脚本:徳永富彦 監督:橋本一
ゲスト:マギー 山﨑光
角田(山西惇)が給付金詐欺に引っ掛かっていることを察した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、詐欺グループと連絡が取れる状況を利用して、主犯を捕まえようと動き出す。角田の息子と偽って、鈴木(マギー)と名乗る詐欺グループの一員と接触した亘は、アジトを突き止めるため、「雇ってほしい」と頼み込む。亘に言いくるめられた鈴木の口利きで、アジトへの潜入に成功した亘だったが、目隠しで連れ回されたため、アジトの正確な場所までは特定できない。
Season19 第12話 「欺し合い」
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「欺し合い」って視聴者を? 生まれ変わった部長は? 来週も出てきそうにないけど?
あちゃー。マギーさん、久々の出演ですが「若杉栄一」ではないのですね…。ということは、若杉栄一の再登場は無いのか…。
ラストのセリフ、以前に風間杜夫さんも同じこと言われた右京さんの反応は、あの時とは真逆に憮然としていたのが印象的でした。
今回は文句なしに面白かったですね。今シーズン初めて星5評価をつけました。
前半のコミカルな構成、後半の畳みかけるような種明かしと1時間あっという間に過ぎてしまいました。
前シーズンでも同じことを書きましたが、相棒の視聴者層を考えると身近な詐欺事件をテーマにするのは犯罪予防への啓発にもなってとてもいいと思います。
久々登場のマギー氏はまたしても反社役でしたが、しょっぱなからケータイを隠し持ってる場面を描くなどヒントはかなり大きめでしたね。
この化かし合う感じの展開は「せんみつ」を彷彿とさせるものでした。
伝説の詐欺師X……なんかまた登場してもおかしくないような感じがします。
さすがは徳永脚本、ちょっとややこしかったですが面白かったですよ。
あの未成年が詐欺師Zで、マギーさん演じる鈴木がXとは見抜けなかったです。
後でまた再度視聴して楽しみます。
来週は輿水脚本、橋本監督ですね。
楽しみにしてます。
この回を通じてのテーマなどはなく、ただ劇団特命係と詐欺グループの「欺し合い」を見るだけ。結果として、余計な部分は削ぎ落とされて、サスペンスらしいスリリングな展開に集中して楽しむことができました。Zの正体は薄々分かっていましたが、まさかXにまで話が及ぶとは思っていませんでした。個人的には、今年の元日SPより内容が濃く、詰まっていたように思えます。今シーズンで初めて印象に残る回だった。さすが徳永さん! 南井とのお話が前シーズンで終わっていて良かった。
角田課長、なんかしみじみ、いいキャラだ。ファン。好きですわー。憎めない。
出雲がやっとまともな使われ方をした気がする。
全員の持ち味をいかし、捜一コンビ二人もすごくよい人でいい感じで生き生きして、今期相棒では、初めてきちんと全キャラクターを生かせた脚本だったと思う。
騙しあいもとことん。マギーさんまでは読めなかった。競輪ネタそうきたかー。思い付かなかった。
鏑木がすごく生き生きしていて、こういう無茶をしても大人で計算出来る鏑木を望んでいた。ずっと見てきたがこの人が一番鏑木の使い方が意外性も含め上手い。
あと、皆がスッキリと生き生きしてて。だれを見ても嫌な気にならない。犯人でさえ。
やっと、いつもの質が高い相棒を見ている気がした。
やっぱり徳永さんは、話が頭一つずばぬけて、面白い。
今の暗い時に、こういう話はだれも傷つけなくてよい。
出来たら、正月や、長編。お願いしたいし。せめて今期もう一本見たい。
角田課長おっちょこちょいでいいなー、ご馳走羨ましい。楽しかったし、気楽に見れた。良かった。
とても面白い内容だったと思います。とくに潜入捜査で冠城くんを利用して潜入させたところが面白かったです。あと、すごくおもしろかったところでは、捜査一課の3人を使ってアドリブ捜査をさせて、それぞれの役割分担を果たすところがあまりにも可笑しくて笑ってしまいました。
マギさんを名乗る鈴木さんがすごく面白い性格で、以前相棒にも出演回があったぐらいのおもしろい人柄だったことを思い出します。
それを今回は詐欺に加担した役割をさせられる場面は本当にやってはいけないことだと思う。前に右京さんが捜査二課にいたときに詐欺や横領、脱税などの捜査をしていたらどうなっていたか、最も知りたい情報の一つです。
そして捜査一課の3人も面白い役割分担で、出雲麗音ちゃんが経理で、伊丹さんが会社の社長、芹沢さんが、自分の名前で芹沢フーズって名乗って本当に面白い内容でした。青木君の出番が今日少なかったので、もっと出てきて欲しかったです。
最後に被疑者が右京さんと冠城くんに、詐欺の役をやらせようした発言は、あまりにひどいと思う。決して悪い人に手を出してはいけない警察官であってほしいと思います。
なかなか面白かったです。
マギーさんが若杉栄一でなかったのは残念でしたが、詐欺師Xで、Zの少年が知らぬ間に偽の誘拐詐欺を仕掛けていたという役柄はこってるな~と感心しました。
最近は南井シリーズなどで重めな作品が続いてましたが、こういうバリエーションも面白く書けるところが徳永さんの魅力です。
ロケ部分が少なめなのはいろいろ配慮してる影響でしょうか?
