脚本:輿水泰弘 監督:橋本一
ゲスト:勝村政信 宮澤エマ サヘル・ローズ 菊池麻衣子 木村佳乃 柄本明
テロ予告のあった旅客機は無事だったものの、サルウィン反政府運動のリーダー的存在だったアイシャ (サヘル・ローズ)が命を落とし、責任を問われた右京(水谷豊)は、謹慎を申し渡される。いっぽう、捜査一課では、脅迫されていた人間は、薫(寺脇康文)のほか、アイシャの親友ミウ (宮澤エマ)とその弟、外務省幹部の厩谷 (勝村政信)、サルウィンで人道支援を行っているNGOの幹部・尾栗江威子(菊池麻衣子)ら計6人いたという情報を把握。しかし、脅迫犯に関しては目星さえつけられていなかった。
う~ん、不完全燃焼でした。犯行動機が薄いし大事になり過ぎ。治安が悪かったサルウィンだからヒットマンに依頼すれば問題なかったのでは?シリーズを通しての敵になりそうにはないけど(笑)現実的ではないけど伊丹さんの土下座は好きでした。
あら、刑事部長はいい方の刑事部長(「亀山さんが知らない方の」)のままだったんですね。
つい最近まで戦争していた国に政府要人でも、サルウィン関係者でもない人がビザなし渡航できるの??ってところ以外は、まぁ納得できるできでした。
片山さんとの電話中に銃声が響くのかと思っていたけど、そこは不慮の事故なんでそうはしなかったんですね。
皆さんが心配していた復帰方法が、1警察官の土下座でしたね。
そして、本編より、予告編にニヤッとしてしまいました。
確かに動機は弱いし本当に右京さん大事なところはわりと妄想で、クリスの殺害とかは証拠はなんもない感じだったけど、トータルとしては良かったです。色んな意味で、そういう大雑把な部分も含めて昔の相棒に戻ったような安心感がありました。亀山の戻り方は、色々整合性意識して理屈こねくり回すんじゃなく、フィクションらしく、イタミンの土下座!それだけ!ていうのは個人的には大正解の着地だったと思います。
待ちに待った相棒新シーズンですが、なんだかあっという間の2週間でした。
いろいろ語りたい要素が多くて感想がとっちらかってしまいそうですが、とりあえず要点をまとめながらいくつか書いていきたいと思います。
まず事件そのものについてですが、前編では匂わせもしなかった要素をじゃんじゃん後出ししてなし崩し的にかたをつけたという印象ですね。
すべては厩谷の保身による犯行というのは正直何の捻りも意外性もなく、この事件は一体何だったんだろう?と思いたくなる肩透かし感を覚えました。
ただ事件そのものはお粗末な結末だったのですが、登場人物たちによる様々な謀略は非常に面白かったです。
鑓鞍の右京に対する思惑や相変わらず立場がフワフワしている甲斐次長、そして今回のキーパーソンであるミウの清濁併せ吞む大物感はかなりワクワクさせられました。
個人的にはサルウィンという政情不安な国をまとめ上げる指導者は聖母のようなアイシャよりも荒事も辞さない剛腕さを持つミウの方が相応しいように思えましたね。
亀山は「花はひとつしか咲かずそれも散ってしまった」と落胆していましたが、本当の意味でサルウィンに根差した花はミウのようなワルドフラワーのことなのではと感じました。
というかクリスとミウのきょうだいたちのやり方は亀山よりも亀山の友人である兼高やそのバックにいた瀬戸内のやり方に近いものでしたね。
そして本命であった亀山の警視庁復帰の件ですが、まさかの土下座外交だったとは(笑)
イタミン亀のこと好きすぎですね。とりあえず嘱託職員という形のようですが、今後そのあたりもどう変化していくのか楽しみです。
あと小ネタ的な部分では20数年ぶりの「いじめないでくださいね?」発言や美和子スペシャルなど美和子関連のものが目立っていてよかったですね。
亀山くん、特命係復帰おめでとう(*`・ω・)ゞ
今回もあっという間の1時間、亀山・伊丹のイチャコラはやっぱ良いですね(*゚∀゚)=3
あの、ピンクのスープがまた出てくるのを楽しみにしてます( ´艸`)
