脚本:根本ノンジ 監督:片山修
ゲスト:遊井亮子 鳥越壮真 渋谷謙人 石井愃一
右京(水谷豊)が何か隠しごとをしているのではないか? …と疑念を持った亘(反町隆史)は、仕事帰りに尾行。すると、右京らしき人物が、幼い子供とその母親の2人とスーパーで買い物をした後、まるで家族のようにアパートの一室で仲睦まじく過ごす姿を目撃する。翌日、亘から事情を問いただされた右京は、里美(遊井亮子)というシングルマザーの女性とその息子・裕太(鳥越壮真)との馴れ初めを語り始める。
Season18 第10話 「杉下右京の秘密」
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今回はつまらなくはないけど特筆すべき点もない、ってレベルですかね。
ここのところ秀作が続いていたので今回は閑話休題と言ったところでしょうか。
せっかく右京が家族を持つという面白い導入をうまく活かせてたとはいいがたいですし、警官や花屋をあからさまに怪しく描きすぎていて簡単に結末が読めるのもいまいち盛り上がりに欠けました。
「狼の行方」みたいにもっと子供中心の目線で描いた方が楽しめる作品になったと思います。
ただ全体的にまとまっていたのでそこまで酷評するレベルではないとも感じましたが。
さて早いもので今年の相棒はこれで最後、次回は元日SPですね。
今回は予告だけだとよく物語が把握できなさそうなので放映が楽しみです。
ピエロくらいから正月SPでは主役の2人が別行動をするパターンが増えた気がしますが、今回もそうなるみたいですね。
掴みがインパクトあった分割と普通だったかな?と肩透かし食らった感じがしなくもない…大きな破綻もなく、程々にこぢんまりしたスケールでまとまったのは良かったです
「右京の目」と同じ脚本家さんだけど、こういう出オチネタは短期間で連発されると流石にダレてくるなと(右京さんが大変な目に遭いがちなのはseason18全体的にですけど)
しかし犯人の救いようのなさ&子どもが被害を被ったことで怒っているにしても害虫とか駆除とか言う右京さんは解釈違いです……
実にライトなお話。勧善懲悪の印象が強く水戸黄門的な?
でもよくまとまってるしほのぼのしてて良かったです。
右京さんダークネスデーモンに勝ったんだーってほっこりしました。
突っ込みたくなった点としては
・右京さん子供が苦手設定はどこにいったんだ?
・腐葉土って軽いから金塊入れたらすぐわかってしまうような。
小ネタ(?)
・令和の花咲爺さんが抱いてた犬が可愛かった~~。
・今シーズンはやたら結婚の話が出てる…何かの前フリかな
まあよかったです。4点をつけました。気持ち悪い警官に説教したときに、怒鳴らなかったのはとても効果的だと思いました。無音なのもよかった。とてもよいシーンで印象的でした。だから、元締めのほうに説教をしたのは私には蛇足に見えましたね。元締めのほうのは普通に逮捕でちゃんちゃんにしておけばよかった気がします。
小ネタとしては。何だか久しぶりに右京が走るシーンを見た感じします。あ、そういえば、逮捕シーンではイタミンたちのアクションがあってかっこよかったです。芹沢大活躍だったし。まあ、後は最後の子供のお母さんを守ってやるんだというシーンで子供がアップになるんだけど、子役の取り上げ方はあれぐらいでいいと思いました。そうだ。角田課長は何気におしゃれなんですね。何かネクタイが今日は派手だったように見えましたが。
ごく普通に楽しめましたよ、悪くはなかったと思ってます。
町田巡査が怪しいのは初めから予想はしてましたが、セリフが何か棒読みっぽく聞こえました。
で、気になるのは「もう結構!~~真面目に働いてる全国の警察官の信用まで裏切って、恥を知りなさい」だったかな?この右京さんのセリフ、前にもどこかで聞いたような気がするのは僕だけかな?
