脚本:池上純哉 監督:橋本一
ゲスト:森迫永依 矢野浩二
関東一円のATMから約2億5千万円の現金が不正に引き出される事件が発生。防犯カメラの映像などから“出し子”と呼ばれる現金の引き出し役が多数特定され、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)も捜査に駆り出される。そんな中、ある町工場の社長の撲殺死体が発見される。そこで半年前まで働いていた中国人従業員が出し子の一人であることが分かり、右京と亘は工場を捜査。すると敷地の一角に隠れた若い中国人女性・シャオリー(森迫永依)を発見する。
脚本:池上純哉 監督:橋本一
ゲスト:森迫永依 矢野浩二
関東一円のATMから約2億5千万円の現金が不正に引き出される事件が発生。防犯カメラの映像などから“出し子”と呼ばれる現金の引き出し役が多数特定され、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)も捜査に駆り出される。そんな中、ある町工場の社長の撲殺死体が発見される。そこで半年前まで働いていた中国人従業員が出し子の一人であることが分かり、右京と亘は工場を捜査。すると敷地の一角に隠れた若い中国人女性・シャオリー(森迫永依)を発見する。
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今回は切ないラストでしたね。「誰も救われないなぁ」と感じてしまいました……..
面白かった。
盛り込んだ内容が消化され、良くまとまっていた。
ここ数週はコメントを書く気力さえ湧かない状態が続いたが、この分だと次週にも期待出来るかもしれない。
今回の犯人は素直に意表を突かれましたね。
あの通訳の人がロストイントランスレーションしてたことは凡そ想像ついてしまい正直中盤まではあまり面白味は感じませんでしたが、結末は意外な方向に向かいやり切れなさを感じました。
シャオリーの魅せ場が少なかったことがちょっと残念かな…。
悪くなかったです。
通訳捜査官という目の付け所も良かったし、ワンタン麺のくだりで亘が役に立つとことか(薫ちゃん的な役立ち方でしたが)、細かいところもちゃんと描いてあって久しぶりに相棒らしい佳作だったと思います。
ただ個人的には専務が善人過ぎて違和感があって、現金を目の前にしてやっぱり私利私欲が勝ってしまって殺人に走るくらいの方が好みかな。それで最後は醜く持ち逃げしようとしてるのを従業員が呆然と見てるみたいな。そのくらいの後味の悪さが相棒らしい気がします。
人間、善人の部分と強欲さが同居してる生き物ですから。
まあそこら辺は好みなので、意見の別れるところでしょうね。
再視聴してみないとダメかも知れないですが、良い話かな~と思ってしまいました。
今回もまた、最初から通訳の西村さんが何かしら怪しいと思っていましたら、やっぱりね。
でも殺人犯ではなくて良かったですが、シャオリーさんと兄妹関係だったとは意外でしたね。
何だかんだ言っても西村さんは中国にいる母親に慕情があったんですね、切なすぎました。
一課も五課もしっかり見せ場がありましたしね。
しかし、亘ちゃんの「ワンタン麺」から「ワン・トンミン」って(笑)。
しかも「ワンタン麺」から始まり「ワンタン麺」でドラマを終わらせるなんて(笑)。
それにしても森迫さんと言い、来週の加藤くんと言い、元子役タレントが連続して出て来るとは、これもまた意外な事ですね。
今回の評価は4点にします。
あと、ドラマの前に故・大杉漣さんの追悼コメントを出した事でやっぱり泣けてきました。
本当に心から大杉さんのご冥福をお祈り致します。
面白かったです。専務の中国人従業員を想う気持ち故の殺人。西村の母と初めて会った妹を思うがための意図的な誤訳。結局、小李は他の従業員と共に無事帰国し、西村は依願退職、専務は逮捕。冠城が序盤で「犯罪もグローバル化している」と言っていたように、人間関係もグローバルに展開してく現代の諸相を描きとっていく展開が見事でした。伏線も綺麗に回収されましたしね。外国人労働者という点では、S10E13『藍よりも青し』、S14E16『右京の同級生』と似通う点もあったでしょうか。組対5課の活躍を観れたのも良かったです。
