脚本:瀧本智行 監督:権野元
ゲスト:阿南健治 池谷のぶえ 有薗芳記 おぼん・こぼん
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、泥酔して路上で寝込んだ男性から財布を盗んだ中年男(有薗芳記)を逮捕。男は、のらりくらりと素性を隠すが、所持品から思わぬ物が。それは1か月ほど前、河川敷で他殺体となって見つかった、伊藤(阿南健治)という男性の財布だった。捜査を担当していた県警によると、遺体の身元が分からず、捜査が行き詰まっていたという。右京はそこで気になる情報を耳にする。
脚本:瀧本智行 監督:権野元
ゲスト:阿南健治 池谷のぶえ 有薗芳記 おぼん・こぼん
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、泥酔して路上で寝込んだ男性から財布を盗んだ中年男(有薗芳記)を逮捕。男は、のらりくらりと素性を隠すが、所持品から思わぬ物が。それは1か月ほど前、河川敷で他殺体となって見つかった、伊藤(阿南健治)という男性の財布だった。捜査を担当していた県警によると、遺体の身元が分からず、捜査が行き詰まっていたという。右京はそこで気になる情報を耳にする。
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・なんか、もうしっくり相棒の2人ですね~~。それほどギャップを感じさせない右京さんもすごいが、薫ちゃんが凄すぎる!いたみんが楽しそうで何より( ´艸`)米沢さんとの邂逅、マーロンやぎさんとか、いろいろ再開してほしい人が(*’▽’)
・効果音の付け足しがわざとらしくて浮いている気がします。
・さやさん、芸人さんがたがそれぞれに「味」があることが分かり、唸る!
・今期の脚本は☆3だな~と思うことと、毎回最後の最後にジーンとくることは変わらないな~。
ホント、今シーズン外れがないですね。
最後の一行で謎が解けて終わるミステリが大好きなので、今回も面白かったです!
ストーリー上千葉県警との確執は必要なのか?とかはありますが、『出オチ』も効いてるし、右京と薫ちゃんが生き生きしてるカンジが全編に漂ってて、細かいとこは吹っ飛んで楽しめます。
イタミンの妄想シーンとか、スタッフも楽しんでますね。
ただひとつだけ、僕は住んでるのがまさに江戸川のそばで週末は毎週少年野球のコーチで河川敷にいるので、“ヨネクラシステム”が現存しないのを知ってて気になっちゃって、オチに関わるのかなって気が付いてちょっと損しました。何も気付かずに観た方が、ラストもっと『おおっ』てなれたのに…
いや~なんというか……超ド直球につまらない回でした。
前回のコメントでどなたかが「相棒で芸人がテーマの回といえばトラウマ級につまらなかったスポットライトを思い出す」的なことをおっしゃってましたが、まさにその悲劇がまた繰り返されたという感じですね。
そもそもこれ内容だけ見たら相当に悲惨な話なのに全体的にコメディタッチで進んでいくからなにかちぐはぐな感じがするんですよ。
イタミンが死体になってるシーンとか、あとラストのネクラシスとか、不謹慎なギャグを何度も見せられてるみたいでいささかウンザリしてしまいました。
ベタなツッコミを入れるなら「人が死んでんねんで?」と言いたくなります。
あとあのやたら攻撃的な千葉県警の人たちもなんのために出てきたのかよくわかりませんでしたね。
瀧本氏が脚本を担当した回は「操り人形」以外全部好みではないので自分には根本的に合わない人なのかもしれません。
今回は…
伊丹の死体役にビックリ!
と
右京が地べたに横になって立ち上がった後、さりげなく汚れを払ってる亀山くんにほっこりしました(^・ェ・)b
今回はまさか最初に捕まったホームレスが真犯人とはわからなかったですね~。
伊藤さんが笑って死んだ真相が最後のオチとは、失礼ながら僕も笑ってしまいましたよ。
ヨネクラシステムの看板ライトが点滅して、ネクラシス(根暗死す)とは。
それにしてもあの会社の社長といい、千葉県警の1課の刑事たちといい、ちょっと嫌な奴らが出てきて気分が悪くなりましたが、あのサヤさんの息子が伊藤さんからもらった300万円は、結局は後で元の会社に返金されるんでしょうね~。
とにかく今回も良かったですよ。
来週はお休みで、次は『砂の記憶』で山本むつみさんの脚本ですね。
期待してますが、ブラック・パールの遠峰小夜子さんの話はもう作らないのかな?