最後の黒幕の花屋の店主に対する右京さんの「彼等が雑草ならば、あなたはそれに寄生する害虫ですよ、本来なら今すぐ駆除してやりたい」だけかな?も、以前の金井脚本の「あなたはモンスターですか!」と同じくらいに、ちょっとシラケた感じはしましたが。
でも右京さんと少年の繋がりやストーリーの流れ方が、終始だれることなく拝見できて良かったです。
鑑識の益子さん、だんだんと米沢さんぽくなりつつある気がしますね、右京さんの頼み事を今回も受けてたし。
今回は評価は4かな。
あとは元日スペシャルですね。
楽しみです。
失礼しました。
「~~~駆除してやりたい」だけかな?→だったかな?のまちがいです。
ごめんなさい。
特にいい!でもなく、悪いとも感じなかったです。まぁ、普通でしたね。
予告編の感じや公式サイトのあらすじを読んだ印象のままの作品。
右京があの親子を守る為に擬似家族的なことをしてたのわかりますが、冠城に内緒にしてた理由って話してましたっけ?
もう少し事件の概要をつかんでから話すつもりだったのかな?
相棒らしい、さすが右京だなと唸る意外性もなく、なんとなく予想通りに展開していった普通の話で物足りない!と思いました。
さて、元日スペシャルですが、実行犯のヤクザは久しぶりの蛍雪次郎さんみたいですね。
メインのゲストの皆さんも楽しみですが、時々脇役に渋いゲストをキャスティングするのも相棒の楽しみなんで、そちらにも期待です。
なんとなくゲストの役柄、あらすじから見えてきた部分はありますが、とりあえず元日のオンエアを期待半分、不安半分で待ちたいと思います。
警視庁の親睦コンペなら副総監だけでなく、新たな警視総監も出てほしいところです。
大河内は出ないのかな?
今期はまだ大河内が活きるエピソードがまだ無いのも不満な点。
輿水さん以外は新たな人ばかりで、主役二人以外のレギュラー、準レギュラーやそれまでの過去の事件などを活かしたエピソードが無いのが本当に物足りない。
来年からの後半はせめて「ブラックパールの女」の続編、南井十との対決は見たい。真野さん、太田さんの作品も見たい!
あ!感想以外が長くなりすみません。
「右京の目」よりさらにしっかりした構成になってるのに,何でだろう,バラバラ感が抜けない.長く見過ぎて目が肥えて保守的になってるところもある.今シーズンは徳永,池上,金井,山本,真野,それにまあ太田,各氏各女史のご登場がないからか中々ついて行けない.前半終わって結局,「アレス」「ご縁」次点で「少女」,「右京の目」と今作は保留,といったところ.
子供と右京,金密輸,警官による情報漏洩,ストーカー規制.テーマを沢山盛り込み過ぎてる.こんな時はメインのテーマがしっかりしていてかつそれぞれの主題が変奏曲の様にどこかで連関していないと.重いテーマや陰惨な事件と子供のシーンやネタを少し安易に混ぜちゃいないか?
一応メインは少年の心に通じ合う右京,ならそれはそれで良いんだけれど,「キモノ奇譚」に言うように右京の本来子供が苦手な前提を少し効かせないと,単なるマイホームパパの右京像はいただけない.これまでは子守は亀山や米沢や神戸の役目だった.
(母の台詞で子供が最近おかしいと言うが,ちょっと含意するところが視聴者には分かりづらい.DVやストーカーに苦しむ母を守る息子。。。ああ,これも先月始め見たような)
裕太が警官に馴染まないのは子供の直観を描きたかったか?ここも少しわかりづらい.
警官による情報漏洩で想起されるのはS.4波紋,S.6裏切者,(大作としてはS.6複眼の法廷)
これだけで大変なテーマなんだけど脇に回されその重みが感じられない,これもバランスを崩してる一因.
