脚本:神森万里江 監督:橋本一
ゲスト:栗山千明 市川知宏 田中美央 俊藤光利 伊東孝明
阿佐子 (栗山千明)が捜している失踪中の婚約者は偽名を使っていて、実は鶴見征一(市川知宏)という公安部の捜査員だったことが判明する。鶴見は3年前、自ら志願して『微笑みの楽園』という宗教団体に潜入。しかし、その後、『微笑みの楽園』側に取り込まれ、懲戒免職になったという。
脚本:神森万里江 監督:橋本一
ゲスト:栗山千明 市川知宏 田中美央 俊藤光利 伊東孝明
阿佐子 (栗山千明)が捜している失踪中の婚約者は偽名を使っていて、実は鶴見征一(市川知宏)という公安部の捜査員だったことが判明する。鶴見は3年前、自ら志願して『微笑みの楽園』という宗教団体に潜入。しかし、その後、『微笑みの楽園』側に取り込まれ、懲戒免職になったという。
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見ごたえ十分でした。出演者、制作スタッフのみなさまありがとうございます。
栗山千明さん、好きな女優さんですが「純粋たる善人」で終わらないだろうと予想してましたが、私個人としてはあのキャラクターで良かったと思いました。
良かったですよ、後編も。
意外でしたね~、すべてがレストランの経営者と結託した阿佐子さんの復讐劇だったことと、
社さんの陰謀と御法川公安部長の失脚の幕切れとは。
御法川さん、今度は衣笠副総監に復讐するために再登場するかも知れないですね。
そして衣笠副総監対特命係の決着の時が、すぐそこまで来てるかのような感じでしたしよ。
とにかく見応えがあった後編で良かったと僕は思いますよ。
さて来週は陣川君が登場しますね〜。
めちゃ楽しみです。
1話から妙に水筒が印象に残っていたけど、布石だったのでビックリ
復讐しかないと思い込んでいた無敵(と思い込んでいた)の人と、組織なぞ知ったこっちゃない特命係という無敵の人
本当の意味での無敵は、ある意味後者だったという
そしてポストを失った御法川こそ無敵の人になり、衣笠副総監を刺しにでも来るか……と身構えたが
流石にそれは前話ラストの焼き直しになるし、何より小野田官房長の時と同じか、とも
ゲストヒロインが健気に男を心配する女性かと思ったら実は死んだ想い人の為の復讐目的だとS18正月SP「ブラックアウト」と同じ展開な気がする。
神森さんが担当する大作エピソードのテンプレートなのかなと思ってしまう。
後、ゲストヒロインの復讐の動機が公安部のテロのでっち上げで副総監の肩書が付く人物の暗躍や組織改革の為に警視庁に借りを作る「痛み分け」に終わり特命係もとい右京さんが「己の正義」を貫くと啖呵を切る顛末とか劇場版2みたいだなぁーってのが正直な感想。
大満足の1時間でした!
まさか社さんまで入ってきてこんなドロドロの駆け引きが行われるとは…。
これから先、(相棒内での)警察組織はどうなっていくんでしょうか…。
そして栗山さんの役柄の真の目的も驚きでした。
伏線の回収が実に鮮やかでもはや心地よかったです。
あとは個人的に亀山君と土師君の絡みが大好きなので、そちらも堪能いたしました。
来週は大好きな岩下さんの脚本、しかも陣川君が出てくるので非常に楽しみです。
面白かったです❗何と言うか、後編の方が面白いのは久しぶり…
正直事件の真相は想像通りでした。何せ前編でレストランでの三人めの被害者にあまり触れなかったのか怪しくて…でもそこから想像してたのが好みのストーリー展開なので、むしろそうあって欲しいと思ってました。
ただ心配だったのが、前編で気になったキャラクター描写の“普通さ”で、もし後編もそのままだったら、アイディアと謎解きは良いけどやっぱり凡庸だよな〜って危惧してたんです。ミステリーだとよくあるんですよね。凄いトリックで『なるほど』って思うんだけど、そのトリックを思い付いたところで作り手が満足しちゃって他が普通になっちゃうやつ。あのクィーンの名作『Yの悲劇』だって、事件が起きてその核心が出てくるまでは退屈で何度も寝落ちしたし…
或いは犯人を怪しく見せない為に、前半では善人に描いたり目立たない様にしたりするテクニックも展開を退屈に思わせたりします。今作も秘密を抱えた栗山千明さん演じる阿佐子さんが前編では怪しく見えない様な描き方をしたのもあって、キャラクターとしては“普通”になってました。1話の感想で輿水さんの世界観が好きだと書きましたが、あの方は全体に一癖も二癖もあるキャラクター作りをするから、どのキャラにも飽きない濃いやり取りをさせながら怪しい人物が上手く紛れてしまうって利点もあるんですよ。
