脚本:神森万里江 監督:権野元
ゲスト:山本浩司 及川いぞう
詐欺などの経済事件を扱う捜査二課の係長・尾崎(及川いぞう)が、遺体で発見された。同僚の刑事いわく、尾崎が追っていた詐欺グループの仕業に違いないという。独自の捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、尾崎が死の直前にしていた不自然な買い物に着目。実演販売士の酒井(山本浩司)から話を聞く。
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今回は無難によかった感じがします。大きな破綻もなく、最後までスリリングな展開で飽きずに見れました。
ただ「実演販売」がテーマだった割にはあまり実演販売が物語に関わっていなかったような気もします。強いて言えば商売道具である洗剤の扱いに長けていた、という程度でしょうか。
実際の実演販売師は特定の商品(今回ならアメイジングウオッシュ)だけを販売するのではなく、その回その回で違う商品を扱っていくので特別それの扱いに詳しい、というわけでもないんですけどね。
あとコメント欄でもいくつか指摘がありましたが、今シーズンはなんだか妙に一課の面々がギスギスしているというか、みんなやたら怒鳴りながら血管浮かせて演技をしている印象ですね。某銀行員のドラマに触発でもされたのでしょうか?
社会問題に匹敵する詐欺事件を取り上げてくれたところが良かったと思います。とくに今シーズンでは、捜査二課と捜査一課が対立するシーンを初めて見ました。捜査二課の身内が殺されたことに捜査一課の3人に対して怒りをぶつける捜査二課の刑事たちの気持ちはよくわかる。主に捜査二課では、横領や脱税、詐欺といった経済的な事件を捜査してくれる専門の部署なので、もし、解決してくれるなら捜査二課の捜査であっさりと決着をつけて解決してくれると思う。最近では、私たちが住んでいる荒川区内でも電話による詐欺事件が起きています。詐欺に合わないようにメール警視庁というものが入って来ます。どの地域で詐欺の電話が入電しているかなども、メール警視庁にて教えてくれます。こういうものがあれば絶対に詐欺事件を根絶できると思う。今回は詐欺をした被害者たちが相次いで自殺しまうケースを紹介してくれた。そこが相棒的な内容の一つだと思います。
特に悪いとこは無かったと思いますが、特に良かったと思うような部分も無かったという極めて平凡な作品という印象でした。
実演販売士を演じる山本さんが上手いのは相棒以外の作品でも承知してますし、新レギュラーの出雲さん、こてまりの女将も無難な描写に留まってましたね。
謎解き、真相というキモの部分ですが、今までの相棒を見てる人たちには物足りないものだったのではないでしょうか?
殺人はしてなかったけど、実は~の部分もやっぱりそんな落とし方かっていう感想です。
次回は児玉さんなので、当たりの方の作品を期待してます。
困ったことに特筆すべき事が本当になかったです。
今、最後にひとつだけさん、のコメント
拝見して、納得しました!
今シーズンは捜一の人達、どうしてこんなにギスギスしているのか?
私も思っていました。
そうか、例のドラマ、視聴率が凄かった
ドラマの真似をしてるんですね!おそらく…
それで視聴率も上がる…という制作側の考えでしょうか??
