脚本:金井寛 監督:近藤俊明
ゲスト:高野志穂 竹財輝之助 園田裕久 木下政治
勝つのは、人類の頭脳か、コンピューターの人工知能か!?
注目を集める将棋界の時田名人(竹財輝之助)と将棋ソフトとの将棋電脳戦が実現した!
世紀の対局を前に、将棋ソフトの開発者で人工知能研究者の安西(木下政治)が、研究室で遺体となって発見されてしまう。
切れた蛍光灯を取り換えようとしたときに転落しての事故死と思われたが、右京は現場で不審な点を発見し…。
Season11 第8話 「棋風」
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相棒らしい作品で、面白かったわ。
はじめて投稿します。
将棋を題材にしたものは以前にもありましたね。
今回は“人間vs人工知能”でしたが、結局は“人間vs人間”の心の葛藤が今回の事件を起こしましたね。
人工知能がどんなに発達しても人の心は操れないのではないでしょうか?
そんな事を思いました。
「篠田彩子さんの12年は、一体何だったんだろう」と考えてしまいました。
女流棋士になるチャンスを逃し、その原因を作った時田名人を勘違いで恨み続け、上司の教授までも殺してしまって・・・・・・
才能もあり、努力家な人だったのに本当に残念ですね。
相棒って大学の研究所舞台にするっての多い。統計取っているわけじゃないので適当ですけど。
それと今回みたいに殺意がない「事件」も多いですね。こういう場合はエンディングでどの程度の刑罰になるのか右京さんに登場人物が確認するケースがあっったりします。今回の場合は偽装と警察等への通報がなく死体を放置したことが対象となるんでしょうが。
殺意があった場合はいつもの加害者への右京さんの叱責プルプルがあります。
あとドラマとは関係ありませんが高野志穂さんの出演とは事前に分かりませんでした。
寡作な俳優なので貴重でした。
今度のシリーズ軽すぎ。相棒の問題かも。だんだん軽くなってくる。って前置きはここまでにして、棋風は確かにありますね。自覚もしてるし、変える気もない。
これも余談^^ 本題ですけど、12年もあれば、誤解?というか、店長か誰か本当のことを話してれば、事件にならなかったのにね^^ 元永田町のみなさんも嘘はいけませんよ>< 事件につながるからね。16日までに閻魔様の前に出て自戒してはいかかですか? 事件になっても塀の向こうには落ちない自信があるのかな?
その時こそ、「杉下さん出番ですよ~」(マチャアキ風に)ってこれで良いのか!?
「これでいいのだ」byバカボンパパ
題材は確かに以前にもあるので、チェスやオセロなどでもよかったけど、棋風というタイトルにこだわったのでしょうかね。二度みてみたら味が出る作品かも。
カイトは軽いけど、尊のときにちょっと暗くてみれないとおばあさんがいってました。老若男女に愛される相棒にはやはり亀ちゃん風のキャラがいいのでしょう。
カイトはまだ成長過程の本庁刑事としては新米なので・・・というところではないでしょうか、亀ちゃんの人情演技も昭和的なノリだったけど、日本人の心にあった虎さんやキンパチさん、北野熱中先生的なキャラではあったので、カイトの成長に、相棒の今後もかかってますね!
高野志保さん、懐かしいですね。あの、NHK「さくら」の主人公だったと知りました。ショートカットのチャキチャキした、かわいい女の子でした。主題歌の♪春よ来い!!いいですね。
面白かったです。
ただ、時田名人が篠田さんの恋人が誰かということや、
その男が別の女と付き合っていたなんてことを
どのようにして知り得たのかということが引っ掛かりました。
ましてや、その男の浮気証拠写真を撮ったり何てことをしているということは、
時田名人は篠田さんの「将棋」が好きだったというより、
彼女のことが好きだったのでは?
というか一種のストーカーだったのでは?
だとしても、彼女が弱くなると面白くないというのなら、
男のバイト先の雇い主に別れを勧めさせるなどという
まどろっこしい方法をとるものでしょうかね。
この部分はさすがに無理があるように感じました。
今回の棋風ではないですけど、相棒の作風がシーズン9あたりからどれも似ている気がします。妙に重たい作品が増え、動機や殺人に至った過程が似ています。相棒の作風はそういうものなんだと言えばそれまでなんですが、相棒当初の作品はもっとウィットに富んだ作品が多かったので、どうしても比べてしまいます。最近の作風になんだか飽きてしまって、心から見たいと思えなくなりました。そろそろ相棒の作風を変えてみては?と言いたい心境です。
何ら悪意などない相手の行動・思惑を、
(犯人側が)被害妄想的に憎悪として受け取ってしまったがために生じた齟齬。
それが事件の銃爪を引いてしまう。
みたいな相棒にはよくあるオチでしたが、
(このオチの場合、殺人自体も故意ではなく過失であることが殆ど)
十分、堪能しました。
あと、成宮くんのハッチャケた感じの演技もここまですばらしい。
時田名人宅にて杉下右京が発した台詞「頭の中で将棋を打っているようですよ」これには笑えましたね。杉下右京は頭脳明晰で優秀な警察官という役柄のはずです。脚本家はもう少し勉強していただかないと・・・
相棒史上最大の失策ではないですか?