後編の今回ですが、犯人はミウさんでは無かったですね
。
諸悪の根源は厩谷さんでしたか。
内容としてはなるほどな〜って感じで良かったとは思いますよ。
それにしても伊丹さんの力でまた特命に戻るとは亀山君らしいですね~、思わず笑ってしまいましたよ。
あと最後に「こでまり」でまさかの美和子スペシャルの話をオチにするとは、輿水さんらしいですね。
今回も僕は面白かったと評価します。
さて来週は「逃亡者 亀山薫」
せっかく特命係に戻れたのにいきなり波乱が起こるんですね~亀山君は。
非常に楽しみです。
亀山とミウの関係性はかなり面白かったです。ミウは亀山にとっての亨、ダークナイトですよね。右京と亨についてはもう描きようがないですが、亀山とミウについては、右京と亨が果たせなかった、正義を教える者と暴走した正義(…なのかな、ミウは)の対決の物語をしっかり帰結させてほしいです。
ただ、正直初回からも感じてましたが、ミウと亀山の絆の描写が弱くて、イマイチ感情移入できなかった気もします。ミウに「何を企んでる?」と言ってたシーンなど、完全に刑事の顔なんですよね。13年間刑事ではなく教育者だったからこそ、そこは教育者として向き合って欲しかった。何ならサルウィン時代の回想シーン入れても良かった。
途中までミウも根っからの冷酷な人間で、亀山のことなど一顧だにしてなかった風に見えてしまってました。最後、亀山の肖像を眺めてたので、きっと彼女なりに思うところがあるのでしょうが。
…って書いておいて、ミウが今回限りだったら笑うw きっと今後も縦軸として続く…はず…?
雛子「失礼しちゃうわよね~妄想モンスターなんて」嫌味にも聞こえますが、いつもあることないこと書き立てられてる者同士、意外と素直にシンパシー示してるのかも。まあ、今回の鑓鞍みたいに政治家、特に雛子はいつ掌返すかわかったもんじゃありませんが…
ただ、政権に仇なす者として古巣の与党に敵視され、無所属で闘っている雛子はいまや立派なはぐれもの、右京側の人間なんですよね。そこが因習側にいる鑓鞍との大きな違いで。やっぱり前シーズン最終回でも書いた「警察側の因習打破を右京と社(内村も?)、政界側の因習打破を雛子が担っていく」という展開はアリなんじゃないかな~なんて。甘すぎる観測かなあ。
峯秋について。
昔の(語弊があるかもしれませんが)冷酷だった右京が、亨を見捨てず「僕のもとにいながらむざむざ渡ってはいけない橋を渡らせてしまったことを悔いている」と答える様な人間になったのは亀山との日々あってこそなので、峯秋としても亀山の存在には深く思うところがある、感謝の念すら抱いてるんじゃないかな。
今後の峯秋と亀山の交流も楽しみです。
真相はアイシャと厩谷が父娘という。めちゃくちゃいかにも輿水脚本だな~
いいんですが、これは肩透かしと感じる人多そう。「カナリアの娘」とか、新相棒でのシーズン初回は父娘もの率高いような。
ラスト、お馴染みのメインテーマで帰還は最高でしたね!!「お願いするときは土下座一択!」みなさん、きっと峯秋が絡んでくるのは予想してたと思いますが、伊丹がやってくれるとは…!
(ただ、窓からあの二人が覗いてたらきっともっとアツかったんだろうな…昔との違いにちょっぴり哀しい気分になってしまいました)
課長と亀山との再会シーンは欲しかったな。最初からいきなり特命係に2人でいましたが。
まあ、各キャラと亀山との再会をいちいち描かずにテンポよく事件の捜査に入っていったのは良かったと思います。ただ、課長との再会だけは見たかった…
BGM「臨場」これが流れたのは燃える!!これって亀山のテーマみたいなものですよね~ぜひ次回以降も流して!!
「暗躍」も久しぶりですね。自分は浅倉のイメージが強い曲ですw 28年前の忌まわしい秘密が明かされる展開によく合ってました。
先回書き忘れてましたが、オープニング。正直、アレンジとしては神戸期っぽいんですよね。でも、なつかしさあって良いアレンジだと思ってます!
