脚本:光益義幸 監督:橋本一
ゲスト:高橋克実 潤花
『特命係の杉下右京(水谷豊)』を名指しで、匿名の情報提供がある。それは、「17年前に起きた当時5歳の少女の誘拐事件の犯人は殺された」という投書だった。問題の事件は、老舗デパート蔵本屋の令嬢・里紗(潤花)が睡眠薬で眠らされて連れ去られた経緯から、週刊誌が“眠り姫誘拐事件”と煽り、世間の耳目を集めた事件だった。
脚本:光益義幸 監督:橋本一
ゲスト:高橋克実 潤花
『特命係の杉下右京(水谷豊)』を名指しで、匿名の情報提供がある。それは、「17年前に起きた当時5歳の少女の誘拐事件の犯人は殺された」という投書だった。問題の事件は、老舗デパート蔵本屋の令嬢・里紗(潤花)が睡眠薬で眠らされて連れ去られた経緯から、週刊誌が“眠り姫誘拐事件”と煽り、世間の耳目を集めた事件だった。
細かいことを言いましたが、当サイトへのコメントは大歓迎です。初めての方もお気軽にお書込みください。
今回もみどころたくさんで面白かったです。
・矢木さんの考えた裏メニューが美味しそう。
・2週連続で和菓子屋さん登場。
・3回とも襲われる矢木さん。
・蔵本家の屋敷がS20の王隠堂家と同じ
・矢木さんを象徴する帽子の意外な使い方。
・亀山君のスーツ&メガネの変装姿。
・猿山さん,イタミンからのカメリーマン呼ばわり。
・光益さん、チャップリン→シェイクスピア次はオーロラ姫。
・矢木さんとイタミンたち再会。
・益子さん再び皆勤賞。
・犯人役の諏訪太郎さん、S18、S19の元旦スペシャルでちょい役だったがこんなに重要な役だったとは。
・伏線回収が見事で「最後の晩餐」の時のようにすっきり。
次回は瀧本脚本、歌手関連のストーリーでは「この胸の高鳴りを」という名作があるので楽しみです。
うーん、今回は雰囲気回というか…マーロウのキャラクター性と往年の探偵ものっぽい舞台設定を楽しむ回といったところでしょうか。
事件そのものはあまり面白くなかったけど散りばめられた小ネタにはクスリとするという感じでした。
マーロウの用意した食事があまりにも男飯感満載だったり、亀山が全く似合わない正装をしていたりそういう細かい部分では面白いところがありましたね。
個人的に気になったのは里紗役の女優さんがあまりにもガタイがよくて健康的すぎたところです(宝塚出身の方なんでしたっけ?)。
とても幼い頃に誘拐されたトラウマで10年以上引きこもっていたような女性には見えないというか……
久しぶりのマーロウ八木登場回ということでかなりハードルが上がってしまっていたのですが、そのぶんちょっと期待外れではありました。
脚本の光益義幸氏は初めて登板した「最後の晩餐」こそよかったのですがそれ以降自分にはあまりピンとこないですね。
久しぶりのマーロウ矢木さんの回にめちゃ堪能しましたよ。
なかなか面白かったですね~。
でもマーロウ矢木さんの必須アイテムの帽子の中に、紙切れがある事に何で鑑識の益子さんは気づかなかったのだろう?
たぶん米沢さんなら、見つけていたでしょうね。
あと僕が見逃したのかも知れませんが、ラストシーンのマーロウ矢木さんとの会話に有った、里紗さんは最初から特命係の名探偵右京さんの事を知っていてメッセージを送ったって、なんで里紗さんは右京さんの事を知っていたのかな?矢木さんから聞いていたのかな?
ちょっと気になりましたよ。
でも話としては良かったと思います。
里紗さんは矢木さんから話を聞いたお父さんから右京さんの話を聞いていた気がします。
期待が大きかった分、肩透かしの印象でした。
マーロウ矢木というキャラクターが全然活きていなかったような。
もっと特命係との軽妙なやり取りや、特命係が翻弄される感じも見たかったです。
そもそも発端となった失踪事件もワクワクするような謎ではなくて……。
特命係が失踪よりも17年前の誘拐事件を調べている感じも「?」でした。
以下、気になったところがいくつか。
・身代金要求書に付着していた「よもぎ」のこと、当時の警察は調べなかったんですかね?