物語の大部分が特命の部屋と詐欺グループのアジトで進行してましたね。
こういうパターンも珍しいと思います。
来週の輿水さん、再来週の山本むつきさんの作品も楽しみです。
輿水さんが通常編を複数回って久しぶりですね。
劇団特命係の詐欺電話、面白かったです(笑)
右京さんアドリブ上手いわ。
久々に面白かったです!
まんまと騙されました。
演者がマギーさんということで鈴木もただのモブではないだろうな〜とは思っていました。
途中から、あの少年がお金持ちの子と知った鈴木が、誘拐されたフリして親から身代金巻き上げようぜ!
と提案したのかな?なんて予想していましたが、
まさかあの少年がZとは思いませんでした。
そして鈴木がXも全くの予想外。
しかも最初から冠城が警察だと見抜いてたなんて…
まさに騙し合いですね。
一点だけ突っ込みどころは、Zくんが眼鏡なくした状態で
コソコソ携帯のショートメール打つのは無理でしょ!と同じ近眼だけに思いました(笑)
細かいことが気になってしまう悪い癖ですね。
右京さんや角田課長、捜一メンバーの演技も面白かったです。あんな家族経営の法人さん、いかにもありそう〜(笑)
オリエンタル工業の山本社長も。
前回の元旦スペシャルが重たくて辛かったので、
久々になんかスカッとする話を見れてやっぱり相棒好きだなと思いました。
面白かった!!スリリングな面白さに徹した回として、二転三転する展開を存分に楽しめました。
もっと膨らませて奥行を出せば、元日SPにしても良かったかも。
Zの背景については「ネットと現実」というテーマも見え隠れしていたけれど、その辺りは南井シリーズのダークウェブの掘り下げと比べたらだいぶ淡泊だったかな。でも今回はエンタメ回だったと思うので、これくらい淡泊で良かったと思います。
徳永さんはやっぱり今回の様なコミカルサスペンスも見事に仕上げてくれますね。冠城の使い方など、あらゆる点で流石でした。
Xの再登場とかもありそう。マギーさんもともと相棒と縁深いですし。
次回はいかにも輿水作品という感じの回みたいですね。
シーズン19の裏テーマは「芝居」「役者」「舞台」なんですかね。
徳永脚本は、脚本家が誰か?と思わせるまず、
舞台設定が面白い。
特命、アジト、給付金詐欺。誘拐。
また、マギー再登場、少年。。。水谷の演技力、課長のお茶目さ、亘の潜入捜査。
詰め込んでますね!
リーガルハイにつながった古沢良太さん的に、
凝った漢字が良いですね。
ただ、マギーがXというドンデン返しより、
妻が迎えにくる、帰還が流れて泣けるオチが
良かった!
それこそ、相棒。
ヒューマンドラマ要素が最近少なくない??
経理担当も、本来なら、陣川では??
視聴率の取れない脇役は、如何か?と。
次回は、輿水通常回。もっと増やしてOK!
落語も久しぶり。
米澤もちょいと出て欲しかったが、
落語とかけた、オチにも、期待!
