脚本:輿水泰弘 監督:橋本一
ゲスト:酒井美紀 柄本明 木村佳乃 野波麻帆 本宮泰風 勝野洋
京匡平(本宮泰風)が投稿した、虚実を混ぜ込んだ告発動画によって、王隠堂家を監視していた伊丹(川原和久)たち捜査一課の行動が問題に。さらに、片山雛子(木村佳乃)と議席争っている鑓鞍兵衛(柄本明)も打撃必至の状況となる。いっぽう、怪文書により“パパ活”の疑惑を掛けられた亘(反町隆史)は、何か事情があると踏んだ右京(水谷豊)の追及で観念し、騒動の収拾に動き出す。
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脚本:輿水泰弘 監督:橋本一
ゲスト:酒井美紀 柄本明 木村佳乃 野波麻帆 本宮泰風 勝野洋
京匡平(本宮泰風)が投稿した、虚実を混ぜ込んだ告発動画によって、王隠堂家を監視していた伊丹(川原和久)たち捜査一課の行動が問題に。さらに、片山雛子(木村佳乃)と議席争っている鑓鞍兵衛(柄本明)も打撃必至の状況となる。いっぽう、怪文書により“パパ活”の疑惑を掛けられた亘(反町隆史)は、何か事情があると踏んだ右京(水谷豊)の追及で観念し、騒動の収拾に動き出す。
細かいことを言いましたが、当サイトへのコメントは大歓迎です。初めての方もお気軽にお書込みください。
あまりにも唐突で呆気なさすぎやしませんかね……
冠城らしいっちゃらしいけど、切なすぎる
やっぱりマリアは出てきた意味なかったですね
朱雀武比古といいテキトーすぎる脚本
右京さんの最後の言葉も冠城だけ特別扱いになってしまっているのでよろしくない。
亀山くんと神戸をないがしろにしている。
最後の事件てそういう事だったのね
何より、冠城が死んで卒業じゃない事が良かったです(*゚∀゚)=3
いつかまた冠城青木カップルのイチャコラが見られますようにヽ(*´∀`)ノ
冠城くんお疲れ様でした
最後のセリフはずるいです、泣かずにはいられませんでした。
もう少しお二人の話があってもとは思いましたが、あれ以上やられると見てる側も、やってる側も精神がもたないかも笑
兎にも角にも冠城亘改めて反町隆史さん、ありがとうございましたという気持ちです。
ネタバレにならないように一言…
最後の日はいつも、本当に悲しいなぁ(TT)
うーん、なんというか見終わった瞬間の感想としては「ものすごく地味な最終回」という感じです。
鑓鞍仇討ち事件そのものはものすごく一本調子で意外性も何もない、通常なら1回で終わるレベルの凡庸な事件でした。
正直事件そのものはどうでもよくて、鑓鞍というキャラクターの掘り下げと片山雛子の政界返り咲きのためだけに企画されたものという印象です。
じゃあ事件そのものは冠城卒業の前座に過ぎなかったのかというと別にそういう感じでもなく、冠城が特命係を去る展開も駆け足でとってつけたようなものであったのが非常に微妙だったというか…
そもそも結局冠城は何のためにマリアに近づいたんですかね?あの流れなら社親子を守るために内調へ移動という展開の方が自然だったような気もするんですが…
なんだかいろんな要素を出しておきながらそれらが片付かないうちに物語が終わってしまって、非常に消化不良感が残ります。
あとこれ最大の違和感なんですが、前回の右京さんの「相棒」発言といい今回の引き留め発言といい、そもそもそこまで言わしめるほどのこの2人に物語上そこまでの信頼感というか絆のようなものはなかった気がしてならないです。
事実今回の話でも冠城はほぼ独断で動いていて、真意を右京を含む誰にも打ち明けないまま特命係を去る選択をしていました。
だから「もう少し続けませんか?」という発言は右京から冠城へ、ではなく水谷豊から反町隆史へ、という感じにしか聞こえませんでした。
これはただ期間だけ長くやっておきながら冠城亘というキャラクターをあまり深掘りしてこなかった制作側の落ち度だと思います。一番大切なセリフなはずなのに響かない・説得力がない。
そう言う意味では非常に残念な別れになってしまったと感じました。
来シーズン以降、誰が新しい相棒となりどんな物語が展開していくのか未知数ですが、次の相棒はもっとしっかり人間性を掘り下げてほしいものです。
終わってしまいましたね、遂に。
とりあえずは亘ちゃんの殉職ではなくて良かったですが、まさかの日下部事務次官推薦による公安調査庁へ移動とは意外でしたよ、しかも青木君は内調とは。
最後の右京さんが亘ちゃんに残した言葉、もう少し一緒にやりませんか?は、右京さんではなく水谷さん自身の反町さんへの本心だったのだと思えてなりませんでしたよ。
しかし、この話にマリアちゃんは別に登場させなくても良かったような気がしますよ。
あとは片山雛子さんの政界復帰は予想通りでしたね。
とにかく亘ちゃんのラスト、しっかり見届けられて良かったです。
反町隆史さん、浅利陽介さん、お疲れ様でした。
管理人様、ファンの皆さん、半年間本当にお疲れ様でした。
お疲れさまでした。
冠城亘は殉職でもなく退職でもなく「転職」でしたね。騒々しい終幕ではなかったので、私としてはよかったと考えます。
SPの女性が気になり、王隠堂の一味かなと思いました。もし鑓鞍兵衛がSPに殺られるなら、鑓鞍兵衛のモデルは朴正煕かなと思ったんですが、SPには殺されませんでした…。
ただ、鑓鞍兵衛のモデルになりうる人物にはもう一人心当たりがあるので、次シーズンを見守ることとします。
それにしても、第1話に登場した岸辺さん、結局一度きりでしたね。
面白かったですが、事件の方はほとんど想像通りでしたのでそこはイマイチ…
残り時間全然無いのにどうやって終わらせるの??って思ってたらあのオチで、青木の方は正直思いもよりませんでした。
水谷さんの年齢もあって、下手したら本当に相棒終わるんじゃね?ぐらい思ってましたが全然終わらないですね笑
冠城も青木も来シーズン以降もゲストで出てきそうですね、また長い半年だなぁ。
まぁ無理がありましたが、殉職よりは良かった。前編から多分、戻るんだろなー(日下部さんがずっと亘を気に入ってたから) みたいな。マリアのビラ撒かれたら、危なっかしい彼女の立場上、もう警察内にいないほうがいいんだろうというような考えもあって退職ですかね。青木も出しとかないと厄介者だし。なんでマリアと仲良くなったかはちっとも理解しがたいですが。最後は水谷豊としての言葉にしか思えなかった。 右京になりきれない言葉に感じました、なんだか。ただ、逮捕された前相棒で堪えた若くはない右京の言葉と前向きに捉えます。お疲れさまでした。
ついに卒業してしまいましたね。そして青木も。冠城が公安調査庁に行く理由を明確にせずちょっとモヤモヤしてますが、これも冠城らしいかな。
右京さんが冠城を引き止めたシーンはキャラを壊すなという批判もあるようですね。個人的には、右京さんは歴代相棒と関わるうちに徐々に人間らしい側面を見せてきたので全く違和感は感じませんでした。むしろ今の右京としては自然なセリフのように感じます。
ストーリーはあまり面白く感じませんでしたが、最後の右京と冠城のやり取りを見られるだけでも価値のある話だと思います。
