脚本:真野勝成 監督:和泉聖治
ゲスト:平岳大 石田ひかり 川上麻衣子 三浦浩一 寺島進
年の瀬の夕方、6歳の少年が何者かに公園で誘拐される。
その頃、杉下右京は、西田悟巳(石田ひかり)という女性の葬儀に参列していた。彼女の遺品に右京宛ての手紙があったため、呼ばれたという。そこには右京への思いが綴られていた。
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なんとも訳のわからない話だった。
話を長くする必要があって、無理矢理作ったという気がしてならない。
一年の始まりなので楽しみにしていたが残念!
いやぁ、今回はめちゃくちゃ面白かったです(^^♪
中園参事官が特命係を捜査に加えるなんて、珍しいとは思っていましたが、奥さんの霊感が理由だったとは…………
参事官、単純過ぎるぞ(笑)
最後の手紙はグッと来ましたね。「やっぱり、右京さんへの想いは本気だったんだ」と知って、「少しは西田悟巳さんも一人の人間としての感情を持って死ねたのかなぁ」と考えさせられました。
右京さんも罪な男ですねぇ。
羽鳥慎一アナ出番少なかったですが良かったです。台詞はたったの2行。あと日野警部補役の寺島進さん、カッコイイ❗️最高でした。前回は観覧車からの狙撃で、今回は木の上からの狙撃なんてこれまた驚き…
まあ全体的には正月スペシャルらしい内容でよかったです。
寺島進さんも10年ぶりの出演!仲間由紀恵さんは最終回とかで何かありそうですね。
それから亨君がお父さんに頭下げちゃいましたね!
そしてまた出ました中園参事官の名言!
俺は女房の霊感に従ってここまで出世してきたんだ!
特命のおかげで事件解決だ!
他
今年の相棒昼ドラかよ〜
なーんだ~このクオリティの相棒ワールド、やれば出来るんですね~(嫌味)笑
間違いなく名作です!!!
話が入り組んでいて、途中で頭を整理しないとついて行けなくなりそうでしたが、細かく気にせず、最後まで楽しませていただきました。
カイトの父親に対する態度の変化や甲斐次長がカイトの要請を受けいれるところなど、二人の関係が少しずつ変わっていくところは興味深かったですね。
右京さんが友だちと出会うのはあの紅茶の店なんだな、とSeason12の「右京さんの友達」を思い出させてもらったりするのも良かったです。
人質に取られたはずの悦子がずっと出てこなかったのが気になっていましたが、ああいうオチだったのかと納得させられました。
先の展開がどうなっていくのかという緊張感が全体に流れていたと思うのですが、日野警部補が打った銃弾の描き方がちょっとコミカルに思えてしまったところが違和感かな。
やはりシーズン13は全体的に前期の12とはシナリオや演出の出来が違いますね。
今期も第一話の時は「ああ、今期もこの調子なのか」と思ったものでしたが、元旦SPまで尻上がりに面白くなっていったので嬉しい限りです。
シリーズが進むにつれ前期までタブーのように触れられてこなかった主要キャラクターの内面やプライベートな感情を描いてるのも今シリーズが面白いと思える要因だと思います。(s12の最終話のようにヤクザの息子が団地で人質とってわめいてるだけの話しなんて誰も興味ないよ!って言いたかった)
今回は右京さんのプライベートな一面を見れた(それでも見せすぎないのがポイント)元旦SPだったと思います。
シナリオもよく練られていました。きっと何度も推敲し、何度もリテイク食らったんだろうなと思える内容でした。一見とっ散らかって見えるシナリオですが最後には帰結する。細かい事件そのものは既存のドラマで使われているようなありふれたものですが、総合的に見るとよく出来た回だったと思います。
ラストの手紙は心が震えてしまいました。右京さんが犯人の問いに答えなかったのは、そうなんだよねって。相棒流のラブストーリーだと思いました。
そして最後の最後。せっかく物語の余韻にひたっていたのに次回予告で笑ってしまいました。
人間関係や感情描写などの話が複雑で面白いつまらない以前に理解が出来ない話だった。
これに関しては自分の視聴者としてのレベルが低いだけなので2〜3回観てから評価したいと思います。
とりあえず初見の感想だとネタとしては豊富だし要所要所ではキチンと集中して観れたし大きなアラも特に無かったけど何か物足りないというか消化不良というかよく分からないというのが本音。
真野さんは「右京さんの友達」とかだと勢いは無いけど繊細で緻密な脚本ってパターンと「死命」や今回の話みたいな疾走→休憩→疾走っていう小刻みテンポパターンって2つのやり方でやってるような気がする。
多分自分が今回の話にのめり込む事が出来なかったのは後者のパターンのノリに合わないというかついていく事が出来なかったんだと思う。
ただ別に全部が悪い訳じゃなくて好きなシーンも結構あって
・カイト君が父のコネを利用するという成長
・右京さんと犯人のやり取り
・犯人の犯行動機
ネタを含めると他にもあるけど本当に「おぉ!」ってなったのはこの三点。
ただ好きってだけで感情移入まで出来なかったのだけが本当に残念。
次回は米沢さん卒業とか言われてるけど脚本家が徳永さんという事なので安心して楽しみにしています。
とりあえず年明けは櫻井さんとか戸田山さんに書いてもらいたい…!(本気
支離滅裂な文で申し訳ありませんでした。
石田ひかりさんと右京さんのシーンは、とてもいい感じでした。
元日の相棒・・・久しぶりにちょっとほっこりしました。
昨年の元日スペシャル「ボマー」は、宇崎さんの渋さがあって、カイト君がトラブルに巻き込まれて・・・右京さんが少し後ろに下がった感があったけど、今日は、右京さんが主役です・・・。それも恋愛話?なんて
カイト君が右京さんを助けに行く・・・。
さりげなく・・が相棒なんですよね(^^)
お互いが信頼しあってるっていいな。
今シーズンも折り返し地点ですね。
早いな~・・・。
いろいろ噂されていることが後半には
あったりするのでしょうか・・・。
私の気持ちとしては、まだまだこの先も
右京さんとカイト君の相棒が見たいです。
ただ絶望だけがあって犯罪を犯す動機が無い人物が、他人の怨恨を晴らすことが犯罪の動機にもなり、自らの存在証明にもなるという、犯罪の動機レベルに踏み込んだ、新次元の作品だったと思います。
前提として、今の世の中が情報化社会の段階から、既に情報社会になりつつあるという点があります。情報社会の中では、物事は全てシステムが規定する。システムが規定しているが故に、人間の主体や感情は全て、正しい判断を行うための操作に費やされる。しかし、その判断の根拠自体が実は希薄になっている訳で、それが、最後の中園参事官が特命係を捜査に加えた例の理由というブラックジョークに示されている訳です(要するに、アレは笑えるどころか、背筋が寒くなるようなシーンなのです)。
犯罪というゲームの主体や客体が匿名性を帯び、プレイヤーが任意の誰にでも分散されるというのは今後の一つの流れになると思われます。また、そうした全てが制御されコントロールされた指示系統の網目を食い破り、どうにも制御出来かねるものとして、他者に対する愛や恋慕の情が、時に犯罪の形で突出するというのも、今後の定番と化するのではないかと思いました。
細かな突っ込みは私には無理なので、むしろ、今後の大局を与えてくれたという点でも、この作品の意義は大きい。櫻井氏のシステムへの絶望と、太田氏の情愛が合体して次のレベルに到達したような、そんな素晴らしい作品だったと自分は堪能しました。
脚本の真野さんはやはりかなりの相棒ファンなのでしょうか。
さりげなく古くからの視聴者をニヤリとさせる要素が取り入れられていました。
日野警部補、特殊班の吉岡さん(ピエロ以来の登場)
それに「トカゲ」などなど・・
古い作品ではよく使用されていた曲が使われていたのは驚きました。
サントラに未収録のこの曲、シーズン6「黙示録」以来です。
(古い曲を使っていて驚いたのはシーズン9「聖戦」にもありました)
ところで殺人がないお正月SP「バベル」以来でしょうか?
