脚本:太田愛 監督:近藤俊明
ゲスト:米倉斉加年
イベント運営会社社長・三木の他殺体がオフィスで発見された。
現場に落ちていた書籍の新刊案内に目を留めた右京は、夭折した天才画家・有吉比登治の生涯を描いた小説本から落ちたのではないか、と推測。
調べると、三木の会社は有吉の回顧展を請け負っていた。
その回顧展では有吉が死の直前に引き裂いた最後の作品『晩鐘』も展示されるという。
脚本:太田愛 監督:近藤俊明
ゲスト:米倉斉加年
イベント運営会社社長・三木の他殺体がオフィスで発見された。
現場に落ちていた書籍の新刊案内に目を留めた右京は、夭折した天才画家・有吉比登治の生涯を描いた小説本から落ちたのではないか、と推測。
調べると、三木の会社は有吉の回顧展を請け負っていた。
その回顧展では有吉が死の直前に引き裂いた最後の作品『晩鐘』も展示されるという。
細かいことを言いましたが、当サイトへのコメントは大歓迎です。初めての方もお気軽にお書込みください。
ダラダラした話であきました。
「ぽく」ないです。
相棒っぽくないです。
こーゆーのは、他の番組で書いて欲しい。
相棒である必要はないと思います。
見ていて損した気分になりました。
ゲストさんだって、もっと別な役もできたでしょうに。
時代は動いているのに。
今回は、残念でした。
次回に期待、です。
初めてコメントします。
内容も出演者も地味ではありましたが、サカキ役の米倉さんの
静かな演技に感銘を受けました。
天才画家有吉役の俳優さんも雰囲気があって、
無駄な描写はなく、良い作品だったと思います。
たまきさんが絡むと、ホッとしますね。
やはり相棒は素晴らしいです。
私の感想が自己中過ぎたかもしれないので
(でも本音ですけれど)
マ~ルちゃん さんのコメントを読んでホッとしました。
ありがとう。
こんにちは。はじめまして。
けっこういいお話ではありましたが…。
太田愛さんは以前の円谷作品などでは個性的(わたしの好みではないのですが)な脚本を書かれる方なのに、なぜか「相棒」ではこじんまりとまとまっているものが多いような…。
意外な事実などもあってよくできてるし、泣けるところがあるものの、画家さんふたりの関係など、正直“どこかで見たことある”感がぬぐえませんでした。
米倉斉加年さんって現実では画家としても成功していて、世界的な評価も得ているひとですから、そんなひとにこの役――というのはじゅうぶん「相棒」らしいキャスティングかなあ、などと…。
初めてコメントします。
うーん、私にはイマイチでした。話はよく作られてるし、有吉と榊の関係もいいなとは思うし、米倉さんはよかったです。
けど話をうまーくキレイにまとめようって感じがしてそれが見えてしまってあまりはまれませんでした。太田さん脚本とどうも相性が悪いみたいです。前シーズンの「願い」とかも同じように感じました。先入観を持たないように誰が脚本なのかは見る前にはチェックしないようにしてるんですけど。
次回に期待です。
こういうのもいいなと思う。
損得ばかりでなく、若い日の約束を守るとか、友情とか
現在は廃れてしまったものですが心を打つものがありました。
最後の来てくれたお客さんを杉下さんが教えてあげるシーン
「良かったなあ」って涙が出そうでした。
全体的に静かな回でしたね。特に驚きの展開とかがあるわけではありませんでしたが、第1話と第2話が重い話だったので、個人的にはこういう話でよかったと思います。
米倉さんの演技や、教会の鐘と話の繋がり方など、結構グッときました。好きな回です。
亀子です。お久しぶりなかきこです^^*
観ながら、もしやと思ってましたがまさかのまさか、本当に太田さんが脚本されてました。
太田さんの脚本は一貫して「静かで暖かい話」の印象です。確か(記憶違いならすみません。)season8では二話と三話連続脚本されていた気が…。「バードランド」と「ミスグリーン」でしたが、私個人の好みは真っ二つで、「バードランド」で幻滅してしまったのに対し、「ミスグリーン」は涙無しでは見れなかったほどの感激ぶりでした。
どうも私は太田さん脚本には好みが合うものと合わないものとがあるようです^^;
今回の話はこじんまりしちゃってた気がします…^^;
重大な事実を発見しました。
夭折した天才画家・有吉比登治の「微睡(青)」が!