あまりにも衝撃的なラストストーリーになってしまったと、感じます。マリアちゃんとお母さんの社美彌子さんの間柄もいい関係だと思う。でもなんかストーリーの展開が二転三転していて、よくわからないところが多いと感じます。まさか今回の黒幕が美馬さんで、もう一人が、SPの野崎さんまで出てきて刀を手にして脅そうして殺そうとしたところがすごかった。捜査一課の3人はもう一度チャンスを与えたいと考え、特命係の2人を使ったところが面白かった。もう一つは睡眠薬を服用された右京さんと捜査一課の3人が眠らせた場面は、初めて拝見しました。青木君の大胆不敵な行動には、呆れてものが言えないと感じました。自動ドアが開いたり閉まったりして、見事に青木君を騙したところが面白かったです。でも内調と公安が関係しているところは、かなり怪しいと感じる。冠城くんが公安調査庁に異動する結果になり、青木君も内調に異動する形で終わってしまったので、残念です。唐突と衝撃的なラストストーリーに幕を下ろした最終回でした。最後に右京さんが冠城くんに伝えた最後の言葉が一番感慨深くて、思わず涙が出そうになりました。冠城くん反町隆史さん7年間本当にお疲れ様でした。
一言に尽きる」の意味は、“勢いが後半まで続かないこと”
訂正↑一言に尽きる
「竜頭蛇尾」の意味は、“勢いが後半まで続かないこと”
冠城は「転職」というオチで、「殉職」ではなかったですね。
という事は、劇場版やスペシャルなどでの一部、復活も期待しているという事でしょうが、
益々、孤独になる右京・・・。
ただ、それこそが、”相棒”とは?
というテーマにつながると、前向きに捉えて欲しいですね。
シーズン21でいきなり相棒が現れるのか?
それとも、また、シーズン7の時のようなひとり捜査が少しあるのか?
ですが、70歳になる水谷豊さんの情熱をまた、見続けたいです。
さて、今回の事件ですが、
わーくんに銃を向ける可能性があるのは?
1.京、ヒットマン的
2. 王隠堂鷹春
3. SP 鑓鞍の差し金
4. 美馬
5.まさかの青木
の誰か?が有力だと思いますが、
誰でしょう?
私は2か、4か、と。
キーは拳銃です。
面白いのは、まさかの5ですが。
と前回、書きましたが、以下、ネタバレとしては、
答えは、
・
・
・
4でしたね。
前回、京は、ヒットマンらしからぬ刀を使っていました。
今回、いきなり拳銃にするとして、議員を出すほどの名門、王隠堂家が、
裏ルートから拳銃を入手するとは思えず、京が獄中で仲間になったりがあったのか?
程度でした。
その入手先からは、1=ヤミルートか、3=SPが関わり?(でも何故?)
と思った次第ですが、冠城をそこまで恨む人と言うと、
1か3ではないのです。彼らはあくまで、代理ですから。
タイトルの「仇敵」からは2か4が恨みが強く、一番仇を打ちたいのは4だと思ったのですが、
前回の番宣で、銃を持つ手が少し震えていたのでプロではなく、素人。少なくとも、2か4だとは思いました。
ただ、あの女性が大胆に・・・という感じもしますが、
公開討論会などは、警備が厳重ですので、ちょっと無謀というか、計画に難があり、
選挙中なら、むしろ、街で講演中か、その前後の方が良い気もしますけどね。
次の相棒については以下のサイトなどに予想が出ていますね。
https://rankingoo.net/articles/ikemen/00659a?utm_source=yahoo&utm_medium=referral_yh&utm_campaign=yh
【5代目「相棒」予想ランキング<刑事ドラマ>】
第1位 竹野内豊
第2位 西島秀俊
第3位 松下洸平
第4位 木村拓哉
第5位 賀来賢人
・・・10位まで出ていますが、この5人は、面白そうではありますが、女性相棒の線やあの人復活も期待しつつ、もし、上記の5名が相棒にならなくても、シーズンの事件や、スペシャル、また、劇場版には、出て欲しいですね!!
とにかく、冠城亘、青木年男、お疲れ様でした!
青木も出番が減りそうですが、内調とは、出世かな??
なんだかんだ、仲が良い?二人は、
他のドラマでも、くされ縁相棒として、共演してください!
シーズン21の展開、今から楽しみですが、
半年は長いので、早く、新相棒が知りたいところです!
冠城亘が公安調査庁に行くのには社親子との関係があると考えたのですがどうなんでしょうか。
公安の人物を狙う親を闇堕ちさせないため、公安から子を守るため。
そのタイミングで来たお誘い。
プラス本人のフットワークの軽さが相まっての転職だった。
ここのサイドストーリーはまだ続くような気がします。
私の印象では終始冠城亘という人物はキャラの定まらない人でした、ブレブレでした。
途中からヤクザより強くなったりとか笑
まあ、官僚やめて窓際に来たキャラの回収は最終回の転職で出来てるような気がしますが。。。
最後にひとつだけさんにほぼ完全同意です。
心の底からガッカリしました。
歴代の相棒の卒業の足元にも及ばない。
ダークナイトが名作だった気さえしてくるくらいです。
これまでの積み重ねもたいしたキャラの深堀も何もなく、広げた風呂敷全くたたまず、あんなとってつけた「さぁここで泣け」みたいなお涙頂戴シーンどや顔で見せられても。泣けるわけない、、。
神戸君の木戸充事件の偽証から始まっての1シーズン丸々使った見事な積み重ねと伏線、キャラの深掘りからの卒業が恋しいです。もうあの頃の相棒は本当に無くなってしまったんですね。わかってた事ですが今回改めて痛感させられて悲しみに打ちひしがれてます、、
社さんにとって厄介な存在である青木さんをあえて彼女の配下に置き、冠城さん自身は公安調査庁に身を置くことによって同庁が社の身辺を探ることを防ぐ狙いもあるのだと私は解釈しました。
公安調査庁が黒幕ではなかったのは意外でしたが、今作では内調と同様に真っ当な組織として描かれており、そのことによって鶴田官房長官時代の内調の異常さが強調されてかえって良かったと思います。
片山先生が自ら何かを仕掛けていなかったのもまた同様に良かった。彼女は周囲で起きたことを巧みに利用するだけですから。
ラストシーンについてですが、冠城さんは自ら志願して特命係に来た時点で杉下さんにとって特別な存在だったのだと思います。亀山さんは左遷でしたし配属後もしばらくは返り咲きを狙っていた訳ですから彼の時は純粋に将来を応援してあげたくなったのだと。見送るも愛、引き止めるも愛だと思います。
杉下さんが冠城さんを羨んだ言葉が、この7年ひいては20年という時の重さを感じさせて「善悪の彼岸」のラストを思い出しました。杉下右京にもまた確実に老いは訪れ、最後には思い出だけが残る。彼はもう引き返せないところまで来ていて、あの部屋から出られないのだと思ってしまうと残酷なほどに切なくなりました。
五つ星をつけました。今シーズンも楽しかったです。ありがとうございました。
反町さん、浅利さん本当にお疲れさまでした。
今回初めて投稿させていただきます。
今シリーズで冠城と共に青木も降板と言う形になりますね?
