脚本:輿水泰弘 監督:和泉聖治
ゲスト:大和田獏 阿部丈二 井之上隆志 小柳心 栩原楽人 榎木孝明
法務省が管轄する刑務所内で殺人事件が発生!
受刑者の美倉(小柳心)が刑務官の田代(栩原楽人)を殺害するという前代未聞の事件だった。
取調べで犯人の美倉は一切口を割らず、法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明)は元部下の冠城亘(反町隆史)に捜査に加わるよう指示する。
Season14 第1話 「フランケンシュタインの告白」
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なかなかの出来ではないでしょうか、ある意味密室である刑務所のなかで起きた事件でしたが、その特性を存分にいかしていたと思います。重厚な作りでした
冠城亘、結構なくせ者ですね、右京さんのことを「右京さん」と呼ぶ、女にピンタを食らう、等コミカル(?)な側面もある反面、事件の情報を流したり、腹の内が見えないキャラクターに好感が持てました。
内容はネタバレになるので触れませんが、殺された田代刑務官、正に刑務官の鏡のように思います。受刑者に寄り添いながら、更生を促す。理想の刑務官像を垣間見たような気がしました
さいごにもうひとつだけ
サブタイトルの意味がよく分かりませんでした、僕の頭が悪いのかな?
どなたか解説お願い致しますm(__)m
先に誰か同じコメントされていたらすみません。
初回スペシャル、甲乙付けがたいですね。
良くも悪くもなく、まぁこれからですね。
とにかく気になる点だけあげます。
先ずはオープニングテーマと映像、凄くかっこ良くて素晴らしかったです。
二人でチェスをしているとは。
そしてカイトパパはやはり失脚し、官房長付きですか。
カイト君や悦子さんのその後については語らずでした。
冠城亘については、チャラ男ですかね?
遊び人のようであり、半面しっかりしたキャリアの面もある?
そして彼から「右京さん」と亀山君以来の呼び方をした事が僕は嬉しく思います。
あと幸子さんから右京さんを「のんき者」扱い、また一課からは「妖怪」扱いとは(笑)。
それと日下部事務次官はもしかするとレギュラー出演?
今後注目すべきキャラですね。
最後に、刑務所内の刑務官による受刑者イジメには正直に、吐き気がしました。
それにしても人を会心させるべき立場の教戒職の慈光さんが裏で糸を引いていたとは、余計に吐き気がしました。
season9の「もがり笛」が空しく思えます。
今回は以上です。
また何かあれば書きます。
追加、すみません。
他人の運転は苦手と言う冠城君は死体が苦手な神戸くんと同じく、そこを一課になじられるかな?
初代相棒は「転職」、二代相棒は「考え方の違い」、三代相棒は「犯罪者」なら、四代相棒は「絶交」かな(笑)
相棒の伝統で2時間スペシャシャルは最後がグダグダ・・・外ロケの音声悪すぎ・・・
でも冠城のキャラはいい感じで右京さんと対立が面白くなりそう!
カイトくんは空気だったもんな~
この設定だと冠城は1シーズンだけでしょうか・・・?
今期も多分全話感想やると思うのでよろしくお願い致します。
初見感想としては「冠城さんは愛される悪役」というイメージ。
表はニコニコして協力体制を整えてて裏では裏だけに裏切りや暗躍をするという中々興味深いキャラクターでした。
とっつきやすいキャラですが楽しげな面は全部演技に見える性悪感が堪らなく好みですね。
杉下を「右京さん」と呼ぶのは亀山と被りますが亀山は心から信頼して名前で呼んでいたのに対して冠城は計算して仲を詰めようという風に考える事が出来ました。
伊丹達と和かに接したり右京にユニークな返しをしたり日下部に冗談を言う姿も全部仮初めというか嘘クサイから邪推のしがいがある!!
自分としては1番の注目というか惹きつけられたポイントは増渕を脅す場面!
歴代相棒は脅しすかす場面でも何処か人の良さというか正義感が抜けなかったしそこも魅力だったけど冠城はマジで悪どいというか怖いレベルだから良い意味で大嫌いだ。
OPの右京とのチェスは2人の戦いを意味していて冠城は敗北してる描写だけど負け方が演技っぽくワザとらしいから底知れない恐ろしさがある。
とりあえずキャラクター性というか深く掘り下げられそうな部分は歴代相棒としてはぶっちぎりでナンバーワンかも…
ただそんな女好き性悪に幸子は絶対に渡さないぞ!!
事件としては重厚で重く暗い初期のテイストに近い感じかな…
カイト期が明るくポップで分かりやすくスピーディーだったのに一気に変化したなと感心というか驚嘆。
サブタイトルの「フランケンシュタインの告白」っていうのは自分なりの解釈としてはフランケンシュタインを作り上げた博士を梅津と慈光で現してると思った。
本物のフランケンシュタインはロボットだけど人間離れはしてたけど人間であった梅津は死後に慈光の為に死んだという告白をした。
最後に慈光が神に祈った場面は「神=梅津」という立場の逆転を意味してるように考えられた。
あと刑務官に信者がいるっていうのは読みきれたけど慈光の自殺教唆までは読めなかったから不覚。
自分としては初回としての掴みは上々だったけどスピード感的な意味だと「聖域」の方が面白く感じた(完成度だとこっちの方が上
右京さんや他レギュラーとしては安定して変わらず。
というか右京さんの復帰がアッサリしてたのと警察手帳の写真が若い!!
峯秋さんが長官官房付になったって事は神戸・長谷川といい結構官房付のポスト人事がえらい事になってる気がしないでも無い…
来週は真野脚本で冠城が早速相棒登竜門である誘拐を経験するのか…
しかも警察不祥事モノとは真野さん分かってらっしゃるなぁ(しみじみ
久しぶりの感想と初見だからこんな雑な感想で申し訳ございません。
多分何度か視聴したらもっとキチンとした考察をしたい。
初めて書き込みします。反町さん中々すんなり相棒の世界に入り込んでたと思います。チャラそうだけど意外と頭脳派って感じですかね。カイトくんと悦子さんの話が出なかったのが残念でした。OPはかっこ良かったです。歴代で1番好きかも。始まったばかりでなんですが最後は普通に日下部さんに呼び戻されて終わりになるんですかね
舞台が刑務所という狭い世界で
無駄な壮大感がなくてよかったと
思いました。
寧ろ狭い空間だからこそ心理戦が
はえた気がしました。
冠城いいですねえ。今のクオリティを
保ってもらいたいものです。
本当にいい意味でどうしたスタッフ!?
