脚本:古沢良太 監督:和泉聖治
ゲスト:鈴木杏樹
特命係の杉下右京と亀山薫は、路上で車が故障し立ち往生している月本幸子を偶然見かける。
空港に急いでいるという幸子を、送ることになる右京と薫。
しかし、2人が警察官だと気づいた幸子は急に落ち着きを無くし、途中からリムジンバスに乗ると言って車を降りてしまう。
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すごく好きなエピソードです。鈴木杏樹さんのリンとした美しさ、バスの中で彼女の不運な生い立ちを聞くときの右京さんのクール&ウォームな表情、単身街金に乗り込むカメさんの肝っ玉。音楽もよかった。あと西荻窪が舞台なのも好きな理由。
ただ、一つ不満があって、それはラスト。「つきがない」では済まされないくらい不幸な彼女(だって旦那が殺されてるんですよ!)には、もっと幸福なエンディングでもよかったように思いました。
右京さんが幸子に言った「どんなに不本意な人生でも、逃げ出さずに立ち向かうことでしか本当の人生を手に入れることなどできません。あなたならそれができるはずです。」という言葉がとても心に残っています。ちょうどこの回が放送された時、私自身も幸子のようにどん底だったからです。まるで自分に言われているような、そんな気持ちになったことを覚えています。この言葉がなかったら、今の私は存在していなかったかも知れません。とても好きな回です。
シーズン4の最優秀作だとおもいます。成田までの時間と戦い
が、スリリングでよかったです。バックグラウンドに流れる
音楽もぴったりでした。
全シーズン中でも私的ベスト10に入るだろう。
幸子さんが花の里の二代目女将となった今(シーズン11)と、比べるのもよし。
乗車の際,リムジンバスの運転手の腕から先しか映っていないのが意図的に顔を映さないようにしているように感じられ,この運転手がなにかからんでくるのかな,おなじみの誰かなのかな,などとかんぐってしまいました。
これぞ相棒といった感じの秀作。
「ついてない女」とタイトルにあって月本幸子自身もそう言ってますが結局この人、「ついている女」なんですよ。だってここで右京さんと出逢ったからこそ二代目「花の里」の女将になれたのですから。
この回も傑作ですね!でも、バスだと成田までこんなに時間掛かるんでしょうかねぇ?脚本の古沢さんって刑事か探偵?有るべき所に無い物、無い所に有る物、痕跡が無いのなら痕跡を消した痕跡が有るはず…とか書けないよなぁ❗脚本家って凄い。
再コメントで失礼します。幸子さんの初登場にして私の大好きな話なのでこれまでも(このサイトに出合う前にも)7回ぐらいは見たと思います。やっぱりいいですよね~、死体さんが登場しない話は。幸子さんも危うく殺人犯になるところ救われましたし。幸子さんメインの回は不思議と死体さんが出ないんですよね。果たしてこの先、幸子さんメイン=無死体の方程式は続いていくのだろうか?幸子さんメインの回がseason13以降あるかどうか期待して待ってます。もしどなたか話を作って下されば、その時は幸子さんと吉井春麗さんとの感動的な再会を果たす話がいいですね、出所してお父さんと親子で日本で中華料理店を経営して頑張っているところに偶然に右京さんと幸子さんが現れるみたいな。もちろん無死体無逮捕者で。なにせ無逮捕者までいくとseason2の「神隠し」以来無いと思うしね。逆に幸子さんの「花の里」に吉井春麗親子がひょっこり顔を出すなんかもいいかも。何せ「花の里」と言えば右京さんたち特命係とそれに関わった人以外のお客はほとんど皆無で売上が(経営が)成り立っているのが不思議なくらいですから。そんな事を想像しながらまたこの「ついてない女」を見てしまいました。内容とはあまり関係なかったですね、すみません。
全話観た中でも、一番好きな話です。右京さんと亀山は、幸子さんにとっての英雄ですね。
空港で右京さんが幸子さんの腕を掴むシーン、素敵でした。脚本・映像ともに。
右京・亀山の連携も抜群ですし、幸子さん(鈴木杏樹)の演技も色気があって魅力的で(むしろ花の里の中での幸子さんには違和感を感じます。彼女は、「〜しないで.」と言う時の「.」、「ついてますか?.」みたいな……なんというのかな、喋り方の中の歯切れの良い余韻が魅力的だったから)、脚本は矛盾がない上にスピーディでテンポも良く、言うことありません。
右京さんの偏執的に自分の推測を信じるところ(だって普通、一体誰が血のしみのついたズボンとベンチコートと車内でのわずかな会話だけで、成田行きのバスの中まで月本さんについて行こうと思うでしょうか?)と、それをほとんど疑わずに全力でサポートする亀山や米沢という、互いが互いを信頼して補い合っているこの図が私は羨ましくもあり、肝のあたりから痛快にも感じるのです。
「相棒」の中でも印象に残った回です。
特に最後で、たまきさんが花の里で語った台詞が印象に残りました。
『どんな出来事にもいい面と悪い面が両方あって、いい面を見て笑うのか、悪い面を見て嘆くのか。ツイているとかいないとか感じるのは、心の持ち方の問題』
あいだみつを氏の「幸せはいつも自分の心が決める」にもつながる秀逸の言葉と思います。
これも超好きな回です。
思えば幸子さんジェンドはここから始まったんですね、懐かしいです。名前も月本の月は「ツキが有る無いのツキ」で、幸子の幸も名字に対して皮肉的にも思えました(失礼)。この時の幸子さんとseason6の幸子さんはカッコ良かったのに、「花の里」女将になってからどうして「天然キャラ」に変貌したんだろうか?
