脚本:太田愛 監督:近藤俊明
ゲスト:三田佳子
杉下右京が、ふとしたきっかけで知り合った歌人、高塔織絵(三田佳子)から相談を受ける。
「文箱の二重底から毒物が入った見知らぬ青い小瓶が見つかった」という。
文箱は40年以上前、織絵が結婚を約束した桐野(岩瀬亮)が持っていたもの。
桐野は服毒自殺していた。
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右京さん、治療っ!
右京さん、、、
治療っ!
静かで情熱的な大人の回という印象…三田佳子さんが美しい。「さよなら」と言う所とか…
結局2人とも想いを打ち明けることなく自己完結しちゃった悲劇ですかね…もう一度落ち着いて見返したい作品でした。
静かで切な暗い、後に余韻を残す作品が大好きなのですが、初回から3話も続くと少し重いですね;;ちょっと力を抜いて見れるお話も見たくなりました。贅沢な悩みです(笑)
ぎりぎりで駆けつけて自殺を止めて激昂してくれたほうが右京さんらしいのに!
むなしい結末に、ふとそう思いました。ミスグリーンは、まにあいましたよね
相棒は100話を越えました。似たような結末を探すなら、そんな話いくらでもあったように思います。
悲劇や殺人がおきる前に止める話なら、わたしは何回くりかえしてくれてもかまわないです
とても切なくて美しい回でした。
三田佳子さんの表情がはかなくて、
そしてミステリアスでとても素敵でしたね。
着物や小道具もこだわっていて魅了されました。
最後の短歌も良かったです。
(空の青さがちょっとやりすぎな感じもしましたが...)
たまきさんが出てこないせいか、
織絵さんにちょっぴり惹かれている感じの右京さんが新鮮でした!!
そんな右京さんに興味津々のヒマ課長と神戸くんも(笑)
三田さん出演で雰囲気ある回となりましたが……。
犯人の用いた殺害方法は――うーん……おそまつとさえ云ってしまいそうです。
てっきり、なにかの理由で右京さんが用意したダミーの解決で、もっとすごい真相がべつにあるのかと思っちゃいましたが――。
つっこみどころありすぎというか、もう。
あと、ラストの悲劇的誤解を成立させるためとはいえ、先生、覚悟しているにしても、あまりに日常的な動作で小瓶の液体をコーヒーに入れてるし――視聴者をだますための、ちょっと無理気味の演出っぽい……。
などと、ついあれこれ書いてしまいましたが(すみません)、けっこう面白かったぶん、細かいところが気になってしまいました。
冒頭の病院がけっこう近所なんですが(最近よく事件が起きる)……ロケ、見物したかった……。
確かに殺害方法のトリックは苦しいですね。
しかし大物ゲストの存在感は、そんなささいな瑕疵は吹き飛ばし、
見事に感動作になってしまうのを実感した回でした。
tenになってから、カメラがメタリックと言うか、
無機質になった気がしますが、今回にはそぐわなかったような…
3回重たい話が続き、次回も重そうです。
右京さんと神部さんの距離の遠さは、
たまきさんのお遍路退場もあって、まだまだ続きそうですから、
伊丹刑事の活躍?や陣川君の登場を期待しますね。
神部ー大河内のシャワーシーンも歓迎ですが、
あれは映画専用ですね(笑)
相棒はどうしても見る側のハードルが高いぶん、あれこれ批評されてしまいますが
傑作だ!神回だ!とはさすがに言えませんが、普通に楽しめました
ただ、これは私が男性だからかもしれませんが、織絵の死ぬ理由であった
躊躇なく飲んだことで自分は愛されてないと判断したというのは
いまいちピンと来ませんでした
深く考えすぎかもしれませんが、私としては責任?をとって躊躇なく飲み干すことが
せめてもの償いと思う浅沼の気持ちは理解できるのですが
あそこで“これはあの時の!”と驚いたほうが良かったとは思えないんですよね
そっちのほうが男らしくないというか・・そんな男のほうを織絵は望んだんですかね
浅沼を殺すと思わせつつ、実は織絵が、という流れは面白かったんですが
どうにもそこが腑に落ちないんですよ
「晩夏」しっとりしていて上品で、お香が漂う感じで素敵でした。ところで、シーズン9の第3回「最後のアトリエ」を再度で見たんですが、こんなシーンがありました。特命係の部屋に電話が鳴って、どちらが受話器を取るか微妙な間があり、電話に近い神戸さんが取らす、右京さんが電話に出るシーンがありました。今回の「晩夏」では、織絵さんからの電話で、近くにいる右京さんが出ないで(課長も)、神戸さんが出ました。同じ第3回だし、画家と歌人という芸術家が関わってる共通項もあるし、これは製作されている方々の遊び心かしら・・・と、ちょっと気になるシーンでした。ストーリー全体とは大きく関係ないのですが、つまらないことが気になりまして・・・次回も楽しみにしています。
地味な作品ですね。録画してまだ1回しか見直していませんが、見るたびに、月日を隔てて見返すたびに、共感できるせりふや演出と共感できないそれらが変わる作品だと思います。今は「先生」の覚悟に共感を覚えていますが、来年の再放送では変わっているかも。
今回も静かで重く、美しい話でした。私はまたまた「傑作」だと思いました。
それより皆さんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・視聴率って、どうなっているのですか???皆さん、リアルタイムで観ましょう!!!
