Season10 第4話 「ライフライン」

20件のコメントがあります

脚本:櫻井武晴 監督:近藤俊明
ゲスト:林和義 青山勝 立原麻衣 中沢青六

「帯川運送」の社長・帯川(林和義)が何者かに殺害された。
会社の経営に行き詰まっていた帯川にはあちこちに借金のある多重債務者だった。
伊丹ら捜査一課は、借金の連帯保証人になっていた妻の郁美(立原麻衣)が、夫の保険金目当てで殺害したのでは、と疑惑を抱くが…。

相棒をDVD・ブルーレイで見る

created by Rinker
¥14,680 (2024/04/26 13:47:11時点 楽天市場調べ-詳細)
created by Rinker
¥33,281 (2024/04/26 13:47:11時点 楽天市場調べ-詳細)
created by Rinker
¥33,356 (2024/04/26 13:47:11時点 楽天市場調べ-詳細)

相棒を小説で読む

同じゲスト・監督・脚本の作品を検索

     

TELASA for Prime Videoで見る

20件のコメント・感想があります

  1. たたん さん

    あのどうしようもないせつなさに、ボーダーラインと同じ監督かと思いました。
    本当、よくできてると思う。
    社長達の訴えだとか、相棒らしくて俺は好きです。
    思わず感情移入しちゃうね。

  2. コルディッツ さん

    オンタイムで視聴していることを実証するために(笑)、
    今コメントしますが、振り返るゆとりがないので、
    論としては滅茶苦茶になりますが、悪しからず。
    ヤミ金の被害者がヤミ金の取立人になる展開には、
    自分の予想していた犯人像ー私は妻を予想!-が揺らぎ出しました。
    真犯人はよく見ていいたら分かったはずのに、
    結局最後まで分からず仕舞で、やられたと心地よく思いました。
    4作目にして、やっと右京さんと神部さんが相棒らしく絡み始め、
    かつ脇も二人と奇妙なチームワーク?で廻りだしたので、
    私の好む「相棒」に戻ったようで嬉しかったです。
    何より右京さんが事件に絡むのは「特命」という設定は、
    案外故官房長のパロディのようで、物語の成熟を物語るのでは。
    ラストは二人の「花の里」の会話で締めるユーモアといい、
    これまでの快作だったけど、重く印象が強かった前3作は、
    本当のファンを選別するための高い高い仕切りだったような気がしました。
    来週は懐かしいゲスト?が登場し、亀山さんのことを話す様子。
    どんどんタブー(と思われていた)に接近するようで、
    怖く、かつ愉しみになりました。

  3. バーバラ愛望 さん

    「ライフライン」やりきれない話でした。やはり前シーズンの「ボーダーライン」を彷彿しながら見ていた人も多いのでしょうね。そんな、重たい空気の中、右京さんの超人的な計算シーンは、ユーモラスでした。また、神戸さんのセリフ「セットだと思ってください」とか、最後の場面で、たまきさん・・・花の里の話題など、ちょっと息抜きのような時間があってうれしかったです。それにしても、美和子さんに続き、たまきさんという女性レギュラーがいないのはさびしいです。あらたな女性レギュラーの登場など無いのかなあ・・・例えば、神戸さんの恋人?姉か妹、母でもいいけど・・・あっ、そうそう、片山雛子役の木村佳乃さんも無事ご出産され、ちょっと産休・育休でしょうか?何はともあれ、おめでとうございます。次回も楽しみです。

  4. tamacat さん

    “人は生きるために働くものなのに、仕事のために命を落とすなんておかしい。”

    上の文章は過労死に関する記事を読んでいたときに書いてあったものですが(一字一句正確じゃないと思いますが)、今回の「ライフライン」もそんな話でしたね。
    なにも、死ぬまで頑張ること、ないのに。
    帯川の娘は、尊と出会わなければ、ずっと自分を責めてたのかなぁ。それでも、父や母を恨まないだけ、いい娘だ。

  5. 北町奉行 さん

    前の「ボーダーライン」も、そうですが誇張はあっても、現実に即してますね。(多分)弱小企業の社長としては、どちらもノンフィクションと言われても納得できます。被害者の心情も真犯人の心情と「自分を見ているようで」のセリフに納得。銀行は税金で補填してもらっても、中小企業には貸さないからなぁ。某製紙業の社長みたいに百何億を博打に使えるのや某オリンパスみたいに何百(何千?)億の損失が出てもごまかせる会社だったら起こらない事件ですね。誰がこんな社会にしたんだろう。真面目に働いているものが馬鹿を見る。童話のキリギリスが得をする社会。内部留保金をしこたま抱え込んで、社員をリストラする会社。自国民には増税を強いて、朝鮮に金をばらまく日本って政治に恵まれた良い国だなぁ。
    話が逸れたついでに、殺人事件だから裁判員裁判になるはず。どう票決するのかな?私なら、執行猶予付けたいけど、殺人事件だから、無理だしなぁ。しばらく生きてたから、傷害致死で起訴してくれれば、つけれるのかな?

