脚本:真野勝成 監督:兼﨑涼介
ゲスト:音尾琢真 大谷みつほ
ある日右京は、幸子の紹介で、羽賀(音尾琢真)という男から人捜しを頼まれる。対象は、シガーバーで偶然出会い、特徴的な香りを放つ自家製シガーを吸っていた“工藤春馬”という男。その香りに魅せられた羽賀は、一本分けてもらったことをきっかけに交流を持つようになったのだが、工藤は1年程前に突然、煙のように姿を消してしまったという。
Season15 第2話 「チェイン」
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今日の脚本家は真野さんなので、よかった^_^それはお互いの気持ちを表現するところが感動しました。右京さんが言っていたあのセリフが意外だった(^-^)とても執念深いあの刑事。あれは伊丹刑事のことを思い出したかもしれない‼️次も楽しみです。
season6 琥珀色の殺人に似てました。
今日のお話は悲しいお話だったような気がします。悲しいお話でしたがこのお話も好きです。
音尾琢真さんはseason4 第7話 波紋 下園巡査役で出演。
大谷允保さん(現在は大谷みつほさん)はseason6 第6話 この胸の高鳴りを 添島可奈子役で出演。役名の「可奈子」はこれでいいのかな?自信がありません。ごめんなさい。
次回も楽しみにしてます。
負の連鎖は最悪の結末をもたらすのか…それでも誰かが勇気を出せば最悪の状況は最小限に抑えられ、鎖を断ち切ることができた、そのようなことを考えさせられた話でした。
中々複雑だけど、面白かったです!
う~ん、今回はちょっと複雑かな?
色んな人物の名前が出てきたりして、内容もややこしくて。
ととのつまり、特命係の2人にそれぞれ人探しを依頼してきた羽賀さんと小田さんの両方がお決まりの犯人だったって事でしょうか。
特命係の2人に工藤(石井)さんの捜索を依頼した理由も、ただ単に工藤さんが所持していた独特の香りと味のするシガーを店が閉店する前にもう一度だけ吸ってみたかったからとか。
その捜索の途中で発覚したのは、伊丹さんが追っかけていた野中さんは実は自殺していた事と、小田さんの父親を殺害したのが友人?の羽賀さんて事かな。
なんかあと2~3回ぐらい見直さないと感想としては面白いかどうかわかりませんね、僕としては。
とにかく僕的にはややこしいかった印象です。
とりあえずはコネタ的に、
*右京さんではなく相方のナレーションで始まるのはseason4「閣下の城」の亀山君以来かも。
*芹沢君、冒頭で「右京さん」って言ってなかったかな?
いつもは杉下警部と呼ぶはずなのに?
*幸子さんに頼みこんで右京さんが捜査するように仕向けたって、やはり亘ちゃんはなかなかの策略家だわね。
*ポスト米沢の位置に青木君がいるみたいな感じがしますが、今回はちょっと青木君はウザく思えた。
*社課長はやはり出番無し。当然鑑識の益子さんも。
*右京さんの「紅茶」、亘ちゃんの「コーヒー」、2人の趣味が事件解決のアイテム「シガー」に絡むとは出来すぎ。
*角田課長、本人は忙しいらしいがどう見てもヒマ。
*右京さんの喫煙シーン、ずいぶん久しぶり。葉巻もちゃんとブレンドして作れるんだね。
*現在社会の喫煙者にもしかすると警鐘を鳴らした作品かな?