・鑑識がマーロウ矢木のハットに隠された紙を見つけられなかったの、お粗末なのでは。
・里紗さん、何日も同じドレス着てるのさすがにどうなんでしょう笑
次回はバンドものみたいですね。
楽しみです!
最後にひとつだけさんが言われてる通り、今回は雰囲気は良かったし、マーロウ矢木の使い方や薫ちゃんの変装尾行等中盤までは僕も楽しく観られました。ただ『”マーロウ“と”ホームズ“が揃う名探偵登場回』と考えると、肝心の謎解きが物足りなかったかなあ…。
難しい事を抜きにしても『匂いで記憶が呼び覚まされる』のは割とすぐ思い至るので、和菓子屋でうずくまるシーンですぐ、眠り姫の記憶がヨモギの匂いで戻ったんだろうなって分かっちゃったんですよね。だからてっきり、これはいわゆる”レッド・ヘリング“─引っかけで、真相はもう一捻りあるんだろうと思って観てました。
あと矢木さんが初登場した回で面白かったのは、警察と民間の探偵のやり方の違いをしっかり描いた事です。そうしてこそどちらが優れてるとかではなくどちらも見せ場があって、名探偵が共演する意味があると思うのです。
だから僕はラスト、矢木さんが『犯人はヨモギの匂いかする人だ』って指摘した後、右京が満を持して『素人はそう思うだろうけど──』って真相を語ってくれると期待してたんです。ヨモギに似たハーブが整髪料に使われているとかじゃつまらないけど、かつてネギアレルギーのある人物に直接はネギを食べさせずに『食べたかもしれない』って誤認させて追い詰めるエピソードがありましたよね。睡眠薬を飲まされた少女が嗅覚以上を起こして全く別の匂いをヨモギと思い込むとか、まあやり過ぎると『相棒』じゃなく『科捜研の女』になっちゃうけど、そんな風に『ヨモギかと思わせて実は違った』みたいなどんでん返しがあるとばかり……それがあっさりヨモギネタ一発だったので、ちょっと肩透かしでした。
尺的な制限もあったとは思いますが、ジグソーパズルのピースか七割位埋まったところで終わっちゃった様な惜しい回でした。
↑あ、嗅覚異常です、すみません。
今回の事件は過去のものも含めてそれほど派手ではなく、よもぎもだいぶ分かりやすかったですが、ストーリーに破綻は感じなかったので自分は好きです。
ただ光益さんの脚本は確かに『最後の晩餐』が良すぎたあまり期待値が上がり観る側としては深読みしてしまうので、物足りなく感じたというご意見もよく分かります。
最後のシーンで「美しい友情の始まり」と言っていましたが、また八木さんは登場してくれるということでしょうか?楽しみにしています。
来週脚本の瀧本さんは自分の中では当たり外れが激しいので、当たりであることを祈っています…!
