脚本:真野勝成 監督:内片輝
ゲスト:野間口徹 松尾諭
計6人の女性を殺害し、顔を切り刻むことに執着した快楽殺人犯・北一幸(野間口徹)が、治療中の病院から逃走した。裁判中だった北は、末期がんの治療のためにいったん入院していたのだが、見張りの刑事を殺害して姿を消したという。犯行は病院のシステムがダウンした十数分のうちに起きており、計画的なものと考えられるため、共犯者がいる可能性が高かった。
Season15 第16話 「ギフト」
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『相棒15』バイプレイヤー・野間口徹が快楽殺人犯を怪演
http://www.oricon.co.jp/news/2086287/full/
相棒Season15 第16話 『ギフト』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=RaawJw1Avyc
真野勝成さん、もう脚本書かないでください
なんというか、この真野という脚本家は本当サイコパスが好きですねぇ……正月スペシャルといい今回といい。
しかしながらサイコパスに自分の犯罪の美学を語らせすぎてかえって安っぽくありきたりな犯罪者像になっているような気がしてなりません。
これでは朝倉や村木ほどのインパクトを視聴者に与えられているとは到底思えませんね。
あと毎回思うのですがこの人が書いた脚本だとキメの右京さんの説教がチンプンカンプンなことを言っているような気がします。
まあ登場こそしませんでしたが陣川君が元気でやっていることがわかっただけでもよかったとは思います。
きっと彼はイギリスでも丸腰刑事として悪と戦っているのでしょう。
とても理解出来ない愛で繋がってしまった人間ばかりで、頭がおかしくなりそうでした。
伊丹さん、手を挙げなくて正解でしたよ。北にとってはそれさえ、ご褒美だと感じてしまうんですから。
一つだけ個人的に言いますが、北にも神は存在すると思いますよ。
そう死神だけが………………..
脚本家の真野さん&真野さんファンの方には申し訳ないけど
苦手な作品でした
見張りの警官が殺された時点でギブアップでした
元日(元旦?)スペシャルといい、今回といい、ちょっと苦手な作風の方だというイメージを持ってしまいました。
真野さん=サイコ ではないはずですが
同じサイコでも初期のウィンパティオは、惹き付けられたのですが…
あれ?今回は陣川回でしたっけ?
1年前のコーヒーセレモニーがありありと思い出されました。
最後の絵葉書だけで存在感ありましたね。
何しろ「陣川という名の犬」の回がなければ今回はなかった訳ですから。
サイコパスについては理解できません。
設定としては不愉快です。
ただ、犯人の信条と心情の変化と、それに対する特命係の推理と、捜査1課の二人の行動を楽しみました。
伊丹さん、手を挙げなくて本当に良かったですよ。
芹沢、冠城両氏も良く止めました。
あんな奴の為に拳を汚すことないですよね。
真野先生は相棒とは相性悪いんじゃないかなぁ・・・
そろそろ別な活躍の場へと送り出して差し上げたい
なぜ真野勝成に脚本を書かせるのか本当に訳がわからないです。もう書くな。というか相棒製作陣はなぜここまできて彼に書かせるのか。謎。
人の命を軽く思っているのは北一幸ではなく真野さんなのではないかと思えます。
しかも1人殺される度に尺を要すのでその分推理が単純でつまらないです。
あと、潮崎巡査の顔が刻まれたのは北が美しい女性であると認めたからだ、というのは多くの人が途中でわかるであろうことなのに最後に右京さんが視聴者を驚かせる(?)ような感じで喋っていたのはわざとなんでしょうか。それとも気づかない前提なのかどうか…
今回の脚本を短い言葉で言い表すとしたら、いびつな愛の物語と言った所でしょうか。登場人物が無駄なく配置されており、また細部の辻褄もあっています。毎度毎度よくこんな事を思い付くなという感じで、かなり楽しめました。
ただし、人を選ぶ作品だと思います。
書いた人の言いたいことはわかるのですが、書き留めた時点で仕事が終わってしまっていると思いました。それを台詞にぶち込んだだけでしょ。これはドラマなんで劇として見せないといけないのに、言葉がどれも説明的すぎて、生きた言葉がない。全員が、書いた人のアイデアとやらを延々としゃべらされているだけではないですか。いや、そんなもんだったら受け手としては本を読めばいいだけの話で、役者が演じる必要はないでしょ。これ、役者さんたちは大変だったと思いますよ。
音楽が冗長だったのもちょっと嫌でしたね。延々とかかっているだけ。こういう作りだからあえてそういう音楽の使い方したのかもしれないけど(その辺は知らないですが)。
右京の最後の説教の台詞、「あなたの側には誰もいない」って、書いた人自身が座右の銘にしている言葉じゃないかと思いますよ。こういうこと、実際にできちゃってるんだから。「陣川という犬」は悪くないと思っていただけに、今回のはがっかりでした。何らかの理由で、ちょっと浮かれ気分で書いたのかな。
微妙かな~?
再視聴してみますが、とりあえず陣川君が日本にいない事がわかっただけでも救いかな。
また陣川君がイギリスに研修中で、そこでも要注意人物扱いを受けている事を、自慢気に葉書で知らせて来たのは、相変わらずの陣川君だと思いましたが。
内容的にはちょっと無理が有りすぎかな?と思いましたね、僕は。
北一幸の余命2ヶ月がなぜ延びたのか?
