脚本:神森万里江 監督:権野元
ゲスト:大島美優 三浦誠己
益子(田中隆三)から飼い猫の捜索を依頼された右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、郊外の一角で無事に猫を保護。後日、益子と連れ立って、保護に協力してくれた小学生・明菜(大島美優)に礼を言うためマンションを訪れる。すると、隣室で殺人事件が起き、偶然居合わせた明菜が連れ去られてしまったことが分かる。容疑者は、島村(三浦誠己)という警備員の男。動機は、恋人を卑劣な手段で自死に追い込んだ被害者男性への恨みと推察された。右京と亘は、島村が明菜に危害を加えるのではないかと捜査に乗り出す。すると、島村の恋人の自死をめぐって、意外な事実が浮かび上がってきて…!?
Season18 第3話 「少女」
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他の刑事ドラマならこのくらいの話でもそこそこの出来なんでしょうが、『相棒』でこの中身の無さとご都合主義はちょっと…
と思って観てましたが、最後の病室に来た明菜ちゃんの笑顔にはジ〜ンとしてしまったのは不覚でした( ̄▽ ̄;)
親世代になると、子供ネタには弱くなるなあ( ´△`)
でもやっぱりシナリオ的にはその少女(子役)以外に見所はないです。
そういう意味ではサブタイトルが『少女』なのは、言い得て妙。
今回は僕的には大満足な内容でした。
最初はスリルとサスペンスでどうなるかと思ってましたが、中盤から少女・明菜ちゃんの心の闇を解明して、晴らしてあげる遺留捜査風の内容に変わって行く作風、良かったですよ。
ちょっと最後は泣けて来ましたし。
明菜ちゃんと島村さん、共に大切な人を失って闇に落ちた者同士が、特命係の活躍で最後はお互いに闇が晴れて初めて笑顔になるって、初期相棒の作品を見てるようで素晴らしいと思いました。
また益子さんの猫好きな所も面白かったですね。
ちゃんと迷子札に益子メイって書いてあったのが印象的で、メイちゃんも可愛かったですよ。
評価は5点です。
来週は『声なき声』
脚本は前回、見事に内村刑事部長の話を手掛けた児玉頼子さんの担当ですね。
楽しみです。
明菜役の大島美優ちゃんの演技が凄すぎて…
もう涙腺が緩みっぱなしでした。
大規模な公安や自衛隊絡みの話や、欝展開の話が最近は目に付くので
今回のような、切ないけど希望がある話は純粋に楽しめました。
お母さんが妹を虐待してる胸糞話でもなく、誤解もとけて良かった。
益子さんのメイちゃん可愛かった。ドラえもんの鈴みたいな迷子札を
つけてたけどそこはテレ朝繋がりなのかしら…?こじつけすぎ?
右京さんの「体は正直ですねぇ」発言についつい、卑猥なイメージを
もってしまった…ごめんなさい水谷さん。
今回私なりに考えた内容の感想では、すごくいい話だと思いました。あの天才子役の明菜ちゃんの演技力にはとても驚きました⁉️あとちょっと残念なところでは、一課の伊丹さんたちの事情聴取で伊丹さんのあんな怖い顔で話を聞くのはどう見てもおかしいと思った。それと一番感動を与えた最後のワンシーンでは、特にあの男性と明菜ちゃんに言った右京さんの生死に関わることを伝えてほしいという願いが叶って行ったところは一番仲良しになれた少女とあの男性の亡くなった家族の悩みを聞いて上げてくださいと言ったセリフまわしが一番良かったです❤️次回も楽しみに⭐️
やっぱり鑑識さんとは密にしとかないと話が作りにくいんでしょうね~と思った回でした。しかし米沢さん居たときから、関連で鑑識の人はいろいろ出てきたのに、そのあたりの方じゃなくて益子さんなんですね。
途中まですごく面白かったのに、途中からへにょへにょへにょへよ~~となりました。ヘルパーもなしに、小学生に、または小学生の姉さえもなしに、病気の動けない子をほったらかしで、出かける、ってこと自体が虐待だと思うんですけど。今の世の中ですから、特定疾患ででも、半身まひの障害ででも、いろいろなことで補助も出るし、支援も得られるんですけど。
右京さんがフィガロを運転してるの久しぶりに見た感じがするんですが、冠城になって出ましたっけ?
通常エピソードの一発目としてはまずまずといったとこですね。
明菜役の大島美優ちゃんの演技力にちょっと感心しました。
最後の病室の場面の笑顔がそれまでの暗い表情との落差がスゴい!
お話は相棒らしい感じでした。
青木&益子さんって今までなかったんでは?