またいつかカッコいい幸子さんのストーリーを観てみたいです。
あと個人的ですみませんが、水槽から逃げた大蛇のくだりは余計だったかな。
ごめんなさい、レジェンドのレが抜けてました。
今ならば、羽田もあるけれど、当時は成田だったんですね。
成田までいくら渋滞にはまっても、そこまで時間はかからないぞという突っ込みは置いておくとして、切迫感や二人のコンビネーションが楽しめる良作だったと思います。
好きなエピソードの1つです。
先に感想を投稿された方々も書いておられますが、右京の幸子へむけたセリフ、たまきのセリフが本当にいいですね。
色々嫌な事、辛い事があってネガティブな思考になりがちですが、そんな時はこの言葉を思い出すようにしています。
しかし、まさかシーズンをまたいで続編が作られて、花の里の女将になるとは当時は誰も思わなかったはず!
やっぱり、古沢さんも復活希望ですね。
先々日再放送され(今、シーズン4再放送中)またまた見てしまいました。
いや~実に面白い!
バスの中での相変わらずしつこい右京さんに、大爆笑…
薫ちゃん、やっぱいいわ~
シーズン4の中での秀逸作品の一つですね。
古沢さん、今シーズン、せめて一話だけでも、是非是非書いて下さい(願)
「どんなに不本意な人生であったとしても、逃げ出さず立ち向かうことでしか、本当の幸せを手に入れろ事はできません。あなたにはそれができるはずです。」右京さんが幸子さんに掛けた言葉です。
この言葉があったからこそ、幸子さんの幸運と活躍は今日も続いているのだと思います。
負傷した城代金融の向島を探すために、亀山さん、相当苦戦しましたね。しかも、台所の床下収納の上にあったトラの敷物を見逃し、しばらく経ってから気づきました。右京さんとの捜査能力の違いでしょうか。それでも、最後は城代金融の田村さんと、呉越同舟になってでも事件解決(向島も無事救出)に至るのがよかったと思います。
はじめまして、この回、自分も10回以上は観ている大好きな作品です。
月本幸子って名前でついていないなんて、遊び心のある脚本なのに、内容は実に良く練られていて起承転結が完璧に書けている。最後に向島が死んでなくて、「あなたついているじゃありませんか」という落ちは素晴らしく面白かった。
でも、幸子さんの後釜の女将さんは誰になるんでしょうか?season18には花の里どんな形で出て来るんでしょうか?心配です。
右京さんと月本幸子さんがバス内で繰り広げる会話劇に
事件解決のため必死に町を駆け回る亀山くん
と携帯電話のみでやりとりしお互いに最大限の能力を発揮する二人の姿など
緊張感のある展開が非常に楽しめて、数多い相棒のエピソードのなかでもかなり面白い作品。
右京さんが空港のゲート前で「どんなに不本意な人生であったとしても逃げ出さず立ち向かうことでしか本当の幸せを手に入れることは出来ません。あなたにはそれが出来るはずです。」
そして取り調べ室では
旦那さんの復讐として銃で撃った城代金融の向島がまだ息のある状態で亀山くんに発見されたことと
さらに我々二人(特命係)に出会わなければさらに追い込まれた状況になっていたということを告げ
「あなたついてるじゃありませんか・・・・。」と幸子さんを諭すシーンもとてもいい。
Season17「漂流少年~月本幸子の決断」のラストを見てから視聴すると右京さんと幸子さんの出会いなど本当に感慨深いものがありますね。
花の里にてたまきさんが口にした「人生はついてるとかついてないとかそういうのじゃないと思うんです。どんな出来事でも良い面と悪い面が両方あって
良い面を見て笑うのか、悪い面を見て嘆くのか。けっきょく心の問題だと思います。」というセリフもまた深く印象に残る。
やっぱり右京さんが説得する場面が多いのは心打たれますね。のちの「待ちぼうけ」もそうですが。月本幸子さん初登場でこの時点ではのちの花の里女将になれるなんて誰も設定してなかったし本当に、ついてない女では無くなり、羽ばたいて行きましたね!麻薬絡みだったので角田課長や捜査1課皆さん総出で構成が素晴らしい!羽田空港迄の薫さんの活躍ハラハラしました。バスを降りる時、座席を立たず幸子さんを引き止める右京さんのお人柄が大好きでした。
スミマセン!成田空港でした。
小さなことが気になって、犯人をネチネチと追い詰める。
このパターン、大好物ですよ。
でも今回の右京は、国外逃亡を図ろうとする犯人に対して、妙に優しい。
相手を思いやっている感じすらするのですが、なぜなんでしょうねぇ。
早い段階で、なんとなく事情を察したから?
相手が美人だったから?(笑)
鈴木杏樹さんを演技派女優だと思ったことは一度もないのですが、
取調室で「あなた、ついてるじゃありませんか」と言われた後の、
うれしそうな、晴れやかな顔。最高です!
観ているこっちまで救われた気分になります。
★★★★★