作中、何の説明もなかったし、ブラックジャックのような医者がいたのでしょうかね?
また殺人鬼の北に同調する塩崎巡査や有村みなみさんや、一応協力者的な連城弁護士の存在など、すべてが北の為に用意された感じがして不自然過ぎていてまた出来すぎていて、かえってシラケた気がしました。
右京さんの言う通りに、北側には北しか存在していないし、ましては北には神など存在しないと言うセリフもなんか当たり前過ぎていてまたシラケた感じがしました。
どうも近頃の真野さんはちょっと変ですよ。
元日スペシャルの時は僕は思わず面白かったとコメントしてしまいましたが、あれも3回再度視聴しましたが改めてメチャクチャな内容だったと先にコメントした事を取消したいくらいに後悔しましたし。
真野さん、あり得ないくらいのメチャクチャな犯罪者を産み出して、そこで特命係と対決させたいと思ってらっしゃるのかな?
あと殺害された有村みなみ役の片山萌美さん、週刊誌のグラビアでは結構なものを・・・・あっ、以下省略。
また今回も上手くコメント出来なくてすみません。
とにかく今回は評価は3ですね、今のところ。
来週は「ラストワーク」、
期待の森下直さんの脚本。
掲示板にも先に書きましたが、
ゲストの渡辺哲さんは再度登場です。
>Endymion さん
余命二ヶ月の北が1年間生き延びたことに対しては一応「奇跡的に手術が成功した」的なことを言われてたような気がします。
連城弁護士の存在は本当に意味不明でしたね。警察や検察に対して異常に挑発的なことに対しても何のフォローもありませんでしたし、本当物語を成立させるためだけの駒に過ぎなかったという印象でした。
おっしゃる通り全てが北のため、というよりかはもはやシナリオのために用意された登場人物だったという印象です。
相変わらずの中二病炸裂脚本で・・・。
ゲイに対する殺人鬼の敬意、というところはよく出来てるなあという感じはしますが、サイコパスだのなんだの、そろそろやめてほしいかな。クドいです。真野さん。
あっ、そうでしたか。
わざわざありがとうございました。
僕が聞きそびれただけでしたか、お恥ずかい!
少数派らしいですが、好きな話ですね。思春期中学生で僕が厨二病かつ変態だからでしょうか()とりあえず、4点かな。減点材料は謎解きのシーンが長いところくらい。おっせっかいじじいさんの「いびつな愛の物語」は秀逸な表現だと思います。
でも皆さんおっしゃる通り、サイコパスの類はもう十分だと思います。「或る相棒の死」とか「英雄」「死命」「右京さんの友達」みたいな、普通の人たちの話が見たいですね。少なくとも真野脚本が万人ウケしないのは確かでしょう。
コメントが切れてしまいました(笑)。連投ご容赦くださいませ。
(続き)それにしても野間口徹氏の存在感は圧巻です。北という狂気的殺人者の中に生じた、大きな感情の変化をよくもここまで体現できるなと、演劇をするものとして尊敬します。
それにしてもEndymionさんも、なかなかですね(ry)
まあ及第点かな
キャハハハぷびゃーおな紋切り型のサイコパスの描き方が相棒に限らず色々な邦画やドラマで多すぎる!その点北は村木タイプのイカレ犯だったので良かったです
印象に残らないうす〜い微妙な回が多い今期の中ではアクが強くて、フェイクと合わせてこれくらいムチャクチャやってる方が相棒らしいのかな(ただし帰還はNG)
ネクタイが女性のプレゼントだと気付いたり、弁護士に右京さんをぶつけて面白がってる冠城くんがらしくて良かったです
逃亡の協力犯は誰?→殺された巡査でしたっていうのも見せ方工夫したらもっと視聴者を驚かせることが出来たんじゃないかな
養殖の輿水回って感じで、4点!
有村が北一幸に共感?していたり北が自分の犯行を正当化するかのような発言(神にはユーモアがあるとか)には理解できませんでした。なので今回の相棒は久々に観ていて気持ち悪いし犯人たちには感情移入できなかったです。そもそもボクはサイコパスの話はあまり好きじゃないので。
来週も楽しみですね。ぼく的にはハッピーエンドを期待していますが、果たして?
中途半端ですね。
いびつな愛の物語という事では一番近いのは『ハンニバル』になるんでしょうが…。
アンソニーホプキンス演じるハンニバルレクターに対してのようには、北には思い入れできません。
この類いのストーリーで賛否が分かれるのは、その愛の形に共感できるかできないかで評価が真っ二つになるからだと思います。
ですから北に思い入れできない時点で、もう今回のエピソードは評価できません。
でも実は正直言って、僕はいびつな愛の物語は好きです。
好きだからこそ、評価のハードルは高いのです。
小説なら古くは久生十蘭の『湖畔』、横溝正史の『鬼火』から京極夏彦の『嗤う伊右衛門』、映像なら『羊たちの沈黙』(先述の『ハンニバル』は映画はちょっと)、『モールス』など、いずれも歪んで、身勝手で、怖しくて、血塗られていて、でも美しくて、哀しい愛の形が描かれています。
もし真野勝成がそこまでやるのなら、と思いますが、今回程度なら全然です。
と言うか、愛を語る殺人者が法的、社会的に断罪される展開は、このテーマのストーリーでは本筋ではないんです。
つまり、『相棒』という刑事ドラマのフォーマットでこのテーマをやるのは、かなり無謀なんですよ。
それが分かってチャレンジしてるのか、分かってないのか、どうなんでしょうね…?
