脚本:戸田山雅司 監督:和泉聖治
ゲスト:荻野目慶子、江藤潤
ミステリー作家・蓬城静流(荻野目慶子)の夫・田橋(江藤潤)の遺体が発見された。
自殺と見られたが、拳銃に不自然な細工が。
右京と薫は他殺の可能性を探り始める。
26件のコメント・感想があります
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第19話
蟷螂の幸福にかかっている音楽名をお知らせください
「蟷螂たちの幸福」の中で、静流がかけていた音楽名(男性ボーカリストが歌っているアリア)をご存知の方、教えてください。
女性が最初大音量でかけてたのは、ビゼーの歌劇≪真珠採り≫より「耳に残るは君の歌声」の前半かな?バイオリンの凄いやつ。
番組の後半の真相の所は、そのアリア「耳に残るは君の歌声」の後半のゆっくりのほうです。
劇中では途中で切れる所もあるが、凄い部分は2回、ゆっくりは3回くらいかかります。本当に耳にのこりますねー
気になって、寝不足でした。バイオリンでの旋律は記憶にあったように思っていました、歌声を聴いて感動染ました 歌声喫茶さん感謝いたします。
蟷螂(とうろう)つまりカマキリたちの幸福って最初に聞いた時に「何なんだこのタイトルは?」って思い、かつての「アゲハ蝶」のようなストーリーかと想像しましたがフタを開ければ全然虫ネタでは無く残念だった記憶があります。ストーリーに関してはよく出来た話だとは思いますが結局、特命係も捜査一課もこの主人公蓬城・田橋夫妻の自作自演の三文芝居に振り回されただけでしたね。しかし死んだ旦那さんの田橋さんには申し訳ないですが、不治の病で後わずかしか生きられない奥さんに「君がいなくなった後の自分の人生は考えられない」(例によりニュアンスの違いは失礼)って彼女に対する愛情の深さはわかりますが、自分が死ぬ事によりそれを最後の作品にして欲しいというのはどうかな?とは思います。どういう理由があっても自殺は絶対ダメですよ。本来なら彼女の死後もその事実をしっかり心に受け入れて時間はかかりますが強く前向きに生きて行くべきだと思います、彼女のためにも。あとこの旦那さん役の江藤潤氏、「相棒」は二度目でしたね。前回はseason3「警官殺し」の長谷川巡査の役でした。今回も前回も両方とも自殺者の役でしたね。それから「花の里」での右京さんが妙なところで反応したのが面白かったですね、「アンキモ」の話で薫ちゃんにピタッとくっ付いた美和子さんに。いずれ薫ちゃんは嫁の美和子さんに喰われるとでも想像したのかな?(笑)。
亀山君が言った「7年間生死が不明の場合、失踪宣告の申し立てが可能」と言っていたが、この言葉はseason3「誘拐協奏曲」を思い出しました。
この作品、凄く重い内容でした。
僕はまず、荻野目さん演じる蓬城静流の静で落ち着き払った台詞の言い回しに魅了されました。あの雰囲気、好きだなぁ~!
旦那の田橋不二夫役の江藤さん、前回同様にまた自殺者役でしたね。
今回は愛する奥さんの最後の作品に自らの死をもって協力するため・・・・ってやはり僕も旦那には辛口ですね。
「君が死んだ後の世界に僕の居場所は無い」なんて奥さんに対する愛情の深さはわかりますが、死んでどうするのよ。
残された者たちの悲しみを常に考える亀山くんのラストの言葉と、「人は自らの命を絶つ事で出せる答えなど決して無い」と言ってた右京さんの言葉が同時にシンクロして、深く考えさせられました。
最後の「蟷螂たちの幸福」と言う静流の遺作本に書かれていた、「最愛の夫として作家・蓬城静流の半生を生きてくれた田橋不二夫に捧ぐ」の言葉に、静流の旦那に対する深い愛情を感じました。
あと個人的には、三浦さんがいないと伊丹さんの相手は当然芹沢君が受けるわけで、その芹沢くんに「本を読まないッスから」と言われた伊丹さんの先輩としての立場を想像したら笑えました。また三浦さんがいないと伊丹さんは特命係に好き放題に現場を荒らされるんですね。
最後に、僕も「花の里」でのシーンには爆笑しました。
自殺なのかそれとも他殺か?私はよくわからないです。きっと右京さんの考えだと自殺かもしれないと思う。だからそれが疑問点だと私は思う。
>重富さん、匿名さんもコメントされていますが、連続していくつもの感想を投稿するのはやめてもらえませんか?