最近様々な作品でお見かけする三浦さんの演技も良かったです。
次回は前回が初脚本で良かっただけに、通常エピソードでどう楽しませてくれるのか児玉さんに期待半分、不安半分です。
最後のBGM「帰還」がS12以来に復活しましたね!
この曲は、事件に関わった人が前に向かって進む時に流れる本当に素晴らしい曲です!
とても、良い話でした!
子役の演技がとても良かったです。
自分も、妹が若くして他界したので、右京さんのお嬢ちゃんにかける言葉が、自分への慰めに聞こえてしまい泣けました。
ただ、犯行に及ぶ経緯、暴力があまりに多すぎて未成年者が見ている時間帯にちょっとどうかなと・・・
先週も残酷でしたが流血はなかったのでまだマシでした。
最後のおやつシーンで和らげるのは、先週の終わりと同じような感じ。
花の里で締めくくる代わりに、今後はこういう終わり方になるのかしら。
大島さんの演技が素晴らしくよく、ストーリーを引き立たせていたと思います。話の構成もなかなか興味深かったです。ただ、ユッキーさんも仰るようにややご都合主義な感じが否めず、真犯人が別にいる必要もなかった気がしました。でも総じて楽しめたので、四点にします。
来週は二本目の児玉脚本、期待します。
とてもいい話のように思った。
犯人は分からなかったので満点。
何だか「うーん」な回でした。音楽がうるさすぎて、話をごまかしているように見えてしまった。特に、少女の妹の死の真相が語られるシーンで、一気に白けてしまいました。少女の設定が現実離れしすぎていて、右京のセリフが全部説明に聞こえた。年齢がもう少し上だったらよかったのに、あれではどんなに頭のよい、察しのよい子だったとしても、嘘っぽくしか見えない。子役ががんばればがんばるほど演技が演技として浮いてしまい、そこにうるさすぎるほどの音楽がかかれば、見ているほうは集中力が切れる。最後は右京が導いた形にしたかったのだろうが、子役のほうが前に出すぎていて、右京と冠城が周囲で踊らされているように見えてしまった。え、この回は少女が主役で、その他はその他大勢?この子を主役にした別のドラマにすればよかったじゃん。これ、「相棒」なの?ものすごい違和感を覚えた。
今回のエピソード、亀山薫が相棒の頃のテイストに感じ、懐かしい気がました。少女への違和感から異変を察知し、結果的には少女を救いました。「まさか母親を?」と一瞬頭をよぎりましたが、毒の強い話ではなくてよかったです。
今回は大島美優ちゃんのまっすぐな目!これにつきます。例え演技だろうと、子供の無垢な目は大人の心に刺さります。あと、クズはクズらしく、あの俳優さんもクズっぷりの演技も良かったです。
久しぶりに「帰還」が流れて一気に涙が溢れました。
最近のは猟奇やサイコパスだったりインパクトだけに頼ったのが多く、もうネタ切れなんだなと思ってました。
ちょっとしたすれ違いや回避不可能な運命に翻弄されてどうしよもない悲しみに暮れる人たちを右京さんらが救うという「相棒」がまだ生きていたんですね。
最後のBGM「帰還」は、しゅうさんが仰っているように「この曲は、事件に関わった人が前に向かって進む時に流れる」曲だと私も思っています。前話が私的には救えない話だっただけに、この終わり方で良かった。(やっと時間ができ、2話3話を連続して鑑賞したので)
大切な人を突然亡くした時に、残された人達はどう生きるのか。右京さんが関わることで、闇に一筋の光がさしてくる。好きな内容です。
明菜ちゃんのお母さんへの誤解が解けてなによりでした。
今回みたいなの、好きです。初回はちょっとラストが悲しすぎて、、相棒らしいといえばそうなんだけど。。
子役が活躍する話に弱く、最後は泣きっぱなしでした!
シーズン18も期待できそうです(*^^*)
良い意味で、期待・想像通りに運ぶ話に、快感を覚えました。私も、亀山さんの頃の市井の人情話のテイストを感じて、懐かしく好ましく思いました。
狂暴な私はアキナちゃんが片桐を鉄棒でツンツンした時、「あー、いきなり殴りつけなきゃダメだよー」とヤキモキしてしまったのですが、アキナちゃんがあとで「わたしは人を殴ってしまった」と苦悩しないための脚本の優しさだと気付いて、恥じ入りました。
強面相手にギターを逆手に構える少女の図は、絵的にすてきだと感じました。
「あっと驚く真相」とか「深読みの推測」はニッポンノワールで楽しむとして、相棒では心の深いところに良くも悪くも響くような話を、個人的には期待しています。
予告編(文章の方)では田中裕子さんの弟の隆三さんが演じる鑑識の益子桑栄がメイン回?と思ったら前半に少しだけ出て終わりって・・・。
今回は大島美優ちゃん演じる秦野明菜が三浦誠己さん演じる島村裕之にさらわれたお話ではないけど、流石にドラマとは言え明菜ちゃん、ませすぎでは(特に前田織音ちゃん演じる明菜の妹・若菜の死因が急性心不全って普通の子どもはそこまで正確に言えるはずが無い)?