今期初めて5点をつけました。ずーっと3点ばっかりだったのですが、今回はおもしろかったです。
杉下チームの演技が意外に熱演だったと思います。工場の機械の音のシーンでは、やっぱり水谷豊は役者だなあと感心してしまった。しかし、それを見破っていたXというのも乙でしたねえ。
久しぶりに面白かったです!
騙された〜〜
概ね面白く視聴出来ましたが、
XとZ両方の正体が判明したことで、少し頭が混乱しました。
個人的には、Zの正体が少年だと明かすのであれば、Xの正体は謎のままでよかったと思うし、Xの正体を鈴木と明かすなら、少年はZではなく世を拗ねた模倣犯的な立ち位置でもよかったと思います。その分、Z(或いはX)と詐欺グループとの関係を分かりやすく描写して欲しかったです。
でも、そうしてしまうと、その他の細かい設定も微妙に変えなきゃいけなくなる(演者も含めて)し、何よりタイトルの「欺し合い」の意味合いも薄れてしまうので、これはこれでよかったとは思いますが。
単純明快なハナシが好きな自分としては、前seasonの「ブラックアウト」における、瀧本美織さんと河相我門さんの関係の不明瞭さに似たモヤモヤが若干残りました。
最近だと徳永さんの脚本回が最も安定感ある気がします。
そうですね、痛快刑事もの活劇としては大変面白く視聴できました、ただ現実の世界ではちょっと無理がある設定だった気がします。Xが身代金を2億も既に振り込ませてる事は携帯を没収した後に丸分かりでしょうから、簡単に足が付きます。Zは何十億?もの詐欺被害金をどこに隠してるのか、というのもいくら資産家とはいえ、裏口座だろうが海外口座だろうが、これもまた丸分かりでしょう。ここいらが現実味が無いなあと思ってしまいました。その辺をチンピラの暴力などの迫力で薄くしたのかも知れませんが、面白かったなあ、と思った直後、こんな風な疑問が沸いてきて、少し興ざめしてしまいました。あくまで個人の意見ですので、ご気分を悪くされた方がいらっしゃいましたらお詫びいたします。
シーズン7の越境捜査に騙され、また騙された~心地よし。
右京さん 捜1 角田さんまで、アドリブ・即興電話も楽しめた。
皆さんのポイントを見ても、5点・4点で計90%越えも納得。
それでも1点の方がいるのか~。分らんものだ。
個人的に今期で1番面白かった内容です
詐欺師Zに関しては薄々感じてましたがXまで出てくるとは思いませんでした
また今回の話も今期にやたら多い暴行するシーンが観てて辛かったです
あのヤミ金の栄一が、今度は給付金詐欺?と思ったたら、全くの別人だった。
残念なような、ほっとしたような。
あまりにもノリノリで、正義感みたいなものも感じられず、
「ヒマつぶしに、摘発でもしちゃおっかなー」くらいに思えた。
でもおもしろかったので、これもまた良し。
総じて面白かったですが、低い評価の人は、
やはり、初期の相棒のような、
帰還が流れて、涙する、
というヒューマンドラマ志向の人では
ないでしょうか?
脚本テクニカル優先だと、味気なかったり、
詰め込み過ぎて、展開に、
ついていけない人もいると、
思いますので。
シンプルイズベスト
で。
捜査一課二人がきちんとまともな以前のよい人なのが良かった。きちんと前のいい個性がある。どなたかも書いていたが、もう少し膨らませて、X、Zの展開にゆとりを持たせれば、これが正月SPなら、満足する人が多かったのではないか。反町鏑木が靴下から千円には、ぐっときた。面白くて。こうじゃなきゃ、相棒は。
シンプルな筋で、間に一息つけるシーンをきちんと挟みながらも緊張感の途切れない展開、
レギュラー陣それぞれの使い方とキャスティングも絶妙で純粋に楽しめました。
給付金というのもやはり今のご時世とリンクしている題材ですが、
相棒世界では流石に設定が変わっていましたね。
やはり知識をとことん吸収しているのか徳永さんが脚本を担当している回は相棒らしさがこの上なく出ていてとても良いですね〜。
来週はまた輿水さん脚本の通常回が観れるというだけでとても嬉しいです!
