脚本:櫻井武晴 監督:大井利夫
ゲスト:山谷初男、銀粉蝶、鈴木瑞穂
映画監督が、美和子とのインタビュー中に急死した。10秒ほど停電で部屋が真っ暗になっている間に息を引き取ったらしいが、鑑識の調べによると死因は窒息死。部屋には美和子のほか、スクリプターしかいなかった。
脚本:櫻井武晴 監督:大井利夫
ゲスト:山谷初男、銀粉蝶、鈴木瑞穂
映画監督が、美和子とのインタビュー中に急死した。10秒ほど停電で部屋が真っ暗になっている間に息を引き取ったらしいが、鑑識の調べによると死因は窒息死。部屋には美和子のほか、スクリプターしかいなかった。
細かいことを言いましたが、当サイトへのコメントは大歓迎です。初めての方もお気軽にお書込みください。
この作品は「面白い」
?なところが2つあって、前半の右京さんは立って歩けないほどに怪我をして薫ちゃんにオンブされてたのに後半は殺人現場に戻ってからは普通に立って歩いてましたね。あと殺人の動機が監督に自分の名前を覚えてくれてなかった事ですが、たしかにショックで悔しくて腹は立つでしょうが何も相手を殺してしまいたいと思うほどの事かな?まぁ殺人の動機は人それぞれあるとは思いますが、なんか単純すぎてる気がします。
再コメします。今日またこの作品を観ました。先にコメントしたのもありますが、最初に右京さんがトラックから落とされた場所と右京さんが座っていた浜辺といささか距離があるようなのですが、薫ちゃんにオンブされないと立って歩けないはずの右京さんはどうやって移動したのかな?先にも書きましたが本部に帰還してからの右京さんは普通に歩いていましたし。それ以前にトラックの中のカーペットに夢中になるあまり、背後から来る犯人の気配に二人して気付かなかったって言うのも薫ちゃんはともかく右京さんはらしからない事だと思いました。あと今回の私の大好きなヒマ課長、プチ忙しかったのか特命の二人に「無断欠勤コンビ」って言って少しイラついていたような感じでした。それから余談ですが犯人の猪野さん役の山谷初男氏ですが、私は最初の頃はこの方を知らなくてずっと左とん平氏とばかり思って勘違いしていました。失礼致しました。最後にスプリクター役の銀粉蝶氏(どう読むのかな?ぎんぷんちょう?)、Pre-season3にも出演されていましたね。あの時は病院の看護婦長だったような?右京さんを背後から殴って気絶させたお方でしたね。で今回の話の最後にやっぱり犯人の動機ですね、先にも書いてますが30年も長きに渡り監督さんと苦楽を共に15本と作品を作り続けてきたのだから、自分が監督に信頼されているかどうか本当に頼りにされているかどうかぐらいわからなかったのかな?それなのに自分の名前を覚えてなかっただけで殺人に至るとはね、愚かで哀れとしか言いようがないです。別に「電飾」のままでもいいじゃないですかね?
すみません、追記です。薫ちゃんにオンブされている時に右京さんは「海がキレイですよ」って言っていましたがあの海、キレイだったかな?少し荒れた海に見えましたが……。
此方、私も好きですね~録画何度か見ています。私が一番笑えたのは、右京さんが放り出された場所から帰ってきて、米沢さんと対面した時、右京さんが壊れた眼鏡をはめた ままの姿を見て、まじまじと覗きこむ米沢さんに爆笑!余談ですが米沢さんのおでこ、広いですね~(笑) 薫ちゃんが右京さんをおんぶした姿、感動!右京さん呑気に海が綺麗なんてね~結構重いですよ!殺意の動機はこんなことで、と私も思いました。たしかにスコッチさんの言われるように、トラックから落とされた場所から浜辺までどうして歩けたのか?その後普通に歩いておられたし、海はあまり綺麗ではなかったとか、スコッチさん、右京さんに似てきましたね~細かい事が気になる僕(スコッチさん)の悪い癖(笑)失礼しました。尊敬の意味です、念のため!私なんかこんなこと余り気づかなくて、まだまだですね~何時もコメント、泣いたり、笑ったり、楽しくて…恐れいります。私は変わらず、上手く伝えられなくて…(笑)失礼しました~