やはりお正月に人殺しは見たくないな。
(殺人鬼のハンドルネーム使ってるくせに・・)
・・あ、でも集団自殺者がいて厳密には人が死んでいるか・・
最初は相手を利用するつもりだったのに、愛してしまっていた…という方が複数いる話でしたね。最後は愛する人を救おうとするか目的を遂げる事を取るかで結果が分かれましたが。
それにしても右京さんがスタンガンでカクッというシーン、いや後ろで音立てた時点で気付くでしょ(笑)とか思いましたが。右京さん×スタンガンはこれで4度目??(S1#10、S7#18、劇場版3←さすがにスタンガンではなかったかも?)
ところでカイトくん、たまきさんに連絡取ったんですか?どのつてから連絡ついたのか気にになりますねぇ~。
相棒の中でも屈指の名作になったと思います。
どうやって集団自殺や西田(右京さんに恋した女性)さんの死、万引き事件と絡めるのかと思っていましたが、なるほど、そういうことか、と思いました。
それにしても日野警部補、いいところだけ持っていきますよね。台詞がひとつもないのに、寺島進さんを使うのが贅沢過ぎます(笑)
来週はないんですね、悲しみです(T0T)
最後にもうひとつだけ…
伊丹の「父ちゃんパワー」がツボでした(笑)
私もいせうこさん同様ハマりました。
「そういう親父パワーの使い方なら許す」
どれだけ上から目線やねん!(笑)
僕も同じく「オヤジパー」に笑いました。
あとカイトとパパの距離が段々と縮まりつつありますね。
日野警部補も相変わらずですね。また有り得ない距離からの狙撃!
一体どんな視力をしてるのやら?
先程のコメントでパワーのワの字が抜けてました。すみません。
今回の敵が神ではなく、ただの自殺志願者だったことがかなり残念。
終盤に向けて辻褄合わせのための説明のオンパレードで、竜頭蛇尾感が否めない
今年も宜しくお願い申し上げます。
楽しみにしていた元日スペシャル、大満足、堪能しました~
シーズン13、これまでの中ではベスト1、となりました。
カイト君が大尊敬の右京さんを救うため、嫌っている父親に頭を下げて頼む姿に感無量
そして右京さんが捕らわれている時言った言葉…〝僕には相棒がいますから〟
右京さんに、ようやく認められ、真の相棒になれたような気がしました。
特に最後、右京さんのラブストーリー?ともとれますが、彼女の最後の手紙を読んでる姿に胸が痛くなりました。相棒の作品の中でこういうストーリーもたまにはありかな、と思います。
真野さん、いいですね~ますます大好きになりました~再度宜しくお願いします。
青線企画さんのご感想に、何度もうなずいて、
一字一句書き留めたくさえなってしまいました。
本当に、「今」の犯罪でしたね・・・!!!!
・・・オレオレ詐欺の下っ端は犯罪意識が弱く、上が誰なのかも知らなかったりする・・・、
そういうことを現実のニュースで聞いて数年経ちましたが、
やっと相棒でそういう事件が扱われ、溜飲が下りました。
最初の方で、中園参事官たちが、『神』飛城の犯罪組織を
「従来の絆重視の暴力団とは正反対」と言うのが本当に印象的で。
わたし個人的にはホントそれならまだ、
義理人情があるという、疑似家族のやくざのほうが、
オレオレ詐欺集団よりは人間的に理解できるというか、マシというか。
人間関係のなさすぎな犯罪者たちが、悲しい世の中です。
しかも自分の息子たちも、絶対にそうならないとは全然言い切れないわけで。
今回関係ないですが「ボーダーライン」とかもホントに名作で、もうホントに自分の息子をああしないためにどうしたらいいのか確信が持てない。
今回の真野さんの脚本で、変わってるなあ面白いなあと思ったのは、
偽せ飛城のアライ(平岳大さん)が、最初に自殺しようとした理由がいっさい語られていないところ。
アライの性格のエピソードが少ない。主役なのに。見る側の想像に任されているんですね。
お金に執着なし・「頭悪い」と言われるのが嫌い・とても暗い・孤独・
他人の恨みごとに共感が強い=優しいひとなのかも・
好きな女に告白も出来ない弱虫
そのぐらいしかわからないけど、魅力は感じます。文学的というか。
行間を読んで読んでやっとわかるようなわからないような。
その曖昧さがすごくいいです。
平さんの演技というか存在感、もっと言うとクールなお顔だちや、きれいだけどお色気むんむんでない体格もいいですね。
>ただ絶望だけがあって犯罪を犯す動機が無い人物が、他人の怨恨を晴らすことが犯罪の動機にもなり、自らの存在証明にもなるという、犯罪の動機レベルに踏み込んだ、新次元の作品だったと思います。
激しく同意です。
長くなりますが、あと、細かいところで個人的に良かったところは
・カイトパパの「行きなさい」
カイトパパは自分の感情として杉下右京が大事だし、
悦子のことも気に入っているので、だから助けたかったのかも知れないけど、
息子の推理内容を(初めて?)信じ、失敗したら辞職?もまあいいかな、と。
なんか初めて素直に父親としての愛情を出せたような気がします。
石坂さんのお声にハッとしてジーンときました。
・アライの自白シーン
アライが好きな女性の遺影の前で思わず本名を名乗ったこと、
それを右京さんが汲み取ったところ。
うるうる来ました。
細かいところで残念な点もありましたが、今回はいいかなと。
(投資家を逆恨みしたおばあさんは生活保護あったんじゃないのとか、お正月から自殺自殺って、子供といっしょに見づらいなあとか。)
リアルでも、振り込め詐欺グループのトップが捕まったらいいのになあ。
スリーリーや人間関係が複雑で、整理してからもう一度観ようと思います。
でも、久々に元日スペシャル、よかったです。特に、右京さんの台詞「僕には相棒がいますから・・」
それと、ラストで右京が社(仲間由紀恵)に言った、「あなたについて、気になっていることがあります」。気になります。今後の展開に注目です。
最後に、次回の予告で米沢さん卒業?って事ですか。気になります。
すいません。最初のスリーリーはストーリーです。すいません。
ミスターケイ さん
次回の脚本家が輿水さんではないので卒業はあり得ないと思います。
輿水さんは自分の生み出したキャラクターの最後は自分で書くと宣言しいるらしいので。
去年が去年だったので不安だったんだけど、面白かった〜!
<大人の相棒>って感じで。
「私には相棒が居ますから」
泣けたな〜
次回は米沢死す?
死ぬな〜!
