脚本:岩下悠子 監督:長谷部安春
ゲスト:山本亘、上杉祥三
右京と薫は殺人事件への捜査協力を求めるビラを手に入れる。
ところが調べてみたもののそんな事件は存在しなかった。
ビラを配っていた男性・中津留(山本亘)によると、
娘はストーカーに殺害されたのだと言うのだが、
所轄署刑事は急性心不全による病死と判断していたのだった。
脚本:岩下悠子 監督:長谷部安春
ゲスト:山本亘、上杉祥三
右京と薫は殺人事件への捜査協力を求めるビラを手に入れる。
ところが調べてみたもののそんな事件は存在しなかった。
ビラを配っていた男性・中津留(山本亘)によると、
娘はストーカーに殺害されたのだと言うのだが、
所轄署刑事は急性心不全による病死と判断していたのだった。
細かいことを言いましたが、当サイトへのコメントは大歓迎です。初めての方もお気軽にお書込みください。
何度目かの録画視聴ですが、権力相手の大向こうを張った相棒ではなく、こういう小品もいいものです。たよれるのはあなたがた二人しかいない、とか、最初の刑事さんがあなたならよかったとか、泣かせるセリフと共に、弱者に寄り添う相棒ならではの良さがきらりと輝く作品でした。ただ、細かいことですが、勝手に鑑識を使ったりした費用や責任はどう問われるのかが気になりました。また、その後、立件・基礎まで持ち込めたのかが気になります。なにしろ状況証拠だけで、あとは自白しかないわけですから。
娘の無念を晴らすべく父親の執念が特命係を動かした。ペットボトルの蓋に付いていた青酸を見つけてそれがどこにあったものなのか、そこでひらめいたのが大学の研究室、たまたま大学内で心臓発作による死亡者がでていた。研究所で使用された青酸化合物の数値が合わないことでついに犯人にたどり着くのだが、実際にバスの中でカギを抜き取り型をとり元にもどし、オレンジジュースのペットボトルをすり替えるということが可能なのだろうか?すこし無理があるように思ってしまった。
まあ、ドラマなので細かいことは目をつぶることにしましょう^^;
season3「予告殺人」の時の犯人もそうだけどこちらの犯人にもやり場のない個人的な「怒り」を覚えてなりません。いくらテレビドラマの中の世界だからと言っても現実にストーカー被害は年々増加しているわけだし、2014年5月2日現在も大阪で38歳の女性がストーカーにより殺害されたとニュースで報道されていました。相手が自分に振り向いてくれないとか自分の好意を無視したとか自分だけのものにしたいからだとか色々と自分勝手な理由を並べ立てますがやった行為は人として一番してはならない「殺人」です。勿論被害者にも加害者にも家族や友人が少なからずいるわけだから、その人たちの心がどれだけ傷つくかを考えなければいけません。今回の被害者の父親の中津留さんの心情がいかに無念だったか、親として娘に何もしてあげられなかった事や自分の見方がたったの二人しかいない事と何もしてくれなかった警察に対しての自分の「死」を持っての最後の訴えが、警察に宛てた手紙の内容が何とも言えないくらいにやりきれないです。それがゆえにこの犯人が「憎らしい」です。ラストの薫ちゃんのセリフにも虚しさや無念さが響いてますね。
見方ではなく味方でしたね、誤字してしまい失礼しました。
本作の本放送の半年位前に「時津風部屋力士暴行事件」があったのを思い出しました。事件の方は本作とは違い、当初こそ見過ごされそうになりましたが、遺族の機転で解剖が行われ、結果的に親方や力士が逮捕されました。
終盤の熊沢刑事の一言「失礼する、これから現場だ」は自らの捜査の不備を反省し、右京さんの意見に、心が動かされた感じがしました。
犯人は、研究も恋愛も「小さなことから、コツコツと」努力すれば犯罪に至らなかったなかな?
岩下さんの脚本って結構後味が悪いの多いですよね。
でもこの殺害方法は少し無理があるような・・・。
やっぱり後味が悪い話なら櫻井さんが一番かな?
「ボーダーライン」とか・・・。
今日はもう午前中からseason6三昧です。
season6の中でも僕、この回がやはり一番好きかな。
①年間15万程の変死体の内、司法解剖にまわされる
のはわずか5千体ほど。(そんなにたくさんあるのか?
変死体が?しかも都内23区内では事件性が無いと判断
されると司法解剖はされないとは(実はこれ、科捜研の
女でも同じように言ってた)
②白い声とは死んだ人の無念の訴えと叫びで、これを
無視しようとした熊沢刑事に若干の怒りを感じました。
③あくまでも僕の想像ですが、もしかしたら亀山くんが
入院した中津留さんの見舞いに行かなければまた、
捜査状況を報告しなければ、もしかしたら中津留さんは
自殺しなくても良かったのでは?
