脚本:瀧本智行 監督:権野元
ゲスト:橋本じゅん
マンションの敷地内で電子部品メーカーに勤める派遣社員の男性が死亡する事件が発生。通報者は、出張風俗店のドライバーで、たまたまマンションに店の女性を送り届けたという松野(橋本じゅん)と名乗る男性。松野によると、被害者と首筋にドクロのタトゥーがある金髪の男が揉めていて、「鈴木」と呼ばれた金髪の男が鞄を奪って逃げ去るのを目撃したという。捜査一課は、被害者の勤務先をかんがみて“機密情報”に絡んだ殺人事件とにらんで捜査を進める。
Season19 第6話 「三文芝居」
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なんか「せんみつ」を思い起こさせる話でしたが、「せんみつ」ほど緻密でもなければ小気味よさもない凡作といったところでしょうか。
あと何週間かしたら話の内容を忘れてしまいそうなほど薄味な物語という印象です。
たった今見終わったばかりなのに印象的だったシーンが全く思い出せない有様で……
それよりも次回はついに遠峰小夜子の話ですね。今度こそ決着がつくのでしょうか?
今から楽しみです。
この掲示板久しぶりです言うか相棒久しぶりに見ました
まぁあれだ、それはさておき、問題は中身だから、そう言いたいのですが残念ながら中身ではなくてそうでなくCMのスポンサーが某新聞なのにショックを受けました。S新聞とInitialにすればコンプライアンス反しないか(>__<)
TV朝日もコロナ禍でアレか問題中身吹っ飛びましたでは
相棒初参加の瀧本さんの脚本でしたが、手堅くまとめたという印象でした。
事件に関わる怪しげな人物を中心に展開していって、そこに隠された真相を究明していくという、今までにたくさんあったお馴染みのパターンでした。
橋本じゅんさんという本当に舞台出身の俳優さんで、山田みなみ役の柳ゆり菜さんと共にネイティブな関西弁を話せる方のキャスティングも良かったです。
被害者も相棒には時々出てくるクズ野郎でした。
特にスゴいとか、酷いとかもなく、普通に楽しめました。
次回予告を見ると、決着編のような感じはしなかったので、今回はどんなゲームを遠峰小夜子が仕掛けてきたのか楽しみです!
とても面白い内容だったと思います。とくに、関西弁でしゃべる松野さんとレイナさんの関係がすごくよかったと思う。路上で、金髪の半グレである悪者を取り押さえた出雲麗音ちゃんがかっこよくて、すごくおもしろかったです。いつも一課の2人から嫌がらせを受けてきたわりには、手際よくあっさりと逮捕したところがすごかった。捜査一課の3人が事情聴取をしているのに会社の廊下から盗み聞きをしていたことは言語道断であると思う。普通なら部屋に入れてあげた方がいいのに、特命係の2人がすでに捜査一課の3人の事情聴取を聞いていたことに呆れてしまいました。でも最後になって、あの被害者を殺害した人物が山田みなみさんだったことにすごくびっくりしました。松野さんは、証拠隠滅と器物損壊罪、犯人隠避という罪でクライマックスになってしまった。次回は西田尚美さんがまた登場してくるので、特命係の2人との対立が楽しみです。
前回は、2時間サスペンスの様だったけど、今回は「はぐれ刑事」の様だった。つまり加害者は悪くなくて、どちらかと言えば被害者が悪くて、殺意はなく、突飛ばしたら石にぶつかって(階段から転げ落ちて)死んでしまった。というやつ。しかし、安浦さんと右京さんの違いは罪は罪として絶対見逃さないこと。
