脚本:金井寛 監督:近藤俊明
ゲスト:岩田さゆり 斉藤祥太 近野成美
就職活動中の女子大学生・奈月(岩田さゆり)の遺体が発見された。
奈月の手帳によると、事件当日は夕方に一流商社の面接を受けていたが、午前中に出かけてから面接の時間までの行動がわからない。
右京は、全員横並びの黒のスーツ姿という常識に疑問を抱きつつも、奈月のリクルートスーツに仕付け糸がついたままになっていることが気になる。
一方、享は、奈月の携帯に非通知の着信が頻繁にあったことに引っかかる。
ストーカー被害にでもあっていたのだろうか?
Season12 第5話 「エントリーシート」
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なるほど、カイトくんは、昔就活してたんですね。
内定も、蹴ったとか…
まだ、カイトくんの過去は、明らかになってないので、何があるのか気になりますね。
これからも活躍を期待しましょう。
なんじゃこりゃ!
いっぱい謎を散りばめておいて、なんと最後で偶然で犯人との接点をそれらしく出してくるとは!
アンフェアもいいところ!
次に期待します!
学生時代の就職活動の経験とあいまって、とても興味深く見させていただきました。説明会のブースにほとんど企業が来ていなかったことを思い出しながら見ていました。最近の学生さんはたいへんだなぁと思いました。就職活動中の人全てにエールを送ります。また、来週も楽しみにしています。
初めて書き込みします、よろしくお願いします
次長さん、実はカイト君と話をしたいんですかね?
なんか辞めてほしい理由が邪魔とかそういう理由じゃないような気がしてきました
今回は非常に興味深いというかなんというか・・・。カイトくんの純粋な心が、いいと、思いました。私も十数年後でまだまだですが、就職活動を早くやってみたい!!次回も期待!!
動機が身勝手過ぎでしたね。
別に脅されたわけじゃないんだから、殺す必要なんて無かったはずです!
被害者に会っていなかったとしても、いずれはバレてたんじゃなんでしょうか……
実際の就活も同じ^^ウソの上手いのが採用されるって就活に限らないけどね^^;
選挙も同じだし、そのほかも真面目なものが損をする;;
騙しきれるかどうかは別だけどね^^ 選ぶ側に見る目がない。
阪急なんかの偽装も同じ。馬鹿舌が何を食べても同じって証明しただけじゃん。食い倒れ大阪の名前が泣いているゾ^^; 返金の必要ないよ。納得して美味しいって食べてたんだからね。裁判官なら執行猶予(一日)付きで実質無罪にするけどね^^ 社会構造全体が同じなんだから無い企業さがす方が難しいっていうか無いでしょ? あったらメンゴでヤンス^^
今回のポイントは、仕立て糸(右京)+コーヒーの染み(亨)
相棒らしいコンビネーションでした。
しかし、最近の女子の就職活動ってスーツ、それも黒一色って感じで、
何か味気なさを感じるのは、歳とったせいなんでしょうかねぇ。
お初でした。
今迄はホームランが続いてたんだけど、今回はフォアボールって感じ?
塁に出れはしたんだけど・・・みたいな。
謎解きにしても、最後に唐突に
「ポンッ!」
って感じに出た感で、肩透かしと言うかなんと言うか・・・。
しかしそこは相棒。
キャラクター(と言うかキャストの方々)のチームワークで面白く観られました。
コーヒーをブッかけるのはやりすぎだし、ましてや人殺しなんてもってのほか。
けど、容疑者の怒る気持ちは分かるな〜。
俺だって思うもの。
就職難の時代だから仕方ないのかな〜?
来週はミステリよりも好きな職人系!
しかもゲストはウルトラマンタロウ!
これが期待せずにいられようか!