> tearose さん
今の犯罪ってことで言うと、「誰でもよかった」っていう決まり文句があるじゃないですか?『相棒』は、生みの親である輿水氏がキャラクター重視だということもあって、なかなかそこに踏み込めなかった。特命係のスタンスで犯罪を解決して、とても人間くさ~い動機の持ち主に対して右京さんが説教をするという一連の流れが一切通じないからです。
仰る通り、オレオレ詐欺集団が今風の犯罪組織の最たるものですけど、自分は父親の介護をしているのでよく分かりますが、医療機関だって似たようなものですよ。今の医療というのは、誰が診察をしても同じ処置が出来ることが良いことだとされている、つまり「誰でも良い」訳です。それで、点滴だの薬剤を大量投与して、挙句病院をたらい回しにする。いかに治療するかに関しては熱心なくせに、なぜその治療をするのかについては誰も異を唱えない。だから、下手に入院なんかすると殺されかねないってことが現実に起こっている・・医療や犯罪に限らず、今は、そういう社会なんだということだと思います。
逆に言うと、犯罪の匿名性に踏み込んだ時点で、今度は主要な登場人物自体もただじゃ済まないという展開も予想されます。今回は、右京さんがプライベートな面で巻き込まれた。この作品では代議士の先生が暴発させられたようなことが、捜査員自身に、事件の当事者として降りかかるという事も十分有り得る。今回は、自分の見た目ではほぼ出番無しに等しかった伊丹や芹沢が、彼らのスタンスでどうアクションを起こすか(起こさないか)っていうのも見所になっていくような気がします。
登場人物とそれぞれの事件を確かめながら
伊丹や参事官の台詞回し楽しめました。
しかしこの脚本家さん過去物語にもありますが
なんでワトソンとか相棒と台詞に挟んでくるんでしょうか。
それはこっちで判断するから!と萎えました。
日野さんやお父さんとのシーンがよかっただけに
そこだけ残念でした。
一つも見逃さず見れたわけではないので途中は難しかったのですが、最後は繋がって見応えのある作品でした。
また落ち着いてもう一度見ようと思います。
次回の米沢さんも心配ですが、多分大丈夫だと信じて楽しみに待ちたいと思います☆
ウォルフィーさん。ありがとうございました。
まさか!とは思ったんです。でも、冷静に考えれば・・・ですよね。
つまんない、愚問でしたね。にもかかわらず、丁寧にありがとうございました。
そうですか、輿水さんにそんな思い入れがあったんですか。
>青線企画さん
「誰がやっても同じ医療」の良し悪しということでしょうか。深いですね。またいつか考えてみたいです。
犯罪の方の、「誰でもよかった」は、ほとんどの場合
「本当は自分の毒親を殺したかったが出来ないから、他の誰でもよかった」だと、
何回か目にし耳にし、(秋葉の加藤とか)、わたし自身も、自分の親にものすごく複雑な感情を持っているので、なんとなくわかります。相棒でももっともっと毒親問題を取り上げ続けて欲しいと思いますね。時々ありますけどね。まだまだ出来ると思います。
>パルプンテ未遂さん
なるほど演出のバランスなのかも知れないですね。
くりりんさん仰るように、わたしも実は銃弾の演出、アニメかよ!浮いてるよ!と、笑ってしまったのですが、
日野さんカッコイイ!って言いつつ爆笑した後で、
ああ。数十年に一度の花びらを一枚だけ散らして、助けてくれたんだなあと、
なぜかうるうる来てしまいました。
驚き、突っ込み、笑い、しみじみ。みたいに感情を揺さぶられたものでした。
ラストの恋文は、
わたしも最初は、「ええーー、あの年まであんな淡い初恋もなかったの?!」って、
ひいてしまったり、
「右京さんとお茶飲んだだけで、そこまでガード堅い女性が恋にいたるのか。制作側が右京さんを持ち上げすぎでは?」と、不自然にも感じたのですが、
右京さんの演技で、結構それが吹き飛んだんです。
手紙を読んだ後、お店のかたに紅茶をテーブルに置かれた瞬間、感情を抑えるようにうつむく右京さん。そんなお顔初めて見た・・・!!と思って、すっかり、心打たれました。
そしていつもの脳内補足。
石田ひかりさん演じる女性は、貧乏で難病で、きっとほかにもなにかあったんだ。
自殺者の恨みをはらす協力目的で、つまり「騙す」目的で、近づいた相手には、
「本当にこの人を騙してもいいものだろうか」と、何度も内省するだろうな、そうやって右京さんのことばかり考えていたら、好きにもなるだろうな、と。
長文失礼しました。
またまたコメントします。やっぱ印象深いのが日野警部補役の寺島進さん。台詞がないのに引き寄せられる寺島さんの演技、素晴らしい。今度はどこから狙撃するのか?観覧車→木の上ときて次は…楽しみ〜あとこの回で誘拐された女将いましたよね。この人確かこれで相棒3回目ですね。1回目はseason4「黒衣の花嫁」、2回目はseason7「男装の麗人」、そしてこの回。女将役を演じた女優さんのお名前誰かご存知ですか?ご存知の方がいましたら教えて下さい。顔は見た事があるんですが、名前が出てきません。分かる方宜しくお願いします。
複雑な話を細切れになりながらも,やっと見終えました。
1.仲居も議員も,そういう世界にいるくせにえらく情が深い連中だ。エピもないので単純に職業間違えてる(甲斐パパと参事官と犯人はまだいいにしても)
2.いくら樹海でもそうポコポコ自殺志願者に出会ってたまるか。無理があるから自殺サイトでも使ったことにした方がよいのでは。
3.ナンバー2,素人に簡単に組織の力貸しすぎ。追い詰められるきっかけになるって思わないのかね。
4.「YUS(やっぱり右京さんはすごい)」感半端なかった。10年前から全く老けてない(気がする)石田ひかりさんに短時間であれほど愛され,結局選ばれている右京さんに嫉妬(と同時に犯人に共感。選ばれてるのに変な気遣いしないで欲しい)。「右京の正義で自殺者が出る」という看板が下ろされたのも残念。YUSっすなぁ。
5.でも満足しました。飛城(本物)にカリスマを感じました。個人的には時系列巻き戻してでも飛城対右京が見たいな。
6.肝心なことを忘れていた。色恋沙汰で空気になった感があるが,サンデル教授風の「99匹を置いて1匹の羊を探すべきか」は突き詰めれば「2ライン」並みに重いテーマだ。自分が1匹の羊になってしまうことを考えると背筋が凍る。
社会全員を救う余裕など誰も持ち合わせてはいない。自己責任の場合もあるのだろうが,緊急避難的に「合理的に見捨てられる」恐怖については今後も取り上げ続けて欲しい気がする。
チカチカさんへ、
間違いないとは思いますが、たぶん大家由祐子さんでは?
匿名希望さんへ、
私の悩みを解決して頂きありがとうございます。匿名希望さんの言う通り大家由祐子さんでした。大家さんって綺麗ですよね。背も高いし。気持ちがスッキリしました。ありがとうございました。
特命係と伊丹さん・芹沢さん・中園さん・内村さんとの関係、カイト君と峯秋氏との関係・・・時間をかけてじっくり熟成されるように変化しているのが面白く吸い込まれてしまいます(ファンの方々には賛否はあると思いますが)。
本筋からソレますが、飛城こと新井をされてた平岳大さんって、かの平幹二朗氏と佐久間良子氏の息子さんであったとは驚きました。お若いのに重厚さを感じる演技やお顔立ちはお父様ゆずりなのかと。今回は、幹二朗氏の「狂気」まではなかったので、何故かそこにホッとしたものを感じてしまいました。本当にソレた感想ですみません(汗)。
相棒season13ついに元日スペシャルまで放送されました。ちょっと早いですが、皆様の意見が聞きたくてコメント致しました。
相棒season13第1話~第10話までで一番面白かったエピソードを聞かせて下さい。自己紹介がおくれました私はツッチーと申します。宜しくお願いします。初めて相棒ファンサイトにお邪魔して早くもこんな事を書いて申し訳ありません。ここは感想とか書く所なのに。相棒ファンとして皆様の意見が聞きたいので。分からない事がありましたら質問とかして下さい。
今年もよろしくお願いします。遅まきながらコメントさせていただくと、今回のSPリアルタイムから録画を含めて6回観ました。
シーズン11、シーズン12はほぼ全作品残して有るのにシーズン13になってからは観ては削除だったのでそれだけ面白かった、気に入った作品だと思います。
シーズン13も後三カ月、すべて削除せず残したい作品だと嬉しいです。
いつもながら先の読めない展開で堪能しました。
ただ、最後までアライのキャラが理解できなかったのは残念です。
また、以前に重要な役で出演している平岳大をメインに据えるのは如何なものかと思いました。
ツッチーさん、初めましてチカチカと申します。宜しくお願い致します。今年も宜しくお願い致します。ツッチーさんのご質問にお答え致します。
season13一番面白いエピソード
第1話「ファントムアサシン」・第10話「ストレイシープ」
第4話「第三の女」
第8話「幸運の行方」
といった所ですかね。第1話・10話は仲間由紀恵さんが主演していたからですね。でもその他のお話も良かったですよ。
ころんぽ さんが仰ってますが、 平岳大さんはどの相棒過去作品に出演されているのでしょう⁇
すみません、突き止められなかったのでどなたか教えて頂けないでしょうかm(__)m
お願いします。
平幹二朗さんの出演作は記憶にありましたが…。
それにしても今シーズンは1話の羽場裕一さん(S4#17)、10話の三浦浩一さん(S7#10)と過去作品に出演された俳優さんが違う役で出演されるのが多い気がするのですが(脇を堅める俳優さんまで調べたらもっといらっしゃるでしょうけれど)、次回は池田政典さん(S6#11~12)が出演されるとか。
それだけ相棒が長く続いている作品という事なんですよね〜。
パンダさんへ、
平さんはたぶん劇場盤Ⅱだったと思いますよ。
あと、池田さんも過去に「器物誘拐」「ついている女」「狙われた女」に出られてましたね。
今回はなんか最後だけこじつけっぽかったですね。
自然な流れじゃない感じで、面白くなかったです。
でも「親父パワー」と、最後相棒が終わった後の
「アールグレイ」と「ダージリン」のブレンドの
プレゼントは、笑ってしまいました。
次は、米沢さん、まさかの辞める?
