脚本:岩下悠子 監督:内片輝
ゲスト:大島さと子 深沢敦
薫(寺脇康文)は、海外渡航前から顔馴染みだったゲイバーのママ・ヒロコ(深沢敦)と再会。ところが、その矢先、公園で男性の遺体を発見する。男性は鬼塚という著名なルポライターで、妻はノエル美智子(大島さと子)というペンネームで少女向け小説を手掛ける人気作家だった。鬼塚の手には、なぜか美智子のデビュー作が握られており、何らかのダイイングメッセージとも思われた。
脚本:岩下悠子 監督:内片輝
ゲスト:大島さと子 深沢敦
薫(寺脇康文)は、海外渡航前から顔馴染みだったゲイバーのママ・ヒロコ(深沢敦)と再会。ところが、その矢先、公園で男性の遺体を発見する。男性は鬼塚という著名なルポライターで、妻はノエル美智子(大島さと子)というペンネームで少女向け小説を手掛ける人気作家だった。鬼塚の手には、なぜか美智子のデビュー作が握られており、何らかのダイイングメッセージとも思われた。
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面白かったですよ~、今回も。
やっぱりヒロコママが出ると盛りだくさんで最高ですね~。
冒頭から亀山君を驚かすサプライズが有って笑わせたり。
亀山夫妻の会食中に冷凍イカのあの話がチラッと出たり。
ヒロコママ御用達の店の常連客が内村部長コンビだったり。
芹沢&出雲コンビの内村部長のモノマネが有ったり。
芹沢君、にわかに部長に似てたし。
さらに話が進むごとに、今現在の日本でも問題となってる貧困者救済問題に触れて、鬼塚夫妻のゴーストライター疑惑が出て、最後は感動的なフィナーレに持ち込んだり。
さすがは岩下脚本だと関心しましたよ。
ヒロコママの話にハズレは無いですね。
満点です。
来週は神森脚本でまた銀粉蝶さんがゲストですね。
期待してます。
今回は最高に好きな話でした!
ゴーストライターのストーリーは今までもありましたが、今回の構成は斬新。貧困問題なども絡めながら情報過多にならず、登場人物にしっかり思い入れさせるところは見事だと思いました。まあ個人的に僕も物書きの端くれなので、グッとき過ぎたところもありますが。ファンレターのエピソードも隣で観てた嫁さんが僕にファンレターくれた第1号だったりするので、もうね……
そして“男女逆転”のストーリーのゲストがヒロコママなところも、何とも粋じゃないですか。
イカやら刑事部長やら小ネタもキレキレで、ホントに楽しめた一話でした!
今回は本当に素晴らしい話だったと思います。
とくに今回のお話は相棒史上初めてと言っても過言ではない、明確にヒロコママを起用したことに意味があった回だと言えるのではないかと。
今回のテーマはそのものズバリ「男女の性差による理不尽」でしょう。
自らの性別にそぐわない道を選んだ結果自分の作品を認められず、結果としてお互いの身分を交換するといういわば妥協・諦観ともとれるやり方で生きてきた2人の男女のお話でしたが、そこに大きな役割を担ってくるのがヒロコママというキャラクターです。
彼女はどちらかと言えばコメディリリーフよりな存在で、フィクションによく見られる面白オカマキャラです。
軽妙なノリとインパクトのあるビジュアルで物語にほどよいアクセントを残す名脇役ですが、こと今回に関して普段とはまた違った役割を与えられていたように思えるんですよね。
なぜかというと彼女はまさしく男女の性差と真正面から向き合い戦ってきた存在だということです。
性差による壁に阻まれ、嘘と妥協を重ねなければならなかった今回の主人公たちと対極にいる存在――性別やマイノリティな趣味嗜好であることから逃げずに自分という存在を貫き通してきたヒロコママというキャラクターを配置することで物語にグッと深みが出たような感じがしました。