私は前回よりは印象に残った。最初が、犯人が登場せず、松野さんが犯人かと思わせるような演出だったこと。会社で、派遣ばかりで仲の良くない部署で下の名前を呼ぶ不自然さはあったけど(前回の簪ほどの不自然さではない)、事前に犯人が登場しているというミステリーのセオリーが守られていたこと。女の子の派遣待合でもちゃんと辞めた子がいたことも語られているし。その辺は印象に残らない普通の会話になってて、全体の話に特筆する面白さはないけど、脚本は好きと思った。
でも、いつもこのくらいの時間に見てここを開けるともう感想が10近く載っているのに今日は3つ。皆さんの興味も中だるみしているのでしょうか・・・
相棒には、現実の社会問題にスポットを当てる回と、メインゲスト及びそれを演じる俳優にスポットを当てる回とがありますが、今回は後者。くたびれながらも無骨に人生を歩む男を演じさせたら天下一品な橋本じゅんさんが輝く仕組みでいっぱいの回でした。派遣切りとか女性の貧困などの要素もありましたが、それらも橋本じゅんさん演じる松野を動かすための舞台装置になる程度まで薄められていて、お話自体はさほど印象に残りませんでした。
来週は、それこそ強烈なキャラ回。山本むつみさん担当ということで、ようやく今シーズンで印象に残る回になるのではと勝手に期待しております。あと、特命係と出雲の関係性がとても好きです。それにしても、冠城くんが今シーズンはいまいち機能してない気がします……
今回も印象の薄い凡作でした。しかも後味が悪い…
後味が悪いなら悪いで、「深み」「重み」のある後味の悪さなら納得いきますし、前回の様に犯人なりに信念をもって犯行を行った場合は後味の悪さも軽減されるのですが…
今回は単純に後味悪いし、深み・重みも無いし、犯人が2人とも哀れで更に後味が悪くなるし、被害者の描き方も犯人の描き方も一面的(短絡的)だしで、個人的には一番苦手なタイプの話でした。
前半のコミカルな展開は橋本じゅんさんの演技、権野監督の演出共に良かったです。
今期はどれも「めちゃくちゃ酷い」わけではないけれど面白くもない作品ばかりという印象です。
メインテーマは凄く好きなんですけどね…もともとS13とS16のメインテーマが好きだったので、その融合体みたいでめちゃくちゃ好みです。
次回は小夜子編ですが、まだまだ完結しないみたいですね…前2回は権野監督だったけれど今回は橋本監督とのこと。小夜子編は権野監督より橋本監督の方がハマる気がするので、楽しみです。
僕も先程、やっと拝見しました。
『せんみつ』ほど面白い話ではないとは思っていましたが、別に悪くもなかったとも思っています。
可もなく不可もなくかな、僕的には。
松野さん、結局はみなみさんに自分が父親を死に追いやった事を打ち明けなかったですね。
松野さんの人生そのものが三文芝居のような気がしました。
ところで途中で出てきた風俗嬢たちの中に、元SKE48の木本花音さんがいたのはちょっと意外でしたよ。
あと出雲女刑事、今回はなかなか見せ場があって良かったですよ。
刺青男の鈴木さんの確保シーンや、特命係に情報漏らすシーンは良かったです。
さて、来週は遠峰小夜子編の第3回目ですね。
season19前期で1番面白い作品になる事を期待しています。
個人的によく出来たストーリーだったとは思いますが、やっぱり普通でしたかね。
とはいえ詐欺に関わってしまった元舞台役者や派遣社員、デリヘルなどバランスよくさまざまな立場にいる人たちの視点で話が進んでいくのは相棒らしさを感じれて良かったです。
未来ある若い女性を守るため罪を被る男性というのも相棒では珍しい展開だったような?