と言う気持ちでいっぱいです。
ツイッターでみましたが反町さん
台本が真っ黒になるまでメモしている
そうです。より応援したくなりました。
捜査一課に妖怪よばわりされる右京さん
など来週も楽しみです。
前シリーズ最終回の衝撃が強すぎてなんか新シリーズ初回がSPっぽい感じを受け、新たにスタートを切った、という感じがない。制作者が視聴者にそういった印象をワザと与えた演出をしたのかも知れません。(どうでもいい番組の裏側をかんぐったりするのも右京さんの悪い癖の一つが移ったのかも知れません)
先に書き込まれた方がいらっしゃいましたがワタシも新相棒は1シリーズで終わるような感じを受けました。単に新しい刑事を右京に宛がった、という感じじゃなくイレギュラーな存在だからです。本筋からはずれてばかりですがついでに、最後あっさり右京さんを「復帰」扱いにしたのは少々失望しました。あと1、2回様子見をしてからの「復帰」かと思いました。
ようやく本筋の感想を。
刑務官と受刑者の関係が少々ステレオタイプな描き方で今の政府のやり方を揶揄したかったのか?と思いました。教祖扱いされた受刑者と信者の関係性が今ひとつ見えませんでした。そこは本筋と関係ないからか?それと教戒職の僧侶が自殺に追い込もうとした「殺意」も今ひとつ見えません。これいつもの相棒ならかなり突っ込む点でした。文句ばかり言いましたが圧倒的な演出力、構成力は相変わらずでした。
うーん…いまいちかな。ごめんなさい。
やはり危惧していたとおり、神戸さんの二番煎じという感じです。事務次官さんとの関係も、神戸さんと大河内さんみたいだし。
多分、これからキャラが立っていくんだと思います。期待しています。
甲斐次長が右京さんを停職解除にしたのは、ダークナイトの再調査を期待してのことでしょうか。…もう次長じゃないのですね。ここには官房付が一体何人いるんでしょう。
なぜ法務省から警察庁でなく警視庁へ?
私もそれは疑問でした、芹沢さん。
サブタイトルについて…
「フランケンシュタインの告白」のことですよね?
私見ですが。
梅津は教戒師によって教育されました。読み書きの不自由なところから、理を説くカリスマへ。元々頭のいい人だったのでしょう。
でもその無垢な正しさは、刑務所の規律を乱しました。(刑務官の非道はさておき)
手に負えなくなった正義は梅津の手を離れて暴走します。
教戒師には、見事に成長した梅津が「失敗作」に見えた。
ご存じの通り、フランケンシュタイン博士が遺体を寄せ集めて造った人造人間は、人の心を持たない怪物=失敗作でした。ここで、梅津と怪物を同一視しているのです。
ちなみに、フランケンシュタインは怪物を造った博士の名前ですが、一般には怪物を指してフランケンシュタインと呼び習わしています。
梅津が暗号を残した源氏物語写本が「告白」です。これによって、梅津の死が教戒師の教唆によるものだと判明しました。
…と、私は捉えました。
正義、真実を追求してきた右京さんの前に、「真実を暴かれて不幸になる」どころか「正義を通して殺される」という新たな理不尽が提示されました。
今後の展開が興味深く思います。
長文ごめんなさい。
ちんたら書いてる内に、前に投稿された方と中身が被ってしまいましたが、このまま投稿させていただきます。
かぶらぎいいですね!「鬼が出るか、蛇が出るか?」
相棒の世界に土足で入ってきていますし、硬・軟使い分け、
ハードボイルドな今までにない相棒感も出してくれています!
「妖怪」とのやりとりも何を言うか?一言、一言が、想定が
できず、新相棒は、楽しみです。
ワイルド、ハードボイルドな印象は、こういった刑事
ドラマに必要な要素でしたが、それだけでなく、
ユーモアもあり、反町さんを最初聞いたときは「えっ?」
とおもったのですが、やはり、主役を張ってきた人だけあって
初回にしてはいいです!!
演技力と努力と、さらに相棒にハマッたらいいですね!
初回は内容が一般受けしない、つまり視聴率狙いしずらい
刑務所がテーマですので、この視聴率から内容とおもしろさが伴えば、
徐々に結果もあがっていくのではないでしょうか?
ただ、もう「か」ではじまる「る」で終わる名前、やめませんかね。。。
リアリティを追求するのであれば。
榎木演ずるくさかべ~日下部法務事務次官さんもサスペンス慣れしてて、
かぶらぎをカワイがっていて、仲がよいのがいいです!
これから楽しみなかぶらぎ新相棒です!!
楽しみに、待ちに待ったseason14。
今回は登場人物が多くて、ちょいと混乱する部分もあったけど、何とかついていけました(゚o゚;)
何回か、右京さんが冠城さんの顔色をうかがうシーンがありましたが、何とも右京さんらしい、言葉はなくてもコミカルでお茶目な所がやっぱり大好き!カイトくんの時とはまた違ったコミカルさ。
新相棒もなかなかキレ者なので、より複雑なストーリーが増えるのかな?