ただ単に人気キャラをゲストとして出すのではなく、物語上にしっかりと役割を持たせていたのはさすが岩下氏の脚本ですね。
あ、あと書き忘れましたが、サブタイトルにある『菫』は明治時代の浪漫主義文学を担った与謝野鉄幹・晶子夫妻の”星菫派“から来てるんでしょうね。夫婦で浪漫を追う作家の代名詞ですからね。
今回も面白かったですよ、そして何気なく初期シーズンの雰囲気が漂ってます。
やっぱりヒロコママが出ると盛りだくさんで最高ですね~。冠城さんの時再登場した時は「おいおい知ってる人はいなくなってしまったぞ」と思ったんですが亀山くんと再会できてよかったです。
冒頭から亀山君を驚かすサプライズが有って笑わせたり、亀山夫妻の会食中に冷凍イカのあの話がチラッと出たり、制作陣はやはり原点回帰をしたいのでしょうね。
さらに話が進むごとに、今現在の日本でも問題となってる貧困者救済問題に触れて、鬼塚夫妻のゴーストライター疑惑が出て、最後は感動的なフィナーレに持ち込んだり。
あとフリーライターの鬼塚一誠(大塚誠一)役の工藤俊作さん、今までは犯人役や警察の役が多かったんですけど今回はとうとう被害者役で少し意外です。
来週は銀粉蝶さんがゲストで、有薗さん、阿南さん、矢柴さん、根岸さん同様に初期相棒を思い出すゲストですね。
今回は生活困窮者自立支援制度とフードバンクの組み合わせのストーリーが良かったと思います。とくに今の生活困窮者の人たちに、寄り添う支援とその制度が一番大事なところですね。でも一番面白かったのは、ヒロコママさんの常連のお店に来ていたのが、なんと中園参事官と内村刑事部長の2人‼久しぶりにこの2人が出てきてくれたので、一番びっくりしました。ずっとこの2人が出て来なかったので、すごく心配したけど本当に嬉しかったです。今回の事件で、情報を共有とその情報の体制を強化しなさいという指示は、ちょっと無理し過ぎだと思う。上層部からまず捜査一課に流して、さらに特命係にその情報を簡単に流してもいいのかな?ちょっとこれは、明らかに無茶なことを指示したね。上層部の2人。(笑)今の日本に必要なのは、生活困窮者や生活保護、フードバンクなどの国の行政に関わる内容が盛りたくさん含まれていたので、いい勉強になりました。次回も楽しみに。
女性や男性という性別で人を判断する、という古い考えが
どんでん返しに使われていて問題提起にもなってるし上手いと思った。
そしてそんな回にヒロコママを使うのも必然性があって素晴らしいと思った。
今回は普通かな。最後は綺麗事で終わっていて、まあフィクションだし綺麗事で終わるのはいいんですが、そこまでの見せ方がしっくり来ないというか、何となく感動の押しつけに感じてしまいました。すみれさんだけは救われたけど、炊き出しに来てる貧困層には何の救いもないわけでしょ? それで人生は素晴らしい喜びに満ちてるって言われてもなあ。
刑事部長の行きつけの店「角筈」、昔の地名をそのまま店名にしてるんですね。
確かにヒロコママ出演回にハズレなしですね。
このところ、ずっと季節感ある話でやはり「相棒」復帰で脚本家にも力入っているのかな?
ここ数年、ドラマのパワーダウンを感じています。そのマイナスを取り返すレベルで「相棒」が奮闘しているのが頼もしい。
”ヒロコ祭り”でした。華があっていいね。
小ネタも良かった。冷凍イカとか刑事部長(本人)とか刑事部長(モノマネ)とか。
ノエル美智子と鬼塚一誠が互いにゴーストっていう設定も、そうなった経緯も含めて
面白かったんだけど、、、
エンディングの部分が余計かなとは思った。
「じつは私が鬼塚一誠でした」って公表して、活動を続けるってこと?
そう簡単な話じゃないと思うんだけどなー。
で、すみれに協力させるってことは、報酬込みってことだろうから、
困窮から救い出せるだろうけど、ノエル美智子(男)はそういうことがしたかったのか?
メッセージを伝えたいだけだったのでは?