一応お役御免だと思うんですが、青木は「警察嫌い」から出て来て当初は相棒の二人を目の敵にするような場面も多々見受けらました。部屋に貼られた二人の写真に画びょうが刺さっていたり、副総監と結託して二人を追い落とそうとしていた件のあたりはどうなったのでしょうか?
中途半端なままの展開も残っていて、結局脚本家が違うので全て辻褄が合うように描き切れないのはしょうがないと言えばそれまでですが、これで青木も去るのなら、ここまでいさせて何がしかたかったんだろうと思ってしまいました。後半にかけてはただの便利屋みたいな使われ方しかされていないような感じでした。
マンネリ化させないように新レギュラーを登場させるのはありですが、だったら最初に登場させたそれなりの役目をきちんと負わせてやって下さい。
冠城とのシリーズは相棒で最長になりましたが、全般的にはあまり面白かった印象はありませんでした。
反町隆史さんお疲れ様でした。
浅利さんも卒業なのでしょうかね。
season20最終回&冠城亘卒業回とはあまり関係ありませんが、長年見ていてやはり輿水脚本の”杉下右京”が一番良いですね。少々回りくどいところもありますが”窓際の変わり者刑事”というのが出ていると思います。長く執筆している徳永さん太田さんは別として、最近の脚本家さんの杉下右京は”普通に有能な刑事”という感じがしていて、、、。
冠城卒業を度外視すれば、非常に良くできた回だと感じました。
少なくとも、アレス以降の輿水さんの脚本の中では最も満足度が高いです。さりげなく相棒の根幹にも関わりうるテーマも忍ばせてありましたし。
なによりも、伝えたいテーマとその描き方が明確かつ、巧かった。今回のテーマは「仇討ちの愚かさ」と「因習の打破」の二本立てでしょうか。
前者はかなりわかりやすかったですね。匡平の仇討ちは津崎の仇討ちを生んでしまった。
これだけならよくあるテーマかもしれませんが、今回うまかったのは、津崎がわざと美馬の弾を一発にした行為が、結果として「新たな仇討ちを防いだ」ということですね。仇討ちしたい思いと、その愚かさの両方を誰よりも知る津崎のとる行動として非常に自然でしたし、その行動に込められた津崎の苦しみや警察官としての良心が、結果として仇討ちの連鎖を食い止めたというラストには微かな希望が感じられました。
復讐の苦しみや警察官の良心の尊さを訴え続けてきた「相棒」だからこそ響く展開というか。
ここで津崎が単に美馬の仇討ちに協力してるだけだと、「え、自分も仇討ちで苦しんだのに自分勝手じゃね?」となって一気に興醒めしてしまったでしょう。この辺はさすが人物造形は外さない輿水さんですね。
唯一難があるとしたら、津崎と似た境遇の出雲を生かさなかったこと。こういう時こそ出雲の使いどころでしょ!今回津崎を諭すことができるのは出雲以外にいなかったと思うんだけどな…
後者については、雛子と社という2人、特に雛子が担っていたと思います。今回雛子の出てきた意味が無いと感じた人も結構おられるかもしれませんが、むしろ雛子という存在こそ今回のメインメッセージだと思います。
そもそも今回の悲劇が起こった発端は、「党や派閥からの離反を裏切りとみなしてお灸を据える」昔ながらの政界の悪習です。その中心にいたのが鑓鞍(ただし、鑓鞍には一切悪意はないのが今作の巧いところ)。
また、王隠堂鷹春の「王隠堂家には自殺するような軟弱な男はいない」という悪しき理念・因習も、結果として鷹児の自殺とそれに伴う仇討ちの悲劇を生んでしまいました。結局のところ、今回の悲劇はすべて古くからの「因習」によるもの。
一方、片山雛子は、自らは2世議員として因習の中で生まれながら、現在は党を離れ、無所属として政界で闘っている存在です。先週、鑓鞍から「党に仇をなした張本人」みたいに言われていましたが、まさに現在の雛子の境遇は鷹児と重なる。しかし、そんな彼女こそが、7年の忍耐を経て因習の中心にいる鑓鞍を打ち破った。絶望や自殺や仇討ちに走らず、あくまで図太く図々しく生き抜くことこそ、因習を打破し未来への道を開くことにつながる。今回のラストにはそんな思いが込められていたのではないでしょうか。
そもそも、雛子は劇場版Iで父の不正を告発するなど、あくまで自らの利益が目的とはいえ、相棒という作品の中で「因習の打破」という役割を担うことが多かった人です。そこからの繋がりも感じて面白かった。
もちろん、そうはいっても雛子が腹黒い女性であり、朱雀や瀬戸内らから「因習」の部分も受け継いだ人物であるところが、やはり面白いなと。未だに因習に囚われ、腐敗の連鎖を生んでいる悪しき政界を打破するのは、悪と無縁の清廉な人物(まさに右京のような)ではむり。因習と新風の両面を使いこなすことができる「双頭の悪魔」片山雛子だからこそ、この政界の因習を打破できるという、脚本家の皮肉めいた、でも痛快な視線を感じます。
あと、いわんや〜、アレス、今回と、雛子と特命係は協力体制をとっていますし、特命係vs雛子はもう見れないかも。
ただ、政界を打破できるのが雛子だとすれば、警察の因習を打破できるのはやはり右京であって欲しいし、右京が警察の腐敗を打破してこそ、小野田との物語も真の意味で決着を迎えると思うので、「右京vs雛子(ひいては小野田)」の対立構造は今後も引き継いで欲しいですね。
並行して、サブ的に社美彌子による「因習の打破」も描かれていました。
内調はかつて鶴田の支配する悪の魔窟でしたが、今回の冠城との会話に代表されるように、社は闇落ちをすんでのところで踏みとどまっています。このまま社が自身の正義を貫けば、内調に巣食う鶴田の「因習」が打破される希望も見えてくる。今回社に課せられた「正義を貫けるか」という命題は、内調、ひいては警察組織の「因習の打破」というテーマの軸を担っていくのではないでしょうか。想像以上にかなり重要な伏線が敷かれたと思います。
こちらは政界=雛子とは違い、「人間らしい愛情」が因習を打破する鍵だというのも面白いですね(むしろ政界は「人間らしい情」が因習の発端です。雛子はそんな情には動かされない女性)
(全く関係ないですが、絵文字たっぷりのLINEといい、だってばあばが〜の台詞といい、お母さんとしての社課長は可愛すぎます笑
仲間さんだからこそ出せる味ですね)
これら二つ、特に後者は相棒の根幹にも関わりあるテーマを、適度にスリルを交えつつ、登場人物たちの心情も重層的に、粋な台詞によって語る脚本はやはりさすが。アレス以降、ギャグメインだったり、変に陰謀めいていたりしてイマイチな回もおおかったのですが、久々に人情ものを得意とする輿水氏らしい世界観をたっぷり堪能できた気がします。
鑓鞍は今後も出ますよね。「因習」の象徴でありながら、憎めない善人であるのは、悪人にするより非常にリアルですし、柄本明さんの俳優としての持ち味にもハマっていて凄く魅力的。ぜひぜひ今後も出て欲しい!