はたまた、軟派な冠城さんのキャラを強く出したちょいチャラめのストーリーなのか?楽しみが止まりません。
冠城=反町さんの名前が、しっくりくるまで、時間がかかるかもしれないけど、
演技も上手いし良かったと思います。14年目のシーズン突入ですが、やっぱり
毎年、相棒を見ると季節を感じます・・・・今年も残り少なくなったなあって。
それにしても、相棒って拳銃の打ち合いがない代わりに刑務所のシーンが多いなって
感じます。瀬戸内さん、また登場するのかな。
カイト君の時は良いおじいちゃんだった右京さんが、気の抜けない(まだ相棒ではない) 冠城と居ることで、屁理屈ばかりの性悪な面を発揮していて面白い。
神戸さんよりも手強いことが、右京さんのお気に召したらしく、終始楽しそうな顔が印象的でした。
カイト君はその意味では、右京さんを油断させた唯一の人物という事で、特別な感じがしてきました。
本当は今回のように、カイト君の企みに気付けたはず。でもそれが出来ない程の、信頼ではない、あくまで愛着を右京さんが抱いた。
だから、火傷を負わされたのは右京さんの方かもしれません。何より唯一のスカウトによる相棒だったのですから、むしろ感化されたのは、右京さんなのではないでしょうか。甲斐パパが恐れていた通り、カイト君にはそういう危うさが元々あったのかもしれない。ってことはやっぱり右京さんへの危険人物呼ばわりは、言いがかりに思える。
とはいっても、右京さんの何と立ち直りの早いこと。停職は何の反省材料にもならなかったようで、各国を旅し、スコットランドヤードのコンサルタント探偵で頭の体操をし、警視庁に侵入して紅茶を味わう有り様。もはや退職さえ彼にはどうでもよさそう。
完全に開き直ってる!
火傷する方が悪いんだってさ(笑)
それってカイト君に深入りした自分の反省から言ってるのかな?
右京さん的には、亀山くんと仲良くなれたし、神戸くんの違法も見逃したし、カイト君の教育にも成功してるし、人間として成長した実感があったのかな。
でもその成長は、確実に自分にとって不利だから、自分に愛想が尽きたということ?
でも相手が冠城のような、同情の余地もないような男なら、右京さんは本来の性悪が発揮できる。なんか、変な方に吹っ切れてて、少し右京さんが心配になったくらいです。
もう上司である必要もなくなり、停職耐性も身に付け、情に支配される心配もない。
「自分の部屋」だと思っているらしい特命係ですらない一室で、紅茶とチェスを愛好する、のんきなライフスタイルに突入です。しかももうじき定年なんですね、右京さん。
本当に、彼の水槽はこの上なく広がってしまい、冠城という対戦相手の存在も手伝ってか、これまでになく自由に泳ぎまわるようで、良い意味で恐ろしいです。
しかも、杉下右京の誰もが嫌いな側面をこそ掘り下げたがる冠城の、リスクジャンキー感たるや・・・。
ストッパーだった歴代相棒とは反対に火に油を注ぐ冠城は、潤滑油のごとく右京さんを煽り立てるし、一体誰が止めるんだ‼という・・・。
ダブル暴走って、大丈夫?
007と同じ亡霊(スペクター)で口開けか
初回から重い空気が漂っていました。刑務所での人質が起きるところが、静まり返るところがダイナミックでした。しかも、冠城亘さんと捜査一課との刑務官のふりをして入るところが好きです
内容については申し分なし。冠城もなかなか良かったです。
ただ、一点だけ。現在の話のはずなのに、刑務所内が過去のようでした。
というのも制服も言葉も古いんです。(例えば独居房などという言葉は今は言いません。)
他の刑事ドラマではちゃんと新しい制服になっています。
相棒はリサーチが素晴らしいと思っていたのでちょっと残念でした。
冠城さんは特命係配属ではないまま右京さんの相棒となるということは、今後、イタミンは『特命係の~』呼びではない呼び掛け方をしていくのでしょうか?(^^;
それにしても昨日はTLも相棒祭りで、ああ~!相棒が帰ってきたー(≧▽≦)と日本中が盛り上がっているのを感じて嬉しくなりました♪
冠城さん、色々裏がありそうな方で楽しみです(笑)
でも確かに、右京さんの復帰、S2とかS3の時みたいに少し引っ張っても良かったかも?
右京さんが楽しそうだと感じていたのですが、よく思い返すと、結構ムッとしてる瞬間が多かったかもしれない。
冠城の一挙手一投足に対して顔をしかめていましたが、その最たるものが、「事実を曲解している」と指摘された瞬間の顔。
あれ、哲学的に腹を立てているのではなく、ただイライラしている。倫理的にというより、あくまで右京さん自身のポリシーに反していることが気に障ってるというか、生理的に怒ってるんですよね。
角田課長のコーヒーを排除しようともしているし、まったく!冠城という男・・・。
ああやって他人の車を叩きます? 正常ならしない。(でもその土足感が今までの相棒にない最大の魅力です)。
他にも、刑務官の暴力の話を聞いている時の表情など、正義や法に反しているからではなく、雰囲気に対して嫌悪しているようで、冠城や今回の刑務官は、右京さんが生理的に嫌いな人種なのかもしれない。それゆえに戦いも楽しんでいるのだろうけど、神戸さんとは違って冠城には一線が存在しないみたいで、初めは例によって丸め込もうと意気揚々だった右京さんですが、中盤から手こずり始める。
神戸さんは途中でめんどくさくなって戦意喪失してたけど、冠城は全部打ち返してくる。確かに右京さんは性悪だから、言い合いも楽しめるんだろうけど、冠城にはそれ以上の配慮の無さがあって、右京さんのイライラを逆撫でするかのようにちゃちゃを入れるし、だから母方の祖父の言葉を武器にしてまで、必死に戦っていました。
そして右京さんは、家族ぐるみでああいう育ち方をしたらしい・・・。
次回、冠城さんが痛い目に遭うそうなので、調子乗りも和らぐだろうか。
「相棒」だから、相棒の枠に入るのですよね。え? あの感じで?と思っていたけれど、少し子供っぽいところがあるようで、歴代の相棒にもれず、謎の不注意によって事件に巻き込まれやすそうな軽薄さは、初回でも薄っすら感じられました。
でも冷静に考えると、神戸さんの方が女性の扱い上手いし、カイト君の方が右京さんも楽しそうだし、そして“右京さん”呼びを内心で許しているのはただ一人、やっぱり亀山さんだし、冠城さんは案外バカなのかもしれない。
賢いのにバカな人って居る気がする。知識も振る舞いも鉄壁なのに、肝心なところをなぜか外しちゃう人って、居る気がする。
反町さんはそのさじ加減が上手いなと、思いました。身の程をはき違えてる間抜けさ。
“ああ、この人本当は全然わかってないわ”感が結構感じられた。
女の人に好かれてると本人は思っているし、右京さんを出し抜いてるとも思っているけれど、そのあたりの驕りがあだとなって、次週、間抜けな失敗を右京さんに問い詰められればいいなと、期待しています。
右京さんが、どのようにして謹慎処分の解除、職務復帰を果たすのかを、拝見できよかったと思います。それにしても、甲斐峯秋氏は失脚したとはいえ、まだまだ権力があるのですね。
終盤の、増渕刑務官を羽交い絞めの上、頭を黒い布で覆い、右京さんが「増渕さーん、田代ですよぉー」のセリフ。「水谷豊さん=田代」でおもわず『赤い激流』を思い出しました。
冠城さんに関しては、上司の日下部さんとの関係が、今後気になります。
悦子さんどうなったの?