でも後編、青木の扱いで本性を現したところから、阿佐子さんは突然魅力的なキャラクターになりましたよね✨そうなると謎解き以外の見せ場が俄然増えて、ワクワク感が段違いになる。だから後半はとても面白かった
“無敵の人”の意味の反転のさせ方といい、神森さんは広げた風呂敷を畳むのが巧いですね。これで前半の世界観やキャラクターの作り方に個性が出てきたら、今後また面白い話を書いてくれそうで期待してます❗
まとまりがよくて大満足の回でしたが、昔と比べると一部の演出は過剰な気もしました。
前回見る前はなんとなく心配だったのですが、サブタイトルも内容にちゃんと沿っていたと思います。
先週の時点で阿佐子が爆破事件被害者の関係者であることはなんとなく予想していたものの、細やかな流れは見事。
罷免された公安部長が三宅みたいにならなければいいですが、社と特命係のやりとりは何を意味するのか。
阿佐子の証言で公安が仕組んだことが暴かれるのか、それとも有耶無耶になってしまうのか。
そのあたりが判然としませんでしたが、官房長がいた頃の相棒を彷彿とさせる展開に驚きました。
メインライターの輿水さん任せではなく神森さんも継承されていることは嬉しいです。
過去シリーズの途中から青木、土師、社、副総監は持て余していた感があったのでそのあたりを初回、今回はうまく使えていたのが印象的。
あまり協力的でない鑑識課、刑事部長の善良化など長期ドラマとしてはやむを得ないことですが、初期から考えると振り幅の大きな変化もありつつ、なんだかんだで面白いです。
最近の初回スペシャルの中で一番良かったような気がします。
神森さんはスペシャルだと個人的にあと一歩惜しいなと感じることが多かったのですが、今回完全に認識を改めました。
皆さん指摘されてるとおり、劇場版IIを右京×亀山でオマージュしたような内容でした。
というか、劇場版II要素を挙げればキリがないほどで…
・右京の正義vs組織の大義
・テロのでっち上げ
・良いように使われて最後犠牲になる捜査員
・トカゲの尻尾切り
・尻尾切りされた者が最後に怒り狂う
・社が撃たれる(小野田刺される)
・例の地下駐車場が何度も出てくる
・上原阿佐子のキャラが朝比奈圭子とかぶる
・船が爆発(船の周辺で爆発)
・事件を利用してより大きな改革のために力を得ようと工作した社の動きが小野田とかぶる
・社と右京の正義の議論が右京と小野田の関係性とかぶる
などなど…
完全に狙ったと思います。
演出もシーズン8,9くらいに近い感じで、あの頃の相棒を見てるような感覚があったり。
今回、副総監と社のポジションというか、右京との関係性が決定づけられたので、今後の方向も定まったように思います。
最近のスペシャルはこの人たちは顔見せとか会話劇を繰り広げるだけで具体的な進展は薄かったので、今回関係性が大きく動いたのはとても見応えがありました。
事件の内容も、シーズン8,9あたりを彷彿とさせる、伏線が丁寧で安定したミステリでしたし、祭壇や時計も秀逸でした。
社=小野田ポジションは、シーズン19(特にオマエニツミハ)くらいから個人的にずっと考察してたことだったので、今回でかなりそれに確信が持てたのにもワクワクしました。
唯一不満としては、せっかく右京と亀山で劇場版IIを再現するなら、亀山だからこそのものが見たかったかなと。劇場版IIは神戸が相棒だからこその正義の話になってたので。
社と副総監、及び(視聴者には分かりきっている)右京の正義の確認に留まってしまった感があります。
ただ、亀山でそれやろうとすると裏切者再びになるのでなかなか(特にメインライターでない神森さんには)やりにくかったのかもしれませんが…
でも神森さんが書かれた中では一、二を争うくらい良かった気がするので、今後も楽しみです!!
あと個人的に思ったのが、最近の初回スペシャルはずっと昔の名作をオマージュしてる感じですよね。
復活とペルソナノングラーダは双頭の悪魔を連想しましたし、今回は劇場版II。
長期シリーズだからこそなんですかね。
この流れでベラドンナオマージュの話とかきてほしいと思ったり。
次回は岩下さんで陣川回ということで、安定して楽しめそうですね!