気になります!
>とびうおさん
とびうおさんの突っ込み大好きです(^^)頷いちゃいます。
石田ひかりさんのところだけは・・・
石田さんはまだ42歳ですが、むしろちゃんと50歳台に見えるなあと思いました。
薄倖感あって良かったですが、たくさんのかたのご指摘の通り、最後の手紙がイマイチですよね。
最初のシーンにすごく引き込まれました。オープニングの霧やもやみたいなのと同じ感じで、よかったと思います。
あと、ラストのかいとかっこよすぎ!!!
深い話でした。
>匿名希望さん
ありがとうございます。
平さんの息子さんも劇場版出演だったんですね。
池田さん、そう言えば確かに『器物誘拐』にも出演されていましたね!
ところで中園参事官、ラッキーアイテムがもし『紅茶とメガネ』ではなく『青汁とメガネ』だったら『内村部長の事だ!』とでもピンときたのでしょうか?!(^^;
面白かったです。
はじめはなかなか話が見えなかったのですが・・・・
最後までみてやっとわかった。
ストーリーとしてはスケールの大きい官僚社会の闇とかではなく、個人的逆恨み集団がスタートなのに、重厚感のある展開に目が離せませんでした。元旦SPらしい相棒でした。面白かったです。
だからこそ、ラストの本物の遺書には、他の方々と同じ様に違和感がありました。生と死を考え続けた人の書き置きだからこそ、一人生き残る可能性のある新井を思い遣る言葉が全く無いのは…なんかおかしい。
それに愛を知らずに生きた女性が、覚悟の死の直前に本当に人を好きになれたなら、幸福感の方が勝つんじゃないかなぁ…。どうだろう。
本物の飛城(黒い男)の役者さん、一瞬なのに凄い存在感。
平岳大。お父さんの狂気を、迫力はそのままに独特の繊細さに替えた感じでしょうか。親の七光りが後から付いてくると言うのも凄いですね。
カーアクションとか爆発とか格闘シーンがあり元日スペシャルらしくて良かったです。
日野警部補も久々に登場し、カッコ良かった。
真野勝成さんはスペシャル初だけど、期待を大きく上回る出来でした。
次回も面白そう。
すごく壮大な作品ですね。1回見ただけでは理解できないと思います。
season9「聖戦」も1回目は面白さがわかりませんでした。
ですが、再放送などを見るうちに作品の素晴らしさがわかってきました。
今回の「ストレイシープ」もそんな作品だと思います。
「迷い出た一匹の羊」の新井亮一さんは、群れの中に戻ったのでしょうか?
ジグソーパズルで描かれた1枚の絵をバラバラに崩して、それぞれのピースを1つ1つのシーンに置き換えて見せているかのような今回の手法は、見ていて、まるでパズルのようで、絵の主要部が完成するまで、〈どんな話なんだ?〉と考えながら、ずっとワクワクしっぱなしで見てしまいました。
「右京さんの友達」も好きでしたが、今回も又、好きでした。60%の枝葉の部分がものっすごく上手なシナリオだと思います。ただ、パズルが収まって絵が見えたとき、残り40%の根幹部分が物足りないかな。特に、私は「動機」がつまらなかったです。
ときどきフリーで不安定なカメラワークも緊迫感を伝えていたと思います。
いくつかのドラマが並行していて複雑に入り組んでいましたが、西田悟巳さんに関する右京さんの回想をセピア処理して(理解しやすい工夫も)アクセントになっていました。(誘拐のシーンの色彩は紛らわしかったですが)
(あまりに突っ込みどころ満載ではありましたが)フラッシュモブのアイデアも面白かった。その後、転んだバイクからお金の回収を急がないことに違和感を持ったら、バイク(とお金)が燃えてしまって。シナリオ上、燃やしたかったんだ、あれ。とかね。
梶井素子さんは顧客のお金に手を付けて信頼を失ってしまいましたが、1億2億くらいのお金なら自力で出せたのでは? 事件後に会社も動いているし、とか思いました。彼女がお金を持っていない設定が不思議でした。そして他人のお金に手を出した彼女に対し「梶井さんは被害者です」と言ってしまうカイトくん、あさはか過ぎ。額に皺を浮かべてセリフを言っているカイトくん、利口ぶって愚か。とか感じていました。
杜美彌子さんの出し惜しみは残念でした。シーズン最終回まで温存した上で、厳しい切り方をするのでしょうか?
樹海の迷える羊の自殺する人数を揃えるためとも思える「りほさん」と「身元不明の男性ふじいさだおさん」のエピソードは余計だったのではないかと? その分の意味を他の誰かに被せて、飛城雄一さんの組織へ受け入れられた新井亮一さんの経緯をもっと丁寧に描いて欲しかったです。№2が、簡単に、新井さんを受け入れるのも違和感がありました。№2がトップに立つ方が組織としては自然なので。
極力、登場人物を絞っていただけるとありがたかったのですが。(把握する気力も失せ、人物の見分けが出来なくなってしまって。正直、バイクを運転した人と、飛城さんと、新井さんと、PC操作していた2人と、大きなパネルのある部屋に居た2人の顔の区別が付かず、人間関係も理解しきっていない私・・・)
米沢さんの言う「悲しいことですが、居なくなっても気づかれない、そういう人たちが存在するということです」も又、「迷い出た一匹の羊」を象徴したのかもしれません。
マタイ伝の「あの人」は、基本、迷い出た1匹の羊を(残った99匹のためにも)取り戻そうと(救おうと)するでしょうが、そのために99匹を犠牲にはしないでしょう。
迷い出た1匹に何かがあっても、「あの人」の束縛から逃れた羊さんの自由意思の結果です。と言える逃げ道もありますし。
本人の意思で迷い出た羊さんよりも、束縛に素直に従っている羊さんたちを先に守ってくれなければ、世の中、普通の羊は、やってられません。(ネコ解釈なので信仰のある友だちからは非難されます)
それを「恨み晴らします」では、必殺の手法です。マタイとは違います。
愛人手当をお給料に入れるカラクリ。面白い。さすが相棒ですね。所得の申告はどうなっていたのかな?
