脚本:戸田山雅司 監督:橋本一
ゲスト:七瀬なつみ、小林隆、菊池隆則
レストランのイベント中、オーナーの川端敏臣が非常階段で転落死を遂げる。
同階のトイレが清掃中だったため、別の階に行こうとして足を滑らせたらしい。
しかし、ゲストとして会場にいた杉下右京と亀山薫は、同階のトイレに清掃員が見当たらないことや、
細工を階段に見つけ、事故説を否定する…。
脚本:戸田山雅司 監督:橋本一
ゲスト:七瀬なつみ、小林隆、菊池隆則
レストランのイベント中、オーナーの川端敏臣が非常階段で転落死を遂げる。
同階のトイレが清掃中だったため、別の階に行こうとして足を滑らせたらしい。
しかし、ゲストとして会場にいた杉下右京と亀山薫は、同階のトイレに清掃員が見当たらないことや、
細工を階段に見つけ、事故説を否定する…。
細かいことを言いましたが、当サイトへのコメントは大歓迎です。初めての方もお気軽にお書込みください。
ドラマの中にある「未必の殺人」を立証するのは、それを実行した犯人の自供のみとは何とも重く苦しい事件だと思いました。ほんのイタズラのつもりでした事が後で大事に至ったり、嘘を隠すためにまた新たな嘘をつき、それを隠すのにまた新たな嘘をついて最後にはボロが出てバレてしまう事、前者も後者も我々の身近によくある事ですね。
状況が変わり、犯人は作戦変更。
可能性は低いはずだが、偶然が重なり、見事殺人成就。
ミステリーの世界には、ご都合主義というのがあり、
本来なら、本作はまさにそれに相当する。
でも最後に、犯人は、いたずら程度のつもりで実行した、と供述する。
これならご都合主義にならない、
と脚本家が言い訳しているようにも聞こえる。
それでも、なんとなく納得したし、
犯人がとった心理作戦もおもしろく、結果的には楽しめた。
この作品もなかなか面白かったです。
テーマは「未必の故意」ですか。
確かに課長の言うとおりにそれを立証するのはなかなか難しいかも知れないですね。最後に今回の犯人、野崎春菜さんは自首して来たからいいようなものを、そうでなければ右京さんたちはただ単に彼女の殺意を証明しただけで終わるところでしたね。
今回の僕のツボは「余計な事しかしない特命係の亀山~!」の伊丹さんのセリフと、また伊丹さんも元歌手の野崎春菜さんの熱烈なファンだった事実が面白かったです。指摘した芹沢くん、すぐに叩かれて痛そうでしたがいい音がしてました(笑)。亀山くんも以前に橘亭青楽さんの妻の元アイドルの荻野美奈子さんのファンでしたし、伊丹さんと亀山くんって本当に似た者同士だと思います。
あと右京さんと亀山くんのラーメン屋のシーン、右京さんのラーメンをすする姿は必見ですね。また今回はたまきさんは出番が多かったのもいいですね。
「花の里」で美和子さん抜きの三人がいると、僕はつい「刑事貴族」を思い出します。本庄慎太郎+青木順子+藤村亮みたいで懐かしいです。
今回は以上かな。
足を滑らかせるような事件はびっくりしました。普通は足を滑べったと怪我をするはずです。
再コメントします。伊丹刑事の熱狂的なファンである野崎春菜が出ていた。このシリーズはまだ見てないけどいつか放送してほしいです。楽しみにしています。
本作は、たまきさんのお手柄でしたね。たまきさんの「男女の機微(右京さんの食べ物の好き嫌い)」「チャイブのハーブソース」から、野崎春菜さんが、事件に関与していることを確証し、未必の故意にたどり着けたのですから。
未必の故意と殺人との差と、未必の故意の立証を知る、大きなテーマを持った作品でした。とはいえ、ふざけごころが、結果的に、対象者を死に至らしめたのは、想定外だったのでしょう。
川端さんを、ないものをあるように誘導した手口は、後発のSeason8「マジック」でも使われましたね(こちらの方は、角田課長もコーヒーで騙されましたが)。
この頃は、本作の七瀬なつみさん、16話の「天才の系譜」の不破万作さん、Season5「イエスタデイ」の林泰文さんと「おみやさん」のレギュラー陣がゲスト出演されていますね。ちなみに、片桐竜次さんも、両ドラマにてレギュラー出演しています。
「未必の故意」これを証明するのは間違いなく難しい。
この話はそれを深く描いている。
それを右京さんはやってのけようとしていた。
しかしあの方法で死んでしまう可能性は確実に低く、偶然もかなり重なっていて、とてもよく考えられた計画とはいえない。
たどりついた結果として野崎春菜さんは川端さんに強く怒りを覚えていたものの殺すつもりはなく、少し痛い目に合わせようというほんのいたずら心で実行したというもの。
これで全て納得がいく。本当に見事だと思います。
無理に野崎さんに罪を認めさせるのではなく
「全ての罪を認めるかどうかはあなた次第です。」と言い残して彼女自身に最後の判断を任せたところは
特命係の二人らしさがとても表れているような気がしました。
このまま今までのようにとても美味しい野菜を作り、レストランのシェフ、それにたくさんの人たちに提供して過ごしていくことも出来たはずだが
善人すぎる彼女は自首をした。
最後に畑を眺めているときの表情がとても切ない。
本当にこれで良かったのか?と思える少し悲しい終わりかたでとても心に残るエピソード。
そして七瀬なつみさんの可憐さがまたとても良い。
元アイドルという役柄がとてもハマっている。
シェフ役の小林隆さんや川端役の菊池隆則さんの演技もとても良かった。
他にも
右京さんや亀山くんの食べ物の好き嫌い、野崎春菜さんにレシピを教えてもらって作ったたまきさんの料理などが真相を解き明かすカギになったのもまた素晴らしい。
右京さんの言うように酢豚のパイナップルの存在理由は本当に分からない(個人的に)
亀山くんと同じくアイドル野崎春菜の大ファンだった伊丹刑事
など見所がたくさん
このコメント欄は、緑の殺意のコメント欄ですが、コメントさせて頂きます。皆様初めまして、たこ焼きパーティーと申します、宜しくお願いします。久しぶりに緑の殺意、最後の着信、アゲハ蝶、殺人セレブ、DVD借りて視聴しました。4作品とも傑作でした!最後の着信には、桐谷健太さんがゲスト出演されていたので、貴重なエピソードですね。殺人セレブには野村真美さんがゲスト出演されていました。野村真美さんは本当にお綺麗な女優さんですよね。他、緑の殺意には七瀬なつみさん、小林隆さん、最後の着信には中西良太さん、皆様本当に素晴らしい役者さんでした。
相棒おなじみのBGM「真実の翼」が流れ、野菜畑を眺めるラストシーンが切なくて寂しく悲しい思いが胸にあふれてきます。
ですがこの強い余韻もまた、この回を良作にしている大きなポイントなのは間違いないですね。