『右京の友達』みたいな話の方が向いてると思うんですがねえ…
昔からの相棒ファンの方は、やたら真野さんに厳しいですよね。確かに再起動は微妙な話が多いですが、今回は良かったと思います。
万人受けしないというのには同意しますが。
毎回じゃ困りますが、こういう話も相棒には必要でしょう。もちろん共感はできませんが、お話しとしては良く出来ていたと思います。
共感できるかが全てじゃないですしね。
とはいえそろそろ「ストレイシープ」や「ファンタスマゴリ」「英雄」等、そちら方面の真野相棒が見たいです。
この三つは個人的にかなり過小評価されている作品達だと思っています。
録画したもの見終わりました。何だかなぁという感じ。
前回の陣川回はけっこう好きな作品だったし、北の行動もわかる気がしたけど、今回の話は完全に蛇足。理解不能。メチャクチャといった感じでした。
やっぱりね、想像通りの真野作品でした。何もかもが雑すぎていて残念感しかないです。陣川君にしても、なんでいきなり海外へ研修になったか、説明して欲しかったし、先にコメントされた方々同様に私もすべてが北一幸のために用意されていたようなキャスティングに思えました。真野脚本には今後、あまり期待しないほうが良いのかも知れないです。あと陣川君は冠城君がもう警視庁の人間で、階級も自分より下のただの巡査である事をまだ知らないのでしょうか?葉書でもあいかわらず「冠城先輩」と言っていたし。予想ですが、「陣川と言う名の犬」の事件のすぐ後に、海外へ研修に行く事になったのでしょうね。また、今回の陣川君のこの事情で、今シーズンのこの後の陣川君の登場はもう無いって事でしょうか?
匿名Sさん
「冠城先輩」というのは女性関係に関しての「先輩」という意味だったかと思いますが、、違いましたっけ?
再視聴してから感想を書こうかと思って、ちょっと覗いてみたら、皆さん今回は厳しいですね。
私は少数派の面白いと思う派です。
北の寿命については現実でも余命宣告された方がそれを越えても生きている、生きてた実例は多々ありますし、劇中で手術が成功してるようですから問題は無いかと思います。
殺された刑事、有村みなみ、類は友を呼ぶという事でしょうか。
北と弁護士との関係性が描かれてないのは不満ですね。
何故あそこまで忠実に動いたのか不明。
今回は北の徹底した異常性が描かれていて、野間口さんの演技力には脱帽しました。
片山萌美さんという旬の人気グラビア嬢をああいう役柄にキャスティングするスタッフにもグッジョブ!
冠城の右京弄りも良かったです。
もし陣川が日本にいたらバージョンも妄想してしまうけど、ロンドンで以前のように頑張ってる彼の絵はがきにひと安心しました。
来期は元気な彼を見れるのかな?
次回はあらすじだけだと明るい落ちなのか、暗い落ちなのか読めない。
さて、今期はいつ最終回か早く発表してほしい!
セフォーさん、有り難うございます。私にはもう「陣川と言う名の犬」は録画も消してしまって、再放送すら観ていないので記憶違いをしていたのですね。なるほど、女性関係の先輩でしたか、納得です。
自分としては好みの話です!!
『チェイン』『帰還』が個人的に大ハズレだったので今回も不安だったのですが見事に汚名返上してくれました!!
特命係がメインじゃなくて北一幸が主人公みたいに大活躍して尚且つミステリーモノとしても充分に楽しめました!
こういった気持ち悪いけど理解出来る系のサイコパスは本当に怖いけど惹きつけられる…
まさに「悪は人を魅了する」を地で描ききった。
評価は☆4です。(再視聴によっては5になる可能性あり)
【感想】
登場人物のほぼ全員が一般的感性じゃなかった。
•サイコパス北一幸
•同性愛者警察官
•病み闇図書館美女
•ゴミの段原チーム
•記憶力98%弁護士
彼等一人一人を取り上げると理解出来る人間として興味深いけど、そこに北一幸を混入させると意味分からん関係性になるのが一周回って面白い。
ウィンパティオ村木は完全に理解出来ないサイコパス、北は理解出来るけど理解出来ないサイコパスでありそんな彼が理解出来るけど理解出来ない行動をとると観てる自分は彼の行動から目が離せなくなる。
特に同性愛者警察官の顔を切り刻んだ動機とかはサイコパスが加速してて好きです。
これ以上考察しようとしても感性がよく分からなくなるので考察のしようがない。
しかし図書館美人の過去はともかく弁護士はもう少し掘り下げても良かった気はする。
今回のMVPは伊丹。
サイコパス北はもちろん理解出来ず、特命係は北の思考を読もうとして北の領域へ踏み込む。
そして自分がどの立ち位置で観れば良いかよく分からなくなった時に一般的な正論を吐いてくれる伊丹に救われた。
北が伊丹を指名したのも刑事として信頼してたからで、だからこそ愛する妻の死体を彼に送る事を選んだ。
伊丹が特命係と同じく北の思考を読もうとした時に止めた芹沢もgood job
やっぱり真野脚本はどこか『ダークナイト』を回収しようとしてるのかな…
•警察官でも告発する杉下(或る相棒の死)
•正義の為に悪に堕ちた男(ファンタスマゴリ)
•復讐に燃える警官(陣川という名の犬•帰還)
•復讐の代行(ギフト)
みたいな感じで
カイトファンなのでそういったアピールは嬉しいのですが、いかんせん多すぎる。
もう少しそこに囚われずに『ストレイシープ』の時みたいなレギュラーキャラ大活躍兼社会不適合者犯人たちみたいな構図が見たい。
【雑感&小ネタ】
•舞台芝居みたいなテイストは好き
•フィリピンの人はメンヘラ
•久々の疾走感!!