白血病は?子供は?結婚は?
3年真面目に見てきたから中途半端なままでずっと気になってます。
相棒のことだからまるで何もなかったかのように新シリーズ始まるのだろうと思ってましたので想定内ではありますが、右京さんは簡単に元通りだし元次長も普通もっとダメージ受けると思うのですが相変わらず大きな顔してるしw
あっさりし過ぎて拍子抜けでした。
警察官ではない相棒はやはり新鮮で脚本家さんたちもネタ切れから少しは解放されると思うので期待してます。
何よりキャラ立ちさせていて硬軟自在で遊びが入れられる余地があるのがいいですね。冠城さんだからこその部分が見えるのはやはり面白いです。
カイトはキャラ立ちも不安定で遊びもなかなかできなくて存在感がないことも多く物足りなかったので。
私的には新相棒アリですね! タイトルの『フランケンシュタイン…』がしっくりこないのは、怪物は自らの創造主であるフランケンシュタイン博士を憎悪し
復讐に生きる物語であるとゆうコト。思いもよらぬ怪物を産み出してしまった創造主…の設定が浮かんだ時点でコレだ!と安易につけたのでしょうか?
相棒の名前『か』で始まり『る』で終わるの法則は健在でしたね。
面白かった・・・!!
冠城君が全員と絡み、いっぱい喋ってくれるせいか、事件が分かりやすく、伊達の行動までは読めたし、なーんだやっぱり図書館か、とも思ったけど、
なるほど心理的に慈光が・・・。
継父の暴力による傷が、何よりの発端。
梅津には「せんせ」は神というよりはお父さんだったのでは。哀れです。
慈光の気持ちには非常に共感するものがあります。
梅津のような極端に愛に飢えた人間の、子供のような瞳は、怖い。
「失敗した」というのも、慈光に梅津への並々ならぬ愛情があった証拠にすぎません。自分に責任を感じつつも、自分可愛さに、逃げたくもなる気持ち。
梅津のまっすぐな瞳を思い出す慈光の表情に、感涙しました。
そういう(人を育て導くのは難しいという)テーマそのものが、さりげなくカイト期とつながっていたので、それだけで満足です。
輿水さんはもう疑いもなく、(ダメな)「お父さん」(を描いてくださるよう)な脚本家さんなんですね。これからも期待大です!!
なぜ、創造主とか踏み絵とか、キリスト教を思わせる言葉を選んでいるのに、肝心の先生が、お寺の住職なのでしょう?自殺がキリスト教では、禁忌だからでしょうか?だとしたら余計に教会の神父のが良かったと思うのですが…。ちょっと、理解できませんでした。
それから、冠城さんがミスターとニックネームで呼んだ時、拒否したのは、やはり「カイト君」の影響ではないでしょうか?
初めての書き込みです。
ついに来た!season14!
・・・微妙ですね
冠城くん面白いと思います。右京さんとのコンビもいいと思います。
だけどいつもの初回2時間スペシャルだったらもっとこう、、
すごく大きな事件で捜査本部がたったりして右京さん中心に事件を解決みたいなものだと思うんですが。
んー、刑務所、
やっぱ微妙ですね。
あっでも、OPカッコイイ!チェス!!冠城くん負けてた!
2話、楽しみにしています。
冠城卒業は殉職じゃなくて法務省にもどるのか たぶん。
コメかぶってたらすいません。以上です
初回スペシャルらしい、ストーリーだと思います。
反町相棒、想像以上に良かったです。
今現在の刑務所内でも、このような事、あるんでしょうか !
一人の受刑者を神のように崇拝する…??
ただ一つ、どなたかも書かれていますが、
甲斐氏の口から、カイト君の事、悦ちゃんの事、少しでも聞きたかったです。
甲斐氏と右京さんが久しぶりに対面した時
〝息子の事では済まなかったね~〟
〝今は更生して元気にやってるよ〟
〝悦子さんも元気だよ〟
こんな会話、欲しかったです !
実は録画に失敗しました(泣)
後日友人宅で見せてもらいます。
来週、楽しみ…
相変わらず、幼稚なコメント失礼しました。
すいません、つけたしです。
日下部さんって前出てましたっけ
以上です
梅津を演じた井之上隆志さんの演技の凄さ。
特にシャツのボタンを外しながらジワジワと詰め寄っていく時の語り方の変化。
素晴らしかった。それだけでも見る価値のある初回SPでした。
評価は割と好評かなと皆さんの投稿を読ませていただいて思いました。
私自身も大変面白く、今後の展開がとても楽しみです。
冠城が予想以上に面白いキャラクターで、初回ということもありますが月本幸子以外のレギュラーやゲスト全てと絡む構成の上手さ、反町さん自身の味付けも良かったです。
相棒らしい特殊な空間での出来事でしたが、カリスマ受刑者や暴動はあり得ないとしても、その他についてはよく取材をされた描写だなと思いました。
謎が解けた後にもう1つの展開で真相に迫るお約束も良かったですね。
冠城や日下部の何を考えてるか見せてない部分にも期待です。
米沢が鑑識の制服姿を見せない話って今回が初めてのような気がしたんですが?
間違いならすいません!