ストーカー行為,およびストーカーに見せかけた犯行については親子とも関わるところで,これはまとまっていた.先例ではS.6TAXI,S.11交通巡査・甲斐享,が似た手口.(ここで挙げるのも場違いな傑作がS.10贖罪)
イエスタデイ以来の女優さん懐かしかったが,初登場の石井愃一さん,TRICKを思い出してしまった.この人があそこで登場すればまず犯人でしょう.角田さんの捜査で辿りつけただろうが,右京に土から見抜かせている.右京さんに害虫駆除という言葉はちょっと使って欲しくなかった.
冒頭の家族シーンは当然「天才の系譜」以来だが本物の家族ではなかったからこれまで様々に使われてきた「右京の秘密」じゃなく「杉下右京の秘密」だったということですか.
ここのところ右京の結婚話が続くが,正直,冠城の台詞じゃないが右京の家庭団欒姿,これも見たくないかも.
ストーカーの警官が殺人犯に脅されるようになったきっかけがよくわからなかった。
殺害現場を見られた子供の家を監視していたらたまたまストーカーがその家にブロックを投げ込んだ。殺人犯はそいつの顔を見て近くの交番の警官だと分かり、脅すようになった
ということならまぐれにまぐれが重なったように感じてしまいます
先の展開が読めなかったし、本当に素晴らしいストーリーだと感じた。相棒もついに本気を出して来たか?
2~3週間前の「科捜研の女」に続き、
遊井亮子さんゲスト主演の「相棒」でしたが、
期待が大きすぎたのか?
若干、平凡な気がしました。
遊井亮子さんは美人だけど、
一目惚れされる、という個性ではないような気がします。
一目惚れ、ならば、檀蜜さんとか、橋本マナミさんとか、
釈由美子さんとか、雛形あきこさんとか、
グラビア系女優さんの方が良いかも?
いや、まあ、遊井さんも、
グラビアもやっていたかも、だけど。
まあ、それは置いといて、
交番巡査にかなりフィーチャーしていたので、
これは怪しいな!
というのが、私にも分かっちゃいました。
でも、まあ、遊井亮子さんのお母さんぶりは、
なかなかだったと思います。
おしまい
いいんじゃないでしょうか、こういうお話も。ただ、金の密輸の件は…3億の金塊の置き場の倉庫の入り口のカギが壊れていて、子供何かが秘密基地を作ってるのを放置とかは無いでしょう。でも久しぶりに右京さんが怒ったのを見られて嬉しかったです、2回も!
いい作品だと思うのですが、ありふれた作品にも感じます。ただ、容疑者が、右京さん、冠城さんによって芋づる式に捕まっていく所は良かったと思います。
序盤の雑木林から金塊がザクザク(令和の花咲じいさん)から、30年前にあった、竹藪から1億円、更に数日後同じ竹藪からまた1億円が見つかる出来事を思い出しました。
Endymionさんのコメントにもありましたが、交番の町田巡査が、事件に何かしら関与しているのはすぐにわかりました。町田さんを責する右京さんのセリフ、Season16「手巾(ハンケチ)」でも、右京さんが、警察学校生に同趣旨の責をしていましたね。
少年の目撃証言や、理解しがたい話に、多くの大人が信ぴょう性に欠けると判断する中、右京さんが少年に耳を傾ける姿勢がいいですね。子供の頃、一瞬見たものに何か感じるものがあった。しかし、あれは夢か幻か?そういう経験をする方もいるのだと思います。
作品としては、殺害の実行犯の篠原さんの事が、突発的に出てきたので、篠原さんと事件の経緯についても知りたかったと思います。
お昼の再放送が「右京風邪をひく」だったので、なんだかなーの回でした。全部事細かに視聴者に丸わかり、まさか、店の売り物に、金塊入りはおいてないでしょう。お客さんが買って行ったら、ばれるじゃん。(あの園芸点も前出たロケ地と同じ?既視感が・・・)
後は、あのお母さんに一目惚れするには、配役の年齢差が、説得力が無さすぎた。
