脚本:櫻井智也 監督:守下敏行
ゲスト:寺田心 大野いと 幸澤沙良
イベント会社経営者の撲殺遺体が、死後3日たって発見された。被害者は、出資金だけ奪うあくどい商売をしていたようで、恨みによる犯行と思われた。現場を訪れた右京(水谷豊)は、一人の少年がその建物にカメラを向けていることに気付く。調べると、数年前から毎日欠かさず同じ建物の写真がSNSにアップされていた。興味を引かれた右京は、薫(寺脇康文)と撮影ポイントへ。カメラを手にした奥山幹太(寺田心)という高校生から話を聞く。
脚本:櫻井智也 監督:守下敏行
ゲスト:寺田心 大野いと 幸澤沙良
イベント会社経営者の撲殺遺体が、死後3日たって発見された。被害者は、出資金だけ奪うあくどい商売をしていたようで、恨みによる犯行と思われた。現場を訪れた右京(水谷豊)は、一人の少年がその建物にカメラを向けていることに気付く。調べると、数年前から毎日欠かさず同じ建物の写真がSNSにアップされていた。興味を引かれた右京は、薫(寺脇康文)と撮影ポイントへ。カメラを手にした奥山幹太(寺田心)という高校生から話を聞く。
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う~ん…正直今回はかなりイマイチでした。
まず中心人物である大塚というカメラマンの行動理念があまりにも行き当たりばったり短絡的すぎて全く感情移入できません。
カメラマンとしてうまくいかないからゴーストを使う・ゴーストを独り立ちさせたいから賞を金で買う・ゴーストが詐欺師を殺しちゃったのは自分のせいだから自分が罪を被る・挙句の果てにそれに気付いた子供を半ば脅迫のような形で引き留める
……なんだコイツ、としか言いようがないですよね。
澤田だってあの場で自首していれば罪も軽くなるのに大塚が余計なことしたせいで逮捕される形になってしまったし、幹太の気持ちをゆさぶるような行為も大人として最低と言わざるを得ないです。
あと事件そのものが全く捻りのないものだったので幹太を中心とした青春群像劇がメインになっていくのかと思ったらそうでもなくて、結局このダメカメラマンが話の中心だったというのも微妙でしたね。
幼馴染のキョウコちゃん、ほとんど出た意味なかったですし。
そもそもテーマ自体がこの前のヒロコママ回と若干かぶってる気がしました。あちらほど完成度の高いものではなかったですが。
寺田心くんが出演しているという話題性以外には何もなかった回、というのが正直な感想です。
そして次回もなにやら既視感のある回になりそうですね。
さすがに亀山復帰後の最駄作候補「丑三つのキョウコ」よりは面白くなってほしいものですが。
先に、ごめんなさい。
今回は僕好みの話では無かったです。
結局のところ、何だったの?今回は何が言いたかったのか?全然わからないままに、退屈なまでに終わった感じでした。
あゆみさんの「私は私だけで成り立ってるわけじゃないから」って台詞も、人間だれでもそうだと当たり前じゃないかと僕は思ってしまって、感動も何も感じなかったし。
今回のテーマの定点写真の何がそんなに面白いのか?価値感も僕にはさっぱりわかりませんでしたし。
ちょっと残念な回でした、僕には。
今回もいい作品だと思います。とくに写真を撮るという概念を改めて知ることができました。自分で撮った写真や写真集にして出すということを改めて感じました。自分も今の趣味は、写真を撮ることです。それが、毎日の日課になりました。そして、何よりもカメラを持って写真を撮るのが好きになりました。私も自分で撮った写真えおカレンダーにして大切に撮っています。右京さんが捜査一課の3人に捜査に行き詰まっていますね。と言われた時の出雲麗音ちゃんが、面白かったです。そんなことはありません‼と真っ向から否定していましたね。被害者を殺害した犯人は、あゆみさんではなく別の人だったのもびっくりしました。きっとその犯人に対しても犯人隠避罪に問われると思います。次週の相棒は見逃してしまうけど、3月最初の水曜日はきっと見られると思います。
とりあえず美和子さんが喉をやられて声が潰れてしまったそうなので、お大事に。早く快復するのをお祈りしてます。