若菜の本当の死因を知ってるにも関わらず、中村真知子さん演じる明菜と若菜の母・香織が若菜に怒号を浴びせてる部分を明菜が見てしまったというだけで、母が殺したと思いたくなる気持ちはわかるが、そこまで憎まなくても・・・とは言え親子関係の難しさを顕著に表現した話でもあったように思えます。
若菜が眠るように亡くなったのがちょっと衝撃的でしたが、右京が明菜に言った「(若菜が亡くなったのは自分のせいでもあると思い込んでることに対して)もう自分のことを許してやれ、妹さんの分まで生きろ」という台詞と島村と明菜を最後に面会させたことによって、両者の心を解放させた場面は泣けました。
個人的にちょっと気になった点、笑えた点を幾つか。
・明菜の親指の深爪が現実問題あそこまで可能なのか
・しじみさん演じる島村の恋人・半井瑞穂の名前が某元お天気お姉さんと某国会議員(党首)を組み合わせた名前にしか感じない点(字も一緒)
・普通鍵のついたウォレットチェーン単体を床に引きずっただけで床にえぐれるような傷がつくのか(その上にそれなりに重い物を乗せて引きずらない限りあんな傷はつかない)
・ませてる割に伊丹の強面にたじろいで何も言えないでいる明菜
・右京に「子どもがいないのに明菜のことを理解できるはずがない」と指摘する伊丹に、「先輩もじゃないですか」と突っ込む芹沢
・未明の時間に秦野家の前で待ち伏せしてる特命係(結果的に明菜の命を救ったけど)
・10歳ながら亘の言った病理解剖の意味を理解してる明菜
最後に、本シーズンのオープニングは通常回と特番とでは若干異なるんですね。録画してたのを見比べてみて気付きました。
「辞書の神様」の神森脚本.今週もまさか妹が母に?と一瞬危ぶんだがそれはなかった.初回SPもこれまでの数々の作品を彷彿させる場面が散りばめられていたけれど全体としてこれまで見た事ない新しい作品に仕上がっていたのに比べ,今作は様々織り込みながら上手くまとめられて第1作「辞書」のような新奇作と言うよりは昔ながらの相棒(特に振り子が戻って亀山期)がちゃんと息づいている事を確認させてくれる作品.亀山時代から「少年と金貨」「神隠し」「マリリンを探せ」,最近では「少年A」「キモノ奇譚」等がすぐ思いつく.またサイドのストーリー作りではpreseason-1,「イエスタデイ」も重なってくる.どれも佳作だが,それ等にまさるとも劣らぬ出来かもしれぬ.「止まったまま時計が動き出す」のくだりは先週も言及した「カシオペア」の名シーンだが,ここは少々カシオペアの33年という時間が矮小化されて引用されてしまっている.
思い返すと相棒には少年や少女を描いた作品が非常に多い.
明菜のような「頭のいい子」(右京言)の心を侮ってはいけない.S.1の「目撃者」の少年を想起してみればいい.人は環境と天稟が整えば,言葉を習熟して少し経た小学生頃には,知識的な面ではほぼ世界を知り尽くし始めている.子供と比較して大人になるにつれより磨かれる可能性があるのは感覚だとか環境に適合した情報処理能力であって,言い換えれば他者と関わり世俗の価値体系に絡めとられるうちに,多くの人は幼児期における世界との関わりを忘却してしまう.忘却した大人の代表,捜一のお二人の前では明菜は平気で嘘を吐き欺く.「深爪」は自分の身体という他者への感覚は未熟だから大人以上に正直な身体の反応をコントロールできない現れ.
最も大切だつた妹の嘘が見抜けず,母や病気の事実を誤解したのも,逆にそれこそ明菜の心が裏面の真実を衝いている事の証左でもある.共働きの中で子育ての困難な社会の歪み自体真実で,妹が明菜に嘘を吐くほど恐怖と孤独にあったのが真実だったからこそ明菜が信じ明菜にとっても真実になり,それを救えなかった明菜の罪責もまた明菜の心の真実.空気と見て見ぬ振りが支配する大人社会の暫定的な取り決まり事が絶対の真実なわけじゃない.日本がいかに急性心不全で処理されて終わる,つまりは死因不明社会なのかは岩下脚本S.5「白い声」のテーマ.