•終盤は完全に北を応援してた
•図書館美人エロい
•右京の説教は若干ズレてる気がしなくも無いけどアリだと思う
•ラストの陣川で癒される…
【次回】
自分はyoutuber系列の動画を全く見ないので分からないが多分それをイメージしたような話なんだろう。
脚本家は『嘘吐き』の森下さん。
先週今週が面白かったので自分としては流れに続いてダメだった『嘘吐き』の名誉を挽回して面白い脚本になってるのを切に望む。
真野さんがなぜ最近『相棒』内でこんなにもてはやされているのか調べてみたら、映画「Death Note Light Up The New World」の脚本を担当し、テレ朝系の『9係』などの刑事ドラマにも多数関わっていたということが分かりました。
しかし、個人的にはもう『相棒』の脚本は担当してもらいたくないですね。自己主張&自分の世界のアクセントが強すぎて見ていられないです。今はサイコパスがマイブームなのでしょうか。サイコパスものは嫌いではないのですが、真野さんが描くと『相棒』で最も重視されるべきはずのトリックと人間ドラマが薄っぺらくなってしまいます。今回も、皆さまがご指摘されている通り、抜群の記憶力を持つ弁護士や、犯罪者に親しみを覚える女性、1時間おきに電話で恋人に愛を伝える刑事、そして同性愛が故に苦悩する刑事と、登場人物が真野さんの進めたいであろう話を展開させるための駒となっていました。『相棒』は、あくまでもごく普通の一般人が犯罪をする時に用いた巧妙なトリックを徐々に明かしていくのと、その登場人物たちが犯罪者になるまでの経緯・葛藤を描くのが醍醐味だと思っているので、話を進めるために特殊能力や特異な趣味嗜好、経歴を持った人を不自然に寄せ集めるのは、トリックや人間ドラマの薄化を招いてしまう反則としか言いようがありません。真野さんはそういう傾向が強いので、好きになれません。
最近脚本を担当された数からして、今後も真野さんが『相棒』に関わってくるのは必至でしょう。今後作風に変化があるのか、注目していきたいと思います。長文失礼しました。
開始20分位までは今回はハズレではないかも!
と思いつつ、30分過ぎた辺りから多々詰め込み始め
最後収集つかず時間切れ的に終わり
やっぱり真野さん…とがっかりです。
騙して笑い者にする尺を二回もとるなら
なぜ伊丹に死体を送ったのかヒントが
欲しかったですね。
どうもサイコパス犯人など過去作の二番煎じなのに
それを越えようと空回りしてるようで
残念としかいいようがないですね。
いろんな意味でズッコケました。突っ込みどころ満載で、それもまた楽しかったですけど。
野間口さんはもう、能面にしか見えなかった、良い意味で。松尾さんのキャラ立ちもすごいですね、あれだけの出演なのに。やっぱこの二人はすごいなって思いました。
個人的には色々なキーワードがどうしても成宮カイトに繋がってしまった。気のせいだと思いますが。
サイコパスは正月に観たばかりなんですけどね.黒水の町長と北は違う種のサイコパスでしょうけど,今回は相棒でやる必要性はあまり感じないストーリーでしたね.
<感想>
・北中心のストーリー展開.「物理学者と猫」や「人生のお会計」のようにゲスト中心で進めるストーリーでも楽しめるものなら良いけど,今回はサイコパスの共感者達が成し遂げたよくわからない殺人ストーリー.
・記憶率98%の蓮城弁護士は不可解.なぜ北や有村みなみに協力し,警察を目の敵にするのか全くわからなかった.流石に背景描写ぐらいはして欲しかった.
・北リストの67人の中に,北に共感する人がいて,その人は牢獄に手紙まで出す.見張りの警察官の中に,北に共感する人がいて,その人は北に心情を打ち明け,さらに病院をダウンさせるハッキング能力を有している.さらに,相方の警察官は1時間おきに職場を離れて恋人に電話する.記憶力98%の弁護士がいて,その人は北に協力的で,警察に何も話さない.北の周りのご都合主義具合が酷すぎる.意外性をかこうとしたのか何なのかは不明だが,意外を通り越して呆れたと言わざるを得ない.
・そもそも連続殺人鬼に警備2人は不用心過ぎる.
<ネタ>
・陣川が元気で良かった.来Seasonに期待.
やはり真野勝成さんの脚本だなと言った感想です。
あの人の最近のお気に入りの脚本家の方の1人だから
仕方ないですかね?
Pのあの方が続けていたらこんな展開にはなって いなかったって作品が沢山ありますよね?