前編のコメントでせっかくの栗山千明なのに薄っぺらい役柄だみたいなこと書きましたが、ごめんなさい、思ったより複雑な役柄で良かったと思います。後編の後半から一気に面白くなりました。しかし、副総監は失脚しないで終わるとは、何ともやり切れない気分です。
久々に第1回が面白かった。
最後に軽い罪や重要な人じゃない方の市民の犯罪に逃げなかったし
悪乗りしすぎのおちゃらけもなかったし・・いや美和子スペシャルぐらいはあったけど
栗山さんも最初から、右京さんを知って近づいてきたならなんかあるんだよね・・・
みたいに思わせていたし
伏線も納得いくように回収してたし
…にしても
名前を変えたら内容が変わるのか
変わらないと思ってたたかれる、疑われる
なんだか今問題の教祖と化して少年への犯罪を繰り返していた元社長がいた
芸能事務所を彷彿とさせるような・・・
もちろん、この脚本が書かれた時点で
あそこまであからさまな崩壊は始まっていなかっただろうから揶揄する気ではなかったんだろうけど・・・
今回もよかったと思います。前編でしっかり盛り上げておいて、後編でもその勢いを止めないままどんでん返しまで持って行ったのはよかったですね。最近の相棒の前後編にありがちな尻すぼみ感は今回はあまりなかったような気がします。
ただ前回の感想で「外連味のない刑事もの」という言葉を選んだのですが、後編はそれがより顕著で、登場人物たちの行動がみなまっすぐすぎてちょっといつもの相棒っぽくないような気がしないでもないかなという印象もあります。
ラストの社課長と右京さんの舌戦にしても、公安課長との対峙にしても輿水氏が脚本だったらもっと嫌味ったらしくねちっこい感じにしていたんだろうなぁ、などと考えてしまいました。
しかしながらよかった部分もあって、以前も書いたのですが個人的に石坂浩二氏のうらぶれたオッサン感を全面に出す演技が好きなのですが今回の甲斐次長はまさにそんなしょぼくれたオーラを全開にしていたので非常に満足です(笑)
そういえばちょっと気になったには最後のシーンで特命係が墓参りをしているシーンがありましたが、あれ誰の墓参りだったんですかね?
普通に考えたら爆発事件の犠牲になった阿佐子の彼氏のでしょうが、公安関連の事件だったのでもしかしたら官房長のかな?なんて思ったりもしました。
きっと官房長なら今回の公安部のマッチポンプ劇を見て「僕ならこんなスマートじゃないやり方、絶対にしないけどね」なんて吐き捨ててそうではありますので。
そして次回は陣川くんが久々に登場!
亀山との再会が楽しみですね。
面白かったけど、微妙な点もあり、惜しい作品。
前半の最後で鶴見征一が公安であることを明確にしたので後半はそれをどう追い詰めるかだけだろうと思っていたが、最後に上原阿佐子がというのは楽しめた。
ただそれが暗にでもわかるのがかなり後半になってからなので、見せ方としては全くダメ。
他に、指紋が無い程度で公安の自作自演としているけど、それだけでは判断つかないだろ。無理やりすぎる。
あと社美彌子が車椅子になったのは一時的なのか、常なのかな。
常だったらそれにドラマとして何の意味があるおかも、今後の相棒22の中で描写してもらわないと意味が無い。
書き忘れたので2投目ごめんなさい。
社さんの車いすテクニック!!!!!
どんなに練習されたんでしょう??
あれ、体験乗車?したことあります??
細かく思い通りの場所で思い通りに動くって練習がいるんですよ!!
自分の足の様に自在に操っておられてびっくりしました。
でも重症自体が嘘だったんですよね・・・。座って事務仕事できる程度の軽傷?中傷?
車いすも本当なのかな?
誰かを欺くためなのかな??
コナンのスケボーみたいになんか仕組みがあったりして??