伊丹さんは兎も角、芹沢さんのギスギス感はおかしいですよ!と、
私も思います。
視聴率も普通に高いですし…
久し振りに山本浩司さん、拝見出来て
良かったです。
地味な話でしたけど、よかったと思います。誰かが派手に立ち回るわけでもなく、昭和根性の刑事がはちゃめちゃをやって目立つわけでもなく、淡々と右京が語って話が進んでいったのが相棒らしかったです。音楽も控えめだったし。こういう回もあっていいと思いました。
小ネタとしては、角田課長が往時の大小コンビよろしく、窓の向こうから覗いてたのが印象的でした。青木がどや顔でとっておきのネタを披露したのに相手にされていなくて、憮然としたのがとてもよかった。今日は芹沢が女刑事に下手に怒鳴らずに力技で実力を見せつけていたのに対して、何かしようとしたけど特命係が登場しないと何ともできない女刑事ってのがどうも。この人はこうやってレギュラーになるんだろうか。どうも違和感があるような気がします。どこかで退場になるんだろうけど、そのための仕掛けをしているような気がしたりしなかったり。
新シーズン神森さん初回。これまでのコメントで皆様がご指摘されている通り、今回のテーマの1つであったはずの実演販売が本筋とそれほど絡んでこず、それを取り扱うこの回ならではみたいなこともなく……事件自体もこれまでの相棒でよく見てきたようなものだったので、それ自体で特に評価するところはなかったように思えます。ただ、決してつまらなくはなかった(個人的には初回2話より全然好きです)。それにしても、相棒は警察の上役クラスが結構な頻度で不審死を遂げますね……
また、今回は出雲の初めての日常回でしたが、捜一コンビの後輩として、そして、これまで何かあっても大抵すぐ元通りになってきた相棒のコアの部分に久々に加えられた異質な存在として、良い具合に描かれていたのではないでしょうか。初回2話での描かれ方がとてもストレスフルで不安だったのですが、それとなく特命係を信頼しているような動きを見せたりもして、今後に期待してます。次回の予告でチラッと映った青木との絡みも楽しみ。
以上の2点を踏まえれば、今回はとても良い出来だったといえるのではないでしょうか。
無難さ作品と言いたいところだが、悪い意味で「相棒」らしいと言える。それは最後の自殺した刑事が実は単純な汚職じゃなく実は実演販売士を守っていた、という件。
この手法、使い過ぎ、というか「相棒」ばかり使っている。すごく意地悪な言い方をすればこういう展開にすれば「相棒」1丁上がりというイージーさを感じる。
と上から目線で言いました。でも今の時代、こういったなじみのストーリーの方が安心して見られて喜ばれるのかな?でも、、、、それなら誰一人悪人の登場しない市井の人情ものをやって欲しかったな。
今回は、作品自体に強い印象がなかったのでつらつら点描です。
山本浩司さん相変わらず上手いですね。
山本さんは「ボーダーライン」の印象が強すぎたけど、印象払拭でよかったです。サトエリは払拭できなかったから、さすが、アメージングウォッシュ!
片桐さん出てなかったですね・・・、中園さんだけだった。
小窓から覗く人もいなくなって、角田さんが覗いてたし・・。
でもなんか、実演販売員・・・「おかしな刑事」でも、「捜査一課長」でも出てきたな・・・。捜査一課長ではつい最近見た気が・・・卵を置いて座るクッションのやつ。今が旬なのかな??
今回は芹沢君が、一応麗音さんを助けてた。麗音さん実は強いとかかなと思ったけど、腕っぷしはだめなのね。眼の付け所は鋭いけど。
2課と小競り合い。は銀行ドラマの影響なんですか??銀行ドラマ見てないからわかんないけど。
神森さんって、通常回では割と何だかんだで後味良くまとめるイメージがあったので、苦い結末になったのだけはちょっと意外でした。でも、一貫して「善意」から起きた悲劇だったというのは神森さんらしいと思います。
また、尾崎の机に病気の娘と妻らしき写真が置いてあるのが一瞬映った気がするのですが、説明無かったですよね…??見間違いか聞き落としだったらすいません。尾崎が賄賂(金銭)を受け取った理由に繋がっているのかな~と思ったのですが…
それ以外は、本当に何も特筆すべき点のない回でした。
悪いところは何もなくて、よくまとまってたけど、かといって良い点があったわけでもなく…1月頃には忘れてそうな回というか。権野監督の演出も、通常運転という感じで無難でした。
山本さんの演技は相変わらず良かったです。
来週は小手鞠メイン回ということで楽しみです。高梨さんも好きな女優さんですし。児玉さん脚本でこういう話だと「容疑者内村完爾」みたいな感じになるのかな。だったら期待できるかも。
今までのエピソードで何度も扱ってきた要素が次々と出てくる流れには少々ずっこけましたが、普通に観れる無難な作品だったという印象で別に悪くはなかったです。個人的には独特のむなしいラストカットでちょっと懐かしい気分にもなったりしました。
実演販売士だったり、自殺しようとしているところを今度は止められたりと山本浩司さんの役柄と演技がやはり一番印象に残っているので「ネットでまた話題になるの間違いないよね。」とかどうでもいいことばかり頭に浮かんでしまったのは無理もないことかも?
