Season22 第10話 「サイレント・タトゥ」

56件のコメントがあります

脚本:輿水泰弘  監督:権野元
ゲスト:美村里江 新納慎也 真飛聖

甲斐享(成宮寛貴)と笛吹悦子(真飛聖)の息子・結平(森優理斗)が、学芸会の演劇で主演を務めることになり、祖父の甲斐峯秋(石坂浩二)は早々に会場入りし、開幕を待っていた。学芸会といっても立派なホールを借り切っての催しで、峯秋は孫の晴れ舞台に、社美彌子(仲間由紀恵)とその娘・マリア(土方エミリ)も招いていた。

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56件のコメント・感想があります

  1. 亀リーマン さん

    地震でどうなるかと思いましたがしっかりやってくれて良かったです。輿水脚本、今回も面白かったですが最後は惜しかったです!?
    ・社マリア、亀山夫妻と初対面。
    ・カイト君の回想シーン。
    ・亀山くん、今日テンションいつもより高い気がする。
    ・会場に部長、参次官、土師君,副総監、こてまりさん、課長以外のレギュラーキャラクター集合。
    ・亀山くんから「カイト君」!!
    ・イタミン甲斐さんに「バカの一つ覚え。」→やらかした。
    ・右京さんから明かされたカイト君のその後。
    ・前はカイト君が料理を作っていたから大丈夫かと思っていたけど悦子さんの料理も美味しそうだった。
    ・美和子&出雲 新コンビ誕生!?→出雲さんは美和子さんって呼ぶんだ。
    ・部長、副総監と仲良いね。
    ・階検事、また登場。(彼は味方?)
    ・益子さん、鑑識の部屋では飲食禁止なのでは?(16-10でいってたし、米沢さんの映画で早乙女さん(女性の鑑識)が言ってた。
    ・美和子さん、悦子さん初対面。
    ・被害者の先生、職員室でああいう発言をして平気で学校勤務でいられるの?
    ・CMでイタミンと大河内さん出てきた!(話関係なくすみません)
    ・悦子さんのCA姿久しぶり。
    ・東国、17-20以来の登場。確か現地に行くのは初めて?
    ・イタミン達が外国行くのって初めて?
    ・右京さんから「土師っち」初めて?
    ・甲斐さんの家、初登場。
    ・社マリア、頼もしくなったな。
    ・人気声優が声で出演!?
    ・この事件は終わらないのか?
    1つの殺人事件からここまで発展するとは!ただ残念なのはあと2、3分でニュースになってしまった。仕方ないか。
    次回は10日に川崎脚本、田村監督の「その頬に触れるな」です。そちらを楽しみにしてます。

  2. 重冨穂奈美 さん

    2024明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今回のストーリーが複雑でよく分からなかったです。でも悦子さんや甲斐くんの名前が出ると、懐かしいと感じました。途中で悦子さんが東国の警察官によって拘束される事態に驚きました。おそらく、隠し撮りのスパイ容疑がかかって拘束されたのではないかと思う。右京さんたちが一生懸命たくさんの情報を集めて、事件を引き起こした犯人たちの情報を伊丹さんたちに報告したところは良かったと思う。刑事部長の指示を受けて、捜査一課の3人が休暇を取り東国に行ったのが一番良かったかもしれません。拘置所に入れられたあの女と、警察の取り調べで受けたあの男が本当の犯人だと思っていました。最後のラストチャンスを見ようしたら北陸の大地震の情報が入ってしまったので、なんかすっきりしませんでした。以上です。

  3. 匿名 さん

    最後部分、TELASAにて観させていただきました。
    輿水脚本らしい「女」の怖さと今までにない東国での展開、楽しませてもらいました。
    片山雛子にしろ、社美彌子にしろ、輿水さんが生み出した女性キャラの怖さ、したたかさ、本当に大好きです。
    父親のスキャンダルすら出世の糧にする片山雛子、ヤロポロク関連の社美彌子、特にヤロポロクが死亡したと知らされた時の社さんの姿はとても印象に残っています。
    今回の犯人の女性の嫉妬(?)に狂った感じがとても輿水脚本を感じさせました。どうオチをつけるか楽しみにしながら見ていましたが、まぁとんでもない展開に笑
    どうやって次回へ繋げるのでしょうかね?笑
    個人的にはとても楽しく観させていただきました。

    最後にはなりましたが、北陸地方では地震や津波の影響で普段の正月を過ごすことができない方が多くいらっしゃると思います。このようにドラマの感想を書いている時ではないかもしれません。しかし、北陸地方の相棒ファンの皆様が無事に今後の相棒を楽しめますことを心よりお祈りしております。人命第一に行動してください。

  4. Endymion さん

    皆さま、あけましておめでとうございます。
    本年度もどうぞ宜しくお願い致します。
    元日早々の災害で不安でしたが、何とか元日スペシャルが放送されて良かったです。
    災害情報との兼ね合いで仕方がありませんが、ラストシーンが観れなかったのは残念でした。
    また後で動画配信されたら、TELASAとかで観ようと思います。
    さて元日スペシャルですが、姉小路先生殺害だけではなく、悦子さんの抹殺まで綿密に計画されていたとは、栗原志津子さんもなかなかしたたかで不気味で怖かったですね~。
    悦子さんの救出策に右京さんが社美彌子さんに協力願いで怒鳴ったシーン、最高でしたよ。
    今回、右京さんの激昂シーンがちょっと多かったですね。
    今回の事で峯秋さんが孫の結平くんにカイト君の事を話するみたいですが、社マリアちゃんが協力にサポートしてくれるみたいなので、結平くんは大丈夫でしょうね。
    ニュースで平宮博重(成宮寛貴)が活動再開されたみたいなので、いずれ相棒にカイト君が再登場されるかもしれませんね。
    カイトファミリー総出演で最終回にでも出て欲しいですね〜。
    今回の元日スペシャル、僕は良かったと思いますよ。

  5. 最後にひとつだけ さん

    みなさま明けましておめでとうございます。
    いやはや大変な正月になってしまいましたね。
    北陸地方の方々は相棒どころではないでしょうがどうかご自愛なさってください。
    まだ被害の状況すらわからない状態ですがみなさまが無事でありますように。
    そして今回のラストはTVerで無料(登録も不要)で見られますので見逃して困ってる方はそちらへどうぞ。

    さて今回の元日スペシャルですが、去年以上に大変楽しませてもらいました。
    輿水氏お得意の女のドロドロ愛憎劇から一転、ラストは超力技なアクションで強行突破するという展開は正月に相応しいエンタメ感だったと思います。
    自分は確か以前に(『仇敵』のときの掲示板だったかな?)「輿水氏は女性というものを理屈で動かない生き物であると捉えているフシがある」というようなことを書き込んだのですが、今回はそれがより顕著に現れているように感じました。
    右京さんの言う通り、今回の件では悦子に一切非がないのに殺したい相手以上に憎悪を抱くというのは非常に彼らしい女性犯罪者の描き方だったのではないでしょうか。
    そしてそれを一番最初に見抜いたのがこてまりだったというのも実に憎い演出だと思います。
    先日掲示板の方で冠城亘の車はスカイラインハイブリッド さんが「結婚経験のないこてまりが夫婦を語るのはどうか?(意訳)」という感じのことを指摘しておられて自分もそれに共感したのですが、今回のようなこてまりの使い方は実に自然で説得力のあるものだったと思いました。

    それといちいち全部説明するのではなく、合間合間のキャラ同士の会話でダークナイト事件以降の甲斐家の人々らの動向を視聴者に知らしめるのもいい演出だったと思います。
    悦子さんがすっかり影を背負ったキャラになってしまいましたが、今後の登場で少しずつ前向きになっているといいですね。
    改めてカイトの犯した罪の重大性を痛感する回でもあったと思います。

