ゲスト:大和田美帆 大路恵美
脚本:神森万里江 監督:片山修
ある夜、亘(反町隆史)は、思い詰めた表情で橋の上にたたずむ女性に声を掛けるが、女性はすげなく立ち去る。数日後、橋本美由紀(大路恵美)というその女性がビルから転落死する事件が発生。警察は自殺と判断するが、右京(水谷豊)は遺体の状況に不審を覚え、彼女の死に責任を感じている亘と共に調べ始める。
Season17 第13話 「10億分の1」
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最先端の社会問題を扱っている割にはノリがまんま昭和の刑事ドラマという感じでした。
フリマアプリによって生まれる人間関係と、それを悪用しようとする犯罪組織というのは面白い着眼点ですが、ヤクザに拉致されたりそれを刑事が単身助けに行ったりすると急に昭和のニオイがしてきます。
というか最初雑魚設定だった冠城くん、最近強くなりすぎでしょ。場数を踏んで強くなったということかもしれないけど。
あと毎回恒例の序盤に描かれる真犯人へのヒントですが、今回はちょっと露骨すぎて視聴者全員が気付いてしまう気がします。もう少しさりげなく描いたらいいのに。
なんというか今回はテーマはいいのにそれを活かしきれなかった感じが全体的に漂っていました。
みんな寂しいですね。
フリマアプリ、そういう側面もあるんだ、と思いました。
人と人とのつながり、それは、10億分の1かどうかは、わかりませんが、大切なものです。
僕も、スマホがなるのは、ほぼ、ニュースです。
たった1人の存在を除いては。
僕も、『手にしたものの、ありがたみ』忘れないようにしたいものです。
今回はネット社会を使った内容で、とてもいい勉強になりました。プリマアプリで、日常生活に必要なものを使っていたのが、1番びっくりしました⁉️それを犯罪組織が悪用して、さらに犯罪に使われたことが、1番衝撃的でした。私は最初、伊丹さんがおっしゃった言葉が、被害者が、どこで暮らしていたか?と言ったときは、私の考えでは路上生活だと思った⭐️それがまさかのネットカフェだったのが、1番びっくりしました次回の相棒も楽しみ。
神森さんの脚本、以前の「辞書の神様」よりかは今回は良かったですよ。
フリマアプリを利用した裏取り引き犯罪の罠、なかなか見応えがあって面白かったです。
美由紀さんの転落死はだいきくんを守ろうとしての事故死とは思わなかったので、最後のその真相には衝撃的でちょっと涙が出ました。
フリマアプリを使って知り合いになれた事が「10億分の1の出会い」って成る程とも思えました。
悲しい話ではあるものの、今回は良かったですね。
窓際にだいきくんを座らせたバカな配達員さんには憤りを感じましたが。
今回は五課の活躍(特に小松さん)の出番も見れましたし、青木君も充分な見所がありましたし、亘ちゃんの犯人グループとの格闘シーンも見れましたし、本当に面白かったです。
評価は5にします。
来週は根本ノンジさんの脚本、片山修さんの監督、
タイトル「そして妻が消えた」、
ゲストは宮川一郎太さん、東風万智子さんですね。
東風万智子さんは「右京、風邪をひく」回以来の2回目ですね。
来週も楽しみです。
最後に被害者が何かを抱くようにして死んでいた謎が明かされる部分は、伏線もあり良かったと思います。
現代を象徴するような人との繋がりが希薄な部分もきちんと描かれ、良かったと思います。
子連れ親が抱える心の機敏の扱いに、これは女性の脚本かな、と思ったらやはりでした。
ほのかに「ボーダーライン」に似た印象も抱きつつ、犯人は目星がつく程度にしておきながらも
どう繋がるのかを想像させる余地もあり、本筋ともいえる女性二人の関係を結ぶフリマアプリの
仕組みやネットカフェの件はリアリティあり、いつのまにか定着しているいくつもの社会の闇が
垣間見えた気がして、その描き方に圧巻。うまいなぁ、と何度もつぶやきながら見てました。
脚本の神森さん、名前覚えました。にしても今シリーズすごいわー。
こんなに毎回違う脚本家さんで毎回わいやわいや楽しめる作品、改めて相棒すごいです。
科捜研1年ぶっ通しでやるのもかなり楽しみだけど、相棒はこの冬時期だけでも十分です(笑)。
10億分の一じゃないよね。出品してる人は多数出品してるから実際は数百万分の一~数万分の一じゃないの?