別荘のシーンで、新井さんと対峙しているときが右京さんっぽかったです。見ごたえがありました。たくさんセリフがあって独断場でした。
「僕には相棒が居るものですから」「甲斐亨ですか?」のセリフには白けましたけど。そこまで言わないとカイトくんが相棒だと視聴者が思い出してくれないから?
前の二人の時にも、ここまで相手を、相棒相棒と言いましたっけ?
新井さんが右京さんに銃口を向けたとき、カイトくんは、ただ見ていただけ。神戸くんはわかりませんが、亀山くんなら、右京さんと叫んで、なりふり構わず飛び出したところだったことでしょう。
「何故自分に銃口を?」
「隠れてばかりでカイトくんは出てこないと知っていたからですよ」by ネコ
長いシーン、右京さんが頑張ったのですが、警視庁一のスナイパーさんの登場で全てが吹き飛びました。全シーンを通して、スナイパーさんが、一番、カッコ良かったです。
ラストシーンが、とんでもなく長かったと感じました。話としては、3分の1くらいで良いと思いました。が、長くしないと、主役の右京さんよりも、スナイパーさんの印象が強く残ってしまいますものね。
中園さんが特命を重用した理由は、ファンへの受け狙いがあざと過ぎて萎えました。
「おやじパワー」を得意げに使うカイトくん、に反吐。
「大事な人の為です。オヤジに頭を下げるくらいなんともないですよ」
ほほう。登場してからというもの、カイトくんが右京さんを「大事な人」と視聴者に感じさせるシーンはありましたっけ? 親の心、子知らず。ハートの無い口先だけのセリフにはもうウンザリかも。親は大物でも、子は小物だと感じたシーンでもありました。
自分が仕事できると勘違いしている顔とシーンの数々。
『納得顔の』伊丹さんと芹沢さんを前に取調室で尋問(?)していましたが、以前の相棒さんたちには許されなかったシーンでした。
伊丹さんも芹沢さんもカイトくんとは良い距離を保っていますが、職場に、上司の息子が入ってきて、親の威を借りたら周囲の人間はどう対処するでしょう? 適当にあしらって無視。必要以上に近付かないのでは? 息子の能力を見積るまではね。
カイトくんに安心して近付けるのは、彼が「凡人」だから。カイトくんが上司&父で、峯秋さんが息子&相棒だったら、話の展開は違っていましたね。
右京さんも形の上ではカイトくんに気を遣って、仲良くしているようですが、どうにも、右京さんが孤独に見えて仕方がない。
それは、カイトくんを形だけの相棒に据えた右京さんの計算に原因があると思います。
右京さんは、カイトくんを傀儡にし操ることで、直で当たったら絶対に反発される相手を、動かしているように見えます。捜一コンビしかり。カイト父しかり。政治家しかり。その他モロモロ。
でもやはり、相棒としての設定が違うんじゃないかな。
私は、相棒の年齢は何歳でも良いですが、右京さんを認め尊敬し信じている人が良いです。カイトくん(の演技?)には、それがない。でなければ、右京さんに匹敵する能力がある人が良いです。
たくさんいらっしゃる成宮さんファンの方には申し訳ないですが、ここまでくると、正直、私の中では、カイトくん=成宮さんになってしまって、相棒としてのカイトくんの人物像には絶望しているので、その余波で成宮さんはあんまり見たくないです。出番、減らしてください。でなければ、カイトくんの資質にあった分相応のセリフをしゃべらせてください。
来シーズン、相棒の交代を切実に希望します。そして知・体・心で事件に向って行ってほしい。
飛城さんの組織のようなものは、おそらく、いくつも存在するでしょうから、そこを「堂々と」追いつめて行くような話も見たいものです。
年末年始、他の番組に木村佳乃さんが出ていらっしゃったようでした。そんなところに居る場合じゃないです。片山雛子先生、早く相棒に戻ってみえてください。
世の中を見渡せば、政治家と企業の関係、諸外国との関係、原発、基地、被災地問題等々、題材には事欠かないようにも思いますが。無理して、触れるテーマでもないんですかね。
初めてコメントさせていただきます、どくたーえっくすと申します。
よろしくお願い申し上げます
今回の元日スペシャルはちょっと残念です。
ラストの鳥の飛び立つところなど、
ありがちな感じです。ただ、どくとくのバックストーリーなど魅力も多かったと思います。13最終回に期待しております。
ネコさんの勇気ある辛口批評に拍手したくて、またのこのこ出てきてしまいましたパイクです。
思ってた事全部言って頂いて、すっきりです。ありがとうございます。
ちなみに、右京さんが銃突きつけられたら、
神戸さんだったら別の方向から出て行って、自分に注意を引き付けるかな、と思います。
再視聴したので改めて感想を書きにきました。
自分としてはバベルやピエロのように小さな流れから大きな流れと続くのが理想なので今回のように小さい流れと大きい流れが交互にきて小さい流れの中にヒントがあるという構成が好きではありませんでした。
しかし内容とそのメッセージ性は好きで面白かったです。
まず今回の動機は「復讐と愛」だと個人的に思っています。
自殺者達はほぼ全員が逆恨みというか自業自得であったが実際のところ自分を恨んで死ぬ事は出来ないものです…(飛城(真)と西田さんは別です)
そういったある意味人間の尊厳というか誇りを失い他者を恨みながら死んでいく彼らに身につまされる恐怖を覚えました。
しかしそんな世間から忘れられた存在「ストレイシープ」である自殺者達の理不尽で行き場の無い恨みを晴らす復讐代行者飛城(偽)という構図が素晴らしかった…!
その飛城(偽)の自殺動機を敢えて言わない事で視聴者に想像させる余地を与えるのも上手いし面白いと思います。
今回1匹の見捨てた羊飼いと安寧に甘んじている99匹の羊に対して復讐をした飛城(偽)ですが、結局彼も正しい意味で群れに帰る事は出来ませんでした…
群れに自力で帰るのは不可能、だけど救ってくれる羊飼いはいない…
このように社会に戻れず社会やそこで暮らす人々に意味も無い復讐をするという思考を持つ『飛城(偽)チルドレン』が起こした犯罪は現代社会でも多くあります…
西田さんの役割の考察がとてつもなく難しいんですが、彼女にとってもう一人の自分で理解者である新井を客観的に眺める存在という事ですかね…
彼女は客観的立場でありながら計画に参加してしまい最後は恋い慕ってしまった右京と理解者である新井の愛情と理解者との板挟みになり、死ぬしかない状況に自らを追い詰めてしまいますが、これは既に病気と自殺未遂で自らの命の価値の正当な判断が出来ないという事も考えられます。(最後の遺書からそんな印象を受けました
最後に右京さんが黙っていたのは彼女の事を自分も思ってしまったからなのか、それとも新井の心の聖域を汚さないようにしたのか気になりますね。
ただし前者なら右京さん、浮気はダメですよ!(たまきさん並感想
今回個人的MVPはカイト君ですね!
シーズン11で「親父に拘らない」宣言をしてから2年!
シーズン12でも刑事としてはともかくそういった人間的成長はゼロに等しく個人的に
ガッカリだったのですが、ここにきてようやく本当に人間的に「成長」したなと感慨深くて仕方ありません…(涙
某ブログで言われた言葉を一部借りながらコメントすると亀山は体力、神戸は知力で右京を発見しただろうが、カイト君は『組織力』という前任者とは違う力を見せてくれたのが本当に嬉しかった。
捜査一課と険悪じゃ無いのが最初はつまらんと思っていたけど、こんな昇華のさせ方があるとは本当に恐れ入った!