ただ
特命係が詐欺被害にあって飛び降り自殺しようとしているご婦人をスムーズに思いとどまらせるオープニングと、
過去にはへなちょこな面があった芹沢刑事も頼れる刑事らしく力強くなったことが分かるワンシーン
などなかなか良かった良かったと思う部分もあって前後編スペシャルのおどろおどろしさの後に持ってきた箸休めエピソードとしてはバランスが取れていたとも思えます。
今回、出雲さんとこてまりさんの個性が抑えめだったのはどういうふうにストーリーに関わらせるべきか試行錯誤しているのだろうか、
二人ともさらに相棒ワールドに馴染んでいきそうな雰囲気は感じれました。
来週は芸者設定ということを活かしたこてまりさんクローズアップ回であり、出雲さんが特命係と一緒にいたり青木年男にちょっかいをかけたりもするようなのでどのような内容になるのか当然興味はわきます。
過去に詐欺で騙したことが老婆を死なせてしまい、自責の念に駆られて自殺を試みたところ、それを1人に刑事に諭され助けてもらったものの、またしても自分が原因でその命の恩人である刑事を自殺に駆り立ててしまった…それで耐えに耐えきれず、再び今度は死体遺棄、偽装工作という罪を犯してしまった。
ざっとまとめればこんな粗筋ですよね。
遺体となった命の恩人を別の場所に運んでいるとき、彼はどんな心持ちだっただろうか。その一件の後に実演販売なんて到底正気で出来たものじゃない。
ボーダーラインは別格級の鬱回ですが、今回のこれも相当惨い展開なのではと感じました。
今回も神森ワールド魅力的でした。
山本浩司さんも以前のボーダーラインとは、
また違った味が出ていましたね?。
あの実演販売はM下さんでしょうね?。
前回、白バイの隊員が殺人未遂で、警視庁上層部を含め、いきり立って、大号令の元、操作会議が開かれたのに、
今回、捜査中の刑事が殺されたっていうのに、担当課の小競り合いくらいの地味な捜査風景が、なんとも違和感。
しかも刑事部の警察官が殺されたかもっていうのに内村刑事部長も出てこないとは、、、
片桐さん、よっぽど体調が悪いのか、基礎疾患があって、コロナをケアしてるのか。
出雲さんは捜一と特命の橋渡しをしたり、場面、場面で、驚いたり、笑ってたり、憤ってたり、MOBのオーディエンス的な役割が、何気にはまってた。
冠城が青木の顔面に洗剤をかけるシーンで、隣で大ウケしてるのが可愛かった。
観て良かったです、たのしめました。
録画で観ています(コマーシャルは飛ばす)が、CMの入る切れ目に合わせて展開が進む、つまり、テレビドラマとしてのテンポがすぐれている、特に今回。
出雲麗音の出し方が、しつこくなくてピリっと効いている。
設定が苦味あり、相棒らしい。
刑事もヤクザも詐欺グループもリアル感。
権野監督の作品は、映像にかっこよさがあるから見ていて飽きない。BGMもテンポよく流れていたから、あっという間に一時間が過ぎた。
悪くもなく、特に驚くこともあまりなく、通常回の一発目としてはいい走りだしだと思う。
来週は小手毬さんのに関係する回。期待してみたい。
私は今回は、なるほど、といった感想ですね。可もなく不可もなくと言ったような。そうですね、一つだけ?と思ったのは、詐欺犯の事務所でたまたま流れたからと言って、詐欺で自殺した人のニュースを流し続けるかな?という事かな。やってる事はみんな分かってるのだから、出た時にチャンネル変えるか消すのでは?と思いました。
出だしは、コミカル調ではじまりました。起きてることは、
笑い事じゃないんですが。
ことのてん末は理解できましたが、尾崎さんは、そういう選択
しなくても、他に方法がなかったのかとおもいます。
と、言いつつ私の関心は「目利き」というスト-リ-
より出雲麗音の動向に行ってしまいました。
最初のガサ入れでもたついて、芹沢にどなられてました。
ふと、これが、逆の演出だったらと夢想したんですが
彼女は、肘を複雑骨折しているので、背負い投げなんか
したらダメですね。そういうシ-ンがあって 芹沢 唖然
の表情があったら、面白いかなと思った次第です。