    あと個人的にビッグサプライズだったのは声の出演で大人気声優の津田健次郎氏が出演されていたことですね。
    まさか相棒で彼の声が聞ける日が来るとは(笑)

    細かいネタに関しては
    ・東国のモデルはやはり北朝鮮(ハングルが使われているので)だが、すんなり渡航ができたうえ日本の領事館があることから日本と国交があることが判明
    ・毎回役者が変わっていた社マリアが初めて同じ俳優で続投
    ・階検事のキャラがかなり深掘りされて今後も登場しそうな感じ
    ・元に戻った刑事部長を副総監がノリノリでイジるetc…

    大荒れな新年になってしまいましたが、成宮氏の俳優復帰など楽しみなニュースもありました。
    なんとか明るくいきたいものですね。

  6. こっしー さん

    最後、また地震のニュースになったので途中で終わったのですよね?いつか完全版を放送してほしいです。

  7. ドミトリーin京都 さん

    明けましておめどうございます、と書きはしたものの、あまりおめでたくないものに到来された方々にはお見舞い申し上げるしかありません。

    こちらの常連さんたちのように気の利いたことは言えませんが、久しぶりに書かせていただきます。

    悦子さんを救い出す手立てがかなり強引と言うか、日本の警察が東国で犯罪を犯してまでと言う展開はどううなのでしょうね・・・。
    もちろん陥れられただけで何の罪もない一般民を助けるためですが、公安を使って嘘のパスポートまで用意させ、相手への暴行罪やら公務執行妨害まで・・・とどれだけ小さい罪にも正義感の強い厳しい物腰と物言いの右京さんが軽々と犯罪×3くらいの身勝手な罪を犯しても、割りと涼しい顔でいられるのも何だかなぁって感じでした。

    それでも冒頭から久々に面白かったし、間延びなく最後まで楽しく見られました。
    やはり輿水さんの脚本はいいですね、
    最後に尻切れトンボになってしまいましたが・・・そんなことよりも、こんな元日から地震に見舞われた地域の方々にはそれどころではなかったことは重々承知の上で、皆さまに1日も早く平穏な日々が戻られますよう祈るばかりです。

  8. 鈴木建設  さん

    ラストの数分が急に地震のニュースに、、、腰が砕けました。
    それも震度7が 震度3の誤りですって <気象庁も大変でしょうが>

    最後にひとつだけ様 情報感謝です。
    >今回のラストはTVerで無料(登録も不要) ゆっくり後日見てみます。

  9. ひまかっぷ さん

    栗原志津子の策略は全く予想外で度肝を抜かれました。
    拘置所の中から自らの手を汚さず悦子さんを陥れる…
    冠城くん卒業ですっかり出なくなってしまった、ブラックパールの女・遠峰小夜子を思い出しました。

    ですが、悦子さん奪還作戦には正直がっかりです。
    右京さんらしくないというか…
    他の方も書いてらっしゃいましたが、いくら相手が無法国家の東国とはいえ犯罪しまくりですよね。
    暴行にパスポート偽造、それでいいの右京さん!?とびっくりです。
    悦子さんを拘束した軍人の方々はそれこそ職務遂行しているだけで罪はないですし…
    もっと知恵と理屈で奪還してほしかった。
    美和子さんが撮影した画像とかあるわけだし。
    前半のパヒュームどうたらにそこまで時間かけるなら、もっと悦子さん奪還に時間を割いてほしかったなあ。
    あと追いかけてくる軍人たちがポンコツ過ぎてギャグ漫画かと思いました(笑)

    最後の「カイト」に成宮寛貴さんの芸能界復帰のニュース。
    最終シーズンor劇場版で歴代相棒4人が集結するのかなあ。
    もう相棒は終わりが迫っているんだなと寂しくなった元旦でした。
    きっぺいくんが抱えてた白くまのぬいぐるみが可愛かった!

  10. 匿名 さん

    ◯悦子さん無事に帰国できたとはいえ、もうCAの仕事できないのでは?
    ◯桔平くん、甲斐氏を父方の祖父と認識してるんですよね?なのに父親のこと知らないままでいるのは不自然?
    ◯甲斐姓を名乗らなくても、あんなに甲斐家と頻繁に行き来して仲良くしてたら、バレバレ?
    ◯カイト兄は悦子さんに気がありそう。新たな火種?
    ◯VIVANTみたいだった後半
    北陸のみなさまの無事をお祈り申し上げます

  11. ぼぼん さん

    えーーと、初めて右京さんが、犯罪??に手を染めたんですよね。法は法、どのような見逃しも一切許さなかった右京さんが、自ら奪還したんですよね。
    これは右京さんて作中人物の描き方を180°変えたってことですよね。
    日本の法ではないけれど、周りを巻き込んで、邦人を守るためにしたってことですよね。私はそれに驚いています。

    ここの悦子さんとカイトくんの子どもの登場は心待ちにしていたけれど、お正月から、重い鉛のたまを打ち込まれた感じで、まだ結末をみていないし、何か急展開に戸惑っています。私は、甲斐さんが、自分語りに孫の話をする程度に結末が知れればそれで良かった。
    Tver行ってきます・・・。

    北陸、富山、能登の皆さんお見舞い申し上げます。くれぐれもご自愛くださいませ、何をとっても命を守ってください。

  12. さら さん

    謹賀新年 皆様今年もよろしくです。

    元日スペシャルはズバリ終盤のツダケンに全部持って行かれました。もしやと思ったら、テロップにツダケンの名前があったので、あれで全部飛びました。空港セキュリティの描写にはかなりの疑義あり。全体の話としてはおもしろかったですけど。ま、ツダケンが声で出演だったので、もはや何でもいいです。

  13. nas さん

    自然災害にやきもきしながら、ブツ切りされた部分を見逃し配信で改めて見返して
    何やら、これで本当に解決したの? としか思えない終わり方なのにいつもの和みBGMで〆てるし、
    何やら、次回予告ではしれっと右京さんたち帰国しているような感じになっていますけど……

    え、この話これで終わるんですか? 前後編形式じゃないんですか?
    それが何よりも衝撃
    結局、作中で右京さんが指摘していたように「姉小路はカイト君の噂をどこから入手したのか」が謎のままだし
    「教え子だから」というだけでは犯人の協力者が協力者になった動機の描写が薄い 薄すぎる
    右京さんたちが彼の背景を洗い出して、彼が協力者になった動機の地固めが欲しかった 元々理不尽な動機ではあるが、ただ「(裏で捜一たちに)捕まった」で終わらせるのはもっと理不尽
    それに、甲斐さんが自分の孫にカイト君の件で向き合う描写もないまま

    これで「(後編に)続く」とでも出れば後編を楽しみにする事が出来たのですが、次回が全く関係ない話となれば、今回の正月スペシャルはガッカリもいいところです
    こんな尻切れトンボで終わらせるなら悦子さんやカイト君絡みの話は出さない方が良かった 全く関係ないキャストに変更した方がマシなレベル