亜紀さんへ
右京さん自身も頭の中で「チェス」が出来る方ですから、そういう発言をしたのではないでしょうか?
手段が目的にすりかわって暴走する、というところはけっこうオリジナリティがあったと思います。
現実の、チェス名人とコンピューターの対決や、(まだ先のことですが)ロボットがサッカーでプロ選手に勝つ、という計画などは、研究、技術の向上が目的でのはずですが、研究者の中には(今回の主人公のように明確な動機はなくても)熱くなってるひとがけっこういそうですよね。そうでもないでしょうか?
悪意かと思いきや、一転して善意だった、でラストはなんだかいいお話に……というのは、『相棒』にかぎらず最近よく見かけます。
泣ける場合もあるけど、〝逆転〟のために作り手の作為が見え隠れして、人物の行動や性格に一貫性が足りなかったりなんてこともあるような気がします。
今回の場合、そもそもマスターに〝くれぐれも対局の後に〟とわざわざ〝対局前に〟お願いせずに、ふつうにふたりの勝負が終わってからにしておけば……などと、ちょっと考えてしまいました。
とはいえ、セットが凝っていたり、いろいろ楽しめるお話でした。
花さんへ
横からすいません
将棋は「指す」と言います
「打つ」のは囲碁です
亜紀さんはそこをご指摘なされたのだと思います
「そんなに違うものなの?」と思われるかもしれません
これは「靴を着る」「服を履く」に近い差なので、違和感があるのです
(右京さんが「早く上着を履いてください」と言ったらどうしちゃったの!?って思いますよね)
これはおそらくゲームの性質で、
外にあるものを盤の上に置く=打つ
盤面の物を進行させる=指す
といった日本語の感覚から来ているのでしょう
囲碁は盤内の石は取る時以外動かしません
基本的に盤外のものを盤面に置く行為のみでゲームが進みます
なので「打つ」なのでしょう
将棋は盤内の駒を進行させるときは「指す」
盤の外の駒を盤面に置くときは「打つ」と言います
碁打ち、将棋指し、という違いからも分かると思います
ただ、右京さんを擁護するわけではありませんが…
チェスは一般にplay、moveと言いますが、日本語の感覚から言えば「指す」です。
しかしチェスプレーヤーは意識的に「チェスを打つ」という層がいらっしゃるそうです
右京さんは「チェスを打つ」と言う方、という設定なのかもしれません
(水谷さんはかつてインタビューで「先輩に将棋指そうぜ、と誘われた」とおっしゃっていたことがありますし
将棋連盟の会長役は「こんな将棋しか指せない者に」と言っています)
だとすると今回は右京さんのチェス観も少し出てきた、と思えますね^^
見る前は「希望の終盤」と似た感じの話かと危惧しましたが、今回は将棋への思いが前回と違う形で表れていて、(私自身も将棋好きなので)楽しめました。
〝打つ、指す〟についてですが、現場でつけくわえた場面だったり、撮影の時点で水谷さんがまちがえられて、だれも気づかなかった可能性だってあるわけですから、一概に脚本家の不勉強と決めつけるのはどうかと思いますが……。
じつは、こういうことは前にもあって、Season 2の「殺してくれとアイツは言った」で右京さんが〝旧字〟と云うべきところを〝旧仮名〟と云ってしまっているという。
こちらはいまだ、公式ページのあらすじでもそのままです。
まあ、どんなことにもミスはありますけど、あの明晰なる右京さんだけに、たしかにこういうまちがいに気づいちゃうと、一瞬にして現実に引き戻されてしまいますよね。
勘違い暴走型犯人でした。
感情的になって自ら真実を確かめもせず必要のない逆恨みをし、
自分が逆恨みの相手と対峙したいがために上司を死に追いやって偽装工作とは。
この愚かかつ短絡的で救われない性格が、崖っぷちでも真っ直ぐに突き進む棋風に繋がっているのですね。
とりあえず最後まで時田名人がヨン様に見えて仕方なかった回でした。。。
地デジ凄いなと思ったのが
杉下右京に追及されるヤマ場。
過去のある出来事の真相が明らかになるのだけれど
高野さんの目にたまった涙が
背を向けると同時に
放物線を描いて落ちていくのが
カメラで捉えられている。(涙)
観音様のアップって何か意味があるのかな?あと取調室で右京さんが「1分だけ時間下さい」と言ってた場面を見て「遺留捜査」の糸村聡を思い出しました(笑)。
先週の金曜日に「棋風」を再放送しました。録画しておいてやっと見れました。
高野志穂さんお綺麗ですね。NHK「さくら」で主演を務めていた女優さんでもあるんですね。将棋界を舞台にした作品ですが、結構面白かったですね。うん、納得。
この作品は「面白い」。