今日の話はちょっと内容を欲張り過ぎて、カメラの話してなのに焦点がボケたかな。事件の経過を辿りつつ、少年と少女のエピソードとカメラマンのプライドと苦悩のエピソードの両方を入れてしまって、誰に思い入れしていいのかが散漫になった気がします。もう少しネタを絞ってキャラクターの心情を見せて欲しかった。
加えて写真の解釈に関してチグハグな感じがしましたね。少年の撮ってる定点写真を感覚派の薫ちゃんが『よく分からない』と言ってるのに、女性写真家は『撮りたいモノを撮っていて良い』と言う。そのくせ女性写真家は技巧に走っている師匠の写真を絶賛していて、勿論、一人の人間が色んな見方をして種類の違う芸術を評価するのはおかしくはないんですが、1時間のドラマの中ではもっとシンプルにした方が理解しやすかったんじゃないかな?そういう意味では薫ちゃんが定点写真の良さは分からないけど少女の笑顔は素直に良いと言える─というのはしっくりきたなあ。
だから個人的には今回、もっと少年に焦点を当てて思い入れできるストーリーにして、『最初は味気ない写真しか撮れなかった少年が最後には良い笑顔を撮れる様になった』って方向でストーリーをまとめてくれた方が見やすかったかと思いました。
もうひとつ、ヒロコママのエピソードの時の『夫婦入れ替わり作家』のアイディアが秀逸だったので、今回のカメラマンの師匠と弟子の役割交換が構造は似てるのに動機面も含めていまいち鮮やかさに欠けて見えてしまいました。普通同じシーズンでこんな似た設定は使わないでしょうが、ここら辺は複数の脚本家さんが書いてる弊害でもありますかね。
あ、でも来週はあの『最後の晩餐』の脚本家の方なんですね。楽しみ♪
……しんどかったです。
事件の真相がとてもテープで、ドラマの焦点もピントがずれているように思えました。
幹太のドラマは中途半端。犯人のキャラも身勝手というか浅はかというか、師弟愛の切実さがまったく感じられず。
あとマネージャーと師匠のカメラマンが初めて登場するシーンも、台詞のやり取りが違和感ありまくりで怪しいなと思ったら、その通り犯人で……。もう少しこなれた感じにできなかったのでしょうか。
また、幹太君が定点写真を撮り始める理由は一応説明がありましけど、あの建物を被写体にしている理由ってありましたっけ?
変わり映えしない建物を撮り続けるより、もっと変化を感じられる場所で定点写真を撮ったほうがいいのでは、と素人ながらに思ってしまったのですが。
うーん、今回はダメかも…
幹太のあゆみに対する恋心云々のくだりは必要なかったと思うし、逆にそれを盛り込むのであれば、幼馴染みの杏子の登場は必要なかったと思うし…
先週の壮大な次回予告は何だったのか…前後編もあるかと期待してただけに、なんか色々残念でした。アクシデントか何かで単発にせざるを得なかったのかな。
今回は、定点写真のSNSへの投稿が滞ったことに注目する右京さんの事件へのアプローチが捜査一課とは違うよね、面白いでしょ?ってお話だったんでしょうか。いやあ、幹太の定点写真の建物で幹太の知人がらみの犯罪が起きた偶然は許容するとしても、定点写真を撮る理由にもう少し工夫が欲しかったと思います。
あゆみさん、あんなにあからさまに胡散臭い人にお金を渡すって、正気? マネージャーは殺されたディレクターと繋がってたってことだけど、アート界隈で手広く詐欺を手がけてたようだから、1人のカメラマンのマネージャーになってしまったら、あゆみさん以外の情報に疎くなりそうだけど、それでいいのかな?
今回は自慢ではないですが夜勤明けからの寝ないまま視聴したため何度も眠気に襲われながら観た感じです。
ですが面白い話なら眠くても集中できるはずなので眠気に勝てないというのは今回はそうでもないお話だったからかと。
純粋に感情移入が出来なかったのが大きいですね。心くんが出る+壮大な予告で僅かばかり期待していまいましたが。。。予告が大げさな回はそうでもないというのが実証されたのかな(必ずしもそうでないが)。
掲示板とかで話題になっていましたが来週は光益さん担当、その次が徳永さん担当でその次が最終回ですかね?