他の方の新しいコメントが、貴女が連続投稿する為に、埋もれて、流れてしまい、わからなくなります
くれぐれもお願いいたします。
さて、本題の感想ですが、荻野目さんの鬼気迫る演技力に感心しますね。
愛情の表現の仕方は様々なのですが、自殺はいかんよなと見る度に切なくなります。
ラストは臨終シーンを見せずに、後日の書店に並んだ遺作というのも好きな点ですね。
此方の作品、以前見た時は、特に感銘しなかったんですが、少し前に再放送され、見事にハマりました。
特に一番ハマったのは、バックに流れる音楽です。
上の方のコメント読んで、ビゼーの歌劇(オペラ)だと知りました。
私、歌劇(オペラ)とか余り興味なかったんですが、少し聞いた事があるな、とは思いました。有名な曲なんですね…
特に中盤、彼女が口紅をさしている時、死んだご主人を見て、嘆き悲しむ時、そして最後に流れますね!本当に素晴らしいと思いました。
物語は2人の究極の愛でしょうか! 小説の為なら死をも厭わぬ…
荻野目さんの演技、静かに語る所や、ご主人が亡くなった後の悲しみの演技、圧巻ですね!
妹さんの洋子さんは、歌手で〝ダンシングヒーロー♪〝で有名な歌手、美人姉妹ですね!
笑い所として
①伊丹さんに放った芹沢さんの一言、この人、本読まないっすから!爆笑
②角田課長が、忙しい忙しいと言って特命に入って来たとき、薫ちゃんが言った言葉、忙しいなら来なくていいですよ~(笑)
③荻野目さんが伊丹さん達に対して、凡庸な刑事扱い(笑)
この作品、私の中では、名作だと思います。
兎に角、ビゼーの歌劇(真珠採り) 最高に素晴らしいと思いました。CD買いたいと思っています(笑)
そして、
匿名Aさん、傍観者さん、先日はありがとうございました。
感謝致します。
被疑者と右京さんとの丁々発止タイプの話は、ゲストの演技が本当に大事。
二人の愛の形は確かに凡人としては理解しがたいものがある。しかしそれを納得させてしまう荻野目さんの名演が光る一作だと思う。
特に夫の死をみつめる衝撃的な瞬間と、そのあとすぐ冷静な作家の顔となる荻野目さんの変化がすばらしい。
こんにちは。
3月7日からseason6が再放送されます。今度はこの回からスタート!「陣川警部補の災難」は先に再放送されましたので。それがseason6は「蟷螂たちの幸福」から「20世紀からの復讐」で再放送は終わってしまいます。悪女の証明や新・Wの悲喜劇、白い声はやりません。残念です。
殺人、自殺。命を亡くす行為はしてはいけないとはわかっているのですが、そこまでの行動が起こせるほどの夫婦愛に憧れすら抱きました。自分にもそんな愛を注ぎ注がれる相手がいれば…と二重の意味で涙がポロリ。
始終冷たい印象の奥さんが、回想では感情豊かに哀しんでいたのも印象的。
「最終的に選んだ手段がそれしかなかった」ことに切なさを感じる作品でした。
被害者の「そんなものに意味なんて無い!」という即答で一気に涙腺持っていかれました。狂ってるのは確かだと思うけど、ここまで愛せる人がいるっていいな。
皆さんの相棒ファンの気持ちが分かる気がします。
S14の相棒を観ていますが、第8話の最終回の奇跡も良かったです。
良いね。相棒。
当人たちの幸福は(不幸は)、当人たちにしか分からない、
そういう意味での「蟷螂たち」、そういう話ですね。
乱歩の『緑衣の鬼』への目配せも、多少はあるような気がします。
それにしても、右京さんの速読、尋常じゃありません。
突っ込んじゃ行けない部分なんでしょうけれども。
でも、ひとつだけ、これは気にかかります。
「ようとして(杳として)筆の進まない」
35分過ぎ、右京さんが事件の解説を始めるところです。
普通に考えるならば、ここは「遅々として筆の進まない」でしょう。
「杳として~ない」の形を取っているため、さほどに目立ちませんが、
「杳として」に続くとすれば、「行方が知れない」とかになります。
もちろん、それが正しい!とか言いたいのではありません。
「遅々として」だと、苛立ちは伝わりますが、悲壮感に乏しいので、
特にこの場の雰囲気としては物足りません。そこで「杳として」の
方を活かして、「筆の進む気配がない」と続けてはどうでしょう。
これならば、その場の雰囲気にも、なんとか収まる気がします。
いかがでしょうか?
女流作家夫婦の愛情の深さを感じる作品でしたが、いい作品を創るためとはいえ、自殺する必要などあったのでしょうか。
サブタイトル=蓬城静流さん最後の作品名となりましたが、蟷螂は雌が交尾の後雄を食べる習性に由来するのだと思いますが、蓬城静流(田橋静江)さん田橋さんご夫婦にとっては、蟷螂のような夫婦関係だったとしても幸せだったのかも知れません。余命いくばくとなった静流さんに最後の作品を執筆させたい~田橋さんにとっては命を賭した願いだったのかも知れません。
小ネタ的には、作家の事に疎い伊丹刑事。この後の「空中の楼閣」でも、作家の庄司タケルさんの事を存じませんでしたね(三浦さん、芹沢さんは知っていましたが)。
そして、花の里での右京さんによるアンコウのうんちく。蟷螂同様雌の方が強いことから、亀山さんに寄り添う美和子さんがよかったです。
小説,脚本,絵画挿画,詩,作曲編曲,ジャーナリズム,映画,から器楽演奏,マジック,ダンス,数学・科学研究,AI等々.