あと衣笠副総監絡みの特命係との因縁の決着も。
意外性はそこまでなかったものの、今シーズンで一番矛盾がなく、テンポがよくて面白かった。
あと、昔からの相棒ファンとしては帝都新聞のキャップとシーズン1に出演されていた下着泥棒役の俳優さんたちが違う役所であってもメインだったのが地味に嬉しかった。
正直とても面白かった内容でしたね。とくに右京さんと亀ちゃんの越境捜査で、無事に事件解決してくれましたね。他県の捜査を邪魔して、警視庁に抗議されたら中園参事官も相当怒る気持ちはよくわかる。でもそれを内村刑事部長が捜査を続行させたところも面白かったです。今までの刑事部長のキャラが変わってしまったのが残念です。いつもなら、怒りを飛ばすような感じの内村部長がいてもいいのかなと思ってしまいます。亀ちゃんが遺体のにゃっと笑う姿が誰かさんにそっくりと言ったら、伊丹さん本人が現れて亀ちゃんびっくりしたね。こんな表現を伊丹さんの前で言ったら、ダメですよね。亀ちゃんも少しは反省したほうがいいかもしれないね。来週は相棒が特番で休みだけど、再来週はいつもの放送ですね。次回も楽しみに。
息子に金を渡してしまった、だから昔の相方に金を渡せず、結果として死ぬことになってしまった。息子に全額を渡さず、相方の分で100万も残しておけば死なずに済んだかもねって、結果を見てるから言えるんですが(笑)。この作品のキモはなぜ死体が笑っていたか、そして笑っていたことが犯人の特定にどう繋がるか、だと思うんです。犯人特定の推理はなかなか良かったと思います。でも笑ってた理由がちょっとショボかった。もう少しヒューマンな理由で笑ってたら納得できたのかなあ、どうかなあ。
あと引っかかるのは、問題有りの会社の金とは言え窃盗はいかんでしょう、なのに作中でそれを咎める発言が特命の2人にないってのも、どうもなあ。息子に渡ったお金は会社に戻ることになったのかもわかんないし。窃盗犯という証拠もないからそのまま息子さんがお金を保持してもおかしくはないのかとか、窃盗事件が未解決なのでいろいろ気になってしまいます。
なぜ笑った状態で死んだのか?については途中で、何かギャグ的なものを思いついたんだろうという想像はつきましたが、ネオンサインとは恐れ入りました。
パチンコのパの字だけないやつと同じですねw。
死体を発見したというホームレスの言動の怪しさはこれ元通でおかしいなと思いましたが、元相方だったとは思いつきませんでした。
「お後がよろしいようで」
漫才がテーマだったし、こう表現するのがピッタリの回。
作中ではその後が描かれてないスイートドリーマーも、いずれ摘発が入るんでしょうね
……殺人犯検挙の手柄を取られてイラついてる千葉県警に。
面白過ぎー!
相棒、薫ちゃん復帰で楽しい!
右京も、天才&変人振りが際立つ!
こてまり、も賑やか〜!
シーズン中休みに、メイキングや、
対談を是非、放送して!テレビ朝日さーん。
涙、涙!
「相棒」って、感動する、重い言葉!?
今回も違和感なく見れました!嬉しすぎます。
本当にブランクあったのかな?と毎度のこと思います。
昼間に見ている再放送を見ているかの気分が未だ消えません。
(少しシワは増えましたが)
初回のサルウィンの話以外はとても懐かしい気持ちと新鮮な気持ちが入り混じった気持ちで見ています!