④犯人の三田村くんには身勝手な理由で二人も殺害し、
また中津留さんまで死ぬ結果を招いたのだから、かなり
重罪(多分、死刑)だと思うし、腹がたちます。
色々と考えさせられますし、思う事もありますが
これがやはりseason6では一番好きかな。
すみません、感情まかせにコメントしたせいで変な改行文章になってしまいました。お恥ずかしい。
こんにちは!
シリーズ6の中では好きな作品(感動作)ですね。
この犯人には、同情のひと欠片も起きず、怒りのみですね…
犯人の言い分に呆れます。
香水を三度も送ったのに、一度も使ってくれなかった!
ハァッ!
見知らぬ人からの一方的に送られた香水なんか、誰も使いませんよ!
そして反省すら見せず、笑いながら話す犯人に右京さんの久しぶりの激昂! (拍手)
(ちなみにこの人、西川きよしさんのご子息ですね。憎々しげな演技、なかなか上手かったですが、(笑)
最愛の娘さんの不審死に納得がいかず、1人で捜査を続けた中津留さんの言葉…
最初に来てくれた刑事さんがあなたならよかった!
後少し待っていれば、右京さん達が解決してくれたのに、残念、無念…
最後に手紙を読んで、薫ちゃんが言った言葉、胸にしみました。
シリーズ6の再放送、この回にて先週終わりました。
スペシャルはなかったですが、幸い録画保存してあります。
そしてその後は、遺留捜査の再放送です、残念!
シリーズ7は以前再放送され、好きな回は録画保存してありますのでいいんですが、
今の相棒のオフシーズンの期間、再放送がないと寂しいです。
今後も相棒再放送、宜しくお願いします。
長文、失礼しました。
最近はこの動画を見るようになった(^^)それは、season6の本があること。
私が好きなものは、ついている女、悪女の証明、この胸の高鳴り、20世紀の復讐、
白い声、狙われた女、黙示録、マリリンを探せ、カシオペアです。
どれも好きです。特についている女で亀ちゃんが伊丹刑事に横流しをするような人ではないけど、悪人面だから。これが、特命係に感謝している。顰めた伊丹刑事かわいい
個人的には良作だと思うのですが、何とも言えず、切なくやり切れない物語でしたね。
自らの命を投げ出してまで、東調布署の熊沢刑事に、娘(中津留順子さん)の不審死の再捜査を訴えた父親の中津留健吾さんですが、いかなる事情があるにせよ、「死」という選択肢を選んではならないと思います。健吾さんの死後、特命係は順子さんの死の真相を解き明かし、真犯人を逮捕したわけですが、健吾さんには、生きてこの報を聞いてもらいたかったです。エンディングで、熊沢刑事に宛てた健吾さんの切実かつ無念な思いが綴られた手紙が流れ、亀山さんが「命を捨てるなんて間違ってる」と嘆いていましたが、まさにその言葉に尽きると思います。全てがハッピーエンドではなく、時には今回のように、重苦しくてやるせない雰囲気の中で終わる回があるのも、相棒らしく感じました。
良作だからこそ残念に思えた事が一つ。以前のコメントにもありましたが、バスの車内でのペットボトルのすり替えや、合鍵の型の作成なんか、どう考えても無理があるでしょう(笑)。今回のストーリーは非常によく考えられたシナリオだと思いますが、この部分だけは納得いきません。
毒を混入したペットボトルというのは、当然、開封しているという事ですよね。開封後のペットボトルと未開封のペットボトルをすり替えたとしても、順子さんはキャップを開ける際に確実に異変に気付くと思うのですが。もちろん、順子さんが購入してからすぐに開封しているのであれば、すり替えられても気付く事はないでしょうけど、くつろぎタイムに飲むのがマイブームという事なので、開封するのは間違いなく帰宅後でしょう。未開封のものを飲もうとしてキャップを開けようとしたら、何とキャップはすでに開封されていた。それを何の疑いもなく順子さんは飲むでしょうか。もし、開封せずに注射によって混入したのだとしても、注射穴からじわりじわりと中身が漏れてきて、すり替えに気付く可能性はありますよね。未開封のままうまく毒を混入する方法があるのでしょうか。
それから、「耳紋」という言葉を初めて聞きました。監察医制度の事や、変死体の処理についての事など、今回はなるほどと思うエピソードを多く聞けましたね。そう言えば、前話の「新・Wの悲喜劇」においても、検挙率に関しての詳細が語られていました。こういう豆知識がストーリーに絡んで時々出てくるのも、相棒の楽しみの一つですね。
名作です。バスの中で鍵やジュースのすり替えができるの?という疑問も残りますが、それを引いても圧倒的な名作です。吉本新喜劇の顔とは違う狂気の演技をした西川さん。命をかけた父親を演じた山本さん。保身に走らざるをえなかった刑事を演じた上杉さん。みんな名演でした。そして、作品の最後の亀山のセリフ。今の相棒は、杉下右京がまとめすぎるのが弱点だと、改めて思いました。