面白かったです。新相棒の顔はカイト系、キャリア・頭脳は神戸系、コミカルは亀山系と全てがそろっているせいか、初回からしっくりしすぎて安定感抜群でした。今後も期待します。また、次長と官房付きの対決はあるのでしょうか。右京さんと冠城君の対決もその時の立ち位置で実現しそうですね。ただ、ひつと物足りないのは右京さんの復帰が早過ぎました。もう一山二山仕掛けて欲しかったです。
フランケンシュタインの告白は梅津と信者、
また右京とカイトというメタファーだとおもいます。
右京もダークナイトという、フランケンシュタインを生み出してしまった…。
第1話面白かったです。
反町さんもよかったです。
仮に相棒が、織田裕二さんだったらと考えると。。。。恐ろしい。
反町さんが新相棒と聞いて、積極的に観る気になりませんでしたが、結果、面白かったです。
大和田莫さんの心理描写が今一つだったり、受刑者の演技が上手い、いや上手過ぎ(重い)だったりは有りましたが、あっと言う間に終わりましたから。
来週も観ます。
シーズン13であんな終わり方だったので、右京さんがどうやって仕事に戻ってくるか?が一番の注目だったのですが、甲斐さんとは…てっきり息子の不祥事で辞職かと思っていたのですが、やっぱりすご~く偉い人は違うんですね。
反町さん、実はあまり上手な俳優さんではないと思っていたので、水谷さん、石坂さん、六角さん、などに加えて、榎木さんまで登場しちゃって、ものすごく浮いてしまうのではないかと多少の心配があったのですが、なんかすごく馴染んでてホッとしました。ちょっとヤンキーな場面はやっぱり下手でしたけどwwww
第1話は、かなり気持ち良くないお話でしたけど、閉鎖されている場所にはこういうことはあるのかもしれないなと思いました。学校とか会社とか。たまに見え隠れするそれぞれの正義が切なかったです。立場の弱い人の(形としては)上に立ったときに、その人の本性が見えるのかもしれませんね。つい最近ノーベル賞を貰った、大村先生が夜間高校の生徒さん達を見て「自分はまだ足りない!」と奮起したというお話が重なりました。それと梅酢受刑者のように、学ぶ機会がなかった人達…おそらくは今でもこの社会にその予備軍が沢山いると思います。できれば「福祉」と同じ位の規模でそういう人達(大人も子供も)を見つけ出して教育を与えることが出来たらなと思います。…相棒、関係なくてすみません。
それから大和田さんが出てきたら、ああ、もうこれって犯人に何かの形で繋がるよな~と。あまりビッグネームがちょっこと出てくるとヒントが与えられてしまいますねwww推理がかなり当たりました。
第2話も楽しみです。
私、このシーズンのどこかで悦子さんは登場するかな~と思っているのですが…。いかがでしょう?
管理人さん、また今シーズンも楽しいスペースを作ってくださって有難うございます。お世話になります。
ついに始まりました!
前シーズンが後味の悪い終わり方だったのですが、やっぱり楽しみに待ってました。
反町さんは、もともとそれほど好きではなかったのですが「限界集落」での抑えた演技が良かったので少し期待していました。
でも、相棒では抑えた演技ではなくなかなか弾けていて、でもそれが結構さまになっていて格好良かった。気取った立ち居振舞いがとても似合っているな、と思いました。
自分の流儀で捜査を進めていて、それでも参考にすべき意見には耳を傾ける柔軟さもあり、ちょい悪感もあり面白いキャラが出来ましたね。
警察関係者じゃないから、右京さんと上下関係があるわけでもなく、何の遠慮もせずに接することが出来る今までと違う相棒を楽しみたいと思います。
皆さんこんにちは。お久しぶりです。
相棒14リアルタイムで見させていただきました。
冠城 亘、なかなか面白かったです。女にビンタされたりするところが吹きました。
OPカッコイイですね。第2話も楽しみです。
録画したものをじっくり見ました。神戸さんの相棒もそれまでとはまったく違ったキャラで面白かったですが、今回の冠城さんも今までとはまったく違った相棒になりそうで楽しみです。お話の内容は冠城が法務省からの出向という設定もあってか、刑務所の中での出来事を題材にして、冠城登場に相応しい内容だったと思います。特に梅津役の俳優さんの演技には圧倒されました。
それにしても反町さん、かっこよすぎます!
シーズンが始まっただけで幸せ。
右京さんをはじめ、レギュラー陣の動きが生き生きしていただけで幸せ。
やはり、相棒はこうじゃないと。
右京さん&シーズン14 LOVE。
だから、事件の内容はとりあえず不問です。
浅見光彦、金田一耕助、杉下右京と映像版名探偵の揃い踏みですね。
Season13のトンデモ最終回を受け、ファンとすればカイトや悦子のその後を観たい・知りたいは当然と言えば当然なんだけど、やはり第一話は新たな相棒の紹介編となる訳で、2人のその後はどこか別の話で触れられると期待しますW
さて新相棒の冠城亘ですが、期待していなかった分、なかなか練りこまれたキャラ設定が功を奏し、今後に期待が持てますね。
正直、番組サイドからオフィシャルな発表があった時は、「いまさら反町かよ(失礼)」と言った気持ちもあったんですが、良い意味で酸いも甘いも知り尽くした大人の男性として、亀山や神戸とは違う大人の魅力やしたたかさを醸し出していました。
ストーリーは第一話としては地味めな内容でしたが、人が人を信じる怖さや不信感の連鎖など、個人的にはゾクッとするような描写もあり、「さすが相棒!」と唸りましたよW。約半年、また相棒が観れると思う高揚感はやはりたまりませんね♪
Season14のスタート回として、新鮮な気分で観ることができたと思います。
冠城のキャラ「いいね!」をあげたいと思います(^^)/
「相棒」のキャラとして、まだまだ色々な可能性があるな~と感じました。
脚本家さん・監督さんの手腕ですかね?(もちろん反町さんの演技力もですが!)
そうそう、法務省といえば、Season7 第10話に 法務省官房長補佐官役で田畑智子さんがいらっしゃいましたよね?
再登場もあるのかな??
