脚本:徳永富彦 監督:東伸児
ゲスト:秋野太作
捜査一課の芹沢がコソコソと特命係にやってきた。
級友の同僚・奈津子が風呂で溺死したが連続髪切り殺人事件の犯人に殺害されたのではないかという。
髪切り殺人犯は自殺したはずだが真犯人が別にいるという噂も騒がれていた。
右京は奈津子の死を芹沢と調べ直すことに。
すると奈津子は事件当日、ベテラン映画監督の川島と接触していたことがわかる。
川島が髪切り殺人の真犯人なのか…。
脚本:徳永富彦 監督:東伸児
ゲスト:秋野太作
捜査一課の芹沢がコソコソと特命係にやってきた。
級友の同僚・奈津子が風呂で溺死したが連続髪切り殺人事件の犯人に殺害されたのではないかという。
髪切り殺人犯は自殺したはずだが真犯人が別にいるという噂も騒がれていた。
右京は奈津子の死を芹沢と調べ直すことに。
すると奈津子は事件当日、ベテラン映画監督の川島と接触していたことがわかる。
川島が髪切り殺人の真犯人なのか…。
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伊丹巡査部長が特命係に配属されて数日後の昼下がり、刻は午後2時を少し過ぎたころ、杉下と共に刑事部長に呼ばれる
部 長:おい杉下!神奈川県や長野県にまで出張って事件に首を突っ込んでいるそうだな。
杉 下:申し訳ありません。
部 長:何で「いい部下をお持ちですね~」なんて嫌味を言われなきゃならんのだ!こんなことじゃ永遠に出世できんぞ!
杉 下:以前にも申し上げたとおり、出世には興味ありません。警視監だろうが警視総監だろうが興味ありません。あ~この年で交番勤務に降格も御免ですが・・・
部 長:そうか、それならそれでいい。それより伊丹、特命係にはもう慣れたか?
伊 丹:はい
部 長:捜査一課に戻りたいだろ?
伊 丹:(少し戸惑いながら)は、はい、いや・・・
部 長:まあいい、戻りたかったらな、杉下と2人何もしないことだ!半年間おとなしくしていられたら、警部補に昇進させた上で戻してやる!だがな、忠告を無視したときは容赦せん、いいな!以上だ!
と、特命係に圧力をかけた内村刑事部長であった。が・・・
2人が去った刑事部長室、刑事部長の傍らには中園警視正の姿も・・・
部 長:まったく!忌々しいやつらめ!
中 園:部長、あんなこと言って大丈夫ですか?
部 長:心配ない、あいつらがおとなしくしていられるわけがない。
中 園:杉下の嫌がる交番勤務にでもしてみては?
部 長:バカモン、そんなことをしたら我々も管理責任を問われる!
中 園:ではいっそのことクビにしますか?
部 長:バカモ~ン!そんなことしたら日本中の相棒ファンが黙っておらんわ!我々はこの国に住めなくなるぞ!
己が栄華しか省みない内村部長と中園警視正でしたが、圧力をかけたはずが、きっちり切り返されてしまった。
内村部長を悪役にしてしまって、内村ファンの皆様ごめんなさいね。
「あんなことで死んじゃうなんて」と言った被害者と同僚と思われる人間の言葉、大変気になります。そのことに気づかなかった芹沢君にも大変気になります。この事件、絶対シーズン8につながってます。って言うか「還流」も「レベル4」もシーズン8に続くはずなのに、何かシーズン7は中途半端な気がします。
繋がっているかどうかは分かりませんが、なんと言うか、こなれていない感じなんですよね。新参の脚本家さんいじめをする訳ではないですが(笑)、徳永氏、伏線の張り過ぎなのでは。脚本は初めてでも、或る意味弾けていたハセベバクシンオー氏の回は面白かったですが。ただ今回大分頼りないとは言え、芹ッチの相棒は悪くないですよ。早くイタミンにぶち切れて欲しいもんです(≧▽≦)。
亀山刑事がいっしょのときは1課のいる現場へ平気でお邪魔していた杉下警部も最近遠慮がちなのではないかなと…。
他所で相手にされない事件を回されるX-File課のようになって来たなと思います。
自分でも信じられないのですが、≪相棒≫の放送中だというのに、ほんの一瞬うとっとしました。どこかで見たシーン。どこかで聞いたセリフ。どこかで使われたトリック。下手に重厚感を出そうとしているかのような空々しい芝居。正直言って、駄作の部類に入ると思います。唯一成功していたと思うのは芹沢君。亀ちゃんが卒業してからずっと忘れていた笑いをくれました。やっぱり良いよな~ふっと肩の力が抜けるところ・・・
ストーリーはともかく、私は今回の相方の芹沢くん、OK!!です。
ストーリー次第で、芹沢くんも全力疾走できるようになるでしょうから。
昔の「太陽にほえろ!」みたいに、「相棒」の去り方が、話題になるようにして、続けていくんですかね?