Season 6 第5話「裸婦は語る」の立花隆平の自宅にあるのを発見しました。
同じ画家がテーマと言うことで、「最後のアトリエ」に続いて「裸婦は語る」を見たのです。
温かくて、哀しくて、それでいて清涼感の残るお話でした。
前回のように、何回か観て理解するスルメのような話も
私は好きですが、今回はストレートな人間ドラマで感動しました。
榊さん! 私には右京さんがかすむほどの存在感でした。
若き日の友情、一人残された長い人生、友への嫉妬と愛情...。
いろいろなことが交錯して話は進み、最後は
守り抜いた「晩鐘」の前で、すべてを告白する榊さん。
その爽やかな表情がとても心に残りました。
ところで、最初に開いている窓を指摘したイタミン!
最後、教会の鐘の音の話になって、その重要性に
気づきました。閉まっていたら、よく聞こえず、事態は変わって
個展も開かれなかったでしょう。イタミン、さすがの眼力です(笑)
「人間性に問題が...」みたいな画塾の方に、相槌打って
右京さんに睨まれた神戸くん、花の里でも突っ込まれちゃうし、
電話に出なかったのはささやかな抵抗だったのかしら。 可愛すぎます!!
実はあまり期待をしていなかったのですが(すみません!)、
予想に反してとてもグッとくる秀逸な話でした。
米倉斉加年さんの演技は静かな中に熱いものがあり心打たれました。
こういうキャスティングは相棒ならではって感じですごくいいと思います。
スリリングな話や1時間に詰まりに詰まったひねりの効いた話も大好きですが、
このような静かで力強い作品も今までの相棒の違った面を広げている感じがします。
そんなことをフト思った回でした。
これからも視聴者をいい意味でドンドン裏切ってください。
米倉さんの、たった22年しか生きられなかった、50年たってこの才能にまた嫉妬する、などのシーンは、魅せられ、涙しました。
その感動とは裏腹に、みていて漠然と違和感を感じ、そう犯行動機に理解を示す右京さんの姿がその違和感を感じたところだと、直ぐ気づきました
杉下右京という人物は真実の追究者で、そして、いかなる理由があろうと、人殺しを許さない、シリーズとおしての、わたしの印象です。
たとえば、幼い女子が殺される事件が過去におきていて、その真犯人を殺してしまった父親をかばうため、町中の人が架空の犯人を作り上げる話が、過去のシリーズにありました。右京さんは、明らかになる真実がどんなに辛いものであっても、その追求のてをゆるめることはなくて・・・そんな右京さんになぜか惹かれて、相棒という物語が好きな理由でもあります。
もしこれが相棒じゃなく、他の刑事ドラマだったら、感動したし、いい話だとおもうんですよね・・・・上手くいえませんが、わたしの感じたことです
長い間ほったらかしすみません、亀子です。
みさちゃんさんのコメントに返したくてやって来ました。
右京さんが何故、榊さんに対し、あんなに穏やか(?)だったのか…。私の解釈は、右京さんは今も昔も変わらず罪を決して許さない、追求の手を止めることがないと思っています。今回の場合も然り。しかし自ら罪を償う気のある人(つまり法の裁きを受けるのを受け入れている人)に激昂はしない。それはきっと、「杉下右京最初の事件」等で右京さんが亀山君から学んだ『自首を勧める』という手段だと思います。右京さんもシーズンを重ねるごとに、角が取れ、丸くなってきています。考えるに、榊さんに対するあの態度は亀山君効果でないのでしょうか。
恐らく、みさちゃんさんの見た過去の相棒は「犯人はスズキ」ではないでしょうか。あの犯人達は自分のしたことを正当化しようとしているようなところがありました。だから右京さんは怒ったのではないでしょうか。
長々、私見をすみません。以上です。
亀子さん、有難うございます。気づくのが遅れました。
感動的な話なのに、いろいろな考えがよぎって、感動できなかった自分がくやしかっただけなんですが、先日の暴発での徹底した右京さんを見てしまうと、この物語の時のやさしさが、なおさら不思議に思えてしまうし・・・・。
脚本家さんの違いで、生じていることなので、もっと見る時、柔軟にならなければ、いけませんね。
ご指摘どおり、例に出した話は、シーズン5の3話、犯人はスズキです。
ただ、コメントを書いてるとき、思い浮かんだだけで、深い意味はありません。
あからさまになった事実が、悲しかった話だったというだけで、犯人側の心情、したことの正当化とかを、比べる気はなかったです。
私は大好きな話なんですが…あらら、やはり評価が割れる話のようですね。社会派ドラマを求める方には物足りないのかも?太田さんのお話は悲しくて切ないのに優しい女性ならではの脚本だと思います。
色々なタイプの話で視聴者を飽きさせない相棒はやはり素晴らしい!