他の省庁と違って、法務省では事務次官が事務方のトップではなく、その上に検事総長、次長検事、検事長がいることを知って勉強になりました。日下部は検事ではないのでそれらにはなれないんでしょう、きっと。だから、ワンポイントリリーフの異端の法務事務次官として何を企んでいるのかが明らかになっていくシーズンなのだと思います。
また、TV探偵団さんの言うように、脇を固める役者がかつての「名探偵」なのは面白いですね(榎木=浅見光彦、石坂・古谷=金田一耕助)。かつてのアイドルが毎回のように助演していたシーズンもありました。そういうマニアックな楽しみ方ができる「相棒」を期待しています。
ちなみに水谷さんも火サスで浅見光彦やってましたよー 榎木さんよりもずっと前にですけどねー 笑
何度か観た感想になりますが、今回のメッセージとしては「自分が信じる人にも信じるモノがあるが、それは必ずしも善とは限らない」だと自分は思いました。
実質今回美倉を始めとした囚人達は「信仰心」という善悪で測れないモノを起点に動いていました。
その気持ちを増渕は田代殺しに利用し馬場は増渕殺しに利用しようとしました。
即ち「信仰心」そのものは決して悪ではなくそれを利用して操る存在が悪という位置付けで大変興味深かったです。
ただ最後に梅津の神である慈光が彼を見放した事でどんなに徳の高い人でも生きてるうちは「人間」なので神にはなれない、というグチャグチャな感じで非常に好みでした。
結局「フランケンシュタイン」は人間でありながら神の如く人間を信奉して死んだ人間離れした人間、即ち梅津という事になるんでしょうね。(人間連呼で人間という言葉がゲシュタルト崩壊してる…
誰かを頼るでもなく己を貫いた田代が死んで、何かを支えにしてる人間は他者を利用する人間に使われるという一種の現代の風刺でもありましたね。
以下ツッコミ所ですが
・冠城が捜一の車では気分悪くしてない!!
・踏み絵はちょっと…
・慈光が梅津を見限った理由は何?
・停職解除があっけなさすぎる
という点ですね。
特に三つ目は疑問というかストーリーの根幹部分だったので説明が欲しかった…
四つ目は停職という設定なのに捜査する警視庁入るとやりたい放題だったのであんまり「ダークナイト」からの続きという感じがしなかったのが非常に残念。
強いて言えば峯秋の「危険人物」という評価や右京の「火傷」発言などはありましたがそこら辺だけだと弱かったな…
別にカイト君の名前を出したりとは言わないけど視聴者に匂わす程度の発言はあって欲しかった。
ただ輿水さんのTwitterで彼も悦子を気にかけているのでそこら辺の伏線を回収するのか非常に楽しみ。
ついでに自分は輿水さんは「心臓麻痺を自殺にしたい」という事からこの話を着想したと思っているのでこういった奇抜かつ人が扱わないネタ扱ってないネタが好物の自分としては間延びした感はありますがそこそこ楽しむ事が出来ました。
タイトルについて。
「フランケンシュタイン」というのは誤解されてる方が多いようだが、死人に電極を繋いだツギハギの化物のことではありません。
その化物を作った人物こそが「フランケンシュタイン博士」なのです。
つまり「フランケンシュタインの告白」とは「怪物を生み出してしまった者(=慈光)の葛藤と懺悔」を表しているものと思われます。
最後にひとつだけさんの書き込みとても納得しました!なるほど〜と感心です。
私自身の感想はうーん、いまひとつ。。
2時間もので面白いものを作るのは大変なんだな、と改めて思いました。
でも反町さんはすっごくいいですね!
相棒の世界観にしっくり合ってると感じます。
これからに期待ですね。
初回の2時間モノにしては、地味で暗めの内容かと思います。
特にカイトの初回(シーズン11、たしか香港ロケ?)にくらべるとねぇ。
それだけじゃなく、謎解きに感動することもない。あれは1時間モノのネタだ。
2時間モノなら、序盤で示される、ちょっとした伏線や手がかりで解決させるのではなく、全体の物語性を充実させて、謎解きにリンクさせるべきだと思う。
カイトの場合、終わりがあれだったから、逆に、これから上り調子になることを期待しましょう。
で、冠城亘についてですが。
まず、ポケットに手をつっこみすぎ。
セリフが聞き取りにくい。右京は早送りでも十分にわかる。
と批判的ですが、これもこれから上り調子なのか?
とにかく右京(水谷)さんに気に入ってもらうことを期待しましょう。
主演もやってたからぐらいだから、なんとなく衝突しそうにもみえるけど、歳を重ね苦労もしてきただろうから、案外うまくやっていけるのでは?
じつは新シーズンでの相棒役を引き受けただけでも、すごいと感心しています。
ついに始まった相棒シーズン14ですね。始まるまでは相方が反町隆史と聞いて、正直あまり興味をそそられなかったけどね。彼の事は役者というよりは歌の下手な兄ちゃんぐらいの認識しかなかったからね。ドラマを見るのは初めてですけど、普通かな。キャラ設定だろうけど、リアクション大げさすぎない?なんか見てて寒い。
ストーリー的には面白く感じましたね。シーズン14楽しみです。
前シーズンの後半と最期を観ていないままの今シーズン、、。
そのうえ、刑務所内で、病死とされていた受刑者が実は何か裏が有るのでは
というようなエピソードを以前何か、推理小説で読んだか何か?そんな気がして
そればかりやけに気になってしまいました。でも、おなじみの面々が
登場したら何か本当に嬉しくなりましたし、冠城さん、かなり馴染みやすいキャラ設定で良いな~と思いました。
甲斐元次長がいるってことは、カイトの復帰もあるのかなぁ?