  14. ユッキー さん

     地震の被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

     今流行りの『ゲゲゲの謎』は鬼太郎の二人の父─実父の目玉親父と養父の水木の話ですが、結平君にも二人の父、そして二人の祖父がいましたね。父はカイトと秋徳、祖父は峯秋とそして右京。峯秋も秋徳も結平を大事にしてくれてましたが、学芸会で舞台を見守る右京の目もまさに慈愛に満ちた祖父そのものでした。更にその右京を見守る薫ちゃんも右京の保護者の様な顔になってたのが微笑ましくて、この“家族目線”を強く感じる世界観と空気感はまさに薫ちゃんがいるからこそのモノ、カイトの息子の話をやるのに結平君が育つ時間が必要だったのは勿論でしょうけど、薫ちゃんが復帰したからこそ出来た─とも言えるかもしれません。
     しかし今回の事件そのものは結平ではなく悦子が卑劣な復讐計画に巻き込まれてそれをチーム相棒が助けるというストーリーラインで、それは面白かった反面、やり口が強引で右京らしくないなと思いました。勿論悦子が助からないストーリーなんて見たくないのですが、犯人の罠が狡猾でネチネチとして吐き気がするほど気持ち悪かったのに対し、解決法がハリウッドの能天気なアクション映画みたいで、アンバランスだった気がします。相手の撃った銃が都合良く外れるとか急に緊迫感無くなってたし……圧倒的な相手を右京の理詰めの作戦で打ち破って、身勝手な動機の犯人の女をグウの音も出ないほどに叩きのめして欲しかったなあ。
     でもラスト、右京はホントの身内ではない自身の立場から決して言わなかったですが、峯秋が『カイトの事を息子に話す』と言ってくれて、ならばともう一人の祖父として覚悟を決めて犯人に対峙したのはグッとくるモノがありました。ですから今回、やろうとしたカイトの家族と二人の祖父の物語という枠組みは良かったけれど、肝心の事件が物足りなかったというのが僕の感想です。
     しかし成宮寛貴さんが俳優復帰という嬉しいニュースが入った今、この元日スペシャルはカイトが帰ってくる前振りのお話として見る事が出来ます。それならこの内容でも充分、希望としては最終回の大きなストーリーでカイト帰還が観たいですね〜!

  15. あいぼー さん

    シーズン22のスタートでも良い内容でしたが、悦子の話しや子供からみ、サイレントタトゥ犯等、やはり輿水さんと相棒は鉄板だと、思いました!!
    シャーロックホームズ風推理からの入りも、ミッションインポッシブル迄いかないにせよ、空港アクションも、海外ロケ風も、カイト続編回収も、マリアの成長も、良かったです!
    薫と、右京がイキイキしてた!!
    やはり相棒さすが、の回!
    ただ、褒めすぎると何なので、謙虚にもいきましょう!
    折角のシャーロックなら、ロンドン話しも欲しかったかな!
    これからもカイト一家登場は是非!
    そろそろ輿水ミリタリーモノは、戦争絶えない今の世相とヤロポロクをからめて、今度、是非。
    悦子スパイ容疑も、もっと女スパイ悪女とか、今後広がるキャストを想像出来ましたかね!
    悪女は逮捕されて欲しいけど、イメージとしては、007風の女性仇役も?!

    被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。

  16. 牛女 さん

    甲斐家のその後が知れて安心しました。
    峯秋氏はしっかり悦子さんとお孫さんを守り初登場の御兄さんもとても優しい方だし、悦子さんの病気も実父からの移植手術で克服していたし、刑に服しているカイト君は子供の事を思い入籍を拒んでいることなど、カイト君が逮捕されてからの周りの方々の関わりがよく解りました。右京さんはシャーロックホームズの本をプレゼントしてたり、子供は苦手でも右京さんなりの独特の関わり方で見守っていたんですね。
    人間の欲望や怨念的な憎悪には悪魔が乗り移ったのかとビビりますが、他人は思い通りにはならないのだから、逆恨みはやめて欲しい
    おかげで、右京さんと亀山くんは東国からは犯罪者としてブラックリストに載せられ、今後も日本に潜む東国スパイから狙われてしまうのでは?!理屈や常識が通らない国へ入国してしまったら、もう帰って来れないと判断し、強制的に悦子奪還へと行動したのはやむ無し!と私は納得しました。話し合いで済まない世界は有るのだと、昨今の残酷、残虐な争いからも考えます。
    今回の地震による災害にあわれた地域の皆様にはどうか御無事でと祈念しております。

  17. ぼぼん さん

    2度目ですがごめんなさい。
    全部見てきたので・・・。

    ひょっとして、これが終わりの始まり
    右京さんが辞める伏線なのですかね。
    今まで、自分が許してこなかったこと、他国とはいえ法を侵したことは
    せめても右京さんの重しになっててほしい。

    じゃないと、今まで何だったの??
    テレ朝のかつての長寿番組だと「はぐれ刑事」シリーズは
    殆ど、善良な犯罪者を見逃して刑を軽くしまくる物語でしたよね。
    右京さんは、どんなに犯人が悪くても、罪は罪、一線を越えたことは許さないスタンスだった。
    本当は犯人にさえ悪気はなく、誤解による悲しい物語もいくつかあった。
    (というかほかのドラマに比べたら多いかも。)
    それでも、右京さんは、法を侵すことを

    悦子さんのとされたスマホは調べれば、購入者も違うし、指紋なども出ないし、
    (1浪人生では短期間でそこまで名義とかできないはず)
    空港に監視カメラなどが(あれば、なさそうな国だけど・・)どこかで入れられたことはわかるのに
    国と国の正式な手段で(あるいは援助などの裏取引で)解決できるかもしれない問題なのに

    正月だから派手なアクションが欲しかっただけ??と思うほど
    取ってつけられていた。

    輿水さん年取ってきてなんか焦ってるの??
    凧あげもなんかとってつけていたよ。せめてもっとその国の郷土色っぽい凧にして・・・・

    お正月から愚痴ばっかでお目汚しごめんなさい。
    そのくらい私には衝撃でした。

  18. ぼぼん さん

    ↑訂正
    それでも、右京さんは、法を侵すことを→それでも、右京さんは、法を侵すことは許さなかった。
    が抜けてます。

  19. さん

    新年あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

    すでに皆さんが仰っている通り、年明けから地震や津波に見舞われ、現地の方々はさぞ大変な思いをされていると思います。
    一刻も早く日常が戻ってくることを祈っています。

    今年の元日スペシャル、全体的には非常に面白かったです。

    相棒の世界の犯人は復讐の仕方がとにかく残忍で、ただ単純に殺すのではなく、相手が一番苦しむ殺し方をしたり、逆にあえて殺さずに生かすことで苦しめたりと、本当によく考えてあるなと思います。

    輿水さんの台詞回しはあまり好きではないんですが、今回は特にそういった部分は感じず、キャラクター達の掛け合いや超久々の土師君など、ギャグ要素も大いに楽しめました。

    個人的な欲を言うと、すでに言われている方もいますが悦子さん奪還のための右京さんの策をこんな紛れもない違法行為ではなくもっと頭を使ったものにしてほしかったです。
    なんか東国が悪者みたいになってましたけど、今回に限っては右京さん達の方が悪者でしたね。

    それから、まだカイト君が回想以外では出られないのであれば、出られるようになってからこの話を作ってほしかった…。
    ここまでカイトファミリーの話を広げていながら肝心の本人が出てこないのはやはり不自然極まりないです。

    ちなみにこれは内容云々ではないのですが、今回の元日スペシャルの件で僕が一番物申したいのは予告CMです。
    今回のミステリー的な一番の見所は犯人が悦子さんにどう復讐しようとしているかなのに、予告の時点で悦子さんがスパイ容疑で拘束されることは言っちゃいかんだろ!と思いました笑
    開始30分とか1時間とかで発覚する内容であれば予告に使うのは頷けますが…。
    ぶっちゃけそのせいで犯人が逮捕されてから残り30分のシーン(犯人の目的がドラマの中で発覚するシーン)までめちゃくちゃ展開が遅く感じてしまいました。

    次回は今シーズン初の川﨑さん脚本ですね。
    川﨑さんの脚本はいい意味で後味が悪く個人的には大好きなので、楽しみにしております。

  20. 亀リーマン さん

    2度目、すいません。地震情報によりカットされたシーンTverで拝見しました。
    ・右京さんと亀山君カイトで遊ぶ。(カイト君とかけた?)
    ・こてまりで女性2人で年越し。
    次回では日本に帰国しているみたいなので良かったです。あと益子さんと社さんって初対面ですかね。それにしても右京さん、今回はこれまで以上に大胆でしたね。