半沢直樹の幹事長よりこちらの方が好きです。
マリアちゃんキャラ立ちすぎ。右京さん退職後、マリアと冠城で「新・相棒」いけそうなくらい笑
以上、かなり絶賛してきましたが、これはあくまで単体の回、あるいは相棒全体の伏線回としてみた場合の話。
冠城卒業回としてはやはり失格だと思います。このあたりはすでにたくさんの方が指摘されてますし、私の意見も全く同じなので、省かせて頂きます。
初コメントです。いつもこちらのコメントを興味深く拝見していました。
冠城君は自分もスタンドプレーキャラなので、右京さんの動きにも最初からあまり反発なく、すんなり立ち位置がとれていた感がありました。だから今回のサラッとした去り方も、とても彼らしいと感じました。
次は、女性の相棒はどうでしょうか。福家警部補みたいな、大人の落ち着いた、天才変人系とか良いと思うのですが。あまり右京さんを疲れさせず、孤独にさせない、右京さんの思考に見合う天才相棒だと、右京さんも明るく楽しくなるんじゃないかなぁと思います。
相棒21も、とても楽しみです。
お久しぶりです。
殉職じゃなくて良かった。
皆さんの一致した感想なのでは?
相棒も20年以上となれば、皆さんの感想がバラバラでも不思議はありません。
製作者サイドがどこを意識するかじゃないでしょうか。
個人的には、冠城の行き先は社の所と思ってましたので外しましたけど、公調に行く理由がマリアを守るため、もしくは手を出さない交換条件と考えればニアピンと言えなくもないかな。
マリアにしたら警戒しなくて良い大人の男性、父性を求めたんじゃないかなと思います。
右京さんとのラストは、今の右京さんなら、水谷さんと反町さんならありかなと思います。
ただ青木の退場は良いとして、きっかけのビラはやりすぎでしょ。
身内の冗談に留めとかないと。
かなり雑。
内調に送り込むのは良いとして、ふたりの関係バレバレだから、無事ふたつの組織の鎹になってくれたらと思います。
画面からは水谷さんの年齢が伝わってくるようになってきたので、相棒のたたみ方が注目ですよね。
個人的には、定年後に例の探偵社に入社して、違う立場から捜査に乱入する姿を期待しています。
それと片棒期間を設けて欲しかったです。
来期は年末まで片棒でいかがですか?
初コメです。事件のストーリーに関しては2週にわたって放送するほどのものではなかったと思いますが、冠城くん卒業回なのでそれは致し方ありません。
途中、マリアちゃんや社美彌子が出てきた伏線はどこで回収するのかと思いきや、最後の最後でしたね。警察嫌いを公言し、デマのビラまで撒いた、社親子にとっては要注意人物である青木を、冠城くんは見事内調へと配置換えさせ、社さんの監視下に置くことに成功しました。また、警察のごく一部の人間しか知らないはずのマリアちゃんのお父さんについての情報を、記者に流した公庁へ自身は牽制や調査の意味を含めて異動するということなのでしょう。しかしどうしても不思議でならないのは、冠城くんがなぜそこまでして社親子の面倒を見るのかという理由が明確には述べられていない点です。現時点では、マリアちゃんと仲良くなり、マリアちゃんが真実を知って傷つかないようにするためにわざわざ公庁にまで異動して親子を守るという論理が成り立たないことはないと思いますが、ではなぜマリアちゃんに近づいたのか、これについては未だ謎のままです。もし考察があるようでしたらお聞かせ願えればと思います。最後に、冠城くんお疲れ様でした!
社さん絡みが全然回収されていない…
その辺は映画で、ってことはないのかしら
相棒ファンとして、私はこれを決して認めてはいけない気がします。皆さんがおっしゃられている冠城卒業の理由、青木内調の理由、マリアを守るためや云々という物、気持ちはわかりますがドラマとして致命的なのはそれが作品内でそれとなくも描かれていないこと。例えそれが脚本家の意図だったにしろあまりにも作品として不親切で、成り立たないレベル。これまでの輿水さんの作り方考えると、これ回収されないと思います。
カイトくんがダークナイトの時にどうしてこんなことしたのか聞かれて「よくわかりません。」と答えちゃったように、今回も冠城さん「あとでどうしてこうなったか考える」と言っちゃってましたよね。もうこれが全てだと思います。この脚本家と製作側の。
仇討ち事件、交換殺人にすれば2人とも楽に成功したかなと思います。でも仇討ちだから、自分で手を下すことが肝心。交換殺人は有り得ないでしょうね。美馬と津崎はどこで知り合い、どうして協力するようになったのか、さっぱりわかりませんでした。
青木くん、最初は特命係を完膚なきまで叩き潰すみたいな恨み言を言ってましたが、冠城とはすっかり同期の友人なのね。恨みが持続しないで仲良くなっていくのも、ある意味リアルだけど、ドラマとしてはどうかなあ。
卒業の冠城亘、殉職しないで良かった。公調へ行くのは唐突ですが、マリアを護るため、そしてマリアだけではなくて他にも公調の違法な活動で犠牲者が出ないように、公調を改革するためってことでしょうか。わかりにくいけど、それが理由かなあ。しかし公調トップならともかく、臨時雇いで改革できるのか疑問です。もの言う臨時職員だとしてもねえ。内調、法務省、警視庁にパイプがある人材として、上手くやってくれるといいな。
最近の相棒(season18位から)は印象に残る作品があまり無い感じがするなぁ。前はそうでもなかったけど、タイトル見ても内容が思い出せない回が多くなってきた様な気がする。
さすがに元日SPと最終回は覚えてはいるけどね…
それはさておき、今回は過去の事件が唐突に出てきたし、冠城とマリアの関係性もいきなりだし…説明少な過ぎだよ〜
冠城と青木の今後は神部くんみたいな感じになるのかなぁ?