不完全燃焼でのストーリーだったけど、面白かったです。とくに伊丹さんが亀ちゃんに警視庁に残ってほしいという本音の気持ちが良かったと思う。勝村政信さんのセリフが何気なく怖いイメージが出てきてしまった。そこが残念な気持ちになってしまったとしか言えないです。アイシャちゃんとミユちゃんの対立関係がより一層高まると思う。犯人像はやはり外務省の職員がやった仕業が今回の証拠になった。右京さんの禁則事項が浮き彫りになったところが、一番びっくりしました⁉甲斐さんも衣笠副総監のおりを受けて、大変な騒ぎになってしまった。少しは右京さんも反省して欲しいと思いますね。次回が亀ちゃん容疑者になっちゃう!!そこも楽しみにしていきたいと思います。
事件の解決が、最近の相棒のパターンでスカッとしなかったのが残念です。それより、やっぱり、相棒の世界は時は経つけど年は取らない、サザエさんの世界だと思いました。現実は14年経ってるけど、相棒の世界では6年ぐらいしか経ってない感じですね。だから、感動の再会シーンがないのかと思ったし、部長も課長も役職が変わらないのかと。かと思えば、アイシャが卒業生ならば14年経ってますね。色々矛盾があるので違和感がありますが、薫ちゃんが特命に戻ってきて嬉しい。これからも相棒ファン続けます。
すみません、もうひとつどうしても書きたかったことを追記させてください。
亀山が最後にミウと一切言葉を交わさずに自身の肖像画を外しながら去ってゆくシーン、あそこがとてもよかった。
サルウィンがこれから国際社会で生き残るためには綺麗事だけではやっていけず、ミウ自身も汚い手段だって辞さないという覚悟を決めた以上亀山夫妻という理想主義者はもはやサルウィンにとって必要ないどころか邪魔な存在になってしまった。
しかしながら大恩ある亀山たちにはできうる限りの経緯を表したい。その結果がペルソナ・ノン・グラータの発動ということだったのでしょう。
でもあの場で何も言葉を発することができなかったのは、やはり結果として亀山の期待に応えられなかった・裏切ってしまったことへの後ろめたさもあったのじゃないかと感じました。
皆さんもおっしゃってますが薫ちゃん復帰がイタミンのお陰なのは、正解だと思いました。視聴者を理屈より気持ちで納得させるという意味では、右京との再会シーンと対を為してますよね。お帰り〜!
事件に関してはちょっとペース配分が悪くて勿体無いというのが正直な感想です。事件の真相はややこしくなく、厩谷の動機とかより事後のミウの対応こそが今回の肝だと思いますので、そこに時間を割いて欲しかった。
”ペルソナ・ノン・グラータ“の元々の意味は”好ましからざる人物”とか“受け容れ難い人物”ですから、今回のミウとサルウィンにとって表のそれは亀山夫妻でも、真の“ペルソナ・ノン・グラータ”は厩谷な訳です。ミウがアイシャを死に追いやった厩谷を庇うフリをしてまでサルウィンに連れ込んだのは自分の手の内で確実に始末する為、薫ちゃんと美和子さんを国外退去にしたのはそんな自分の所業を恩人に見せたくない為─ですからそこに至る薫ちゃんやアイシャへの心情が最後にもっと見えたら、切なくもグッとくる感じがアップしたと思います。勿論、薫ちゃんの肖像を見つめてたり、『私はアイシャほど慈悲深くない』という台詞で表現されてはいるんですが、そこに割かれた時間(テンポ)が他のシーンとあまり差別化されていないので、何となく流れて埋もれてしまってるんですよね。そこが勿体ないなと感じた次第です。
それにアイシャとミウの関係を美和子さんはライバルだと言ってましたが、外から見てるといがみ合っているようで実は互いを深く思いやっている関係だと考えれば、まさに薫ちゃんとイタミンと同じなんですよ。ですからミウがアイシャについて例えば「あのコは昔から正し過ぎて甘過ぎて腹が立つコだったけど、私の隣にいなきゃいけない存在だった」と語って「絶対に厩谷を許さない」と心情を吐露するシーンがあれば、ラストのイタミンのシーンと重なってエモーショナルなエピソードになったのではと思います。
面白かったです!