  21. ぷーーー さん

    黒須が聴取されていたけど、何の罪なのか気になった。
    勝手にお金を引き落としたのは、栗原の指示があったことを証明できれば釈放されるだろうし。
    東国での件は、東国で起こったことで日本で罪とするのは無理だと思った。
    そうなると黒須は自由になる。今後も栗原の指示で悦子を狙うことはできるんじゃないのかな。

    最後の展開は好きではなかったな。
    脚本家の輿水泰弘さんをWikipediaで調べると、ずっと相棒の初回・SP・最終回などの長編モノを担当されているらしい。
    ずっとやっていることの悪い影響が出ているように感じた。

  22. sonic さん

    新年のお慶びを申し上げるべきところですが、能登地震で被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
    今回のお話は、被害者にも容疑者にも、同情すべきものは何もないという事でしょうか。
    被害者の姉小路さんは、子供を大切にする熱血教師、でも女にだらしないだけの男。容疑者の栗原さんも、それを承知で付き合い婚約に至った、ただ、姉小路さん別の女性に心が移り、婚約破棄の上に教職に戻る事も難しくなった。だからといって悦子さんに八つ当たりする理由にならないと思います。自らは逮捕され身柄を拘束されても、かつての教え子の黒須さんを使ってまで復讐を企む。Season8「隠されていた顔」を思い出しました。
    他の方もおっしゃっていますが、悦子さんを救出するために、右京さんが違法な行為に至った。仕方ない、緊急性という見方もできますが、これまで絶対正義を貫いた右京さんが法に反した事は驚きですが、その代償は、東国で新年を迎えざるを得なくなったわけですが。ただ、悦子さんの青磁購入の際、黒須さんによる不審な出来事を見た美和子さんが、すかさずその出来事をスマホに収めたのですが、もう少し早く右京さんや亀山さんにお知らせして画像データを送っていたら、悦子さんは、青磁ごと破棄して無事出国できたのかも知れません。
    今回は、悦子さんが白血病を克服し無事出産した経緯、悦子さんの息子の結平君と社美彌子の娘のマリアさんの出会いがありましたが、結平君とマリアさんが姉弟のように親しくなり、悩みを打ち明けられるようになったところがよかったと思います。

  23. 匿名 さん

    すごい面白かった。
    犯人の女性の演技、最後まで実に見事の一言でした。最初はただフラれてカッとなった単純な女性か、それとも誰かを庇ってるのか?という雰囲気で、それが悦子さんに頼みごとを繰り返す間にだんだんとねっとりした薄気味悪さが漂い始める。そして最後に全てが露見した際の般若の形相。きめ細かに組み上げた復讐の陰湿さとよくマッチしていました。いきなり本命の頼み事は警戒されそうなので、北海道の親にプレゼントを届けてほしいと言う無害な頼みをはさんでいる手の込み具合もよかったです。

    完全に孫に全ての骨を抜かれまくった甲斐さんも見どころでした。伯父さんもエリートの上、甥っ子のためとあれば職権乱用上等で各方面への圧力を辞さない困った御仁。……父親の事情はもちろん少年の生涯について回る問題ですが、べったり貼り付いた祖父と伯父の御利益で解決しちゃう問題も相当ありそうだなーと思いました。知恵を借りたいときには右京さんがなんぼでも貸してくれるでしょうしね……

    後半のあたり、神戸君と冠城君も手を貸してくれたりしたらさらに嬉しかったのですが、そこまで豪華なサービスはさすがになかったですね。しかし、良い仕上がりでした。来週も楽しみです。

  24. 朱雀 さん

    たいへんな地震の後では、楽しみにしていた相棒も落ち着かない気分で見ることになりました。テラサでカットされた最後は見ることができますが、被災地ではまったく見られない方も多かったでしょう。いずれ再放送して貰いたいものです。3月くらいには。

    東国って中国がモデルかと思ってましたが、ハングル圏でしたから、かの国がモデルでしたか。自分の洞察力のなさにびっくりです。東国エピソードを見返してみようかなと思います。

    ストーリーは前半のクズ教師殺害にはさほどの謎もなく、後半はスパイものかのようにアクションの力技で悦子さんを奪還と、杉下右京の推理にはあまり重点を置かないものでした。それはそれでいいのですが、あの後で杉下さんたちが無事に帰国できたかどうかわからないのに時間が経てば帰国可能みたいなのは描き方として少々雑ではないかな。

    マリアが登場ということで、マリアの「守護者」冠城くんがサプライズ登場するんじゃないかと期待してましたがそんなこともなく、残念。今回はマリアに危機が迫ったわけではないから仕方ないですね。

    擬似親子の件では右京さんとカイト君も変わらず擬似親子なんだなと思いました。あまりにロックな終わり方で視聴者を混乱させたダークナイトから、その後の悦子さんたちがどうなったのかを描かないままなかったかのように来てましたが、右京さんにもいろいろと後悔があったんだろうなあ。今回のストーリーを経てカイト君がもう一度出演してくれる日が来て欲しいと思いました。

  25. 金ちゃん さん

    能登、北陸、富山地方のみなさまにはお見舞い申し上げます。
    さて今回の作品、美村里江(旧:ミムラ)さんの見事な演技に魅了されました。個人的にはドラマ「斉藤さん」の真野若葉役の印象が強かったので意外でした。
    ただ今回美村さんが演じた栗原志津子のキャラは元々は純心な女性。一瞬だけ描かれた黒須と初対面のシーンは「斉藤さん」の真野若葉とまさにそっくり。その純心な女性を怒らせ怨みを買うと…。
    美村さんは良い意味でも違う意味でも純心な女性を演じたら秀逸だと感じました。

    話は変わりますが、架空の国家東亜民主共和国のモデルは…。言及するのは控えます。
    もう一つ、右京さんと薫ちゃんは東国からどうやって帰国したのか謎でしたが、キーマンは甲斐峯秋かなと。東国サイドからすると甲斐峯秋には「借り」があったような…。

  26. 匿名 さん

    興水さんの作品 今回も面白かったです。
    マリアさんの顔をもう少し多く映して欲しかったです。
    美村さんの表情の演技がとても好きです。
    美村さんにしかできない芝居ですね。
    地震の被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げますます。

  27. ことり さん

    相棒はいつもTVerで観てます。
    BraveならCMなしでスッキリ観れるので。

    ストーリーは面白かったと思うのですが、
    被害者の姉小路役がミスキャスト過ぎて、後半になっても、
    これだけの計画殺人を企てさせるほどの情念をあのブーなキモ男に抱けるのが不思議で不思議で・・・
    物語のキーマンとも言える役どころなのに、あのキャスティングで全てぶち壊しになってしまったような気がしました。
    相棒のスペシャル版に起用されるってことはある程度実力派(全然知らないけど)なんだろうけど、もうちょっと役柄に合ったイメージの俳優に演じてほしかったなぁと思いました。

  28. 匿名 さん

    最後部分(後数分)なんで待てなかったの。マスコミって「人の不幸は蜜の味」でそんなに流したいのかな?
    地震起こって直ぐなら仕方ないけど、何度も何時間も流してたんだから緊急性もないでしょ?
    避難してる人は既に避難終わってるし、現地の人は放送見てる余裕無い。見てる人は大して影響受けなかった人です。同様の理由で津波の情報も変更があれば出せば良い。
    と言うことで、早急の再放送希望です。尻切れトンボの放送するなら全部放送しない方がよっぽど良い。
    よって、番組の評価(感想)以前の問題。

  29. 匿名 さん

    あ~書き忘れてたけど、現地に必要なのは、お見舞いの言葉より支援です。(板違いは承知の上で)
    また天皇家とか復興の邪魔しに行くんだろうけど、その費用を支援金として現地に送るくらいの頭持ち合わせてないのが悲しい。阪神の時の現地民としての痛切なる思いです。
    何処の局か忘れたけど「同情するなら金をくれ」って有ったけど、被災者の心境なんですよね。復興の政府支援も期待出来ないから物を送るより、お金送って貰う方がとってもありがたい。放送局も募金始めるんだろうけど、取材に行くときに放送局から支援金(社長、重役から億単位の)届けるくらいすれば良いのに。
    言葉悪いですがロケ、出演料として? 芸人になら何億って支払えるのに何故出来ないんだろうか?

