脚本:輿水泰弘 監督:和泉聖治
ゲスト:高橋由美子、高橋惠子、西村雅彦、津川雅彦
深夜、薫は、自分から美和子を奪っていった鹿手袋(西村雅彦)からとある公園へと呼び出される。
鹿手袋は美和子に結婚を申し込んだが、美和子の心から薫を追い出すことができず悩んでいるという。
あんたの亡霊に取り憑かれている、という鹿手袋の言葉にあきれていると、2人の前の池の向こう側に全裸の女性が立っているのが目に入る。
脚本:輿水泰弘 監督:和泉聖治
ゲスト:高橋由美子、高橋惠子、西村雅彦、津川雅彦
深夜、薫は、自分から美和子を奪っていった鹿手袋(西村雅彦)からとある公園へと呼び出される。
鹿手袋は美和子に結婚を申し込んだが、美和子の心から薫を追い出すことができず悩んでいるという。
あんたの亡霊に取り憑かれている、という鹿手袋の言葉にあきれていると、2人の前の池の向こう側に全裸の女性が立っているのが目に入る。
細かいことを言いましたが、当サイトへのコメントは大歓迎です。初めての方もお気軽にお書込みください。
ラスト近く、蓮妙と雀蓮が「母」と「息子」に戻る場面は涙を誘われました。
この作品は「つまらない」
お話はいいけど
高橋由美子が男役は無理がある、、声がどう頑張っても男じゃない、、
何度見てもやっぱり無理があるような気がします。女優W高橋のご出演と言うこととseason3ラストと言うことで当時は期待して見ていましたが、残念感があります。姉の死と共に姉になりすましてみたものの自責の念にかられて出家したまではいいとして、その出家先のお寺の尼さん(蓮妙)が実は自分(雀蓮)の母親だったなんてできすぎの感じです。でもしかすると父親は瀬戸内米蔵氏なのかな?とにかくseason3のラストならば前回の「大統領の陰謀」の方がいいような気がしました。両方とも亡霊がらみですが…。あと鹿手袋氏で始まったseason3もラストは鹿手袋氏で無理矢理終わらせたかったような気がします。
>でもしかすると父親は瀬戸内米蔵氏なのかな?
いや、あれは瀬戸内が原因で子供2人を捨てたということだと思う。
「男ができて、私生児2人が邪魔になった」の「男」は瀬戸内自身のことかと。
「良回」とされてたので見てみました。しずか~に淡々と、でもお腹と心の奥底から(!?)「幽霊を見た薫くんを羨ましがってる」右京さんが何とも言えませんでした。可愛いような、おちゃめなような・・・右京さんにもこんな面があったのだとビックリしましたが、霊的な・非科学的なものを信ずる右京さんの根拠を聞いて納得しました。
意外性のあるストーリー、薫さん・美和子さん・鹿手袋さんとのトライアングル、瀬戸内氏の「若気の至り」などなど、いつになくファンにはたまらないエピソードが目白押しで楽しめました。確かに少々無理のあるストーリーではありますが。
歯科医院で、診察台でライト照らして遊ぶ伊丹さん・歯の模型に感心する三浦さんも本当にお茶目です。
ゆろさん、どうもです。かなり遅れての返答になり申し訳ありません。そうですね、瀬戸内氏は「男」であり「父親」ではないですね。私の間違った解釈の指摘、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。
心の中はきっと薫ちゃんのことを考えてほしい美和子さん。いくら考えても、院内記者との関係を持つのはよくないと思う。夫のことを少し考える必要がある。不倫関係は、あまりにも残酷だと思う。
これはエピソードとしては悪くないと思いますが、最終回っぽくないですね。
性的マイノリティな人にスポットを当てた点や親子関係の部分は好きですし、鹿手袋と美和子の三角関係に終止符が打たれるところも。
歴代の最終回の中でも、1番最終回らしくない、通常回のような事件なのが、物足りないですね。
鹿手袋は再登場してほしいと思っています。
つまらないです。
性同一性障害の男性のお話です。
内容もさることながら、タイトルに異形って。当時違和感を感じたのを思い出しました。
もちろん幾重もの含みを持たせて使われたコトバだとは承知しています。でもここで異形って言ってしまっては。自分で自分の脚本の内容を否定しているような感じを受けてしまいます。
別の回で、「フェンスの街で」というタイトルがありました。私事ながら、私も米軍基地のある街で育ちました。ただ通信関連の基地でしたので、機密漏洩を防ぐため、軍人さんがフェンスの外で一般市民と接することはほとんどありませんでした。ドラマや映画のような横文字の歓楽街なんて皆無です。
基地はもう何十年も前に返還されましたが、未だ大半の土地が文字どおりフェンスの中です。海軍さん陸軍さんとは違うイレギュラーなフェンスの街ではありますが。何だか、やはり強い違和感を当時感じました。
両方とも、文学的なうつくしいタイトルです。きれいなコトバが真実を隠す。そういう感じを受けました。コトバは難しいです。
もう1つこの回で印象的だったのは、幽霊画の掛け軸。
元ネタは上村松園の焔だと思われますが。元が着彩なのに水墨になってて、しかも逆版。水墨というか輪郭線だけで、いかにも幽霊ぽくフルフル震えた線なのが可笑しいというか情けないというか。
ちなみに焔で描かれているのは生き霊で、幽霊じゃないんですけど。
最近(と言ってもひと月位前?)再放送をお見かけして、思い出しました。
再コメントすいません。
関西ではお昼から相棒祭状態でした。
鮎川教授前後編とこの話でした。
確か数ヶ月前に録画をしたのにまた見てるという私(笑)
このシリーズから画面サイズが今の地デジにも対応したサイズになってるんですよね。
撮影機材も当然変わってるようで、画質も良くなっています。シーズン3よりも前の作品は画面サイズが小さく、画質も今一つなのが残念です。
スマステ拝見しましたが、反町さんによると水谷さんは走るのが速く驚いたとか、現在は8話まで撮影が進んでるという話が出ました。
予告編であったお茶目なキャラも今までの相棒にないタイプで楽しみです。
余談長くてすいません。
水曜日が待ち遠しいです!