事件そのものに関しては隠し子に焦った厩谷の暴走といった突拍子もないことでしたが、それ以上にレギュラー・準レギュラー陣の絡みが良かったです。輿水さんの興味もそちらの方向にシフトしているみたいですし…。ミウが犯人なのかと思っていましたがまさか最後にダークナイトに。予告編であった”私はアリシャのように慈悲深くない”がそういう意味だったとは!肖像画を取りに来た亀山くんとのシーンではお互い思うことがあっての無言なのでしょう。右京さんもカイトくんで同じ経験をした、お互い傷を負った者同士今後どのような進展があるのか。
そして注目の亀山くんどうやって特命係に復帰する問題は、まさかのイタミンの土下座。最高でした。
右京さんと冠城くん。
このツーショットに慣れたせいか、右京さんと亀山くんのやり取りに、まだ少しぎこちなさを感じています。
今後、1話ずつ、2人のバディ感が増していくのが、楽しみでなりません。
ついに亀山相棒が始まりましたね。
本当に嬉しいです^ ^
今回はサルウィン絡みの内容なので、壮大になりそうだけど、上手いことまとめて復帰までもっていったと思います。
毎回脚本に賛否ありますが、私はこれだけの脚本書けないので素直に面白かったですよ。
色々な意見ありますがみな相棒ファンなので、仲間ですしね。
楽しく今期も色々な意見を聞きたいと思ってます。
美和子の料理思い出して笑った方は相棒大好きな方々ですね。
あ、もう一つだけ…視聴率ずっと下がらないといいなぁ。。
あまりぐちゃぐちゃ書かず、来日を機会に平和派閥のアイシャと暴動派閥のミウが争い、ミウが手を下しても話には違和感は全くない。むしろスッキリしたのでは?外務省の人の設定必要でしたか?ミウがペルソナ、ノン、グラータ出来たのはあのあと王族をむしりとれたということですかね。ストーリーはいまいちだし、右京さんと亀山の意気がちょっとあってない気がします。新キャラのハジさんは好きです。美和子さんがこてまりもいいアイディアだと思います。やっとほっこりします。ただ、したたかなやり手女将に美和子さんついていけるかな?
感動、涙!
テレビ朝日を視聴率トップに導いた初代相棒、静と動。
音楽も、初代のイメージで、最高!
美和子スペシャル懐かしい。
涙、涙、涙。
もう視聴率だけじゃない、単なる刑事ドラマでもない、
ヒューマンドラマ、相棒。
奇跡の復活、薫ちゃん、美和子、がんばれ〜!!
右京のクールさ、イタミンも実は、嬉しそうだ!
亀山薫が帰ってくるという一大ストーリーを、サルウィンから来日した国賓としたこと。
そこに民主活動家の代表を死なすという事件を加えて刑事ドラマにしたこと。
アイシャとミウの関係性など、この2話の目的は事件解決というより、とにかく亀山薫不活だったという結論に感じました。今回の事件はまだ続きがあることは明白だし、次のスペシャルでということなのでしょうね?
そして人物の復活だけではなく、BGMも美和子さんの「いじめないでくださいね」も「美和子スペシャル」も一気に復活させるという。過去を知っている人にしかわからないことを出してくれましたが、ちょっとここはウケました。
まさにこの2週間は、「スタートに戻る」だったように感じています。次回以降も注目したいです。
動機はともかく事件の流れは想定内というか普通でしたね。アイシャの父親が厩谷さんだったとは驚きました。
終盤サルウィンで厩谷を追求してる時の音声がなんかガサガサしてて聞き取りにくかったかな、、、。
終盤の伊丹&亀山の絡みと美和子スペシャルのくだりは何回でも見れるなあ。
見てる時は面白く感じてたのですが、今になって考えるとストーリーは少々しょぼかったような。その割には満足度は高く、不思議です。亀山くんの復帰が甲斐さんの特権による、という捻りなく単純だったのがよかったからでしょうか。それも伊丹の土下座からって、何という素晴らしさか。
厩谷は小物のくせに、巨悪かのような逃亡っぷり、まさか今後も出てくるのかと思ったら、小物っぽくあっけなく退場でしたね。死んで良かったというのも問題ですが、もう厩谷は見たくなかったのでいい着地だと思いました。
今回のストーリー、本編よりもイタミンの土下座が胸熱で印象に残りましたよ。
対面すると悪口しか言わないクセに、やっぱり亀山薫のことは好きなんですよね。こういうのを「戦友」と呼ぶのかしら。イタミンの良いところが際立ちました。
あと、ストーリーよりも「アイシャとミウの関係性」について考えさせられました。
変な例えですが、アイシャはいわば織田信長、ミウは徳川家康みたいな位置なのかなと思っちゃいました。
ミウを演じた宮澤エマさん、秀逸でした。