被害者の過去ボランティアの話から
面接官の井戸掘り話につながったときは
自分はなるほどやられた!と思いましたね。
就職活動の抱える問題と
事件を取り巻くちいさな謎を一つ一つ絡めて
描写していく上手さは相棒ならではと思いましたが
その分散漫になってしまった印象の回でした。
就活の現状を、相棒らしく内容を詰め込んだ社会風刺に重点を置いた回でしたね。
少し現実離れした過剰さはありましたが、1時間でこれほど就活について盛り込んだのは、さすがと思いました。
他のドラマでは描き切れないだろうなと感じたので、事件のほうは少し目をつむりました笑
「相棒」シリーズには少なくない数の「殺すこともないのに」とか「殺すつもりはなかったのに」といった殺人(未必的故意も入るのか?)があります。
殺人の寸前に加害者の描写に狂った感じの映像にしましたが人は狂わないと殺せないものだと演出者は言いたいのか?
あと気になったのはいつになく被害者の心情の表現が少なかったように思いました。
就職のために友人も恋人も切り離すような主人公に同意できない部分を感じていたからなのか?
相棒らしい話だと思いました。容疑者らしき人物を複数出して、視聴者をミスリードして行く…本命は元彼か塾講師の金剛地氏、コーヒーかけた人はあからさまに怪しかったので違うな、と。
井戸掘りの話はわざわざ上司の人が話を振っていたので気になっていましたが、怪しすぎもせず良いバランスだったと思います。
今回はストーカーやコーヒーなど殺人以外の訴えられたら軽犯罪になるような人物がいたのも面白かったです。
今回の殺人犯については、もうどうしようもありませんね。きっと他の所でも嘘をついてきた人生なのでしょう。嘘をついて人生成功させてきた容疑者、右京さんの前では嘘は通じませんでしたね。
海外ボランティアで井戸掘り、、
もしかしてサルウィンに行って亀山君と出会ったという設定来るか!!
と思わせておいて「カンボジア」としっかり実国名が出てきたのが残念
就活予備校のカリスマ講師が左利き、これが事件解決のヒントか?
と思わせて完全スルー
今回はいつも以上にカイト君にスポットライトが当たっていたような気がします
自分の就活体験、父親に対する思い、ラストの犯人への逆上など、、、
正月特番でパパとの絡みがまた来そうですね
映画版との連動企画回もありそうですし楽しみは尽きません
終わった瞬間、そんな学生がいるかぁ?????????
という感想しか残らなかったが、もし今回の話の一番の意図が、「小手先のテクニックに走る就職予備校への非難」であるならば、登場人物すべてが結果的にその犠牲者となり話がつながるのですが。
そこまで考えているのかな?
良くも悪くも 相棒テイスト 笑
盛り込み過ぎ感は否めませんが…
他の刑事ドラマのよーに単純な展開に満足できない
層がターゲットだけに こねくりまわしちゃいますわなー
前々回の事件の発端部分の 化学兵器テロか⁈的な入り方も
うーん? いるか⁈ だし
でも そんなトコも含めて相棒が大好きなんだよなぁ〜 笑
社会派ミステリーの真骨頂!
最近の作品の中ではマイ・ベストです。
最後の石坂浩二のシーンは余計だったような。
次回はウルトラマンタロウ(東光太郎)登場です。
就活が全人格を否定されているように感じる厳しい現実もあるようです
就職難の4,5年前 友人の御嬢さんの友たちが就活中に自殺しました。セクハラ発言・暴言まがいもありますから何十も落ち続けているうちに厳しい現実に耐性のない若者が人によって折れてしまうのも想像はできます。
圧迫面接・・本来は対応能力を観察するためのものだったようですが、企業優位の現状の中で勘違いしている人事の人も実際います。
就職が決まらない八つ当たりに「内定がもらえないのは何もしてこなかったからでしょう」と言われるのも当たっているだけにイタイですね。ボランティア活動を就活のネタにしない・・思いについて右京さんのコメント深かったです。
社会問題をテーマにした相棒らしいものでした。
それにしても、就職活動ってその時代を反映しますね。
たとえば、「エントリー・シート」っていつから始まったのでしょうか?