高橋由美子さんの演技がかなり違和感ありましたね。元々、演技が厳しいとの評価もありましたから、今回は特に顕著にミスキャストだったのかもしれません。
これ、1時間バージョンも存在するらしいですね。内容はともかく高橋由美子は「ショムニ」でのイメージが強いね。あと初回の「双頭の悪魔」も1時間バージョンがあるらしい。是非とも再放送を願いたい。
私は一時間バージョンしか見たことなかったので先日スペシャル版で放送されていたのでよかったと思いました。けど、どちらのバージョンでも個人的には面白くなかったです。何となく相棒っぽくないお話のような気がしました。
鹿手袋と美和子も二人が付き合ってるという印象はあまり感じられなく、結婚の申込まで話が進んでいたのかと思いました。
この話だけを見ると鹿手袋と亀山、美和子の三角関係は事件とは無関係で余計な印象ですが、シーズン3最初の事件を機に始まった亀山、美和子のこじれた関係に結論が出たのが、この最終回です。
途中のエピソードでもよそよそしかったりするのはそのためですよ。
最初の事件もこの最終回も再放送される事が少ない為に相棒の過去作品を再放送で見てる人には伝わりにくいのかもしれませんね。
本筋の事件については前に書いた通りです。
シーズン14で右京が話していた知り合いの幽霊が出るお寺って、この話の掛け軸の事でしょうね。
同じ輿水さんの脚本だし。
再コメントすいません。
来週「異形の寺」再放送されます。実は見た事がないのです。相棒ファンとして恥ずかしいです。このエピソードは「面白くない」というコメントが多いような…見るのが怖いです。W高橋さんがゲストなので、なんか期待はできそうな気が…。
無事、異形の寺の再放送終わりました。
「面白い」。傑作エピソードでした。相棒視聴中に熊本地震のテロップが出ました。熊本だけでなくいろんな所に地震がくると思われるので皆さん気をつけて下さい。気づいたのですが異形の寺に出演しているゲストの方の名前をよく見ると面白い繋がりが…
高橋由美子さん高橋恵子さん→W高橋さん。
西村雅彦さん津川雅彦さん→W雅彦さん。だけです。すみません忘れて下さい。
面白かった。これも泣いた。
高橋由美子の最後の方のセリフで。
水谷豊さんは、この時のゲストだった高橋由美子さんとのこの共演を切っ掛けに、いろいろなドラマで10回程度、共演していると言う都市伝説が有るらしいですよ!
評価はよくないようですけど、相棒でたまに出てくる「右京の正義の暴走」回でしたね。
右京の恩師である鮎川教授の元教え子監禁事件でも社さんに「あなたは暗示をかけて殺意があったと被疑者に思わせて言質をとっている」って言われたね。杉下右京という人間も別に正義でもなんでもないんだよ。小野田さんが前にも言ってたけど「正義って何?」
バクハンで嘘ついて捜査するのがだめなら池上署の簾中と思わしき人間に殴られた亀山薫の服にその犯人に指紋がついてたって嘘はいいの?赤いリボンと刑事で被疑者はとっくに死んでるのに逮捕しましたなんて嘘ついていいの?どうして衣笠副総監が強姦殺人未遂の犯人をかばったことをマスコミにリークしないの?