買う人も重複してるしもっと確率高いかも? 私もヤフオク出してるけど委託品(付き合いでしてるから手数料もらえない><)含めて月20以上出してるし何年で10億か知らないけどね。数学的におかしいよね。
ってタイトルの疑問はさておき、最近、ん?っていうのが増えたな。因みにこんなアルバイトあればしたいかも^^ 発送もすべて依頼者任せで出品だけなら。発送とかものすごく手間かかるし。紹介よろしくね^^って現実はそんなに甘くないか;;
面白かったですけど、飲み込んだボタンって割と簡単に排出されちゃいそうですけどね、ちょっと気になりました。それと子供を庇って〜という真相は悪くなかったですけど、ちょっと無傷なのは無理があるような気もしました。でも全体としては悪くなかったと思います。所謂現代社会的な事件でその点は良かったかな。でもまあ、最後にひとつだけさんの言うように、冠城くんが強くなりすぎなのには笑いを禁じ得ません。
来週は根本脚本ですね。出色の出来という感じでは過去二作はないので、傑作を期待したいと思います。
おもしろかったです。寂しさ、人恋しさから始まって、それが満たされると嫉妬が出てくる、どんどん欲張りになっていくのが人の性というものなんでしょう。友達ができてよかった、というところで止められればどんなによかったことかね。この女性2人にはほんとに幸せになってほしかったです。
大路恵美が印象的でした。剣客商売の三冬があまりに強烈すぎたんですけど、そのせいでか、この話を見ていても、三冬が現代に生きてたらこんなふうだったかしらんなどと想像しちゃいましたねえ。
日常に潜む犯罪っていうのが相棒らしくて、楽しく見れました。
ご都合展開が目立ったのが残念かな。
そもそも人とのつながりに飢えてるならSNSの方が売り物を用意しなくていい分お手軽だし人とつながるのも簡単では?と突っ込むのは野暮だろうか…。
使い方次第、使う人次第。昨今の文明の利器に限った話ではありませんが、どれほど安全なシステムでも悪意があれば抜け道は探し出せる、逆にどれほど危険な状況でも善意があれば守れるものがあるのかも知れませんね。
袴田さんに続きレベル4以来の大路さん。今回は好対照とも言える役柄でしたが、目標に向かって躊躇なく真っ直ぐ突き進む性質はよく似てる…彼女の代表作のひとつ剣客商売の三冬役もですが、これらに共通する迷いのない瞳は、女優・大路恵美の最大の魅力だと思います。
浅いなー…と。
ドラマが時代を写す鏡なら、浅い時代なのかなー…と。
それしか感じませんでした。
配達員の取れたボタンと赤いシミを露骨にアップで映し出すことで、どう繋がっていくのかな?と推理に方向付けになりました。 ただ、ちょっと露骨すぎたかな、とも。
冠城君は最近強くなりすぎですよね。
素質があって場数慣れしたのか? それとも警察学校の訓練ってそんなに効果あるものでしょうか?