恐らく最終回の撮影をしている頃ですがseason21のラストエピソードを少し早いですが楽しみにしています。
写真回はカメラワークに何気に凝りますよね、相棒って。角田課長のあとピンのときなどは非常に秀逸だったのを覚えています。今回は橋からの風景を切り替えてばしばしっとやってみたり、最後の右京のシーンでチェス盤から入るとかやったりして、何か凝ってるよなあーと思ったことでした。あと、師匠と弟子の背景音のないシーンでも、師匠がうまくピンボケするようにしてあったりとかね。私はカメラとか撮影とかは素人ですけど、そんな素人にもわかるような細工だったのがとてもよかったと思うんですよねえ。ただ作品中で印象的だったのは、スランプ中の女性カメラマンの表情のほうでしたかね。
何か皆さん評価が高くないですが、私はこういう回は相棒にはありだと思いました。
しかし、こてまりの後ろに映る花がどんどんごてごてになっていくのはなぜなんでしょう。今回はやけに豪勢でしたよ。
今回は、事前の予告映像が大仰だった為に、余計に内容が肩透かしに感じました。
幹太くん、子どもだから…と言ってしまえばそれまでだけれど、他人を脅迫しているような大人が素直に交渉に応じる訳無いので危険な駆け引きだと分かるでしょうが。ちょっと思慮が足りな過ぎる行動では?
今回の唯一、良かったと思えたのは、薫ちゃんが大塚に言った『幹太くんはあなたを信じています。あなたのこれからが、幹太くんの生き方につながるんです。』と薫ちゃんらしい説得の台詞くらいでした。
アーティストの苦悩という、一般人には共感も同情もしづらいテーマなので、ちょっと損してますね。
そもそも、あゆみが余計なこと企んだばっかりに、騙されるし、澤田が浅野を殺しちゃうし。
普通に連名で共作として発表すればよかったんじゃね?とか思ったんだけど、そういうことじゃないのかな。
あゆみは澤田をかばい、幹太はあゆみをかばう。
イイハナシっぽくはあるけど、そこまでするだけの理由とか背景とか関係性とかの描写が薄っぺらいので、ぜんぜん響かんよ。
寺田心くんの無駄遣い。残念。
★★★☆☆
今回は、若年層の取り込みがあり、若い世代と、年配のコア相棒ファンで、感想が違うでしょうね。
内容は、最後のオチが良かった。
二人の青春的な、淡い終わりに右京と薫の笑顔。
視聴率は、前回より、2パーUP!
やはり、幅広い層の取り込み分がありますね!
美和子は喉を痛めたなら、薫が、ドラマ中で、美和子風邪か?とか、言ってもよいかな。
そういう、生きた芝居をする人たちですよね!
次はヒマ課長の管轄のような事件で、視聴率は今回より落ちるかも、ですが、もうすぐ今シーズンも最後にて、楽しみましょう!!
少年と少女の関係性。少年と年上の女性の関係性。師匠と弟子の関係性。3つの軸というのは、ちょっと多すぎでしたかね。ミステリーの伏線ならいいんだけど。おいらには、今回の話はミステリーとして成立していないので、どれかの軸で話を構成して欲しかったかな。個人的には、エンディングがよかったので、少年と少女の関係性で、話を作ってほしかったです。次回に期待。
寺田心さん演じる男子高校生の日常が、事件解決の手がかりになるお話でしたが、あまり秀作とは言えませんね。正直、序盤に特命係が大塚あゆみさんを訪ねたシーンで犯人がすぐわかりました。また、アマチュアとはいえ、写真に造詣のある角田課長が活かされていないのが残念に思います。
疑問に思うのが、幹太君は、定点撮影の対象がなぜあの建物なのか、あの理由は弱いように思えます(ただし、ラストのシーンで建物を背景に杏子さんを撮影する事でつじつまはあうのですが)。
美写紋賞(七福神の毘沙門天からつけたのか?)は、金さえあれば貰える賞なのか、だとしたらそんな名誉に品格などあるのだろうか?とはいえ、殺害されたイベントプランナーの浅野愼一に同情はありませんが。
幹太くんが画像データで柴山忠を脅すシーン。引っ込み思案な性格の少年で身の丈を考えるなら、このような事はせず早々に画像データを特命係の二人に見せたのでは。
作中、世間の注目を浴びている大塚あゆみさんの、師匠の澤田洸平さんを思う気持ち、そのためにとった行動。Season9「右京のスーツ」でのテーラーの師弟関係を思い出します。
今回は、「庇い」の連鎖だったということでしょうか?
犯行を行ったししょうをかばったでしを写真に撮ってしまった少年がまた庇うという構造。
少年のSNS更新が止まったことで、右京が関心を持った結果と言えるでしょうね。
右京さんの姪っ子、フォトグラファーの杉下花ちゃんに触れて欲しかったなぁ…。元気にしてるのかしら?
幹太は高校生なら犯人に写真を見せたところでどうなるかぐらい予想ができる。こういったありえない行動はドラマを面白くないものにしてしまうよい例。