脚本:櫻井武晴 監督:森本浩史
ゲスト:大寶智子、三輪ひとみ、西田健
人気ドラマのクランクアップ直前、何者かが撮影所の爆破を予告してくる。
撮影は中止。厳戒態勢が敷かれるが、結局、爆破は起こらなかった。
その代わり、倉庫で盗難事件が発生。
捜査に出向いた特命係の杉下右京と亀山薫は、立ち入り禁止の倉庫内でドラマスタッフの南早紀を見かける…。
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パワハラ(一部セクハラ)、復讐劇、ブラック企業のような話の中、蕪木さんが弔辞にて、亡くなった林制作部長との友情話に救われました。
本作で蕪木さん、林さんが着用した腕時計は、シチズンの「レオパール8」ですね。
1970年代前半に製造された機械式(自動巻き)時計で、12時位置にある扇形のデイデイト表示が印象的でした。
この時計が登場した数年後、クォーツ時計が普及し、右京さんじゃなくて、水谷豊様は、シチズンのイメージキャラクターとして、CM出演されたのを思い出します。
この話はちょっと犯人に同情できるポイントがなさすぎる。
ただひたすらに身勝手で自分本位な動機。
この回はどうも僕好みではなかったです。
ただ一点だけ、
最初と最後に登場された警備員のおじ様が良い味出しておられたとは思います。死体発見した時の驚き方が面白かったです。両手を上げて「ギャーッ!」って(笑)。
小品ながらも秀作の多いラスト前ですが、本作は駄作の部類でしょうか。
エンディミオンさんがおっしゃった、警備員のおじ様は、でんでんさんですね。本作以外では、Season8「背信の徒花」では犯人(官僚を殺害した老人ホームの所長)役を演じていました。
本作、林氏を殺害した曽根さん、仕事優先で何の反省もなく、逮捕の引き伸ばしを求める行為にあきれました。
仕事に没頭するあまりに人としての大切な部分を見失ってしまう犯人のパターンの話ですが、凡作な印象です。
犯人が仕事に懸ける情熱というか信条というか背景が描かれているとか、トリックなど展開にひと工夫が欲しかったです。
でんでんさんや西田健さんは良かったですね。
その西田さんが久々に相棒に登場で来週は楽しみです。
今日の再放送を見て、感動的なシリーズでした。最後のエンディングであの女性プロデューサーが犯人として逮捕された。仲間たちが逮捕されたのは、あくまで参考人扱いは捜査一課として何とも言えない状況。ドアを開けた時の伊丹さんが面白くなった。邪魔されたらどいてくださいと思って言ったかも。
最後に明かされた殺しかたの酷さがやたらと記憶に残る。
犯人もわかりづらくて推理ものとしても見ごたえあり。
制作部長の自業自得でしょ。
仕事に人生を費やしてきた人に対して「だから女は嫌なんだよ」的な差別発言するのはダメでしょ。
加害者が可哀想な話。