「子どもの見間違いでしょ」とか「変なこと言う」って子どもの居ない作者さんなのかなとも思った。親だったら「ストーカーの件で怖い目にあってるから不安が強いんでしょうか」とかなら説得力があるけど。
物語を見ていくと、あっさりと犯人が分かってしまうのはいただけない・・・ことよりもやはり裕太がドラマ内とは言え、右京をパパというのに違和感、というよりもやはり親子3世代で歩いてるようにしか見えません(水谷さんスミマセン)。
笑えたシーンとあれ?と思ったシーンを幾つか。
(笑えたシーン)
・金塊に触ろうとした青木の手を払い抜けた益子(そのあとの亘の青木に言い放った『暇か?』はさらに笑えた)
・青木を足手まといに見た角田課長(そのあとに開き直る青木は尚笑えた)
・右京に信用されてない亘(右京本人は冗談だといってるが)
・ガセネタ掴まされた特命係・・・ではなく角田課長
(あれ?と思ったシーン)
・渋江穣二さん演じる篠原零士が小野塚雅人さん演じる目黒真也を4本爪フォークで刺すシーンはあまりにリアルすぎる
・渋谷謙人さん演じる練山南交番の巡査・町田良夫が犯罪を犯したきっかけを聞いた右京が『もう結構!!(中略)恥を知れ・・・!』という台詞が何かありきたりな感じ
・石井愃一さん演じる高村修三を害虫呼ばわりする右京(右京が犯人または黒幕に暴言を吐いたのは「死神(14-3)」以来だがこの発言はさすがに小学生のいじめも同然、この下りも駆除という表現を使ってたら尚更そう感じる)
・結局右京の秘密って・・・。
・本編ではないが亘×スカイラインのCMがいまいちインパクト性に欠ける感じ(比べるのは申し訳ないが、まだサザエさん×セレナの方がインパクト性があると個人的には思う)
捜一コンビ(特に芹沢)が篠原を袈裟固めで『オラァ~確保!!!』と言いながら逮捕するシーンは見応えがありましたね、年の瀬にふさわしい逮捕劇と言えました。
最後に右京が子どもが苦手という設定は、本シーズンで克服?したかもしれませんね、「少女(18-3)」では普通に明菜と接してたし、あと一作品ぐらい子どもと普通に接してたら解消されたと思っていいのかも。
失礼ながら警察官役の人を見た瞬間、悪人役であると想像出来てしまい、はじめから苦笑しながら見ていました。
諸々の点はすでにみなさんがお書き下さっているので語りませんが、『雑草』の事だけ書かせてもらおうかな?
右京さんの『害虫』と『駆除』発言は違和感残りました。
まるで青木のセリフのようで悪趣味な空気が…
これまで一貫して右京さんは『その罪を償いなさい』という主張であったかと思います。
主人公のセリフには一貫性があってしかるべきではないでしょうか?
しかも長く続くシリーズ物です。
書く人もスタッフも平気だったのかなぁ??
という疑問というか不安を抱きました。
毎週放送はシンドイのでしょうか?
安定感がなくなるのであれば年間に数回の2時間放送にしてもよいのでは、という考えがよぎりました。
今回の内容は右京さんの秘密を探り出すことができたストーリーでした。season5の狼の行方の内容と同じで、子供を中心にした内容とそのポイントに光をあてたところが迫力があったあと細かいところでは、自分から別れた旦那さんの卑劣なストーカ行為の被害者をなんとか安心して生活できるように警察官に依頼してくれたところはとてもいい内容だと思う。地域の信頼性でもある警察官が務めた生活支援してくれたシーンはとても良かった‼️次回は2020年の幕開け元日スペシャルに期待したいです
度々の続投,すみません.
見返してみて,保守的な目線でもかなり「いい線いってる」作品と思いました.それだけに「害虫駆除」の言葉の違和感が余計に浮き出てしまう.根本さん,前シーズンもそうだったけれど時にちょっとおかしくなりますね.