  30. 匿名 さん

    地震の影響で、また中断されるかもと思い、abemaで鑑賞。
    途中からつまらないなーと感じ脚本誰だろと思い調べてみたら、輿水氏で納得。輿水氏の脚本は個人的に合わない。今回のストーリーもいろいろと心の中で突っ込んでしまった。犯人の動機も、悦子の奪還シーンも。

  31. 匿名 さん

    恐ろしいかつ面白かったです。東国内の文字、一見ハングルですが存在しない文字でした。上手く作ったと思います。そして何より、最後に誤報によって放送が途中で終わるという残念なことが起きてしまいましたね。TVerやテラサなどで見れるとは言いますが、それを用いてテレビで見るには色々設定が必要なようで…やはり相棒はテレビで見たい人間なので、テレビ局にはぜひ再放送をお願いしたいですね。犯人への激昂で終わったのでギリギリ内容全体を見れたと言っていいかもしれませんが…同じ考えの人は多いはずです。とはいえ面白い話だと感じましたので万々歳です

  32. 野上龍雄 さん

    まさか相棒生みの親が杉下右京のアイデンティティを根底から覆すとは思わなかった。
    失望という言葉ではあまりに軽薄なため、ここで輿水の批判はしないが、【目的が手段を浄化する】ことを肯定したのであれば小野田公顕と対立してきた今までの話に意味が無くなったのは確かか。
    甲斐の子供の口調があの歳にしては可愛げがなかったことのストレスを遥かに上回るストレスを感じた。

  33. 録画を消してしまったので、正確な時刻は分からないが さん

    録画を消してしまったので、正確な時刻は分からないが、
    元日の相棒は、9:00PM~11:15PMの2時間15分。
    相棒が突然、地震速報の画面に切り替わってしまったのが、
    11:08PMだったと記憶しており、すなわち番組終了まであと7分。
    11:08PMに相棒が打ち切られて、地震速報番組になった時に、

    「うんうん、当然だよな、大震災だもんな」と思った方の人数:A
    「え!? あと7分間、放送しておくれよ」と思った方の人数:B

    全視聴者にヒアリングをしないと、AとBと、
    どちらか多いかは分からないが、
    私は、A<B、かな~と思う。

    相棒を打ち切らなくても、画面の上か、下か、横かで速報を流し、
    11:15PMの相棒終了後に、切り替えれば良かったのではないかしら?

    おしまい

  34. 金ちゃん さん

    二度目のコメントお許しを。ちょっと過激な表現になりそうですので、もし不愉快な思いをされた場合はお詫びします。

    さて、今回の犯人 栗原志津子が姉小路を殺害し、さらには笛吹悦子まで残忍な仕打ちに遭わせた上で亡き者にしようとした理由の謎が解けました。
    端的に言うと栗原は「猟奇的ではない阿部定」。
    姉小路殺害は阿部定と同じ惚れた相手に深い情念があるがゆえ。独占欲。ならば女誑しの姉小路になぜ深い情念が湧くのか?それは”アッチの相性”が栗原にとっては抜群にあるから。姉小路にも近いものがあったかも知れない。
    悦子への殺害動機は姉小路の心を奪った女だから。姉小路の女誑しぶりを栗原は先刻承知の上。「どうせ最後は私のもとに戻るわよ」と栗原には絶対的自信があったのだろう。絶対的自信は他の女性に対するマウンティングでもあった。しかしそれは打ち砕かれ、姉小路に離れられてしまうことに…。
    阿部定と同じことができたなら、ひょっとしたら悦子へ怨みは向かなかったかも知れません…。
    そう考えると、姉小路がなぜ悦子に高い関心とこだわりを抱くようになったのだろう?センセーショナルな連続傷害事件犯人の妻だから?
    その辺りの表現が物足りない気がしますが、地上波放送という大人の事情や放送時間からすると致し方ないかな、と思った次第です。
    以上が私の考察ですが、気になるのは栗原が検事の階に対し放った「供述に追加したいことがあります」の一言。
    何やら続編を匂わせるような…。

    ※阿部定とは昭和初期に発生した猟奇的殺人事件の犯人。

  35. たつろー さん

    本年も宜しくお願いします。
    さて、一番心を動かされたのが急に地震速報にかわったことというのがなんとも悲しかったです。
    美村さんが事前インタビューで語っていた役に対する疑問。そう多分それと同じことをおいらも感じることとなりました。なぜあんな男のために自分の人生を棒に振る必然があったのか。
    あの被害者の良さというのがまったく伝わってこないので、全てがピンとこないというのが全てです。
    悦子さんが甲斐亨のために我慢したというのは、まだ理解できるのですが、それもどうかと思いますが。
    美村さんをはじめ、各キャラクターは生き生きとしていたのに、アクションはしょぼいし、ネタ回でもないし、リアルな良さもないし、いやはやまったくという感じです。キャラクターを登場させるために無理な脚本を書いたというところでしょうかねえ。
    次回に期待します!

  36. たつ さん

    今回の脚本ですが相変わらず、セリフ回しが紙の上の文字感というか通常会話では出てこないセリフワードでしたね。古臭いセリフ回しと、毎回出てくる男女差問題のイジリもクドい。
    スパイ容疑の展開までは良いとして、奪還作戦は他の方もおっしゃられているようにもう少し脚本練れたでしょう。ホームアローン的な展開を相棒で見ることになるとは思いもしませんでした。逃亡劇には無理がありましたね。右京のキャラ設定もブレてましたし。前シーズン初回の亀山発言もそうでしたけど、キャラ設定がブレているのは単に脚本家含め制作陣がそこまで気にしていないってことでしょうかね。
    もう少し犯人と被害者などの背景や猟奇さを丁寧に書いてもらえたらよかったですけど、そうするとスペシャルとしての盛り上がりに欠けますよねぇ。奪還作戦がこのストーリーの盛り上がりの部分でしょうし。旧キャストたちをが出てくるから話の展開があるように見えるだけで、ストーリーとしてはどちらにしてもスペシャルとして去年の元旦スペシャルの埋蔵金に引き続き 弱い と感じてしまいます。

  37. 匿名 さん

    うーん、元旦SPの中では個人的に外れ回だったなと。
    ・序盤で犯人は特定され、予告で悦子が外国で拘束されることはわかってるので、全体的に意外性がなくミステリ要素がほぼゼロだった。
    ・SPにしては事件の規模が小さく、通常回に前編後編とかでやればいい内容だった。外国にいったり、過去の主要キャラが出てきてるので一応SP感はあったが。
    ・犯人の動機が全く理解できない。犯人は美人で普通にモテそうなのに、ルックスも性格もよろしくない被害者を溺愛し、裏切られたからといって捕まる前提で殺人、何も悪くない悦子にまで嫌がらせ。更には居候までさせていたルックスも性格も良い教え子を犯行に加担させるとか、そこまでする必要があったのか。
    ・被害者も被害者で、美人の犯人を理由なく捨て、悦子を脅してまでして乗り換えようとするのはよくわからない。
    ・フィクションとはいえ最後の奪還計画はやり過ぎなような…。普通に外交問題に発展しそう。
    ・折角カイトの子供やマリアを再登場させるならその二人をメインにして欲しかった。使い古されたパターンだが一緒に誘拐されて絆が深まるとか。
    ・右京さんが”俄然”を誤用してることが圧倒的違和感。
    ・意味深な声だけのツダケンの登場で、新展開に期待するも全く意味無し。なんだったんだ。

