脚本:神森万里江 監督:橋本一
ゲスト:瀧本美織 浅香航大 長谷川初範
年の瀬。右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、山奥のゴルフコースで開かれる警視庁主催の親睦ゴルフコンペに、“準備係”として駆り出される。コンペには、副総監の衣笠(杉本哲太)をはじめとする警視庁上層部のほか、警察庁OBの蓮見恭一郎(長谷川初範)や、その息子で組織犯罪対策3課の係長・蓮見誠司(浅香航大)らが参加していた。コンペ終了後、参加者たちがそれぞれ帰路につこうとした矢先、ゴルフ場の地下駐車場で大爆発が発生! 出入り口が完全に塞がり、居合わせた人間が、地下空間に閉じ込められてしまう。
Season18 第11話 「ブラックアウト」
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今更ですがシーズン18前半の良作ランキング
1,ご縁 新人ぽい新鮮さを持ちつつ不慣れ感も無い 面白い
2,檻の中 2時間物の割には良い。でも前後編予告は不要
3,アレス ちょっと期待しすぎた感あるも普通に面白い
4,右京の目 目が見えない中あの戦闘シーンは感動
5,少女 ちょっとずるい感じある。少女こられたらね…
6,声なき声 ちょっと大きすぎ。つまらなくは無いけど…
7,さらば愛しき人よ これはつまらない。ストレートに
因みに…元スペはまあまあ良作と予想
そして題名が前あったやつと似てるの多かったですね(少女→少年a、声なき声→声なき者 檻の中→森の中 など)
あと脚本家に古参が輿水だけなのはちょっと嫌。真野さん太田さん山本さん徳永さん復帰よろ!
なんというか新年早々盛大な肩透かしを食らったというか…これ相棒史上最悪レベルの尻すぼみ展開なんじゃないですかね?
前半90点、後半20点といったところです。
入江が救急車から脱出するところまでの高揚感はすさまじかったのに、後半真相が明らかになるにつれてすさまじい虚脱感に襲われました。
なんというか人物描写がとにかく浅くてお約束通りでお粗末すぎる。テンプレすぎる悪役にテンプレすぎる復讐劇。瀧本美織の独白なんて完全に昔の2時間ドラマじゃないですか。そういうのを避けて独自路線を貫いた結果ヒットしたのが相棒というドラマだと思っていたんですが…
SPで中だるみしないように事件を2部構成にしたのはよかったと思います。
ただとにかく後半の展開がショボすぎた。なんというか、みんな前半で力尽きた感がハンパない回でした。
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて元日スペシャルですが、
『ブラックアウト』なかなか見応えがあって、僕は面白かったと思いますよ。
ただ、捜一コンビの活躍場が少なかったので、見せ場があれば良かったですが。
事件の黒幕さんがまさかの雨宮紗耶香嬢とはわからなかったです。
しかも動機が恋人を蓮見Jr.に誤射で射殺された事への復讐だったとは。
そのために溝口による駐車場爆破籠城事件まで巻き起こしてしまうとは。
とにかく元日スペシャルらしく、面白かったと評価します。
甲斐さんや衣笠さんもスペシャルだけでなく、通常回にももっと出て来て欲しいところですね。
さて12話ですが、
『青木年男の受難』、脚本は児玉頼子さん。
青木君のピンチ回、楽しみです。
18シーズンのストーリーである前半戦最後の放送まで見せてくれました。最初だけは、不可解な行動がたくさんあったけど、でも後半からは徐々に事件の真相や三年前のトンネル内の事件の全容などが明るみに出たために大きな影響を与えたところはとてもびっくりしました‼️そして人質にかけられた人達は無事に帰ってきたところはとてもうれしかった(^^)後半から最後のエンディングまでの謎が全て取り引きをさせた人達も同じ罪になるはず。最後は右京の怒りで犯人が見つけてくれたことは本当によかった次回は15日がゴールデンタイムに戻るので、楽しみです❤️
一言で言うと、なかなか面白かったです。
誰も彼もが人を利用しまくりでなんだかなーとか、後半の展開はお約束的な流れだなーとか、冠城くんはそんなに活躍してないなーとか、入江は両手縛られてる右京さんや蓮見息子にも一方的にやられててコイツめちゃくちゃ弱くない?とか思うところは色々あったけど、最後まで飽きずにずっと集中して見続けてたから素直に面白かったなと。臨場感も見応えもたっぷりでした。
極悪な上級国民様と野放しにされている宝石店強盗…胸糞悪くなる要素が強い辺りは相棒らしいと感じました。
最近の次回予告は掴み重視なのか?「右京の目」の楽天カードマンみたいな右京さん以来、予告が面白くて毎回爆笑してます。
全容を掴みにくいアングルで見せる窃盗犯射殺事件(!)とその隠蔽を発端とした、被害者遺族(たち)を中心に進んでいく事件。
岩盤崩落事故と”上級国民”に被害者の会は当然のこととして、暴対法とヤクザ・親分の関係に不覚にも世知辛さを感じてしまう自分をたしなめながら、スイス銀行のIBANコードバレの速さに脱帽。さすが右京さん(笑)。
題材チョイスから、事件のたたみかけ方、からめ方に加えて岩盤崩落組と窃盗犯射殺事件組の再現というモチーフまでやるセンスに、最後まで惹きつけられながら見ました。
遊園地の3人の場面はそこだけで別のドラマとして成立していて、一瞬相棒だったよね、と思うほどで。
ちょっと文句つけるとしたら、勢いでもっていけたけど入江の動機でそこまでの行動できるかな?というくとこかなと。
映像・写真には関係しないものは映さない、のお約束で刃物の握り方かと思っていたら時計で、そっちか! と。もっと視野は広く持たなきゃだめだなと反省…。
それにしても、もう年末は特命係は毎日防弾チョッキを着用されていた方が宜しい気が。
初見の感想ですが、今年も個人的にはイマイチでしたかね。
確かに事件筋は脚本家なりに頑張って練っていたと思う(ただしツッコミ所は多々)ので真っ向からつまらないとは言えないけれど、作品全体のテーマが薄すぎる。自分は筋が多少粗くても、テーマがしっかりした話が好みなんですが、全体的にコミカルテイストで淡々としすぎている印象です。ただ事件を描いているだけ。見終わったあとに残るものとか、考えさせられることとかがあまりない。
まぁ恐らく大切な人を失うことというのが根底的なテーマとしてあるかもしれませんが、あまり伝わってきませんでした。
この脚本家さんはこれまでの話を見る限り雰囲気作りが未熟な感じですね。橋本監督の演出も原因としてあるかもしれませんが。
事件筋についても、タクシーから降りて逃げ出したり、最後の遊園地のどこぞの2サス感満載のシーンとか少し鼻で笑ってしまった。警備会社のガバガバ警備とか入江もなぜ協力したのかとかも謎すぎてそこら辺の描写不足も目立ちましたね。というかなぜそもそもあまり脈絡の見られない2つの事件を繋ぎ合わせるような構成にしたのか…
まぁでも自分にしては珍しく全体的に集中して観られました。機会があったらまた見返そうと思います。
初投稿です。
結局、入江と雨宮はどこで繋がったのでしょうか?