ぐらいです。
次回の作品は掲示板にも書いた通り、櫻井智也さん(共同して山本むつみさん)のお二方の作品で、あまり期待はしませんがとりあえずは拝見してみます。
アリキリの石井正則さんがゲストですが、以前に鹿手袋さんの役で西村雅彦さんも出てきましたし、「古畑キャラ」からあと田村正和さんにも出演されて欲しいです。
無理かな。
流石真野脚本、凝ったお話で存分に楽しめましたし、チェイムというタイトルも様々なものを暗示していて良かったです。
でも細かいところを言えば、工藤を探すよう頼むところの動機が若干弱かったり、工藤(石田)の自殺シーンがあっさりだったりと、もう少し時間があったらという箇所が結構ありましたね。結構詰め込んだというか。でもなかなかの佳作だと思います。
来週は新参さんですか。不安半分期待半分でみたいと思います
職人回風の人情回。
冠城が右京を動かして一緒に捜査しようと計画するなどは「冠城亘ならでは」という感じがして良い試みだったと思う。
それと桜子義父殺害を追う刑事を若かりし伊丹と設定した事で不必要に登場人物を増やさず物語がグチャグチャになるのを避けたって所も高評価。
【感想】
初見だと「80万円で羽賀に殺人を依頼してその金が原因で闇金業界に落ちる野中は自業自得」と考えていたが、彼が最期で桜子義父と同じ銘柄のタバコで死ぬという事から殺人に関わったという罪の意識を感じる事が出来た。
ただ細かい点が少々荒かったのも事実。
工藤とのやり取りで野中が逃亡を諦めて自殺を選択するというの場面が省かれておりそこの「どうして?」を説明して欲しかった。
他にもシガーが繋いだ縁と聞けば雰囲気と聞こえは良いけどちょっと縁が繋がり過ぎててご都合感も否めない。
工藤が野中を目撃、工藤に誕生日プレゼントを贈った桜子と羽賀が冠城の知人、野中と工藤の口癖が同じ……などなどパワープレー展開が多い。
批判はしてるけどなんやかんや最後に特命係が羽賀と桜子にシガーを吸わせる時間を与えてるのは「秘密の元アイドル妻」などを代表とした古き良き『相棒』感がしてgood
【雑感&小ネタ】
•真野脚本は蘊蓄が多いのが評価の分かれ目
•青木完全レギュラー固定なのは嬉しい(社さんは要所要所で良いから出して
•米沢さんのいない弊害がちゃんと出たのは良い!
•幸子さん、人肌は良いですから着物を脱いで下さい(最低)
•紅茶と珈琲のシガーは狙い過ぎてシラケる
【次回】
初脚本の櫻井さんかつギャグ回っぽいので期待値は低め。
ただ役者の方にとても愛嬌があるので内容や演出よりもゲストに注目して観る事になりそう。
真野勝成は刑事7人第2シリーズからいい流れで相棒の脚本も書いている
掲示板のネコさんの意見に同意です。
一見凝った作りをしてますが、単純につまらないです。
雰囲気と道具立てにばかり拘った結果、様々な矛盾点が生まれてしまってます。
とにかく脚本家が、”煙”で全てをまとめるのが美しいと思っちゃったんでしょうね。
でもそもそもの殺人の手口が毒入りタバコなのに、関係者がその銘柄を吸い続けてるのは犯罪者心理としてどうなのだろう。自分の犯罪をアピールしたい愉快犯ならともかく。
贖罪としても成り立たないし。
『人が煙のように消える』というのはシガーの話に合わせた脚本家側のレトリックに過ぎず、その実体はただの行方不明なので、右京が興味を引かれる謎でもなんでもない。
一本のシガーに紅茶とコーヒー、すなわち右京と亘の両方を混ぜ込んで相棒感を出そうというのはアイデアが先走りすぎて現実味が無さすぎる。
とにかく全てを脚本家の頭の中だけでこねくり回していて、空疎な一話でした。
そうですねえ、一見過去作品の焼き直しというか、オマージュというか、今はまだ冠城さんが着任したばかりなので、その個性を作り上げて行くための段階の時間かな、という感じですかね。ラストは何パターンも作れたなあと思います。あのように“最後の1本ですから、ごゆっくり”というのも良いですし、伊丹さん達が入ってきて“はいはい、特命はここまで!”といって雰囲気をぶち壊す展開もありだったな、と思いました。ただストーリー的には力をいれてるけど、なんか正直空回りしてるなあ、といった印象です。あと、このご時世にタバコ(シガーは正式にはタバコではありませんが)の煙を、これでもか!と使っている事への驚きがありました。総合的に今回は普通のドラマっだったな、という感想です。次回に期待します。長文・乱文 大変失礼いたしました。
訂正します。
某テレビ雑誌(茶色の表紙の薄い本)の書き方がまぎらわしかったみたいです。
