脚本:守口悠介 監督:橋本一
ゲスト:佐川満男 比留間由哲
通り魔事件の瞬間をスクープしたカメラマンが殺害された。
週刊誌に通り魔犯の顔写真が掲載されたため通り魔がカメラマンに復讐したのか?
捜査一課が通り魔の行方を必死に追う中、遺留品のカメラを見ていた右京は写真がいくつか消去されていることに気づき…。
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あの写真が出た瞬間,号泣してしまいました。
本当にいい写真でしたね。
久し振りにあんなに感動しました。
また書いてほしいです。
深い話でしたね。
今回のテーマって、<手を差し伸べる>みたいなことなのでしょうか。
誰も助けられないというカメラマンの思い、もしかして最初の傍観者の話も、そんなテーマが関係しているのかも…
考えすぎかもしれませんが。
個人的に、今期一番の出来でした。
時系列がメチャクチャ。シーズン10はちょっとヤバいね。
とてもよいお話なのですが…すみません、「相棒」だからこそ点が辛くなってしまいます。
見てるひとをミスリードするために、やたらと偶然を重ねたり、
(被害者がたまたま事件現場にいあわせて写真を撮ったら、そこにたまたま被害者に殺意を抱く人物の自転車があって、たまたま被害者の古い友人も通りかかって、しかもそれがその友人のストーカーしている相手の家の近くで…)
右京さんの推理も、ちょと、あれ? ってところもあるし…これって、まちがった推理をしてある人物を推定したら、たまたままったくべつの理由でその人物が犯人だったってことですよね。
たしかに、じぶんの自転車が写真にうつっていたからこそ、殺人実行を決心したわけでしょうが…うーん。
さらに、〝うその回想シーン〟をふたつも挿入したり……こういうよけいなことをしないで、もっとシンプルにまとめてくれたほうがずっと感動できた気がします。
そのくせ、そういう部分をおいておいてじゅうぶん楽しめちゃうわけなんですが。
おもしろかったところといえば、右京さんの米沢氏への「ありがとう」と、特命係ふたりの角田課長への「おはようございます」。みょうにジツがこもってない感じが日常っぽくてクスリとしてしまいました。
今回は本当に良かったです。
やるせない話でしたが、心に残りました。
相棒は色々と考えさせられる作品が多いですね。
面白かったです
社会風刺が効いていたけど推理物としても上等
非常にテンポ良く、視聴者を引っ張っていた
そして最後はきれいに締めくくりましたね
実に相棒らしい。昔の相棒をかんじさせました
とても面白かったです。
私も最後の写真で号泣してしまいました。
被害者の報道写真に対する思いと、加害者の亡くなった人への思いとが、
不幸な形でぶつかってしまったんですね。
あっさり真犯人に行きついてしまったので、
「あれ?」と思っていたら、
今回は「動機」を求める話だったのですね。
暴行の被害者も、カメラマンも、真犯人も、
それぞれ真摯に生きていながら、
芯のところでは交われず、
言葉足らずを誤解されて、
悲劇的な交錯をしてしまった構図を意図したのでしょうか?
まるで右京さんと神部さんの関係のコピーのような気がします。
二人が真の「相棒」になれるかが、今後の展開なんでしょうね。
路上で倒れている人がいて、あんなにまで気付かずに…気付かないふりだとしても、いられるものでしょうか。物凄く違和感を感じました。
駆け寄ったり、救護活動をしないまでも、遠巻きに事態を見守ったりしませんかねぇ。なぜ、真横をスタスタ素通りできるのか、なぜ人垣ができないのか、不思議でした。
最後の写真は良かったですね。写真の持つ力を改めて知りました。
最後の写真は本当に素晴らしかったのですが、それ以前でどうも
引っかかってしまうことが多く、私には苦手な話でした。
みなぞうさんが書いておられますが、最初の部分からどうしても
違和感があって...。
何と理由をつけられても、ナイフを持って歩いている男が
人を刺すところを写真で撮り続けたり、自殺しようとしている現場を撮って
公表したりすること自体、嫌悪感が先に立ってしまってダメでした。
あのカメラマンがそういうタイプのままなら何とも思わなかったのですが
”本当の思いは違った””伝えたいことがあった”などと言われても、
ちょっと....。 それに、あの犯人も、いくら理由があったとしても
警察官でありながら殺人を犯し、自首もしないなんて
そんなタイプの人には思えない。
以前、神戸くんが「~でこんなことしますかね。さっぱり分からないな」と言っていましたが、そんな感じがしました。
たしかに生前に笑顔は素敵でした
でも、それが撮られた情況は、盗みドリで・・・気持ち悪くでだめです。
そんな写真を公の場に出すこと自体反対です
カメラマンのあり方にも疑問を投げかけ、それでも殺人は絶対にしてはならない
そういうラストだったら、納得したかもしれません
この作品、昨年の再放送でも観れなかった一つです。
初見でどんな内容か期待していましたが、残念回ですね。
先の方が書かれていましたが、路上でいきなり人が不審者に刺殺されたのに、「傍観者効果」ですか?まったく無関心でスルーする人たちや、近くでそれをスクープするカメラマンってこんなシチュエーション、あり得ますか?