あまりの熟練された乗りっぷりに・・・・なんて思いました。
当初の心配はどこへやらといった感じに面白かったです
栗山千明さんがテンプレの彼氏を心配な人だけで出るわけないので、やはりそうきたかと思いました
実行犯は自殺して、公安部長はトカゲの尻尾として切り捨てられましたが副総監以外にも関わってたとなると警察庁の上層部にも関与してた人物がいるのか?とか思いますが輿水さんとか他の方がこのあたりを拾って社美彌子との対立も絡めて展開させていくなら興味深いところ
私も劇場版IIとの相似は感じましたが、あれのラストみたいにやりぱっなしで未回収ならいただけないです
長谷川元副総監、シーズン10の最終回以降全く登場しなくなってますからね
今回、神森さんの自分的な評価は以前よりはアップしました
通常編も頑張ってほしいところですね
さて、次回の陣川編どうなるやらです
岩下さんなのでそんなに酷いことにはならんと思いますが、真野さんが降板されてからの陣川編が真野さんの作品を無視したような駄作ばかりなので不安です
「女は二度決断する」という映画を思い出しました。
ドイツの映画ですが、愛する者を失った人が取る行動は
万国共通なんだな、と。
興味があれば是非。
あ、あと青木くん久しぶり!!!
元気そうで良かったー!!!
栗山千明さん、晩酌の流儀を見た後だったので反動が凄かったです…。
前後編だしなーと思っていたのですが、危惧していたほど悪くはなかったと思います。まずまずの滑り出しではないでしょうか。「出会えてよかった」ですか。複雑な言葉になりましたよね。
にしても、副総監がイマイチわかりません。さすがに今回はもうアウトだろうと思うのですが、アウトではないのですかね。それとも、甲斐パパがこれからひっくり返すのか。さて。
薬物テロへの憤怒ゆえ潜入志願しただろうに、自ら爆破テロ実行してどうするのさ!?教団潰しだけが目的になってしまい暴走した?支離滅裂じゃない?髭の公安部長、罷免されてえらく荒れてたけど逮捕覚悟してるだろ普通は!!長いシリーズで悪い警官も沢山出てきたけど今回のは有り得ないにも程がある!!警察官は市民を守るのが使命であり権力を行使するが、その判断を誤ると取り返しがつかない。相棒ではそういう葛藤のようなテーマを数多く扱ってきたが、今回は余りにも軽過ぎたと思う。右京さんが公安部長に吠えるシーンで政治家と一般人の命の重さみたいな煽り要素入れてたけど、警官が警官に言うセリフではないと思った。(政治家出てこないし…) キャストと撮影スタッフが優秀ゆえに引き込まれるシーンも多かったがストーリーがこれでは駄目。相棒SPのクオリティではない。(通常回は少々粗があっても気にしませんがSPは…) あと、普段付き合いのないレストランのご主人との会話で「僕としたことが…」を使うのもヘンだったな…。
当たりハズレはあったけど
21で亀がまさかの復活をしてから原点回帰の秀作が続いてからの22
今回もコレぞ相棒な傑作でした
犯人のキャラや動機が支離滅裂だったりしたけど
社VS衣笠VS甲斐VS特命の四つ巴の予感
久し振りの杉下右京の正義
このラストこそ相棒ですよね
こりゃあ今回も大丈夫そうだな
やりようによっては今までの初回スペシャルに負けない内容の回になりそうな雰囲気もありましたが、
私もあまり良い出来とは思えませんでした。
要するに今回の事件の発端は
「10年前に警察や政治家を狙うテロ事件を引き起こした教団を何としても潰すためにと
公安が完全に無関係な一般人を巻き込んで爆破テロを起こした」ということになるんですよね?
もはや、陰謀論です。
仮に公安ではなく現実に存在するのかどうかわからないような組織が引き起こしたという形にしても無理があると思います。
それなのに実際にある公安という警察組織を引っ張り出して
まだ事件に無関係とはいいがたい人物のみを暗殺するのならあり得るかもしれないですが。
爆弾を使ったテロ行為を引き起こすなんてやり方が乱暴極まりない。
確かに、元々は「神の国」という名の教団でテロを起こしたものの「微笑みの楽園」となってからは過激なテロ行為などはしないようになった。
だからとはいえまた何を起こすか分からないと不安に感じ、潰したくなる。
その心理はわかります。
しかしそのための手段として微笑みの楽園はおろか警察組織とも無関係な一般人を巻き込んだ爆破テロを引き起こすなんてサイコパスなのか?としか思えません。
「相棒」もまた、あくまでテレビドラマでフィクションではありますが、
今まで警察組織の歪んだ正義や暗躍に関して描いた話はギリギリ現実味のある内容のものに仕上がっていたと思います。
今回は重い題材の割にフィクション感が強すぎて、
バランスがとれていない内容になっているとしか思えませんでした。
聖壇のくだりも勢いで押し通そうとしていましたが
屁理屈でしかなかったと思います。
そんなわけでストーリーのほうは支離滅裂だった気しかしませんが
栗原千明さん演じる上原弁護士のキャラ、
青木年男の使い方、
久々に腹黒い一面を見せた衣笠副総監、
社さんとの関係性の変化、
と登場人物それぞれの動かしかただけは悪くなかったと思います。
わたしもレストランで爆破を起こさせたのが公安の意向だというのには、「え???」とおどろかざるをえませんでした。
大問題どころのはなしではありません。
完全にアウトだとおもいます。
初回スペシャルを担当するのに神森さんでは力量不足で荷が重かったのであろうと思わざるをえませんでした。
また通常回のみを担当してほしいですが、
櫻井さん戸田山さんと同じパターンだとすると最終回スペシャルも担当するのかな?