きよりんさん、いつもありがとうございます。そんなことはないですよ、私より詳しくドラマを見てコメントされているファンの方々も大勢おられるので大した事は無いと自身で思っています。どこかの回でどなたかがコメントされていましたが、ただ単にストーリーの「あら探し」をしているだけなのかも知れませんしね、私って。しかしそれも一つのドラマに対する立派な意見や感想ですものね、誰が何をどうコメントしても他人を傷つけさえしなければOKだと思っています。最後に一つ、この回の犯人の猪野さんは怨恨による殺人罪・特命二人に対する暴行及び移動中の監禁及び捜査妨害、証拠品の隠滅工作(未遂)や忘れがちな特命二人の所有物(財布と携帯電話)の窃盗罪なども加算されてちょっと刑が重くなるかも知れませんね。情状酌量の余地くらいはあるとは思いますが。
私はこのシリーズを少ししか見なかったので、残念です。なぜならピアノのレッスンが入ってしました。また再放送してください。
これも好きな回なんで、また観ました。
この話で気になってる事は、京都にいる角田課長の兄貴の存在。また右京さんが課長に頼み事をした時に「この前の下着泥棒の裏付けが大変だった」と言ってた件、ここで「下着泥棒と生きていた死体」の回のネタを持って来たのはナイスですね。
あの脚本も今回と同じく櫻井さんですし。
あと「電飾さん」こと猪野さんがトラックの荷台で特命二人を襲った時に、右京さんはそのままスタンガンで、亀山くんの時に問題点がありました。
最初は後ろから亀山くんを一発どついてからスタンガンでしたが、後での回想シーンではどつかずにそのままスタンガンで襲ってました。
それにしてもまた、やりきれない話ではありますね。本来自分の事を一番に信頼してくれていた中瀬古監督を、猪野さんは誤解して思い込みで殺害してしまったわけだから、一生後悔して生きていくんでしょうね。
あと随所に流れる陽気なパレード曲のような(遊園地で聴くような)感じのBGMが、大変気に入っています。
エンディミオンさんがおっしゃった、京都府警にいる角田課長の兄、Season1と同時期に放送された「オヤジ探偵」の、六角一二三刑事の事ですね。双子という設定で、どちらも山西惇さんが演じています。
スコッチさんがおっしゃるように、あの程度の出来事で監督を殺害しようとは考えないでしょう。猪野さんは、濡れた電気カーペットで軽いショック(感電)を与えてやろうというふざけ心だったのかもしれません。しかし、ふざけ心では済まない最悪の結果に至ったわけです。
sonic さん、
有り難うございました。
「オヤジ探偵」ですか。同時期の放送ならば、僕は知らないのも当たり前ですね。僕はseason3からのファンなんです。
「オヤジ探偵」ももし再放送されていたら、是非観てみたいです。
勘違いで行動を起こそうとしてしまうことってありますよね。
この場合では濡れた濡れた電気カーペットで軽い電気ショックを与えてやろうということを思い立ったわけですが、
実際に起こったことに怖くなり、恐ろしいほどに後悔し、
「私はその(電飾の)腕を人殺しに使ってしまった・・・」と言ってむせび泣いていたのだと思います。
文章おかしくてすみません。
泣きました。
ものすごく切ない気持ちになりました。
尊敬の気持ちが恨みに変わり、最後は後悔へ…この流れがもう辛くて切なくて。心が張り裂けそうでした。
その程度で殺人?とか愚かだなぁとか聞く犯人ですが、その気持ちがある程度理解できてしまいます。
自分の名前を間違えたり忘れられるって、かなり感情が動くんです。特に親しい人間から忘れられるってかなり辛いです。全てを否定され傷つけられたような気持になります。
真相を知って犯人が後悔する場面。ここもかなり共感してしまいました。色々やらかしては後悔してばっかりですからね自分(笑)
名作との誉が高い作品です。が、個人的には勘違い殺人は好きではないので名作入りは
しません。しかもこの作品の場合、何十年も一緒にやってきているのに、あれで殺人を思い立つ
ことはありえない気がするので。いかに泣かせるストーリーだとしてもだめかなあ。
「名前を忘れられる。」これはもちろん人によるとは思いますが、男女問わずとても傷付くものだと思います。
中瀬古監督が他の人の本名は覚えているのに、とても長い付き合いで電飾として全てを尽くしてきた猪野さん彼一人だけ覚えられていない。
しかも周りの人たちが自然と笑っていたのでなおさら傷付いたのではないでしょうか?