携帯電話が普及した現在のドラマにおいて、それ以前のようなすれちがいの恋愛を表現することは、困難と思っていましたが今回は見事に描かれていました。それも偉大なるすれ違いとして。
それにしても太田愛さんの作品には、いつの間にか最後には泣かされてしまいます。
相棒ベストは何作かあるが、これもその1つ。
ラストに明かされる、美しくもあり、恐ろしくもある真相、これは絶品です。
トリックなんてのは二の次です。
コメントを見てみると、評価はあまり高くなさそうです。
相棒にはもともとホームズのような奇想的な話を求めていたけど、
複数の脚本家が寄り集まって描いているわけだから、
2人のキャラクタさえ変わらなければ、
本作のような作品やいろんなタイプの話があってもいい、
と思うようになってきました。
これからも、太田さんは太田さんらしい話を描いてほしいですね。
台風で急に仕事休みになり、今日先程再放送されたこの回を見ました。去りゆく夏に蝉の声ってなんかジーンと切なくなりますね。それに合わせてのこのストーリー、余韻が残り過ぎます。40年かけても打ち明けられなかった想いと相手の自分への気持ちを確かめるための手段があの毒入りの小瓶ってそんなの悲し過ぎますね。まわりくどい事せずに素直に自分の気持ちを相手に伝えられたら人間どれだけ楽でどれだけ成長できるのだろうか?それができないから人間なのか?そんな事をこの高塔織江さんから考えされました。で素朴な疑問が2つ。①右京さん、親知らずの歯の治療は?この親知らず歯も主人同様にネジ曲がっているらしい(笑)いや失敬!②山で神戸くんが持って帰って来た「枝豆」は結局どうなったの?ヒマ課長が処理したのかな?
この作品は、傑作だと思います。太田愛さんの作品としても一、二を争う作品ではないでしょうか?
やはり映像が美しい。三田佳子さんの女優としての存在感の大きさをしっかり活かされていて、その世界に引き込まれてしまいました。
ストーリーも40年間思い続けた二人がすれ違ったままに終わる悲劇的結末。
上手い短編小説の読後感のような印象でした。
おはようございます。
前日の「逃げ水」の次のこの作品、しっかり拝見しました。
しかし暗く静かでしかも重い話を「贖罪」~「ライフライン」まで続けられると、さすがに当時は引いてしまったのを覚えています。
今回の場合はそれでも何人かの御指摘されてる通りに、大女優・三田佳子さんの素晴らしい演技にやはりつきますね。
外科医・有森冴子ほど活発な女性ではないにしろ、今回の高塔織絵の清楚で静かな、また好きな人に対しての内側に秘めたる情熱的な部分、全てに魅せられてしまいました。
この手の作品はやはり女性である脚本家の太田愛さんの得意とする分野でしょうか。
「ピエロ」「通報者」ほどではありませんが、再拝見した今だから好きな太田愛作品の一つになりました。
それからスコッチさん、僕もやはり気になってしまいました。
神戸くんの枝豆、あれは結局どうなったのでしょうね?
虫歯を気にする右京さんが食べるとは思えないし、やはり組対5課の面々のエサになったのでしょうね、想像ですが。
次は「ライフライン」、これも観るのがつらいな~。
毎日一本、season10は夜勤明けで帰宅した僕の日課にしています。
三田圭子さんと言ったら、すぐに思い出すシリーズは Doctor X であり、とてもいい役者です。エンディングのところで、まさか自分で毒を飲んで、死ぬのは寂しいです。
話、映像だけでなく、BGMも悲しくて美しい
とてもいい話
先に掲示板にて、
きよりんさん、ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。
えっとこの回ですが、
織絵さん、かわいそうでしたね。
愛する人の気持ちを確かめるためとは言っても、
服毒自殺だなんて悲劇的すぎます!