    正直、輿水脚本はシーズン12あたりからどんどん劣化してる印象。
    ただ、各登場人物の掛け合いは面白く、事件解決後に巧妙な罠が仕掛けられてるところは目新しさがあってよかった。

  38. 相棒ファン歴20年 さん

    相棒は好きで20年以上全シリーズ見ていますが、
    今回の内容は酷いです。過去最低の出来かも?
    輿水さんの作品は昔は良かったですが、最近は酷いとしか言いようながない作品が続いているように思います。
    ディレクターの方も出来の悪さには気づいていると思うのですが、
    王御所の輿水さにはなにも言えなくなっているのかな?
    と思ってしまいます。
    こうなると作品に未来はない気が・・。

  39. 匿名 さん

    カイトのその後が語られる日が来たことをうれしく思います。
    やるからには中途半端にはしないという決意のような元旦スペシャルでした。
    右京さんがホームズの本を毎年贈呈していたりと、語られなかったこの数年いろいろな出来事があったのだな、悦子さん元気でよかったな、とか嬉しさでストーリーのことは二の次になってしまいました。
    ストーリーについて思い出すと…。
    ・被害者の先生の気持ち悪さ(あの俳優誰よ~笑)と美村さんの演技のすごみ。再登場アリか?
    ・東国はあの国がモデルだと思っていたが、ハングル文字もあり、あの2つの国をミックスさせた設定なのかな?
    ・スパイ容疑からの奪還が強引。偽造パスポか―‥。

  40. 匿名 さん

    こちらの掲示板を拝見して、「右京さんが違法行為をするのはどうなのか」という声の多さに驚きました。

    そもそも、「右京さんは違法行為をしない」という考えには事実誤認があると思います。
    右京さんは「法の下の絶対的正義」を掲げていながら、「この世に人命や真実より優先すべきものはなく、法とは人命や真実を守るためにある。つまり人命や真実を邪魔する法は曲げてもやむを得ない」と考えているフシがあります(有名ですがSeason6「黙示録」とかSeason9「暴発」とか)。

    毎回当たり前のようにやっているせいか忘れられがちですが、右京さんが聞き込み先から物証を勝手に失敬してきたり、虚偽の事実や誘導尋問で被疑者の自白を引き出したりするのも、警察官としては本来なら違法行為です(Season9「監察対象 杉下右京」でツッコまれましたが)。
    今回の場合でも、右京さんはいつも通りに、法の下の正義よりも「人命が損なわれてはならない」「犯人の思い通りに物事が進んではならない」という自分の正義を優先しているだけだと思います。

    さらに穿った見方をしてみると、右京さんの中には結平への負い目もあるのかもしれません(冒頭で結平を見つめる右京さんの眼差しを見ていてふと思ったことです)。
    つまり「カイト君の危うさに気づけなかった以上、結平君から父親を奪った責任の一端は僕にもある。そんな結平君から僕の目の前で母親まで奪わせるわけにはいかない」という、
    法律というよりも人間的な感情による責任感もあったのではないか、という想像です。

  41. さんなすび さん

    このお話は「家族の物語」だと解釈しました。
    そして、悦子と志津子は「鏡映し」なのではないか?という自分の考えに沿って、以下では考察の真似事をしてみようと思います。

    悦子と志津子が決定的に異なるのは「愛情」を知っていたかどうか、という点。
    悦子が父親から骨髄提供を受けたことからも、恐らく悦子と両親との関係は良好。その上、悦子は寛解後も峯秋や秋徳、そして右京など周囲の人々にも恵まれ、離れ離れの亨を待ちながら、息子の結平を大切に育てている。
    一方、志津子の方はあまりバックボーンが描写されていないですが、本編から想像を膨らませると、恐らく家族からの愛情をまともに得ることもできず(栗原父の「死刑になればいい」という言葉、ドキッとした)、教師生活もうまくいっていなかった(新任時代の真っ白なシャツと、現在の真っ黒な上着の対比が残酷…)。
    そこへ現れたのが、自分を口説いた姉小路。人肌恋しかった志津子には、クズ男の姉小路も魅力的な人物に見えたのでしょう。そうしてようやく心を許せる男ができたと思いきや、その男は自分を捨てて新しい女に乗り換えようとする始末。
    そこで、ついぞ愛を知ることのなかった志津子は完全に壊れてしまったのではないかな。
    降りかかった受難に対し、受け入れて乗り越えようとする悦子と、殺人という愚行に走った志津子はまるで対照的です。

    こうして二人の状況を整理してみると、それぞれの「息子」への対応もまるで正反対。
    悦子は結平の父親が犯罪者であることを隠しながら、なんとか彼を守ろうと必死。
    かたや志津子は、黒須に対してほとんど母親らしいこともせず、むしろ黒須を駒として、悦子への復讐を遂げようとした。
    「虐待を受けた者は、自分の子供も虐待してしまう」と言われますが、まさに志津子がその例です。

    そしてここからは「サイレント・タトゥ」というサブタイに関する完全な妄想。
    自分は最初、「親から刻み込まれたタトゥ」-つまり、結平とマリアが背負う負のタトゥ-だと思ってたのですが、物語の中核にいた悦子と志津子にもこれを敷衍できるのではないか?と考えました。
    悦子が実父から授かった骨髄を「家族愛」の象徴と捉えれば、それはいわば悦子の中に刻まれた、愛という光のタトゥ。
    一方、愛を注ごうとしなかった栗原夫妻から志津子に刻み込まれたのは、歪んだ自我やプライドといった闇のタトゥ。
    そのタトゥが二人の運命を決定づけたとしたら…
    多分考えすぎですが、何せ「歪んだ家族」が大好物な輿水さんのことですから、そういう意味もあるのでは?とつい邪推してしまいます。

    栗原志津子という女性は、確かに行動原理が不明瞭な点が多々あります。
    「なぜ東国を謀略の舞台に選んだのか?」「なぜ悦子には直接手を下さなかったのか?」など。
    しかし、それによって彼女への興味もいや増すというもの。
    ここ数年、輿水脚本はステレオタイプな犯人像が多くて少々残念だったのですが、今回の犯人像は自分の好みにどストライクでした。
    元日スペシャル、楽しく視聴させて頂きました。

    余談ですが、留置場での面会シーンでも、確か悦子は白っぽいコートを、志津子は黒の上着を羽織ってました気がします。
    ここも二人の対比なんじゃないかなぁ、と思ってみたり。

  42. TAKE さん

    「女の敵は女」「女は不気味で得体が知れず行動原理が謎かつ極端」という昔の亀山期の『相棒』を思い出せる展開に懐かしさを覚えました。
    良い意味でも悪い意味でも、男性脚本家の書く女性像にこの傾向が強いような気がしています。
    女性脚本家の書く女性キャラクターは、稀代の詐欺師であるブラックパールの女でさえ不気味さをあまり感じさせませんでした。「女の敵は女」どころか「女性の連帯」が描かれる傾向が強いように思います。『暗数』『ディーバ』『スズメバチ』と、追い詰められた女性達が必死の思いで手を取り合い抵抗する、女性が描く女性像には切実さを感じます。
    初期の『相棒』の面白さは女性像の不気味さにもあった気もしていますが、今作は少し時代との乖離を感じました。男性脚本家には「女性の不気味さ」よりも男性にしかわかり得ない男性の生きづらさや力関係、友情を描いてほしい、女性キャラクターは女性脚本家が描いた方が切実さがあり良いのではないか、と勝手ながら、あらためて感じた回でした。