ただ、西村と小李が兄妹というのは少し出来過ぎな気もしました。また、結局小李は専務を庇おうとしていたわけで、なら最初隠れていたのを右京さんたちに発見された時に犯行を見たと意思表示したのは少し不可解です。その時点から証言拒否の姿勢だったら貫徹していたのですが。また、これは自分がこれまでのお話を取りこぼしているだけなのかもしれませんが、これまでの設定を踏まえるならば、右京さんが中国語を全く話せないのが違和感でした。右京さんなら中国語の日常会話ぐらいできそうなものですが。今回のお話の都合上右京さんが中国語を話せてしまえばすぐに西村の誤訳がばれてしまうのでそうしたというのは分かるのですが、ならば東南アジアの言語など、「右京さんが知らなくてもまぁ分かる」程度の言語を使ってほしかったです。
以上を踏まえ、評価は☆4にします。前後編以降は比較的自分の中では評価の高いお話が多いです。来週の徳永さんの回も期待しています。加藤清史郎君はS11E18『BIRTHDAY』以来の出演ですね。予告を見る限りかなり大人っぽくなっていたので、演技を拝見するのが楽しみです。
よかったです。 ちょっと昔の相棒を思い出すテイストあり、それぞれのキャラもバランスよく活躍、だれひとり救われていない後味悪い終わりかた、それでも最後は特命係二人の明るいシーンでシメ、そしてなによりゲストの森迫さんと矢野さんの中国と縁があるからこその中国語を喋りながらの演技。ナイスキャスティングです! 脚本の池上純哉さんも この調子で頑張ってください! 気になったポイント 青木年男 笑い担当 ものまねをする、特命係を部外者と指差す、ぐちをいう 西村が翻訳するシーンで字幕が出てないのは確かに気になった。 冠城くんのワンタン麺ネタ 課長が目立っていたのもよかった。 来週は「少年A 」徳永富彦 見覚えある顔、声だと思ったらやはり加藤清史郎くん! 大人になりましたねぇ。 もうすぐ最終回 タイトル予想は「終わりの始まり」で。 大杉漣さん 改めて安らかにお眠りください。
匿名ではなく金沢鵤で。 なぜか名前がたまに消えます。
話にならない出来です。先週はまだ凡作レベルでしたが今回は明確に駄作です。ここ数年来の相棒で最低の出来といっても過言ではないでしょう。
とにかくすべてに於いて薄っぺらい。警察内部に内通者がいるという展開にもいい加減ウンザリです。
外国人労働者が劣悪な環境で働かされているという重いテーマを扱うにしてはあまりにお粗末な脚本といわざるを得ない。こんなレベルの話なら他のどうでもいい刑事ドラマで十分です。相棒のブランドを背負わせられるようなクオリティではありません。
この脚本家は今まであまり見かけた記憶がないですが初参加なのでしょうか?
あとユッキーさんのおっしゃることには賛成です。
犯人の専務が善人ゆえの義憤から犯行に及んだという展開にはかなり違和感がありました。
右京さんも中国語は話せない。 「逃亡者」では辞書をひいてスペルを推測しながら、「帰還」でもラテン系言語と看破、英国紳士なので英語はぺらぺら。とはいえ「密愛」ではフランス語に苦戦していたような気がしますし。 「聖域」でも香港の言葉をしゃべる場面はなかったですし。 それに中国語はかなり難しいと聞いたことがあります。 右京さんにも向き不向きがあるということか。
ロストではなく捻じ曲げ
依願退職で済むとは思えないし、何より右京さんが許してる事に違和感がありすぎる。
今回の話は悪くはないんですが、もう少しシャオリーこと李雨欣を全面に出して欲しかったかな。そう言えば通訳の西村さんの名前も欣也で、同じ「欣(よろこびの意味)」の字がつかわれていたり、二人が兄妹関係だったと言うのは私も些かご都合主義かな~とは思いました。今回はごく普通に3点ですね。さて、映画「憑き神」の死神様役だった森迫永依さんから、来週は元・子供店長の加藤清史郎くんの「嘘つき少年?」の話に切り替わりますね。「少年A」ですか、楽しみです。
んー何か中途半場な感じがして「え?もう終わり・・・?」って感じであんましいいとこなしでした。
雨欣は何故真実をしゃべりたくないのか、何をかばっているのか。
そのあたり結局うやむやになったまま終わってしまいましたし・・・ホントのところどうなんよー!