男女差を余り持ち出したくないが女の子と男子は精神的成熟の仕方は大きく違う可能性はある.だが「アンテナ」や「黙示録」での神戸や官房長の言葉に表されているように,「小学生か!」の心を保っている「サヴァン≒右京」(「特命」.このあたりホームズと少し共通するところがある)はカウンセラーの資質じゃないが,多くの常識人の見えていないものが見えていて,多くの少年少女,加害者被害者を「すくって」きた.相棒の最重要なところの一つと自分は考える.
余談だがお犬様がよく取り上げられてきた相棒.物理学者と猫以来?チャーチルの猫好き,ヒトラーの犬好き,ナポレオンの猫嫌い。。。あちこちで言うように自分は犬に特別な感情が強い反面,猫は無関心,苦手.軒先きには住み着いるお陰でカラスやネズミよけにはなってくれてるけど.対偶をとれば「猫好きに悪い人はいない」=「悪い人は猫好きではない」,で必ずしも「猫苦手=悪い人」じゃないけど,言葉は膨らみを持っていて,まあ自分は悪い人なんでしょうね,猫好きから見たら?!
昨日、録画していたのを見ました。
とっても良い話でした。
お姉ちゃんが、
とっても頭が良くて、
とっても妹思いで、
でも、やっぱ、10歳だから、
お母さんの思いが伝わっていなくて、
でも、右京さんと冠城さんが、
よ~く説明してくれて、
最後の笑顔、
とっても素敵でした。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
おしまい
ハッピーエンド?で終わる名作でした。いや、子役の女の子の演技が見事。最後の病室に入ってくる時のさわやかな顔と今までの顔のギャップが。いや、それだけで涙をさそうものがありました。
前作のアンハッピーエンドも相棒であり、これもまた。今シリーズも毛色の違うたくさんの良作を期待しています。
序盤の益子さんの猫を返す時のシーン。根拠はないのですが、私も明菜さんの親指の爪に違和感を感じました。
大切な人(恋人、妹)を失い心を閉ざした、島村さんと明菜さん。島村さんは沢木を復讐し、運命を変えたいと思ったのかも知れません。何だかSeason4「ついてない女」の幸子さんを思い出しますが、結果的には幸子さん同様、最悪の結果だけは免れ、罪を償って、人生をやり直す事が出来る事が救いでした。
明菜さんも、島村さんのこれまでの出来事に共感し、復讐に協力と同時に、何かしら死に場所を求める姿が気になりましたが、結果的に右京さんから、妹の若菜さんの死の真相を知り、明菜さんの閉ざされた心が開かれ、前向きに生きる姿勢に向かうのが良かったと思います。辛い出来事を味わった二人が、再びやり直す決意に至るのがいいですね。
皆さんがおっしゃるように、明菜役の大島美優さんの好演が印象的な作品でした。
個人的には冠城さん入った頃から特にだけど右京さん達の演技にわざとらしさというか不自然さを感じてしまうのがあれかな~・・・。それに右京さんの明菜ちゃんへの切り込み方も無配慮というか、自分から付いていって~のくだりとか話が話なら(自身の推理を過信した)被害者へのセカンドレイプだろとか叩かれてもおかしくないような流れだし、そもそも妹ちゃんの死の真相についても結局確たる証拠は何もなかった・・・のに自信満々の推理だったり最近のノリがよくわかんない…(泣)。右京さんってもうちょっと無機質に淡々とズレた言動に走っていくタイプだと思ってたんだけど、歳を重ねて性格も変わったということなんでしょうかねえ。。。
すばらしい。相棒て、こんなに面白かった?