全然一貫性がないんだよね。朝日新聞の傘下のテレビ局のドラマだからかな?w
先日BS朝日で再放送を観たのですが、高橋由美子さん演じる双子の姉の左目の下にホクロがあり、弟にはホクロがない。雀蓮になると左目下にホクロがあり、物語でその辺の所にも触れてもらいたかったです。
亀山くんが全裸の女性を発見し、白骨遺体を吊り上げるというとても奇妙な始まりかたから
尼寺、幽霊、双子、時効制度
瀬戸内さんと蓮妙さんの関係
亀山くん美和子さん鹿手袋さんらの三角関係の決着
高橋由美子さん演じる雀蓮(俊太郎)さんのトランスジェンダーとしての苦悩
真実を引き出そうと少し暴走する右京さん
そしてとても情に厚い亀山くん
蓮妙さんと雀蓮(俊太郎)さんが母親と息子として向き合いかわした会話
など内容はとても良いと思います。
最終回スペシャルっぽさは全くないですが。
ぜひ一時間バージョンも観てみたい。
とはいえseason16「いわんや悪人をや」で再びこのエピソードの件に触れられ、片山雛子さんが尼僧として出家するなどとても重要な回であることは間違いないでしょう。
しかしながら「心の中から亀山くんとの思い出を全て排除してくれ」と美和子さんに頼んだ鹿手袋さんには少し幻滅ですね。悪気はないのでしょうけど。
最後に亀山くんに殴り返されたのはとても良かったと思う。
今から15年近く前の作品なので、LGBTやトランスジェンダーに関して時代が変わったなぁと感じますね。
伊丹刑事の「(これで男だったら)化け物だ」なんて当時だから…今この時代でこの発言だと叩かれそうですね。
高橋由美子さんの”弟”は無理がある、とご指摘ありましたが、私はそう思いませんでした。よかったです。
【個人的な評価軸】
①人間臭さ☆☆☆☆★
・姉の戸籍を悪用したかったのではなく、書き換えたかったのではなく、”女”としてはじめからそうありたかった、だから姉の戸籍を借りたかっただけ…
②右京さんの説教☆☆☆★★
説諭自体何か熱いものがあったわけではないですが、雀蓮さんが自身の罪に真正面に向かわせる為に、有耶無耶にせずネチネチ話したんだと思いたい。(出家した時点で罪の意識はあったのだろうが)
③社会風刺や題材☆☆☆☆☆
・捨て子/トランスジェンダー
④愛嬌、その他☆☆☆☆☆
・season3の頭で鹿手袋に「もっと早く幸せにしてやれただろ!」と言われた亀山でしたが、鹿手袋に「(条件付きでなく)丸ごと美和子を愛せるなら結婚してやれよ」と殴り返す…亀山もpre seasonで「仕事を辞めて家庭に入るのなら結婚してやってもいい」と高飛車でしたしね…やっと亀山も”丸ごと愛する”という覚悟ができたからseason4でプロポーズできたのかな。美和子の浮気、別れは必要なプロセスだったんですね。
・瀬戸内米蔵と蓮妙さんはそういう関係にあったんですね。。。そこで妊娠の兆候を感じていたということだったんですもんね。父親が瀬戸内米蔵の可能性もゼロではないのか…明確には描かれていませんでしたが。
1時間バージョンだとカットが酷くて話が急展開すぎる
性同一性障害、双子を題材にした作品ですが、前者は後発のSeason15「ギフト」、後者はSeason2「二分の一の殺意」がありますが、飯島佐和子さん雀蓮さん姉弟と、蓮妙さん瀬戸内さんの関係、ふたりを孤児にせざるを得なかった経緯など、知れば知るほど悲しい出来事が多かったのですね。
川から引き揚げられた白骨死体から、雀蓮さんが佐和子さんの実弟と見抜く右京さん。死体遺棄よりも公正証書原本不実記載の時効の違いを持ってくるところは、決して逃げ切れない事を示すには十分と思います。ただ、雀蓮さんの戸籍上の性別変更は難しい案件なのでしょうか。
性同一性障害については、この頃はあまり問題視されてない時期にもかかわらず、雀蓮さんがその苦しみを語る所がよかったと思います。
双子については、今回は姉弟なので二卵性双生児ですが、配役の高橋由美子さんの身長(プロファイルでは154㎝)から察すると男女二役では少し無理があるではと思います。(ストーリーとしてはいいのですが)
再放送観ました。右京さんの幽霊好きはこの回からで、絵から抜け出る幽霊も16-13[いわんや悪人をや]で冠城さんとこの絵を感慨深く見てらしたのも意味わかりました。微笑ましいです。初めに薫さんが見た全裸の幽霊は、えっ!じゃあ高橋由美子さん?って邪推ごめんなさい。尼姿の高橋惠子さんとスーツ姿の津川雅彦さんが昔話しシーン色っぽく流石名俳優でらして、