娘と一緒に観てましたが、二人で泣いてしまいましたよ。
わが娘は結構積極的なんで、しつこく相手に気持ちを聞いたりするタイプなんで織絵さんの行動が意外だったらしく、唖然としながらでも泣いていましたよ。
やり切れなさが残る作品でした。
あとは無敵の右京さんでも歯医者さんはやっぱり苦手なんですね、子供みたいです。
親知らずですか、私も娘も早い内に抜いちゃいましたね。
歯と言えば、最近は内村部長ですね。
思い出しました。
三田さん、今度はもっと活発な役で御出演して欲しいです。
外科医有森冴子みたいに。
今回は懐かしい相棒の再放送でした。それが神戸くんとの親しい関係性を見せてくれたこと。もうひとつは懐かしく鑑識の米沢さんや、捜査一課の三浦さんもいて、とても楽しかったです。話しの内容から拝見すると、実に素晴らしいストーリーを作った脚本の太田愛さんと監督の近藤俊明さんには感謝したいです気持ちを込めた思いを高塔織江さんを演じた三田桂子さんの演技には実に素晴らしくて、とても綺麗な女優さんでした‼️相棒にはたくさんの脚本家と複数の監督が作った思いを込めたシリーズが相棒が始まった平成12年から、ずっと相棒を見続けてきたので、一番幸せなものでした。これからも相棒を見続けていられるように、自分も頑張りたいです。相棒大好き❤
三田佳子さんの好演が印象的な回でした。大御所女優を使った重厚な作品で、Season7「密愛」(岸恵子さん)、Season12「最後の淑女」(岩下志麻さん)と同等の作品と言えるでしょう。
高塔織絵さんは、恋人の桐野孝雄さんを殺害したのが恩師である浅沼幸人である事を、はじめからご存じだったのではないかと思います。高塔邸での青い小瓶とコーヒーの件、毒が入っていると確信しかつての出来事に対する償いなのか、単刀直入に青い小瓶が毒薬である事を指摘するのか、その事に対する織絵さんと浅沼さん各々の価値観は難しくかつ複雑に感じました。ただ、織絵さんは余命宣告で死を目前にして、何かしらの結論を着けたかったのかも知れません。
とは言え42年前の出来事、時効成立とはいえ浅沼さんの身勝手は許されるものではありません。
小ネタ的には、右京さんの予約をしたのに受診しなかった親知らずの抜歯、内村部長の虫歯同様、放置されるのでしょうか。
それとサブタイトルにもあるように、入道雲と澄み切った青い空、ヒグラシの鳴く静かで雰囲気の公園が印象的でした。
「愛は時に人に勇気を与えます。しかし愛は時に人を臆病にもします。」という言葉が深い。
歌人たちの才能とそれぞれがともに過ごした思い出。
晩夏が醸し出す寂しさ
本当に悲しくてやりきれない話ですね。
着物姿の三田佳子さんも美しく水谷豊さんとのシーンも素敵でした。
女性の心理(おなじく男性も)を上手く引き出していて相棒に携わる脚本家のなかでこのエピソードを秀逸に描けるのは太田愛さんしかいなかったと思えます。
ただ惜しむらくは、回想シーンにて浅沼さんが毒物の入った青い小瓶を桐野さんに渡す回想シーンとして流れた42年前の背景の建造物が完全に現代感を出してしまっていたこと。そこが妙に気になってしまいました。
大人同士の淡い恋愛。切ない、、、三田佳子さんがお美しい。
再放送に合わせてTELASAで再視聴。
とにかく三田佳子が美しく、素晴らしく流石は大女優だなぁ。(色々あるが、頑張ってほしい!まだまだ演技みたい!)
【個人的な評価軸】
①人間臭さ☆☆☆☆★
・今時には我慢できない恋愛じゃないでしょうか。耐え忍んで、秘めた恋…口に出すことはなく思いがすれ違う恋…なかなか自分にはできませんが。
②右京さんの説教(対象外)
③社会風刺や題材☆☆☆☆★
・短歌や若き日の文学誌同士の仲間、師弟関係
学生時代に遠藤周作や北杜夫など読んでいましたが、文学誌同士の仲間の関係とかを彷彿させました。
④愛嬌、その他☆☆☆★★
・親知らずを怖がる右京
最後に、文箱から織絵の和歌が出てくる。
「罪あれば 罪深くあれ 紺青の空に背きて 汝を愛さん」
エンディングは織絵の声でこの和歌が読み上げられる。
でも、全く同じではなく、汝が「我」に変えられていた。
これが、この晩夏の深さなのかな。
与謝野晶子の「柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君」
師と弟子、そんな世界をベースにしているのか。
再放送はあまりされませんが、名作だと思います。
覚悟を決めた者同士のすれ違いがあまりにも切なかった。
サブタイトルは「晩夏」と「挽歌」をかけているのでしょうか、興味深いですね。
トリックとしてはうーんですが人間ドラマとしては好きです。
織絵さんは先生があっさり飲んだことで犯人じゃない、愛されていないと錯覚したのではなく、
あっさり飲んだということは先生はこのまま秘密を話さず死ぬ、自分の思いに応えるつもりはないということを察したのではないでしょうか。
あの時ばかりは「先生」ではなく「自分のために罪をおかした愚かな男」であってほしかったのだと思います。
愛に生きた女性は幸せだったのか、不幸だったのかー永遠のテーマですね。動機やシナリオが不自然に見えても、愛が人知を超えた偶然の出来事ならどんな動機も哀しい物語もあり得るということを改めて認識させられます。
その哀しさを救うのが、日本の自然と文化の美しさですね。勿論、三田佳子さんの美しさも水谷豊さんら俳優陣の男らしさもその中に含まれます。
警視庁を舞台にして、これだけ美しい話を描けるのは珍しいのではないでしょうか。
すばらしい脚本だと思う。神回と私は思っている。とても情緒的で、ストーリーの流れが素晴らしく、そこに右京さんの冴えた推理が絡んで、普通の刑事ドラマではない相棒の魅力が溢れる神回だと思います。
脚本を書いたのは誰かと検索したらここにたどり着きました。 ほかにも太田さんが書かれた回は素晴らしい回が多い。