入江(河合)はお金欲しさ
雨宮(瀧本美織)は恋人の復讐
という背景があり、
恋人死亡の真相をネタに、雨宮から入江に話を持ちかけたのが今回の事件の始まりかと思います。
雨宮と入江の出会い等は描かれてましたっけ?
全体を通して緊迫感があって、中だるみすることもなく、とても良かったです。神森さんは、この前の前後編といい、展開の運び方がとても上手ですね。ただ、あの終わり方では、紗耶香が10億という金を動かして蓮見親子から真実を引き出そうとしたために、地下駐車場の爆破事件を起こしたということになりますが、さすがに回りくどすぎではないでしょうか。いや、お話上、そうせざるを得ないのは最もなのですが、引き起こした事件とそれに見合う真実(殺人+特別公務員暴行陵虐を隠蔽した疑いがあるとはいえ)の不均衡が過ぎて(手段の必要性、補充性が乏しい……?)、どうも説得性に欠けてしまったかなと思います。また、蓮見父は、息子の上記疑いのある罪を隠蔽した咎で犯人隠避が認められるのかなとは思いますが、親族間の特例で無罪になるのでしょうか? それとも、勝手に会社の金を10億も動かした背任罪(または関連の会社法系違反)に問われるでしょうか。
あとは、キャラの扱い方が気になりました。序盤の刑事部長の珍しい姿。「さすが杉下右京だな」という台詞には色々と感慨深いものがありました。それと、右京さんのアクション。手錠アクションまでありましたが、もう右京さん1人でいいんじゃないかなぐらいの活躍でした。ただ、これは裏を返せば、右京さんのいない時での冠城のらしい働きが目立たなかったといえる訳で。意志疎通しなくても真実にたどり着くみたいな相棒らしい展開を見せられるせっかく舞台だったのに、もったいないですね。
今シーズンも折り返し。太田さんや徳永さんの回も観たいなぁ。
なんと言いますか、期待値低めでしたがやっぱりという感じでした。
前半は確かに面白い感じに進んでいきましたが、大体が事前の情報からの予測、見ながらの予想通りで何か相棒も普通の刑事ドラマみたいになってしまったようでがっかりです。
あれこれ突っ込みどころがあって、全て書くのはやめときます。
河相我聞さんが死んでないのは誰もがわかるから意外性まるでないし、タイミングよく瓦礫が取り除かれるのもね。
何か今まで何回も見てきたような復讐劇をわざわざ元日の相棒で見せられるとは思いませんでした。
例えば、同じテーマや題材を扱ってもよくお名前出てくる方々の脚本ならもう少しらしい味付けや料理の仕方をしてて、見終わった後に新年からいいもん見せてもらったわ~となりますが、後半のグダグダに携帯いじり始めて、ながら見になってしまいました。
社課長、大河内は欠場でしたね。
次回の青木受難編もあんまり期待できません。
新年からの相棒に本当に嫌な予感しかしないです。
なんだか、我聞君、美織ちゃん、そして相棒でおなじみ力哉くん、この3人が出たら、もう「犯人役ね・・・」と思っちゃう、2時間ドラマのパターンだった。
エレべーター開くタイミングで駆け込んでくれるし、死んでないよ~~って目見開いてくれるし、なんか、何とかサスペンス風2時間ドラマをしっかり踏襲しているような。
そして時間配分が分かっているので、地下駐車場から出てきた時点で、これで終わりではなく、ここから地下駐車場の伏線をどう回収してくれるんですか、って思うよね。
今回は、2時間ドラマ風パロディ、相棒もスペシャルは2時間ドラマの部類なんだろうけど、なんか、ずっと相棒は違うって思っていたので、いやいや、相棒もね2時間ドラマなんですよ~~と思い知らせてくれる回だったの??と思った次第で・・・。
そしてシーズン18は、やたら右京さんが、アクションシーン。
片桐さん、久々に見たけど、役ではなく、何かしんどそう。
爆破事件、ヤクザの解放要求から、昔のトンネル崩落事故の復讐、最終的には、警備会社の秘書の瀧本美織が、彼を誤って殺し、その事実を隠ぺいした浅香航大への復讐、と二転三転面白かったと思います。
後ろ手で縛られていたのに、銃を持っていた河相我聞を倒してしまう右京さん、どんだけ強いのでしょうね。
しかし、納得できないのが、瀧本美織が宝石窃盗犯の河相我聞と組んでいたこと(ガスマスクを河相さんが一番につけたこと、警察署の最後のシーンでトンネル崩落事故の被害者に深々とお辞儀をしていたことから、最初から瀧本さんは計画に加わっています)です。
催涙スプレーを河相さんに渡していたのが、瀧本さんですから、浅香さんを殺して、次に、河相さんを浅香さんの銃で殺して、復讐完了としたかったのでしょうが、
もともと、河相さんの代わりに彼は殺されたのですから、もっと河相さんへの憎しみを表現する場面があっても良かったのでは。
宝石窃盗犯で、かつ、自分のかわりに関係ない一般人を殺した人と組むなんて、あまり考えにくいのですが……
今日の中で、一番良かったシーンは、
『私が死んだら日本の大きな損失になる。
お前たちの命とは重みが違うんだよ。』
を聞いた右京さんの表情です。
右京さんの大嫌いな考え方、ですから。
「何でヤクザがテロを?」と不思議な気持ちのまま展開し、様々な「復讐」が入り交じった今回のストーリー。2時間15分にまとめずに、もう一週まで持っていっても良かったのではないかと思います。何か勿体ない感じでした。
復讐の元凶はいずれも蓮見親子。溝口のケースは逆恨みではあるものの、父親の蓮見は見事なクソ上級国民ぶりでした。
それともう一人、評価が難しいのが「入江良文」。他人の復讐心を利用し10億円もの金を得ようとした畜生下衆ですが、金が絡まなくても入江良文は「悪質な愉快犯」だと思います。
しかし事件解決直後のラストシーン、蓮見恭一郎に捜査のメスが入り様々な人物の表情が描かれていましたが、溝口の表情はどこか「安堵」しているようにも映り、片や入江は伊丹刑事たちに睨まれながらも不敵な笑みというか「してやったり感」に映りました。
入江がいなければ蓮見の悪事を暴けなかった可能性があり、もし入江のような奴が現実にいたら、結果だけを見て「入江はそんなに悪い奴じゃない」と思ってしまうのかなと、ちょっと複雑な気分でした。
※乱文すいません
ぜんちゃんさんへ
私が見逃しているだけかもしれませんが、
河合が宝石強盗犯という描写はありましたでしょうか?