あまりにヒドくて絶句しました。
そのカメラマンの有沢さんが殺害されましたが、他にも女性の飛び降り自殺写真など公表して展示会を開こうとしていたとはヒド過ぎですね。
その投身自殺した佳苗さんに最後まで寄り添い、立ち直らせようとした交番相談員の谷川さんの心中は理解できて同情できますね。
あんな写真を公表展示されるとわかれば、有沢さんを殺害してでも佳苗さんを守ろうと考えた谷川さん、最もだと思います。
しかし、後になって有沢さんが伝えたかったのはそうじゃなく、谷川さん自身の少女とのふれあいの構図だったなんて言われても、正直に無理やり感がありすぎて苦しいですね。あのままで終わればまだしも、悪人を善人に無理やりさせたみたいでまた無理やり良い話に持って行こうとした感じがして残念な感じでした。
無差別に人を殺すのはよくないけど、写真としてはきれいです(≧∇≦)私の家族はカメラを持っているので、いろいろなものを見て撮っています。自然のもの、外の景色を眺めて撮っています。写真を撮るのは私の趣味である。
久しぶりに本日再放送で鑑賞しました。
内容は解っていても最後のシーンは何度鑑賞しても
熱くなるものがあります。
あの事件の元ネタはある国の駐車場で子供が・・・
ですよね?
お言葉ですが(笑)この事件の元ネタは、もう何十年も前のアイドル女性の自殺事件だと私は思っていました。
このドラマと同じ位の年頃の女の子がこのドラマと同じ方法で亡くなって、警察が来る前にこのドラマと同じく現場の写真を撮られてスクープ誌に掲載されてしまったのです。その雑誌名が「フォーカス」でした。(今は廃刊になっています)
当時私は子供というほどでもなく社会の事も少々わかってきた年頃だったので、大変なショックでした。今思い返しても、本当に腹立たしいです。
理由はどうあれゲスなカメラマンを糾弾するならともかく、擁護するなんて。当時の現実とつい混同して見てしまうので、許しがたいです。文字通り、フォーカス・ピントがずれてると思いました。
神戸くんが「(被害者となったカメラマンの)遺体の写真が展示されたら、彼自身はどう思うんでしょう」というような事を言っていましたが、その感覚だけが真っ当に感じました。最後にも神戸くんに、それでもやっぱり自分はこの写真は嫌いだ、と言ってほしかったです。
でも、組モノの一部だけ取り上げられて、違う意図で使われる悔しさはわかるんですよね。当時はまだネットで気軽に作品発表するのは珍しい時代でしたから。
相棒において、最後になって突然いい話ぽくなる違和感を感じた最初の回、だったと記憶しています。私の感じでは、ですけど。
コルディッツさんがおっしゃるように、本作は動機を探るお話だったと思います。
容疑者の谷川さんは、自殺した佳苗さんとかつて親交があった。その佳苗さんの死を写真展にて、彼女の名誉をこれ以上傷つけて欲しくなかった。
殺害された有沢さんは、写真は刺激の強い箇所だけが週刊誌で取り上げられる。しかし、事件当時者の日常、血の通った人間観もこの機会に併せて拝見いただきたかった。もし有沢さんが、佳苗さんの4枚組写真を、事前に谷川さんだけに拝見させていたなら、誤解は解けたのかも知れません(最も、ポスターは佳苗さんの最期だったのですから)。
あまり見たくないシーンが多かったですが、元警察官で交番相談員の谷川さんが、佳苗さんに長い間親しく寄り添い、心の支えになっていた所が、配役の佐川満男さん(この時は、トレードマークの髭を剃られていたのですね)の好演もありよかったです。
お前も助けないで写真撮ってる癖に、なんで通り過ぎる人達を問題視する!みたいな方向性に持っていけんの?と不思議に思いました