捜査会議で冠城が、青木に洗剤吹きかけてるシーンは
反町さんのアドリブなんでしょうか。篠原さん自然な
笑顔でしたね。
予告編でも青木にじゃれついてる1シ-ンが見受けられ
ましたが、徐々に「相棒」にとけこんでいくのが楽しみです。
それから、小さな気づきなんですが、防犯カメラの日付が
11月1日になってます。もしかして、「目利き」は来週放送
の予定だったのかな。
次週は 小出茉莉さん絡みのお話。
「相棒」3代目女将として視聴者からの支持が今一つと言わ
れていますが、登場してまだ4話で、人物像がまだ見えて
ないのが要因だと思います。出雲麗音と同じで 徐々に
支持率 上がって来ると思います。
今回のこでまりさんをみて、口は堅いけど、しゃべれば
悪意なく滑るような人と印象が変わりました。
気になることを針少棒大にして、捻くれた見方をして
「相棒」を素直に楽しむという初心から、ちょっと離れて
いました。
私的な反省です。
起承転結の起から「僕は目利きが出来る」と三話のテーマを豪語してた元詐欺師で尾崎係長に自殺を止められ密偵になった酒井さん、結で「尾崎係長の真意を目利きできなかった」等のセリフで、実演販売員で頑張れたのに哀れさを感じました。「詐欺の天才」だとも言ってたように思いますが、自分が人を騙せるから、大切な人も信じられなくなったのでしょうか。尾崎係長も3年前密偵が殺されたのだから賄賂を受け取る前に酒井さんを保護することは出来なかったのか、生きていて犯人一網打尽していただきたかったです。
すみません結のセリフは右京さんです。
反町さんになってからの放送は野球中継に例えると「大きい大きい場外だ。場外です。でもファールではね。」ラジオ中継だと期待できるんでしょうけどTV中継だと無駄なアナウンスみたいな内容。やはりネタ切れ?
みんな思ってるんだから、このコメ自体無駄って思ってる人多いんじゃない。^^;
先程僕も拝見しましたが、そうですね~普通に面白かったですよ。
良くも悪くもなく、普通に流して観てました。
まぁ、良くあるパターンの展開でしたね。
それよりあのアメイジングウォッシュ(だったかな?)酒井さんが実演販売されていた商品は。
マジで欲しいと思ってしまいましたよ。
とにかく普通に楽しめたので、神森さんの次回作に期待してます。
来週はまだ少し先になるかと思っていましたが、こてまりの女将さんがらみの事件になるようですね。
児玉さんの脚本ですか。
楽しみにしています。
相棒らしい事件、と言えるのではないでしょうか。
右京がアメージングウォッシュにからみ、実演も粋です。
普通に観れたし、ただ、一定の明るさがあまりないというか、寺脇の時の笑える感じが少なかったのは、少し残念です。米沢もホッコリ笑うツボでしたし。
皆さん指摘のギスギス感、出し過ぎか?
亀山とイタミンが微妙にからみ、笑いになる、みたいな展開が初期シーズンではあり、やはり、ホッコリしましたが、新しい女性キャラも何か、青木も、スパイ感満載ですが、こてまりが唯一、少しホッコリシーンで。
陣川や、狩谷父娘の良さも、ホッコリ感で。
推理性もなく、ただスーパー天才右京が謎を解くのではなく、視聴者と楽しめる路線、視聴者目線がもう一手間、
欲しい作品でした。
中位か、中のやや上かな。
まあ、長いシーズン、レベルはまちまちでしょうが、
来週の芸妓話しも、楽しみです!
「プレゼンス」はあまり自分に合わなかったので、今回は面白く感じました。
「ギスギスしすぎ」という意見もありましたが、先の前後編に比べると全然マシでしたし、出雲さんも適度に活躍していたので、僕はあまり気になりませんでした。そのギスギスを「こてまり」のシーンで和らげて、女将さんの(それこそ)プレゼンスを高めようというスタッフの狙いもあるのでしょうね(来週も女将さんメインっぽいし)。
事件自体はそこまでオリジナリティー溢れるものではありませんでしたが相棒らしい終わり方でしたし、「相棒見たな」という前後編になかったアットホームな雰囲気を味わえたので満足です。
来週は児玉脚本。ここらで一発場外ホームランを!