亀山薫役の寺脇康文さんが、ただ14年間相棒に関わっていなかったというよりは、その間キチンとサルウィンでの日々を重ねていたという現実味を感じさせるお芝居をなさっていたのに感動しました。長いブランクを経て尚、ちょっとした仕草や歩き方や笑い方がちゃんと「年齢を経た亀山薫」になっていましたね。役者さんって凄いです。相棒がこの二人のコンビで有終の美を飾る時まで、見守り続けたいと思います。
亀山を降板させる為の無理矢理な設定だったとはいえ、杉下や警視庁や日本を捨ててまでサルウィンへ正義を教えに行かせた経緯を全部台無しにしていて悲しかった。教え子を自殺に追い込んで、サルウィンから退去させられて、仕方なく日本に戻って警察官に復帰するなんて、亀山のサルウィンでの14年間を何だと思っているのだろう。
あと女性への性的暴行やそれによる望まない出産を安易にストーリー展開の為だけのネタ消費しないでほしい。とても気分が悪い。昨今の中絶問題と絡めて問題提起するくらいでないと描写する必要性を感じない。
アイシャやミウを育てたのはほかでもない亀山君です。今回失ったもの以上のものを彼はサルウィンに残してきたはずです。ですから彼の14年が無駄だったなんて悲しいことは言わないでください。国外追放もミウなりのケジメだと私は信じています。
取調から一転、旅客機内で横暴な態度をとる厩谷のシーン。明らかに日本人以外を低く見ているのが端的に表れていて秀逸だった。彼ならアイシャにもその母親にも卑劣なことを平気でするだろうなと納得。残念ながら現実にもこういう人たちがいるんでしょうね。
1話よりテンポよく楽しめました。そうだ、薫ちゃんと右京さんはよくこうやってよく言い合ってたなーって。懐かしく思いました。
新キャラともすぐに馴染む薫ちゃんは相変わらず社交的だなーと。
特命係の復帰はまさかのイタミンの土下座w
これから通常回が始まります。そちらのほうが個人的に楽しみにしています!!
外務省幹部の勝村さんは、
最後、宮澤エマさん(たち)に殺された、
ってことなんでしょうけど、
ドンパチやって、確かに「殺した」「殺された」
っていうシーンは、なかったですよね~?
ひょっとして、ひょっとして、
元日スペシャルとか、
シリーズ後半とかで、
勝村さんは生きていた!
ってなことは、、、
ないかしらね?
まさかの亀山薫、相棒としての復帰とは。(何らかの形でドラマに登場するというのは、伏線があったのであると思っていたのですが)思ってもいなかったので驚きました。
が、薫ちゃんは薫ちゃんでした。右京さんに単純に嫉妬し、右京さんが失敗すると喜び、すぐ行動して失敗し、涙もろく情に厚い。右京さんとは真逆なので、いやあ、涙腺を刺激する作品が多く登場する気がします。
伊丹が復帰に一役買っているというのも、いいですねえ。謎として、外務省の厩谷?さんが殺されるシーンがなかったのは、今後につながるのでしょうか? 美和子スペシャルとか、「いじめないでね」発言とか、いやあ、懐かしく 楽しく視聴しました。今シリーズも楽しみです。
一連の事件の容疑者は、厩谷さんでしたが、真の黒幕はミウさんではないかと思います。結果的に利益を得たのも彼女だけでしたね。
作中には出ませんでしたが、厩谷さんは、マッサージ?を受けた直後に(ミウさんからの依頼で)銃殺されたものと思います。
国外退去命令を受けた亀山さん夫婦。学校の教室に飾られた亀山さんの肖像画を外し、なんともやりきれない表情が印象に残ります。
ただ、サルウィンのお話は、今後また取り上げられるものと思います。
相棒でよくみられる後味の悪い結末でしたが、日本に戻り、あのような形で特命係に復帰する亀山さん。その復職ために尽力した伊丹刑事の男気あふれる行為がとても良かったです。
前半が不自然で無駄の多い展開だったのに対し、後半は一転して普通の流れのように思えましたが、やはり無駄は多かったと思います。すっきりと1話でやれた内容だったのではないでしょうか。書いた人が超法規措置だらけの設定に酔っていたのか、亀山復帰で力み過ぎていたのか、その辺りなのでは。見ているほうも過度な期待をしていたことを差し引いたとしても、あらゆる意味でもう21シーズンなのねと思った次第。
いい味出していたのはいたみんの土下座一択で、最後に伏線が回収されたのはよかったと思います。あとは、ペルソナ~の言葉の意味が結局そういうことだったとは、これはいい意味で裏切られてよかったです。でも、そこだけですかねえ。
とても楽しめました。
何より、亀山薫さんが相棒復帰というだけで感無量。
ところで、美和子さんの「いじめないでくださいね」が、
懐かしい、というのがわかりません。
どこで出てた分ですか?
