脚本:砂本量・瀬巻亮犬(須藤泰司) 監督:和泉聖治
ゲスト:小日向文世、山下容莉枝、奥貫薫、高橋一生
村木重雄は自殺前、すべての事件を自供していた。
しかし、家宅捜索では、最初の事件から数えて7件分のピアスしか発見されない。
焦る捜査一課は、共犯者を妻の順子とにらみ、血眼の捜査を開始する。
一方、杉下右京は、まったく別の角度から犯人像を推理し始める…。
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2012年の再放送で3話だけしか見なかったのでようやく前後編は私の中で完結しました。この2編は相棒シリーズの中でも珍しくCG多用の神秘的な作りですね。
小日向さん演じる人物がとても分かりにくく描かれどこまで非人間的に創作しようとしたのか理解しづらい。
犯人に自身の殺戮の過去を吐露するところは説明的に過ぎ、非人間的なところと差がありすぎるとも思った。ここは犯人のモノローグで良かったように考えました。
第5話の登場人物の中で日高鮎子役の女優さんの名前が知りたいのですが、
判るでしょうか。教えてください。
>T.A さん
公式サイトに載ってますよ
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_04/
故・砂本さんの最後の作品ですね。
見応え充分、内容の重さ充分、また暗さ充分、
サイコ適展開、不気味さ充分、されど面白さ充分って感じで僕は結構この前後編は好きかな。
後、聞き慣れない『ウインパティオル』の言葉の意味が『支配』であって、それを連呼しながら自殺した村木茂雄の怪異、またその上を行く奥さんの存在感、助手の安斉直太郎の恐怖、内田美咲先生の苦悩、すべてにおいて全く無駄がないキャラの扱いだと僕は思いました。
やはりさすがは故・砂本さんの作品ですね。キャラ使いが上手いです。
最初に観た時は影の実行犯はてっきり内田美咲先生かと思いました。
一見、優しい風で甘いマスクの安斉直太郎だったとは・・・。
また最初と最後に登場した佐古(元)巡査の再登場も嬉しかったですね。すっかり忘れかけてましたね。season1「下着泥棒~」の回以来でした。
訂正、
村木茂雄の字が間違ってました。
正しくは村木重雄でした。
失礼しました。
複雑な思いを描くシリーズでしたね。気持ちがなかなか伝わってこないと感じます。
この作品は「相棒」シリーズの中でも個性的なものです。ここまで犯人が殺人鬼的なキャラなのは珍しい。しかも犯行を繰り返すだけではなく、隠蔽に気を使うなど右京さん好みな犯人です。
村木夫妻、そして美咲先生と助手、皆個性的で闇を抱えてる魅力的な面々。共犯者の絞り込みが遅れるのも仕方ないと思えます。
前後編で見られる佐古さんの絡みは、シリーズ物の特権であり良いお話でした。
それにしても美咲先生は、もっと杉下警部をデートに誘うべきです。美味しい食事に犯罪心理学の授業が付いてくるのですから。再登場期待しています。
ここまでいろいろと思い切った作品は少ないので、ぜひ最近のファンにも観て頂きたいと思います。
コメントします。昨日と今日でこのシリーズの再放送があるけどね〜私は見れないので残念です。でも好きなツボは時代は芹沢か〜と伊丹さんが言ったところです。
結論から言うと、内田先生の身近に連続殺人犯はいた。しかも、自身の助手である安斉が村木の後を引き継ぎ、犯行に及んだ。
内田先生は、精神科医、犯罪心理学者として、本件に失望感もあったものの、この出来事を糧に新たな課題に向かう姿勢が素晴らしく思いました。
終盤の屋上でのシーン。安斉助手もまた飛び降り自殺を図りましたが、村木の二の舞を避けたい特命係の執念と右京さんの安斉助手への激昂が印象に残ります。
砂本さんの最後の作品は、だれにでもある「悪い心」「良い心」これを自らがいかに制御できるか、私たちに問いかけているのでしょうか。
久し振りに観ました。
砂本さんの異色作ですね。非常に面白い!
(前編に続き、此方が後編…)
そして、
此方が、砂本さんの、相棒、最後の作品…
若くして亡くなられた事、本当に悲しく、残念です(今頃ですが…)
もっと相棒に携わって欲しかったですね!
(素晴らしい人は早く亡くなられるんでしょうか…という事は、私は長生き??…苦笑)
そして、この作品を引き継ぐ形で、櫻井さんが、S、5の5話、「悪魔への復讐殺人」を書かれたんですね。
これまでに14作品、書かれてて、殆ど好きな作品ばかりですが、特に好きな作品は、
S、1の6 死んだ詐欺師と…
S、1の9 人間消失
S、2の4 消える銃弾
S、2の6 殺してくれとアイツは言った
これらは、何度も観ました。
此方、今日、再放送されたので、ちょっと書いてみたくなりました。
どなたかのように、砂本さんの事、上手く書けませんが…
此方の感想とは少し逸れてしまい
すみませんでした。
砂本さんが脚本に関わった最後の作品。
数多い相棒の話のなかでもこの回は犯罪者の心理にとことん深くせまっていてかなり興味深い。
小日向さんが連続殺人犯を演じているということでとても説得力のある作品になっているように感じる。
山下さん、奥貫さん、高橋さんの演技もまた素晴らしい。
作中で村木が話していた殺人を行っている理由として「女性が涙を流す表情を見たいという欲求、片耳のピアスを持ち去る行為は征服を意味していて、それを妻に与えることは支配下におさめたということをあらわす。」
連続殺人犯の心情なんて案外こんなものなのかもしれないですね。
ごく普通の人のなかにも悪に魅了され、自制心を失い、
自分のなかに眠っていた怪物が解き放たれたその瞬間、
いとも簡単に殺人犯になりうるということも描かれているように思う。
実際に村木重雄に魅入られ、彼の連続殺人を受け継ぎ、快楽として三人の女性の命を奪った安斉直太郎がそうなってしまった人物であり、
殺人犯の心理に深くよりそっても誰より強い自制心を持ち合わせていてそうはならない右京さんと内田先生の二人と対比されていたようにも感じる。
右京さんが最後に身近にいた連続殺人犯の存在に気付かず何も出来なかったと嘆く内田先生に言ったように
「人はいかに悪の魅力から回避できるのか?」を考え
この答えがいつか見つかることを願いたい。
そう強く思った後味の悪すぎる事件。
他に
被害者の遺留品であるピアスをずっと持っていた佐古さんの存在
安斉直太郎の自殺を阻止した亀山くんの活躍
米沢さんの高所恐怖症など伏線も見事
で何度視聴しても見ごたえのある前後編エピソードです。