自分の学生時代には、なかったような気がします。
最後、カイト君が犯人の胸ぐらをつかんだのは共感できますね。
そんなことでって思いました。
しつけ糸ですが、普通お店でお客さんが着て帰るとおっしゃってるなら店員さんが値札とともに取り除いてお渡しすると思うんですが…
ずいぶん抜けてる店員だなあと思いました。
右京さんもそのへんつっこまないし…右京さんだってスーツはいつもいいもの着てるんだしそれぐらい気付くと思うんだけどな~
店員さんがちゃんとしてれば必然的にコーヒーぶっかけの暴行罪は気付きようがないと思うのであのミスリードは意味がないと思います。
本当の犯人の殺人の動機も浅いな。あんなことでそんな逆上しないでしょー
しかも一流企業に勤めるいい大人が。
でも、最近は内定断る際にわざわざ出向くんですかね?私の時は全て電話でしたがね。真面目といえば真面目だけど…てか私が不誠実なのか?ま、私は一流企業でもなんでもなかったですけどね。
穴だらけの展開だと思いました。
穴だらけと切って捨てる方もいらっしゃいますが、今、まさに就活真っ只中の子供を持つ親としては、非常に切ない回でした。あんな事で人を殺すかという向きもあるようですが、今はそういう人、かなり居そうな気がします。右京さんの指摘にいちいち頷きながらも、生きることの全てが勝ち負けで分類されて、マニュアル化された人生を選択するしか無い様に感じている被害者の 「就活なんかに、純粋な気持ちを汚されたくない。」という気持ちも涙が出る程共感出来てしまうのです。
ライターも人と人の繋がりが益々希薄になって行く時代に強い危機感を感じつつこの本を仕上げたのではないでしょうか。履歴書ではなく「エントリーシート」という、この無味な言葉にその思いが込められている気がするのです。
今ようやく見た…気づけば明日が次回…。
意外なところから犯人で面白かったです。
私は黒いスーツは入学式のために買ったのですが、しつけ糸は付けたまま受け取ったな~と大変懐かしく思い出しました。多分すぐに着用するなら、お店で取ってくれるというのも一般的です。今回は右京さんがラッキーだったと思いますが、右京さんならしつけが残ってなくても他の証拠を探したと思うの!
最近は就職のために大学生活を捧げるわけで、そういう人達が欲しい企業もなんだかな。しかも右京さんまで被害者が朝10時に出かけて午後4時30分まで行動している…とか、普通に納得しているところも…ここは一言「授業はどうしたのでしょうね~?」とか入れて欲しかったですわ。うっかり授業に出ちゃうと説明会に出席できないんですけど、それもなんだかな…。
番組では最後にボランティアを就活のためにしたと思いたくないという〆でしたが、偽善活動でやっている人は多いかと思う。まあ、やらない慈善よりはいいのかな?いろいろと問題提起してくれますね。
最後のカイトパパですが、ちょっと普通の父親になってる感じしませんでしたか?
一体、この親子の確執ってどこなんだか…それが段々と解ってくるのかしら??
殺人の動機については
・結婚の話が無くなる
・社長に嫌われる
・明るい未来も無くなる
・会社にいづらくなる
・いるだけで常にびくつかなきゃならない
これだけあれば動機としては十分だと思いますけど…
それでも納得出来なかったら
カイト君が最後に言った「あんたそんな事で人殺したのかよ!!」で納得
殺人の動機はビビンバさんのおっしゃる通りなんですが、仮にも一流企業の社員があそこであんなに逆上するかな?ってとこなんですよね。
逆上するのはもっとあとになってから。例えば彼女が入社して本当に脅迫めいたことを言ってきたらならわかるんですが…
仮に彼女が入社してそんな話をポロっと出したとしても、そんなのとぼけておけば済むことだし、もうかなり社会経験もつんできただろう大人がそれぐらいの図太さないかな思うんですが。そもそもあそこで「入社をあきらめてくれ」なんて言うかな~
それに殺意があったというわけじゃなく過失ですしね。
殺人の動機というか過失を犯すまでがなんかしっくりこないな。
犯人に関しては気の小さい人だったんだな。で納得かな。
偶然観た11/21の「とくダネ」で似た内容の特集やってました。(制作の人、先週の相棒観たのかな?)