シーズン13は節々にカイト君成長場面が盛り込まれているので嬉しい限りです。
まぁシーズン11のっけから峯秋のコネとか使ってたらただの親父P乱用者だったので、今回のこれはシーズン13だからこそ出来た事だった(だからこそシーズン12の段階で徐々に成長を書いていればry
だけど一番キャラ萌えしたのは息子に頼られて嫌々だけど満更でも無さそうに協力する峯秋ですけどね(迫真
というかカイトの元へ行く捜一コンビ、日野スナイパーとか今回はキャラが能動的に動いて楽しい限りです。
細かい部分にダメ出しすると
・狙撃CGはもちろん雪CGが雑(まぁ相棒は昔からCG雑だけど
・中園嫁霊感ネタは流石にキツかった(個人の感想です
・社さんチョイ役過ぎない!?
・やっぱり展開スピードが自分に合わない
・真野脚本は紅茶推しが多すぎて流石に飽きた
来週は米沢さん辞める辞める詐欺で間違いないでしょうから心配していません。
あらすじを見る限り面白そうなので楽しみにしています。
本当に徳永さんがシーズン7からここまで成長するとは誰が予想できたであろうか…
シーズン9くらいから徳永さん名義で別人が書いてるんじゃないかと疑うくらい成長したよなぁ(しみじみ
再コメントになりますが…
此方はもう何度も見返しています。皆さん凄い分析ですね~
私は上手くコメント出来ませんが、ただ言える事はシーズン13の中で、ベスト1という事に変わりはないです。
皆さんのコメント見て、落ち込み度Maxでした(勿論、感想は人それぞれ自由)
でも先程、匿名の特命さんのコメントを見させて頂き、胸の支えが取れました。もやもやが晴れました。スッキリしました~
ありがとうございます。大尊敬 !感謝致します。
次回の相棒、めちゃ楽しみ~
匿名の特命さんの
亀山は体力、神戸は知力、カイトは組織力
大変面白く思いました。
亀山の後、「右京と相容れない対立する相棒」(言葉としても矛盾してる)なんてとんでもないもの入れてきた位なので、まぁこれもアリかなとは思います。
ただ、この構図だと右京の相棒は甲斐次長、カイトは右京の意向を伝えるメッセンジャーボーイになってしまう。
かつて右京が、亀山や神戸としっかり相棒で、その上で小野田や米沢や…と相棒だったのとは意味が違いそうです。
カイトにはカイトの、自分の力で相棒になる要素がなければ、真の相棒と言えないのでは。
カイトが独自に立ち回って、多少の汚ない手段も使って駆け引きして、自分で勝ち取った組織力だったら大いに価値があります。でも親のコネじゃ…。
右京の思惑ひとつ、カイトのおねだりひとつで警察動かせるようになったら、ちょっとやりすきかなと思います。
大河内の出番も少なくなっちゃいますね。
右京の思惑通りには動かない小野田、神戸がちょっと利用できる大河内、位でちょうど良かったかなと思います。
それに、小野田、たまきのいない今、右京が暴走したら止められる人がいません。(神戸はもう出てこないでしょう)カイト越しに巨大なパワーを使える右京が暴走したら、止めるべきはパワーの打出の小槌となったカイトしかいないでしょう。
かつての神戸以上の大変な覚悟がいる。
出来るかな…。何だかすごく危険な状況なような…。
ネコさん、バイクさんのコメント拝見し
胸につかえていたものがとれました。
ありがとうございます。
親父パワーを使っての大事な人発言ですが
小道具の中途半端な使い方で
親父パワーは捕まっている恋人のためなのか右京のためなのかわからず
右京とカイト間を指しているであろう
右京の相棒呼びに大きな意味をもたなかった気がします。惜しい。
そもそもそのシーンにその台詞が必要かどうかは疑問ですが。
匿名の特命さんコメにも納得ですが、なんなら11から親父パワーを
使っていた方が面白かったのでは?と思いました。
13はカイトの成長物語ではなく
息子を否定することなく嫌々だけど満更でも無さそうに協力するw
父親峯秋の成長物語といったところではないでしょうか?
紅茶推しが多すぎには激しく同意します。
見た雑感。
・実力のある役者さんが次々に登場。やっぱり画面に締まりが出ますね。
・犯人が特命係を指名した時、右京さんが「心当たりがない」って言っていたけど、あれほど勘が鋭いのに「あの男だろうか・・・」とは微塵も思わなかったのでしょうか。
・真野さん、ここまでやったら毎回紅茶ネタぶっ混んでほしい。
・素人にFX薦める投資家。こりゃ怨み買われて当然だわ。
・1億2千万円は約12キロあります。麻衣子、体力勝負。
・最初の飛城の人物像で思い浮かんだのは、溝口敦著『詐欺の帝王』。実際振り込め詐欺のトップと言われる男がいるそうですが、その男の友人の父親が警視総監のため、いろいろ細工をしてもらった影響もあり、前科はついていないとのこと。事実は小説よりも奇なり。
・被害者の大切な人が拉致されたのだから、ここは「ついてない女」月本幸子が拉致られるべきだった。杏樹の捨て身の「泣き」芝居、もう一度見たかったです。
・右京さん、油断し過ぎでしょ。あっさりスタンガンでやられる。
・仲間さん、何やっても同じ役にしか見えませんね・・・。
・ここ数回面白い話が続いているので、ぜひ相棒は金井さん離れをしたいてだきたいものです。
カイトの生きづらさについて。
ネコさん、反吐ですか~。
カイトみたいな本来コネ持ち人間が、やっとおやじパワーを使うようになったことを、「成長」と喜ぶ人もあれば、
そういうものの存在そのものを極端に嫌う人もいる。(ネコさんがそうかはわかりませんが)
わたしも10代の頃は激しく嫌うほうでした。
タレントのお子さんとか。
同じようなルックス、実力のある人は他にいるはずなのに、ずるい!と思っていた。
いつごろからか、そういう想いは消えてなくなりました。
逆に、今は、社長の子供とか、プレッシャーのある人間は大変だなと、立派すぎる、超えにくい父親を持つ人間のほうに、同情することが増えました。
とはいえ、食うに困る生活をする人間が増える世の中、
「自分とは何か」とか、「親父と自分はどうたら」とか、悩みつつ金銭的に余裕があるのは、やっぱりぬるすぎかも知れませんが・・・。
成宮君のまゆげ上げた表情は、わたしも嫌いです。昔のDV男を思い出す。知ったかぶって、善人ぶっている顔ですね。
でも、成宮君のカイトは、時々優しくて基本可愛い顔だと思っています。
season11は狂犬っぽさ、徹底的な出来なさぶりと反省する素直さ「ゴールデンボーイ」「酒壺の蛇」が好きでしたが、
season12は皆さん仰るように、カイトらしいとこ何もない(「東大に落ちた」エピソードだけだった最終回にはガックリしました)。
あと数回でなんとか描き切って欲しいところです。
>真野さんの紅茶推し
紅茶はいいけど、タバコ推しが嫌。
タバコを使うなとは言わないけど、また使うなら、一人ぐらいちゃんと嫌煙の人を出して欲しい。
>震災
問題が大きすぎて、まだ終わっていなくて、手が付けられないのだと思っています。でもあと何年かすれば、相棒でも続々と震災を描いてくれると期待しています。
パイクさんへ
メッセンジャーというかカイト君がどこまで右京さんの正義を許容出来るかが問題になってくると思います。
今回峯秋はカイトの推理に乗ったら飛城を捕まえられるという『蜜』があり、それも含めて息子に協力しました。
しかし峯秋は『蜜』が無い状況で息子の言う事をホイホイ聞くほど優しくなった訳ではありませんから、今回はあくま失脚というリスクを犯してでも『蜜』が重要だったのでしょう。
官房長と峯秋の違いは、官房長が『大局的正義』に対して峯秋は『組織的正義』である部分だと思っております。
劇場版Ⅲや「ビリーバー」から推測する限り、峯秋の中では「組織>>自らも含めたその他」なので「プロテクト」で言うように享への愛情はあるようですが、優先度は低目です。
神戸には右京を止める具体的手段はそれこそ「暴発」「罪と罰」のような自爆しか無かったので、捜査一課や警察庁次長の父親など人脈力など止める手段があるカイトがどのように行動するかが今後の課題ですね。(亀山は例外です
歴代相棒との中で右京さんも大分角が取れて丸くなりましたが肝心の『絶対正義』に関しては成長していません…
それに対してカイト君はシーズン11の『チンピラ権力反骨刑事』から成長し、峯秋の職務についても理解を示しどんどん組織人になってきています。
完全組織人から徐々にイレギュラーになった神戸とは逆でイレギュラー(若者)から組織人(大人)になっていく点もポイントだと個人的に思っております。(亀山は例外です
最終的には峯秋の権力も自分の武器として取り込んで貰いたいですね。
ここら辺に折り合いをつけて弟子として師匠をどのように並び越えるのかがカイト君が右京の『相棒』になれる欠かせない要素でしょう。
棚から牡丹餅さんへ
まぁ初っ端からコネなどを使っていたら父親に反目してコネ無しの刑事になったという重要な設定が消えしまいますし、それだと完全に生意気でコネを使う若者という最悪な刑事になってしまいます…(あとそうなると神戸っぽいし…
峯秋は成長というか脚本家の中で齟齬はあるとはいえ極力ブレてないと思いますよ。
個人的な峯秋に対してのイメージは
・組織を何よりも重んじている
・享への愛情はあるが組織比べたら格段に優先度は低い
・組織の力を強く為に自身の権力も高めたい
なので今回は全ての要素が絡んだ特例中の特例でしょうね。
色々書いた割には支離滅裂な文章で申し訳ありません!
