脚本:砂本量 監督:和泉聖治
ゲスト:菅原大吉、マギー
右京と薫が捜査一課の伊丹に呼び出された。
爆弾を武器に現金輸送車を襲った犯人が2人を指名したらしい。
というのも、犯人はかつて薫が面倒をみてやった栄一(マギー)。
借金の取り立て屋という危ない仕事から足を洗い、彼女と結婚。
北海道で幸せに暮らしているはずの彼がなぜ?
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この作品は「面白い」
マギーさん面白い!
これも故・砂本さんの作品では大好きな話です。
冒頭の爆弾男・若杉栄一くん、再三登場ですが今回はちと可哀想な展開でした。信じていた人に、裏切られまた利用されていたわけですしね。
今回のツボは亀山くんと美和子さんの破局について、栄一くんに突っ込まれた亀山くんが面白かったです。
美和子さんがいないと部屋内は本当に荒れ放題なんですね。また最後の「花の里」シーンでも、栄一くんに突っ込まれてましたね。
あと、栄一くんと奥さん(あの綺麗な女性・season2の7話参照)の間に、赤ちゃんができたんですね。またいつか再登場する時は、どんな家族になっているのか興味がありますね。
本作に出てきた、「大北海道展 北の博覧会」の失敗から、1988年に、札幌市で行われた地方博「世界・食の祭典」の事を思い出しました。
この博覧会は、ずさんな計画や入場料などの高さなどが原因で、巨額の赤字を出し、関係者から自殺者を出したそうです。当時は、全国各地で地方博が行われましたが、その中でも最大の失敗と言われました。
本作は、博覧会の被害者遺族である塩塚さんの復讐劇でしたが、博覧会を協賛した広告代理店の長橋さんと、博覧会を企画した北道開発の徳本さんのその後(長橋さんの部下が、右京さんに告発文書を渡すシーンがあったので)、どうなったのかも取り上げてほしかったです。
Season3が終わりに近くになって良かったです。今回伊丹さんがまさか特命係を呼んだところがおもしろい場面です。いつも暇である特命係が勝手に動くかと思ったらいつもと違う。伊丹さんに呼び出しされた。
個人的には、普通の回ですかね。
方言という存在が事件解決に繋がるというのはいかにも故.砂本さんらしい脚本です。
それにしても若杉さんにとっては、辛い事件だったでしょうね。
塩塚さんも被害者遺族の無念を晴らすための復讐をしようとするのは理解できるとはいえ、最初に若杉さんを巻き込んだのはやり過ぎです。
ラストで誰も死ななかったのが唯一の救いかな。
気になったポイント 伊丹刑事に呼び出される二人
冒頭の爆発。少し亀山くんを心配してるっぽい伊丹刑事
子供の名前が「薫子」
「臼」を読めない若杉さん、読める亀山くん
亀山くんと美和子さんの別れた理由にぐいぐい突っ込んでくる若杉さん
最後はお約束 犯人である塩塚を演じた菅原大吉の無念な叫び
やっぱりマギーさんがいい味だしてますよね~。
Season2-7で奥さんとの破局を免れた恩返し?
薫と美和子の関係への介入っぷり、おせっかいっぷりが一番の見どころですね。
「友達」として、最後の犯行を思いとどまらせもする。
若杉栄一は愛すべきキャラクター。
そして、マギーさんは良い役者さんです。
★★★☆☆