冠城は良いけど、青木にはもう出て欲しく無いわぁ(笑)
冠城に、今までの相棒みたいな「相棒としての信頼と絆」とか、特命をやめる明確な理由とか、理屈とか一本筋の通った理念とか、求めちゃダメ。だって彼は、風みたいに自由なんだから。興味あるところにちょっと留まって、満足したら去って行く、風みたいな人。
右京さんが最後に冠城の転身を止めたいと言ったことで、前の3人の相棒が可哀想みたいな声もあるけど、本当は一番可哀想なのは、去られて取り残された右京さんかもしれない。
KHKFさんの、津崎と出雲のくだりは同意!
身体を傷付けられた女の苦しみを、もっと丁寧に掬ってほしかったかな。
マリアに関しては、お父さんの事云々と近付いてきた記者が今後の事件の伏線なのではないかと妄想。
反町さん、浅利さん、お疲れさまでした。ありがとう。
でもね、キャリア官僚を捨ててまで右京さんとやりたいって気持ち1つで、警察学校で勉強して警察に入って、七年も同じ場所に同じ人と居た人なんですよ。
今さら風来坊だからみたいに言われてもですね、、
せめてドラマとして見てる人を置いてきぼりにしない配慮は必要かと。
冠「オレ、公調行く事になりました。」
社「え?それってもしかしてマリヤの」
冠城、手を出して社の話を止める
冠「いやいや、昔の上司に引き抜かれただけです。」
社「そんな話、私が信じると思ってるの?」
冠「そうだ、青木を内調に呼んでやってください。あいつ敵にすると厄介ですけど味方にすれば使えるんで。」
社「なにそれ。」
冠「よろしくお願いしますね。じゃあ。」
てなシーンがあればもうすこし理解しやすかったのになぁ。
それは野暮なのかねぇ。
普段は9PM就寝、4AM起床、という早寝早起きの私ですが、
夕べは9PMからの放送を見ました、
が、別に録画で今夜見ても良かったかなあ、
と思っちゃいました。
冠城が殉職か!?
という噂もありましたが、
結局は、転職、というよりは、異動?
みたいな感じのご卒業で、
なんだかなあ、という感じがしました。
事件の方も、まあ、スリリングでしたが、
別段、冠城の異動と関係ないのでは?
女性SPが刃物を持って、叫びながら突進、って、
もっと近くに行ってから、黙って刺せばいいのに、
って思っちゃいました。
仲間由紀恵さんの娘ちゃん登場も、
なんだか意図が良く分かりませんが、
青木も卒業しちゃう(させちゃう)にあたり、
娘ちゃんが、新(準)レギュラー、ってことかしら?
ゴチャゴチャ書きましたが、
なんだか締まらない最終回だったと思います。
おしまい
ストーリーとしては別に卒業SPとしての特別感は無く、淡々と進んで終わって行き物足りなく感じましたが、最後の右京さんのセリフで感情全部持っていかれました(笑)右京さんも年齢を重ねていたという事ですかね。ドラマとはいえ、人間がいつまでも20年前の状態でいる訳がありませんから。この二人、最近はあ・うんの呼吸で、僕は●●をあたりますから、と言えば右京さんは、僕は違う線をあたります、などどなってたのでラストでの感情は良く分かりました。そしてこでまで一人で一献する右京さん、以前よりも物寂しい雰囲気が漂ってました。よって星は5つです!失礼いたしました。
鑓鞍さん襲撃を企んでいた黒幕は、美馬さんで、SPの津崎真茅さんはそれをサポート、そして自らも京さん襲撃を企んでいた。
鑓鞍さんのSPの人選も、津崎さんからの申し出には驚きでした。また、冠城さんの醜聞も出所が青木さんだったのですね。
鷹児さんの死の真相も自殺である可能性が高く、鑓鞍さん自体それを認識していた。一連の話は時間をかけた割には面白くありませんね。
KHKFさんキナコさんのコメントにもありますが、津崎さんの身体を傷つけられた女性の苦しみを訴える所、かつて出雲さんが、狙撃で傷つけられた身体を見せ、身体を傷つけられた女性の苦しみを訴えるシーンがありましたが、津崎さんにあっても同様に、女性の苦しみを大切に扱っていただけたら、作品に深みが増したのかもしれません。
冠城さんの公安調査庁への移動(青木さんも内閣情報調査室への移動)の話、あっけない結末というよりも、潔い結末で冠城さんらしいなぁと思いました。Endymionさんのコメントにもありますが、ラストの、右京さんが冠城さんに(特命係への)慰留を求める所、水谷豊さんと反町隆史との関係が非常に良好であるとのメディアでの評判を象徴するシーンではないかと思います。
おもしろかったあ!選挙にそんなに比重を置かず、さらっと描いたのはよかったと思います。その分事件に集中できたし。あそこでどろどろとやるんじゃないかと実は危惧していました。社とマリアちゃんと冠城の絆が何気によかったです。冠城は公調に行くけど、それは本人としてはこの2人を守るためだろうなと思えました。青木が内調に行くのもよいと思いました。この辺りで彼もフェードアウト?副総監との繋がりは、どうも青木の父親と親友とかのようですね、あの写真の感じだと。
冠城の卒業は感無量でした。最後のシーンは音楽を切って、セリフだけの数分でしたが見ごたえがありました。右京が顔と目で芝居をしていたのに対して、冠城はうつむいて目を見せませんでした。本心を見せない、この人らしい言い方だったと思います。最後までこうだったなーと。最後にかかった音楽はあれは何というのですかね。ああこれできたかと思いながら見ていましたが、よかったです。というわけで、冠城お疲れ様。このコンビはとても好きでした。惜しまれます。
うーむ、法務省の日下部さんは絶対絡むだろうとは思ってましたが、そう来たかというのが印象です。
あ、冠城さんの人事異動ですよ。
青木さんもいなくなるというのは予想しませんでしたが。
このストーリーとこの終わり方は、正直相棒らしいなと感じたのは私だけだったのでしょうか?
season21には。また新たなメンバーで新たな布陣で始まることはほぼ確定なのは、楽しみでもあります。
気になるのは、配役よりもその役名。「か」で始まって「る」で終わる のかどうかですねww
「面白かった」側の人間なので好意的な解釈をしてしまいますが、冠城さんは「守護神」で特命係への異動に社さんの秘密を利用したことに責任を感じていたのではないでしょうか。
あの展開は手段を選ばない冠城亘を象徴していると思いますが、言わずもがな社美彌子と距離を取ることも狙いだったと思います。
当時はまだ日下部さんとは決定的に対立していなかったため、冠城さんは社さんに「日下部彌彦・公安調査庁があなたを狙っている」とか「あなたのため」なんて言いませんでしたが「悪魔の証明」で右京さんと衝突したことからも社さんへの思いやりがあったことは想像に難くはありません。
「面白かった」と言いましたが今回の話がseason16の最終回とかだったらより納得度が高く、より楽しめたのだと思います。青木さんの行動からしても。
まあ、今更こんなこと言っても仕方がないんですけどね。時間を置いたからこそマリアさんが成長し、青木さんや日下部さんとの関係性も変化した訳ですから。
ヤロポロク編や鶴田・ネオジパング編のようにシーズンをまたぐ話がある訳ですし、冠城亘の卒業の動機が言外にあったとしても不思議はない。が、やはりもどかしい。これがミッチーがいうところの「命がけの行き当たりばったり」の弊害なのか…。
個人的には冠城さん、青木さんの引き抜きを持って社さん、日下部さん関係には区切りがついたのではないかと思います。次の相棒のこともありますし。というか、次の相棒さん、プレッシャーヤバそうですね。誰でどうなるのか全く想像がつかん。
今回の話から輿水さんは「伏線回収」というよりも(初期で言うところの武藤かおりや田端甲子男のように)「適材適所」の感が強いことと、立場のある人間は自らことを起こすことはしないということを再認識しました(後ろ盾があるとは言え、ことを起こした加西周明は近年稀にみる問題児)。
裏を返せば「きっかけ」さえあればどのキャラクターにも再登場のチャンスはあるはずなので楽観的にオフシーズンを過ごしたいと思います。(年を重ねるごとにオフシーズンが短く感じるのは私だけ?)