失礼しました、「矢木」さんですね。
申し訳ありませんが今作は素直に楽しめませんでした。
どうしてこうも肝心のストーリーラインに惹かれないものか…と考えたときに、単純に最初に呈示された謎がしょぼいんですね。
思うに大衆は「眠り姫はどこに消えたのか!?」みたいな単純な謎に興味を抱き、事象や物証を手掛かりにああではないか、こうではないかと、画面の向こうの特命係と推理を進めていく。これが事件モノの醍醐味じゃないかと思うんですが、今回は「17年前の事件は別にいるっていうメールが来たけどそれは本当なの?」という謎からスタートしたため、目指すゴールが曖昧なまま歩を進めてしまった感が否めません。
まぁそれはまだ良くて、そのメールよりも実際歩を進めた先の件の“眠り姫”が現在進行形でさらわれていることの方が重大なのですが、証拠が少なく「本当なの?」レベルで視聴者の興味をそそるに足らない。
さらにいけないことに、件の姫は矢木の事務所で匿われてました…って、これじゃどこに興味の目を注いだらいいか分かりませんよ。これ、アバンとか眠り姫がどこにいるか曝しちゃう前に、視聴者にもその眠り姫の姿そのものを見せずに、先に述べたように「彼女はどこに潜んでいるのか」「まさか死んでいるのでは?」と視聴者に緊張を持たせてくれたら良かったのでは…と素人ながら考えてしまいました。
話が小ぶりなのは別にいいんですが、要は魅せ方ですかね、気になる点は。
ただ今回の話を担当された作家さんはキャラクター造形が本当にお上手ですよね。
迷探偵と見せかけて実は策士であるマーロウ矢木という個性的なキャラクターの描写の巧さでは、これまで2回担当された戸田山さんに引けをとらないレベルだと思いましたし、先シーズンの「悪役」でも小桜千晶(?)にもそれが見て取れます。脚本歴が浅いようですがよくここまで書けるものだと思いました。この作家さんが巧いだけでなく、相棒への愛が深い故かもしれませんが。
冒頭の、マーロウが里紗を連れ出すシーンで、里紗がワンショットで「用意がいいんですね探偵さん」と言った時の、切って貼って繋げた感丸出しの編集が少し気になりました。それ以外は良かったです。
マーロウごと矢木さんの久しぶりの登場に懐かしい!!と思ってしまいました。一番最初に拝見したときは、シーズン5からの初登場で、美術大学に通う学生の殺人事件から捜査に探りを入れたところが面白かったです。
いつもでパターンでは、矢木さんが途中で殺されそうになるところも相変わらず変わっていないですね。
久しぶりの捜査一課の3人でのやり取りも面白かったし、亀ちゃんがサラリーマンの格好で伊丹さんに言われるなど十分面白かったです。矢木さんが病院のベットから飛び起きた瞬間に、捜査一課の3人の顔の表情にびっくりしました。最後は、やはり右京さんの怒りを生かした説教で犯人が見つかったことは、ストレス発散して、安心したと思います。次回も楽しみに。
今回は前回のような、見ていて「だから何?」というような破綻はなかったので、ほっとしました。でも、あんまり印象に残らなかったです。つまり、出来としてはまずまずだったのではないでしょうか。細かいところを見てもどうしようもない回というのはあるものなので、ぼわんと人間ドラマを楽しむモードでみたほうがいいときもあるように思います。ここへ来て結構当たり外れがはっきりしてき始めたような気がします。
「名探偵と眠り姫」私は高評価です。名探偵を呼び寄せたのが、当の眠り姫だったという最後の「落ち」も快いもので、「最後の晩餐」の「落ち」の快さと繋がるものでした。美しく育ちの良い令嬢なのに、イケメンとは程遠い、どちらかと言えば貧相な継父や婚約者を、見下した様子が全くない人柄の良さも希少です。この人柄の良さは「最後の晩餐」のスナック「街の灯」の若いマスターに繋がります。ずっと同じ正装の高級ドレスを着たままなのも、脅迫者からの避難という緊急事態において、着替えを求めることなく忍耐する我慢強さと把握できます。「姫」に相応しい姿を一貫して保つ効果もあるのでしょうけど。最後まで見て、彼女と特命コンビの初対面の場面に録画を戻すと、その雰囲気や、「お会いできて光栄です。」という彼女の言葉も味わい深いものになります。自ら相棒コンビに握手の手を差し伸べ、気品を保ちつつも敬意を込めて両手で握り、亀山さんが姫に対する恭しい態度でそれに応ずる所です。姫と呼ばれるに値するには、美しさ、性格の良さに加えて、要所に於いて事件を解決に導く知略を発揮する、知能の高さと大胆さを備えていれば、申し分のないものとなるでしょう。それがドラマの終わりに証明された形でした。「幼い頃、父が話してくれる名探偵のお話が大好きで、貴方がマーロウならその方はホームズ。抜群の推理力を誇る、警視庁の名探偵···」自分の様々な長所にもご本人は無自覚で、素直で純粋な心根がもたらしているのでしょう。宝塚で娘役トップをつとめて来た女優さんの精進と存在感が、「姫」を演ずるには良かったと思います。裕福な御家庭内のことでもあり、知能の高さがあれば、引きこもっている間も自分を高めることはできていたでしょう。父母や家政婦さんの愛情に育まれて来てもいるでしょうから「引きこもり」の状況に、人格体格が侵食されていなければ不自然と考えなくてもよいのでは。
因みに右京さんをホームズになぞらえるのは、カイト(甲斐亨)とコンビを組んでいた時の、尾美としのりがゲストで「世の中で信用できるのは紅茶と犬だけ。」と語っていた「右京さんの友達(孤独の研究)」の回を想起させてくれるのも心地良かったです。私の大好きな話の一つです。脚本の光益さんにも、この回へのリスペクトがあったのではないでしょうか。
亀リーマンスタイルは新鮮でした
案外イケルかも!