相棒では様々な創作者,産みの苦しみが描かれてきたが,不思議と初期の頃には題材として選ばれていない.S.7を控えたこの6シーズン前半で第3,5,6,7,8話と増えてくるが,狂気と愛,他人の入り込めぬ夫婦の深淵を織り交ぜて非常に完成度の高い作品が今作.これの前にS.3「書き直す女」を見ておくと良いんだけれど,内容の重みというかインパクト,感銘の度合いが全く違う.
「凡庸で退屈な」捜一の話しから右京の推理を経て夫の仕掛けた真相,と段を追って深まってゆく筋運びやトリックの見事さ,蟷螂のみならずチョウチンアンコウのエピソードの盛り込み方,何より夫妻の鬼気迫る演技が素晴らしい.そしてそれら作品全体を支えるビゼーの『真珠採り』「耳に残るは君の歌声」の与える力,美しさ,が決定的.
この愛に殉じる悲しいオペラ.デルヴォー指揮ゲッダの歌うこのレコード,荻野目慶子さん自身が指定したと,どこかで読んだ記憶がある.
荻野目慶子さんと江藤潤さんの演技が素晴らしいです。
小説絡みの作品では同じくseason6第7話「空中の楼閣」のほうがかなり見ごたえがありましたが、こちらもなかなか面白いです。
作家の蓬城さんと刑事である右京さんの落ち着いた空気を醸し出しているやりとりにもひきこまれる。
「蟷螂たちの幸福」というサブタイトルに込められていた意味もなかなか秀逸でした。
死をもってまで作品を書かせようとする夫の気迫、
すぐに冷静になり夫を想って最後の作品「蟷螂たちの幸福」を書き上げた蓬城さん、
そこに描かれた他人にはきっと全てが理解できることはない夫婦の関係。
深みのある狂気や男女の強い愛と絆を感じさせられる一本。
余命いくばくもない小説家の妻を突き動かすために命をはって自殺した夫。夫婦の関係性は多種多様で不思議なものだ。
荻野目洋子の姉さんだ
読書の秋にぴったりのミステリー作家の中で起きた事件の捜査でした。それが、自殺と他殺の線でのストーリーでした。拳銃で撃った挙げ句自分の命を奪うことは、よくないと思う。今日のサントラが暴かれた罪を使ってくれました。特に右京さんが今回、事件の全容を最初から最後まで明らかにしたところがよかったです。もう一つでは、特に被害者のご遺体に近づいてキスをすることは不自然だと思う。被害者が生きている時こそがキスがしやすいと思わなかった事実があれば、すぐにやれたはずと思うこともあったと思う。今回は三浦さんがいなかったことから、伊丹刑事と芹沢さんだけの相棒もおもしろかったです。特に伊丹刑事がミステリー作家、小説絡みの事件ことで、いつもように後輩から言われてしまうことが多いと感じた。でも意外と特命係の2人に邪魔されても、捜査一課の2人も協力しながら捜査をしてくれているところもよかった。
冒頭は音楽といい表情といい妙に芝居がかった演出だなぁ、などと思ったのですがすぐさま引き込まれました。ストーリーも演技も深みがあって素晴らしかったです。
旦那さん、まさか自殺だったとは!
クールで苛立ちのかたまりかと思わせる女性作家さんの妻としての顔と悲しみと…そのギャップに心が震わされました。
勿論自殺はよくないことではありますが、狂気ともいえるほどの、まさに狂わしいほどの愛ということでしたね。
みごたえのある作品でした。
余談としては
『凡庸な刑事との無駄な時間』
面白すぎました。
大好きな作品。久しぶりにレンタルビデオ屋で借りて見て、びっくりしました。音楽が違う❗️この作品は、バックに流れる重厚で切ない歌声があってこその作品だとわかりました。
何故、「耳に残るは君の歌声」が、なくなっているのですか?
全然、違う印象の作品になってしまって残念です。
最後に右京さんからペンを渡され添えた一文。本屋に並ぶ一冊を手に取り画面に映されたシーンですが「半生」か「半分」かとなっていますが、どちらか気になりモヤモヤしています。全体の雰囲気だと半分ではしっくりこず、半生のがハマるかんじがします…が。画面で見た字面的には半分のがぽいような?
上記のコメント内で言及したビゼーの『真珠採り』の「耳に残るは君の歌声(ナディールのロマンス)」 Je crois entendre encore の劇中使用曲は,ロランド・ヴィラゾンRolando Villazónのオペラリサイタル集からのものです.デルヴォー,ゲッダの全曲録音からの演奏は『相棒クラシックコレクション』のCDで権利上の問題か代わりに差し替えられてるもの.2年以上訂正なく放置して大変申し訳ない.