場合によっては今回のように殺意を覚えるということも有り得ると個人的に考えます。
このエピソードのとても印象的で悲しい部分ですね。
それでも最後に中瀬古監督の肉声 死ぬ直前に語っていた言葉を聞いて、
猪野さんは後悔とともに
凍り付いていた復讐心や恨み、怒りなどの感情をとかすことが出来たと思います。
美和子さん いい仕事をしました。
そして
お互い怪我をしている右京さんと亀山くんが何があったのかを海辺で思いだそうとする始まりかたや
亀山くんが足を怪我した右京さんをおんぶする場面もやはりとても印象的。
他にも
・おんぶしている亀山くんの肩をたたき「海がきれいですよ」と連呼する少しテンションの高い右京さん
・そしてレンズが割れた眼鏡をかける右京さんの姿
・特命係にお願いされ、京都府警にいるお兄さんに窒息死事件に関する資料をもらうよう頼んだ課長
・美和子さんとたまきさんの女性同士の会話
・クリスマスソングのような楽しげなBGMのあとに登場する掃除のおばちゃん(相棒でたまに出てくるキャラが濃い人物)
などシリアスな部分や笑いどころがたくさんあり、
見応え充分なエピソードのひとつだと思います。
悲しい結末ですよね。
sonicさんの[ほんの悪戯心でカーペットに電気を流した可能性]があったかもしれないというコメント。
たしかにそうとることも出来なくはないです。
てっきり殺意があるとばかり思っていたので興味深い考察でした。
ちなみに自分にはわからない感情ですが名前を忘れられた方から怒られたり、寂しそうな反応をされたことがあります。
ですので相手に対する思い入れが強ければ強いほど、もしかしたら殺意をもつとまでは言わなくてもある程度の恨みは買ってしまうかもしれませんね。
なのでこの話を見てからは相手の名前を覚えるよう心がけるようになりました。
そのようなちょっとしたメッセージ性を受けとることもできるエピソードでもあるのかと。
ラストで流れる曲も沁みます。
初コメント失礼します。最近、定額で相棒見放題のサービスを見つけて久々に相棒を一気見していて、今日はこちらを見ました。最近は再放送されないような話がいつでも何回も見れるのは素晴らしいですね。
勘違いからの殺意、たまに題材になります。名前を忘れられた悲しみ、屈辱は人によってはかなり大きいものです。何十年も苦楽をともにした監督に、名前を覚えてもらえず、さらに皆の前でそれが明らかになって皆(それも名前を覚えてもらっていた)に笑われてしまったわけですから、殺意が芽生えてしまうのは理解できる気もします。しかし、それだけで実行してしまう愚かさ、何より自分の腕を信頼してくれていた監督を信頼できなかった哀しさをうまく表現した作品だと思います。殺人はなかなか起きませんが、勘違いから行動して、その後後悔することは誰にでも覚えがあると思います。その見る側の心も少し刺激される、そういう良さもあるのかなと。
割と気にしている人も多い、怪我しているはずの右京さんが浜辺に移動してたり、その後歩いている描写ですが、歩いているのは翌日なので、それ自体はあり得るかなぁと思います。浜辺に移動してたのは謎ですが…笑
僕が一番気になるのは、粗大ごみのトラック(しかも都内の町中にある回収センター)が夕方に出発して、夜にあの浜辺(神奈川か千葉?)を通るまで走るかな?ってとこですね。細かいところが気になってしまう。僕の悪い癖です。
そして最後にもう一つだけ。おんぶされた右京さんがしきりに「海がきれいですよ!」と言うのは眼鏡が割れている右京さんには変に映っているっていう脚本の遊び心なんじゃないかなって思います。
亀山君。海がきれいですよ。
★★★★☆
ヒマ課長の兄に頼んだ京都で起きた2年前の事件、沢口靖子さん主演の科捜研の女で戸田恵子さんが犯人だった事件に似てるな、と思いました。戸田さんが入浴中の不倫相手の湯船にドライヤー入れて感電死させたけど、電流斑が足の裏だったから沢口さんは気づかず窒息死だと思ってしまった。科捜研の舞台は京都で同じ脚本家の方だけど、残念ながら放送は相棒のほうが早かったから実際に話は繋がってはいませんね。