「子供を産めない身体にされたあ」でスッカリ白けました。身体を張って要人を護るのがSPの仕事でしょ。命を落とすリスクも承知の上じゃなかったの?無辜の民とは違うんだからさ。どうしても許せないっていうなら京が出所した時点で警察辞めて一人で復讐しに行けばいいじゃない。なんで妹の仇討ちに協力するの?仇討ちのために京を差し出す妹もしかり。最後右京に吐き捨てられていたけど。無茶苦茶な女二人が無茶苦茶する無茶苦茶な脚本。こんなのアリなの?
私は無茶苦茶な女が無茶苦茶する無茶苦茶な脚本が好みなのでなんとも言えない。
7年間の冠城期の最終話と考えた時には、ほったらかしの事案もあるし、
冠城のキャラクターとか右京との関係性についてスッキリしない点もあるけれど、
いざ観終わってみれば、なんだかんだいっても冠城は良い”相棒”だったのかなと思えてきました。
右京が引き止めたくなるほどの”相棒”だったという視点で過去作を観なおしてみるのも一興かと。
社母娘がらみの退職(転職)というのも冠城らしくてよかったと思います。
京の「せんべい布団はつらい」は美馬を思いとどまらせるためのセリフだったこと、津崎のベッドシーンでアレが不要だったこと。
それらが、あとから合点がいくような構成になっていたことに感心したり、
王隠堂父の葛藤や、津崎の仇討ちシーンでの迫力と悲しさも印象的。
冠城の退場を抜きにしても、一話のストーリーとしてなかなか楽しめました。
ツボったセリフふたつ
マリア「スパイのくせにだらしな~い」
大河内「冠城と青木、なんだかんだハモッてましたから」
★★★★★
子供が産めなくなった体になったから避妊具無しで中出しOKと言う事な訳ね
右京さんと冠城の別れのシーンは良かったと思う。決断したら振り返らない冠城の潔さと、一方さすがに事態を整理できない右京さんの戸惑いが伝わってきた。しかし右京さんなら冠城に理由を聞くのではなく、真相を究明しようとするはずでは、ドラマの描写ではでは全く寝耳に水の状態なのだから。
冠城と青木の配置転換の理由は皆さんコメントのように想像するしかないが、問題はそれを誰が画策したかさっぱりわからない点。社母は関係してそうだが、この点を投げっぱなしで良かったのかどうか。
個人的には青木の連れ退場?が惜しまれる。米沢さんの代わりに捜査情報を提供しつつ、ダークな部分もあって得難いキャラだった。今後のシリーズもでここを埋める配役が必要になると思うが、話題にのぼる次の相棒氏よりも難役かもしれない。
冠城さんがどうやってさるのかについては、日下部さんが絶対絡むとは思ってましたが、まさか公安に異動させるとは
そして青木さんは内調で社さんと仕事をすることに
どう考えても来シーズン以降も何かと時々出てくる予感満載で、そうしたかったためのストーリーだったと思います。
そして来シーズンからまた新たな相棒を迎える(と思う)形で始まるんだろうということに嬉しく思います。
半年間待ちまた楽しみたいです。
終わり方として冠城さんが異動でよかった。
昔やっていた刑事ドラマみたいなのは勘弁と思っていたので。
青木さんも巻き添えになるとは想定外でしたが。
いずれにしても、二人とも再登場の可能性があるということで。
右京さんについては引き留めるシーンがなくてもよかったのではと。
背中で十分気持ちは伝わりましたよ。
あのラストシーンの違和感の最大の原因がわかりました。これまでの相棒との最後の会話は、どれもそれまでの右京さんと相棒の関係性を物語るような象徴するような物だったのに対して今回のそれは明らかに水谷さんと反町さんの関係性を象徴するシーンになっちゃってるんですよね。なんで感動できないのなモヤモヤしてましたが、スッキリしました。
役者同士の仲良しを作品にねじ込まれたから冷めたんだな、と。作品の中では右京さんはいつも右京さんでいてほしいです。
いや、終わってしまいましたね。いかにも冠城らしい軽い去り方で。そのあたりはとても粋でした。残された右京さんの寂しい背中で終わるというのも、この物語の終焉近しを感じました。
それにしても、輿水さんはどうやってこのシリーズを終わらせる構想なのか。それが気になります。片山も再登場するだろうし、青木、冠城も。神戸はもちろん、亀山、甲斐も登場させるような終わり方なのかなあ。
話自体は、二人の女性の犯行動機と犯行方法があれれという感じでした。青木がネタをリークしたというのが、正解ですか?おいらはてっきり同僚が青木のせいにしたのかと思い込んでいました。
とりあえず、水谷豊が老け込んでしまう前にこのシリーズに決着をつけてほしいと切に願っているのであります。
コメント欄が先代の相棒の時のように大荒れになっていないだけでも輿水さんは冒険する脚本を書かなかったことはわかります。その一方、この最終回のインパクトが薄かった、話自体が物足りない(熱烈な相棒ファンのほか一般視聴者が求めている「相棒」というドラマとずれている)と感じることは冠城期を通して思うことでもありました。
思えば、2015年春の衝撃的ラストから一転、法務省から異例の形で運命の出会いを果たしたのが「冠城亘」という人物でしたね。それまでの相棒は警察官という経歴があるなかで特命係に流されたのに対し、冠城は突発的に右京との出会いを果たし、そして警視庁に転職するという人生を歩んだのが冠城でした。そのフットワークの軽さと異質さを十分理解している輿水さんが、今回このような転職先を用意したのは納得感のあるものです。
青木年男をはじめ鑓倉や片山雛子、日下部事務次官などこれまで「相棒」のドラマの節々で出てきた重要人物が今回のストーリーでも活躍してくれたのは大変満足感があります!