ガッカリだった作品がまた1つ増えた。
いやー、これだけ否定的な御意見が飛び交うって事は、皆さんが見たい相棒じゃあないんでしょうね。と、いう事をふまえまして、ドラマの脚本家さん達は、そろそろ視聴者寄りにドラマの内容を考えてみたらいかがでしょうかね。まあ新規のファンを取り込みたいのかもしれませんがね。ただ、視聴率が安定しているのは、昔からの固定ファンがいらっしゃるわけで、その方達にそっぽを向かれる前に、これぞ相棒!っていう作品の見せていただきたいな、と思いました。今回、自分は面白くありませんでした。これ以上は綴りません、以上です。
私は皆さんがおっしゃる程ひどいお話だとは思いませんでした。前回は本当に良かったですが、こういうのも私はOKです。フィクションなのだから、たまにはこれ位振り切った犯人だとかえってすがすがしいというか(笑)
野間口さんが好きなのでそれも大きいです(^^)
でも一番テンションが上がったのは陣川君のハガキです!大好きなキャラの一人なのに、もう出番がないのかと寂しく思ってました。来シーズンではまた出てくれることを期待しています!
犯罪者に心酔する者が2人、1人は警官、1人は生贄
さらに人間離れした能力を持つ強力な弁護士1人
右京さんは否定してたが「あっち側」がこれだけ居れば
何でも出来ますね。
これ以外の感想が出ません…見返す事はないでしょう。
異質な人というのは時に人を惹きつけます。
ただ、それは一時的にその人の異常性に惹かれているだけで決してその人を理解しているわけではない。北は確かにある種人を惹きつける魅力のある殺人鬼だったのでしょう。
だけど北の「理解者」は一人もいない。
それは歪んだ共感やカリスマ性が産んだ表面的なシンパシーであって、北のような殺人鬼と同じ側に立ったわけではない。
右京さんはそれが言いたかったのでしょう。
それがこの話のテーマだったと自分は思います。
初めてコメントします。
私はあまり深く見るタイプではないので、一度見てスッと理解出来る、単純明快な話のほうが好きです。
つまり、否定的な意見の多い「謎解き部分を、演者にベラベラ語らせる」話のほうが性に合ってるっていう…
脚本家さんや監督さんによる作風の違いなども、ほとんど気にしてません。
そんな私が、偉そうに感想など述べていいのか分かりませんが、今回の話は私的には、その「単純明快」にあたるもので見やすかったです。
ただ、どうせ5人も殺すなら、段原ではなく、あの女性のほうを生き残らせるようなストーリーのほうが、後々色んな含みを持たせることが出来てよかったかな、とも思いました。
薄っぺらい私には、この程度のコメントしか書けませんが、これからも「相棒」マイペースで見続けていこうと思います。
乱文失礼しました
。
初めてコメントします。
私はあまり深く見るタイプではないので、一度見てスッと理解出来る、単純明快な話のほうが好きです。
つまり、否定的な意見の多い「謎解き部分を、演者にベラベラ語らせる」話のほうが性に合ってるっていう…
脚本家さんや監督さんによる作風の違いなども、ほとんど気にしてません。
そんな私が、偉そうに感想など述べていいのか分かりませんが、今回の話は私的には、その「単純明快」にあたるもので見やすかったです。
ただ、どうせ5人も殺すなら、段原ではなく、あの女性のほうを生き残らせるようなストーリーのほうが、後々色んな含みを持たせることが出来てよかったかな、とも思いました。
薄っぺらい私には、この程度のコメントしか書けませんが、これからも「相棒」マイペースで見続けていこうと思います。
乱文失礼しました
。
面白かったです。
登場人物が都合よすぎるという感想もありましたが、
人のために殺人したいという異常な考えが同じような傾向の人を集めさせて、細い線が
繋がって連続殺人が起こったという流れは、現実のネット社会でも似たようなことあるので違和感はありませんでした。
気になったのは最後の説教で、北側の人間は
いないとのことですが、いたからこそ
起こった連続殺人だったと思うので、
いつものぐうの音も言わせない説教では
なかったかな。
今回は、前回の回をある意味回収する感じで自分は好評価。
陣川が戻ってくるであろうから、それは安心した。
凄く面白かった。
私は真野さん脚本と相性いいのかもしれません。
2話のチェインも非常に好きでした。
ラストの顔を切り刻んだ理由や犯人とあの女性が文通、婚姻していた等、明かされた時はなるほど!と唸ってしまいました。
他の方の脚本はわりと序盤からストーリーの全体像が読めてしまうのですが、この方の脚本は私には読み辛いのですよね。
男性の顔を切り刻むのはおかしい、真野はすでに殺されているかはめられている!等、最初の最初から予想を間違い倒してしまいました・・・(笑
あ、それと少しここのコメントで気になったのですが、弁護士は協力していたわけではなくて、仕事を全うしていただけのような気がします。
本作は、快楽殺人犯北一幸と性同一性障害者(「同性愛」とは違います)潮崎巡査との出会いからの復讐劇といった所でしょうか。
真野さんに厳しいご意見もあるようですが、快楽殺人犯はもちろん、LGBTを題材にする脚本は難しいのかも知れません。
終盤、右京さんが北一幸におっしゃった「あなた側には誰もいない」は、北さんに理解ある者も結果的に北さんが殺害を行うのだからこそ、神様にユーモアなど無いのだと思います。
相棒では何でもありだから、今回の話もありだとは思います。北が人のために誰かを殺すことに快楽を覚えるというのもあり、北に顔を傷つけられて殺される歪んだ愛の形を望む女性(きれいだった)がいることもあり。もちろん、同性を愛すのもあり。しかし、結婚式の2次会であんな卑劣なビデオを公開する奴がいるか、そしてそれを喜んでみる集団がいるか、それはおいらの中ではなし。右京さんの最後の説教も的外れな気がする。ということで、先週のパスワードが個人的にはすごくよかったので、失望をしてしまったのでありました。