片桐竜次さん演じる刑事部長が今後どうなるのか今シーズンでどのくらい出演するのかも気になりますねぇ。
そして確かに今シーズンはKHHFさんのいうように「役者」「芝居」
「舞台」などが裏テーマになっているというのがかなりしっくりきます。
あとは初回スペシャルのサブタイトルが「プレゼンス」だったこともあり、「存在」というテーマも個人的にあるのかな〜と。
間違えてる方々がおられますが、反町隆史さんの役名は『鏑木』ではなく、『冠城』ですよ。
冠城くんらしさが随所にみられた久々の相棒でした。
イタミンたちがアジトにやってくるシーンは、かっこよかったなぁ。
おもしろかった!
面白かったです。
潜入捜査という緊張感、反町隆史のジャワカレーのcmをいじった小ネタ、そしてXの正体とそれらを示すヒントが振り返ればあったこと、個人的にかなり好みでした。
少年がZであることの裏付けの電話のやりとりの部分、近眼なのに誰にもばれないように文字打ちしていた部分は若干無理があるように思いましたが。
しかしながら複雑な事態を理解しやすく気持ちの良い進行が出来ているので、やはり今回は完成度が高かったな~と満足致しました。
皆さん面白かったんですね。
私は、また、おふざけとコスプレさせたい回?って思いました。
右京さんの、はすっぱキャラは、山の中のホテルで、聖書の販売員が実は、おたずね者だった(風に装った)回と、全く同じ言い回し。
少年が黒幕、誘拐も嫌いな両親に金を出させる、自作自演の狂言誘拐、マギーさんがそれを知ってる手下って思ってたら、マギーさんが狂言誘拐の方は主犯だったんですね。そこはX出てくるんだ!って思ったけど。
製造業経験者としては、工場の機械なんて電話がうるさいからって急に止めらんないですよ。暖気から通常起動まで、20分とかかかるのに、電話のために止める会社なんてないよ。詐欺師が聞いたら、すぐ証拠作り音声だってわかるよ。
なかなか面白いとは思ったが、これ、相棒版ワイルド・スピードMAXと言っても過言ではないかも(解る人は解ります)。
ただ、正直児島雄一(マギーさんの本名)さん演じる鈴木が詐欺師Xだとある程度読めた反面、山崎光さん演じる佐藤こと中岡が詐欺師Zまでは読めませんでした。
こういう絡みならもう少しばかり角田課長を活躍させても良かったのではと思ったのは自分だけでしょうか(ここ最近角田課長のコメディリリーフ的立ち位置が大木・小松コンビが出なくなってから強くなってる気がする、詐欺に引っかかる組対課長は流石にやり過ぎ感があったのでは)?
開始5分で絶対面白いと確信しました!個人的には昔の相棒の方が好きだったので最近の作品は何回も観たいって程ではありませんでしたが、久々に相棒らしい相棒観た感じです!(←いや何様w)マギーさんまた悪い事して、更生してなかったんだと思ったら違う役でちょっと残念でした。。杉下さんの演技とコスプレは吹いたwwwww真面目なおちゃめさん♡さすがです笑
いやあ、観終わって思わず拍手しました。いまのところ今期ナンバー1です。
たくさんの面白い小芝居。そして、いやあそういう2段オチかあ。
xなんて途中の面白さに忘れてましたよ。
素晴らしい徳永脚本を演出した橋本監督、そして演者の皆さんに
大喝采です。
最初はいくら角田課長とはいえ騙されるか?とも思っていましたが、そんな疑問も吹っ飛ばす(何なら詐欺師Xの手にかかったのなら仕方なかったのかと納得させられる)痛快の一作でした。
ほかの方がおっしゃっていたように、すっきりとひたすら欺し合いを楽しませてくれたのが、もはや心地良くさえありました。もっと詐欺師XにしてもZにしても深掘りしたエピソードを見てみたかった気もしますが、このさっぱり感が大事なのかもしれないですね。
徳永富彦の引き出しの多さには驚かされてばかりです。
初見時の満足度は今期で一番ですね。
多少のリアリティを犠牲にしたとしても面白いならアリ。
芹沢だからセリーザ、面白かった(冠城君のイターミ先輩呼びを思い出した)。
後半戦も楽しみです。
今期は、なんだか電車自殺とか、陸橋飛び降り、出雲の存在(彼女の居場所がうまくあわない)。
正月SP作の深いように見せかけたなんだか嫌な気になる浅い作。(すみません。本当になぜあんな真面目な問答で女将くっつけネタが出てくる?)