相棒season7からのファン さまへ
瀧本美織は、彼の死に不審を持ちます。
そして何らか方法により、警備会社と射殺した警察官が親子だと掴んだ。
河相我聞は、自分が宝石窃盗犯だから、警察官が誤って射殺したことは知っています。
すると、金の要求が考えられます。
瀧本さんは、秘書に採用されてから、盗聴器を社長室に仕掛けているはずですから、その時に、河相さんからの脅迫電話を盗聴した。そして、瀧本さんは、会社内部の協力者として、河相さんに近づき接点を持った。
確かにはっきりとは、描かれてませんでしたが、そういうところかと思いますよ。
相棒season7からのファンさま
最後の方で(2時間ちょうどぐらいのところ)、2人の警察官が宝石窃盗犯を追う所、逆光で見にくいですが、河相我聞さんがナイフを振り回してあるシーンありますよ。
ぜんちゃんさんへ
ありがとうございます。
なるほど。
その流れですと辻褄が合いますね。
瀧本さんが河相さんに恋人の死をネタに今回の脅迫事件を持ちかけた、、
と思ってましたが、
最初は河相さんが10億円脅迫を独自に計画、その脅迫を盗聴していた瀧本さんが協力者という形で参戦した、
という流れもあり得ますね。
謹賀新年。今年もよろしくです。
さて、感想をば。前半がとてもかったるかったのですが、後半は普通に楽しめました。しかし何でこう、全体的に舞台っぽい演出にしたんでしょうね。動き方がしらじらしくて、それがテレビで見ている意味を焼失させているというかね。とにかく、見ていていらいらする。たまに相棒ってこういう動きさせますけど、はっきり言って嫌ですね。これ、テレビでしょ?中途半端な舞台は必要ないわ。見たくないわ、そんなの。それを見せたきゃ、舞台をやりゃいいでしょ。それで3点にしました。
最後に冠城のアクションがあったので、ほっとしました。この人今回存在感はあったんですけど、出番なかったし。青木の出番が結構あって、このキャラは愛されてるんだなと思いましたが。角田課長は通常業務可もなく不可もなくってところですか。
そもそもの最初の事件、利き手のことを言っていましたが、切りつけられた警官の傷口を見れば、どちらが利き手かなんてすぐにわかったんじゃないのかな。というのは科捜研の女だけなんでしょうかね。
元旦スペシャルはひたすら外ればかりなので、それでも今回は外れとまではいかない回だったと思います。
相棒はもう来シーズンぐらいで一区切りしそうだな…
今回の元日SPもやっぱりつまらない。
入江はどうやってトンネル崩落事故の被害者と連絡して集めることができた?弁護士だったから相談されて知り合ったとか?
診断書はどうやって手に入れた?
雨宮が真犯人なのは前半で大凡見当ついた。ただ動機が大切な人を失ったとはいえ、他人を巻き込んでまでするにはそれは弱すぎるのでは。そもそも盗聴して真相突き止めたんだったら一人で機会狙って暗殺したら終わりじゃないのか?
他の方が仰るとおり、雨宮と入江がどのように繋がったのかもハッキリとしていない。
タクシー運転手が元警官だったシーン、都合良すぎる。説明がないと…
演出も古い2サスでやったような感じで呆然…
あとは余談だが海外逃亡はタイムリーすぎて流石に笑ってしまった。
ヤクザの将来の生活も守って欲しいみたいな事を聞いたが、変な話、新幹線の殺人犯が死刑を免れてるのを思い出してしまって、世の中甘くなってしまってるなぁ…と思ったりしたぐらいかな。
年の瀬、元日感なし。記憶には残らない。
正月早々、見なければよかった。
>むりやり複雑で こねくり回した2時間~殺伐とした内容。
右京さんの友達、まちぼうけ、等のような。
見終わって❝ほのぼの❞とした気分にさせる<相棒>を
たとえ1時間ものでも~正月には見たいものよ。
新年おめでとうございます☆
鈴木建設さんに、全く同意です。
見終わって、“ほのぼの”とした気分にさせる話、お正月には観たかったです。
右京さんの友達
待ちぼうけ
バースデー
ピエロ
バベル~
サザンカ~
特命
最後のアトリエ
逃げ水
監察対象~
目撃者
その他沢山…
シーズン1からシーズン12迄はこれら沢山の感動作が一杯…(何度も繰り返し見た…)
残念ながら、シーズン14以降、繰り返し見たいと思う作品はない…(あくまでも私の感想)
よかった~面白かった、と思われた方々には申し訳ないですが、正直な気持ちです。
明けましておめでとうございます。
久しぶりの投稿です。
録画で1日遅れでの視聴となりました。
前半、というか、3分の2くらいまではとても良かったです。
ただ、ラストに近づくにつれ、これ、どう落とし前つけるんだろうと心配になってきました。
結局入り江と雨宮のつながりは判らないまま。
入り江と2つの素になる事件のつながりも分からないまま。
それが無いのになぜあのような危険を冒したのか。
10億というかね目当てという事でしょうか。
では動機は?
わかりません。
雨宮は強盗犯とすれ違いにトンネルに入っていった恋人が殺された上に犯人にされてしまった。
その動機はわかります。
でも、崩落事件には関係ありませんよね。
やはり入江が?