  6. 相棒初心者 さん

    ボーダーラインは、他殺に見せかけた自殺、今回は、自殺幇助のような他殺。
    3人の社長さん達を、つらくて見ていられませんでした。
    しっかりものの娘さんの演技に、少し救われました。

    個人的に興味深かったのは、普段何も考えずに使っている宅配便の裏に、
    たくさんの中小運送業者の存在があるってこと。
    車運転してる時「でかいトラック邪魔だなー」とか、思っちゃいけないですね。

  7. R さん

    最後にいくにつれて、見ているのが辛かったです。もう誰が被害者なのやら…身につまされます。
    やっぱり「ボーダーライン」を思いだしてる方が多いみたいですね。私も思いました。この社会の無常感ってどうにかできないのでしょうか…

  8. やも さん

    被害者の最後の時間までを丹念に追っていくうちに、次々と登場する人々――に突出して有名な俳優さんを使っていない(それでも犯人役の方はそうでもなかったかな…)、というあたりも前回の「ボーダーライン」と同じ手法でしたね。
    それにしても、シーズンはじめのに重くつらいテーマをいくつも持ってくるあたり、送り手の自信を感じます。

    この前も感じましたが、特命係って、ある意味なんだかんだと恵まれた環境の職場だ……。

    ところで、最近芹沢刑事の頭がきっちりとしているのは、やっぱり神戸君に対抗してるんでしょうか。
    なんだか、似てますよね、髪型。
    気がつかなかったけど、もう昨年あたりもこんな感じだったのかな。
    あと、組対のふたりが外にいるシーンがあると、なんだかうれしいです。

  9. 名無しのファン さん

    またまた、とてつもなく重い話でしたね・・・

    地味な俳優さんだけで、ここまでの話を作れるのは相棒だけだと思います。

    しかし、今期は苦しい話が多いですね。わざとでしょうか。。。
    どこかで、Wの悲喜劇のような話を入れてほしいです そして、輿水さんに短編を書いてもらいたいなー(ここしばらく、SPばっかなので)

  10. 美和子さん さん

    すみません、なかなかリアルタイムで見ることが出来ない
    情けない相棒ファンです。(他のチャンネルを見ているわけではないですよ!!)

    重い話でしたが、テンポもよく ミステリーとしてもまとまっていて
    見やすかったです。「逃げ水」は本当に容赦なく救いがたいものを
    突きつけてきましたが、今回の話は、ユーモアもあり、捜一トリオ、角田課長たちとの絡みもあって、ちょっと息抜きも出来ました。このバランスが
    相棒の魅力の一つではないかと思います。

    花の里のこと、神戸くん、知らなかったのですね。
    大学時代の恋人といい、たまきさんといい、神戸くんて
    もてそうなのに、いつのまにか女性に去られてしまうタイプ(笑)?!
    その点、右京さんも同じですね~。
    ナポリタンを食べながら、右京さんがどんな風にたまきさんのことを
    話したのか聞きたかったです!!

  11. スコッチ さん

    なんか皆さん「ボーダーライン」を回想されておられるみたいですが確かに近いものはありますね。あれは一人の青年が職に困り、住居、食事に困り、あげく悪事(犯罪)に手を染め、さらにどんどん追い込まれ最後には自決する最悪なパターンのストーリーでしたね。今回は会社を経営する立場の人間に焦点を合わせたストーリーでやはりどんどんと悪い方向に追い込まれて行ってしまうこれまた最悪なパターンの回でしたね。殺された帯川社長の奥さん、私は少しムカッとしました。亭主が死んだというのにお金の事ばかりで。仮にも好きで一緒になった男性ですよ、愛情と言うものは無いのかな?この奥さんには。そんなにお金お金と心配するなら自分がパートでもして働けよ!と思いました。ただ前回と違うところは、暗く重いままでは終わらないところですね。2課が人手不足だからと言うことで元2課所属だった右京さんが財務計算をさせられていましたが、単に計算するだけならば経理課の陣川くんでもよかったのでは?内村刑事部長も陣川くんよりは右京さんを信じて仕事を与えたのだろうか?それとも陣川くんの存在そのものを忘れていたとか?しかし右京さんの電卓の速打ちのスピード、あれはありえ無いですね。ゲーム機の速打ちやらパソコンのキーボードじゃあないんだから電卓のブラインドタッチってね~っ。しかもあの超人的スピードは(笑)。またその姿をボー然とながめてる捜一のお三方のあのア然顔は笑えます。それと私の大好きな角田課長の部下の大小コンビ(イタミンいわく助さん角さん)の活躍があったり、ラストの「花の里」ネタがあったりと今回は重く暗いままで終わらないところが前回の「ボーダーライン」よりかはいいですね。「花の里」の件を右京さんが神戸くんに言わなかったのは元女房の事なので他の男性には触れて欲しくない(特に神戸くんには)という右京さんのたまきさんに対する独占欲・未練・愛情みたいな色々な思いがあったのかも?神戸くんに対する嫉妬心も?「カナリアの娘」の回でも神戸くんは必用に右京さんにたまきさんの事を言ってましたし、空港でのたまきさんと神戸くんの握手シーンの時も右京さんは怪訝そうな顔をされてましたしね。あと「招かざる客」の回同様に今回も「君の好きなナポリタンでも食べながら」のフレーズで占めておられたのが何気に笑えました。