何より関西弁と舞台演技を炸裂させている橋本じゅんさんの強い存在感と惹きつけられる雰囲気が最大の見どころでかなり集中しながら面白く視聴できました。
出雲麗音さんが身体能力を発揮したり、何だか昔の芹沢刑事のような姿を見せたのも今後の展開がさらに楽しみになっていく要素でした。
来週の山本むつみさんが手がける毒婦女シリーズ第三弾「同日同刻」もどんなストーリーになるのか予想できないのでやはり楽しみです。
遠峰小夜子さんは登場するたびに表情·髪型·服装が変わり、毒婦っぽさが増していってる気がしますね。
コメントなので、主語は「私」です。
傑作。
理由(1)いつまでも記憶に残るはず。
(2)観て良かったと感じる。あと味よし。
(3)起承転結あり破綻なくうまく出来ていて退屈しないし、がっかりしもしない。
(4)橋本じゅんという名優の演技をたのしめる。ドラマMIUで彼の存在価値に気付いた。
(5)妥当で適度な社会告発あり、社会問題に関心が向いた。
(6)レギュラーたちの出番や見せ所が、そつなく、たのしめた。
私は久しぶりに昔の相棒を観た感覚になり、面白かったと思ってます。特命係はもともと第一線の犯罪を追うチームではありませんからね、寺脇さん時代に良く合ったお話しみたいでした。一つだけ?と思ったのは、青木君の登場が要点のみになってる事くらいかな。楽しくテレビドラマとして観れました、以上です。
今シ-ズンも6話目。面白い、くないという二択で、私は見ていませんが、
客観的に「プレゼンス」は、喰いつきやすかったけど、それ以降は淡々
とした感じですね。
今回の話で、気になったのは出雲麗音さんの捕物です。肘の複雑骨折を
治療したうえでの仕事復帰といえ、激しい格闘は出来ないのかなと思って
いたので意外です。
次回の遠峰小夜子は、終盤に出てくると思ってました。
話はそれますが、ある雑誌の刑事ドラマウォッチャ-によるとテレ朝
系ドラマはブランド物で、見ている人は 効くか効かないか判らない通販
サプリを買い続けているようなものなんだとか・・・。
私にとっての「相棒」は、居心地の良い 軽食喫茶のようなもので、初見
から、いりいろ様変わりはしましたが、一代限りのマスターに会うために
通っているという感じです。
全盛期の右京なら犯人の前で謎解き始めて橋本じゅんが詐欺やってたことも全部バラしてたような気もする。丸くなったな右京さん笑
珍しく、相棒でやらなくて良い作品、と思いました。
寺脇が相棒卒業して初主演した、加茂しんのすけ、みたいな関西の人情話し。
はぐれ刑事純情派みたい、と言われた人も頷けます。
この位の警視庁離れの、地方警察や下町で起きそうな事件規模は、相棒にあってもちろん、良いのですが、内容が、子供や、家族、女子にどう会話するのか?
夜11時のドラマ枠くらいで良い気もしました。
また、橋本のおっちゃん、柳さんが大阪人で、意気投合って、まあまあ、東京にいますから!!
やはり、相棒となると、録画して、何度も観たくなる内容、ユーモア、最後のオチ、が希望です!
今回は一回観たら、消すしかない内容。
本当に、彼女をかばいたいなら、PCは最後まで、隠すべきと思いませんか?
証拠を見つかり、推理をし易くしてしまうので、かばうべきです。
それら違和感ありつつの人情話でした!
こてまり、は楽しみ!
規模は所轄風で良いが、内容は家族で観る事も考えて!!
良かったです。
書きたいことは既にかみじゃーさんが全てまとめて下さっていますのでここでは書きません。
(本当に私の気持ちとほぼ同じでビックリするくらいでした)
レイナさんが関西弁にホッとする気持ち、私は生まれも育ちも関東ですが分かるような気がします。
生活に色々と事情がある彼女には、接する人や接する深さにバリエーションもない毎日だろうと。
街の雰囲気も違うだろう東京で、新たな出会いや心を許せる相手との時間とは無縁な日々。
すり減る気持ちでなんとかその日その日を繋いでいた事が想像出来ました。
貧困状態って決まった枠の狭い世界になりがちかと。
相棒らしさ云々は皆さんお思いでしょうが、流れに大きな疑問もなくストーリーが破綻することなく集中できたのは久々だったかな?と。
唯一の違和感はあの職場で『レナさん』との声がしたことぐらいかな?