マーロウ矢木の裏メニュー、脂ぎってました
ハードな仕事してるんですね
全然変わらないお姿と依頼人との信頼関係に右京さんを尊敬しながらも自分も探偵としては負けていないぞ!というプライドも見えました。
私としては、今後、イタミンの活躍も心待にしているところです。
ザ.昭和なデカ魂がどう進化したか、揉まれて、すっかりイタリーメン化してしまったのか….期待大。
6話の感想としましては、5話にはかなわなかったですね。
観た後、感慨にしたりたいのです。
したる→ひたる
です(*/□\*)
したる→ひたる
です(*/□\*)
どなたかもコメントされていましたが、鑑識のずさんさが気になりました。
17年前の誘拐事件で遺体のそばにあった身代金要求文書の汚れの件。今回、マーロウ八木さん襲撃時、八木さんの帽子の中に書面があった事に最初に気付いたのが、右京さんだった件。
前者は、当時鑑識に、米沢さんや「鑑識の鑑」とまで言われた米沢さんの師匠(Season13「米沢守 最後の挨拶」を参考)もいたのに、書面の汚れから蓬の成分に気付き(あるいは商品を特定して)、蔵本さんの取引先から、黒崎さんにたどり着く事も可能だったのではと思うのですが。
後者も、八木さんのトレードマークの帽子について徹底的に確認されなかったのでしょうか。
作中での今井慎吾(現:蔵本慎吾)さんと八木さんのつながり。その過程で、何か不測の事態が起きた時は、右京さんに協力をお願いする事を里紗さんにも進言していたのかも知れませんね。
プルースト効果=匂いがそれに紐づいた過去の記憶や感情を呼び起こす事 これが17年前の出来事を思い出すきっかけだったわけですが、ヒトには想像もつかない凄い能力が潜在しているのですね。
とはいえ、老舗百貨店(蔵本さん)も、老舗和菓子店(黒崎さん)も、店の暖簾(歴史や伝統)ばかり気にして、大切な何かを見失っていた事が事件の本質であり残念に思えます。
序盤の特命係の尾行をかわして、里紗さんの食事を調達する八木さんでしたが、Season5「名探偵登場」の時と同様、地元の住民とのコミュニケーションを大切にしている八木さんだからこそできる方法だったと思います。
正直、マーロウ矢木ってキャラが好きになれなくて、今回は不安でしたが、マーロウの描き方とか特命係との絡みなどは程よい作品だったと思いましたよ。ただ、肝心の事件がしょぼ過ぎる。もう一捻り欲しいですよね。「姫」がずっと同じドレスなのは浮世離れした人物像を描くためなのかなと思いました。
蔵本里紗、潤花さんの同じドレスに、マーロウのコート。風邪ひきます!
せめて上にカーディガンでも着せてあげて。
話は総じて面白かったですが、よもぎの匂いがしたとして、証拠不十分にならないのでしょうか?途中、ちゃんと見れない時間があり、どなたか、よもぎが犯人確定と確実な証拠なのか? 論理的に、教えて下さい!