  12. 杉下 左京 さん

    疑問がひとつ・・・
    100円ショップの荷物はどこからどこまで運んだのでしょうか?

    細かいことが気になる僕の悪い癖(・・?

  13. ken さん

    我々が忘れてはいけないこの社会を支えている弱い人たちに向けられた視線、櫻井さんの脚本ということで、やはり「ボーダーライン」と対になる作品だと思います。
    また、決して社会問題提起に拘る余り、相棒の持ち味が疎かになってしまうようなことなく、むしろ組対5課の面々に見せ場があるなど、相棒レギュラー陣のキャラクターをフル活用してくれているところも、相棒ファンを満足させる作品だったと思います。
    相棒脚本陣の中で社会派作品を書かせたら随一の櫻井さんだけのことはある見応えのある作品でした。

  14. 重富穂奈美 さん

    Kenさん、おっしゃるとおりです。確かに社会性を描くシリーズはライフラインとボーダーラインですね〜複雑な思いが感じます。私も好きですこのシリーズ

  15. エンディミオン さん

    これはもう、どうコメントすべきか?
    色々と言いたい事はあれども、自分で整理が出来なかったので皆さんのコメントを見て決めようと思いました。
    人間の現実社会に最も起こり得るナイーブで、しかもディープなテーマをシャープに描き、私達に考えさせる事の天才・櫻井さんの最も得意とする作品ですね。
    「~ライン」がシリーズの前回の「ボーダーライン」よりかは少しは拝見しやすいように配慮なさったとは思います。
    バーバラ愛望さんの書かれているように、右京さんの超人的な電卓計算シーンとその後に続いての神戸くんの「セットだと思って下さい」発言、最後の「花の里」の消失の話題などで暗い雰囲気を少しはやわらげようと言うのは正解ですね。
    スコッチさんの言う通りに亭主が殺害されたのに真っ先にお金と今後の生活苦を心配する奥さんも確かにヒドイかな?
    まずはどうして亭主が殺害されたのか?とか悲しみに襲われると思いますが?
    会社を経営する立場の人間としては、経営困難な状況になるとまずは自分の家族の事よりも従業員達の今後の生活とかを心配されるのは当たり前ですね。
    仕方なく借金取りに身を転じなければいけなくなった帯川さんの立場は、観ていて本当に辛かったです。
    それから死を決意せざるを得なくなった心境も。
    とにかく暗く深く重いコメントし難い話でした。

  16. ske さん

    ボーダーラインよりまだ見やすい(失礼)ですが、やっぱり刺された時の「ありがとうございます」は…何度見ても…つらい。

  17. sonic さん

    かつての「ボーダーライン」を経営者の立場に置き換えたような作品ですが、不況下の資金繰り、帯川さんが生きるためとはいえ、同業者に冷や水を浴びせるかのような行為は、やりきれないものがあります。さらに、お金の事にしか関心がないような帯川さんの奥さん(郁美さん)をみると、帯川さんが不憫でなりません。
    ストーリーでもその真相に触れなかった、長岡市寺泊が宛先の画像データですが、寺泊が帯川さんの故郷との答えから、どこかですべてを清算して故郷に帰りたい、帯川さんの望郷の想いが強かったのかも知れません。
    悲しいお話の中、殺人事件解決より、闇金の不正をただす事を優先した右京さんの姿勢が、唯一の救いであったかもしれません。