もちろん放送時間帯と内容とのマッチングが気にはなりましたが(^^;;
ちょっと早すぎですよね。
今回の内容は。
あ、ごめんなさい。
訂正です。
カミジャーさんでしたね。
正しくは片仮名でした。
お詫びして訂正致します。
本当に失礼致しました。
よかった~
スゴくデリヘルの待機とかクソ客とか身ハレの恐怖とかリアルで。
こういう生きるためだけに必死で現実に夢も希望も持てない人たちの気持ちに凄く寄り添ってくれる右京さんの穏やかさに心打たれました。
昔の相棒を思い出しました。
こういう人間ドラマ、もっともっと、やって欲しい。
そして社会の影のリアルをどんどん描いて欲しい。
ジェントルな相棒、悲しくて切なくてとっても好きです。
ぼぼんさんのコメントにもありますが、「はぐれ刑事 純情派」のような作品でしたが、これは「相棒」なので秀作にはなりません。正直、右京さんなら被害者の勤務先で「レイナさん」に反応した山田みなみさんや、松野さんの勤務先の風俗嬢がおっしゃった、松野さんとレイナ(みなみ)さんの良好な関係から、事件の真相に気付く事は容易だったのではと考えます。
被害者の西島さんには同情の余地はありません。過去作では、Season9「通報者」での他人の弱み、隠したい事実に付け込み、金銭を要求する華道の師範。Season5「イエスタデイ」での交際していた同僚女子社員の全裸映像を隠し持ち恐喝をしていた元同僚。そういう輩と同じものと思います。
松野さんとレイナ(みなみ)さんの関係。松野さんの過去の過ち、その代償で家族を失ったレイナ(みなみ)さん。松野さんの贖罪の想いと、やさしい関西弁が東京で生きてゆく勇気を与えたものと思います。方言が出る事、これだけは作品として良かったと思います。
小ネタ的には、かつて芹沢さんがしていた(捜査で知り得た情報を特命係に教えるしえる)事を出雲刑事がしている事。下っ端ゆえの誰もが通る道なのでしょうか。
シェイクスピアに飛びついた右京が印象的でしたね。やっぱりというか何と言うか。まあ、それぐらいかなあ。
今シーズン一番の名作でした。
橋本じゅん(見たことはあると思うのだけど)という役者の良さを
引き出していました。かっこいい。
個人的に相棒は右京さんがあまり目立たない回に
名作ありです。その方程式に見事当てはまった回です。
自分は面白かったです。今シーズンではダントツの出来でした。
橋本じゅんさんはやっぱりすごい。というよりもこの話の魅力の8割は彼によるものだと思います。現場でのアドリブを交えた再現とか、真犯人に「惚れてる」と言うところとか、最後のマクベスのシーンとか、もうすごいです(語彙力)。
それでタイトルが「三文芝居」(価値のない下手な芝居)なのも切ない。身代わりになるつもりだったのに、結局真犯人は逮捕されて、松野さんは一文の得にもならない芝居をしていた訳ですから。劇団の庄司さんが松野さんのことを「役者バカ」と言っていましたが、今回の事件といいかつての詐欺事件といい、彼の人生は芝居というものにこれからも狂わされていくのかもしれません。
一方で伏線もきちんと張られていて良かったです。デリヘルや派遣社員の問題にも光を当てていて実に相棒らしい。久しぶりに初見で面白いと思えました。
ちなみに視聴率は14.1%。もう少しいってもいいと思う出来だったのですが…
面白かった、星5です。
本筋はもちろん、なんだかんだで青木君のスタンスが初回以降ブレていないのが良かったです。
タイトルの真意がいまいちわからなかったのですがここの掲示板を見て解決いたしました。
今シーズンの通常回は雰囲気が落ち着いていて好きです(初回も個人的にはツボでしたが)。
初期から見続けている方やミステリに造詣が深い方たちにとっては思うところあるのは当然だと思いますが、私は相棒エンジョイ勢として気楽に水曜日を過ごしたいと思います。
麗音さん逮捕してましたね!3話目利きで突き飛ばされ弱そうで、大河内さんに剣道を指導してもらったらと思ってたけど名誉挽回ですね。(ニラレバ刑事からファンで)頑張って下さい!橋本じゅんさん迫力満点の演技で魅了しました。騙した亡き父とその娘の為に償う[三文芝居]で拘留中に見せる弱気の顔と自問自答、ここまででも事件の真相がわかりませんでしたが彼の必死の思いは伝わりました。ラスト舞台シーンで終わるのは監督水谷豊さんを思わせ見応えがありました。
今が旬・橋本じゅんの回。予告編を観た時、やけに