何というか、ちょっとがっかりしたスペシャルでした。
今年最初の相棒、面白かったです。前半の籠城はスリルがあって、さらに右京さんの活躍も見れて良かったと思います。後半はどのような展開になるのかあまり見当がつきませんでしたが、しっかりと様々な事件が繋がったので良かったです。奥村(入江)が死んではいないことや、雨宮沙耶香が何か関わっていることは予想していましたがそれでも楽しめました。最近の元日スペシャルだと毎回出てくる拳銃と爆弾と上級国民の要素も揃っていて、複雑さも理解できる程度にあって丁度よかったです。溝口もいいキャラでした。そして、田村役の人はSeason15のアンタッチャブルの犯人役でしたね。再登場が早い。「ブラックアウト」という題名も納得です。2020年、良いスタートになりました。
僕も雨宮と入江の繋がりが、わかりませんでした。
話そのものは、良かったと思います。
黄色のガーベラに混ざってピンクっぽい色もあった気がして、花言葉を調べたけど特に変わったものは無く安心してました。
真相がわかるまでは。
今年の元旦SPも面白かったです。
我聞さんや美織さんがこのままな訳がない…という時点で、ネタバレバレ。そういう見方しちゃいけないと思っても、そう見ちゃうよね。
閉じ込められたのが冠城くんで、中でアクション。外で右京さんが推理。という方が、各々の持ち味を活かせたかも。
去年よりは良かった気がしますが、既視感と筋の粗さが気になりました。
話としてはかなり凝っていて、二転三転はそこそこ楽しめたのですが、いきなり射殺されて終わりってこともないよなぁ〜と思ったらやっぱりとか、キャストで何となく展開が読めてしまいました。事件を二段階に分けたのも良かったと思いますが、警察OBやら秘書やら過去の誤射殺やら、何回見たかというネタで、正直新鮮味に欠けていたと思います。あと御指摘の通り、雨宮と入江の関係というか、そもそも入江という人物が狂言回しとしてあまりにも都合が良すぎる存在で、ちょっと雑だったかなあと。まあでも、テンポや緊迫感含め、総じて悪くはなかったと思います。
2020年、目がさめるようなエピソードを期待します。真野太田富永脚本もそろそろ欲しいところですね。
現実離れしてるとか物理的にあり得ないとか,本来そうした事は余程の印象操作,大言壮語,感情論などで細かい論理を誤魔化して話しを進めなければ,然程頓着しないようにしている
ところが今回のような,はなから往年のフランス映画や敢えて反文学を唱えるコラージュ作品ならいざ知らず,相棒という推理物に則って筋を運びながらの幹となる論理展開の”崩落”は認められない.
右京さんの「細かい所が気になってしまう」これは決して単なる無尽蔵な知識の断片からの引っ掛かりではなくて,筋道,推理のポイントになっている所を必ず突いている.
単発的に一つ一つの挿話はうまく書けるのに,この脚本家は殊の外論理構成を蔑ろ,軽視してるのか,それとも不得手に過ぎるのか.
そんなに複雑高度な事を要求してるんじゃない,シンプルな基本的な事.
人間の心は最後に語られるように不可解なところだらけではあるが,自然に半身浸かっている人間は存外非常に論理的に動いているもの.現実社会は人間の目先の利益に走る不正や嘘の上塗りから来る理不尽不可解な事が日常茶飯事で,しかし一方で深層では強固な論理が働いている事が時と共に透けて見えてくるから,神話から古今の偉大な物語,推理小説に至るまで成立してくる.
場面場面での作りは丁寧でよく調べてもいて,再登場の多い役者さん全員演技も不自然な所がなく(特に螢雪さん長谷川さん河相さん),元日SPらしく見応えもあって,更に訴えかけたい主題も例の通り少しおセンチ過ぎるが(路上アーティスト贔屓,司法試験挫折した青年の敵役化など如何にもな設定には目つむるとして)まあ良くて,見終わっての嫌味な台詞も少ない.
しかし騙されてはいけない.
前半から「バベル」を彷彿とさせる基本展開なのはすぐ気づく,それに「ピエロ」(人質事件の構想,警備会社から金を奪うアイデア)「ついている女-狙われた女」や「プロテクト」(任侠ごっこのくだり),といった大作も上手い具合に消化,細かい所では「名探偵登場」(バンクシー),「ヒーロー」(過去の事故隠蔽,弁護士絡み),「陣川警部補の活躍」(スイス銀行口座),色々思い出させてくれる.
ところが終盤に至って全篇矛盾だらけの「福笑い」が何とか化粧の糊塗で収めようとしている崩落寸前の空中の楼閣である事が見えてくる.
今回も後半,救出場面以降での破綻,しかし「檻の中」で指摘した「作為的な不可視化と複雑化」がより巧妙になって右京の矮小化も今回は沈静化しているだけに一瞬良作かと勘違いする.
全ての問題の原因は入江という人間像が全く掴めない所に逢着する.
以下何とか脚本家の意図を汲み取る努力をすると…
3年前の真実を知りたい紗耶香の気持ちがまずあって,その為に入江を後ろから操っている基本モチーフを前提として,すぐにわき起こる疑問が
「入江は息子誠司の件をネタに蓮見から10億を奪おうとしたのなら,既に取引時点でほぼ真実は曝露されているはず.なのに何故5年前のトンネル崩落事故を絡ませ引き延ばしの為に溝口まで担ぎ上げるという大掛かりな人質監禁を計画をしたのか?」
(蓮見は入江の仕組んだ溝口と被害者遺族という硬軟二方向から追い込まれ喘息詐称を暴かれ己れが上級国民であるとベラベラ話して盗撮された,しかし入江と紗耶香にとってそれは一体何の為の演出なのか?
入江と紗耶香のどちらかが被害者家族に同情して蓮見の自白も要求してるのか?)
蓮見と入江の後ろめたい裏取引は後半で明るみにされる.不自然な流れではあるが脚本家に非常に好意的かつ甘めに解釈して
「人質計画はもし送金が表沙汰になった場合に備えて言い訳作りの為」
ともとれる.
だがそれなら蓮見はどこまで計画を承知していたのか?地下でのスキャンダル露呈などはすべて蓮見の想定の範囲内のダメージに過ぎなかったのか?これでは抑も計画は紗耶香,入江,蓮見の誰が主軸になって考えられたのかが不分明にされてしまう.