今回の放送で
おぼんこぼんのお2人の演技がうまくて驚きました。
とても自然な演技をされていて馴染んでおられました。
期待値がどんどん高まっているので
元旦スペシャルも期待してしまいます。
わざわざ千葉県警の刑事2人や、おぼんこぼんをちょい役で出す意味があったのだろうか?
どうせならスイートドリーマー社の暴力社長が逮捕されるまで描いて欲しかったし、ネコババしたお金の行方もその後どうなるのかも気になって、中途半端な感じで嫌だな~。
伊藤さんのご遺体をわざわざ『笑うせえるすまん』みたいに呼ばれたのも嫌だし。
最後のヨネクラシステムのネオンで笑わせるためだけにストーリーが作られたみたいで、わざとらしく感じられるし。
今回はちょっと駄作かな。
千葉県警の刑事のキャラ、あそこまで感じ悪くしなくてもいいのに…でも、そうしないとイタミン達の出る幕がなかったのかな。
辻褄合わせに苦心した結果、全体像がぼやけてしまった、という印象を受けました。被害者、犯人、母と息子…感情移入出来る要素はいくらでもあったのに、何か全てが中途半端でイマイチ入り込めなかった点が残念…
「スポットライト」の二の舞とまではいきませんけど(笑)、今回はあまりストーリーに魅力を感じなかったかな…
なんというか戸田山脚本みたいに濃密なミステリーが見たいと感じている自分とは描いてほしい方向がズレているというか…
瀧本さんはこれまでの話を拝見したところ個々の人間が織り成す群像劇を重きに描いている印象があるんですが、その描写が妙にリアルで生々しくて少し受け入れ難いところがあるんですよね…まぁ、それが「相棒」の醍醐味の1つであるとも思うんですけど。
局所的には良いシーンが結構ありましたし、おぼんこぼん師匠含め俳優さんは演技がとても達者な方ばかりでそこは素晴らしいと感じました。
特に池谷のぶえさん演じる被害者の元奥さん!この方も元芸人であるに関わらず心から笑顔を見せるシーンがないなと感じていましたが、最期の彼の笑顔の真相が分かった途端に見せた笑いは、もう元芸人のそれでしたね〜!脱帽しました。
ただ被害者が笑いながら死ぬってのは現実に起こりうることなのかなーとそこは引っかかりましたが。笑った状態で死ぬってのはちょっと個人的に気味悪いので、今際の際に懐かしむ笑顔を見せる、くらいのが個人的にはちょうどいいと感じたり。
相棒らしい秀作でした。
瀧本さんという脚本家は、味のある作品を書きますね。
過去作品を並べてみると、納得できます。
今後も楽しみです。
Season19
第6話
三文芝居
ゲスト:橋本じゅん
Season19
第11話
オマエニツミハ
ゲスト:岸谷五朗
Season19
第16話
人生ゲーム
ゲスト:今野浩喜
Season20
第8話
操り人形
ゲスト:下條アトム
Season20
第18話
詩集を売る女
ゲスト:太田莉菜
今回も中々面白かったです
オチが個人的には良かったと思いますが
被害者が会社からお金を盗んでるのにその事に触れなかったり
千葉県警の方々があそこまで特命係に突っかかるのは何かあるかと思ってたのですが
特命係が捜査しても良いと言わせるだけ存在だったのが残念でした
現にその途端に出番が無くなりましたし
被害者の会社といいその辺りが何か物足りなかったと感じました。
4話や今回みたいな狭い世界で起きる事件は相棒の良さが活きて好きです。
政治権力や警察内部の不祥事を描くのもたまにならいいけど、今や現実でドラマ以上の魑魅魍魎な世界を散々見せられてうんざり、ドラマ位はほろ苦い内容でも最後は解決出来て良かったみたいなのがほっとします。
脇役の阿南さん有薗さん池谷さんの安定の演技力よかったしおぼんこぼんさんも落ちついて見られました。
悲しく切ない話を悲しく演じられるより、悲しい話を軽いタッチで描いてあるほうが私はより哀愁を感じます。
初期の相棒を思い出すストーリーで繰り返し見てます。