橋本じゅん推しの予告だったので一抹の不安がよぎ
ったのだけど、その不安通りの内容になってしまっ
たなという印象。物語としては極めてオーソドック
スな展開に終始し、最後まで予定調和のまま幕を閉
じる。派遣や風俗などの社会の一面を節々に垣間見
させる描写は良かったが、よく言えば手堅く、悪く
言えば、相棒らしい深みを手繰り寄せられないまま
無難に切り上げてしまったとも言えるエピソード。
それは思うにこの話って、「俳優・橋本じゅん氏」
ありきのエピソードだったと思われるフシがあるか
らだろう。松野という男を、今が旬の橋本じゅんが
演じたからこそ、この話ってそれなりに見栄えがし
たのであって、もし全然違う俳優が演じていたら、
さらに平板の極みに落ち込んでいた可能性もあると
思われるのだ。つまり、橋本じゅん氏のキャスティ
ングが決まった段階で、氏が一段と映えるプロット
は何かないか?とスタートしたのが、この話が構築
されるに至るまでの発端だった可能性が限りなく高
いのだ。だから橋本じゅん氏の熱演のパワーを、こ
の回から割り引いて観返した時に、やはりどうして
も、この回の物語そのもののパワーに物足りなさを
感じるに至ってしまうのだ。松野が「被害者が金髪
の鈴木という男と揉めていた」という目撃証言をし
てきた時に、その胡散臭い様子から、これはひょっ
として、シーズン5の「犯人はスズキ」へのオマー
ジュで、「実は鈴木なんて男はいなかった」的な話
になるのではないか?もしそうだったらこれは面白
くなりそうだ!と勝手に勘繰り、テンションを上げ
てしまったのも束の間で、その後、その金髪の鈴木
が割と普通に出て来てしまったところで、盛り上が
っていた気持ちも、スー…ッと曲線を描くように下
がっていってしまったという事もあれば、松野が中
盤、「私がやりました」と、自供したところでも、
今度は誰かを庇っている、と容易に想像がつく訳だ
けど、それもやはり、まんまその通りだったという
運びと相成る訳で、それだと、長年「相棒」を観て
きた側からすると、やはり物語そのものにも、「も
う少し何かないか?」と、感じざるを得ないという
想いに至ってしまう訳なのである。
それにしても、橋本じゅん氏は方々に出ずっぱり。
先々週も同じ月の土曜日、NHKのよるドラ「閻魔
堂沙羅の推理奇譚」の第2話で、賀喜遥香が演ずる
女子高生を娘に持つ、ど貧乏な売れない画家・向井
鉄也役で登場。これもまるで松野の双子の兄弟なん
じゃないかと思えるぐらいの、くりそつ(というか
まんま)なキャラクターを楽しそうに演じていた。
暫くはまたあちこちでお見かけする事になりそう。
ちなみに、そのダメな父親のせいでド貧乏な生活を
強いられる向井家を、バイトで生計を立てつつ健気
に支えながら、橋じゅんパパをアゴで使う娘・向井
由芽役の賀喜遥香だけど、端正な美人だなぁと思っ
て観ていたら、乃木坂46のメンバーだとか。しっ
かりと覚えた。いずれは女優さんとして相棒にも出
演して欲しいなと。という訳で今回の「三文芝居」
ですが、「閻魔堂沙羅の推理奇譚・第2話」の面白
さにも遠く及ばずという事で、標準よりもさらに僅
かに下回る、☆3つの献上に留めたいと思います。
次回は「プレゼンス」以来、やっと集中して観られ
そうな、山本むつみ氏脚本を得ての「同日同刻」。
三たび登場の西田尚美に期待値MAX!楽しみに待
ちたいと思います。またしても長々と失礼致しまし
た。^^;
感想を述べる前に、デリヘルの送迎ドライバー・松野優太を演じる橋本じゅんさんですが、相棒を観てる人の中には格闘ゲームをやってるまたはやってたことがあるという人も中にはいると思いますが、本編では橋本さん自身、餓狼~mark of the wolves~(1999年のゲーム)に出てきたキム・ドンファンの声を担当してた経緯からか、この話ではこのキャラクターに近いキャラを、後半からは同じく橋本さんが声を担当した同ゲームのボスキャラのカイン・R・ハインラインが善人になったバージョンも同時に演じてる(演じてても40%位だが)と思えば分かりやすいかと思います(当然ですが、同ゲーム内では関西弁は喋りません、ちなみにこの当時は本名の「橋本潤」名義でした)。
話が脱線しすぎてスミマセンでしたが、本題に入ります。
これは一部の方が言ってますが、相棒でやる内容かという感じではあるものの、話の内容は風俗嬢の闇がリアルに描かれてて、逆に怖いぐらいでした。