  43. 匿名 さん

    脚本家や登場人物の性別で作品を評価するとんでもないエゴイストがいるようで。
    物差しにも貴賎があるということかな。

  44. 母と慕う若者に何て真似を?(1) さん

    「サイレントタトゥー」。とても豊かな内容と、過去と未来を繋ぐ豊かな意味をもつ回だと僕は感じました。文章が長くなりすぎてしまい、分割しないと送信できない事態となってしまいました。感想コメントというより解説の真似事に挑戦させて頂いたと、ご理解ご容赦頂ければ幸いです。(1)〜(5)まで続きます。
     権野元(ごんのはじめ)監督の顔の表情の演出は、とても秀逸だと思います。「青春の光と影」での安本早苗の同棲男の表情とか、「センチメンタルジャーニー」での門脇多恵子の「孫娘」の清純バージョンでの表情と、「詐欺娘」のふてくされバージョン(対亀山君)での表情の、落差は見事でした。
     そして今作も表情の演出がとても重要な回なので、権野監督が特に抜擢されたのだろうと僕は推察しています。
     学芸会で、ホームズを演じる結平君を見守る右京さんは、祖父が孫を見守る慈愛の表情をしていると、大半の相棒ファンに感じさせてくれました。そして右京爺(じっ)ちゃんが手にしたパンフレットをよく見ると、二年生の劇「ホームズ·まだらの紐」では、結平君は主演だけでなく脚本家も兼務しているのですね。大したものだと思いました。
     黒須真士少年の小学校入学時の、身寄りの無い淋しげな表情と雰囲気も、心に沁みてくるものがありました。
     そして何よりも、栗原志津子の表情と声の演出がすごかったです。志津子の表情には底知れない怖さがあり、その極めつきは笛吹悦子さんに二度目の頼みごとをする場面でした。拘置所での対面で、志津子の父親の北海道での不憫だった様子を一瞬思い浮かべて、優しい悦子さんは、東国(東亜民主共和国)のシャンリェンへ、青磁を買い求めに行くことを承諾しました。その時「本当に?···ありがとう···(声が変わって)笛吹さん」と言いながら志津子は嬉し涙を一筋流しました。父親にシャンリェン青磁を送り届けられることを喜んでの涙だろうと、悦子さんは思ったことでしょう。しかし実際は、当の悦子さんを深い罠に陥(おとしい)れることに、成功したことを喜ぶ涙でした。

  45. 母と慕う若者に何て真似を?(2) さん

    ドラマ「相棒」では頭のよい人間が、邪智を働かせてグロテスクな犯罪を行なった話が多数ありました。今回の志津子の計画は、その中でも突出して深淵な知能的犯罪計画だと思います。通常とは大きく異なる「殺人教唆による殺人計画」で、悦子さんは危うくその犠牲となるところでした。
     A.B.C.Dの四人がいて、Aは既に一人を殺害して収監されています。さらにDへの怨恨と憎悪を抱いており、Dへの復讐に執念を燃やしています。収監される以前からAは智謀を発揮して、自分に従順なBに詳細な指令を出していた模様。Bはかねてからの計画通りに、殺人の実行犯に仕立て上げたいCに対してDを殺すように巧みな教唆(工作)をします。Dを殺人実行犯Cの面前に言葉巧みに送り出す役割は、既に収監されているAが担当しました。この関係図式でAが栗原志津子、Bが黒須真士、Cが東国政府、Dが笛吹悦子さんという位置づけになります。
     通常の殺人教唆による殺人ならば、まず殺人の実行者が逮捕され、そこから辿って(たどって)教唆の実行者が逮捕されるという流れになるでしょう。しかし、志津子の当初の計画通り、悦子さんが(無法国家東国の権力中枢である)首都ペイリョーに移送されて、スパイ容疑で処刑されたとしても、殺人の実行者(東国政府当局)が逮捕されたり処罰されたりすることはありえません。黒須真士による巧みな殺人教唆(撮影禁止場所を撮影したスマホを悦子さんのバッグへ投入することと、当局へのタレコミという二つの工作)の事実も、右京チームの同行がなく悦子さん一人だったとしたら、露見する可能性はゼロに近かったでしょう。志津子と黒須の思惑通り、帰国した日本で、黒須は一生伸う伸う(のうのう)と暮らしてゆけたでしょう。「笛吹悦子殺し(ごろし)」は完全犯罪に近いものとなると同時に、ナイフで短時間に絶命させた姉小路に対するよりも、恐怖と絶望を感じさせる時間を伴う、残忍で狡猾な殺し方となったでしょう。悦子さんが件(くだん)のスマホは自分のものではないと主張しても、「撮影禁止場所を撮影しているCAを見た。」という証人(タレコミの実行者)まで用意しているのです。

  46. 母と慕う若者に何て真似を?(3) さん

     終盤での右京さんと志津子の、画面を通してのリモート対話で、右京さんは、「あなたを母と慕う若者に、何て真似をさせるんですか?」と問いかけます。階検事も、「しっかり答えて。非常に興味深い案件。僕はじっくり聞かせて貰うから。」と厳命します。この場面の最後まで、志津子の類例を見ない犯罪計画を知った階検事の、静かな怒りが続いてゆくのが見て取れます。完璧に近かった知能的犯罪計画を、右京さんの頭脳に阻止されたことをこの時初めて知った志津子は、狂おしいばかりの悔しさの津波に襲われた様子でした。右京さんの「いいですか。今度の件、笛吹悦子には何の罪もありませんよ。」という言葉に対して、激しく逆上して、「あの女の存在自体が罪!!あの女が現れたから私の人生はく···(るわされた)」と激しい口調で吐き捨てかけます。しかし頭の回転の早い志津子は、担当検察官の目の前で、自ら強い殺害動機と殺意を認めてしまったことに気がついたのか、強いて自分を落ち着かせて声の調子を落とし、悔しさにいまだ小刻みに震えながらも、「罪の無い人間などいない···」と低い声で語ります。これは普通の人なら反論しにくい聖書(ヨハネによる福音書第8章)のイエス·キリストの言葉「罪なき者、石を投げうて」を意訳して引用したものでしょう。ドラマの最後の右京さんの説教に対して口で対抗できる所など、やはり並の犯人ではありません。この心の闇の深さを見ると、通常の健全善良な男性を伴侶としてゆくことは難しいでしょう。キモいブー男の姉小路も、彼女にしかわからない価値(魅力?)をもった存在だったのだろうと思われます。(“アッチの相性”がよかったのだろうという「R15指定」をしたくなるようなコメントもありますが。)
     同じ頃、黒須真士の方も、取り調べ室の捜1トリオの面前で「栗原先生の為なら、人殺しだってしますよ僕は。」と薄笑いを浮かべながら語っています。殺意を認めてしまいました。帰国直前のシャンリェン空港での伊丹刑事と美和子さんの会話からも、無法国家東国の首都ペイリョーにスパイ嫌疑をかけられて移送されることは、処刑に繋がる蓋然性が極めて高いことが我々視聴者にも見て取れます。黒須真士も「殺人未遂」で相当期間、刑に服さなければなりません。
     なお、東国のモデルを中共か北鮮かのどちらかに限定する必要はないと思います。文字はハングルに似ていても、領土内に日本の領事館がある所とか、正式国名の日本語での略し方とか、青磁の本場である点などは、中共との共通性が高いです。そして中共·北鮮双方以上にスパイ嫌疑が処刑に繋がりやすい(架空の)国と理解すればよいと思います。