(何か引っかかっていて思い出す「駆除」で忘れてはならない,S.7最終話『特命』,「ついている女-狙われた女」の音楽流れる神戸異動「左遷島流し」人事の席のシーン.官房長「駆除…(苦笑)」
かつて(今でも?)右京こそが駆除の対象に他ならなかった.)
普通に面白かったです。交番巡査は途中から怪しいと思いましたよ。花屋の元締めの人の事も一度は怪しみましたが終わり頃にはその事を忘れていました。余談ですが、元締めの人は二階幹事長に似ていると思ってしまいました。そして元日スペシャルもスリルがありそうで楽しみですね。
交番の巡査役、誰かと思ったら10数年前にNHKの「どっちがどっち!」に出演してた渋谷謙人さんですね。
「杉下右京の秘密」ならぬ、
「杉下右京の説教行脚」の回。
犯人を追い詰めるタイミングがワンブロック分早い
ので、出るな…と思っていたら、やっぱり出ました
1話に2度の説教タイム。
「恥を知りなさいッ」
「いい加減にしなさいッ」
手練れのメインライターの方々は、これまでも1話
内の中で繰り返しのシュチュエーションがダブらな
いよう、作劇に気を配って、展開に気を使って、そ
こに全神経を傾けて注力されてきた。…その暗黙の
禁じ手を、ものの見事にアッサリとやってのけまし
たね。さすがです。ただこれ、やらされている水谷
氏も気の毒なのだ。結構、エネルギーを使ってらっ
しゃると思うので。最近特に。^^;
あとチラホラとコメにも出ている最後の雄叫びの、
「本来なら今すぐ駆除してやりたいぐらいですッ」
って、確かに変。というか間違えてる。アレ、「本
来は駆除なんかしちゃいけないが、お前なんぞはそ
うしてやりたい」と、言わなきゃいけない筈…。
そして再登場・渋沢兼人。
巡査が渋沢兼人だった時点でもう大筋は読めた。渋
沢兼人が出て来て何もない訳がない。「加害者が住
民票や戸籍などを調べても制限される処置が取られ
ています。情報が漏洩する事はあり得ません」とか
真面目な顔をして言われても、「それじゃあオメエ
の仕業だわな」と、言われてるそばからすぐに頭に
浮かんしまう。^^;
最近、役者の再登場が特に目立ってきている。それ
が悪いかどうかは正直何とも言えないところだが、
ちょっと頻繁になり過ぎてはいないだろうか。前作
の前後篇の「檻の中」でも感じたのがこの部分。
キャスティングが安易というか、工夫を感じないと
いうか。どうにも製作陣の頑張りと言うか、手際の
良さが感じられない状況がずーっと続いているよう
に思えてならない。あくまでも個人的な見解ではあ
るのだけど。結局、役者の再登場も、そのエピソー
ドに活かせているのかどうかで判断するしかないの
だろう。自分の中では、渋沢兼人は「スポットライ
ト」で、佐藤江梨子は「監禁」で、山崎樹範は「聞
きすぎた男」で役割はもう全うした。その反面、再
登場が成功した俳優もいる。尾美としのりと遊井亮
子も、その範疇に入る二人だろう。遊井さんって、
不思議な事に結構ポジションが安定している女優さ
んで、「イエスタディ」でも、相棒・初の花の里の
店頭での芝居を演じられた方。何やら運命的なもの
を感じないでもない。…三代目・花の里の女将もあ
りなのか。
安定といえばノンジ氏も、「右京の目」に続いてな
かなかの安定ぶりを見せてきた。楽しめた事に変わ
りはないので、「杉下右京の秘密」には、☆3.5
を献上したいと思う。元日スペシャル「ブラックア
ウト」も、「檻の中」で注目をし始めた神森氏。そ
う言えば、ここにもまた再登場の蛍雪次郎氏が…。
しかしここは黙って、ひたすら元日が来るのを楽し
みに待ちたいと思います。^^
犯人や協力者が誰なのかはすぐに分かる内容で年内最後ということもあってか落ち着いて見れる普通の話だと思います。