  18. 金沢鵤 さん

    帯川社長が追いつめられていく様子は本当にseason9「ボーダーライン」での柴田さんを思い出します。

    自分の会社と社員や家族の生活を守るため、
    気づくとサラ金そしてヤミ金融にまで頼ることになり、
    そんなある日ひとりの社員が辞めて、
    金を借りるため取り立て係までやらされることになり、
    しかもその相手は同じ苦しみを味わっている同業者だったため殴られることになる。
    そしてついに心が完全に折れてしまった帯川社長。
    死にそうな思いで疲れはててしまったが自殺で保険金はおりない。
    別の同業者で経営に苦しむ青木社長に「殺してくれないかな?」と思わず頼んでしまう。

    青木社長の心情としては、その苦しむ帯川社長の姿がまるで自分を見ているようで「楽にしてあげたい」という強い気持ちから思わず背後からカッターナイフで刺してしまう
    という一連のシーンは本当にやりきれない思いがあり、

    帯川社長の「ありがとうございます」やカッターナイフについた青木社長の指紋を消して息をひきとるところもまた言葉にならない。

    経営者たちの苦しみがどれほどのものなのかとても思い知らされる暗く重い残酷なエピソードです。

    また
    相当おいつめらていて夫の死よりも泣き叫びながら借金や生活の心配をしていた奥さん

    父親の異変に気づいていて心配していた娘さん

    突如辞めた会社の仕事が自分に回ってきたことなど複雑な心境を話す社員

    帯川社長と会社のことが本当に好きだと語った社員

    などさまざまな人物に焦点を当てているのもより現実味を出していると思います。

  19. 重富穂奈美 さん

    久しぶりにseaon10のサブタイトルがライフラインの再放送をしてくれました。仕事と家族生活を支えてくれた人がいなくなってしまうと残りの人生がどうなるか、とても不安な気持ちになります。仕事が大好きでいても、それが、自分1人で抱えてしまうことがあっても、頭から離れられないという切ない気持ちになります。右京さんが財務分析をしていたシーンでは、すごく良かったと思う。次回再放送はseaon11の同窓会になります。

  20. かみたぼく さん

    「相棒初心者さん」がおっしゃるとおり、3人の社長さんをつらくて見ていられないという気持ちになりました。帯川が故郷・新潟宛の宅配便配送票を、携帯電話で撮影した気持ちが痛いほどわかります。つらくてたまらなくて故郷に帰りたい。写真があってもどうにもならないのだけれど、心が少しだけ温かくなる。そうなんです。故郷を離れて暮らしているとそういう気持ちになることがあるのです。 そして青山勝演じる社長が「帯川社長の姿がまるで自分を見ているようで、楽にしてやりたかった」と言ったのは、論理としては破綻しているかもしれないけれど胸に迫ってきました。社長3人、名演だったと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

コメントをお寄せいただく場合のお願い (2015.10 改定)

  • こちらは各ストーリーの感想を書き込むための掲示板です。トラブル防止のため、毎回同じハンドルネームでなるべく各話1人1回の投稿で感想をまとめていただくようお願いします。直接ストーリーに関係のないコメント、特定の方への私信、雑談は掲示板でお願いします。後から感想を読む方のための情報整理に御協力ください。
  • 読んだ方々の気分を害したり、内容と関係のないコメントなど管理人が不適切と判断したコメントは削除し、場合によってはアクセス制限をさせていただく場合があります。スパムや明らかに荒らし目的の書き込みと思われる場合は、管理人が確認して削除いたしますので返信せず無視してください。
  • スパムフィルタによりコメントの公開が保留される場合があります。(何度も投稿せずにお待ちください。)

細かいことを言いましたが、当サイトへのコメントは大歓迎です。初めての方もお気軽にお書込みください。

TELASA for Prime Videoで見る

Ropping(ロッピング)で相棒グッズを購入

  • 相棒 クリアファイル(season15)
    ¥330
  • 相棒 クリアファイル(season21)
    ¥400
  • 相棒 ゴルフマーカー
    ¥1,650
  • 相棒 ストラップ(season12)
    ¥770
  • 相棒 ストラップ(本革)
    ¥891
  • 相棒 ハンドタオル (ピアノ)
    ¥880
  • 相棒 ポストカードセット(season18)
    ¥770
  • 相棒 マイクロファイバークロス(season17)
    ¥990
  • 相棒 右京ネクタイ(うさぎ)
    ¥9,219
  • 相棒 角田課長の「ひまかップ」
    ¥1,257
  • 相棒 甲斐享 メタルマグネット
    ¥990
  • 相棒 手ぬぐい
    ¥1,100
Ropping(ロッピング)

相棒 シーズン作品一覧

相棒 シーズン一覧