安易にハッピーエンド風にまとめられて、逆にちょっと白けた。
★★★★☆
あまりにも良回すぎて……背景と結末に涙が止まりませんでした。
伏線回収の鮮やかさがありながら性差の問題を真正面から取り上げ、その甲斐あってヒロコママの存在意義もあり、非常に好きな回でした。
近年の作品でも特にハイクオリティというか、心にとても響く回。今季で一番好きな話になりました。
感想を整理したいのでまた視聴しようと思います。岩下さんありがとう……
最後のノエル美智子と古川すみれの対面シーン、美智子のほうから「私を手伝って」と切り出すよりは、鬼塚一誠として今後も活動を続けるべきかどうか、躊躇う美智子に対して、すみれのほうから「私に何かお手伝い出来ることはありませんか」と切り出すワンクッションがあったほうが、話により深みが出たんじゃないかな、と個人的には思いました。
とはいえ、全体的には今回も良い話だったと思います。
シーズン最高。 皆さんの投稿通り良かったですね。
今時点で5,4点あわせて90%超えてます~
こんな点数 過去になかったのでは?
大島さん、久し振りに拝見。
昔 テレビ朝日での 深夜番組なのに❝グッドモーニング❞のMC
でしたか 初めて見て以来の大ファンです。
ネット情報ですとハワイ在住だとか~帰国なされたのかな。。。
安定のヒロコママ回でした。でも全力投球しすぎて、ちょっとベタベタすぎだったかなという気もしたけど。
往時の男女差別と作者の入れ替わりについては、うなずくものがありましたかねえ。私は女だからという理由で求人が1割になった時代の人間なので、あそこで作者の性別を入れ替えてというアイデアは何だか救いになった気がして、劇中の話なのですが、自分のことのように「あーよかったな」と心底思いました。その2人が出会ったスミレをめぐるエピソードだったわけですが、スミレのシーンで「真実の翼」がさらっとかかる辺り、よかったです。この3人のドラマの印象が強烈すぎて、終盤はあれ、これはヒロコママ回だったのでは?という気になったのですが、そこは最後の涙シーンで、ヒロコママがもらい泣きするのを見せたのがよかったですねえ。たった数秒のカットなのに、すごい存在感だと思いました。ここでばっちり主役が戻ってきたなと、見ているほうは思うわけですよ。
おもしろかったのは何と言っても、刑事部長と参事官の飲み屋でのやり取りでしょう。あれ、演じている役者さんたちもノリノリだったのでは?心なしか表情が緩んでいるように見えて、何か新鮮でした。ヒロコママにべた褒めされて、2人ともテンションが上がっていたんだろうとも思ったけど。そして、あの後もいい気分で飲んだんだろうなと。
こてまりの映し方も、今回は客側からのカットがあったのが何か新鮮でしたね。女将さんって普通はああいうふうに見えるわけだから、ああいうの入れてよかったと思います。着物がきれいだったなあ。あとは、お花が今日は何か立派って感じでした。こんなとこですかね。
今回もつまらない回でした。
相棒ファンにはこんな意見の人もいるということであえて投稿いたしました。
相棒の醍醐味は賢くて手強い犯罪者(権力者なりサイコパスなりテロリストなり)と天才右京さん(とその相棒、捜査一課、課長など)の緊張感溢れる攻防戦にあると思います。
そんな意味で、最近では シーズン19から20にかけてのVRの加西、鶴田の一連の回は大好きな話でした。
それに反してシーズン21からはずっと緊張感のない主に人情話。たまにこう言う話があるのは許せますが、いつまでもこの調子では、右京さんの無駄遣いです。
脚本に、ヒロコママ初登場の「マリリンを探せ」、の岩下さんが執筆はそれはヒロコママ大活躍、当たり前ですね!
今日は救いがある話しで、名作の一つかつ、薫復活を彩る回と言えるので、ギャラクシー賞貰う位に相棒は素晴らしい展開を進行中ではないでしょうか?
寺脇さんは、周囲に気を遣い、ピエロ的に盛り上げに徹していますが、素晴らしい努力です。
水谷さんも、70を過ぎて、腰を据えて、相棒復活を気楽に、楽しんでいると信じたいです。
視聴率は、ご指摘の通り、12.7で悪くはないですが、不穏な大事件がある訳ではないため、これ位かも知れませんが、裏が強いのか、ネット含めた宣伝、導線の問題か?テレビ朝日さんは分析、更なる向上を目指して欲しいです!
今の12は、以前の15位の価値があるのか?とはいえ、やりようもあるし、内容的には素晴らしいのが反映されてない気はします。
一話完結の平穏な事件は良いですが、やはり、相棒、どこに向かうのか?