  47. 母と慕う若者に何て真似を?(4) さん

     一方、六人で構成する「チーム右京」が、見事な連携プレーで悦子さんの奪還を、辛うじて成し遂げた経緯について、右京さんの「正義と法律遵守」のキャラが、変更されたかのようにコメントをする人が少なくありません。しかし大きな誤解があるように思います。刑法の条文には「緊急避難」とそれによる「違法性の阻却」が明記されています。
     刑法第三十七条(緊急避難) 「自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。 ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。」
    とあります。この条文に則(のっと)って笛吹悦子さんの生命、身体、自由に対する現在の危難を避ける為の「チーム右京」の合法的な働きだったのです。この生じた害と避けようとした害の大きさの比較の法理は右京さんも百も承知で、悦子さん救出作戦開始にあたっては、「なるべく穏やかに事を進めましょう。」と皆に告げます。悦子さんを首都ペイリョーへ向かう航空機から救い出すにあたっては、護送の任にあたる二人の官憲にダメージの少ない紙袋をかぶせる所から始めます。悦子·右京の両人を先に送り出した後で、亀山君が官憲の足を思いっきり踏んづけたり、脛(すね)を思いっきり蹴飛ばしたりすれば、追跡の勢いを弱めることができたでしょう。こうしたって無実の悦子さんの生命·身体·自由の危難を避ける為の緊急避難の法理で許されるのです。しかしそういうことをせずに、より害の小さい、荷物棚の乗客の荷物を通路に次々と落として妨害する(これも通常なら違法行為)にとどめています。最後に伊丹·芹沢の二人が紐のようなもので官憲コンビを躓(つまづ)かせる所があり、これは小さな暴行罪にあたります。が、やはり悦子さんの生命·身体·自由の危難との比較で許されるのです。偽造パスポートなどは、紐で躓かせることより罪は軽いです。誰も傷つけませんから。緊急避難の条文に則って、右京チームは「なるべく穏やかに」の努力をしているのです。
     領事館が用意した左ハンドルの自動車で逃走する場面。追跡する東国の官憲が、お粗末な射撃で天井のパイプを撃ちぬき、蒸気で自ら追跡しにくくしてしまうことと、右京「安全運転でお願いします。」亀山「····この状況で!?」という会話とは、二つセットでコミカルな味付けをしたものと思われ、正解だと思います。007ジェームズ·ボンドが愛車のアストンマーチンで、敵をかっこよく振り切って逃走する類(たぐい)は、相棒のテイストにはそぐわないと僕は思います。

  48. 母と慕う若者に何て真似を?(5) さん

     強引な実力行使ではなく、知恵と理屈で悦子さんを奪還して欲しかったという意見があります。知恵と理屈が通用するのは曲がりなりにも法治国家の実質を持っている域内だけの話です。しかし一旦悦子さんを奪還してしまえば、日本国内にも東国の領事館は存在するでしょうから、外交関係の修復の局面で知恵と理屈の力は働かせられます。sonicさんには少し映像の見誤りがあるようで、黒須が悦子さんのバッグに撮影禁止場所を撮影したスマホを投入する場面が、美和子さん撮影のスマホに捉えられていたと言っても、それは対象を見定めずに、多数回シャッターを押した隠し撮りの中の一枚に写っていたものです。その画像の確認が、空港で悦子さんの拘束を知った後になってしまったことは責められません。しかし悦子さん奪還後の外交正常化の為にはその画像は役立ちます。黒須は素手でスマホを投入していたようなので、在日本東国領事の目の前で黒須の指紋を採取して領事に手渡し、東国に送って押収されているスマホの指紋との照合をしてもらえば、黒須の犯罪を東国に対して証明してゆくことは困難ではないでしょう。東国だって悪人の罠にはまって無実の人を拘束したり処刑したりしなくて良かったと思う気持ちはあるはずです。従って、右京、亀山の二人の帰国も叶うでしょうし、東国のスパイにつけ狙われ続けたり、悦子さんが国際線のCAをできなくなったりとの懸念を拭い去ることは、比較的短い期間で可能だと思われます。
     
     冒頭、過去と未来を繋ぐ豊かな意味を持つ回と感じたと書きました。ダークナイト事件と未来のカイト君復帰の可能性をつなぐ意味については皆さんが触れておられます。僕は前作「男の花道」と未来を繋ぐ意味も持ちそうだと感じました。中園参事官は「超新生」以前の内村部長のほうが好きというわけでもないでしょう。以前の「権威主義者とイエスマン」という図式に戻ってしまうのではなく、今回、捜1トリオの公務での出張を許可させたように、中園参事官が内村部長を操縦する関係が生まれてきそうな期待を持ちます。

     最後に東国領事館の敷地内で、新年のカイトを上げている所は、相棒制作陣の成宮寛貴氏へのエールのように僕は感じました。

    長すぎた文章お詫び申し上げます。それほどこの話の価値を伝えたかったのです。

    (おしまい) 

  49. 匿名 さん

    いつもより長い時間、豪華なキャストでこれかぁ…という内容でした。
    これで右京さんも犯罪者ですね。
    ラストはTverで見ましたが、カイトくんとカイト(凧)かけてるのとか唖然としてしまいました。なんて雑な終わり方。
    そして既出ですが、予告が酷すぎです。
    唯一良かった点は甲斐ファミリーの現状を知れたことかな?

  50. 匿名 さん

    正直な感想。何やこれはでしたよ….相棒もここまで落ちたかと。

    久しぶりに相棒の元日スペシャルを見て悦子さん再登場、甲斐パパの活躍があったのはいいとして何でしょうかね。非現実的すぎる展開に、中途半端な終盤。酷すぎる。

    ホント輿水さんは相棒を終わらせらるのか、いや着地点を見つけられるのか心配でならない。

  51. 匿名 さん

    知恵だの話術だのの奪還を望む声も多いみたいですが、その方達は何を見ていたのだろうという印象。
    警察手帳も通用せず、ろくに話し合いをさせて貰えなかったワンシーンがあり、その後、飛行機が飛び立ったら終わりという状況です。
    そもそも、今回は政府の命令を受けた特例中の特例。
    相手は北朝鮮とかがモデルの国と思われます。

    また、右京さんが犯罪を犯した。
    信念はどこに行ったの?等という意見も多いようですが、これもファンなら違和感のある意見。
    右京さんはこれまで度々犯罪や違法捜査を犯しています。
    たまたまそれが事件解決につながったりしていたから、目をつぶられていただけ。
    その事に言及する回もありました。

    右京さんの信念に関しては、ファンの方は神戸くんのラストを忘れたのでしょうか?
    大切な相棒のために自らの信念を曲げて、犯罪を見過ごそうとしました。

    冠城くんと息が合うようになった、19.20辺りから右京さんは人間らしいとこが増えてきて、亀山くん再登場後はさらに温厚になっています。
    あくまでも1人の人生を描いているので、そういう変化も楽しみたいですね。

  52. 金ちゃん さん

    やっぱり動機は「阿部定パターン」かと思いました。

  53. 重冨穂奈美 さん

    ようやく元日スペシャルの再放送してくれましたね。本当に良かったと思います。多少右京さんたちの強引な行動に出るところや空港内で走る場面は初めてだと思う。捜査一課の3人や美和子さんも一緒にいて、悦子さんも少しは安心したかもしれません。回想シーンで右京さんと甲斐くんのやり取りも見れたのも良かったと思います。おそらく悦子さんが、隠し撮りや何か物を購入したのを東国の警察官に見抜かれたと思います。それで拘束し事態を悪化させたと感じられます。上層部も捜査一課の3人も本当にお疲れ様でした。右京さんたちは、飛行機の後ろの席で座っていました。東国の警察官たちは、が前に座っていました。そこに目を付けて暴行を加えて逃げるという方法がすごいと思います。

  54. 匿名 さん

    飛行機の発着シーンもあんな上空飛んでればかなりオーバーランするし、ご都合主義的。都合良く後ろの席とれる分けない。大体、帰るシーンがないのは? ノーカットじゃなかったの?

  55. どな さん

    カットなく見れて良かったです。
    個人的には、最終回より正月SPの方が話としては好きです。
    犯人役の美村さんが本当にうまくて表情ひとつひとつが怖かったです。
    サイコパス感出ていてで久しぶりに相棒の悪女って感じでしたね。

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