内定を断りに行ったらパワハラを受けた(内定を断った理由が納得できないと2時間以上責められ帰してもらえなかった等)とか、「ウチが内定決めたので、別の会社の面接は今ここで電話して断って下さい」と言われて泣く泣く次の第一志望の会社を諦めたとか。
番組の構成は「内定者を囲い込む企業側が悪い!」となってましたが、一概にそうも言えない例もありました。(A社の内定が決まったあとB社の評価も知りたいので、「2ヶ月待ってくれ」だって。自分の都合しか考えてない。企業側だって都合があるだろうし、自分の会社が「滑り止め」みたいに言われてるのは良い気しないだろう)
ちなみにわざわざ出向いて「内定辞退」を言いに行くのは、「電話1本で内定辞退を言う常識の無い人間」と言う評価が広まり、他社の面接に悪影響が出るのを恐れるとのことでした。
他には「内定塾」の講師の方もVTR出演してました。
「エントリーシート」は、よく調べて書かれた脚本だったんだなと、裏付けてくれる放送でした。
たむぼさん
私も「とくダネ」見ました。会社に行くので全部は見れなかったんですが。
学生の就活の情報が他の企業にも知られてしまうということなんでしょうか?
個人情報漏えいにならないのかな…?
スーツの謎さん
学生の就活の情報が他の企業にも知られてしまうということなんでしょうか?>
そこらへんは番組では具体的には触れられていませんでしたが、学生側が悪い印象を
気にして(気にしすぎて)、という印象でした。もしかしたら就活学生の間まことしやかに流れている噂なのかもしれませんね。
電車内の些細なトラブルで相手を刺したなど、現実に起こっている事件では、
動機などあってないようなものも多い。正に動機もいろいろなのではないですか。
犯人と被害者にとって就活はお受験と同じ。線ではなくて点でしかない。
犯人とって不幸だったのは、点で終わるはずだった嘘が大きなラッキーカードになってしまったこと。それを掴み取る瞬間にジョーカーが割って入ったということでしょう。彼女を殺す瞬間の彼の何かに憑かれたような演技に納得出来た。
魔の時というのはいつどこに開くかわからない。
岩田さゆりさんはリクルートスーツが似合う女優No.1と言っても過言ではない?これって某CMの影響かなぁ。
今再放送見てて思ったんだけど、学生の間は勉強するもんじゃないの?
ボランティアなどの活動多くしてるってことは勉強してないよね?
そんな学生雇ってどうするんだ? 本業をしてないってことは就職してからも自分の仕事をしないってことじゃないの? だから今の企業はダメなのね^^;
そりゃ赤字で倒産もするわ^^ 自分の仕事をしないで他のこと(ボランティアなど)してればね^^ ついでに円光もESに書けばいいじゃん。貴社の社長と関係あるんだけどってね。どっちも馬鹿だねぇ~~~^^;
金井さんの脚本っていつも伏線バリバリ張る割には終わり方があっけないというか、「そんな理由で人殺すか?」ってのが多いんですよね。
まあ世の中しょうもない理由で人殺す人もいるけど、それまでの話の展開からいくと尻すぼみな感じが否めないというか。。。それまで落ち着いていた犯人が突然エキセントリックになるという共通点もあり。
また、私もスーツの謎さんが持った疑問と同じところに疑問を持ちました。
しつけ糸のくだりがなければコーヒーぶっかけには気が付かなかっただろうし、またカイトくんがコーヒーぶっかけの謎に気付くところも非常にご都合主義的な印象を受けました。
就活セミナーのあの異様な感じとか、役者を目指す元彼の人物描写はよかったんですけどね。
「事実は小説より奇なり」とは言いますが、仲居が爆弾作ったり、数学者が死の間際に妙にロマンティックなダイイングメッセージを残したり、就活の面接に来た学生に個人的な事情で辞退を申し出て断られてたまたまそこが架橋で学生もほぼ抵抗しないまま突き落とされて死んじゃう、という金井さんの脚本はある意味事実を超越したフィクションの世界なのかもしれません。
逢魔が時さん
しつけ糸に疑問をもってくれた方がいらっしゃったのは嬉しいです。
やはり推理ものは細かいとこが気になりますよね。
右京さんも細かいとこが気になる人なはずなんですがね~
ボランティアやってる自分としてはすごく気分の悪い話でした。
人それぞれですけど、基本的にボランティアにきてる女子大生って
「就職活動で役に立つから」とかいう理由で来てて、活動中ずっと友達とくだらない話ししてる奴ばっかなんですよ
ボランティアのタスキしたままそういうことやられるとほんと不快
んで、ボランティア証明だけもらって帰る
「お前ら何しに来てんの?」って感じです。
カンボジアの件以外は、殺された女もあいつらと同じなんだろうなって思って
それに、あの男が女子大生を殺した理由はもっと根深いもののような気がします
ボランティアのことだけど就職が決まるわけじゃないでしょ?