右京&薫コンビで、波乱の予期せぬ大きなテーマ、強大な敵に次のシーズンは挑んで欲しいです!
他の方が過去に何度もおっしゃられていますが、このご時世で視聴率は全くあてになりません。
リアルタイム視聴する層はある程度決まっています。録画層もたくさんいますので、内容で大きく変動することはないです。
視聴方法はテレビ以外にいくらでもありますし、視聴率を分析するのは時代遅れと思います。
さすがの岩下脚本。科捜研でも一緒の櫻井さんへのオマージュを感じたのはおいらだけでしょうか。
相棒で、社会問題といえば櫻井さん。そして、冷凍イカ。もちろん、岩下さんもいろいろなテーマで相棒を彩ってきた人なのですが。
おいらの予想では、ヒロコママ登場ということで、脚本を書いていったのではないでしょうか。ある意味、あてがき?そして、性差別の問題が大きなテーマになったと。いや、お見事。
曲の使い方、内村、中園コンビの登場。そして、お帰りなさい薫ちゃん。ということで、名作でありました。
それにしても、番組が終わるまで、タイトルをバラと髭と薫たち だとばかり思っていたとんちんかんなおいらでありました。
視聴率は当てにならない、は極論過ぎて、言い訳ですね。
だったら、とらない、発表しない方が良い。
ネット全盛時代とはいえ一つの指標だし、「半沢直樹」など、未だにこの時代に、大きな数字を叩き出したドラマもありますので、内容との相関関係は、必ず、あります。
理系、科学的でない説明レベルでは無いのですが、以前のような数字を叩き出せないにせよ、番組を見測る、一定の指標である事は、引き続き、間違い無いのです。
「薔薇と髭と菫たち」と言うよりも「貧困層とボラ
ンティアと半グレたち」とでも言うべき(まぁ薔薇
と髭と…はヒロコママ専用の令和版フォーマットで
はあるのですが)、硬派で社会派の岩下悠子氏なら
ではの面目躍如とも言える一遍。とはいえ、今回も
反則スレスレの力技で無理矢理に感動作へと仕立て
上げた印象は拭えないのだけど。
作中、ルポライターを目指して編集部に原稿を持ち
込んでいる若かりし頃のノエル美智子って、相棒や
科捜研における岩下悠子氏の作風から推察するに、
ひょっとしたら岩下さん自身の過去を描いているん
じゃないのか、とも思えてしまった。だけど戸籍を
売る値段が30万円って、安すぎじゃないの…。
「眠る爆弾」でもそうだったけど、貧しさに対して
テーマ的なこだわりを持ち始めていらっしゃるのだ
ろうかしらン?安定の岩下じるしでそこそこ楽しめ
ましたので、「薔薇と髭と菫たち」には★3.5を
献上致します。次回は久しぶりの普段着・右京によ
るミステリー色濃厚なお話のようなので非常に楽し
み。期待を大きく下回る事だけはないようにと祈る
ばかり。…あ?!神森さんか…。あらァ〜…。^^;
まぁ確かに、このシーズンは亀山カムバックの良い影響と悪い影響がモロに出てますね。良作回は主に人情エピソードばかり。神戸期や冠城期の緊張感は皆無。以前の亀山期も基本はこんな感じでしたが、でもあの時は官房長がいました。大きな存在。今回のエピソードも無理矢理感とベタベタ感はありながら昔の相棒を彷彿とさせる良作に入る出来でした。まぁヒロコママ、冷凍イカ、刑事部長持ち出されたらコアファンは文句言えないってのもありますが。ただ、そろそろ本当に少しピリッとした回が欲しいところです。このままでは本当に「サザエさん化」してしまう…
まぁあれだ、視聴率に関してですがこのご時世13%前後でも平均であればいいじゃないですか
8%いや5%が他のドラマ当たり前だしアニメは3%も行かないもののほうが圧倒的に多いので
まぁあれだ、それはさておき、久しぶりに相棒21と言うよりもまぁあれだ、はっきりと言って久しぶり相棒見たのですがキモかったです勿論問題は中身だから問題の中身チェックミス悪い
?と言われればそれまでなんですけどね(苦笑)
まぁあれだ、と思ったらあろう事か放送翌翌日
まぁあれだ、それこそなんということでしょうREALの総理大臣秘書官が問題の中身ついて相棒21問題中身オカマついて「見るのも嫌」問題発言