さらに右京達がもし居合わせなかった場合,3つしかない防毒マスクにありつけない残りの者は本来なら塩素ガスで殺すつもりだったのか?(これだと誠司の件の真実にはまったく辿りつけなくなるし紗耶香の人間像に矛盾.ここでようやく入江の暴走かとの解釈が微かに可能性として浮かんでくる)
「父」に恨みを抱くトンネル事故被害者と溝口を繋ぐ入江,恋人を殺され父のみならず「息子」を憎む紗耶香.2人の接点,共謀内容が全く描かれていないので全て不明,曖昧糢糊.
視聴者に謎を残すというより煙に巻いてるとしか思えない.
遊園地の場面から.
入江は蓮見らの逃亡援助ではなくどうやら紗耶香を待っていた様子.
もし誠司が防犯システムに意図的に空隙を作り,警察に逮捕させようとしてその結果入江が紗耶香に助けを求めたなら,誠司は入江の居場所は把握してる筈,よって可能性としては紗耶香がシステムをいじってそうなんだが,ただの一言も説明が無いのはいくら何でも不親切過ぎる.(紗耶香の存在に気づいていない誠司がメールを全く不審に思わず思わず行動してるのも伏線がない)
最後に入江の誠司への感情が全く描かれていないから何故彼を撃とうとしたのかわからない.
「紗耶香は情に負けて憎い誠司さえ守ろうとした良心の人」
だと見せたいという作者の私情に根差す演出なんだろうけれど,その無理矢理感は「檻の中」での高瀬の「貴方は何もわかってはいません」の台詞合わせと同型である.
瀧本さん演じる紗耶香像はバベルの中村さん演じる五十嵐祥子と違って大きな犯罪企てるにはいい人過ぎた.
一体全体,入江という男は紗耶香の誘いに乗って何がしたかったのか?
瓢箪から駒じゃないが浮き出て来るのは入江が人間性に問題のあるキメラのようなモンスターだったという事.それにしては日々の雑踏の中ではありふれた人物像を随分とリソース使って保守的かつ遠回しに分かりにくく拵えたものだ.
((その他,人質8人か9人か等凡庸なワトソンの役回りを亘にあてがっているが彼本来の優秀さもあってその扱い方の難しさが露呈してるとか,右京がトンネル崩落事故の因縁を見抜き溝口を招かれざる闖入者と呼びながら,真鍋にフォーカスして溝口の協力者が居る可能性も述べている歯切れの悪い右京らしくない推論過程,催涙スプレーを用意する紗耶香の不自然さ等々,他に述べたい事も多々あるが上述の根本的欠陥の前ではもはや取るに足らぬ事))
来週は前S.で内村完爾を取り上げて腰砕けた脚本を書いた児玉女史が青木をテーマにする.
後半残り誰の脚本が続くのか.今シーズン初めて毎回感想書いてきたけれど,このままだとこれまでで最悪のシーズンになる.終わりの始まり,にならない事を祈る.
P.S.黄色いガーベラの花言葉に紗耶香の言う「思いやり」は見つけられなかった.この花は香りもない.
花言葉というと,「特命係復活」(マリーゴールド)と「消えた乗客」(紫陽花)を思い出す,他にも見返してない太田作品とかにありそうだがわからない.
かつて、あるラジオ番組のパーソナリティの方が、このような事をおっしゃいました。
「人は、人生の中で、それまで生きてきた事に対するツケを払わされる時があります。」
本作は、蓮見親子にとってまさにその日を迎えた、そういうお話とも言えるでしょう。
地下駐車場に取り残された被害者が、5年前のトンネル事故の被害者であった事。青木さんが当時の新聞記事をみんなに知らせるも「知ってるよ」の素っ気ない対応の中、冠城さんが記事内容から、今回の被害者と符合する事に気付き、事件解決につながるのがよかったです。
ただよかったと思うのは、上記のシーンと右京さんのアクションぐらいでしょうか。過去作をつなぎ合わせて2時間ドラマに仕上げたような感じがしました。また、事件の首謀者が雨宮さんである事も早々に分かりました。雨宮さん、入江さんの身柄を確保するシーン、閉園後のメリーゴーランドを動かす意味はあったのでしょうか。右京さんが雨宮さん説得後も、銃を奪い銃口を向ける入江さんのクズぶりも、作中度重なるように拝見するとつまらなくなります。
相棒の元旦スペシャルはシーズン4から(シーズン3は元旦ではなかったです)開始されたので、今年で15年目になりますね。これだけ長く続いているのは他にないですよね。それだけ多くの視聴者の方に支持されているのは本当にすごいことだと思います。それだけに元旦スペシャルには皆様特別な期待感があるのでしょう(もちろん私もその一人です)いろいろな批評が聴けて楽しいです。
さて、今年のブラックアウトですが、今までの作品の中でも面白さではトップクラスではないかというのが私の感想です。ストーリーの壮大さや推理性ではたしかに元旦スペシャルには物足りないかなとも思いますが、純粋にドラマとして楽しめました。ゲストの配役からなんとなく瀧本美織さんが最後犯人かと思うところはありましたが、全体の話の流れなど概ね久しぶりに元旦スペシャルを楽しめたなって思っています。
色々噂されていますが来年以降も元旦スペシャル、ぜひ続けていただきたいです。
個人的にはバベルの塔を超える作品を見てみたいです。
録画したものを含めて3回観ましたが、やはりというか何というか、長谷川初範さん演じる元刑事局長で蓮見警備保障社長(2代目)・蓮見恭一郎が黒幕だというのも読めてしまうのも刑事ドラマを見てる人ならすぐ分かるはずです(特に恭一郎の言動からそれが分かるはずです)。
神森さんの意図は分かりませんが、個人的に本エピソードは前半部分は笹子トンネル崩落事故、後半部分はエドワード・サイディ・ティンガティンガ(本編では松澤傑さん演じる安藤浩介が彼に該当する)というタンザニア出身の画家の生涯を題材にしたエピソードのような気がしてなりません。
もっと言えば前半部分は内村刑事部長メイン、後半部分は瀧本美織さん演じる恭一郎の秘書・雨宮沙耶香メインということですね。
そんな重苦しい本エピソードだが、笑えたシーンとあれ?と思ったシーンを幾つか。
(笑えたシーン)
※内容が内容だけに笑えたシーンは少ないですが、
・花飾りを青木のデコにくっつけた亘(この直後の右京の「子どもみたいな事はやめろ」はさらに笑えた)
・ゴルフでスコアが取れなかった内村刑事部長の前で浅香航大さん演じる恭一郎の息子・誠司を褒めちぎる中園参事官(エレベーターに乗り込むまで機嫌が悪かった内村刑事部長は所々笑えた)
・事件が解決して気が抜けたのか、警視庁の会議室で爆睡してる青木
(あれ?と思ったシーン)
・右京が恭一郎を庇って螢雪次朗さん演じる関東儀容会構成員・溝口正吾に左腕を撃たれたにも関わらず、左腕を庇うことなく普通に溝口に対抗できてるところ(それに関しては河相我聞さん演じる奥村悟こと入江良文に対抗してるところも同じ事が言える)
・川口力哉さん演じる元レスキュー隊員・真鍋克彦のスマホも入江の手によって妨害電波を出されたにも関わらず動画を生配信できてるのは何故?