通訳の西村さんが間に入って翻訳してるあたりはどうせ適当な事言ってるんやろうと思ってたらまさかのその通り?やったし。。。
んで、犯人の専務さん、社長を撲殺した後大金を手にしているはずなのに社員には会社の存続は難しいとか
言っていざとなればあの子達のために~って絶叫してたけど、どんだけ偽善者よって感じで
ちょいとシラけました。
冒頭の不正に引き出されたとかのあたりは良かったんですけどねー
折角矢野さんが出演されてたのに勿体ない。。。残念です。
再コメすません。
雨欣の母親と連絡とりあって人を日本に送ってたくだりですが、個人的には間に右京の同級生に出ていた国際ディスパッチ協会とかからんでたらなーと思いました。(犀川さん、もう帰国したのかな?笑)
西村さんも親が離婚してからは音信不通で・・・とか言ってたのに母親から連絡がとか言ってたけど、どうやって西村さんの連絡先を知ったのか。実は連絡を取り合っていた?とかわからんだらけでしたけどこっちの方が協会は既出なんでまだ何とかなりそうな気がしたんですけどね。
Season11「同窓会」(奇しくも本作同様、越村公一さんが出演されていますが)同様、今起きている事件(本作:ATM不正引き出しと町工場の社長の死、同窓会:爆弾騒動)と、もう一つの出来事(本作:西村欣也さん李雨欣さん兄妹の葛藤、同窓会:40年前の出来事の真相)を各々拝見できる所がよかったと思います。
通訳捜査官というものが重要な役割をなしたわけですが、実際に自国と相手国の言葉を知る立場は、時としてどちらかに偏った対応ができる事に恐ろしさを感じました。通訳捜査官の西村さんは、このような形で妹の雨欣さんに会い、公平公正であるべき立場を捨てた事は、一時的とはいえ異国にいる兄になった。妹を守りたい思いが勝ったのが残念です。
町工場の社長の殺害犯は、塹江さんでしたが、先代社長の下で永年勤務した誇りが、逮捕時に(奪った大金の事で)発した言葉につながるわけですね。
殺害された社長は、外国人労働者を単なる道具のようにしか見てない人物だと思いますが、過去作でも同様の事がありましたね。
右京さんが中国語できないのが意外でした。ギャグの番外編とはいえ古代ムー大陸の文字まで解読するくらい博識で何でも出来ちゃうイメージだったので…。読むのと会話するのは違うとしても。
うーん悪くなかったんですけど設定のところどころが(乱暴な言い方になりますが)お粗末だったのでそこまで深く入れ込めなかったかな~という感想です。西村さんが露骨に胡散臭くて事件に深く関わっているであろう事はしょっぱなで分かっちゃいましたし。なーんか物足りない。あまり心に残るものがない、という感じです。矢野さんの演技と最後に颯爽と現れた伊丹刑事がかっこよかったなぁ、くらいしか…。
出だしは中々話が入ってこないのと、通訳の矢野さんが絶対一癖ありそうなのと、中国人役の森迫永依ちゃんとか演技達者が勢ぞろいだったので気を付けながら見てました。
そして、魏涼子さんがよく出てるなぁと思ったら、今回は中国語をガチで話せる人を揃えていたんですねー。
こだわり凄いなと思いました。
冷凍イカさんに激しく同意。警察官の職務を逸脱した行為にはとくに厳しい右京さんなのに甘過ぎますよ。あのちびまる子ちゃんが大きくなりましたね 笑 トシとるわけだわ
取り上げたーマは興味深かったが、脚本のいたるところに粗が目立ち、相当残念な出来になってしまったと感じています。
西村とシャオリーが実は兄妹だったというご都合主義な展開は許容できますが、せめてスト-リーの辻褄は合わせてほしいですね。
○シャオリーが最後目撃証言を拒否したのは、専務を庇うためだったようですが、それならば、なぜ発見された時は目撃したことを認めたのでしょう?
○シャオリーがなぜ鍵のかかった部屋に閉じ込められたのかが明らかにされていない。
社長は、出し子たちから集めた金をカバンに移している最中に背後から専務に話しかけられて、初めて専務が来たことに気付いたわけですが、この時点でシャオリーはすでに閉じ込められており、それができたのは社長しかいません。しかし、この状況でシャオリーを閉じ込めた理由が分かりません。金を見られたくないのかと思いましたが、そもそもシャオリーは、社長がATM詐欺に手を染めていることは知っているわけですし、仮に見られたくないにしても、帰らせればいいだけの話。とにかく不可解きわまりない状況であり、そのあたりを説明するためにも、シャオリーを含めた再現シーンを流してほしかったですね。
○社長は灰皿で背後から殴られてすぐ絶命したように描写されていましたが、死ぬ前に通報ボタンを押したはずでは?