美和子スペシャルは二回出てますよね。笑えました!
亀山薫子さん、
美和子の「いじめないでくださいね」は、たぶん最初のPre-season1ぐらいに有ったと思いますよ。
その後、右京の足を思いっきりカカトで踏んづけてましたから。
概ね感想や意見も出尽くしてるところですけど、私は面白かったです
この数年のパターンとして初回や最終回が連続ものになるのはわかりきってますから、前編で出てこなかった事実が明かされていっても素直に受け止めて見てましたよ
後出しジャンケンみたいな書き方されてる方もおられますが、相棒に限らず全てのミステリーは多かれ少なかれそういう感じになるのは仕方ないと思います
亀山がレギュラーとして、タイトル通りの相棒に復帰するプロセスも問題なかったです
サルウィンに夫婦揃って戻れなくなってしまったのは彼にとっては忸怩たる思いもあるでしょう
ミウ、サルウィン絡みは今期最終回の前後編でやるのかもですね
その時は鑓倉も絡んできたりするのでしょう
ストーリーがどうだとか、あれこれ書いたところで今回は伊丹の土下座とその後の微笑みが全てを持っていった初回の前後編だと思う断言できます
今後、亀山を初めて書くことになる脚本家の皆さんの作品がちょっと心配ですけど否定的な見方ばかりしないで、フラットな目線で楽しみたいです
厩谷のやったことは、”そんなことのためにそこまでする?”っていう訳のわからなさだし、
厩谷の自白もなく、逮捕もされず、確たる証拠もない推理だけでおしまい(だから妄想なのだが)。
あまりスッキリせず、不完全燃焼ぎみ。
”妄想モンスター”とかいうダサい呼び名が、ストーリー上の開き直りあるいは言い訳にしか思えず、
悪い意味でズルいなと思った。
肝心の亀山復帰の件は、伊丹の土下座(笑) それやられちゃ、誰もケチつけられないじゃん。
良い意味でズルいなと思った。
終盤は、「親父の小言」「いじめないでくださいね」「美和子スペシャル」と、
往年のファンをニヤリとさせるネタをぶち込んできて、”亀山復帰祭り”って感じでテンション爆上がり!
★★★★☆
どなたかも仰ってましたが、ぼくも薫とミウの関係がもう少し細やかに描けていたらと感じました。
ミウの「嫉妬」がどのようなものであったのか。。。とか。
一言で言って駄作
初回の違和感だらけ・スパムメールに右往左往の内容から全く軌道修正出来ずに非常に残念な内容
それどころか登場人物の「およそ普通の感覚からかけ離れた行動」が多すぎて全く話に現実味がない
恐らく主眼に置かれたのが「如何にして亀山を復帰させ、かつサルウィンに戻らない・戻れない状況を作り出すか」で、それを起点に後付けで本筋をたててしまったためにこの非常に不自然な内容になってしまったのだと思う
それならそれで革命→革命の貢献人物来日中再クーデター→新政権の意向で亀山夫妻再入国不可(ペルソナ・ノン・グラータ)くらいの方がまだ現実味がある内容だった
総合評価は星1
一話二話は欠番し、「なぜか亀山復帰した」くらいの気持ちで今後は視聴しようと思います
確かに事件はショボいんだけど
勝村政信の決着とか作り手側が初期の相棒を確認してる気がした
本格的に進むのは次回からかな
面白かったー!!!