今後とも是非よろしくお願いいたします。
正月から仕事でバタバタしてたんで、なかなか観れなかったんですが、ようやく視聴。
派手さはないけど、相棒の設定を活かした上質のミステリーと言ったとこでしょうか。
何よりも自殺者の生き残りが死んだ仲間たちのために復讐する…って発想にぶっ飛びました。これを元旦の夜に放送するのが相棒らしくって素晴らしいw
賛否両論あるようですが、カイト君がオヤジさんに頭を下げるシーンは好意的に受けとめる事が出来たし、結構グッと来るシーンだったと思います。
願わくば一回こっきりの描写にせず、二人の関係の深化へと繋げて欲しいですね。
匿名の特命さん
ありがとうございました
カイトと神戸の成長が逆ルートというのは、私もそうかなと思っていました。
S13掲示板1の最後に投稿させて頂いています。
カイトが組織人になっていったら、右京と対極ということですよね。(丸くなったとはいえ、右京は組織に馴染めない設定はまだ生きてますよね?)
亀山の時のように補いあうコンビということになるのでしょうか。
「右京の意向➡カイトがそのまま甲斐次長に進言➡甲斐次長、息子に頼られて嬉しく、何でも叶えてあげる」
…なんて、さすがに私も思ってはいません。
むしろそんな事になってほしくないです。
右京と甲斐次長の間のカイトフィルターがどうなっていくか、見守りたいです。
私を含め、カイト期に不満?を抱いてる人は大体以下の二点に対する不満だと思います。
① 亀山初期、神戸期のギクシャク感が好き。あるいはギクシャク期を経てこそキャラの成長、絆の深まりがあると思っている。
カイト期はギクシャク期が無く(あるいは短すぎ)違和感と物足りなさ。
これが「カイトはまだ真の相棒になっていない」「親の威光に頼らず自分の足で自立しろ」という叱咤激励になるのだと思います。①志向の人には、そう思えてしまう、ということです。
② 暗い話、救いのない話が嫌いではない。むしろそういう回を経て、キャラの成長、絆の深まりがあると思っている。
だからカイト期の、最後はハッピーエンドに違和感と物足りなさ。
カイト期前のS10最初の偽証罪を受けて、神戸役の及川さんがコミカルな演技を控えてしまったように思います。加えて暗い話続きすぎで毎週どんより。これが嫌だった人は、カイト期の明るい爽やかさが嬉しかったでしょう。
それはすごく理解できます。
自分の好みを押し付けず、公平でいようと思ってたつもりでしたが、片寄ってました。
(もちろんカイトや成宮さんが嫌いなわけではありません)
気付かせて下さった匿名の特命さんに感謝です。
でも「及川さんの作った神戸キャラを生かせなかった脚本に不満」「成宮さんの演技と魅力を生かせない(と思えてしまう)脚本演出に不満」と思ってしまいます…。
神戸はもう終わった事だからいいのですが、現在進行中のカイト期に、①②志向の人も大満足の回を見せて欲しいと思ってしまいます。
ストレイシープからかけ離れてしまいました。
掲示板の方かなと思ったのですが、流れでこちらに投稿させて頂きます。
楽しかったのは、和泉監督がエキストラ出演していたこと。
初めてコメントさせて頂くひなまつりと申します。よろしくお願いします。
次回は池田政典さんがご出演されるんですね。池田さんは「器物誘拐」「ついている女」「狙われた女」幸子編などに出演されていました。「器物誘拐」では被害者役、「ついている女」「狙われた女」では刑事役、そして今回は鑑識の係長役。同じ役では登場しませんね。浅倉(生瀬勝久)さんみたいに。鑑識の係長と聞いて思い出したのですが、「過渡期」で鑑識の係長・猪瀬役を演じた蛍雪次朗さんを思い出しました。あと大高洋夫さんもこれで2度目ですね。前回は「殺人晩餐会」ではシェフ庚塚役で出演。それと同時に犯人役。奥田さんも「鑑識・米沢守の事件簿」に出演されていたような?池田さん、大高さん、奥田さんなど個性ある役者さんたちがまた相棒に出演するなんて嬉しいです。犯人は誰なのか楽しみです。それと米沢は辞めてしまうのか?辞めてほしくないなぁ~。もし辞めたとしたら鑑識役は決まっているのか?やっぱこのまま米沢役は六角さんでいてほしいです。文長くなって申し訳ありません。
アライが代行した復讐って全部「逆恨み」でしょ。
感情移入できませんっ。
今日「米沢守、最後の事件簿」の放送に先駆けて、もう一度「器物誘拐」「ついている女」「狙われた女」をもう一度拝見しました。今夜遂に池田政典さんが出演されるので楽しみです。待ち遠しいです。以前にも言いましたが、今回は鑑識の係長役で出演。犯人役なのか?いろんな役者さんたちの演技が見れるのでワクワクします。元日スペシャルの視聴率は16・9%でした。今夜のお話も視聴率が上がりますように・・・(願)
こんにちは。
相棒元日スペシャルとても面白かったです。小ネタが至るところにちりばめられていて楽しめました。カイトとパパとのやり取り、右京さんと犯人のやり取り、最後の日野警部補等素敵な見所があって嬉しかったです
とても面白かった…。
ジワっと心に染みた…。
色んな切なさ、詰まってました。
川上さんの役、母親なのにおばさんと呼ばせなくてはならない切なさ、そして会えなくなってしまった悲しみ。
自殺を決めた後に恋してしまった石田ひかりさん…最後に窓越しに右京さんを見つめるひかりさんの表情のなんと切ない事。
役者さん、皆本当にお上手でいつもより感情移入してしまいました。
カイト君はキャラはあまり好きじゃ無いんですけど、今回は良かったと思います。
平さんも良かったですね。
そしてなんといっても右京さん!