さて、世間では次期相棒について、予測しあう動きが活発化していますが、先の方がおっしゃる通りそろそろこのドラマシリーズの終わりを模索してもよい時期に差し掛かっているのではないかと思います。
水谷豊さんのお気持ち次第で変わるようですから、まだまだ続ける気があるというならアレですが、これまで広げすぎた風呂敷をたたむ方向に動いていくのも一つの方向性として有りではないのかと感じる20年目の最終回でした。
反町さん、そして浅利さん、7年間お疲れ様でした。お二人の掛け合い大好きでした!
なんというか、内調だか公調だか、さすがみなさん詳しいですね……わたしには何が何だかさっぱり(笑)
相棒はそれなりにちゃんと観てきているはずなんですが、警察周りの関係性は難しくってなかなか理解できないんですよね。こちらのみなさんに一度詳しく講義していただきたいくらいです。
個人的には殉職は絶対にないとタカをくくっていたので(オキニ冠城なんだからどっかしらでまた出したいだろうし)、異動はまあなるほどって感じでした。
でも…うーん…風来坊な冠城のイメージはわかるけど、如何せんそのキャラでいくには長く特命係にいすぎましたよね。今の半分くらいの期間ならあの去り方でも全然納得できたと思います。
いっそもう少し続けて、相棒自体のラストを冠城くんと迎えても良かったと思う……というかそれが良かったなあ。
冠城のキャラブレブレと仰ってる方がいますが、個人的には青木くんの方がずーっとブレブレだった気がしてます(笑)
警察嫌いだった頃の青木くん、傘で突いただかなんだかの話とかの頃の青木くん、体の良い小間使いの青木くん…本当に同一人物なのか←
次回の相棒はわたしは女性だと予想します。
最終回手前で鑓鞍が「今どきペアと言ったら男女でしょ」みたいなこと言って男2人顔見合わせてたし、あれが伏線になったり…しないか。
事件の方は特に何ということもありませんが、津崎が叫びながら刀振り回してるの見てなんでそんな遠いとこから!と思わずツッコミました。ドラマあるあるですけど。でもその野波麻帆さんが泣き叫んでるところはイメージと違ってなんかよかったです。理由はアレだったけど。
どうにも美馬のキャラが定着しないんですよね。兄の死から8年越しの仇討ちの割には強い執念が感じられないし。女SP全面協力の下、拳銃渡されて撃ち方教えられて挙句特命係に阻止されて「お兄ちゃん、失敗しちゃったあ」じゃヘタレキャラじゃないですか。あの女優さんのキャスティング自体がそういう設定にも見えるけど。そのくせ女SPに京を差し出す冷徹さも持ち合わせているという。
どうせなら女SPを唆すシーン「名誉の負傷で出世したみたいだけどそれで満足なの?」とかあって。海外で射撃訓練受けていて仇討ちに否定的な父親を始末して現場に向かい冠城のしたり顔にブチ切れて彼に銃口向けて撃つ。未遂でもいいけど仇討ちを実行する人間の狂気ってそのくらい強烈に描かれないと説得力を持たないと思う。
そもそもが党改革頑張り過ぎて重鎮の逆鱗に触れ公認外されて選挙落ちたっていう兄にも自業自得感が相当にあって理不尽感が高まらないのが難点だし。女SPの方も「これは仇討ちだ」て自己申告しないと認識されないし。認識されてもムリ筋だし。ダブル仇討ち事件そのものが起きる必然性なかったっていうお話でした。
女性SPは確かに、地位向上したのに、そこまでする?だし、京を再逮捕すれば良いのでは?
美馬も、兄の仇をうとうとしてくれた熱意ある、京を差し出す?など、やりようないのかな?
まあ、冠城の7年は安定、成熟期ではあったけど、特命係的には、あまり進化はなかったか?
右京がこの先、外の人、亀山と合流、交流するのか?
竹野内さんのような、ナイスミドルを招き入れるのか?
女性も含めて、特命初の三人体制、も面白いかな。
木梨さんは、青木や、米澤みたいな間接的なポジションの方が、面白いかな?コメディアンだから、空気を変える力はありますね。
まあ、右京さんも、残りの特命係人生、楽しく、視聴者にも、魅力ある相棒を期待します!
いよいよ反町さん卒業か・・・と思ったらまさかの・・・。
寂しくなりますが、反町相棒最後の笑えたシーンとあれ?って思ったシーンを幾つか。
(笑えたシーン)
・美彌子を『ママン』と呼んだわーくん(それ以前に内調のトップに向かってその呼び方は流石にダメでしょw、マリアもマリアで美彌子に『スパイのくせにだらしな~い!』なんて言われたら美彌子の立場が・・・まあマリアもお年頃あるいは反抗期と思えば腹も立たないのかな)
※マリアの美彌子に対する呼び方が面白かったので、今後美彌子のことは『ママン』と表記しますw。
・捜一と内村のかけ合い
(ちなみにこのシーン)
伊丹『もう一度チャンスをください!』
麗音『元々特命係がしでかした時、伊丹さんと芹沢さんがその尻拭いに派遣されてきたと聞きました、いわば特命係担当・・・』
内村『確かにそうだが、役に立った試しはないだろう』
(そのあとの伊丹・芹沢の膝から崩れ落ちるシーンはワザとくさくも感じるが、それがまた笑いのツボになった)
・鷹児の遺影に話しかけた右京(それに対して返答した匡ちゃんが逆に優しく感じた、普通は『何だ、コイツ』って軽蔑するはずなのにw)
・意外と押しに弱い益子(美馬の部屋のカーペットを引っ剥がしたら気悪くするだろと言う益子に対して『手がかりは絨毯の下には絶対にないと言いきるのですか!?僕は予断こそが我々の大敵だと心得ているのですがねぇ』と強く言われたら何も言い返せませんよね)
・衣笠に啖呵を切った青木(青木のためにかつての部下だったママンに下げたくもない頭を下げるのは嫌だという衣笠の気持ちもわかるが、これで今後青木の警察嫌いが加速しようとするきっかけになるのなら尚よしw)
・王隠堂家の前で息の合う特命係(留守中の王隠堂家に3人ともいないことが分かった瞬間、口をそろえて『おやおや』と言うシーンはおかしかったw)
(あれ?って思ったシーン)
・動揺してわーくんのシャンペンをこぼしたこてまり(右京も右京でわーくんの言う『消されるかもしれない』というのは匡ちゃんや王隠堂家にではなくママンに、ですよ。)
・プロゴルファー・原江里菜さんの登場シーン(またしても一服盛られた右京に捜一トリオ、白衣着てて原さんだと気付かなかったが、台詞を言うシーンを見たら、あ、なら納得と言わざるを得ない)
・言ってることとやってることが違う青木(週刊誌のわーくんのパパ活なる内容を印刷して警視庁中にばら撒きまくったにも関わらず、わーくんに『オマエ、友達だよな!?』は流石に虫が良すぎだろ、ってか誰に向かってオマエとか言ってんだこの根暗野郎、わーくんに自分との約束を2度も破られたことに対してそうしたのならハッキリ言え!!!!!!!!!!)