後で双子はこの両親?って思わせましたよね。1話完結の最終回楽しませて貰いました。
トランスジェンダーを扱いながら、タイトルが「異形の寺」。異形って…。
「あれで男だったらバケモンだよな」の伊丹のセリフもヤバめだし、世が世なら”欠番”になっていたかもと心配になるよ。
幽霊から始まり、いろいろと荒唐無稽なストーリーではあるけども、見どころが多い名作です。
幼少期の描写や、自殺するあたりの姉弟の苦悩など、切なくてジーンとなる。
「なんで私をちゃんと産んでくれなかったの」からの、母と息子のシーンは泣きそうになるわ。
死体遺棄罪の時効を目前にして、公正証書原本不実記載罪も持ち出すとかキビシイね。
さらに、姉が自殺するように仕向けたんじゃないかと追及するあたり、右京って容赦ない。
「もういいですよ!」って追及を止めにかかる亀山が熱い。
ロンドンの幽霊話や、右京と亀山の会話、特命係と捜一の絡みなど、ニヤリとさせるシーン多くて楽しい。
★★★★☆
杉下が幽霊を見たがっている事が初めて明かされた話なのかな。
しかし幽霊説が外れてしまって苛立ったのか分かりませんが「ニュース見て気になってるだろうから普通は遺体の件を聞いてくる筈。なのに聞いてこないからおかしい」は流石に難癖だなと思いました。
警察がわざわざ訪ねてきたんだから普通は向こうから聞いてくると思うでしょう。
聞いてこないのはおかしいと思いつつ、こっちから切り出すのも不自然かもって様子を窺う、もし自分だったらきっとそういう対応になると思います。
それでおかしいなと思ってたところに「何故聞いてこないのですか?」なんて言われたら思わずブチ切れそうです(笑)
雀蓮身勝手すぎないか?
・トランスジェンダーであること
・姉の自殺を止めなかったこと
は問題としてはつながってるけど、行動は切り離せるだろう。
そのうえ、姉をあんな形で遺棄して罪悪感感じたら姉の戸籍のっとって出家ってひどくない?
無理心中失敗の段階で通報しろよと思う。
トランスジェンダーとしての保身じゃなくて人間としての保身だよねこれ。
そこをもっと右京さんに突き詰めて欲しかった。なんで姉を見殺しにして戸籍のっとった人間を「かわいそうな人」にしてんのかほんとよくわからない。
最後に自分を性別に違和感を持つ人間として生んだと母親を責めるのもよくわからない。
かわいそうな人だとは思わないな。双子の姉は本当に気の毒に思う。
一時間バージョンだと亀山くんが感情てきになって雀蓮シーンがカットされてて少し残念。
内容そのものは相棒で定期的にとりあげられる(おもに輿水さん脚本のとき)性マイノリティをえがいたもので
考えさせられるものがあります。
といいつつ雀蓮さんとそのお姉さんの過去がどれだけ苦しいものだったのかの描写が一時間半バージョンのほうにもほとんどないので人間ドラマとしては少しものたりない気もする。
差別的な描写をちょくせつ挟むのは問題ありだと判断されたのかな?
途中の言葉が抜けていたので訂正。
ただしくは「亀山くんが感情てきになって雀蓮さんを擁護するシーン」です。
二卵性双生児、しかも男女。
そっくりなわけがない。
この台本を見て、スタッフや役者の方々は何とも思わなかったのか?
無知にも程がある。
ストーリーは全体的にうまくまとまっていない所が多い気がするけど、
時代に先駆けてトランスジェンダーを描いたのは良いし、各所で名演があるのも素敵でした。
ただちょっと右京さんが無意味に意地悪過ぎるかな。たまにあるサイコパス回でしたね。
同じ初期でももっと気の利いた台詞を言う回もあるのに。まったく好みではないです。
「真実が知りたいだけ」で騙し討ちした挙句とことん追い詰めて、
言う必要のないことまで言って本人の辛さにはほとんど無関心で無理やり罪の意識に誘導する。
ここまで行くとただの失礼極まる野次馬根性、あるいは必要以上の誹謗中傷じゃないかな。
おまけに落としどころが「骨を引き取って供養してあげてください」。何それ
犯した罪に対しても中途半端に提示だけしてあとは知ーらない、とでも言うような訳の分からなさ。
輿水さんにしては残念だなと思いますね。
亀山君の表情も、後半の人情味に反して
最初はトランスジェンダーの人への偏見と好奇の目が先に来ているようでちょっと気持ち悪かったです。
右京さんとあれだけ言い合ってたのに急にいつも通りに戻るのも違和感。
半端に亀山君・美和子さん・鹿手袋の三角関係が入ってしまってるので
ストーリーの本線がどこなんだかよく分かりませんでした。お化けを怖がる官房長は良かった。