先のコメントの中で、来週の脚本家はお二方の共同作と書きましたが、来週は櫻井智也さんで第4話が山本むつみさんの脚本と言う意味でしょう、たぶん。
再コメント、失礼しました。
せっかく音尾さん別役再登場だったのに
物語楽しめませんでした。
原因は初回の次回予告が尾を引き
あのクチャクチャ男の埋没シーンと
どうリンクするのか気になってしまったこと
あいかわらずの嗜好品押しネタ飽きた
後半話があっちこっち飛びすぎ
レギュラーの後出しキャラ設定
米沢さん後継狙いすぎでありえない
行動力設定の青木君
探偵事務所と化した特命係等々
もはやパラレルワールドとして
観るしかないなという感想です。
正直あまりストーリーに引込まれなかった。
でも良い意味で相棒らしい話かな。こういう地味めな話は最近無かったので…
どなたかも書かれていましたが青木君がちょっと出しゃばりすぎかなと思いました。
そう考えると米澤さんの協力の仕方ってとってもナチュラルだったと感じました。
伊丹さんが冠城くんにいじめてやる宣言していた所が面白かったです。いい喧嘩相手が出来てよかったね。
近年の相棒では、嗜好品を題材にした作品は、真野勝成さんが脚本をされるようですね。
Season12「右京さんの友達」紅茶、Season14「或る相棒の死」抹茶とコーヒー、「陣川という名の犬」コーヒーなど
本作は、シガー、タバコを題材にしましたが、ラッキーアイテムさんがおっしゃった、Season6「琥珀色の殺人」を彷彿させる作品と思います。本作は自家製ブレンドのシガーそのものがすべて解決の手がかりでした。捜一は、野中さん死亡の捜査資料を見せない、米沢さん無き鑑識は特命係を門前払い。青木さんのアシストで、か事件現場にあったシガー入手と、捜査資料(伊丹さんの丁寧な捜査資料作成に感心)にたどり着けましたが、シガーの中身の事(羽賀さん、小田さんがおっしゃった、何かが足らない)で、右京さん、冠城さん、それぞれの嗜好品に関する知識が役立ったのは作為的に感じます。
工藤さん、野中さんの口癖「お前はこんな所に居ちゃいけない」これは、ブラック企業であることを相手に諭しているという事なのでしょうか。
Endymionさんがおっしゃるように、あぱーとでの工藤さん、サブタイトルにあるように、短くなったタバコの火で次のたばこに着火する羽賀さんと小田さんを見ると、喫煙への警鐘でもあると思います。
本作拝見後、Season6「琥珀色の殺人」(録画したもの)も拝見しました。もし、蟹江敬三さんがご存命だったなら、三好倫太郎さん役で、シガーバーの店主として好演されたのかなぁ?と、そんな想像もした回でした。
大体は皆様が投稿されていますので、特に指摘はありませんが、今回はまずまずといったところですね。
紅茶、珈琲に加えてシガーですから嗜好品話が苦手な方はウンザリな印象があったのかもしれません。
気になった点は匿名の特命さんがご指摘の工藤と野中の関わりのくだりが荒かったぐらいでしょうか?
青木年男が米沢の役回りを担うとは意外でした。
表面上は右京も冠城も好意的に接してますが、二人とも油断はしてないでしょうね。
益子さんは今回は出演せずでしたが、主役二人と現場で出会って欲しい。
今後も通常編も手抜かりなく頑張っていただきたいです。
伊丹相変わらず小さい~
正直言って今回のは、つまらなかったです。
なんか内容微妙だし、最後の最後まで楽しめませんでした。
題名に無理やり感がありましたね。だから、他の人のコメントを読んで良かったという方が多くいらっしゃって驚きました。
それから、青木年男?がうざいです。
米沢さんの代わりかどうかは知りませんが、レギュラー化するのは気に入りません。
来週に期待しますが、次回予告を見ていたら崖のシーンがありましたね。
ついに午後のサスペンスになるのか。相棒。
幼稚なコメント失礼しましたm(_ _)m
2回見ることをお薦めします。1回目の視聴は微妙だったんですが、2回目で作品のクオリティーの高さがわかります。
煙しか手がかりがないとのことで、そこから少しのつながりをつなげて、探し当てていく流れは、面白かったです。
チェインというタイトルからは、人と人のつながりは切りたくても切れるものではないというメッセージも感じました。
内容的には楽しめました.最初,杉下と冠城が同じ相談を受けていたのでご都合主義も程々にと思っていましたが,冠城が仕掛けたことと知って納得しました.他の方もおっしゃってましたが,「煙のように消えた男」ということに杉下が興味を唆られたかは置いといて,シガーしか手掛かりがないことには興味を注がれたのではないかと思いました.
