人・白石由紀・坂上の心情(幼少期も含め)がしっかり描かれているところに好感を持ちました。
その心情についても気になる点はあるんだけれども…。
坂上の存在を知ったからとはいえ、大切な初恋相手に暴力ってのは唐突だな。それはないだろ。
そして、由紀はなぜ”青い鳥のオブジェ”について最初にしらばっくれた?
暴力に耐えかねた由紀の犯行ってことにミスリードしたかったのかもしれないが、由紀が犯人だなんて、視聴者の誰も思わないよねー。
ひねろうとしてスベッちゃたというか、やりすぎちゃった感がある。
★★★★☆
あ、役名とり違えました。白石由紀じゃなく星野玲奈でしたm(_ _)m
笛木優子さんの儚げな美しさと、文学の香りが漂う『はつ恋』というタイトルがぴったりはまっていたと思います。他にも書かれている通りピアノのしらべが印象に残りました。ヒロインのキャスティングが絶妙でした。
「白夜行」の変化形みたいなストーリー。
彫刻刀で殺人は無理があるけど、全体としてはよくまとまっている。