それなら右京さん「君、弱いですね」を撤回してあげて下さいよ。
暖房の効いている場所で働くための制服を着ている女性を、そのまま屋外の駐車場へ連れ出し長話をするというのは、何と配慮の無い事か、と思いました。
右京さんと冠城君はコートまで着込んでいて寒くなかったかもしれませんが、見ていて腹が立ちました。
風邪ひかすつもりかって。
右京さんはともかく、冠城君は(特に女性に対して)そういう事には配慮できる人かと思っていたためがっかりでした。
テーマとしては考えさせられるものでした。
ただ、そんなうまい話はない。
でも、わかっていても飛びついてしまう気持ちも分かります。
ただ、抜け出せない時の恐ろしさは、始める時は考えもしないでしょう。
最後の「子供をかばった」という奇跡が救いでした。
昨夜は帰宅時間が遅く、深夜に録画を見て、皆さんのコメントを読んでからの投稿になります。
皆さんがご指摘の突っ込みどころもわかりますが、私は良かった印象です。
女性脚本家らしい目線でシングルマザーや孤独な生活をしている女性の苦悩や葛藤が描かれていたと思います。
あの配達員がどんな風に関わってて、何があったかが明かされる部分も良かったです。
先に大機君が落ちてるのをキャッチして後ろ向きで落ちるって神業は目をつぶることにしました。
冠城がなんだか強すぎとの指摘がありましたが、私の解釈というか考えは元々から身体能力が高いけどがむしゃらにスポーツやらない、でもやれば結構できるみたいなタイプなのかなと。
それが警察学校で必須科目の柔道、剣道、逮捕術をやったり、場数を踏んでいく中でスキルアップしたのだと思います。
冠城がそれをやってる描写は劇中には一切ありませんが、警察官の方々は勤務の他に柔道や剣道、逮捕術を訓練や研修などで日々鍛え上げているようです。
話を戻しますが、確かに「ボーダーライン」を思わせる部分もあり、そこに孤独なシングルマザーですから切なかったです。
様々なドラマを監督されてる片山修さんの演出も悪くなかったですね。
今期まだ徳永さん、池上さんがまだなのがちょっと心配。
陣川の捜査2課としての登場もまだだし。
とりあえずは次回も面白いといいな~と思ってます。
すでに少なくない人が指摘されましたが冠城が強くなりすぎた。私は早々に逆襲食らうだろうと思い、もっと早く応援が来るとばかり思っていました。ここは制作者の方、早急に処理願います。
それと「ボーダーライン」に似た印象で、特にビルから落下するシーンでそう思いました。
悲しすぎて涙も出ません。
アベノミクスのウソが小学生にでもバレてしまった今、まともに子供一人も育てらない母親の存在。
青山というブランドを守るためにこどもの一時待機所建設に反対する「同じ」母親。
2020年東京パラリンピックオリンピック建設ラッシュで年末、故郷にも帰るのもままならない建設労働者。
ゆがんでます。
シンプルな作品だったためか、登場人物の事、事件の真相がわかりやすく、本作をじっくり拝見できよかったと思います。
橋本美由紀さんの死の真相、絢子さんの子供を守る気持ちと奇跡的な救出劇がいいですね。
ネット社会の闇、フリマアプリが組織犯罪のアイテムになっている事に驚きました。そんな中での青木さんのアシストに感心しました。
ただ、宅配便の配達員の胸ポケットのボタンが取れているところから、事件関係者と分かるのが残念ですが。
ラストの、暇課長の頼み事を嫌って立ち去る右京さんと冠城さんが面白かったです。
作中気になった事をひとつ、宅配便の軽ワゴン車が、消防水利(消火活動用の水槽、水源がある)の直近に駐車していましたが、駐車違反になるのでは?右京さんも触れていませんが。
子供が落ちて(そもそも配達員のおっさんもそうだけど、子供を床じゃなく不安定な縁に座らせるか?)、それを追って飛び込んで落下中にキャッチ、自分が下敷きになって子供をかばう形で地面に、、、。
そして子供は無傷で、自分で部屋に戻る、、、。
えーーーーっと、あり得ないです。
真面目かっ、と言われそうですが、あり得ないのでダメです。
小さな会話ですら喜ぶ気持ち、けっこう主婦の実感としてわかる部分がありました
シングルだとホントドラマの通りなのかも知れない、とまで感情移入。
シバタって名前、、ボーダーラインですよね?それに
ミユキとダイキって、カイト君が交番巡査のときに凄い可愛そうだった登場人物と同じ!、偶然ではないのでは。
なんか優しい祈りを感じたり。。。
「顔」のときの無言の演技が素晴らしかった笠原さん再登場でうれしかった。
あと、配達員の石住昭彦さんんk演技が素敵とおもいました。
それなりにまとまってはいるのですが、『遺留捜査』っぽい( ̄ー ̄)
それはさておき、この脚本家の人はもう少し細部にこだわって何本か書いたら良くなりそうですね。
今はまだネタを詰め込んで尺を稼いでる感じですけど、もう少しネタを精査して絞ってその分キャラクターを描き込んで、見てる側の思い入れをコントロールできるようになれば、グッと感動できるストーリーも作れるかもしれません。岩下悠子さん的なポジションになってくれたらいいのですが。
でも別の方が書いてますが、子供を空中キャッチで無傷ってのがホントテキトーなマンガ(マンガ全般の事ではない)みたいで、ガックリしました。
これは脚本と言うより演出の問題ですかね。
助けた子供をうまくキャッチして背中から落ちた、はともかく、子供が地面に降りて歩き出していったのなら彼女の手はあの位置を維持できません。
ロカールの法則で右京さんは真実を見つけ出しているのに。
作業服の赤色クレヨンの汚れとボタンがないって。
それなのに、彼女が子供を抱えた証はあの手の位置でしか説明がつかないと?