個人的には,杉下の紅茶,冠城のコーヒーがシガーに含まれていたぐらいのご都合主義は良いかなと思いました.ただ,「紅茶」,「コーヒー」とかではなく具体名を言って欲しかったなと.それならば,下調べをちゃんとした感も出て良かったのではないでしょうか.
工藤が二人のために自殺したというのが少し謎ですね.刑事の前で自殺したら逆に何かあると思われて余計調べられるでしょうに.それぐらいなら家から追い出した方が賢明だと思いました.
他の方もおっしゃっていましたが,羽賀と小田の動機が弱い.ただ,シガー店が潰れる前に三人で集まりたいという理由だけで危険を顧みずに捜索をお願いしますかね.まあそこまでシガーに取り憑かれていたんでしょうか.
青木がレギュラー定着でしょうか.米沢が担っていた監視カメラとかはサイバー犯罪対策課で勝手にできそうですが,事件現場に青木が行くことはできませんよね.鑑識の益子が何かの事件で特命に協力してもらい,以後協力していくみたいなことがあればいいんですがね.あと,青木事件聞きすぎでしょ.捜査一課に盗聴器でも仕掛けているんですかね.
Endymionさんが書かれてましたが、私もちょっと複雑で分かりにくかったです(^^;
あと一話目はあまり感じませんでしたが、米沢さんがいないのはやっぱり寂しい、、(泣)
次回は石井さんですね!好きな役者(コメディアン?)さんなので、楽しみです(^^)
スリランカのxx豆とか、ロンドンの○○のアールグレイとかであれば、通な感じはありましたね。
青木はからみは凄いですが、やはり、社さん、日下部さんのからみが多くみたい!
今回のは蟹江さんに演じて欲しかった作品。
衣笠さえ、蟹江さんなら、と感じてしまう。誰かが言われた通り、他に良い役者いなかったのかな。
オチがもっとセンスとユーモアがあれば、全体的によい話になったかも。最後が惜しい、やや複雑な事件になってしまい。
亘も大きな還流のような法務スキャンダルに巻きこまれると味が出るか。
鑑識を使えない特命は新鮮!
次回以降に期待!
サイバーセキュリティ担当だから特命の情報収集役が務まるかというと
大いに無理がありそう。
ミステリとしては残念な作品でしたが、
短編小説みたいでそう悪くはなかったです。
テレビであまりお見かけしない役者さんの方が色が付いていない分、
リアリティがあって好きです。
次回以降に期待します。
すみません、出尽くした感じなのに…(汗)
わたしもユッキーさんと同じく
>殺人の手口が毒入りタバコなのに、関係者がその銘柄を吸い続けてるのは犯罪者心理としてどうなのだろう。
そこに引っ掛かりました。性格良さそうな犯人なのに、合わない気が。
でもそのぐらい、ニコチン中毒は、ちゃんと治さないと治らない、ってことでしょうかね。全体的にホントドン引き、空回り、引きこまれなかったです。右京さんが無理してテンション上げているみたいに感じちゃうし、視聴者置いてけぼりの、煙草まみれの自己陶酔(真野氏の)でした。
たまきさんと早々に手を切っておいてよかったあ、
と相棒スタッフは皆思っているはず。
嗜好品・うんちく尽くめの真野脚本でしたね。
真野脚本て凝ってて面白く見せてます風の話しが苦手です。
なんか、
凝ってますよー。
面白いでしょー。
ってあざとさがチラチラする感じ(^_^;)
まぁ単純に真野アレルギーなところが…
詰め込み過ぎというか、1時間に収めるには
凝りすぎな部分があって結果ところどころ甘い。
脚本家ってどの程度まで自由にキャラ動かせるのですかね…
真野脚本で壊されたキャラが多すぎて真野脚本がデスノートに感じます…
しばらく経って録画を見直してみました。うーん 初見とあまり感想が変わらない。煙のように消えたとゆうフレーズに惚れ込んじゃったんでしょうね。冠城さんシガーが作りたくて特命に来たの? ま こーゆーコトとは象徴的な意味でしょうが…伊丹さんのキャラに厚みが増したのは収穫ですね。調書の件とか。