もしそうなら最終回スペシャルだけでもちゃんとしたエピソードに
なっていることを願うのみです。
今回改めて感じたことは、”シン”亀山薫ではなく、『帰って来た』亀山薫だなあと言うことです。
皆さんが描かれているように今回のストーリーは過去の再放送のような感じはありました。
しかしあえてそれを狙っているのかな?という感もありました。
右京さんの性格や行動パターンなどを熟知した亀山薫とのコンビネーション。
亀山薫自身の正義感。
右京さんはずっと変わらず。
亀山薫を呼び戻す事によって、ドラマ「相棒」のスタートに戻る。
といった印象を持っています。
次回も楽しみです。
前編、後編に分ける作り方(中編含み)が好きではないので、それだけで評価を下げてしまうおいらですが、今回の後編はとてもよかったです。尻すぼみにならなかったのはいつ以来なんでしょう。
まず、伊東四朗の息子さんの演技よかったです。そして、栗山さん。イメージはいつも糸村さんにペースを崩されているイメージなのですが、久しぶりにキルビルを思い出す名演技でした。いやあ、すごかった。
相棒では、悪役扱いが多い公安でしたが、やはり今回もそうでした。そして、社さんの大物ぶりをアピールして終わる終わり方もよかったです。この対決姿勢が回収されるのでしょうか。それもこのシーズンの楽しみになりました。
大満足のいく1時間で終わってくれましたね。阿佐子さんの復讐劇には驚かされた部分もたくさんありました。ほほみの楽園の幹部と公安警察のやり取りはけっこう激しかったと感じます。拳銃が見つかったときの動揺した顔がすごかったです。きっと自分は関係ないと言いたいと思ったかもしれない。でもそこが公安警察が見抜いてほほみの楽園で一斉捜査に乗り出すところもすごかったと思う。あとは右京さんと亀ちゃんの鑑識役も意外と面白かったです。鑑識の役で伊丹さんたちを追い出すところも意外にも面白いし、何気なく笑ってしまいました。次回は陣川くんが出るので、とても楽しみです。
面白かった!
全体的な感想は上で沢山出てて、どれも的確ですね。
個別エピソードとしては、青木君の扱いが相変らずヒドすぎ。登場以来、相当特命に役立ってくれてるキャラなのに…亀山くん後でちゃんと名誉回復してあげてほしいです。
そして社さんとの決別。これは右京さんと亀ちゃんの方が無茶だと思ってしまいました。公安部長も完全に支配できる手駒として留める方が便利だったかもしれない。それでもあれは警察官としてアウト、と判断した彼女の判断は正論の側に立つものでした。この一件だけで副総監まで潰すのは無理でしょう。仮に社さんがトライしても、副総監側で尻尾切って逃げたと思います。できないと分かってることに手間や時間をかけなかっただけで、そんなに文句言われても…と言う感じです。そう思うなら、まず特命係が最前線で副総監を蹴落とすために動いてほしいです。他力本願で社さんに将来パーにするようなことをやらせようとするのは、さすがに図々しくないでしょうか。
全体としては、シーズン初めから良作でかなり満足でした。来週が楽しみです。
いつも初回脚本を担当している輿水さんはテーマは斬新で前編は引き込まれるが、後編で明かされる真実や展開にあまり捻りや深み、壮大さがなく期待外れになる印象。(昔は良かった)
一方で神森さんが担当した今回は、テーマに新鮮さがなく過去のエピソードで見たような展開も多いが、後編で予想外の真実や複雑な関係性が明かされ、期待以上の展開が見れた。
両者の良さが合わされば最高なのだが、ともあれ良いスタートを切ったと思う。
ただの無能にしか見えない公安と陳腐な復讐劇。
色んな要素を詰め込めるだけ詰め込んではいたと思うが録画したものを何度も観返したいとはあまり思えない薄味な初回スペシャルだった。
「無敵の人」って意味ありげなサブタイトルが特命係のことを指してるオチっていうのもちょっとどうなんだろう?