きっと、他にもいっぱい努力したんだと思います
それなのに、あんな女にすべてをむちゃくちゃにされると思うとね・・・
なんか、綺麗事ばっかで気分の悪い話でした。
この話は勉強になりました。この話が終わった3.4日後に僕は試験がありました。この話では、面接の場面があり、面接ではどんな事が聞かれるのか、と、相棒で分かりやすく教えてくれたので、本当によかったです。
相棒セレクションで見ました!あそこまでよく展開していたのにおち(犯人が殺した動機)があれだと、ちょっともったいない話だったと思います。もう少しまともな動機を望んでいました。そして、犯人と右京の接触がいつもより少なかったような気もします。もう少し接触しても良かったのではないでしょうか?
社会性を描くシリーズなので、これからの自分は就活生になる時期です。本当にいい話だと思う。
刑事にはなれたけど、思ってたのと違うっていうカイトの言葉も今聞くと意味深に感じて面白い。
こういった心情をもっと掘り下げて欲しかったな。
分かるって気持ちを汲み取ろうとしてくれる悦子もいたのにね・・・
再コメですいませんでした。同じ就活生にこの3年間何もしてないから入れなかったじゃないの?と言われたらさすがに私も怒りたいです。内定を辞退した被害者の気持ちはどうなるか?コーヒーをかけられたときはびっくりしました。面接官が犯人だと思わなかったです。
犯行の動機は、犯人の経歴詐称的な事象と詐称漏えいの危惧が背景にあったのですね。
今春、あるテレビのコメンテーターの方が、経歴等で偽りがあり、多くのものを失う事態になったのを思い出します。嘘をついても、いつかどこかでばれてしまう。大学生の頃をどれだけ頑張ったかが、その先に反映されるのだと思います。
内定をもらえない高林さんですが、3年間学業以外の何かに打ち込む努力をされなかったのなら、内定の事で奈月さんにあたるのはいかがなものかと思います。とはいえ、奈月さんが、海外ボランティア、留学、国際学生フォーラム立ち上げ、学祭の実行委員などこれらを学業と両立で本当ににできるのか疑問に思えます。
企業人事と、就活生との間で、こんなところで事件が起こるのかと楽しく再放送を観ていました。
被害者の友達の女の子が、ただでさえ就活中ということで気が張ってるのに、事情聴取ということで、伊丹さんに署に連行されてしまうところ、その心情を察すると恐ろしく可哀想なのがアクセント。
カイトくんと右京さんと米沢さんで、ロッカーから出てきた女の子のシャツやスカートを手に取ってスースーハァハァ匂い嗅いでるところがハイライト。
コナンのアニメオリジナルで「偶然は二度重なる」というのがあって、それもスカートのしつけ糸とコーヒーの染みが事件の鍵になっていました。放送された時期が被っていたので印象に残っていました。放送自体は、コナンの方が後になります。最近、コナンの方を見返していたので思い出しました。
尺の長さもあってか、同じアイテムを使っても、仕上がりは異なっているので、見比べてみると面白いかもしれません。
この話は面白かったです。
企業側が就活生に電話をかけてくる際は番号非通知でかけてくるとか脚本家も調べて書いてるなと思いました。
殺人の動機も犯人の人物像も理解できるものでした。
経歴を偽ってまでして入社した大企業、そこでまた出世の道具にその偽りの経歴を使うとなれば、人生を会社に捧げたも同然。