ちなみに視聴率は16.3%でした。今期はかなり高めですね。
尾崎係長の自殺が結論でしたが、その背景には、考えさせられるものがあります。尾崎さんの元で探りを入れていた酒井さんでしたが、詐欺集団の黒幕を逮捕してほしいという焦りが、先走った行為、さらに黒幕の兵頭から尾崎さんに忠告がかかる。これでは、折角の地道な捜査も水泡となるのでしょうね。酒井さんを守る(過去には自殺を思いとどまらせたこともあるのですから)ためにとった事が残念でありません。
酒井さんは、自らの詐欺行為で他人の命を奪ったという贖罪があったわけですが、必要以上に正義感に走らなくてもよかったことに気付くべきだったのだと思います。
多くの方がおっしゃるように、酒井役の山本浩司さん。Season9「ボーダーライン」柴田役以来のご出演だと思いますが、本作もまた、実演販売員、詐欺師、にせ警察官の3役を好演されよかったと思います。
小ネタ的には、アメージングウォッシュを見て、角田課長の掃除の話。恐妻を嘆いたり、右京さんのバツイチを語って雰囲気が悪くなり逃げるのがいいですね。
捜査一課の出雲さんですが、伊丹さん、芹沢さんとはまだ距離があるようですね。新しい「トリオ・ザ・捜一」になるのはいつの事でしょうか。
やっと観られました。
重苦しい話でしたが、早速そんな話でも笑えたシーンと、あれって思ったシーンを幾つか。
(笑えたシーン)
・冒頭で川俣しのぶさん演じる詐欺被害者・三好由紀子がマンションから飛び降りようとした際の右京の物言い(アナタが飛び降りたことでこのマンションは事故物件になっちゃいますよって警察官として以前にこの言い方は流石にひどいとも思ったが)
・青木にアメイジングウォッシュを噴霧した亘
・自身の周りは結婚に失敗してる人ばかりと悪態をつく亘
・及川いぞうさん演じる二課係長・尾崎徹とキンタカオさん演じる蠍龍会幹部・兵頭武史が繫がってる手柄を挙げたにも関わらず周囲から褒められない青木
・解決編の右京の大根役者よりひどい実演販売
(あれ?って思ったシーン)
・また亘のスカイラインがハイブリッドモデルに戻ってる(オープニング後、山本浩司さん演じる実演販売士・酒井直樹がいるスーパーに特命係が訪問するときに映った亘のスカイラインと思われる車の右フロントフェンダーに「HYBRID」のエンブレムがあったことから)?
・芹沢のキャラが麗音が来てから明らかに粗暴になってないか?
・ベンチで会話してる特命係はあれはソーシャルディスタンスを保ってるのか、にしては距離が若干近くないかと思う
・駆け込み寺ドットコムのパソコンから詐欺のデータを削除しようとした際に見えたのだが、「削除しますか?」をわざわざ英文で書くのも詐欺の手口と考えていいのか?
以上、笑えたシーンとあれ?って思ったシーンでした。
結果的に兵頭が捕まったからいいものの、酒井の誤解から尾崎が自殺してしまい、蟠りが残ったまま尾崎に自殺されてしまった酒井の心境も分からないでもないが、そこら辺の様子を酒井は最後までみてもよかったのではないのか、そう思うと残念でならない、このようなバッドエンドは個人的にも残念です。
次回は早くもこてまりさんメイン回ですか、どんな話になるのかが楽しみです。
良かったです。
中盤から、酒井(山本さん)が消されてしまうのではないかと内心ヒヤヒヤしてしまっていましたから、殺されないまま結末を迎えホッとしてました。
これまでにも詐欺被害者の自殺を描いた作品はありましたが、酒井が死なせてしまうには惜しいキャラクターに描かれていて、これもまた相棒らしくもあるかな?と思いました。
ちょっと苦い終わり方でしたが、それもまた味になりました。
ただ、おっしゃる通り
今季は怒鳴りドラマ増えましたね。
先日『七人の秘書』第一話をなんとなく観てみたのですが、怒鳴りシーンだけでなく悪事を社員の見守る中これ見よがしに暴くパターンまでがあり、結局ハヤリモノ銀行ドラマを真似してるのかと興醒め…もう見なくていいなと思いました。
もちろん相棒は観ますよ。
出演者数名同時の怒鳴りシーンだけは勘弁。
あれは歌舞伎役者さんならではの掛け合いで成立している演出法かと。
培われた伝統芸能はさすがです。
それはそれ、相棒も長寿ドラマ。
他のドラマを真似する必要はないですよね。
捜査一課と二課の露骨ないがみあい、何なの、あれ?