こう言っては何ですが、本筋よりまずファンサービス特盛りでお腹いっぱいになってしまって困りました。
国賓の亀山くんと右京さんの再会、伊丹さんに芹沢さん、出雲ちゃんへの紹介。
どこまでもマイペースの片山先生、カオルと言うから女だと思ったとぼやく鑓鞍先生。
何かあるごとに「国賓ですw」と言ってしまう亀山くん。最後の美和子スペシャルまで、これでもか!と昔からのファンを喜ばせる展開でした。まるでファンのパスティッシュがそっくりそのまま公式で放映されているようで、ついストーリーから思考がとんでしまいました。
が、本筋も中々に重くてきつかった。一話ではアイシャの付き人のようだったミウの、二話ラストの存在感は凄かったです。個人的な解釈として、ミウにアイシャへの愛憎はあっても殺意はなく、ラストの行動には復讐の意図があったと感じました。いつかアイシャを超えて、自分が上だと認めさせたかった。だけど厩谷のせいで永遠にそれは叶わない。ミウの心の動きに全く気付かない厩谷のキャラ造形もリアリティがありました。まして祖国の女をゴミのように扱った男が本当に受け入れられるわけがないのに、それが分からない厩谷の鈍さが、「ああ、こういう人いるだろうな」ともの哀しく納得できる展開でした。
亀山くんの10数年が無駄でなかったことは、最後のミウとの邂逅シーンが表していると思います。彼女は彼女なりに、亀山くんの教えた正義と自ら命を絶った親友、そして祖国を豊かにするためだけに散った兄弟の心を携えて、これから大きくなるのではないでしょうか。
秀作でした。
放送からしばらく経っての投稿。
早いもので今シーズンも後半戦。
さて、亀山くんが嘱託職員として特命係に復帰する後編。
私個人としても、なかなか面白かったと思います。
演じているのが勝村政信さんという時点で一筋縄ではいかない気がしてはいましたが
過去にアイシャさんの母親を凌辱、
実の娘であるアイシャさんに墓前で母親に詫びてほしいと言われても拒否、
自分の手に持ったコードでアイシャさんの首を締める、
そればかりか過去の事実が露見されないようにとアイシャさんを自殺に追い込む、
その事を知ってサルウィンへの協力を要請してきたクリス・ガルシアも殺害、
と外務省アジア大洋州局次長であった厩谷琢が想像以上のクズ野郎だったという展開に持っていくとは思わなかったですね。
この後編にて殺害されたクリスがアイシャさんから託された出生の秘密や母親の墓参りをさせてほしいというお願いを綴った遺言を利用し、
厩谷琢にとっての脅迫者となっていたというのも思わぬ展開でした。
気になる点があるとすれば、
ミウさん、クリス・ガルシア、厩谷琢以外の容疑者だった二人があまり事件に関わらなかったことと、
「テロ予告や脅迫メッセージを送ってきたのが厩谷琢だという可能性をアイシャさんは一瞬でも考えなかったのか?」という部分でしょうか。
とはいえ、飛行機に乗り合わせているサルウィン関係の方々が全員人質になったと思い込まされ、
その乗客の家族であり使節団の歓迎パーティーに参加していた人物が厩谷琢以外にも、
大勢いる状況となると冷静な判断をするのは難しかったかもしれませんね。
何より高潔すぎて聖女のようだったアイシャさんには、外国人のことを奴隷のように扱い、そこそこの立場にいるのをいいことに偉そうにする厩谷琢のような人物の
思考回路が微塵も理解できなかったのもありそうですし。
しかしながら、一番記憶に残ったのは宮澤エマさん演じるミウ・ガルシアさんのキャラクターでした。
命を落とした弟のクリス・ガルシアに代わって、
厩谷琢を恐喝、
右京さんたちの前では厩谷琢と友好的な関係を結んだように見せかけて厩谷琢を油断させ
サルウィン国内で確実に処刑できるように仕向ける
など
感情を表に出さないものの、
自身にとって先生である亀山くんに美和子さん、
嫉妬していた相手だったものの自ら命を経ってしまったアイシャさん、
厩谷琢を下手に脅迫して命を落とした弟のクリス
自分にとって家族だった者たちへの複雑な思いと、
強かさを感じ取れてとても良かったです。
おそらく「今後はサルウィンに関わらないでほしい」ということと「巻き込みたくない」という二つの意味合いを込め
敬意を払って亀山くんと美和子さんにペルソナ・ノン・グラータを言い渡し、
高潔で聖女のようだったアイシャさんとは違う冷酷さも持ち合わせたサルウィンでの新たな指導者となる覚悟をしたであろうことを思わせる展開がまた
いかにも相棒らしかった。
亀山くんや美和子さん、そしてアイシャさんとの過去をもっと描写したら、
更に深みが増したような気はしますよね。
それでも、亀山くんがアイシャさんに描いてもらった自身の肖像画を持ち去るときに、
言葉をかわさずに別れるシーンはかなり印象的でした。
次に、準レギュラーである方々の動向で気になったことと言えば
まず鑓鞍先生が「妄想モンスター杉下右京」という見出しを手配していたというのは興味深かったですね。
面白いから友好的に接したいとは思いつつも
鶴田官房長官をはじめ、手を汚している権力者を次々と失脚させてきた杉下右京という人物から牙を向けられないようにもしておく行動をとるキャラというのは
また新しい感じがしました。
そして
社さんは、強かな女性キャラということで
右京さんら男性陣と敵対関係になりそうな雰囲気が今回で強まった気がしました。
もしそうだとしたら当然のごとく社さんと複雑な関係性である冠城くんもまた重要キャラですね。再登場はいつになるかな?