フリマアプリを利用した犯罪
今の時代、こういう事件も起こり得るという事ですね
フィクションとは言え怖いです。
今日の新聞に、未承認の海外製避妊薬を無許可で販売して逮捕される、といった記事が掲載されてたが、その販売方法として、ツイッターで宣伝→希望者にはフリマアプリでダミー商品の腕時計を購入するように指示していたらしい。
すでにフリマアプリを使った無許可売買が横行しているみたいですね…
うーん。さすがに落ちた子供が無傷でしかも自力で部屋に戻ったというのは、まだ歩けないあの子には無理でしょう。そこで一気に興ざめしてしまいました。大路さんには思い入れがあるのでこのストーリーはとても残念です。
なるほど「辞書の神様」の人が脚本でしたか。思い返すと納得です。人を慮れる人と蔑ろにしてしまう人をきちんと描く感じに既視感を抱いていました。
この話を犯人当てと捉えるとやはり拍子抜けの感は否めませんが、何が起きたか(不自然な姿勢で落花した謎)を解いていくお話と捉えると「やられた!」と心の底から思えました。
願わくは、ストーリー展開、冠城君の超人感などの点を克服して、磨きのかかったお話を見てみたいです。
配達員のシャツのボタンはあまりに思わせぶりで見え見え。
子供がエレベータに乗って元の部屋に戻れるか?
そもそも背の高さから考えてエレベータのボタンを押せるか?
それにあんなことがあったらいくら何でも母親に伝えるだろう。
まあ社会派の「相棒」らしいテーマではあったんだけど。
フリマアプリの闇の部分が見られて興味深かっただけに、惜しいなあ。
いつも皆さんのコメント楽しく拝見しております。
今回どうしても気になってしまい、初めてコメントさせていただきます。
私は現在3歳と0歳の子を育児中ですが、この話の子ども(大樹くん)の行動がおかしすぎて…。
まず見た目がかなり大きい(3歳ぐらい?)なのに抱っこ紐で抱っこしてることに違和感。
例えば2歳だとしても、何でも食べてしまうような時期はもう終わってるんじゃないかと。。
そして人質に取られた上、窓から落ちるという衝撃体験をしているにも関わらず、そのことについて何も語らないのも変!
仮に見た目が大きすぎるだけで1歳だとしたら、自分の足で部屋に帰れるわけがない。(話戻りますが、自分で部屋まで歩けるぐらいならもう抱っこ紐使わないでしょう…)
なんかとにかく子どもの扱いがご都合主義すぎました。この脚本の方、お子さんいないのでは?
あと、他の方もおっしゃってたように10億分の1というのもかっこよく言ったつもりかもしれませんが、実際は一人でいくつも出品してるので10億分の1ではないし…。
私もフリマアプリ利用してますが、フリマアプリの中で交流するのも有り得ないような。
以前、科捜研でフリマアプリが出てくる話があったと思いますが、そちらはしっかりメ〇カリっぽ下さい作られていたような気がします。
今シーズンの3話「辞書の神様」に引き続いて、脚本を書いた神森さんからの相棒リスペクトを感じられました。
昔のエピソードを思い出すテイストで後味悪く、フリマアプリという新しい存在が出てきて、相棒らしい話でした。冠城くんもかっこよかったし、大路恵美さんも魅力的でした。
ただNaSoさんの言う通り、子供の描写が違和感だらけなのと、
大和田美帆さん演じる中野さんを中心に展開しすぎて大路恵美さん演じる橋本さんがどういう人物なのか描写があまりなかったところが惜しいと感じました。
でも個人的に神森万里江さんには、もっと相棒の脚本を書いてもらいたいです。いつか神回を生み出してくれるような気がします。
気になったポイント 冠城くんの男気
冠城くんの無敵ぶり
冠城くんの家路(?)