面白かった。被害者の顔が20世紀少年のともだちに見えた。
好きです、この話。すごく。
色々思いを巡らせて、新しい自分を見つけることができました。
「神にはユーモアがある」
→神さまに対して優しいですね。肯定的。感謝もしているのでしょう、かけがえのない人達と巡り会わせてくれたことに。人殺しという罪を犯し、その罪が白日のもとに晒されてはじめて、出会えた人たち。人殺しの自分として生きて、肯定して、晒されて、その上で自分に寄り添おうとしてくれた、かけがえのない人たち。人を殺す自分が、まさに人を殺すからこそ、求められ、望まれ、誰かの希望や救いとなり、愛されるという事実。それ故に、そのかけがえのない「人」とも「殺す」ことでしか繋がれず、寄り添い続けることができない事実。ひとりではない、仲間となれる喜びと、その仲間に信頼に応えるためにはそれを失わなければならないという苦痛。「残酷だ」「皮肉屋だ」と私なら言ってしまうところですが、それだけ、北は二人に会えたことを感謝しているのじゃあないかと思います。
潮崎という警察官
→二度も騙されるなんて、なんて愚かなんだろう、と思っていたんです。けれど、この人は「警察官」を志して、そうなった人で、罪を犯した人を再度信じて見せたこの人は、本当に警察官になるべくしてなった人なのでしょう。疑わなかったはずがない。自分の真剣な気持ちを信じてもらえず否定される苦しみを、彼はよくよく知っていたから、自分にその苦しみを突きつけた張本人にまで、万が一にもその苦しみを味あわせまいと、とっさに真心で応えてしまったんでしょう。けれどもやはり否定されて、彼を愛しているということを、愛しているというそれ自体で信じてもらえないのなら、殺したいほど憎んでいるということで、本当の本当に彼を愛していたのだと、伝えたかったのだと思います。彼を愛する自分、あるいは、女でありたい自分、あるいは、彼に愛されたい自分、を抱えて、それが叶えられない潮崎だったからこそ、人を殺したい自分(にきっと苦悩したこともあったんじゃあないでしょうか)を乗り越え、それを叶えてしまった北に共感と羨望を抱き、北の方でも親愛と義憤を、感じたんじゃないでしょうか。己のために人を殺してくれる、たとえ人を殺す重荷が自分と北では異なるのだと理解していても、それだけ「親身になってくれる」北の存在は、「己と皆」の違いに苦しめられてきた潮崎とって、救いであったことでしょう。
有村みなみという女
→わかりません、彼女については。視聴者には情報が与えられません。殺されたい、あるいは殺されるべき自分を抱えていたこと、北の妻となることを強く望んだことから、北と類似した殺人への志向があったのかもしれないとも思いますが、どうでしょうか。北は彼女との殺披殺行為を「初夜」と呼び、暗に性的関係がなかったことを匂わせていましたので、そこにも何か、彼女の事情があったのかもしれません。とにもかくにも、北は彼女と夫婦であることを強く主張します。ちなみに、北みなみさんになるんですね。
あらためて、「神にはユーモアがある」
→今回の事件で、北にとって「人を殺す」という行為の意味は明らかに変容しました。それは(恐らくは友と呼べる人物への)敬意の表明であり、妻の願いを叶えるという(恐らくは愛の)行為でした。そしてそれは、「あちらがわ」を殺すのではなく、「こちらがわ」を殺すということで、殺したのは北であるのですが、北にとってははじめて、「こちらがわ」を殺されたということでもあり、過去に彼が犯した殺人に対しての意識も、変容させうるものであったのではないでしょうか。今まで花を摘むような感覚であったソレが、私たちの感覚でいうところの「人殺し」であったことを、彼は痛切に、実感したのではないでしょうか。北ははじめて、皆と同じ「こちらがわ」にたって、自らの罪と向き合うという、裁きの場にあるのではないでしょうか。だからこそ彼は、自らの罪が明らかにされて今の自分であることを肯定するが故に、潮崎の願いを実行しつつも、自らの犯罪の手掛かりを、伊丹刑事に送り続けたのではないでしょうか。彼は、彼にとって大切な二人を肯定するが故に、神さえも肯定せざるを得なかったのではないでしょうか。
右京さんの、主張
→「有村みなみの死体に指輪を残すというミス」「「あちらがわ」にはあなたしかいない」「あなたに神はいない」。これらはとても、頓珍漢な発言です。夫婦の主張である有村みなみの指輪を外す選択肢は北にはなかったでしょうし、実際自身の指輪もはめたままですし、「こちらがわ」は自分しかいないのだと、けれども「人と異なる自分」は異なるままで、やはり人と異なる「誰か」と寄り添えるのだと、「こらちらがわ」からみればみな一緒くたな「あちらがわ」も、じつは個々の「こちらがわ」でしかなく、皆孤独で、それなのに「皆」になってしまえるのだと、北がそれを悟らなかったなどと、あの右京さんが推察を違えるということは、まずあり得ないのです。右京さんの北へのメッセージは「私は君とは違う」「私は君を理解できない、君とは異なり「あちらがわ」の人間だからだ」。北への拒絶です。感情的な右京さんです。
実際、右京さんという人(の描かれ方)は、その主張は機械的で、その言動の非人道性・非倫理性を覆い隠す為に見えてしまいますし、犯罪者に罪を諭す表現もなぜか一本調子で仮面的、サイコパスなんじゃないかと思うのですが、この反応はなんなのでしょう?まさかのまさかで、右京さん、自分をサイコパスだと認めてない?