私は結構好きでした。「人探しの手がかりはシガーの香りだけ」というのはどこにもない新しい感じがしました。しかし、このご時世にシガーの話題をは結構攻めたと思います。相棒作品としてはかなり地味な方だとおもいますが、展開が掴めなかったので、面白かったです。
そして、話が複雑なので、何名かもおっしゃっている通り2、3回の視聴をおすすめします。
冠城くんが正式に特命係に配属されたあとの最初のエピソード。
右京さんや冠城くん、そして伊丹刑事などのキャラクター設定が存分に引き出されていて見応えがあります。
サブタイトルの「チェイン」は(チェーンスモーカー)と(人と人との複雑なつながり)を表しているようですね。
さまざまな人物の悲しい過去、複雑な関係性、忘れられない瞬間などを深く描いているように感じて
「右京さんの友達」「ストレイシープ」の脚本も手掛けた真野勝成さんらしさが溢れているように思います。
喫煙をやめられない人や 今自分が置かれている状況に
苦しんでいる人へのちょっとしたメッセージのような
ものもあるように感じる。
最後の結末も少し悲しくとても印象に残る事件。
「オマエはここにいちゃいけない」
言葉だけ聞けば響きますが、右京が劇中でしてた様な解釈も出来ますね(汗)。
事件の背景も特に近年問題になってる義理の父親からの虐待によるものというなかなかエグいものでしたが、ひょんな事からそれを癒やしてくれたのが青山勝さん演じる石田祐太こと工藤春馬が作ってくれたタバコだったということですね。音尾琢真さん演じる羽賀友一と大谷みつほさん演じる小田桜子は工藤春馬に会ってそのタバコを作ってもらい、それをもう一度堪能したかったので特命係を頼って探してほしかったのでしょうね。
ただ、特命係があのタバコを割と簡単に作れちゃったのに少々違和感を感じ、何より右京が事件解決のためとは言え、伊丹が執念深い刑事だからいずれ事件の真相が明るみに出るなんて嘘を言っちゃうのは反則ですよ(結局伊丹はデカい口叩いたあとはこれといった動きもなく物語は終わっちゃいましたが)。
この頃の青木は、自分から捜査資料を特命係に見せるなど特命係に優しい。
最後に杉下が作ったリトルシガーを羽賀と桜子が吸う場面で、冠城が先に羽賀のそれに火をつけたのは、違和感があった。冠城なら先に桜子に火をつける方が自然かと。
冠城くんが正式に特命係入りした直後のでもある二話目にしてインパクトのある話じゃなくこんな地味な話もってくるのはちょっと意外性がある。面白いのかどうかと言われるとよく分からないけど、複雑な人間模様とか、人生観やうんちくについての語りとかであふれていて楽しめないことはないと思う。
この頃の真野脚本も恋しい。
複雑に人間関係(チェイン)が絡まっちゃってますね。
羽賀と桜子、たまたま同時に工藤探しを冠城に依頼する。
羽賀と桜子と工藤は、シガー仲間。
桜子と野中はかつて交際していた。桜子は野中に義父殺害を依頼。
羽賀と野中は作業現場仲間。野中は桜子の義父殺害を羽賀に依頼。
桜子は、義父殺害の実行犯が羽賀だとは知らない。
野中は、職場の上司を殴り殺したあと失踪。
工藤は野中に接触し、一緒に失踪。野中の自殺に立ち会う。
てな感じで、相関関係はわかるのだが、心情とか背景がさっぱりわかないのが難点。
なぜ工藤は野中の自殺をほう助したのか?そして、なぜ自らも命を絶ったのか?
そこまでして羽賀と桜子の秘密を守りたかった心情とは?
工藤にとって、羽賀と桜子は”尊敬する友人”とのことだが、3人の関係の濃密さが
わかるようなエピソードやシーンが1つ2つあればぐっとくる話になったのではないかな。
★★★☆☆
杉下右京の個性: 9/10
冠城亘の個性: 9/10
その他キャラ: 9/10
題材: 8/10
小ネタ: 9/10
セリフ: 9/10
構成・テンポ: 9/10
カット・撮影: 9/10
音楽の使い方: 9/10
ストーリー: 8/10
総合: 88/100