でも、小野田さんとか片山議員とか曲者がゾロゾロ居て、「還流」等、問題が山積状態。
早く、本流に戻って欲しいです。
相棒って、右京さんプラス誰かではなく、右京さんと薫ちゃんというコンセプトで始まったはずじゃあ? そもそも「太陽にほえろ!」とはまったく違うと思うのですが、、、、でも、こういっている自分が今はむなしい、薫ちゃんがいない今となっては、トホホ。
>そもそも「太陽にほえろ!」とはまったく違うと思うのですが、、、、
もちろんです。
新相棒が決まらなかったので言ってみただけです。
17話の方でどなたかが「新相棒」が決まったと書いていらしたので
ま、よろしいんじゃないでしょうか。
シーズン7を見ながら、こっちの気持ちが消化不良で
結局、気が付いたら、プレ・シーズンからシーズン6まで
DVDを買って、このシリーズを見直すことになってしまいました。
消化不良が原因で、ずいぶん高くついてしまったけれど
これからの動静によっては
オークションで「たたき売り」になるのかな。
そうならないことを願っています。
ボランティア先で何か事件があって
それをきっかけに
個人的に調べている薫ちゃんと
別な角度からリサーチしていた右京さんが出会って
コンビ組んで事件を解決して
小野田さん(小野田さんじゃなくても良いけれど)の英断で、薫ちゃんの再任用があれば良いのですが。
芹沢君特命に加担したってことで相棒になりませんかね
杉下お前には顔負けだよ
これも「相棒」のいない「相棒」つまり「警部・杉下右京」編(古畑みたいで嫌味丸出し)の中でも比較的に安心して見てられる作品だとは思います。ただやはり次の相棒候補が正直、気にはなって見てました。私ももしかしたら芹ちゃんが…と思ってしまいました。そして芹ちゃんファンにしてみればseason4「黒衣の花嫁」以来で嬉しい一品ですね。内容も友達の彼女の死から始まるわけでまさしく「続・黒衣の花嫁」かと思いました、結果内容は違ってましたが。さて一課の先輩に取り合ってもらえずコソコソと顔を隠しながら特命係にやって来た芹ちゃん。逆に不審者みたいで目立ちますよ、と言うかバレてるし。右京さんに自分のノートを見せる芹ちゃん、あなたヒマがあればイタミンの似顔絵を書いてるのね、ニラミを利かせたイタミンの「見てんじゃね~よ!」の絵、最高!!(ここ一番受けた・超大爆笑)。で事の発端を右京さんに話して捜査開始。その時、芹ちゃん一課の先輩に「う~~すみません腹が~う~」「昼に食った牡蠣があたったかも知れません」「病院行って来てもいいっすか?」って見え見えでかえって可笑しくてしかし芹ちゃんが可愛く思えました。イタミンも「てめぇ、何ひとりで昼間から牡蠣食ってんだ」と突っ込みますが、突っ込み所はそこじゃないでしょうに、三浦さんも芹ちゃんの芝居に引っ掛かってしまってるし何気にアホな先輩たちかもと思いました。で今回のヒマ課長!特命の部屋で映画についての知識を話したあとで去り際に「俺もヒマになりたい」ってアンタ!!普段のアンタは何なのよ?ここで勝手にコーヒー飲んだり昼寝してたり四コマ漫画読んだりTV見てたりクワガタの幼虫みせたり愛妻弁当食ってたり…etc。そして最後に芹ちゃん、右京さんに触発されたのか珍しく犯人たちに対して「身近な人間を失った人の気持ちを考えた事があるのか!!」っていきなりブチキレ、本家の右京さんもびっくりで私もびっくりしました。確か以前にもseason3の初めの時だったか?芹ちゃん、激昂して思わず犯人を殴ってしまって部長に怒られてたね、あれ以来かな?。今回もやっぱり部長に呼び出され一課全員「反省しろっ」てそれだけで済ませてよかったのか刑事部長。まぁこの時に私はこの事件が原因で次の相棒候補は芹ちゃんかな?って思いましたが。また今回は意外に芹ちゃんの「花の里」デビューがあったり激昂あったり似顔絵あったりと色々とやらかしてくれたので見事に亀の穴を一時的とは言えども埋めてくれたとは思いました。
今日先程、「ファントム・アサシン」の後にこの回の再放送が関西ではありました。
久し振りの相棒の再放送、楽しみにして観てました。
亀山くん卒業後の相棒のいない「相棒」では、この回は好きな話の一つです。
それにしても相棒の世界では映画監督って常に死ぬ運命にあるんですね。
season1「最後の灯り」の中瀬古監督(殺害)、
season5「殺人シネマ」の織原監督(殺害)、
そしてこの回の川島監督(病死)。
そして今回は数少ない芹沢君の中心のストーリーでしたね。
前回の「黒衣の花嫁」に比べたらちょっと残念回ですが、笑い処はたくさんありましたね。
忍者の様に顔隠しながら五課をスルーして特命部屋にやって来る場面。
窓幕を下げても入り口にはドアが無いから五課からは丸見えだから意味が無いと思うのだが・・・・?