第4話に続く佳作でした。最近のよくあるいかにもなお涙頂戴やありきたりな予定調和から少しずつしっかり脱却してるのが見事。つまり、無理に良い話、綺麗な話にしようとしてないのが素晴らしかったです。昔の借金を催促されたしがない元芸人がやけになって職場から横領、でも気が変わって元パートナーに渡したくなっちゃった。受け取らなかったけどたまたま息子が名乗り出たので無理矢理渡した。それでキレられて殺された。そして死ぬ前に自虐ギャグ見つけた。粗筋を改めて見ると解りやすいですがこの話、感動ポイントはほぼゼロです。そのことが逆に泥臭く説得力のある人間ドラマとして仕上がっていました。
しいて言えば息子が芸人目指したってエピローグ。あれはいらなかったかなぁ、、
スポットライトとかはまさしく安っぽいお涙頂戴でしたので、この話と比べるのはちょっと。雲泥の差かと。
登場人物達の行動にちゃんと興味をもって最後まで見れるか。これが良いドラマの一つの基準ですが、これをしっかり満たしている相棒、最近少ないです。その中で、今回は余計な物を削ぎ落とし人間ドラマだけを魅せた、間違いない佳作だと思います。
うーん、うなってしまいましたねえ。今期の相棒はどれもとても練られていて、いいですね!特に印象に残ったのは、最後のシーンで妻役の人がネクラのエピソードを「そうでした、そうでした」と笑いながら思い出すカット。秀逸だと思いました。ここで本当に回想が生きたものとして伝わってきた気がしたというか、現実味が伝わってきたというか。そして最後のネクラシスがその後にどばんでしょう。これは演技がいいのか、映し方がいいのか、私には判断できませんけど。
音楽もうるさすぎず、出過ぎずで、演技に集中できたと思います。何かこれまでのシーズンは何だったんだとか、思い始めています。私はこういう人間ドラマの方向性って好きですねえ。
20代の頃お笑い芸人が大好きで、大阪までよく通っていたので、芸人さんのお話はつい涙が出てきてしまいます。
芸人さんて本当に大変で、今テレビで見る事ができる方たちはわずかで、出てこれなかった方が沢山います。
人生かけてお笑いやって、売れなければ何も残らない、そんな世界なんです。
私はいい話だと思いましたよ。
出オチも驚いたし、最後のオチも納得できました。
所々笑いもあり、暗い回より好きです。
できれば子供を育てながら夫婦漫才で師匠クラスになってほしかったな、息子さんは売れるといいな、なんて思います。
物語がよくまとまっていて、現実味も整合性もとれていて非常によかった
これくらいのスケール感の話が取り回しもよく最適だとつくづく思う
別の管轄の事件や縄張りにあれだけ無遠慮にずかずか入り込めば、県警側も怒って当然とそんなところも妙になっとく
唯一気になったのが(グレーな金であろうと)窃盗・横領したであろう金銭の処遇
あとは薫が自身で嘱託設定に折々で(自虐的に)触れていた点も彼らしくて良かった
「会社から盗まれた金」うんぬん、のコメントがめだちますが、被害届が出されていない以上刑事事件にはなりません。悪徳社長に叱責されていたあのしょぼくれた中年社員が語った言葉だけで警察は動きませんよ。
出オチというのは良かったものの、不満点も多い。
・千葉県警要らない
・千葉県警とのいざこざ要らない
・千葉県警と伊丹たちの確執が回収されなかった
・悪徳業者の社長の話要らない
・亀山が伊丹の遺体姿を想像してニヤつく描写は貴重なものの胸糞悪さが残る
・亀山が大根すぎる
・亀山が大根すぎる
・亀山が大根すぎる
落ちぶれた中年オヤジ2人を軸にした人間ドラマ、群像劇として楽しめました。
キャラクター造形の上手さと、キャスティングの妙を感じます。
脇役も含めみんなワケありな感じで、役柄にハマってる。
やや盛り上がりに欠ける展開ではあったけど、じゅうぶん満足。
オチがダジャレとはなあ(笑)
結局、あそこが一番の山場というか見せ場だったな。