現場ではなく、出演者としてね。もう一度みたいなぁ・・・
先日最終回を迎えたSeason14。
中盤の視聴率低迷もありましたけど、シリーズ継続は嬉しい結果でした。
そこで第1話を見直してみました。
右京さん復帰は、予想通り甲斐元次長のお詫び。(お礼)
そりゃ、あの推理力は利用しない手はありません。
冠城氏は、良いキャラしてますけど、エリート設定が邪魔にならないかと心配でしたが、無事最終回で解消されているのはお見事。
個人的には日下部氏がツボです。昔からお気に入りの探偵でしたから。
どなたかも書かれていますが、右京さん、金田一、浅見光彦の共演は、サスペンス好きへの贈り物なのだと思います。
本題に戻ると、スペシャルなのに地味目の話しでしたが、なかなか良かったです。
あと、第1話の感想見るだけでも、ファンの思いはシリーズの長さに比例してさまざまで、製作者はターゲットが難しいと思いますが、相棒らしい話しに期待しています。
再コメントします。木曜日に14シリーズの初回スペシャルが再放送していた。見れなかった。
梅津役の井之上隆志が亡くなられたと知って録画していたものを久しぶりに見返しました
井之上さんの迫真の演技素晴らしかったです
こういったゲスト出演の方や脇を固める俳優陣の確かな演技力によって「相棒」が作られているんだなと改めて思いました
ご冥福をお祈りいたします
改めて観ましたがやはり面白いです。 いままでの相棒とは一味違う冠城亘初登場。キャリア官僚であり、とぼけたところや遊び人気質がある。 とはいえ右京さんと初対面でスラスラ推理がかみあうほどの頭脳明晰であったり、右京さんに対し、「失礼ながら余計なことしそうなんで」と性格を見抜き指摘するなど鋭い一面もある(このときの右京さんの表情は冠城亘を「ただものではない人間。」と悟った感じがある。) 「あなたを利用して真実にたどりつくことかな。」「真実を突き止めるために使えることはすべて利用する。」と右京とは似たところもあってこの後の話でも右京を出し抜いたりして異色な相棒だが、すごく新鮮な相棒ワールドが広がったことを嬉しく思いました。 内容も(刑務官の囚人いじめ、「こいつらの理不尽ないじめに屈することはないんやで!みんな目覚ませ!」そう言い生まれ変わった梅津という悲しきモンスター(ヒーロー)、梅津の信者になる刑務官に囚人たち、本を使っての囚人たちへの合図、幽霊を信じさせるためのトリック)など隅々までよく練られた脚本だと思います。 登場人物の梅津もその先生も田代刑務官も哀れだった。その一方で増渕は同情の余地もない。梅津の死を利用して目の敵にしていた田代刑務官を殺すとは。刑務所から消えて良かった。という感じで全体的に相棒らしい話で冠城亘の初登場回として個人的に掴みはバッチリでした。 亡くなった井之上さんの名演も印象に残っています。
まず予め、あり得ないぐらい長文になることをお許しください。
m(_ _)m
今にして思えば、反町相棒はここから始まったんですね、前回の衝撃作「ダークナイト」から早半年余り、無期限謹慎処分の身でありながらロンドンでのんびりやってる辺り(それが幸子宛に送った葉書からも幸子本人に伝わってくるのは)流石右京らしいですね。
さて、相棒のロゴも棘のあるゴシック体みたいな感じのものから明朝体に変わり、右京の新しい相棒は反町隆史さん演じる法務省キャリア官僚・冠城亘は右京が帰国するなり特命係の部屋で初対面の右京を見て何を感じたのか、塩対応まではいかないまでも若干きつめの口調でモノを言ってましたね。亘の上司は榎木孝明さん演じる日下部彌彦という法務事務次官という階級でありながら好き勝手ではないけど自由に動き回って、ある程度部下と同じ目線で動く辺りこちらもタダ者では無いのは見るからに伝わってきますね。
さて、話は刑務所内で起きた殺人事件だが、冒頭からグロすぎますね、井之上隆志さん演じる梅津源平の左胸の傷をマネして自傷行為に及ぶ行為が伝染病のように広がっていき、それが突然梅津は心筋梗塞でこの世を去って受刑者の自傷行為がなくなったかと思いきや、小柳心さん演じる美倉成豪が栩原楽人さん演じる田代伊久夫刑務官の頸動脈を狙い殺したあたりから(解決編直前の刑務官達VS囚人達のシーンでもあるが、この初期ほどではないが滑らかなコマ送りみたいなスローシーンが少し懐かしい)本格的にエンジンがかかった話になってきてる辺り見応えアリですね。
右京が亘と西多摩刑務所に向かおうとしてるシーンで右京のフィガロで行こうとするなり、亘は『他人の運転は苦手で・・・。』というところまでは普通だと思いますが、人の車のボンネットを叩くのは失礼すぎますよ。
で、亘のスカイラインで西多摩刑務所に向かったというわけで。
ちなみにWikipediaで調べたら亘のスカイライン、グレードは350GTハイブリッド タイプSP(早い話が自分のハンドルネーム)というグレードで値段的には上から2番目のグレードです。
話を戻しますが、亘が美女にビンタされてるシーンは思わず巻き戻して見ちゃいました(笑)、その翌日には右京にそれを聞かれ、剃刀で切ったって嘘をついてやり過ごそうとした亘ですが果たして右京は・・・(笑)。
何やかんやでこの事件の黒幕は大和田獏さん演じる慈光住職で陰で梅津を操っていたってことですかね、もっと言えば古畑任三郎ファイナルの「今、甦る死」みたいな展開ということですかね。
黒幕とは言えないけど、阿部丈二さん演じる増渕万里刑務官のクズっぷりがあまりにも目に余ってしまってハラワタ煮えくりますね(例:田代刑務官に言いがかりをつけて、椅子まで蹴飛ばして恫喝する。花戸祐介さん演じる伊達宏刑務官に『アイツは刑務官に向いてない』と揶揄したり、等)。
気になった点を2つ
・解決編で真田幹也さん演じる坂崎保がいきなり出てきて、図書館の借りた本に印をつけ、通信手段として使うのは流石に突然すぎる
・カイトパパこと甲斐峯秋が警察庁次長から警察庁長官官房付に降格したにもかかわらず右京を復職できるだけの力を持つのは流石にあり得ない
終わり際に内村刑事部長が言ってた亘に要注意ということを言ってましたが案の定そうなりましたね。
ってかブラザートムさんの息子2人がシーズン14に出てたんですね(兄は本エピソードに、弟は最終回の「ラストケース」に)。
ここで、「悪魔の証明」で右京がプリキュアのことを調べたように、亘のスカイラインがハイブリッドモデルだと分かるシーンを全て調べましたが、しばしお付き合い下さい(まずシーズン14・15・劇場版Ⅳ)。