マーロウ、亀ちゃん再会、やはり良いし、右京のマウント気味の対応も初期の変人振りが垣間見えました。
4話の聴覚で今度は嗅覚。どちらも伏線はハッキリ分かりすぎ(笑)。まあ、
仕方ないけどね。でも、う~~ん、眠り姫、いつまで同じ肩出しドレス着てるんだろ。
現実の日常が不用意にあったかかったり急に寒かったりしてるんで、ついつい
肌寒そうで気になって(笑)。せめてマーロウが何か羽織るもの貸してやるとか。
ドレスに男物のジャケットとかコートとか、そういうの、意外と隠れセクシーでいいんだけどな。
それで隠し部屋のソファで横になってるとか。それで「やっぱり男臭いですね(ウフ)」とか。
おお、それで匂いの伏線になったりして。本棚扉の開くたびに、同じぽつねんで座ってるとか、
ああ、いかにも「同日撮影でござい」って感じだし。マーロウの裏メシ、あそこまで出すのなら、
何とかパクってひと口「おいしい!」ってやってほしかったな。普段はあんなもの、眠り姫は
食べてないだろうからね。もちろんあとくされなく、撮り方に工夫は必要だろうけどさ。
私がADか何かだったら、いちいち思いついて、監督とかに言上ばかりしてるんだろうな。
それでクビになったり。あー、こまかいことばかり気付いてしまうのが私の悪いクセ!
まあ、本題のミステリの方は、まあまあですかね。デパートと和菓子屋の政略結婚、
動機は仕入れに関する経済問題、普通に考えて、犯人はどちらかにしかいないわけだし。
あ、もしかして、そんなルーティン臭を消すためのマーロウ再登場だったのかな?
だったとしたら、努力賞はアリですね。いや、むしろ眠り姫の挿話の方だったですかね?
だったとしたら、もっとお姫様の演出には念を入れないと。相棒二人組との初謁見では、
羽織っていたものをさらりと置いて、自分の手を取らせるとか(二重に役に立ちますね!)
「そりゃしつこい」とか言われたら、まあ、それで終わりですけど。でもマーロウの方は、
しつこく『カサブランカ』までやっちゃってるわけですから。バーの場面で一瞬かすかに
♪You have to remenber this~なんて聞こえたりしたら、それだけで、本当にうれしく
なっちゃってたんですけどね。ボガートは細部に宿る、なんちってね。ちゃんちゃん。
感想が出尽くしたタイミングでの投稿失礼します
今週は風邪で体調崩してましたがちゃんとオンエアで視聴しました
今回のエピソードに限らずなんですが「相棒」風の楽しいドラマだけど事件そのものやトリック、テーマ性などに捻りが足りないと感じる事がシーズン13以降は多くなってますが、コレもその一本ですね
矢木さんのキャラは上手く捉えていたように思いますが使い方がなんだかなぁです
とっかかりの過去の誘拐事件と犯人の不審死、そして現在の娘さんの失踪との兼ね合いというかバランスが悪く、特命係の関わり方や展開に乗れませんでした
テンポよくは進むけどワクワクはしない
でも、お馴染みのキャラたちの掛け合いはそれなりに笑えるという変な感じ
刑事(警察)にはできないけど、探偵ならばできるという矢木さんを登場させた意味がある物語が見たかったです
それでも矢木さん3度目の登場は嬉しく、面白く見れました
次回も楽しみですが、そろそろ元日スペシャルの事も気になりだす季節になってきましたね
皆さま、体調気をつけてお過ごしください
マーロウ矢木の三本立て。新作をようやく視聴。
サラリーマンに変身した亀山の尾行には気づいていたが、身の安全のためにスルーしていたというのが、
おいらの見解ですが、どうでしょう。あのいかにも怪しい白髪長髪の男。大事なヒントを言っていたのですね。(2回目で気づく)
脅迫状のよもぎの跡から、17年前に、共犯の存在にたどり着かないというのはさすがに無理だろう。
それはさておき、終わり方も含め、良かったなあと思っています。光益さんは、戸田山脚本と同じテイストが作品から感じられます。いや、戸田山さんへの尊敬の念のようなものがあります。