そしてノートに描かれた伊丹さんの似顔絵。
気になってネットで調べたらちゃんと画像があったので、芹沢作品のこの似顔絵をダウンロードして携帯の壁紙にしちゃいました。
仮病使って先輩達を騙して右京さんと捜査したり。
最後に刑事部長に叱られたけども、たぶん連帯責任を被った先輩たちにも芹沢君はシバかれた事でしょうね。
あと死んだ女性の部屋の洗濯機の中の下着をつかんでる右京さんのシーンは、ちょっと見たくなかったシーンですね、僕的に。
最後の久々の芹沢くんの激昂もよかったと思います。
監督の遺作となった映画のエンドロールには、しっかりと死んだ女性の名前と監督の名前が残されていましたね。
そこそこ楽しめた「髪を切られた女」でした。
そう言えば、きよりんさんのところではseason7の再放送があるんですよね。
亀山くん卒業後の作品の中ではこの回はオススメですよ。
是非とも堪能してみて下さいね。
ではまた。
シーズン7の後半は色んなバリエーションが見れて好きですね。
以前の再放送で録画したので今日は見てませんが、久しぶりに撮影所を舞台にした新作が見たいです!
秋野さんはもちろん、スタッフを演じられた皆さんの演技も良かったです。
相棒なき相棒の頃のお話でしたが、姉川さん、左さん、芹沢さんではなかったわけですね。
芹沢さんの友人の彼女の、死の真相を追及するお話でしたが、右京さんと行動を共にすることで、結果的に内村部長に怒鳴られましたが、芹沢さんは、事件現場を注意深く観察することの大切さを学んだことと思います。
普段見ることのない裏方のシーン、特に汚し(生活感を演出する)のシーンはよかったですが、雨天時の撮影スタジオのシーンで、スタジオ出入り口の向こうにある樹木に日光が当たるのに違和感を感じました。
エンドロールの「脚本 三村奈津子」「監督 川島敏夫」で本作を締めくくるのが印象に残ります。
このシリーズの再放送を見ました。杉下さんの相棒が以外な人だった!それが一課の芹沢くんでした。最初は右京さんと芹沢くんが考えた捜査で事件解決したけど、最後になって内村刑事部長に怒られた捜査一課の三人は責任を取られた。映画関連事件があったのは最後の灯もありました。これも映画関連事件であると感じた。
芹沢刑事が本格的に右京さんの相棒を務めたエピソード。
キャラ的にも亀山くんに近いものを感じ、なかなか良いコンビだと観るたびに思います。
・友人である三村さんの葬式へ
・どう考えても無駄な苦労なのにわざわざ特命係の部屋に入るまで顔を隠して突っ切る
・なぜかノートに伊丹先輩の似顔絵を描いている
・右京さんの耳元で囁く
・カキが当たって腹痛になったと三浦さんと伊丹さんの前で披露したわざとらしすぎる芝居(二人とも少しは違和感を持ってくださいよ)
・やたら独り言が多いことが判明
・先輩二人へのちょっとした悪口っぽいことを言う
・右京さんと二人で花の里来店
・右京さんとの相合い傘
・撮影チームへの激昂
など芹沢さんのさまざまな姿が描かれていますね。
とても楽しいものがありました。
真相としては「どうしても最後までやり遂げたかった。だから事故を隠すために撮影チームだからこそできるやり方で隠蔽工作をした。」相棒にはたまにあるパターンの話ですね。
最後に映画が完成したのはとても良かったと思います。
劇中のエンドロールで脚本の三村奈津子さんと川島監督の名前が出て幕を下ろすのはとてもやるせないですが。
そう言えば確かにエンディミオンさんの言うように
相棒世界の映画監督って必ず亡くなっていますね。
「でも・・・いい作品になりました。」
右京「作品は関わった人々それぞれの人生そのものなんですねぇ。」
これらのセリフもすごく印象的。
この回って「愛のむきだし」などの渡辺真起子さんも出演されてたんですねー。
これもまた再放送ならではの新たな発見でした。
脚本についても、映画業界や台本のことについて徳永さんがきちんと調べてからお書きになっていることが伝わってきて特に粗もなく普通にいいですね。
右京さんと芹沢刑事のコンビは、ぜひともまた見てみたいです。