※現行型スカイラインがハイブリッドモデルだと分かる特徴は左右のフロントフェンダーに「HYBRID」と表記されてて(以下、それぞれ左・右)、トランクの右下に350GTと表記されてる(この時のGTは赤文字表記・以下、後ろ)のが特徴で、文字が鮮明でなくてもその3ヶ所にエンブレムが確認されればそうカウントします(ちなみにフェンダーにエンブレムがあるのはハイブリッドモデルのみ)。
フランケンシュタインの告白(14-1)➡警視庁の地下駐車場から出て行くシーン(右・ただし、ほんの一瞬)
はつ恋(14-6)➡笛木優子さん演じる星野玲奈のいた児童養護施設に到着するシーン(右)
共演者(14-11)➡伊丹が桜庭かなえの別荘を訪ねて静岡県警に連行されそうになって特命係に助けられるシーン(右)、桐島万里子を警察に連れて行くシーン(後ろ・ほんの一瞬なうえ、夜のシーンなので多少分かりづらい)
警察嫌い(14-15)➡亘と青木と上杉祥三さん演じるヤクザ・伊縫剛が対峙したシーン(亘到着時右、撤収時後ろ)
物理学者と猫(14-17)➡3回目の指パッチン後、特命係が中丸新将さん演じる成田裕二を保護しに行くシーン(左~右×2)
神隠しの山(14-18)➡亘が村役場へ向かうシーン(右)
神隠しの山の始末(14-19)➡岡本あずささん演じる遠藤里美の家の前に停車してるシーン(右~左)
人生のお会計(15-3)➡谷中敏夫の家を訪れるシーン(右と後ろ・後ろは夜のシーンなので多少分かりづらい)、渋江譲二さん演じる田島隆司の家から福田温子さん演じる田島の妻・裕子のいる喫茶店に向かうシーン(左)
ブルーピカソ(15-5)➡亘と貴和子が古澤の住んでる老人ホームに到着するシーン(左)
フェイク(15-7)➡冒頭で特命係が亘の車から降りてから右京が「そう簡単にはいかない」と言ったシーン(左)、亘が美奈子を自宅に送る直前(右・この時美奈子は「みんなバカね」と言った)、美奈子が橋の上で亘の車から降りるシーン(左)
帰還(15-10)➡「ようこそ黒水町へ」の案内板を通り過ぎたシーン(左、一瞬黒光りしてた)、亘が黒水ケーブルテレビのエクストレイルを尾行するシーン(左、一瞬外灯で光った)、右京がフィガロで和合の隠れ家に到着するシーン(右・外灯で照らされてた)
声なき者~籠城(15-13)➡亘が走行中の車内で右京に「中園参事官が電話で怒り炸裂ですよ」と言う直前(右・ただし、ほんの一瞬)、この会話の最後に右京が「宜しくどうぞ」と言った後(右)、終盤亘が新藤誠宅を訪問するシーン(右・外灯で照らされてた)
声なき者~突入(15-14)➡水野のオフィスビルの上の階から右京と水野が亘を見下ろしてるシーン(右・外灯でかすかに見える)
悪魔の証明(15-18)➡亘が車内で美彌子に電話で無実を訴えるシーン(左)、亘が美彌子を警視庁の地下駐車場から送るシーン(左~右)、美彌子のマンションに到着したシーン(右・帰るときも同じ)、楓子のマンションに到着したシーン(左・全シーン外灯で照らされてた)
劇場版Ⅳ➡3番埠頭の柵の前で停車するシーン(左~右)、パレードへ警備に向かうシーン(右)、その途中で路駐するシーン(左)
改めて長文で出過ぎてしまいましたが、残りは「新世界より(17-20)」の項で。
冠城亘初登場ってこともあってか定番なストーリーながらも豊富なアイディアと独創性、シリアスとギャグを丁度よくおりまぜた相棒独特のピリッとしたオーラを終始はなっていて輿水さんの気合がはいりまくっているのを感じさせます。
初期の相棒が好きなかたにおすすめしても問題ないぐらいには完成度のレベルはたかいんじゃなかろうか?
少なくともわたしはもう四十回くらい視聴してる。
カタカナとかそういうのは関係なく、ちゃんと考えられたサブタイトルであるかが重要。
この回もやっぱり面白いよ。
本来、フランケンシュタインは創造主の名前で、怪物には名前がないはずだけど、
いつのまにか怪物の名前ってことにされてるんですよね。
ここでいうフランケンシュタインは慈光なのか梅津なのかわからないですが、
(どちらも告白めいたことをしているので)この際どっちでもいいか。
増渕と美倉の関係性にも同様のことが言えるのだが、
”自らが創りだしたものによって創造主が破滅する”という構図は一緒なので、
フランケンシュタインになぞらえたのは、”言い得て妙”と感心しました。
改めて観てみると、
右京にできない役割も担う、右京と違うアプローチをする等の意味においては、
冠城は、このころが一番”相棒”らしかったなあと、皮肉な感じがしますね。
最近は、ただの助手?あるいは空気?っぽくなってる冠城、もっと頑張れ!
というか、冠城のキャラをもっと活かしてくれ、と制作陣にお願い申し上げる。
★★★★☆
杉下右京の個性: 10/10
相棒の個性: 10/10
その他キャラ: 8⁄10
推理要素: 10/10
小ネタ: 10/10
セリフ: 10⁄10
構成·テンポ: 10/10
カット·撮影: 10/10
音楽の使い方: 10/10
ストーリー: 10⁄10
総合: 98/100
冠城くんが右京さんとともに事件解決した後日に発していた刑事部長の「嫌ーな予感がする」というセリフ、いろんな意味で当たってますね(笑)
まさかあんなことやこんなことが起きて、刑事部長自身もあのような出来事を体験するとは····本当に相棒は驚きの連続。
現在の刑務所の実状などについては詳しく知らないですが、どちらにしろこのエピソードは無難にまとまっていて良かったと思います。
劇場版4とかでも合間見れた冠城くんのこういうひねくれた一面、もっとたくさん出てほしいな。
SEASON20に期待。
ここ最近の初回スペシャルでは、これがいちばん落ち着いて見れる回なんじゃないかな。
再放送で何度目だろうか。
見るたびに最後の受刑者が人質と増渕を交換するところのやり取りに無理を感じてしまう。
再放送でまた見ました。
私の大好きな相棒です。こういうのが最高に面白い!!
相棒の最高傑作の一つだと思っています。
今回再放送されたけど、課長の遣り取りや自己紹介のくだりなどちょいちょいカットシーンがあったのだけは残念。大まかなストーリーはちゃんと分かるようになってたけど。
この時は冠城君が7年相棒を務めるとは思わなかった。でも彼は最高の相棒でした。亀山君との対面してほしいです。