次回のマーロウ矢木、光益さんの作品を楽しみにしています。
放映から6日もたって投稿をするのは如何なものかと思いましたが、私は「違和感を感じる」とか「ここが引っかかる」という、かなりの数のコメントのほうに違和感を感じてしまい、このままではどうにも落ち着きませんので、僭越ながら再投稿をさせて頂きました。申し遅れましたが、私が相棒ファンとして感想を投稿するのは、今回のこの二つの投稿が初めてです。
まず、「あいぼーさん」のコメントでのお求めに、私なりの回答を試みます。
よもぎの匂いは証拠不十分では?とのことですが、ハーブを含んだ独特のよもぎの匂いによって、里紗さんの「犯人達が言い争っていた」という記憶(裁判になったら証言に繋がります)が甦ったわけですから、17年前の「監禁現場での言い争い」のその場所に、その独特の匂いをまとった人物がいた高い蓋然性を、示すことになります。
また、終盤に蔵本家の座敷広間で黒崎が右京さんから「身代金要求書に付着していた汚れからも、よもぎの成分が検出されています。」(当然17年前の捜査資料を見ての発言)と言われる場面についても、それだけで誘拐の共犯と水田殺しの決定的な証拠になるというよりは、直近に黒崎が犯していて新鮮な証拠がたくさん残っているであろう「脅迫」と「暴行」という二つの犯罪事実やその動機との繋がりの中で、総合的に追い詰められてゆく過程の、一つの重要なピースといった所だと思います。
しかし、プルースト効果の深遠さで、17年後になって里紗さんの記憶が玄妙な甦り方をするまでは、誘拐が水田の単独犯であったこと(=飛び降り自殺であったこと)を疑わせる要素は世の中に皆無(右京さんと当の里紗さんも含めて)だったわけです。だから誘拐事件当時の事実として、鑑定で身代金要求書紙片の汚れのよもぎの成分は検出されていたのですが、それが殺人事件の捜査へと進展しなかったとしても、お粗末でも不自然でもありません。単独犯水田が要求書を作成しながら、あるいは直前に、草餅を食べていたのかもしれないという解釈は無理なく成立するからです。
同様に矢木さんの帽子の内側に挟まれていた、地図を記した紙片にしても、気付かれずに尾行をしていた亀リーマンが、何度も紙片を見ては歩くという矢木さんの行動を、目撃していたが故に、特命係の二人にだけ紙片を探そうとする動機が生まれたのであって、現在の鑑識の益子さんが探そうともしなかったとしても、お粗末でも不自然でもありません。
sonicさんの「蔵本慎吾さんと矢木さんとの繋がりの中で、里紗さんは危急時における右京さんへの協力要請を進言されていたのかも」との推察も、ドラマの理解としては逆方向だと思います。最初の事務所への特命係の訪問では、矢木さんはしらばっくれた上で、尾行を妨げ振り切りました。慎吾さんが、馴染のバーへと特命係から呼び出された時の、迷惑そうでイヤそうな表情。二人の「特命係に隠し事」をしようとしていた趣旨の発言。慎吾さんが過去に(騙された上のこととはいえ)犯人への情報提供をしてしまったという罪の意識もあってか、警察内部局であることは否めない特命係の介入を歓迎しなかった二人の頭越しに、サッサと右京さんへのSOSを送っていたという所が、聡明な里紗さんの「あっ晴れ」ポイントだったはずです。初対面の時の右京さんの「ようやく、お目にかかることができました。」という言葉は、すでに里紗さんからのSOSだったと察しがついていた右京さんの、「ようやく助けに来れましたよ。」という思いを込めた言葉だったと思います。