まあ、少なくともこれだけの思考を与えてくれたこの作品は、私にとって素晴らしいものでした。
ホワイダニエット、ですっけ?
人が人を殺すからには、意味や主張があって然るべきだ、という物語は、人の死は無意味であってはならない、人の生は価値あるものなのだという祈りのようなものを感じられて、好みです。
否定的な意見が多いようですが、私はいい作品だと思いました。
少なくとも真野作品の中では一番の出来だと思います。
真野さんの作品は、小手先の技巧に頼りがちで取り散らかった印象があったのですが、
今回はそれがなく全編ピリピリとした緊張感があり、お話としても1本筋が通っていると感じました。
もちろん反社会性パーソナリティ障害の犯人には共感できませんし、行為の許容もできませんが、
彼の論理は“彼なりに”筋が通っており、野間口さんの達者な演技もあいまって、
北というキャラクターに奥行を感じることができました。
脚本家が誰だろうが、どうでもいいのですが、私には面白い作品でした。
一昔前の米国ミステリに動機なき殺人や快楽殺人テーマのものが多くなって、
謎解きからは程遠いなと嘆いていましたが、いつの間にやら、
日本ですら現実が追い付いてしまいました。
そんな意味でもリアルで怖い作品に仕上がっていたと思います。
役者さんも見慣れない方が多くて(失礼)しかもうまくてよかったです。
登場人物の名前にハロプロ関係のもじりが多かったので、
ディープなファンは嬉しかったでしょう。
TV番組もそうやって楽しむ時代ですね。
閑話休題。
有村みなみは自分のグラマラスな肉体が嫌でたまらなかったのでしょうか。
彼女を起用した意味はきっとそこですよね。
あとひとつだけ。
最後の酒場のシーンで伊丹たちの背景に酒が並んでいましたが、
幾ら見返しても書き割りにしか見えませんでした。
立体感がないように思えて。そんなことないですか。
初めて投稿させていただきます。はまりんと申します。
昨年から相棒をプレから少しずつ見ている人間からすると、杉下右京が共感性の乏しいサイコパスだとは思いません。
ただし、作品内で事件の詳細に多くの描写を割くうちに、杉下の台詞の内容が一本調子のものが増えたようには思います。昔の作品では表情こそ硬いものの、今より人間味を感じさせる描き方がなされていた印象です。それは情に厚い亀山が隣にいたから杉下もそう見えただけとは決して思いません。
個人的に恐れているのは、杉下の人物造形が単純化されて描かれるうちに、公式側の認識や設定までそのようになることでしょうか。
正直言って真野脚本は、今作品の「あなたに神はいない」や元日SPの「あなたは本当の楽しさを知らない」といった台詞もそうですが、(準)レギュラーキャラの言動に違和感を覚えるものが多いので、物語のでき以前にキャラ解釈の点で反りが合わないのかもしれません。この人に「相棒」をメインライターとして描いてほしいとはあまり思えません。そもそも真野氏の書きたいものの方向性が「相棒」とマッチしているのか疑問に感じます。
先週の相棒は録画を忘れてしまい、見ることができませんでした。ちょうど家族旅行で海外在住だったので、本当に情け無いことをしてしまったと思うので、私の責任で謝りたいと思います。
あまり評判が良くないコメントが多いのですが、わたくしにとっては相棒作品の上位三位に入るものでした。続編があるのならば是非みたいと。北を演じる野間口さん、これを見てファンになったほどです
塩崎巡査の描き方がひたすら薄っぺらくて見ていてムカムカした。全て表面をかすめとっただけで相棒特有の人間描写や内情をまったく描く気がなく、流行りの「サイコパス」だけを追い求めたという感じ。さらに残念なのはそのサイコパス自体の描き方すらも、とても薄っぺらい。奇をてらうために、都合よく自分の理解できない人々を寄せ集めただけの駄作。
はっきり言って、とてもじゃないけど残酷的な内容であった脚本だと思います。北さんの演技には実に衝撃的でした。相棒の中で演技が上手い人を選ぶなら私は陣川くんを選びます。きっと陣川くんが北さんの行動を止めてくれると思う❤️なので、最後のエンディングでは右京さんの怒りを感じたけど、冠城くんが北さんに平手打ちをして欲しかったです⁉️もうすこし特命係の2人がもっと北さんに怒りをぶちまげることを考える準備が必要不可欠になるかもしれない次回予告では、神戸くんと米沢さんが出ている声なき龍城前後編が楽しみです⭐️
段原とかいうゴミのような男に惚れてしまった塩崎巡査が哀れすぎる。あまり人を見る目があるようにも思えず周りに自分の味方をしてくれる人がいなかった人生だったようにも思えるので、殺人鬼である北一幸との出会いは彼にとって素晴らしいものだと感じていたのは事実なのではないかと考えます。
学生のとき、そして今回もまた告白ビデオなるものを撮影し、公開して無理やり笑い者にして塩崎巡査の心を殺した段原チームへ罰をくだす北一幸の復讐劇がとても良い。
これはご都合主義と言えなくもないですが
・妙に親切で手紙の内容など98%を記憶でき、北と有村さんの文通的な役割を果たした連城弁護士
・図書館で出会って北一幸という男に惹かれとても奇妙な恋愛関係で彼と結ばれ自分自身も殺してほしいと頼んだ有村みなみという女
・そして同性愛者として生きてきて理不尽な目にあいついに殺意を抱いた塩崎巡査
少し変わった人たちの不思議な協力関係で
三人を殺害して、段原の足も一撃だけとはいえナイフでえぐることができたのは良かった。
あれでスカッとした視聴者も多いのではないでしょうか?