先日こちら名古屋で再放送されました。以前にも見ましたが、改めて素晴らしい作品だと思いました。憂いあり、笑いあり~米倉さんの演技も実にいいですし、特に右京さんと神戸さんのやりとりには笑わされました。花の里、での2人のやりとり、たまきさんの問いかけに如何にも詳しいかのように、相槌を打ち、その都度、右京さんに指摘され、笑えました~神戸さん、いいですね~相棒は社会派ドラマが多い中、私などはこのような作品は大好きです。勿論、相棒全て大好きですよ(^_^)Vこのドラマとは話がそれますが、7月10日からの新ドラマに及川光博さんが出られるみたいで、今から楽しみです~勿論、テレ朝、メ~テレです。お邪魔しました~
米倉斉加年氏の訃報に接し
謹んでご冥福をお祈り申し上げます
この作品は以前、再放送され録画して、何度も見ています。米倉斉加年さんの物静かで信念のこもった演技、素晴らしいと思いました。先日お亡くなりになられたと聞きました。まだまだ拝見したかったです。ご冥福をお祈り申し上げます。
初めて書き込みします。
私の住んでいる静岡では、現在season9を毎日再放送中です。
この回を再放送した日に俳優の米倉さんの訃報がニュースになり、ものすごい偶然なのでしょうけど、何か不思議なものを感じてしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
イベント会社の社長のふざけ心から、有吉氏の絵画を守ろうとした榊さんでしたが、本当に守りたかったのは、「晩鐘」を通して築き上げた、有吉氏との友情なり思い出なりを壊される事を避けたかったのだと思います。
榊役の、米倉斉加年さんは、絵本作家、絵師としても有名ですが、本作での、自然な演技が印象的でした。
残念ながら、今年お亡くなりになりましたが、今年は、蟹江敬三さん、宇津井健さん、中川安奈さんと相次ぐ訃報に、寂しさを感じます。謹んでご冥福をお祈りいたします。
伊丹さん達が晩鐘の絵を探しに倉庫にいたのが一番おもしろいところです。それと課長が絵だね絵にはうるさいよと言ったところが印象的でした。
こんにちは。
こちらも僕の大好きな作品です。
いかにも「THE ・太田愛」ですね、綺麗にストーリーをまとめ上げた感じがしました。
都会の真ん中で教会の鐘の音が聞こえるなんて素敵に思えましたし、田舎者の僕としてはすごいと思いました。
大阪の梅田には、商業ビルの屋上に観覧車が建っている場所がありますが、初めてあれを見た時みたいにこの都会の真ん中の教会の鐘の音には感動致しました。
そしてこの回でもやはり、たまきさんは神戸君をオモチャにして楽しんでましたね。
きよりんさんも先にコメントされてましたが、「花の里」での会話シーンで有吉さんの本について、知ったかぶりをする神戸君を右京さんと二人でカモにしてました。
「カナリアの娘」での空港内シーン、「特命係西へ」での京都駅シーン、この後の「9時から10時」でのホラー映画デート等(笑)。
たまきさんにしてみては、まるでかわいい弟みたいな感じなんでしょうか?神戸君は。
あと冒頭の右京さんとたまきさんは、あれも右京的には「デート」ではないんでしょうね、きっと。
最後は絵画「晩鐘」に込められた有吉さんと榊さんの友情話で感涙させられました。
そして、かなり遅れましたがこの回に御出演されました米倉斉加年さんの御冥福を慎んで御祈り申し上げます。
今さら感あるかもですが、相棒シナリオ集2に掲載されていますが、文字で読む相棒もいいものですよ。
本作品がお好きな方にはおすすめします。太田愛さんのインタビューも有りますよ。
ついでに、シナリオライターを目指す方が主に読まれている月刊誌「ドラマ」という専門誌がありまして、相棒もよく掲載されていますよ!