エンディングだけ聞いてたら、「右京さんの友達」を思い出した。
コメントすることを忘れていたので4話を見たついでに書いてみます。
本当に一言だけ、ユッキーさんが言いたいことをすべて代弁してくれていました。
「他の刑事ドラマならこれでも及第だろうけど相棒としてはちょっと」「子役の演技以外見どころがない」
以上です。
子役の女の子の名演がなかったらご都合主義のゴミ以下エピソードになるところだった。
ストーリーの雑さに呆れるタイミングで、女の子の光る演技が差し込まれるので、なんとか最後まで楽しむことができたと思う。
シンプルすぎる内容ですが子役の大島美優さんなど役者さんたちの演技がとてもよく、心に残る回だったと思います。
久しぶりに流れたBGM 「帰還」もとても良かった。
鑑識・益子さんのネコ好き設定もいかされていましたね。
ぜひともまた益子さんとネコが絡む話が観たい。
伊丹刑事がコワモテ・独身であることを本人に指摘する芹沢刑事など小ネタも楽しめた。
とはいえ確かに話全体的にはご都合主義的な感じや
セリフ回しなど違和感を覚える部分なども少しあったと思いますが。
たまにはこんなエピソードも悪くないと思えました。
脚本をつとめた神森さんの次の作品がとても楽しみです。
タイトルどおり、『少女』の存在がすべてになっている脚本で事件自体はあまりひねりのないものでした。
母親の「パート行ってくる」って言い回しも何だか微妙に古臭く感じて。普通なら「仕事」とか「バイト」とか伝えるのでは?
それでも最後まで飽きることなく鑑賞できてたのでけっこう面白かったんだとは思います。
大島美優さんの名演以外コメントしづらい作品。逆に言えば大島さんの演技はめちゃくちゃ良かったです。大人びた子供らしい静かな演技、真相解明シーンでの泣き演技、病室での笑う演技。特に最初のものは妹の死が彼女に与えた影響を伺い知ることができたし、泣くシーンは色んな感情が内包されていて素晴らしい演技だったと思います。あと笑顔のシーンは純粋に可愛かった。
ただそれ以外はあまり記憶に残っていないというのが本音です。強いて言うなら殺人のシーンの演出の仕方がかなりグロかったこと位でしょうか。文字通り「少女」が見所、逆にそれ以外見所があまりなかった作品でした。でもS18の中ではかなり面白かった方だと思います。
まだまだ幼い子供に誰も付き添う人がいないのが気になって、気になって、。
よっぽど貧乏な家庭で周りの人たちも気にしていないのだと考えればいいのかもしれないけど。
S18の中では佳作に入る作品ではないか?少女役の女の子の演技もとても素晴らしい。
権野監督の鋭いカメラワークで、緊迫感が伝わってきます。
そして、この作品で特によいのは、BGM。亀山期で頻繁に使われていた不気味なサウンドや「帰還」などが使用され、過去の作品の雰囲気を醸し出しているもよいところ。
最後の病院のシーンで島村は「止まっていた時間がようやく動き出した。」と言っていますが、このセリフ過去にも使われた記憶が。。。
私が思い出したのがS6の元日スペシャルでのラストシーン、犯人と右京さんが面会する場面です。このシーンで右京さんは、「あなたの時計を動かすときがきたのでは?」と発言していました。
全く別のシーンですが、悲しい過去と向き合いつつも、次の未来へ踏み出す言葉ですね。
いろいろと良いものが詰まっている作品ではないでしょうか?
話とは関係ないですが、相棒では、国際興業バスが登場するシーン多いですよね。w
大島美優ちゃんは凄くいいのだろうけど、
面白いと言ってる人はいかにも感動させる気満々の表面的でしかない展開に騙されてるだけ。
大島美優ちゃんの演技力、存在感に脱帽です。
いたいけな子どもが主人公だと、評価が甘くなってしまう年代なもんで(笑)
ストーリー展開はいい具合にベタです。いいですねー。こういうの大好物です。
悪いヤツは死んだり、殺人犯になったり。
島村は殺人犯にならずに済んだし、復讐しようとしたことを悔いる。
明菜の誤解は解け、明るい笑顔が戻った。
壊れた腕時計を見せといてからのー、「止まっていた時間が動き出す」ってベタな回収。
「妹の分まで生きてください!」なんてベタなセリフも許せるわ。
感動させる気満々の制作者の意図にまんまとハマれて満足です。
おじいちゃんおばあちゃんから子どもまで、”家族で楽しめる相棒”ってこういうことだと思う。
(ただし、あの殺害シーンは除く)
★★★★☆
杉下右京の個性: 8/10
冠城亘の個性: 7/10
その他キャラ: 8/10
小ネタ: 8/10
題材: 8/10
セリフ: 7/10
構成・テンポ: 8/10
カット・撮影: 8/10
音楽の使い方: 8/10
ストーリー: 7/10
総合: 77/100
神森さん脚本にしては纏まってる作品だと思うけど、
奥さんが殺された理由が曖昧なのがちょっといただけないかな。
金のことで変なやつらに絡まれてしまったとかそういう感じだったのだろうけど、ドラマとして説明を省くのはあまりよろしくない。
説明や描写を省くところと省かないところの区別をちゃんとつけてほしい。
訂正、奥さんじゃなくて正確には恋人だった。