小松刑事の本格的な取り調べ
お父さんの大和田獏さんは反町相棒の第1作になる「フランケンシュタインの告白」にも出てましたよね、その娘の美帆さんが演じてる中野絢子が子どもそっちのけでフリマに熱中してたのが事実上ではあるけど今回の事件の発端で、挙げ句誘拐までされてと(ただ、母親の前では誘拐されてない)。
その親友の大路恵美さん演じる橋本美由紀も犯人によって殺されたも同然と、フリマの闇というものがいかに恐ろしいものかということを思い知らされた回でもありましたね。
意外だったのが、幸子もフリマをやってるんだということ。女性ってそういうのにハマる質なんでしょうか。
歩ける子どもを抱っこひもで移動するのはあり得なくもないですが、子どもを預かる場所が保育者無しの休憩室の一角だというのはあまりにも酷い。
もちろん、保育室とは名ばかりのズサンな状況下でも働けないよりかはマシ、というブラック職場環境もあるにはあるのでしょう。
とはいえみなさんがご指摘のように幼い子どもがビルの(何階かは確認不足ですが)上位階までもどれるのかには推理を越える設定でしかなく、ただただあっけにとられました。
ボタンを戻すタイミングや、胸ポケットまわりのヒントをあからさまに映すなどコアなファンが存在する相棒らしからぬ演出だったかと。
ストーリーは良いものだと感じたがゆえに、もう少しのことろが本当に残念です。
あんまり小さな子役さんは(安全性の観点で?)採用できなかったのかなぁとも感じました。
実写の難しさでしょうね。
ネットカフェ難民ようするに現代のホームレスである女性が一見では普通の人に見えていたのはけっこうリアルで注目するべき視点じゃないでしょうか。
フリマアプリによって優越感や他人との繋がり、嫉妬、友情などを感じている人がいるというのも実に興味ぶかく今の時代を反映しているようで悪くなかったです。
冠城くんが右京さんに「僕らも10億分の1の出会いかもしれないでしょう~」と話しかけたのも二人の距離感が確実に縮まっているのだと微笑ましい気持ちになりました。大和田美帆さんが出演しているのもそういえばこれだったな。
ただ先に言われているようにやっぱり幼い子供の行動がそのときどきによってまるで別人みたいでリアリティーの欠片もなかったのが唯一のマイナス。
ダークナイトに匹敵するトラウマ 2
子供は完全に窓から落ちたにもかかわらず空中で捕まえてしかも自分が下になって助けたという演出はかなり苦しいと思います。こちらの行為こそ「10億分の1」の確率では?
そんな不可能に近い設定にしなくとも窓から落ちる直前に捕まえたものの走り寄ったために勢い余って落下したという設定では駄目だったのでしょうか?
中野絢子には同情すべき点があるものの、自分が犯罪に加担していることに気がついた後も犯罪行為止めなかったばかりか美由紀を犯罪に巻き込んだにもかかわらず、右京はえらく優しいですね。
再コメント。
杉下右京の個性: 8/10
冠城亘の個性: 8/10
その他キャラ: 8/10
小ネタ: 7/10
題材: 8/10
セリフ: 8/10
構成・テンポ: 8/10
カット・撮影: 8/10
音楽の使い方: 8/10
ストーリー: 8/10
総合: 79/100
孤独な女性二人の友情物語にしたかったのかな?
それぞれの背景とか、二人の関係性とかついての描写が少なくて、わかりづらかったけど。
いろいろ詰め込みすぎっていうか、全体の構図が複雑なので、尺の問題かもね。
友情とは言ったものの、、、
美由紀は絢子からの手紙を大事に持っていたり、命懸けでダイキ君を助けたりしたのに対し、
絢子は、美由紀に嫉妬して、悪い道に引きずり込む。
完全に片想いじゃねーか。
にもかかわらず、エンディングでの右京と冠城は、絢子に優しい言葉をかけている。
無理矢理イイハナシにしちゃったことに違和感があるなあ。
無理矢理と言えば、美由紀がダイブしてダイキ君を救ったところ。
あんなの、トム・クルーズとかジャッキー・チェンでも無理だろ。
『相棒』では度々奇跡が起こるけど、これはちょっと種類が違う。
★★☆☆☆
オムツのサイズがMサイズから、気持ちが冷めてしまい、そのあとの子ども関係の一つ一つがひっかかって、本来のテーマに集中できませんでした。なんでも口に入れる子は歩けないだろうし、怖い気分のときに、胸ボタンをちぎって飲み込んで、後日吐くのはあり得ない。翌日の便から出るならわかるが。相棒は産休育休中の唯一の楽しみです。明日も楽しみにしています。