ギスギスどころじゃない、ヤクザの出入り、それも最下級の
チンピラ同士のゲスな脅しあいみたいで、見ちゃいられなかった。
これは絶対、プロデューサーのせいだと思いますね。
脚本家や演出家レベルの問題じゃないと思いますよ。
なるほど、流行りのゲスな銀行ドラマの影響ですか。
だとしても、どうして『相棒』がそんなもの、取り入れなきゃ
いけないんですかね? あっちはあっち、相棒は相棒でしかないんで、
水と油になるだけでしょう。それでも入れたいのなら、最低でも、
相棒ならではの加工とひねりが必要でしょう、当然です。なのに、
ただ持ってきて突っ込んだだけ。面白くなるはずがありません、当然です。
しかし、『七人の秘書』にまで及んでるとなると、これはもう、
一種のビョーキですね。悪貨は良貨を駆逐する、そういうことです。
過去のいい話やいい展開、そういうものの切り張り、デジャヴ的な
まとめの印象が濃いですね、今回は。「殺す必要はなかったのです」
ラストのこれだけでも、ああ、あれとあれと、これも、いくつも過去の
名作が思い浮かびます。まあ、これだけの数を作ってるのだから
仕方ないですけど。ただ、それだけじゃない、どこかその、緩いというか、
握り切れていないおにぎり、そんな感じもします。詰めが甘いというか。
それも、コロナ禍のせいでしょうか? 残念ですが。
神森さんって相棒らしさを出すのが上手く、一つ一つのアイディアもとても良いと思うのですが肝心のストーリーが練りきれていなくて中身があるようで実は薄い話ばかり書いているような気がしていつも惜しいなーと。
エピソードの設定のみを担当した脚本協力のようなポジションだと大いに輝きそうだと個人的に思っています。
加えてギャグ回とかを担当したら意外とハマりそうな気がしますので、これからどのように活躍していくのか注意深く確認したいと思います。
山本浩司さんをキャスティングした時点で、「ボーダーライン」意識してるでしょ。
絶対ハッピーエンドにはしねーぞっていう気概を感じます(笑)
”目利き”を自負する酒井が、実は一番大事なものが見えていなかったという皮肉で終わらせるあたり、まあまあ狙い通りかな、と。
★★★☆☆
season18まではかろうじてごまかされてた神森脚本の支離滅裂さが本格的に浮き彫りになったのをひしひしと感じる回。
キャラクターたちの使い方も合ってるようでどこかずれてるように思えてならない内容と言わざるを得ないかな。
キャラと出演者だけで何とか形にしているとしか思えない駄作。
まずアメージングウォッシュの概念がよく分からないし。
ファンタジーなのかリアルなのかはっきりしない感じがもどかしい。
こちらは改めて観ても、上っ面だけ相棒らしくしているだけの作品という印象は変わらず
終始「は?」な展開で、やはり神森万里江さんの脚本はかなり雑だと思います。
そのなかでも特にこの回は
アメージングウォッシュやら事件の全体像やら
どの点を見ても何がしたいのか分からず
適当に書いたのではないか?と疑ってしまうレベル。
これならまだ過去に作られた駄作エピソードのほうが一つや二つぐらいは印象に残るものがあったと思えるぐらいに。
杉下右京の個性: 8/10
冠城亘の個性: 6/10
その他キャラ: 7/10
小ネタ: 8/10
題材: 7/10
セリフ: 7/10
構成・テンポ: 7/10
カット・撮影: 7/10
音楽の使い方: 7/10
ストーリー: 6/10
総合: 70/100
実演販売の元詐欺師が尾崎さんの名誉と詐欺集団の撲滅の為にアメージングウォッシュを使い自殺を他殺に偽造したこと。そして尾崎さんが検挙の為に必死に操作を続けたことが右京さんを操作に引き寄せたこと。彼ら2人の通じ合っていた信念が事件解決の手引きになったことに運命の性のようなものを感じる面白い回でした。
山本浩司さん、今回は就職できても、幸せになれないか。もし3回目の出演があるとしたら、コメディー回であってほしい。今度こそ幸せになってほしい。