総じてコメントの常連の方たちは、評論家目線、脚本家目線になりすぎていて、素朴で素直なファンの目線を失いかけておられるように感じます(品川陽子さんは確信犯的で、コメントのユーモアは楽しませてもらいましたが)。未熟な脚本家さんたちの突っ込み所に、イライラさせられたことが、多数回あったのかもしれませんが、そのことで不自然に見えそうな所への、過敏すぎる反応になってしまわれているのではありませんか。不自然さのないリアリズムをお求めというのなら、恐ろしい記憶の甦りや最初の脅迫を受けた後でも、大好きな父親(継父)への優しさから、里紗さんが誰にも告げずに一人で苦しんでいた時間の長さとか、その優しさ故の苦しみをすぐに察して、寄り添う言葉をかけた右京さんの人間性を、もっとリアルに実感して鑑賞すべきだと思います。
「初対面の時の右京さんの『ようやく、お目にかかることができました。』という言葉は、すでに里紗さんからのSOSだったと察しがついていた右京さんの、『ようやく助けに来れましたよ。』という思いを込めた言葉だったと思います。」
と上のコメントに書いてしまいました。しかし「助けに来れましたよ。」は、いわゆる「ら抜き言葉」で文法的には好ましくないようです。東大法学部出身で規則に厳格な右京さんには、似つかわしくありませんでした。
「ようやく助けに来ることができましたよ。」へと訂正させて頂きます。
益子さんの名誉のために、もっと巧妙な隠し方にしてあげてほしかった。
紙縒りの様に縒って細くしてあるとか、リボン?の縫目に差し込んであるとか・・・
あれで見落とすなんてありえない、結構な大きさのものが内側に差し込んであるだけって・・・・
あと、冬場にドレスのまま肩掛けも与えないで、かくまってるというか、あれじゃほんとに拉致じゃん。
本人も、そこまでするなら着替え用意してるだろうに・・・。
なんか、黒木さんがビートたけしさん主演のサスペンスで旦那さんのせいでド貧乏な役なのに綿だけどブランド物のいかにもなドレスを着ていて、全然役的におかしかったことを思い出して、元宝塚だから??って
想っちゃうから、時節的にどうなんだろう??それとも半年以上前に撮ってて今回の騒動のことが起こる前なんだろうか・・・・
真飛さんが普通のさらっとした演技だったから、余計に違和感。
相棒はファンも「細かいことが気になっちゃう」からもう少しいろいろ擦り合わせてほしい。
マーロウ矢木、堪能いたしました。面白かったです。
ただ、クセが弱まったかなという気もしましたが。
したたかで、ああ見えて実は有能な感じがもっとあってもよかった気がします。
情報提供のメールも矢木が送ったでいいんじゃないかな。
特命係を引っ張り出して利用した、みたいな。
ストーリー的には可もなく不可もなくって感じで、ちょっと薄味。
人ひとり死んでるってことを忘れそうになるくらいにのんびりムード。展開がタルいともいう。
ヨモギがヒントってのも、早めに気づいちゃったし。
もうちょっとミステリー感があったらよかったかな。
マーロウ矢木と特命係の友情にホッコリさせる、ファンサービスってことでは満足。
★★★★☆
「美しき友情の始まり」このセリフはボガード主演の名作のラストシーンですね。
「君の瞳に乾杯!」
「独特な匂いのするよもぎ」の伏線がどうも弱すぎるように思えたり、
老舗和菓子屋の経営はどうやって立て直したのか気になったり、
マーロウ矢木さんハットの中にある紙の存在に気づくのが遅すぎたり、
決して完成度の高い話とはいえませんが、全体に漂う雰囲気は良かったと思います。
つまらないというより、せっかく特命係とマーロウ矢木さんを再会させたわりに色々と物足りないと感じさせられた回でした。
もし第四弾があるのなら
ストーリーに新鮮味はなくとも
せめて右京さん&亀山くんコンビと、マーロウ矢木さんのキャラの特性が存分に感じられる展開があることを願いたいです。
実現する可能性は低いかもしれないですが
矢木さんと面識のある神戸くん、
面識のないカイトくん、冠城くん
が関わってくる展開もあったら面白そう。
が
矢木さんを再再登場させたわりには、ストーリーがよわすぎました。