・「アレスの進撃~最終決戦」のあるシーンと同様に素手で瓦礫をどかし続けた亘の姿はまさに鬼塚英吉そのものだった
・救急車の中に入江の協力者がいたと思わせておいて結局それが分からず終いに終わったところ
・肝臓の病気であるにも関わらず入江と酒を呑む溝口
・特命係は何故引き留めたタクシーの運転手が崔哲浩さん演じる元警視庁巡査・田村功だと分かったのか(ただ個人的にはトヨタ・ジャパンタクシーのチョイスはベストだと思った)
・解決編で確かにメリーゴーランドを動かす意味はあったのか(システム上どうしても連動して照明が点いてしまうのなら仕方ありませんが)
・これは皆さんが指摘してますが、沙耶香と入江の接点は分からず終いなのはどうなのかと
・迫田孝也さん演じる蓮見警備保障常務・佐分利俊明は何故逮捕されない(彼も言ってみれば犯人隠避をしてるはずなのに)?
・峯秋は本エピソードでは何しに出てきた感を感じるのは気のせいだろうか
解決編での入江が誠司を撃とうとしてるところを沙耶香が止めに入ろうとした瞬間、右京がLED式の懐中電灯で入江の目をくらまして亘が入江の手から拳銃を奪う
という連携はカッコいいと思った反面ありきたりな感じがしますが(もっともこれはいざって時なかなか出来ませんが)。ただこの時の右京が入江を怒鳴って呼び捨てにするシーンは初期の右京を彷彿とさせますね。
最初の1時間そこそこはスリル感あって良かったですが、後半はどこか無理矢理感が否めなかった気もします。
そんな本エピソードは星3つ半です。
前半の盛り上がりがピークで
後は下がっていくだけだった
面白かったとは思うのですが無駄に混ぜすぎた結果上手く調理出来なかった印象です
歴代スペシャルの中で一番面白くなかった。
予告からして嫌な予感はしていたが、あんまりにも面白くなくて。スペシャルはいつも楽しみにしていただけに…。なにこの茶番劇…と言う感想。
出だし10分満たない状態で最終犯人読めるし(それでも魅せられるかの問題)、話がとっちらかってるし、冠城と右京さんが離れた事による見せ所も特に無く、締めもゆるいし、挙げればきりが無い。複雑にすればいいってもんじゃないし、二転三転させれば面白くなるわけでもない。
細かな詳細やそれそれ!って部分は他の方が書いてくださってるけど…、今後この脚本家の方の話は見るのスキップしようかな位には残念に思いました。観ていた2時間が惜しく感じた。
名脚本家の方が同じ題材で作ったら全く違ったんだろうなとも思った。つまりもっと面白かったろうなと思った。
本筋ではないのかもしれんがトンネル崩落事故の話は実際に起こったとしたらトロッコ問題として悩ましい
そもそも脱出口が小さくで女性と子供しか出せないという設定なので
蓮見がいなくても妊婦は後回しにされるか、妊婦を優先して手間取り結果として他の人は出せなくなってた気がする
それに詐病と上級国民発言に気を取られがちだが彼が比較的高齢であることは間違いないし
詐病なしでも他の犠牲者(子供除く)が優先されたかどうかは実のところ分からない
毎年楽しみにしている元日スペシャル。
これだけは、どれだけハラハラドキドキさせてくれるかが大事なポイント。
ゴルフ場爆破のあたりは、とてもよかったです。
が、その後の展開はいらなかったです。もしくは、長すぎます。後の展開があると、話の整合性が気になってきてしまいます。猫にビビッて間違った人を撃ち殺す。えー。そして、それを周りの人間がもみ消す。さすがに、それはできないだろう。とか。 河合我聞弱すぎだろ。とか。
でも、おいらは、後半の相棒に期待しています。
前に書き込んだ方もおっしゃる通り、ガーベラって香りしないのに。
「花があると癒される」というならわかるけれど。
それとも、好きな人の前で気取って、相手を褒めたつもりでスベってる浅薄な男を演出したかったのでしょうか。だとしたら、もっとわかりやすくしてほしかった。
あの時点で優しく清純な感じの秘書が何かやらかしそうと思い始めていました。
内容的には1時間半経過したところで、もう終わりよね?と思ったら時間がまだある、という印象でした。
我聞さんが悪役を演じるのが上手いので見続けました。
でも、流血している割には何度も復活してくるのが人間離れしていると思いました。
(ネタバレあり)
なかなか厳しいコメントの方もちらほらいますが…そこまで酷かったかな?「相棒の主人公たちは死なないよね」のお約束による安心感はありつつも、二転三転楽しめましたよ。スリルを楽しむ回なのかな、と。テレビに疎いので河相さんであることを後半になって気づきました。。。
完全な主観です。
0.粗筋(ネタバレ)(だいぶ端折っています)
年末年始ゴルフコンペ懇親会の会場ホテル地下駐車場にて経路すべての爆弾が暴発、やくざが人質をとり仲間の釈放と金銭の要求。と思いきや閉じ込められた右京や外(現場)からの冠城の推理により、元は人質となった5名が蓮見(父)の5年前のトンネル事故時詐病により早期脱出を暴露するために仕組んだ暴発にやくざが便乗したものと思われた。しかし、やくざが最初に射殺したと思われた入江が真の立案者と発覚するも、現場から逃走。蓮見(子)に入江の避難場所の通知あり、蓮見(子)が現場に向かうと後から恋人であった筈の父の秘書が現れた。秘書は数年前、窃盗犯を追っていた所轄時代の蓮見(子)が誤発砲して(その事実は隠匿された)死亡した恋人の復讐をするため蓮見(父)(子)に近づいたのだった。右京冠城は間一髪で間に合い、白日のもとに曝されることになった
1,人間臭さ☆☆☆★★
秘書さんが最後蓮見(子)が撃たれるのを庇おうとしたのは多少情が芽生えたのか、生きて償ってほしい気持ちが強かったのか…
諸悪の根源であった入江(数年前誤発砲が発生する原因となった窃盗犯)への憎しみより蓮見(子)への憎しみの方が強かったのだろうか…
2,右京さんの説教☆☆☆★★
オーソドックスだったと思います。(個人的にはもっと怒っても良さそうだと思いました…)
3,社会風刺や題材☆☆☆★★
今回は何かしらの強いメッセージなどは感じませんでした。
4,愛嬌、その他☆☆☆★★
刑事部長の「さすがは杉下右京だな」の台詞はらしくないなと思いつつ、往年のやりとりを考えるとなかなかじんわり来ますね。
本音なのかな、と。
河相我聞さんが宝石強盗犯だと書かれている方がいらっしゃいますが宝石強盗犯を演じたのは濱仲太さんという方なので入江は宝石強盗とは無関係ですよ
前半は新鮮な感じがあったり、俳優さんたちの演技を存分に見せてくれて、相棒らしさも溢れておりなかなか面白くひきこまれましたが
後半がやっぱり微妙です。
河相我聞さん演じる入江というキャラの掘り下げが全くといっていいほどないのは何故なのか?