つまり、被害者は自分の人生を脅かす存在なのだから、冷静ではいられなかったのでしょう。
「就活というのは素晴らしくとても特別なもの。」それも間違いないですが同時に「人間関係を壊したり、人生や性格が一気に変わってしまったりするとても恐ろしい一面もある。」とこの回を観るたびに思います。
日常に潜むちょっとした人間の狂気のようなものが描かれている感じがするんですよね。
彼女も、「コーヒー」の件も、「必覇!」という掛け声も、犯人についても。
犯人のような人物も現実にいるでしょうし、あれらのことが動機で殺してしまうというのもあり得ないことではないと思います。
そして最後の「ボランティアで体験したことには純粋な気持ちがあった」劇中の彼女の描写を見ると少し違和感もありますけど、右京さんの言うように「堂々と話すべきだった」というのはその通りでしょう。
カイト君のエピソードもまた色々と興味深いものがあります。
エレベーターで犯人の前にさっそうと現れる特命係コンビの演出もとても良いと思いました。
就活にフォーカスした考えさせられる内容で完成度はかなり高いと思えます。
欲を言えば、被害者にもう少し同情させられるようにしても良かった気はしますね。
いくら必死だからって頑張ってる知人に見下した言葉を浴びせていい理由にはならない。
被害者にも犯人にもあまり同情できないとはいえ、就活という身近にある闇を描いているのが興味深くなかなか考えさせられると同時に面白く見られる。
金井さんのひねくれた視点は輿水さんとも共通するものがあるように思えてきた。
結構好きな回です。犯人像と「そんなことで人殺したのかよ」というカイト君のセリフがいい。
就活でアピールするために少し話を盛るのは、結構やってる人多いと思います。でも、他人の経験を丸ごと自分のことにしたら、一線超えてただの大嘘ですよね。それでも、そこまではまだ犯罪者じゃない。
この回の境界線は、そこで殺人という選択肢が出てきてしまった犯人の人間性だと思いました。本人だけが「他に道がなかった」と思ってるけど、たいていの人にはそもそも殺人の選択自体ないんですよ。他の道が無数にあるだけで。
被害者が「その話はしない」と言ったことを信じてビクビクしながら普通に過ごすか、婚約者に頭下げて正直に白状するか。少し強い人なら、仕事で実績積んで新しくボランティアして、面接の嘘なんか何だ今の俺を見ろ、と言い切るでしょう。冷静になったら、どんなに優秀でもコネがあるわけでもない一般学生ひとり、欠点探したり他の学生を強く推したりして落とすこともできたんじゃないでしょうか。そこで冷静になれず一番ダメな選択をしてしまう犯人。
自分では優秀だと思ってるけど小ずるいだけで全く優秀でなく、自分だけが大事で他人の人生はちり芥と思っていて、欲張りのため何ひとつ手放すまいとして逆に人生そのものをパーにしてしまう。現実にいそうなリアリティを持った犯人のダメさ加減が、とても良く描けていました。
スーツを着替えたの件が長すぎて、そこから犯人までの繋がりも無理やり感しかなかった。
まず最初に被害者の部屋を調べるのは警察なら普通じゃないのかな。それが途中でノートなどを見つけるのは違和感しかない。
まぁ、何よりも最後のカイトのカレーがうまそうだった。
被害者の奈月ちゃんみたいな真面目なのにプライドが高く相手を思いやれない人は恨みを買いやすいのは間違いないと思う。
内容自体は相棒らしい作品でなかなかオモロい。