悪質すぎるストーカー行為を働いていた町田巡査を演じている渋谷兼人さんはseason14「スポットライト」で漫才コンビのツッコミ役としても出演していたようですね。
ネタとして桜井里美・裕太親子を保護する役割は冠城くんでもかなり面白くなっていたような気もしますが
右京さんのパパ姿は新鮮でありながら、あまり違和感なくて驚きました。
裕太くんが語るダークネスデーモンの話を笑顔で聞いている姿もいい。ときに子供の話は大人の話よりも真剣に聞いたほうが良いということは結構あるのではないか?と思えます。
右京さんが園芸店店主へ「害虫」「駆除」の言葉を用いて激昂した部分については、目障りとする人間を雑草呼ばわりする店主にイライラしていたので少しスカッとしました。とはいえ無理矢理その流れに持っていった感じも否めませんが。
他にも 美人なシングルマザー役が遊井亮子さんである必要性あったのかな?とか
金塊を園芸店に置いてある土の袋に入れていたという点が現実味があるのかないのかよく分からなかったり
と疑問も少し残りますが
全体的にはなかなか楽しめる内容だったと思います。
冠城亘の車はスカイラインツインターボさんがコメントしているように四本爪フォークでの殺害シーンもここ数年あまり感じられなかった妙なリアルさがあって印象に残りましたね。
右京、父親になるの巻。このインパクトと個性的な俳優さんたちと子役の出演を取り除けば特に記憶に残らない薄味な回だったかも。
最初の数回は新鮮な気持ちで見れたし、キャラの扱いも悪くなくつまらないわけじゃなかったけどパンチが足りなさすぎる気がしたかな。
ダークネスデーモンとかいうパワーワード。
ストーカーと金塊密輸団がどう結びつくのか、すぐにわからなかったので、
ちょっと引き込まれてしまいました。
事件の部分がやや薄味に感じましたが、そんなに悪くない話でした。
怪しい奴はみんな悪い奴。そのへんのわかりやすさが薄味に影響しているのでしょうか。
わかりやすいのは好きなんですけどね。
右京と桜井母子の交流とか、桜井母子のピンチや、最後には”もう大丈夫”なことを見せて
ホッコリさせるのが主眼だったのだろうと思われます。
たしかにホッコリしましたよ。
★★★☆☆
杉下右京の個性: 8/10
冠城亘の個性: 7/10
その他キャラ: 7/10
小ネタ: 8/10
題材: 7/10
セリフ: 7/10
構成・テンポ: 8/10
カット・撮影: 7/10
音楽の使い方: 8/10
ストーリー: 7/10
総合: 74/100
皆さん言ってるように「害虫駆除」は違和感あったね。
これまではどんなに被害者側が屑であっても、だからと言ってそれが相手を傷付けたり、殺したりしていいと言う事にはならないというのが杉下の考えだった筈。
かつて「ダークナイトに一ミリも共感出来ない」と言っていた杉下だけど、人を害虫に例えた上で駆除できるものなら駆除したいという気持ちがあるのならダークナイトに共感出来る部分もあるのではないだろうか。
相手の「雑草」の例えに対しての皮肉なのは分かるけど、それにしても言葉を選んで欲しかったな。
杉下が一話の中で二回も怒ることってあまり無いし、一回目の台詞よりも過激にしないとインパクトが残らないって思ってしまったんだろうか。
あと「俺から逃げられると思うな」なんて事を言ってたDV男が「出所して今は真面目に働いている」だけで安心できるとはとても思えないが、尺の都合かな。
警察の人がキャストから、単なる警察で終わらないと思えてしまうのは残念。難しいところだけどね。
金塊についていたのが腐葉土だったのや、右京さんがつまんでいたのが腐葉土だったのは、わかりづらかった。もう少し分ければ、視聴者側も関連性か推測などができて楽しいと思う。
相棒は、視聴者が読みをしづらいのが残念といつも思いながら見ているけど、この回も同じだった。
読みとミスリードをうまいことした回を見たいもの。