そんな社さんとは、逆に片山雛子議員は特命係の敵感が薄れてきてる気がしますね。
妄想モンスターの件といい、厩谷琢に日本へ戻ってくるよう促していた行動が同じところといい、割と友好的?
そんなこんなで14年ぶりに亀山くんが帰ってきた特命係とレギュラー陣の方々がどうなるのかますます気になるところです。
亀山くんが舞い戻ってきたということで小ネタのほうも
文句なく面白かったですね。
・亀山くんの熱血ぶりと右京さんの馬耳東風ぶりに困り果て、角田課長に愚痴をこぼしていた甲斐さん
・「ミセス世界平和」と呟く内村刑事部長と、
衣笠副総監から饅頭を渡され内村刑事部長のコントロールをお願いされる中園参事官
・亀山くんに「大人しくして」と言われ、傷ついたらしい右京さん
・事件解決のために土下座、警察官復職のために股くぐりを伊丹刑事に命令されて、普通にやろうとした亀山くんとそれに怒る伊丹刑事のやりとり
・出雲さん「物は試し!直訴おすすめします!」
芹沢刑事「先輩の知ってる内村部長は、もう死にました!」
・亀山くんと土師っち
・取調室での、出雲さんと芹沢刑事の連携プレー
・「妄想モンスター杉下右京」というネーミングに動じないばかりか自分の口から「妄想」という言葉を連呼し逆手に取っていた右京さん
・伊丹刑事の土下座と甲斐峯秋さんのはからい
・美和子「薫ちゃんのこと、いじめないでくださいね。」
・久々の美和子スペシャルという言葉からの、右京さんと亀山くんの「あれはまずいですねぇ。」「あれはまずいですよぉ!」
それに加えて
亀山くんが「開花したのは一輪だけ、それももう散った。何のために俺たち、、やってきたこと無駄だったのか?」と嘆いているところに
右京さんが「無駄だったなどと思ってはいけません!
思った瞬間、全て無意味になってしまいますから。」
と言葉をかけるシーンも良かったです。
亀山くんがサルウィンに14年間尽くしてきたことは決して無駄ではなく成し遂げたものがあると間違いなく思えます。
間違いなく見どころは多かったですね。
最後に、
亀山くんが右京さんと握手する前に手をジャケットで拭う仕草を見て、「午後9時30分の復讐~特命係最後の事件」にて、川端蘭子さんと指切りをしていたシーンを思い出しました。
訂正します。
内村刑事部長が呟いていた言葉は、「ミセス世界平和」ではなく「目指せ世界平和」ですね。
入力ミスしちゃったみたいです。
皆様も仰るように、宮澤エマさんがとても良かったです。
ミウ・ガルシアの再登場を楽しみにしています。
よかったのは、イタミンの土下座一択、先輩の知ってる内村部長はもう死にました、ぐらいかな。
事件自体はアイシャ自殺もクリス殺人も状況証拠のみで、そのまま逃げ切られているのでなんかモヤモヤする。
それに殺人動機のために、厩谷の髪の毛を手に入れる方法もグレーゾーンで、杉下さんの事件を解決するためなら何でもありの悪い部分が出ていて面白く無かった。
厩谷が最後にどうなったのか描写されていないのもよくない、新聞の片隅が少し映るぐらいの演出が有っても良かったと思う。
あと、アイシャがリーダーなのはわかるのだけど、ミウはどのレベルの存在なのかわからないのもよくなかった。最後のほうで亀山夫妻に「ペルソナ・ノン・グラータ」をしたのはミウの指示なのかと思うけど、そんなに権力を持っていたのかという感じ。
鑓鞍先生が、杉下さんの妄想モンスターの記事を流していた件は今回はあまり意味を持たなかったので、この先次第ですかね。
特に大きな破綻もないストーリーにモヤモヤする結末と相棒らしさに満ちた初回スペシャルだったと思えるから個人的には好評価。
駄作という印象を持っている人が半数くらいいるのに驚くくらいには。
亀山夫妻が日本へ帰国する経緯に納得できないと感じた人が多いのかな。