ハズレが多かった。
やっとホームラン。エンタメなら笑わせなきゃという今の時節を考えた配慮すら。今回の作品には感じた。なにか憎めない、人間観察。奥深い思いやりと、優しさがある。皆が生き生きしていた。前回までが南井の重厚さを考えると。
粋。
最後、弁当までちゃっかりもらう角田さんらしさが良かった。
確かに、かっこいい角田さんもよいが。
角田さんの課の方が、身体を押して最後まで相棒をやりたい!と出られていたらしいから。
今しばらく課長のこの在り方も、すごくいいと思う。
もともとが実際あの世界で、5課での仕事には厳しく、でも自分のことはついお人好しで好人物なのが角田課長だと思うのだ。
『課長のお陰です』右京。
話のテンポがよく、皆さんおっしゃるように秀作だったと思います。
冒頭のシーン、ラストのシーン、角田課長の豪勢な昼食に、冠城さんからのお弁当の差し入れ、そして角田課長に起きた出来事。「人間万事塞翁が馬」の元となった話(良い事があった後には悪い事が起きる、悪い事があった後には良い事が起きる)を思い出します。
伝説の詐欺師Zを巡って、その目撃証言から嘘だと見破る右京さん。杖の正しい使い方を知っていたから、わかる事だと思いますが、ストーリーとしては、田中こと財満全次や、白髪の老人と錯誤させるような流れにするのが脚本家(徳永富彦さん)の力でしょうか。
本当の詐欺師Z、「ネットの世界は、大人子供関係ない」「騙したお金に手を付けていない」「少年だから罪は軽くなる」そんな身勝手な言葉に同情できません。
今回は、特命係&角田課長だけでは、十分な対応ができないため、伊丹さん達も協力して詐欺グループの逮捕に至ったのがよかったです。
小ネタ的には、区役所で冠城さんと鈴木さんが出会うところ。鈴木さんのズボンの裾から、ジャージが見える(しかも靴はスニーカー)事で、一目で詐欺だと判る所。実際の特殊詐欺の受け子も、そうなのでしょうか。
緊張感あり、笑いどころあり、二段三段構えの真相があり、と面白い話でしたね
Zの正体は若い天才肌の人間で、Xはたたき上げの玄人っぽく面白い。Yはいないのか。
一応詐欺グループのボスもハングレ(でもないか)のリーダーとあって勘の良さは感じましたし
ずっと見ていられるような緊張感のある話だったかと。
警視庁側の芝居はちょっとやりすぎにも見えましたけどね!
騙されたふりをして騙し返す。演者もノリノリで、楽しく見ることができました。
ドラマとしては満点に近いです。
が、「相棒」としては僕の好みでではないです。申しわけない。
★★★☆☆
冠城くんの潜入パートは海外ドラマの24みたいな演出で新鮮な感じはなかなか面白いし、給付金詐欺を取り扱っている点はタイムリーでキャラの使い方もまあ悪くはなかったと思える。
でも高評価が多いなか、個人的には何か微妙な感じ。
真相も普通に読めてしまうし、マギーさんがこの役に合ってるのかどうかもよくわからなかった。
緊張感の生まれそうなストーリーや推理要素などを上手く調理できず
相棒らしさを出すことにはあまり成功してる完成度とは言い難かったです。
新鮮味ある内容というわけではなく、完全なるおふざけ回だとも受け取れる内容ですが
キャラが立っていて、テンポがとてもいいだけでも面白く見れるのだな。ということがよくわかる回です。
杉下右京の個性: 10/10
冠城亘の個性: 10/10
その他キャラ: 10/10
小ネタ: 10/10
題材: 9/10
セリフ: 10/10
構成・テンポ: 9/10
カット・撮影: 9/10
音楽の使い方: 10/10
ストーリー: 8/10
総合: 95/100