舞台は将棋界でしたが、なかなか見応えのある作品で私は好きです。あと高野志穂さんって少し吹石一恵さんに似ているような気がします。
棋風、森の中、猛の中、幸福の王子、バレンタイン、幽霊屋敷、オフレコ、ビリー、バーダー、Birthday 、聖域、オークション、ゴールデンボーイ、甲斐亨交番時代、酒壺の蛇、ID のシリーズが好きです。
やはり面白い訳でもなく、つまらない訳でもなくごく普通に流して観れる回だったかな。
篠田さんですがはじめから犯人臭さが出ていて、終わってみると「やっぱりか!」でちょっとガッカリでした。
何年も怨みに思っていた人物は実は影ながら自分の事をサポートしてくれていた良き人だったと言うドラマの展開も良くあるパターンでイマイチでした。
余談ですが、
その時田名人役の竹財輝之助さん、どこかで見覚えのあるタレントさんだと思ったら、「仮面ライダー剣」でやたら牛乳ばかり飲んでいた白井虎太郎くんでした。
明日はカイト君のピンチ回、「森の中」。
こちらにもまた「仮面ライダー剣」の女優さんがゲストで
出ていたような気がします。
訂正です。
本日よりしばらくは「相棒season11」の再放送はお休みらしいので、「森の中」はまだ先になります。
9係の再放送をするみたいです。
追記として、
時田名人の勝利に大はしゃぎする米沢さんが何ともお茶目に見えて面白かったです。
あと冒頭でいきなりライトアップされた仏像さんのドアップは、かなり怖かったです。
再コメ、失礼致しました。
話の軸は、篠田さんと時田名人の若かりし頃の出来事(盤外戦術)、そして、安西氏が人工知能の研究費獲得のため将棋連盟に八百長を持ちかけるところでしょうか。
前者は、篠田さんの将来のためにとった行為が、誤解され恨みに発展、後者は、思いとは違う形で、人工知能が負けました。サブタイトルの意味は、その敗因にあったわけですね。
捜一トリオに1分だけ取り調べ時間を求めた右京さんが、時田名人への取り調べの際、「1分」がキーワードになりましたが、これは、将棋の持ち時間(時間を分単位でカウントし、秒数は切り捨てる)を意味しているのでしょうか。
本作での、時田名人の愛車はBe-1ですね。右京さんのフィガロと同様に人気のあった車で、バブルの頃はびっくりするほどの高値で取引されたのを思い出します。
金井寛さん初脚本作品。「人工知能」と「棋風」
整合性があまり取れていないような気はしますが内容としてはとても相棒らしい話でした。
12年にも渡る時田名人への怒り、復讐。
だが12年前の時田名人の真意は「あの子が弱くなると面白くなくなってしまう」ということで、揺さぶって自滅させようとはしていなかった。だが彼女の思い込みはとても強く、ついには殺人まで犯してしまう。時田と面と向かって話していればこんなことにはならなかったかもしれないのに。
「思い込み」「怒り」「勘違い」そんなことに時間を費やしてしまった彼女はとても哀れに思う。
でもそれが人間というもの。
「棋風」指す人のこだわりやクセ、信念が表れる。自らの棋風からは逃れられない。誰しもが自分に振り回されながら生きている。それでも他人とは何らかの方法で理解しあえる。時田と彼女の場合、「将棋」がそれだった。
「なつかしい気持ちになった」やっぱり切ない結末です。
右京さんの頭脳とカイト君の若者らしい視点(花粉発見)も活かされていました。
そしてseason11は課長と米沢さんがとても仲のいい感じがしますね。改めて観ると
花の里でカイトくんが遠い目をした表情をみせていたのは色々と気持ちを想像することができて自分にとっては特別なシーン。
将棋ファンとして気になった点を三つ。
すでに書かれていますが「将棋を打つ」が、あの右京の台詞になったのはガッカリ。
対局で使われていた将棋の駒、大イベントで使うには安っぽい。
12年前の対局が引き分けで翌日に決着・・・指し直しが翌日になるのはタイトル戦で、奨励会ではそんなことはしません。
なお、将棋ファンが見て一番ひどいのは古畑任三郎の「汚れた王将」でしょう。
面白みの高低差は若干あるものの金井さん作風が醸し出す不思議な雰囲気にはとても魅力を感じる。
相棒初脚本の今作のように「過去」が動機に関わったり、
整合性のなさを多少見受けられても真相がなかなか読めない話は見応えありだ。
西山女流が後1勝すれば棋士になれるというこの時に観たのは、西山さんが棋士になれる予兆ということにしたいと思っています。
AIが棋士より将棋が強いというのは、今は当たり前になってしまいました。時代を感じる作品です。でも、金井さんの将棋への愛を感じることができる仕上がりになっていることを、この再視聴で感じることができました。
相棒らしい名作です。がんばれ西山さん。女性初の棋士になってください。