必見です。
変死体のほとんどが実は解剖に回されず他殺を病死だと判断するケースがあるという死因究明システム問題を取り上げているこのエピソード。「耳紋」という存在もこの作品で初めて知りました。
ただ確かに人が多く揺れているとはいえバス内で他人のカバンの中からカギを取って型をとってから戻したり、ジュースをすり替えたりすることが可能なのか
(ジュースすり替えはまだ出来ないこともない?それに一度開けていたとしても怪しまれることはなさそうだと思えなくもないけど、小さなカギを取り出すのはそう簡単に上手くいくのか。)という疑問点もありますが、
·重い現実をつきつけてくる鬱々とした内容
·ドラマの中心にいた亀山くんと娘を失った中津留さんの病室での最後の会話
·特命係の二人の存在と中津留さんの命をかけた訴えによって起きた
熊沢刑事の変化
·殺意を覚えるほどに自己中心的で記憶に残る犯人
·あまり救いを感じさせられない悲しくて後味の悪い終わり方と亀山くんのセリフ
と見どころのたくさんある名作のひとつだと思います。
そしてたつろーさんがおっしゃられている通り、
娘がストーカーに殺害されたことを信じて命まで捨てる訴えをした父親役の山本亘さん、
自分のキャリアと適用されなかった死因究明システムによって保身に走ってしまった熊沢刑事役の上杉祥三さん、
変死体が解剖に回されず殺人を病死だと警察が判断していることを利用して恨んでいた教授と一方的に恋愛対象にしていた女性の2名を青酸ソーダで殺害したこちらに憤りを感じさせるストーカー学生役の西川忠志さん
三者それぞれの名演もこの作品をさらに印象づけているのは間違いなく必見です。
カバンの中のペットボトルと鍵のすり替えが出来るのかとのコメントも多いですが、通勤用の女性の鞄ってしっかりしてて口が大きく開いてるので可能では?と思います。
実際に知り合いでiPhoneが日本で発売された当初、電車内で知らぬ間に同じような通勤カバンから抜き取られる被害に遭った人いました…
全然気がつかなかったそうです。肩にかけると後ろにはみ出るから視界に入らないし。
ペットボトルも事前に底に穴をあけて毒を入れて接着すれば封は切られてないし(缶ジュースですが実際にありましたよね。自販機の取り出し口に紛れさせておく犯行)
右京の推理がズバズバ当たって、無駄な動きがなくてテンポがいい。
都合が良すぎるかもしれないけど、それでいいんです。杉下右京は天才なので。
都合が良すぎるといえば、鍵とペットボトルの件。
まず、あれだけ開口が広いバッグであれば可能でしょう。混雑に乗じて。
鍵とペットボトル同時は無理があるかもしれないけど、毎日乗り合わせていたのであれば、
鍵の型取りは事前に別の日に、犯行当日はペットボトルのすり替えのみ。
そう解釈しておきます。
実はこれ、「亀山回」でもあるなと思った。
病室のシーン。
「捜査をするのは二人だけです」と告げるところ。
「あなたならよかった」と言われるところ。
エンディングの「命を捨てるなんて間違ってますよ」のセリフ。
こういうのは、亀山だからこそ響くんだよな。
相棒が”相棒”であった時代の最高のキャラだったとしみじみ思う。
★★★★☆
中津留健吾が青酸化合物を飲んで自殺した。
これは亀山薫が中津留順子を青酸化合物を飲んで殺された可能性があるということを話したからだ。
このことは重大な責任問題だと思う。
中津留健吾が青酸化合物を飲んで自殺した。
これは亀山薫が中津留順子を青酸化合物を飲んで殺された可能性があるということを話したからだ。
このことは重大な責任問題だと思う。
き・ち・が・い
一つ前のと完全に同じ内容のコメントの文末にしょーもなさすぎる一言を書き込む。
こういうの本当にやめてほしいです。
再放送で視聴しました
このエピソードは身勝手な犯人の憎々しさ、ラストの亀ちゃんの言葉…と見所あるシーンが多いと思うのですが、一番印象的で心を揺さぶられるのは何をおいても、あまりにもやり切れなく悲しい父親の心情を演じた、山本亘さんの名演ではないでしょうか
必死にビラを配る姿…悲しみを湛えた眼差し…素晴らしい演技だったと思いました
再放送で何度も見ました。
23区とそれ以外では監察医に差があることを利用した事件、面白かったです。
娘を殺されたお父さんが自らの死を持ってそれを証明したところがやらせないですね。
合鍵の作り方には疑問符が付きますがまあいいとして、ジュースのすり替えは減り具合で気付かれそうな気がします。
でも1番の疑問は、犯人の三田村が冷静でそれがオレンジジュースと口走らなかった場合、ストーカーであっても毒殺の犯人だとどうやって断定出来るのかと思いました。