ではいつものごとく、笑えたシーンとあれ?って思ったシーンを幾つか。
(笑えたシーン)
・リアルすぎるデリヘルの店名(ここではあえて言わないが)
・亘の風俗嬢に対するウインク(風俗嬢にそれがキモいと言われる始末なのが特に笑えたが)
・青木の髪型を無理矢理8:2にしてる亘
(あれ?って思ったシーン)
・新井敬太さん演じる半グレ上がりの鈴木真治を麗音が捕まえたはいいが、捕まえる時に右肩の古傷が痛まないのは流石におかしくないかと思った
以上、笑えたシーンとあれ?って思ったシーンでした。
柳ゆり菜さん演じる日栄電算社員・山田みなみが最初に出てきてすぐ出てこなくなったのは流石におかしいと思ったが、やはり柳さんの知名度を考えたらそれはなかったですね、相棒では滅多に出てこない被害者の方が典型的なクズだということを考えたらこれは松野とみなみに同情できます(当然ですが、殺人に関しては同情できません)。
これは個人的にはのめり込める話の内容でした。
ただ、松野のやってることや演じ方全てが三文芝居と言い切れるのかという疑問は若干ありましたが(みなみを守るという意味でも)・・・。
さすが、橋本じゅんさん!終始橋本さんの雰囲気に、持っていかれたように思いました。
相棒という作品が年々積み重なるにつれ、思い入れのある俳優の方々とのお別れが多くなる昨今、素晴らしい役者さんがゲストを飾ってくれるのが、贅沢に感じて作品を観賞するこの頃です。
ファンの方々には申し訳ないけど今期一の駄作。せっかく橋本じゅんという名優を使いながらこれではなぁ。サブタイトルより脚本が「三文芝居」と言わざるを得ない。被害者がデリヘル嬢を盗撮動画で脅迫してたというけどそんな事したらデリヘル嬢から店に連絡、店は身元知ってるから、店から「鈴木」のようなあんちゃんが自宅に押し掛けパソコン没収&破壊、半殺しのうえ違約金で少なくとも100万ほど脅し取られるというのが普通の流れなんじゃ。あとこんな卑劣なことをやるのは非モテのオタクという被害者の描かれ方も安直すぎてガッカリです。
話自体は良く出来てるように思うけど、今どきあんな大きな会社に勤めてる人が重要な情報をパソコンに入れておいたりするだろうか?
という現代離れした部分は気になってしまった。
橋本じゅんさんの名演を堪能しました。お腹いっぱい。
胡散臭さ、ユーモラスな感じ、人情味。
彼のために用意された舞台だったのかもしれない。
松野・レイナ・西島、それぞれの人物像とその背景が描かれていて、
すんなり入り込めた。
ただ、レイナはなぜデリヘル嬢やってたのか?
派遣の給料だけじゃ生活が苦しいってところかな?
人情話上等。けっこう好き。
★★★★☆
今シーズンで3話も担当してるだけあって、瀧本さんの作品は輿水さんの作品の次によくも悪くもものすごく印象に残っている。
人情に訴えかけてくるテイストは昔からの相棒っぽさに溢れており、役者さんの魅力を引き出すことも大切にしていることもあって
瀧本さんが今後も相棒に関わってくださるのであれば、それは”かなり期待できそうだ。
橋本じゅんさんの関西弁キャラと悲しいストーリーで異質な相棒らしさを出すことに成功しており嫌いじゃない話。
「書き直す女」「せんみつ」「TAXI」などを思い起こさせる要素もあって懐かしい気分にもなる。
すでに言われているように
今どきパソコンにそんな貴重なデータを?
という現代らしさを完全には出しきれていない点や、
彼女は別に何も悪いことをしてるわけではなくお金のために頑張って夜は別の顔になっているだけだろうというのに、
右京さんが「裏の顔」という例え方をしてしまっているという部分に
関しては爪の甘さを感じるものの
「三文芝居」というサブタイトルの皮肉すぎる感じなど亀山時代からある相棒らしい面白さを巧みに出せていてSeason19では良作だったんじゃないかとは思う。
ほとんどの人が目を背けがちな社会問題にそれとなく触れているのも良いし、
それに合わせて橋本じゅんさんの舞台演技と関西人キャラを炸裂させるという構成もなかなか斬新。
杉下右京の個性: 9/10
冠城亘の個性: 7/10
その他キャラ: 10/10
小ネタ: 7/10
題材: 9/10
セリフ: 9/10
構成・テンポ: 9/10
カット・撮影: 9/10
音楽の使い方: 9/10
ストーリー: 9/10
総合: 77/100