○あれだけの人数の出し子に携帯で指示を出し、現金引き出し&現金回収を取りしきるのはかなりの重労働であり、会社の経営もろくにできない社長一人で実行していたとするのは無理があります。
○そもそも、中国人出し子たちは、王東明のように日本語が理解できない者が多かったと思われます。中国語が理解できない社長は、それらの者にどうやって指示を出していたのでしょうか?
教えて下さい。どうして妹は逮捕されずに帰国できたのですか?金渡すと社長から連絡があるくらいだから事件に関与してますよね?
観終わった直後はせつないなあ…と思ってたんですが、風呂から上がった後、ふと思い直してみると、あれ?専務さん、あのお金、例え持ち逃げできても犯罪で稼いだものだから、結局労働者に渡らず没収だよな、とか。あと中国人の事を卑下したり持ち上げたりする展開も?ちょっと違和感が湧きました。好きだったのは、角田課長とイタミンが同じ取調室で共闘してた場面!亘ちゃんも良い味だしてました。1つだけ言えるのは、あの社長はひどいですね、きっと同じような人間がいるのだろうなあ、と思いました。
Lost ㏌ Translation、目の付け所はよかったですが、
皆さんご指摘の通り、
右京が許すはずのない通訳捜査官の行為をあっさり見逃してしまったのには
違和感を覚えました。
作品ごとに脚本家が違うとキャラに統一性がなくなりがちなのが問題。
やはりご指摘のあった、不法労働者の斡旋問題に絡ませるのかと思っていました。
通訳の西村さんは露骨に怪しく描写されていたので、お金目当ての犯罪とミスリードしたかったのでは?脚本家の方は犯罪ではなく、妹を守るための行動なら視聴者にも受け入れられると思って書いた作品と感じました。(今までも家族のために犯罪行為をしてしまった人には右京さんは優しかったように思います。)
ただ警察官としての職務を果たしていないので、皆さんと同じように私もそこを疑問に思う気持ちの方が強く残りました。警察官ではなく民間の通訳という設定なら良かったのかもしれませんが、リアリティがなくなりますもんね。
普通におもしろかったです。今回は4点をつけました。
中国語がわかっていたら何ともない回だったんだろうけど。さすがの杉下右京も中国語はできなかったか、というのがまず最初に浮かんだ感想ですね。それでも翻訳ソフトを使って会話するシーンが違和感なく見られたので、やっぱりこの人はスペック高い人ってことなんだろうなあ。
何か今回は角田課長と大木、小松の出番が多かったので、やっぱりこの人たち仕事ちゃんとしてるんだなあとか思ってみたりしました。だっていつもぶらぶらしながら、特命係を覗いてるから。あと、青木が偉そうに説明してるのを見て、やっぱりこいつ嫌な奴だなあとか。あとは、花の里で冠城がワンタンメンが食べたいと言ったシーンで、もし「あるよ」とか言って出してたら、別のドラマのようだとはらはらしたのですが、出さなくてよかったです。専務の「あの子たちに」という絶叫には心を打たれました。まさかこういう展開になるとは。自分のために着服したのではなくて、従業員のためだったとは。
結局キーワードは「よろこび」だったんですねえ。兄と妹の名前の一字、出会いはよろこびではなかったけれど、最後にお母さんからかかってきた電話。重い話だったので、最後に締めてくれてほっとしました。
最初から、ストーリーが読めてしまいました。
右京さん特有の「冴え」が無かった気がします。
通訳の時の、不穏な空気・・・そこで、「気になる」を、最後まで引き延ばすだけ引き延ばした感が残りました。冠城君も、ギャグを飛ばしただけでは!??
外国人の犯罪が多発してる昨今を反映させて、通訳捜査官をメインキャラクターにした点は良かったです。
矢野さん、魏涼子さんとガチで中国語を話せる方をキャスティングした点もですね。
それから、専務役の越村さんの演技も上手かったですね。
ただ、あのお金をどうやってみんなに渡すつもりだったのか?
みんなに渡すつもりというのは言い訳で逃亡をしようとしていたようにも思えます。
解雇された中国人労働者のみんなは会社に居ましたからね。
矢野さん演じる通訳捜査官が依願退職で済んだのに違和感ありました。
詳しい罪名わかりませんが、捜査妨害というか偽証させてますからね。
現実的には刑務所に行くほどの罪名ではないでしょうし、初犯なので執行猶予といった感じでしょうか?