最後取調室を出る時、犯人に向けるあの視線。
目で語ってましたね。私はちょっと色っぽく感じました。
水谷豊さんは北野広大先生の頃から見てますが、(歳がバレますがw)いや〜いい役者さんですね、本当に。
たまらないです、ますます好きになりました。
最後の手紙を読むシーンはなんだかもうドキドキしちゃって…。
でも妙に「あ、紅茶ジョボジョボ注がないんだ、そりゃそうだよね」とかも思ったりw
いつもはちょっと長く感じるスペシャル、今回は時間を感じなかったです。
私にとっては、心に残る一作になりました。
日野警部補って、確か「バベルの塔」で一回だけ出ただけでしたよね? それでもこれだけ、印象強いって、カッコよ過ぎ!!
今回右京さんが使われたのがびっくりしました。中園参事官が最後のところで、右京さんの性格そして特徴を言ったところが印象的でした。おもしろかったです。
こんにちは。ストレイシ-プ楽しませていただきました。西田さんの本気の気持ち
に、グッときました。杉下 右京は迷える羊などではないことを伝えたかった
んだと思います。複雑で頭を使うスト-リ-ですね。期待してよかったです。
おおむね良かったのですが、自殺者達のそれぞれの理由が若干弱かったかな?と思いました。
特に万引き女性リホについては右京さんの個人的エピソードにも関わるのに扱いがいい加減で非常に分かりにくい。
1.集団自殺者のうちの一人であるリホの彼氏藤井は死ぬ前に、リホの死は右京のせいだと言っている。右京が万引きを見逃してくれなかったからだ、と。この男は右京を恨みながら死んでいく訳だが、何故死なねばならなかったのか?非常に疑問が残る。
2.リホの母親が電話で、リホが万引きした後引き取って、その後半年で病死した、と発言。そう、リホは病死したのである。だから当然右京を恨む筋合いではない。それは藤井には伝えていないと母親。いくら病死を伝えていないとしても死と右京を結びつける藤井にはストーリーとしてかなり無理がある。しかも、あんな男と付き合ったせいであの子は…とまで母親に言われているからには藤井自身も身に覚えがあるはずである。
3.終盤にて、右京と悟巳の関係性を藤井とリホに重ね合わせる場面がありましたが、こちらは首をひねるばかり。突如、藤井の二股疑惑が浮上。そのせいでリホは自殺した事に。なんか無理矢理だなぁ。右京と悟巳の話は美しかったけど、そこに無理矢理リホと藤井をねじ込まなくても良かったのでは?と思いました。
今回非常に残念でした。
集団自殺者の恨みを晴らすお話ですが、偶然死を免れ生かされた、実行犯の新井さんの事がもう少し知りたかったです。
ただ自殺した、伊藤博美さん、藤井貞雄さんの恨みの動機が弱い気がしました。
伊藤さんの場合、なぜ全財産を投資につぎ込んだのか理解できません。普通は、リスクを鑑み複数の金融商品に分散するのが無難に思いますが。
藤井さんの場合、上記の通りすがりさんがおっしゃるように、交際者の生田里保の万引きをとがめたことを、右京さんに当たるのは筋違いだと思います。また万引き事件を機に恋人関係を引き裂かれた事は残念に思いますが、それも右京さんのせいじゃないでしょう。
橘高議員の飲食店のトイレから脱走の件、普通、警備警護と称して、これほどの警察官を置くなら、飲食店の店外にも警察官を配置されるのではないでしょうか。
本作では、事件当初から中園参事官の判断で、特命係を捜査に参加させました。その理由が中園夫人の霊感からの判断というのがいいですね(よく当たるのでしょうか)。後発のSeason15「アンタッチャブル」でもタロット(占い)の勉強をする中園夫人がいましたが。
久しぶりに再放送で観ましたが、色々な話が織り交ぜてありとても楽しめました
完全犯罪の組織と自殺志願者の話しを分けた方がいいようにも思います
ちょっと贅沢な内容ですね
やっぱり最後の、中園参事官のオチで大爆笑でした。
中園参事官が奥さんの霊感に従って特命係の二人を重用したというのは、やはり衝撃的です。
「ラッキーアイテムが紅茶とメガネ」だったというのには、やはり笑います。
(本題)過去があまり明かされなかった新井さんですが、
とてつもない善人だということは間違いないと思います。
西田さんに想いを伝えられなかったのは、とても残念です。
「迷いでた一匹の羊」この話から生き残ったのには何か理由があるのではないか。と考え、西田さんとともに
今回の計画を実行した。
いなくなっても気付かれない存在
自分と同じく自殺しようとしていた人(すなわち迷いでた羊)たちとはいえ、
赤の他人のためにここまでの行動を起こすのは簡単な事ではないと思います。
犯罪の神様 と呼ばれた飛城「俺が死ぬことよりも怖いのは考えることが出来なくなることなんだよ」←とても納得のいく理由。相棒らしい着眼点だとも思います。
(暴落)伊藤さん「あの女 全てを手に入れてるのに私には何も残ってない」←同情はするけど逆恨みしすぎ?
(汚職事件と愛人絡み)粕谷さん「相手の家庭まで壊す気はなかった。むしろ守りたかった。それを橘高は正義面して簡単に壊した」←恨むのも無理はないかも?
(万引き騒動)藤井さん「杉下って刑事が見逃してくれてたら里保が死ぬことはなかった」
恋人のことがあったから無理もないか?
もう少し二人の過去を明かしてくれれば同情できたかもしれない。あの世で里保さんに会うため自殺した部分もあったかも
西田さん「免疫不全の難病でもう耐えきれない。どうせ一人きりだから」←同情するしかない。右京さんと出会うまで本当の恋をしたことがなかったというのも悲しいものがあった。
橘高議員「私が犯罪を起こすなどということはあり得ません」→銃を発砲する様子が公開されカイトくんに逮捕される→彼女を愛していたからああするしかなかった。 この皮肉な感じも相棒らしいと感じました。
新井「迷いでても探しに来てくれる人はいるようですね」
右京「約束を守って一人で来たのですが僕には相棒がいるものですから」
新井「甲斐享ですか」
とても印象に残る会話です。
他にも右京さんと西田さんが紅茶を飲みながら談笑するシーンや
右京さんが自分が撃たれてしまう可能性もある言動で時間稼ぎをし、日野警部補のスナイパーとしての腕を発揮させ、新井さんの自殺を止める流れや
カイトくんの成長など見所がたくさん。
相棒レギュラー陣の個性がすみずみまで活かされているのも良かった。
取調室での新井さんとの会話、
最後に西田さんの手紙を読み、夜道を一人で歩く右京さん とても切なくなるラストですが とても良いシーンでした。
平岳大さんと石田ひかりさんもやはりハマリ役で
とても見応えのある元日スペシャルだと思います。
”こぼれ落ちた何かを拾い集める部署”の杉下右京が、社会からこぼれ落ちた人々の思いをくみ取る。
そんな話でした。
分かりにくかった全体像が少しずつ繋がって明らかになっていく展開は、緊張感もあって面白かったです。
しかし、その明らかになっていく過程の中で、集団自殺に至ったそれぞれの理由の幼稚さだとか、当然現れた新井に協力する謎の組織のユルさとかにやや白けたというか、失速感もありましたね。
自殺に思い至った理由も含め、新井亮一とは結局何者だったのかが掘り下げられていないので、薄っぺらい感じにもなってるし。
謎のままにしておこうという意図だったのかもしれないけど。
右京のコイバナという点ではなかなかレアストーリーだけども、紅茶店で数回話しただけの相手からラブレターもらっても、普通なら困惑しかない。
★★★★☆
今から10年前の話だが、これって今でいう闇バイトですよね。知らない人達が協力して首謀者は正体不明。相棒はどこまですごいんだ!