視聴者の想像にお任せするということでわざとぼかしたのかな?
そうだとしても彼がなぜ今回の計画にここまで加担していたのかの説明が少しは必要だったと思います。
他にも
・絵で生きていくことが夢だった恋人を射殺されてしまったうえに彼が強盗犯だったことにされたのが許せるはずがなく今回引き起こした瀧本美織さん演じる雨宮沙耶香の復讐劇
・長谷川初範さん演じる警備保障会社・二代目社長 蓮見恭一郎の本性が明らかになる後半
・その息子で数年前 強盗犯を追いかけていた際に
雨宮沙耶香の恋人を誤って射殺してしまい、それを隠蔽してしまったうえ、雨宮沙耶香に騙され続けていた蓮見誠司のダメ男ぶり
などなんだか見覚えのあるような要素がたくさんあり、配役なども関係して展開が分かりやすすぎたのが一番ダメだったかなと。
もっと前半でクローズアップされたトンネル崩落事故で命を落とした人たちとその関係者を中心に最後まで話を進めたら強く印象に残る話になったように思えます。
いずれにしろやはり物足りなく少しだけ残念な元日スペシャルであることは否めません。
話が進むテンポは悪くなく、めちゃくちゃつまらないと思うほどではありませんでしたが。
最後に気になったことといえば
内村刑事部長が右京さんとともに地下駐車場に閉じ込められるという展開は今後特命係との関係性にさらなる変化が訪れることを表した伏線なのでしょうか?
この部分は今後なにかしらの形で触れてほしいですね。
そして今シーズン前半では青木年男がいい味を出しているので次週の彼のメイン回、個人的になかなか楽しみです。
>河相我聞さんが宝石強盗犯だと書かれている方がいらっしゃいますが宝石強盗犯を演じたのは濱仲太さんという方なので入江は宝石強盗とは無関係ですよ
↑皆のコメントを読んでいて、入江が強盗犯だという見解があったので「え?そうだっけ??」と疑問に思ってましたがスッキリしました。
だって強盗犯と間違えて大事な人を殺された雨宮が、よりによって、その強盗犯と結託するなんて不自然だと思ってたので。
ただ、そうなるとやっぱり、よく分からないのが入江と雨宮の繋がりでして…
奥村のフリをしてた入江とトンネルの復讐仲間が知り合った経緯は描かれてたし、雨宮も彼らと共謀してたのは分かったんだけど、雨宮と入江が個別に結託した経緯が描かれてない(見落としてるだけ?)から、モヤモヤした感じが残るんですが・・・
全体の感想としては、秘書が怪しいのは、序盤の右京さんとの会話で「3年前から勤めてる」ってセリフで丸わかりだったし、後半なんて一昔前のサスペンスドラマみたいな展開だったし、元旦スペシャルの割にはつまらなかったな~と思いました。
右京さんの縄抜けの術と、銃弾もナイフもかわすノミのような敏捷さに、ちょっと見せ場多すぎじゃない?とも思いました。(一緒に居たのが部長だから仕方ないか…)
河相我聞が、もうちょっと複雑な心理の犯人なのかと思ってたけど、単なるカネ目当てのクズの役だったのが意外といえば意外でした。
本筋とは関係ないけど、「腕時計を右手にする人は左利き」っていうフレーズが刑事ものや探偵ものによく出てくるけど、この雑な推理を脚本に組み込むのをいい加減止めてほしいな~と思いました。
自分は右利きで右腕に時計をするのが習慣なんで、そういう人もいるだろっていつも思います。
利き手の判断材料が腕時計、私もちょっと抵抗あります。
私も右利きですが右手にすることありますよ。
この下りは他のドラマでもさんざん使われているので、偽装工作する人も分かるように思えるくらい…。
クイズ的な間違い探しみたいで少し気落ちさせられます。
あとは営業後の遊園地でライトが(しかも絶妙なタイミングで)点灯したりメリーゴーランドが回りだしたり。
あの場所で落ち合うことですら白々しいのにあそこまでになると演出が過ぎてしまって、それまでの良かった部分も一気に帳消しになります。
ガーベラの香りなどもそうでしたが、なにか細工がしているのか??別のの意味があるのか?とかき回す意図があるのかどうかすら結論もなく、ただただ書く側の知識不足なのかと考えさせられたり、どこで出会ったのか等の視聴者が別の意味での謎解きに追われるような消化不良を残すのは本当に残念です。
あと20分追加したら描ききれたでしょうか?
それとも費やした時間返せの声が多くなってしまう結末となったでしょうか?