・右京のヘッドホンでクラシックを聴くシーン、随分久々では?(そのあとの衣笠と青木父の若かりし頃の写真、流石に手抜き過ぎない?杉本さんは特殊メイクなのは明らかだが、浅利さんに関してはメガネをかけてるだけなのはありなのか?)
・匡ちゃんを襲おうとした真茅に一言。
どうせ襲うなら匡ちゃんの名前を叫ぶなよ、しかも8年前に真茅自身が匡ちゃんに刺された凶器と同じ凶器で襲おうなんて中々思わないし。ってかあれ小道具の使い回し?
以上、反町相棒最後の笑えたシーンとあれ?って思ったシーンでした。
前述の青木が警視庁中にわークンのパパ活なる記事を印刷してばら撒きまくったシーン、内調のサイトにアクセスしまくってる青木をママンが土師を使って完膚なきまでに叩きのめそうとするシーンでわーくんがママンに『自分が青木をぞんざいに扱ったからこんなことになったんだ』なんて言ってましたが、思い返せば自分も青木をぞんざいに扱ったコメントが多かったですよね、だけどまさかの青木を演じてた浅利さんまでもが卒業とはビックリです。だけどなんだかんだで寂しさは感じますよね、青木がいてわーくんが成り立ってたと言っても過言ではないのはもはや明白ですよね(終わり際の大河内も似たようなことを言ってたが)。
話はややそれるが、『詩集を売る女(20-18)』で青木の目の前で権兵衛に刺されたわーくんに絶句しながらも『・・・ああぁぁぁ・・冠城亘・・・!』と気にかけて119番通報してるところからみても、警察は嫌いでもわーくんのことはなんだかんだで気に入ってる存在なんでしょうかね、そんな青木は内調へ、わーくんは公調に行くことが決まったのはビックリです。
鑓倉先生、鷹児にお灸を据えすぎたのを反省したのか、最後は涙を流してましたね、鬼の目にも・・・ではありませんが、ここで鑓倉先生の意外な過去がわかったのがまた良かったですよね(それでも本心は何処にあるのか、少なくとも半分はそう感じさせられるシーンが多かったのは事実)
最後にやはりこのシーンがグッと来ました。
右京『(通勤路でわーくんと会い)少し歩きませんか?』
わーくん『ええ。』
右京『君が羨ましいです。』
わーくん『羨ましいですか?』
右京『心の赴くままに居場所を変えられるその軽快さが。』
わーくん『フッ・・・イヤミにしか聞こえませんけど。』
右京『イヤミですからw。僕はね、冠城くん、これまで、去る者は追わず、来る者は拒まずでやってきましたが、今回それを破ろうと思います。もう少し一緒にやりませんか?君が特命係を去ることをできれば拒みたい。』
わーくん『最高のはなむけの言葉です。長い間お世話になりました・・・』
右京『うん・・・。』
もはや水谷さんと反町さんの会話ですよね、これは。
水谷さん、劇中でちょっと涙目になってたし。
反町さんは水谷さんの顔をしばらく見られなかったと言うし、やはりさみしい気持ちはあるってことなんですよね。
最後のこてまり(店)で右京がお猪口で一杯やってる後ろ姿が哀愁漂いすぎて切なくなってきますね・・・
「悪魔の証明」「サクラ」がお蔵入りしてしまったのは残念ですねえ。卒業回放送前に見直したかったなあ。
事件自体は大したことはありませんでしたが、最後の二人の会話には感動しました。水谷豊が反町隆史に対しての思いを表した会話のように思えました。7年はあっという間でした。
右京さんの新相棒は・・・
昭和の大ヒット学園ドラマで水谷豊主演の「熱中時代」セカンドシーズンは、ファーストシーズンで教師を辞めて故郷の北海道へ去った北野広大(水谷)が、再び東京都の教員採用試験を受けていて、それを知った校長が自らの学校青葉台小学校へ呼び戻すところからスタートしました。相棒最終シーズン(21がそうだとは思いませんが)では、サルウィンから帰国した亀山君が警察官採用試験を受けていてそれを知った甲斐峯秋が特命係に呼び戻すなんていうのは、やはり無理があるのでしょうね。
おかえり!
薫ちゃん!
相棒が感動のフィナーレに近づいているし、また観るのが楽しみ!
このニュースだけで、元気が出て、また、涙が出てきました!!
薫は警察に再雇用か、あるいは、探偵事務所で、左文字型の相棒か?
今から楽しみで、仕方がない、ですね!!
https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/
遂に冠城卒業まで追い付くことができた。
思った以上にあっさりとした別離だったけど、それもらしいっちゃらしいのかな。
でも最後の杉下の引き止め、杉下右京じゃなくて水谷豊の言葉に聞こえた人も居るみたいだけど、僕にはちゃんと杉下右京の言葉だと思えたけどな。
元々杉下は亀山が相棒になって以降、二人で行動するのが心地良く感じてる節があった。
カイトをスカウトする際に甲斐次長にそのような事を言っていたし、そのカイトを失った時は喪失感を南井に漏らすようにもなっていた。
冠城は最初こそ同居人扱いだったけどここ最近は本当に息の合ったコンビだったし、その冠城を失う事を出来れば拒みたいと思うのは当たり前の感情だと思う。
過去の相棒よりも特別扱いしてる的な事だって全く感じない。
亡くなった友人の意志を継ぐと固い決意を持っていた亀山や上からの辞令で断れば退職を余儀なくされていた神戸、犯罪を犯し逮捕されたカイトに関しては引き止めた所で無意味なのは誰だって分かる。
が、昔の上司のスカウトからふらっと特命係を去ろうとしている冠城は引き止めれば残留の目もあったかもしれないんだからああいう言葉をかけるのは自然な事。
そんな冠城がまたどこかで再登場する事を楽しみにして、今後も観ていこうと思う。
冠城さんの最終回にしては駄作。
青木君の暴露行動については理由が全く不明だし、
マリアをわざわざここで出させた意味も不明だし、
週刊自由画報の登場もあまり関わりが無いし、残念な作品。
事件はバーター取引なのは最後までわからなかったが、それはそういった描写が全くなかったからでその点からドラマとしては全く面白みがない。二人の関係性を暗にでも示していたらココでつながるなどわかるのにそれが無い。
あと、杉下さんがトイレで迷子になるのはいつものパターンだけど大嫌い。そんな人が犯人に法律や正義を熱く語らないで欲しいと思ってしまう。
青木君は、相棒二人を恨んでいたはずだけど、内調に飛ばされたらどうするのかな。相棒はいろんなことを取り上げながら放置したままのものが多く残っているのが気になる。
最後の杉下さんと冠城さんの別れのシーン時の杉下さんの表情は何とも言えないものがある。再放送で見てもツライ。
管理人さん、タイトルを間違えています。
Season20 第19話 「冠城亘最後の事件――特命係との別離」 → Season20 第20話 「冠城亘最後の事件――特命係との別離」