いやいや、お前も同罪やん?いや、事態を完全に把握しながらも傍観して写真撮ってるお前の方が最悪やん?と
なんだろ、この偽悪ぶってるだけって体の偽善者カメラマン。このタイプの人間、二次元でも三次元でも一番嫌いですね
集団心理による傍観者効果の描き方はいろいろと調べてみるとかなりリアルなもののようですね。
人間のダメなところや弱い部分をひたすら見せつけているように思える内容で興味深いものはありますが、
話の進め方がやや強引に感じたり、
全体的に嫌になるぐらい重苦しい雰囲気ということもあってあまり好きなエピソードではないですね。
報道カメラマンである有沢さんも彼なりにすごく苦しんでいたのでしょうが「もう少し何とかならなかったのかな?」という言動ばかりで同情したいけどどうしても出来ないというか。
自殺を図るほどに追いつめられた佳苗さんと
交番相談員である谷川さんが泣き崩れる姿は
本当に心が痛くて後味が悪い。
彼らのような人たちを少しでも多く救うにはどんな行動を起こせば良いのか?
とても考えさせられます。
再放送見ましたが、胸クソ悪い回でしたね。
カメラマンは傍観者を撮りたかったとはいえ、被害者の女性が苦しんでる姿を顔出しで掲載してる時点で良い人扱いはおかしいと思うし、谷川も最後泣き崩れて殺した事を後悔してるような様子も何だかなって思いました。
それならいっそ悪徳カメラマンにした方がマシでした。
なんにせよ最初に刺された被害者が通り魔に襲われた挙句、顔出しで苦しんでる姿を全国に晒されて二度も殺されたも同然だから気の毒です。
犯人の心情は理解できます。
しかし自首をしない時点で結局我が身が一番可愛いのかな、と冷めてしまいました。
カメラマンもポスターをあれにしておいて実は伝えたかったのは違うことだ、と言われても。
あのポスターにしたのは集客を見込んでですよね。
最後の写真にしておけばそのほうが意図は示せたのでは?
誰も彼もいい人ぶっていて気持ち悪い回でした。
久しぶりに再放送を見ました。
傍観者効果については結構現実的な描写なのではないかと思います。ドラマだと刺す瞬間に効果音がついてるから刺されたんだってわかりやすいけど、現実だと女の人が突然倒れた、体調悪いのかな、それとも何か事件かな、くらいの感覚だと思います。
本作は推理の面で粗がある感じは否めないけど、それを上回るメッセージ性があるので好きです。ファインダー越しに対象を狙うことに伴う、カメラマンと対象者の非対称な関係性、カメラを向けることの暴力性を浮かび上がらせていると思います。カメラマンの傍観者、それどころか加害者としての立ち位置に悩み苦しむものの、カメラマンとして表現し続けることが大事だと決心したであろう過程も良かったです。だからこそ自腹で写真展を開くことで元警官の人にも理解してもらいたいと思っていたのだと思うし、殺害されたことの悲劇性が際立っていました。
表現や報道に関わる人は程度の差こそあれこのカメラマンのようなジレンマに悩みながらも報道する必要性や意味を見つけていくのだと思います。対象者の尊厳を傷つける写真であっても、その写真がなければ、そこに起きた悲劇が無かったことにされてしまうという焦りがあのような写真を撮らせたのだと思います。あの自殺の瞬間の写真が無ければ、彼女の死がなかったことにされてしまうと考えたのだと思います。
カメラの映像は結局誰が何のために消したの?
脚本家さん書いてるあいだに完全にこのこと忘れてるよね?
佐川さんの笑顔やちょっとした表情にひきこまれました。
亡くなられたことをしり、あの優しい笑顔はもう見れないのだとさびしい思いです、ご冥福をお祈り申し上げます。
この回に出られた佐川満男さんが他界されました。
心より御冥福をお祈り致します。