この頃の相棒って確か漫画本にもなってた気がします、このエピソードだったか或いはこのエピソード以降の話だったか定かではないのですが、右京の眼鏡のレンズがひび割れた状態で、薫と共に浜辺に倒れ込んでるという・・・
いつものごとく、笑えたシーンとあれ?って思ったシーンを幾つか挙げると、
[笑えたシーン]
・鈴木瑞穂さん演じる映画監督・仲瀬古永次の足に熱々のコーヒーをこぼした山谷初男さん演じる共映東京撮影所の電飾係・猪野大(ただこれが後に最大の悲劇になってしまうが・・・)
・『下着泥棒と生きていた死体(1-4)』の1件を根に持ってる特命係(それを引き合いに角田課長に京都に婿養子に行った双子の兄に連絡を取らせた特命係はなかなかえげつなかった、後に無断欠勤状態の特命係からの電話で角田課長が説教してる最中に電話を切る始末となれば尚更w。というかこれ、櫻井さんの脚本だったのですね)
・薫の怪我の手当が雑な美和子(美和子さん、ガムテープで脛毛脱毛してるんじゃないんだからw)
[あれ?って思ったシーン]
・ほんの一時的ではあったが、特命係と猪野の対決時の一人称が「私」の右京(珍しいという意味でのあれ?だったので入れてみました)
以上、笑えたシーンとあれ?って思ったシーンでした。
刑事ドラマにありがちな展開ではあったものの、時折ほのぼのとしたBGMも流れてたこともあってか、観やすかったですね、結構好きな話でした。
最後に薫さんと猪野さんにそれぞれ1つずつ。
まずは薫さん、浜辺でトラックの荷台で猪野によって右京と共にスタンガンで気絶させられる前の記憶を蘇らせていく度に腹を立ててたけど、解決編で猪野にワンパンなんてやらなかっただけ良かったですよ、ヘタしたら猪野を死なせてましたからね。
それから猪野さん、30年間仲瀬古に尽くしてきたにも関わらず名前を覚えてもらえなかったから殺した、気持ちはわかるが、猪野のことを『電飾』とばかり呼んでた仲瀬古も仲瀬古だが、歳だから仕方ない面もあるのでは?しかも名前を覚えてもらえなかったのは猪野さんだけなのですか?とも感じてしまったが・・・。
特命係受難の回でした。
亀山の肩を叩いてまで、海がきれいだとアピールする右京の謎のテンションがおもしろい。
30年一緒に仕事をしてきたのに、名前を覚えられていない。
そんなことが殺人の動機になるんだろうか? でも、なっちゃったんだよね。
濡れた電気カーペットに監督が足を乗せたときに感電してブレーカー落ちたけど、
実際は、コンセントを挿しなおした時に漏電ブレーカー落ちるんじゃなかろうか?
(電気のことは詳しくないので、違ったらゴメン)
そんなわけで、動機やトリックが弱いような気がしたんだけども。
本来ならば誇るべき自分の技術を使って殺人を犯したことへの後悔。
監督が実は自分を認めてくれていたことを後から知るやるせなさ。
なんとも悲しい余韻が印象的。
★★★☆☆
S21も終わったので昔の作品を適当に見ています。
初期のやつは見たことない作品も結構あって新鮮。
目上の人との会話でもないのに杉下の一人称「私」が違和感通り越して気持ち悪くさえ思ってしまいました(笑)
たまきの台詞で出た「私の事は心配しないで」にあれ?と思い、ラストの犯人に向けての台詞の中で本人の口から出てきてゾワッとしました。
それはともかく、足怪我した状態で浜辺まで移動した事や次の場面では普通に歩いていること、これについて突っ込んでる人多いですけどこれについては逆に全く違和感無かったですね。
別に全く歩けないわけでは無いけど亀山と一緒に電話を借りれそうな所を探す程動き回れるかと言えば足手まといになると思っただけでしょうし、その後の場面に行く前には交番で応急手当も受けているので、骨折とかならともかく擦り傷や打撲ならそれだけでもかなり痛みは緩和される筈なので全然あり得る描写だと思います。
名画のBGMが随所にながれますね。オープニングも何かの映画ににているような。切なかったです。