そのあたりの時間経過があってのラストの二人の会話だと思えば、よりいい場面になったと思います。
前作のシリーズでも見たけれども、あの車を発進させた人が社長を殺害したと思って一課が引っ張って連行されたのが少し安心しました。でも、今回は仕事で扱う中国人を雇うための話しでは一番いいことだと思う。でもかばんからお金が出てきたのが一番よくないと思う。
森迫永依さん演じるリー・ユーシン(シャオリー)が矢野浩二さん演じる西村欣也とグルだとさえ感じましたが、殺人事件に関してはそうじゃなかったと・・・。
正直薄々殺人事件の犯人こそわかってましたが(車で逃げようとする犯人を押さえるために覆面パトカーをドリフトで通路をブロッキングした芹沢が格好よかった)、中国語がわからないことをいいことに捜査員を翻弄する西村の愚行とも言える行為、ハッキリ言ってクズ捜査官です。
ちなみに関係者の一人であるワン・トンミンをワンタン麺と聞き間違えて、その上ワンタン麺が食べたくなったと言った亘さん、面白すぎます。
改めてシーズン16のロストイントランスレーションを拝見しました。特に仕事で中国人従業員を雇ったところに違和感を感じた。最初の捜査一課の2人がリーユーシンさんに事情聴取を試みたけど、うまくできなかった。そのため、中国語の通訳捜査官を導入したことで少し、落ち着いて話ができたと思う。冠城君が、入国管理センターにいるもう一人の中国人の男性の取り調べに行ったことを右京さんに伝えたこともよかった。従って、今回の事件の真相は、中国人従業員の仕事の資金ぶりに利用されたことが大きな要因の一つ。それと被害者を殺した犯人の殺害目的がもうちょっと見たかったです。でも今日の捜査一課の2人はとてもかっこよくて1番印象的でした。
杉下右京の個性: 9/10
冠城亘の個性: 8/10
その他キャラ: 9/10
小ネタ: 9/10
題材: 9/10
セリフ: 9/10
構成・テンポ: 9/10
カット・撮影: 8/10
音楽の使い方: 8/10
ストーリー: 8/10
総合: 86/100
ゲストで登場する特命係と関わった警察関係者は高確率で黒幕、1話限りで退場する法則がまたしても…。
流石人材の墓場w
まぁ退場させないとどんどん杉下の人脈が増えてくるから準レギュラーで使う予定がないなら退場させるしかないのかな。
ところで、この話のコメントでいくつか見られる「杉下が西村を許したのがおかしい」的な意見、これはちょっと違うと思う。
これまでの話でも杉下が本気で怒ったり、糾弾するのは自分のやった事から目を逸らしたり認めなかったり、或いは開き直って正当化したりしてる相手が殆ど。
逆に、自分のした事をちゃんと見つめ、悔いている相手に対して必要以上に責め立てるような事は見られない。
今回の西村はどうかと言うと、ちゃんと自分のした事が許されないことだと自覚しているし、恐らく依願退職の際には上司にでも話している事だろう。
となればあとの処分は上が決めることであって杉下がこれ以上彼を責める理由なんてない。
よってここに関しては何もおかしくない。
そういやダークナイトの時も杉下が警察関係者の犯罪には厳しいのに最終的にカイトには甘いみたいな事言ってる人を見かけたけどあの時も最終的にカイトはちゃんと自分のした事を見つめ、罪を償う意志があったんだから杉下はそれ以上糾弾するような人じゃないんだよね。
もしカイトが「法で裁けない犯罪者を傷付けて何が悪い」と最後まで言い続けていたら違っていただろうけど。
あの時のカイトや今回の西村に対する杉下の接し方に違和感を覚える人は杉下が本気で許さないと憤る基準を勘違いしていると思う。
盛り上がりに欠ける内容だった。
西村さんを最初から怪しく見せていたから通訳をごまかしているのはわかりやすかった。
ただ、そこはあまり事件には関係なく西村さんの物語にするためのものでしかなかった。
さらにそこまで手を込ませて感動するような内容に繋がればよいけど、最後まであまり盛り上がらず。
それに翻訳で嘘をつかせたほうが、シャオリーが怪しまれて、もっと帰れなくなっているだけにしか見えなかったので、空回りしているだけにしか見えない。
あと、最後に専務が捕まったのがカメラ写真だけど、会社周りのカメラ映像で時間も事件頃のものなら、もっと操作の最初に気づいたはずだと思う。つじつまがあわない。
最後に犯人を捕まえに来たイタミンはかっこいい。芹ちゃんがちょっと邪魔