我聞さんが逃走する前までの展開はさして不満なかったので私はもう少し丁寧に納得いく追加シーンが欲しいなと感じました。
あそこまで観ていて最後が中途半端なのはどうにも、ねぇ。
どれだけ贔屓目に見ても、やはり破綻した筋書きですね。
入江の人物像の曖昧さ、雨宮キャラの甘さ、右京のスーパーマンと、
挙げるとキリないですが、致命的なのは、他の方も書いている通り、
入江が駐車場で雨宮以外全員、塩素ガスで殺すつもりだった所。
そうすると、後半の蓮見との10億円取引も辻褄が合わない。
右京も、入江の殺意と蓮見警備会社への脅迫の不整合には目をつぶる。
二つの脚本を無理矢理つなぎ合わせた結果の不整合、
実際、観てて前半と後半でティストが違いすぎます。
最初に息子の殺人シーンを入れたから、ああこれは終らせ方次第だなと思いながら観ることになった。結論からすると最悪でした。
長谷川さんはいい役のはずがないし、我聞くんがすぐ死ぬはずないし、瀧本さんも何かあるの匂わせてたからまあ驚きなし。
一番不思議だったのはバレたら親子破滅の最重要機密を知る田村さん。普通は自分とこの警備会社でそれこそ億のカネで厚遇して手元に置くんじゃないかな?田村さんが佐分利の位置でも面白かったと思います。
誘いを断ってあえてタクシー運転手やってたのかも知れないが、親子にとっては凄いアキレス腱を露出させてたもんです。案の定右京さんの説得で一発落ちでしたとさ(笑)
やっとこの回を見ましたが、そんなに制作費足りないのかなって印象しか残らず…遊園地で誤魔化したのか?…って感じ…遊園地必要ないよ…。
話的にも予告だけで犯人全部分かる勢いだし、
ひねりも全然ないし…脚本もっと頑張ってください泣。
昔のお正月SPって無駄にヘリが飛んだりエキストラ大勢使ったりの大掛かりロケだったり、ちょっといい話だったり、
そうでなければこれでもかの頭脳戦で何度もどんでん返しがあってウウムと唸る内容だったり…
どなたかも上で書いてらっしゃいますが、何かしら「さすがだな、お正月から見させてもらった」なって思う内容がウリだったと思うのに最近は本当に溜息しか出ず。
大好きな相棒がこんなふうに少しずつフェイドアウト感を強めていくのは見ていてしのびなさすぎです…。
悪くはないですけど、手放しに「面白い!」とも言えない回という印象です。前半がアクション、後半が捜査というのは、season4の汚れある悪戯と一緒ですよね。汚れある悪戯も見た感じでは評価が低めだったので、やっぱり前半から後半にかけて盛り上がっていく展開ではないと、面白いという評価は増えないのかな、と思います。
例えば前半が捜査、後半で籠城事件が起きる、みたいな展開でもよかったんじゃないでしょうか。もしくは前後編にするとか(元日スペシャルじゃなくて)。そういう工夫があればもっと楽しめたと思います。
相棒の製作陣さんたちもっと本気だしてください!
このスペシャル正直ちょっとしらけちゃったんですよ。
前半の暗闇に閉じ込められるとこをもっとメインにしたほうがぜーったいよかった!
俳優さんたちの役割もお約束すぎるしとにかく後半のメリーゴーランドとかスペシャルだなんて信じがたいような安っぽさ全開で苦笑い。
どうせ遊園地だすならもっと派手に使おうよ!
しかも人間ドラマも緊迫感も面白さもどうかんがえたって中途半端で終わってしまってる。
でも脚本の神森さんが成長することも信じてるし、いつかまた拍手をおくりたくなる元日スペシャルが見れることを願ってる。
なに、この往年の「土曜ワイド劇場」感。
”テレビ朝日開局60周年記念”ってことで、”原点回帰”みたいな狙いがあったのかな?
恋人を殺された復讐とか、遊園地の演出とか、絶対わざとでしょ。
結果、盛大にスベッてしまったけども。
上っ面だけ追えば、けっこうスリリングで面白いストーリーと思ったので、
ぜんぜんダメとは言いづらい。
ただ、皆さんがご指摘の通り、アラや矛盾が多すぎるのが残念。
それにつけても、入江と雨宮が仕組んだこととはいえ、
ヤクザ、トンネル崩落事故の遺族、誤射事件と、多方面からまとめてターゲットにされる蓮見恭一郎の人徳の無さは、もはやギャグレベル。
★★★☆☆
正月スペシャルらしくドキドキハラハラさせよう、登場人物たちの関係性も何とか形にしようという努力は伝わるし、はっきりつまらないとは言えない回ではある。
が、やはり全然まとめきれていないのは一つの回としてどうなのか。
二人がつながった理由を普通に説明しないのおかしいし、
遊園地での「あの人は私の全てだった!」はシリアスなシーンのはずなのに説得力皆無で大袈裟な演出にしか見えなくなり、結果「はぁ?」としか思えず何なら笑いそうになってしまった。
被害者も小悪党もどこか人間味が薄くて、微妙な作品になってしまっているとしか思えない。
正直言って土曜ワイド劇場のほうが絶対に楽しめる。
もう河合我聞を犯人役にするのやめようやw。わかりやすいよ。
あとは営業後の遊園地でライトが(しかも絶妙なタイミングで)点灯したりメリーゴーランドが回りだしたり。
GTO思い出したわ、反町くんつながりでw
失くなった恋人との描写がめちゃくちゃあっさりしてるのに「あの人は私の全てだった!」とか言われてもねぇ、、、、
登場人物たちの分かりやすすぎる役割と、警察官の銃殺不祥事ネタに関しても白けるしかない。
前半の展開はまあまあ悪くないから、余計に中盤からの雑さ加減が酷くて残念ながら駄作としか思えないかな。
構成的に似てるという意見がある「汚れある悪戯」は
改めて観ると物凄く作り込まれていたからどうしても比較しちゃう。
杉下右京の個性: 9/10
冠城亘の個性: 8/10
その他キャラ: 9/10
小ネタ: 9/10
題材: 8/10
セリフ: 6/10
構成・テンポ: 7/10
カット・撮影: 7/10
音楽の使い方: 7/10
ストーリー: 6/10
総合: 74/100
極悪な元警察官僚の上級国民様と野放しにされている宝石強盗犯…胸糞悪くなる要素が強い辺りは相棒らしいと感じました。
ただ、蓮見息子は殺人ではなく業務上過失致死では?