脚本:岩下悠子 監督:橋本一
ゲスト:涼風真世、水谷妃里
薫が、偶然とある健康ランドで覚せい剤取引の現場をおさえた。
とはいうものの、手柄は生活安全部の角田課長へ。
腐る薫が例によって右京からイヤミ半分たしなめられていると、鑑識の米沢がやってきた。
なにやら川から男のくせに真っ赤な口紅を塗った水死体が発見されたという。
興味を抱いた右京と薫は、鑑識課で詳しい話を聞くことに。
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この作品は「つまらない」
岩下さんらしいエピソード。
この作品、私はとても好きですよ。
私が女子校出身で懐かしさや共感できる部分が多いからかもしれませんが。
右京さん、相変わらず素敵です。
校長先生は、あれほど父の薔薇を大事にしていたのに、犯人との交渉の場にあの薔薇園を選んだのは不自然な気がします…。
私だったら、邪険な人間は近づけたくないと思いますが…
犯人がとつぜん薔薇園に押し掛けたのでしょうか?(-_^)
謎です…!
涼風さん、なんか宝塚時代を思い出しながら演技されてたのかな?どこかそんな雰囲気が出てた感じでした。そして女子高生による麻薬売買、援交、タバコと醜い仮面の裏側と名門高校に通う賢い女子高生の仮面の表側と両方を上手く描いていた作品だと思います。
この話は古畑任三郎っぽい雰囲気だったな。
女子校内部のドロドロを描くというのはいかにも女性脚本家といった感じでなかなか楽しめた。
この作品、なんかちょっと異様な感じでした。
名門女子高が舞台の殺人事件でしたが、ちょっと僕の好みのストーリーじゃあなかったです。
ここでの特殊用語「口紅3本、ファンデーション4箱」って?つまりは「注射器3本、覚醒剤4つ」って事らしいが、何で???。
全体にシェークスピア色が漂い過ぎてまた、こだわり過ぎている気もします。結果、殺人事件の犯人は龍ヶ崎綾子校長でしたが、「人の命を奪うような生徒はいません」と言った時点で、「じゃあ、あなたが犯人なんだ」と直感してしまいましたし。
殺害理由も大事な薔薇を荒らされたからだそうで、上の方の指摘された通り、僕もそんな大事な場所で何故に被害者・江川と会っていたのかわかりません。
まぁ、今回のツボをしいて挙げるならば
●健康ランド会員だった亀山くんの冒頭での捕物帖→珍しくお手柄だと思いきや、手柄は角田課長に持っていかれて残念。
●被害者の江川を演じた近藤公園さんの死体のメイクが実にブキミ過ぎていた。
ぐらいかな。
伊丹刑事が亀ちゃんに、健康ランドの会員の亀山〜と言ったのでおもしろいです。なぜ亀ちゃんが薬の売人を逮捕したか?それは隠していた薬物が見つかったからだ。
輿水、櫻井等のスケールの大きな作品ではないが、ほぼ全て傑作と言ってよい珠玉の作品を書いてくれた岩下悠子の相棒初作品。処女作にはよく作者の全ての萌芽があると言うがここでもその例に漏れず。後年の成熟さや、こなれた感は未だここにはなく、肩苦しさやぎこちなさ、稚拙さはあるものの、それが余計にシェークスピアの作品の助けもあって、古典的な品位を保っている。その一方でレギュラー陣の人物把握は初めてと思えないぐらい相棒の世界観にしっくりと寄り添っていて、ユーモアも忘れていない。(相棒ではフランス風のエスプリよりもイギリス風のユーモアの方が優勢なのは言うまでもない)(伊丹刑事の亀山呼びの中で「健康ランド会員の亀山〜」は最高傑作) 結局、岩下さんは杉下右京そして亀山薫を深く理解し愛している事がよくわかる。誰かさんの初作品「さよならバードランド」の酷さとは雲泥の差。
薔薇園がとても綺麗。
実在するものなのか、それともわざわざ用意したものなのか気になります。
久々に視聴。
シェークスピアの素晴らしさや花の美しさなどを強調していて世界観もストーリーも相棒らしくて、なかなか楽しめます。
少し気になる部分があるとしたら、遺体から検出されたのが淡水プランクトンだけだったというのが少し強引に感じすぎたぐらいですかね。
昔、dvdで録ったのを、見ています。亀、軽いねー‼️
昨夜再放送観ました。ロケ地4ヶ所以上で1時間で盛り入れされたのは全て元宝塚劇団月組トップスター涼風真世さんのオーラに寄り添った為だったんですね。北区中央公園文化センターの正門で女学生のお辞儀は宝塚歌劇女学生を思わせ、静岡県島田市薔薇の丘公園の学院薔薇園で殺人事件でしたが薔薇が綺麗で見入ってしまいました。麻薬や大麻は人間性を狂わせます。真意をついた見事な魅せる演出を有難うございました。
シェイクスピアと薔薇園。
右京さんと「イギリスつながり」にした設定がこじゃれてますね。
宝塚的というか舞台的というか、芝居がかってる感じがちょっと鼻につきましたが、
そこも制作者の狙いでもあるだろうし、雰囲気づくりでしょうから、否定はしません。
派手さはないが、しっとり落ち着いた小品ってところです。
(派手さは健康ランドに集約されています)
ところで、このタイトルならば、ヒロコママがチラッとでも出てたらうれしかったかも。
でもそれじゃ、ギャグ回になっちゃうからダメかー。
★★★☆☆
Endymionさんのコメントにもありましたが、龍ヶ崎校長の「人の命を奪うような生徒はいません」の言葉、バラ園での亡き父親が植樹した薔薇(ここが犯行現場ですが)を見せたにもかかわらず、バラが病気になっているといいながら、右京さんの「お大事に」の意味に気付かない。さらには、その後も薔薇の手入れがなおざりだった。右京さんは、早々に殺害の実行犯は、龍ヶ崎校長と気付いていたのかも知れません。
演劇部部長の山内久美子さんの裏の顔に驚きました。清楚で容姿端麗で優秀な生徒の表の顔、「たばこ」「援助交際」さらには「薬物の売買」の裏の顔とは驚きですが、それが学費のためであったとしても、発覚した時点で早々に処分を与えていた方が彼女のためだったのではと思います。
学校の名誉のため、(まもなく学校法人が他校に移管されるため)学校の晩節を汚したくない、さらには命よりも大切にした亡き父親の形見ともいえる薔薇を粗暴に扱われた怒り、憤りが、龍ヶ崎校長の犯行理由の様ですが、バラ園ではなく別の場所で、薬物の売人の江川さんと話をするのが自然に思えます。
ゲストが涼風真世さん、名門女子高の演劇部とくれば、否応なしに宝塚歌劇団を連想しますが、終盤の山内さんを守り、犯行を自白するシーンは良かったです。
昔の亀山さんが好きな人は好きそうなあついかんじですね。内容はすぐわかりそうなかんじ。
たしかに亀山くん時代らしく、あつくて軽い感じ!
BGMも懐かしいものばかり。
岩下さん初脚本。
シェイクスピア、薔薇、薬物売買、二転三転する構成など、
相棒らしい要素がまあまああって面白く、十分印象に残る回。
ながらく見ていない犯人の親族が右京さんに似ていたというパターンもここが初出か。