他の人物のことを指してるとはどうも思えない。
上原弁護士は復讐のために動いてたし、
公安のやつはどういう人物なのかまったくといって良いほど描写がないし。
今日ようやく、初回前後編を視聴することができました。
感想としては可もなく不可もなく、といったところでしょうか。出来れば公安や内調の絡まない、通常回で見たかったです。と言っても、1時間じゃ詰め込み過ぎになるだろうし、2時間だと逆にスカスカになるだろうから、何かしらのエピソードを追加しないと難しいでしょうが…
縦軸の話は、もう何年も前からお腹いっぱいなので、早々にケリをつけていただきたいです。
多少無理のある脚本でも贔屓目に見る私も今回は正直酷かったと思う。
少なくとも初回スペシャルとしてこの脚本にOKを通すのはやめてほしかった。
去年の「ペルソナ・ノン・グラータ」のようにある程度であれば現実味がなくても面白ければいいのだが、
たいして面白くもないし現実味のなさも度を過ぎていた。
社さんが車椅子をすぐに使い慣れてるのも酷い。
栗山千明さんの無駄遣い
面白かったです。公安の行動が陰謀論というご意見もあり、そうした受け止めはありうると思いますが、大川原化工機の件も踏まえると、むしろしっかりした問題意識で脚本が書かれていたのではないかと個人的には思います。ただ、大川原化工機の事案では、内部告発や法廷での証言など、公安職員の方々の矜持が感じられる出来事もありました。社会の安定が公安職員の方々の献身で支えられているのは事実だと思いますし、そうした献身へのリスペクトがもう少しあっても良かったのではないかと強いて言えば感じる面はありました。
レギュラー陣がちゃんと活かされている感じがよかったです。
言いそうなことを言い、やりそうなことをやる。それぞれが役割を果たしている。
甲斐さんや社さんも顔見せ程度ではないし、青木は相変わらず青木でなにより。
ストーリー的には、「ん!?」って点もあるにはあるんだけれど、
TVドラマに緻密さや整合性を求めてもねぇ。
面白ければアラも気にならないし、つまらなければアラばかりが目につく。
今回は、「面白かったから、まいっか」ってことで、前後篇あわせて、
★★★★★
ここ数年の初回スペシャルで1番好きでもう何回も見返してます。前篇から通しで見ると最初に声をかけられた男性が婚約者だった!?ってことが一番驚きました。コロナ禍で大規模な撮影が出来ずここ数年のスペシャルは事件は小規模になりがちだったので久しぶりに大きな事件で良かったです。副総監&社さんとの闘いはどうなるのか?気になります。
神森さん昨シーズンの「女神」といい好調ですね。冠城君より亀山君の方が彼女の場合書きやすいのでしょうか?今シーズン書いているかは分かりませんが彼女には期待してます。
ほぼ自作自演でレストランを爆破テロの標的にするとか、別班でさえそんなことやらないだろ。
初回の後編でどうせ輿水脚本であっけない終わり方するんだろって思ってましたが、私もやられらました。神森さんの脚本だったんだでしたね。
内容も濃くて面白かったです。あと、緑を感じさせる橋下監督のカメラワークも素晴らしかったです。
最終回も神森さんに書いてほしいですね。
ドラマ相棒の本来の良さは右京さんのキャラ設定も関係して細かいところまで作り込むことにあったと思いますがこの初回スペシャル前後編は最初から最後まで表面的にだけ面白くしてるという感想しか抱けません。
疑問に感じた部分はこの回に前後編合わせて否定的な方たちがだいたい挙げておられるようなことです。
ご都合主義な点も一つや二つくらいなら作品として成り立たせるために必要なこともあるとおもいますが
あまりにも多すぎると話に入り込めなくなってしまうタチです。
しかしながら
TVドラマに緻密さや整合性を求めてもねぇ、
というコメントがあるあたり視聴者の方々は
「見応え」よりも
「如何に気軽にみられるか、なんとなく面白く観れればそれでいい」ということを求める傾向になってきてるのでしょうか。
これも時代の変化かもしれないですね。
脚本家は「無敵の人」という言葉の意味を分かってるのか??