シーズン13では鮎川教授編を一挙掲載してます。輿水さんのコメント付きで。
感想以外の話ですいません。
シナリオ集の話がこちらでは出てた覚えがないもので、書いてみました。
興味をもたれた方は大型書店やAmazonなどで購入可能ですよ。
ピエールさん、いつも親切にありがとうございます。ですが、残念ながら私はこの作品が苦手です。それから、tenの晩夏も苦手です。ただ、太田脚本は好きです。この場合は…
( ・_・;)
tinkさん、コメントありがとうございます。
私はこの作品好きですが、どんな作品でも、見る人の数だけ感じ方がありますから、それはいいと思いますよ。
誰にでも好みというのはありますからね。
ちなみに、私は陣川君が苦手ですね。
先に紹介した本以外に劇場版も含めたノベライズや碇卯人さんのオリジナル小説も好きですね。
他の皆さんが書かれていますが、米倉さんの演技が素敵な一本です。
イベントプランナーの、「人は絵画を見に来るのではなくて、切り裂かれたキャンバスという物語を見に来るのだ」というようなセリフがありました。
腹立たしいけど、一理あるのも事実です。
ラストに、雪崩れ込むように押し寄せてくる観客。この時点では「実は切り裂かれてなかったキャンバス」を見に来た人たちですね。彼ら彼女らを見て、今度は殺人事件を絡めて宣伝しようと言うほくほく顔のプランナーが本当に腹立たしい。でも彼の仕事としてはそれは正解なのです。このジレンマ。美術、芸術って何なんだろう。
芸術面のセンスは無さそうな神戸さんが真っ当な感覚の持ち主で良かった、という位が救いでしょうか。
有吉氏の生涯の物語は、いかにも日曜美術館好み。
有吉氏と榊氏の関係は、モーツァルトとサリエリを連想させます。同じ画家として天才の前に屈する苦悩は、やはり画家である米倉斉加年さんだからこその演技と感じました。
米倉斉加年さんの絵は好きで、何度か個展も拝見したことがあります。
純粋に米倉さんの絵だけを見てたのか、「役者米倉斉加年」という物語を見てたのか、自分でもわかりません。
でも米倉さんの役者としての芸歴、生い立ち、そういうもの全て込みで米倉さんの絵なのだと思いますが。
プランナー氏にはいちいちムカつきましたが、考えさせられて、日頃のもやもやを形にして頂いて、そういう意味では好きな回です。名作だと思います。
あとこの回の、右京さんと神戸さんの積み重ねて組み立てていくような推理の手法が好きでした。
後半のシリーズを紹介したいと思います。
1 亡霊
2 陣川警部の災難
3 過度期
4 最後のアトリエ
5 運命の女性
6 右京のスーツ
でした。もうひとつのシリーズが見つからないです。
こんにちは。
有吉比登治の生涯を描いた本「筆折れ命果つるまで」の作者は、Season5第6話『ツキナシ』の北之口秀一ですね。
marumoriさん、凄い発見です!さすがですね。良く気づきましたね。私も言われて見てみれば、確かに北之口秀一と書かれてました。何気にスルーして見てました。また「ツキナシ」の北之口さんの名前すら忘れてました。川崎麻世さんが出ておられたのは覚えてましたが。この小道具も太田愛さんが考えられたのでしょうか?それともスタッフの遊び心なのでしょうかね?
久しぶりに神戸くんが右京さんの相棒を見たとき、懐かしく思い出しました。晩鐘の絵が贋作だったのではと疑っていたけど、でもそれがいい作品だと思う最後のシーンでは、一課が今回の晩鐘の絵を見つけてくれたことを右京さんが教えてくれたのが嬉しかった!でも伊丹さんの顔を見ると笑ってしまうのがにやりとした表情を見せてくれたとてもいい作品でした。
この話は相棒五本の指に入るぐらい好きな話です。
自分自身がクリエイティブ方面の道を目指し挫折したせいもあるのかもしれませんが、
ライバルに嫉妬しながらも尊敬する主人公に共感してしまいました。
どこの美術館?ロケ場所?
画家として真っ直ぐに生きて、お互いに尊敬しあい嫉妬もする。そんな男性二人の長年にわたる熱い友情を感じさせられるとても見事な作品です。
ライバルでもあり親友でもあった有吉さんが若くしてこの世を去る前に描いた作品「晩鐘」が昔の手紙の内容があって存在しないものにしようとしているイベントプランナーを止めたいという思いで殺めてしまった榊さん。
電話で自首しようとしたときに鳴り響いた鐘の音
そして思い出した青春時代に有吉さんと交わした約束を守ろうと行動する榊さんの姿は格好よかった。
米倉斉加年さんの演技もやはり素晴らしいです。
有吉さんの描いた「晩鐘」が無事に展示された個展に4大勢の人たちが集まってくる終わりかたも良い。
右京さんの言うように今回 起きた殺人が宣伝されようと純粋に作品が認められる日がくると信じたいです。
ずっと記憶に残る作品、また観たいなと思う作品のひとつです。米倉斉加年さんにしかできなかったと感じる位。物語のなかにひきこまれます。この頃の相棒、ゲストさん、タイトルで作品がよみがえります。イメージとして。観る度に物語としての印象も味わい深くなる。
これぞ本物の友情
プランナーの三木さんも本気で晩鐘を破ろうとはしていなかったのですね。後でこっそり売るつもりだったのかしらね。それとも個展前半が終わった後で実は破られていなかった晩鐘展を開いて二度おいしい個展を開こうとしていたやり手プランナーだったとか。