?して更迭される羽目になりビックリです勿論相棒というドラマは昔からご時世に強いですが
まぁあれだ、ここまで偶然言えタイムリーだと
TV朝日の記者それも相棒にも少なからず関係者
?チクったのでないかと思いたくなります勿論そんなことはないと言いたいところですが(苦笑
13%の視聴率以上に時世に強いを証明した相棒21の今後が視聴率含め気になるしそれこそ大映TVドラマの『赤いシリーズ』のなかの、その第5作『赤い激流』の頃から水谷豊ファン的には○ぬまで水谷豊さんに相棒やってほしいですが
こんなこと書くと自分まで更迭されそう(苦笑)
遅くなりました。
ルポライターが男で少女小説が女。
そんな昔の先入観がきっかけだったのかもしれません。
今の時代になってようやくそういう垣根も取れつつあるのかな?と感じますが、
彼らが若い頃はそういう偏見はあったでしょうね。
さらに言えば今でもそういう偏見があるところも見受けられたり。
最後にそのことが判明したのは良かったし、ちょっと想像していなかったのは確かでした。
これからは、入れ替わっていたことを明らかにして、ルポライターの女性が記事を書いていって欲しいなと思える結末だったと思います。
何はともあれ、殺人事件ではなかったというのが今回の収穫だった気がします。
視聴率は発表しない方がいいとはただの論点ずらしになってますが、まぁ視聴率も指標の一部で内容の良さが視聴率に100%直結しているわけではないってことでしょう。
@あいぼー、@匿名 それ以下の方々
ここは視聴率について話す場所ではありません。
ストーリー以外の話は掲示板かツイッターか個人のブログかなんかで勝手にやってください。
意見が分かれるネタはここではやらないでもらえませんか。
匿名ならなんでも言っていいわけではないと思いますよ。。。
素晴らしい作品でした。
丁寧な社会問題描写や過去との様々な邂逅に加え、裏テーマとして
恩返しというか、忘れ得ぬ恩人への思いをきちんと形にする、
というのもあったように感じました。
なによりもう、ヒロコママが好きすぎて、
右京さんたちの表情も言葉も文字も場面も構成も光も何ひとつ見逃したくなくて、
なんどもなんども観ています。
ヒロコママ回にはずれないな。S21、面白い。
ヒロコママって大好きな亀山が退職、渡航した事は長い間知らなかったのに帰国してた事はどうして知ったんだろうか。
アドレス知ってたのも謎。
亀山のアドレス昔から変わってなかった?だとしたらサルウィン居る時もメールぐらい送ってるだろうから冠城期まで渡航を知らなかったはおかしいし、帰国して新たに取得したアドレスなら知る術は無いし…。
気になりますねぇ。
それはそうと、全体の話は良かったけど個人的にはもう少しヒロコママと出雲絡んで欲しかったかな。
せっかく前回友情(?)が育まれたし。
貧困を題材にした作品ですが、作家の夫婦の真実と背景も印象的でした。
本当のルポライター、鬼塚一誠は妻の大塚美智子さん、本当の少女小説家のノエル美智子さんは夫の大塚誠一さんという事実。若かりし頃は、原稿の事で性差別もあり苦しい日々が続き、お互いの原稿を売り込むことで困難を乗り切り、やがて作家の夫婦として成功した苦労が分かります。
夫の誠一さんが、亡くなるきっかけとなった出来事。長年にわたりノエル美智子を応援してくれた古川すみれさんが、貧困に陥っている事実を知り、何とか救いの手を差し伸べたい思いがあったのかも知れません。炊き出しを行っている公園に出入りする半グレからの影響もあったので、残念ながら誠一さんの気持ちはすみれさんに伝わる事はありませんでしたが、妻の美智子さんが夫の遺志を継ぎ、あらためてすみれさんに救いの手を差し伸べる事が出来てよかったと思います。
「この世界は美しく、人生は喜びに満ち溢れている」この言葉があったからこそ、鬼塚一誠さん、ノエル美智子さんご夫妻は、すみれさんを救いたかったのだと思います。
小ネタ的には、亀山さんに公園でドッキリを仕掛け、後日花束で祝うヒロコママがよかったです。