ちょっと北一幸かっこいいな。と思ってしまうエピソード。
まあとはいえ右京さんの言うように「あなたの側にはあなたしかいないし、北一幸という人物を理解できるのもまた北一幸本人だけ。」というのは間違いないでしょう。
このようなセリフを言うために作られた話のようにも思います。
神様が存在するかどうかはその人が信じるか信じないかということで決まりそうですが。
全体的にとても緊張感のあるエピソードですが最後に出てきた陣川くんのはがきにホッとさせられる。
ロンドンでHANDLING WARNING (取扱注意)というあだ名をつけられていたのにはやはり笑ってしまう。
フィリピンの女性に電話で一時間おきに愛の証明をしなきゃいけないと困っていた警備の人もとても印象的なキャラ。
(最後にひとつだけ)
ころんぽさんの気にしている伊丹刑事たちの背後に並んでいる酒は書き割りではないように思いました。
あくまで私の目から見たらですが。
前回「陣川という名の犬」に野間口徹さん演じる北一幸が出てきたことによる最初の続編(2つ目は次シーズンの「ダメージグッズ」)、これはちょっと前回より多少なりとグロいですね、医者の言う余命なんてざっとしたものだと言われればそれまでですが、北は延命治療をしていたのでしょうか。
それも片山萌美さん演じる有村みなみからのある依頼だというのも納得も理解も出来ませんし、第一橋本淳さん演じる潮崎良純巡査の代わりにある復讐を果たすというなら尚更です。
話が変わりますが、松尾諭さん演じる連城建彦弁護士が初登場したのもこの話なんですね、この変わり者のような雰囲気を醸し出してるのも個人的に好きなキャラです。ただこの話以降の「ジョーカー(16-6)」ではこのキャラがある程度活かされてましたが、「ブラックパールの女(17-6)」では何しに出てきた感が強かったのが残念です、あと6日後に放送されるシーズン18では連城弁護士はどのエピソードに出てくるか、楽しみです。
名刺のCMにでてる俳優さんだ!
3回目のコメントにて失礼いたします。1年前に起きた事件が関係している話しが発端となった。計画的な犯行で、しかも残酷かつ冷酷な犯行に違いないと思う。伊丹刑事が、北さんを逮捕したストーリーが、シーズン14の陣川という名の犬でした。同じ手口を使ったものでした。今日の内容は、一番苦手な話しが多かったし、本当に一番嫌いなストーリーです。私は、真野さんの脚本の中で一番好きなのは、チェインと帰還の内容の方がアクションシーンがないので、一番好きなところです。最後は、やはり芹沢さんが引っ張ってくれたので、よかったと思う。
サイコパスとかパーソナリティ障害については、いろんなタイプがいるのでしょう。
かつての北一幸は自己中心的で共感性のない快楽殺人者であったけれど、
生木拓と出会ったことでサイコパス以上の”なにか別の怪物”になってしまった感があります。
”他の誰かのために殺す”ことに喜びを見出した”怪物”は、今回さらに進化する。
敬意の表現、愛の行為、復讐の代行。
リアルの世界でこんな奴がいたら反吐がでますが、ドラマのキャラとしてはとても魅力的。
段原たちが下衆だったこともあり、ダークヒーローという側面も見せてしまった。
あちら側の人たちも、北一幸を引き立てるのに一役買っているし、
おもしろいと言ったら不謹慎かもしれないけど、ストーリーとしては嫌いじゃないです。
ただ、終盤にまとめて解説するってのは、冗長すぎることもあってやや白けます。
見せ方というか構成というか、もうちょっと練ってくれたら傑作になったかも。
★★★★☆
相棒は役者に嫌味ったらしい反日台詞を言わせがちだが、今回は特にそう言ったセリフはなく面白い内容だったと思う。
杉下右京の個性: 8/10
冠城亘の個性: 7/10
その他キャラ: 9/10
題材: 8/10
小ネタ: 8/10
セリフ: 8/10
構成・テンポ: 8/10
カット・撮影: 8/10
音楽の使い方: 7/10
ストーリー: 8/10
総合: 79/100