伊藤の伊藤らしい最期。
不謹慎かもしれないけど、こういうシュールでシニカルなストーリー、嫌いじゃないです。
下着泥棒に誇りを持っていた男が、20年たって窃盗犯として相棒に再登場。(別人役ですが)もう、それだけで持っていかれました。今回も重要なキーパーソンかと思ったら、最後に犯人だったというオチはまったく思いつきませんでした。出オチと言われたときに、会社の同僚が犯人だなと確信したぐらいですから。
亀山が伊丹について語る時や、右京さんの失敗を語る時が本当に楽しそうで。
おぼんこぼんの二人の演技もいやあ、巧みでした。千葉県警の二人もいい味だしていたし。元美和子の上司だった人も含め、いい脚本といい演技によって名作が生まれるんだなあと改めて思いました。
正直、今回はハズレかなと思っていましたが、とんでもない‼ とても楽しめました。出演している役者さんたちも、とても、うまい方々ばかりですね。 「出オチ」の犯人は想像できませんでした。
漫才をテーマにした回でしたので出落ちや最後のネクラシスも納得野☆は3つです。欲を言えばおぼんこぼんさんがもう少し出演して欲しくてもっと言えば二人のいざこざからの犯行で犯人なら最高でした。亀ちゃんん復帰野警察内部の戦いも見たくなります。亀ちゃんの時はあまり内部野大きな問題はなかったかんらなぁ。
伊藤真琴さんの死の真相(なぜ死体の表情は笑っていたのか)を探るお話といった所でしょうか。
Season9「ボーダーライン」のように、勤め先、元芸人の肩書から演芸場、かつての相方の和田紗矢さんと、右京さんと亀山さんが訪ねるのが印象に残ります。それにしても千葉県警の(刑事も刑事部長も)評判かなり悪いようですね。
伊藤さんが殺害された背景、もうひとりの元相方(大谷敏夫さん)への借金返済のために、横領した会社のお金。伊藤さん以上に落ちぶれた大谷敏夫さんよりも、紗矢さんに産み育てさせて、息子に何もしあげなかったお詫び、それが殺害のきっかけになったのが残念です。ただ、大谷敏夫さんがあのお金を手にしたとしても、またホームレスに戻るような気がしますが。
それにしても、伊藤さんと大谷さんのかつてのコンビ名を、どこかで見た事があると言った右京さん。こてまりあった千社札から、大谷さんが殺害に関与している可能性に気付くのがいいですね。
伊藤真琴の死の直前の出来事、ネオンサインの故障が招いた事が、伊藤さんらしさをものがったっているのですね。
小ネタ的には、伊丹刑事の「笑う死体」。亀山さんの妄想がよかったです。
録画にて視聴させていただきました。
物語の終盤で、看板に書かれていた文字の一文字が点滅したことにより芸人時代に呼ばれていたあだ名に見えて微笑んだ後で亡くなったことが分かり、面白さを感じました。
自分よりも息子を優先させたことに対して怒りたくなる【トシ坊】の気持ちも、息子の夢を応援したいという伊藤さんの気持ちも分かります。私でも二人と同じように考えると思います。
しかし、大金を丸々息子にあげず、相方と息子へ半分ずつ渡してあげたほうが、殺されずに済んだのかなぁって個人的には思いました!
笑いと切なさを融合したような独特なストーリーの異色作。
初めて視聴したときは微妙な印象でしたが、改めて観直すと良作だと思えました。
盗難した金を渡そうとする前に元相方の紗矢さんとどういう流れで落ち合うことにしたのかなど展開がやや駆け足で疑問が残る部分もありましたが
阿南建治さんの高い演技力で真琴さんという人物がどのような心情でいるのかワンシーンワンシーンで伝わって来るのが良かったです。
というわけで間違いなく阿南建治さんの存在感がとても強かったエピソードですが
池谷のぶえさん、有薗芳記さん、おぼん・こぼんさん
と他のゲストの皆さんそれぞれいい味出していました。
ネクラシスオチも笑えると同時に今までの相棒にはなかったように思えるパターンなので新鮮に感じました。